この節では、Oracle CEP Visualizerで実行できる一般的なサーバー・タスクとドメイン・タスクについて説明します。
Oracle CEP Visualizerは非常に自明かつ直感的であるため、ここではすべてのタスクについて説明することはせず、最も一般的かつ典型的で、かつ他の似たタスクも類推可能となるようなタスクについてのみ説明します。
この章では次を説明します。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、様々なサーバー管理タスクを実行できます。具体的には次を管理できます。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーにデプロイされたアプリケーションおよびアプリケーション・ライブラリを表示できます。
詳細は、次を参照してください:
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのアプリケーション・ライブラリの管理に関する項
Oracle CEPでは、HTTPサーブレットや静的リソースをデプロイするためのJava Webサーバーとして、Jetty(http://www.mortbay.org/jetty/
を参照してください)がサポートされています。
Oracle CEPにおけるJettyのサポートは、バージョン1.2のOSGi HTTPサービスに基づいています。このAPIは、javax.servlet.Servlet
オブジェクトに実行時リソースと静的リソースを動的に登録したり登録解除したりする機能を提供します。
Oracle CEPでは、アプリケーションがどのような優先順位で作業を実行するかを構成できます。ユーザーが定義したルールと実際の実行時パフォーマンスのモニター結果に基づいて、アプリケーションのパフォーマンスが最適化され、サービス・レベル・アグリーメントが維持されます。ワーク・マネージャを定義して、アプリケーションに対してルールや制約を定義します。
詳細は、次を参照してください:
『Oracle CEP管理者ガイド』のOracle CEP用のJettyの構成に関する項
『Oracle CEP管理者ガイド』のJettyワーク・マネージャに関する項
Oracle CEPは、Java Management Extensions (JMX)仕様に完全に準拠した標準ベースのインタフェースを提供します。ソフトウェア・ベンダーはこれらのインタフェースを使用して、Oracle CEP MBeanをモニターし、Oracle CEPドメインの構成を変更し、ドメイン内のすべてのサーバー・インスタンスへのこれらの変更の配布(アクティブ化)をモニターできます。
Oracle CEP Visualizerとwlevs.Admin
コマンドライン・ツールの両方は、JMXを使用してサーバーに接続します。ただし、これらのツールや一般的なJMXインタフェースを使用するには、config.xml
ファイル内にJMXの構成情報を指定してOracle CEPを構成する必要があります。
詳細は、次を参照してください:
『Oracle CEP管理者ガイド』のOracle CEP用のJMXの構成に関する項
Oracle CEPではリレーショナル・データベースへのアクセスのためJava Database Connectivity (JDBC) 3.0がサポートされています。
JDBC APIは、このAPIをサポートするデータベース・サーバーや他の種類の表形式リソースに接続したりそれらと通信したりするための、ベンダー中立な標準メカニズムを提供します。JDBCのjavax.sql.DataSource
インタフェースは、ドライバによって実装されるデータベース接続ファクトリを指定します。DataSource
オブジェクトのインスタンスは、アプリケーションがデータベース接続(java.sql.Connection
のインスタンス)を取得する際に使用されます。アプリケーションは接続を取得した後、SQLコマンドを送信したり結果を受信したりしてリソースとの通信を行います。
詳細は、次を参照してください:
『Oracle CEP管理者ガイド』のOracle CEP用のJDBCの構成に関する項
Oracle CEPにはアプリケーションがメッセージをパブリッシュすることのできるHTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバーが含まれています。アプリケーションにより特定のチャネルにメッセージがパブリッシュされ、他のアプリケーションはこのチャネルをサブスクライブして、パブリッシュされたそれらのメッセージを受信できます。
Oracle CEP HTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバーのチャネルは、次のいずれかになります。
静的: Oracle CEPサーバーのconfig.xml
で構成され、Oracle CEP Visualizer自体で使用されるチャネル。
Oracle CEP Visualizerには(config.xml
で事前構成された)次の静的チャネルが含まれていますが、これらはOracle CEP Visualizer自体によって使用されます。これらを削除または変更できません。
/evsmonitor
/evsalert
/evsdomainchange
動的: Oracle CEPサーバーのconfig.xml
で構成されておらず、Oracle CEPサーバーの実行中に動的に作成されるチャネル。動的チャネルでは、このチャネルに送信されたメッセージ数やサブスクライバ数など、統計情報を表示できます。動的チャネルの構成は読取り専用です。
Oracle CEP Visualizerでサポートされるのは、イベント・インスペクタ・サービスの動的チャネルのみです。
ユーザー定義: ユーザーのOracle CEPアプリケーションによって作成される静的チャネル。
注意: 1つのアプリケーション(application-1)が通知するチャネルを別のアプリケーション(application-2)がサブスクライブして外部ステージとして使用する場合、その通知されるチャネルの詳細をapplication-2から表示できません。このチャネルの詳細を表示するには、application-1からそれを行う必要があります。 |
Oracle CEP Visualizerを使用して、既存のチャネルを変更できる他、新しいチャネルを作成したり既存のチャネルを削除したりすることもできます。Oracle CEP Visualizerで構成されたチャネルは永続的であり、サーバーを再起動しても情報が保持されます。カスタムHTTPパブリッシュ/サブスクライブ・アダプタからAPIを使用して構成されたチャネルは動的であり、サーバーを再起動すると情報が消去されます。
詳細は、次を参照してください:
『Oracle CEP管理者ガイド』のOracle CEPのHTTPパブリッシュ/サブスクライブの構成に関する項
イベント・タイプは、Oracle CEPアプリケーションで処理されるイベントのプロパティを定義します。イベント・タイプ・リポジトリは、サーバーのアプリケーションで使用されるすべてのイベント・タイプで構成されます。
詳細は、次を参照してください:
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのOracle CEPイベント・タイプの作成に関する項
Oracle CEPイベント・リポジトリ機能を使用すると、イベント処理ネットワーク(EPN)コンポーネントを離れたイベントをデータベース・表などのストアに永続化し、後からそれらを再生したり、イベントBeanなどのコンポーネントからイベントに対する問合せを明示的に実行したりすることができます。Oracle CEPでは、記録されたイベントがデフォルトでデータベースに格納されるため、独自のアプリケーションで記録および再生機能を使用する前に、データベース・サーバーの場所と、記録されたイベントが含まれるデータベース・サーバーの名前を指定する必要があります。
詳細は、次を参照してください:
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドの永続イベント・ストアにおけるイベントの保存に関する項
Oracle CEPマルチサーバー・ドメイン(またはクラスタ)は2つ以上のサーバーのセットであり、管理目的で論理的に接続されている他、共有ユーザー・データグラム・プロトコル(UDP)マルチキャスト・アドレス/ポートを使用して物理的に接続されています。Oracle CEPマルチサーバー・ドメイン内のすべてのサーバーがドメイン内の他のすべてのサーバーを認識している他、ドメイン内のデプロイメントへの変更を行う際のアクセス・ポイントとして任意のサーバーを使用できます。
Oracle CEPでは次のクラスタリング・システムがサポートされています。
Oracle Coherence: クラスタ化アプリケーションおよびアプリケーション・サーバー向けの、JCacheに準拠したメモリー内分散データ・グリッド・ソリューション。これは、クラスタ全体の同時実行性制御を使用してデータへの更新を連携動作させ、使用可能な最高性能のクラスタ化プロトコルを使用してデータ変更をクラスタ全体にレプリケートする他、データ変更通知をそれをリクエストするすべてのサーバーに配信します。ユーザーは、標準JavaコレクションAPIを使用してデータへのアクセスや変更を行うことでOracle Coherenceの機能を活用する他、JavaBeanの標準イベント・モデルを使用してデータ変更通知を受け取ります。
注意: Oracle CEPをOracle Coherenceと組み合せて使用するには、Coherence Enterprise Edition、Coherence Grid Edition、Oracle WebLogic Application Gridのライセンスなどの有効なOracle Coherenceライセンスを取得する必要があります。Oracle Coherenceの詳細は、http://www.oracle.com/technology/products/coherence/index.html を参照してください。 |
注意: ルールおよびOracle高可用性アダプタに対する変更はすべて、同じグループ内の他のサーバーに伝播されます。つまり、ルールおよびOracle高可用性アダプタの構成はすべて自動的に同期されます。他の構成の変更は同期されません。たとえば、マルチサーバー・ドメイン内のあるサーバー上で記録/再生やJMSアダプタの構成を変更した場合、それらの変更は、同じグループ内の他のサーバーと同期されません。詳細は、次を参照してください。 |
詳細は、次を参照してください:
『Oracle CEP管理者ガイド』のOracle CEPマルチサーバー・ドメインの管理に関する項
キャッシュはイベント用の一時的な記憶域であり、Oracle CEPアプリケーションの全体的なパフォーマンスを改善するためにのみ作成されます。キャッシュがなくてもアプリケーションは正常に機能します。Oracle CEPアプリケーションはオプションで、イベントをキャッシュにパブリッシュするか、またはキャッシュ内のイベントを消費することで、イベントの可用性を高めて、アプリケーションのパフォーマンスを向上できます。
キャッシング・システムは、キャッシング実装の構成済インスタンスを示します。キャッシング・システムは、構成済キャッシュの名前付きセットを定義する他、それらの任意のキャッシュが複数のマシン上に分散配置されている場合には、リモート通信の構成も定義します。
Oracle CEPでは次のキャッシング・システムがサポートされています。
Oracle Coherence: クラスタ化アプリケーションおよびアプリケーション・サーバー向けの、JCacheに準拠したメモリー内分散データ・グリッド・ソリューション。これは、クラスタ全体の同時実行性制御を使用してデータへの更新を連携動作させ、使用可能な最高性能のクラスタ化プロトコルを使用してデータ変更をクラスタ全体にレプリケートする他、データ変更通知をそれをリクエストするすべてのサーバーに配信します。ユーザーは、標準JavaコレクションAPIを使用してデータへのアクセスや変更を行うことでOracle Coherenceの機能を活用する他、JavaBeanの標準イベント・モデルを使用してデータ変更通知を受け取ります。
注意: Oracle CEPをOracle Coherenceと組み合せて使用するには、Coherence Enterprise Edition、Coherence Grid Edition、Oracle WebLogic Application Gridのライセンスなどの有効なOracle Coherenceライセンスを取得する必要があります。Oracle Coherenceの詳細は、http://www.oracle.com/technology/products/coherence/index.html を参照してください。 |
サードパーティ・キャッシュ: Oracle CEPが他のサードパーティ・キャッシュ実装と連携動作できるようにするためのプラグインを作成できます。
詳細は、次を参照してください:
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのOracle CEPキャッシングの構成に関する項
この項では次を説明します。
詳細は、3.1.1項「デプロイメント」を参照してください。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーにデプロイされたアプリケーションを表示できます。
Oracle CEPサーバーにデプロイされたアプリケーションを表示するには:
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーにデプロイされたアプリケーション・ライブラリを表示できます。
次を表示できます。
「拡張機能ライブラリ」: 最初にこれらのライブラリが、Oracle CEPサーバーの拡張機能モジュールとともにデプロイされます。
詳細は、Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのライブラリ拡張機能ディレクトリに関する項を参照してください。
「ライブラリ」: これらのライブラリがデプロイされるタイミングは、ライブラリ拡張機能ディレクトリ内のコンポーネントのデプロイ後、かつすべてのOracle CEPアプリケーションのデプロイ前になります。
詳細は、Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのライブラリ・ディレクトリに関する項を参照してください。
Oracle CEPサーバーにデプロイされたアプリケーション・ライブラリを表示するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
このサーバーにデプロイされたアプリケーションに関連付けられたライブラリを表示します。
アプリケーション・ライブラリを追加または削除するには、Oracle CEPサーバーの適切なディレクトリからファイルを手動で追加または削除する必要があります。
詳細は、次を参照してください:
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのライブラリ拡張機能ディレクトリに関する項
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのライブラリ・ディレクトリに関する項
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのアプリケーション・ライブラリの管理に関する項
この項では次を説明します。
詳細は、3.1.2項「Jetty」を参照してください。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのJetty Webサーバーの構成を表示できます。
Jetty Webサーバーの構成を表示するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「HTTPサーバー」タブをクリックします。
右ペインに、Jettyサーバーのプロパティが表示されます。
Jettyサーバーの名前。
JettyサーバーがバインドされているネットワークI/Oオブジェクト。
Jettyサーバーがバインドされているワーク・マネージャ名。
このJettyサーバーにデプロイされているWebアプリケーションのリスト、およびアプリケーションのパスとコンテキスト・パス。
Oracle CEP Visualizerでは、Oracle CEPサーバーで構成されたJettyサーバーの構成を表示することしかできません。構成を変更するには、サーバーのconfig.xml
ファイルを手動で更新する必要があります。
詳細は、『Oracle CEP管理者ガイド』のOracle CEP用のJettyの構成に関する項を参照してください。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのワーク・マネージャの構成を表示できます。
ワーク・マネージャの構成を表示するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「ワーク・マネージャ」タブをクリックします。
図3-4に示すように「ワーク・マネージャ」タブが表示されます。
「ワーク・マネージャ」表で、構成するワーク・マネージャの名前をクリックして選択します。
ページの下部にある「変更」ボタンをクリックします。
ワーク・マネージャの構成プロパティを更新します。
「最小スレッド数」
: サーバーがタスク実行時の初期所要時間を短縮する目的で割り当てる最小スレッド数。
「最大スレッド数」
: 制約付きワーク・セットからのリクエストを同時に実行するスレッドの最大数。
「フェア・シェア」
: リクエストの処理に必要な平均スレッド使用時間。
「保存」をクリックして変更内容を保存するか、「取消」をクリックして更新を取り消します。
Oracle CEP Visualizerを使用して既存のワーク・マネージャを削除、または新しいワーク・マネージャを作成できません。かわりに、サーバーのconfig.xml
ファイルを手動で更新する必要があります。
詳細は、『Oracle CEP管理者ガイド』のJettyのワーク・マネージャに関する項を参照してください。
この項では次を説明します。
詳細は、 3.1.3項「JMX」を参照してください。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのJMX構成を表示できます。
JMX構成を表示するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「JMX」タブをクリックします。
図3-5に示すように「JMX」タブが表示されます。
以下のJMXプロパティが表に表示されます。
jndi-service-name
: JMXサーバーが自身のオブジェクトをバインドするJNDIサービスの名前
rmi-service-name
: JMXサーバーが呼出しを受信するために登録するRMIサービスの名前
rmi-jrmp-port
: RMI JRMP JMXリクエストをリスニングするポート。
rmi-registry-port
: RMIRegistryを開始するポート
この項では次を説明します。
詳細は、3.1.4項「データソース」を参照してください。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのデータソース構成を表示できます。
データソースの構成を表示するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「データソース」タブをクリックします。
図3-6に示すように「データソース」タブが表示されます。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのデータソース構成を追加できます。
データソースの構成を追加するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「データソース」タブをクリックします。
図3-7に示すように「データソース」タブが表示されます。
「追加」をクリックします。
図3-8に示すように新規データソースダイアログが表示されます。次の3つのアコーディオン・タブがあります。
「データ・ソース」: このタブは、データソースを識別し、グローバル・トランザクション・プロトコルを使用するかどうかを指定する場合に使用します。
「グローバル・トランザクション・プロトコル」: このタブは、接続のプロパティやXAを使用するかどうかを指定する場合に使用します。
「接続プール」: このタブは、接続プールのプロパティを指定する場合に使用します。
「データ・ソース」タブをクリックします。
図3-8に示すように「データソース」タブが表示されます。
表3-4の説明に従って「データソース」タブを構成します。
表3-4 新規データソース:「データ・ソース」のパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
このデータソース構成の名前。 |
|
このデータソースのバインド先へのJNDIパス。これは、Oracle CEPアプリケーションがJNDIでデータソースをルックアップする際に使用する名前です。 |
|
Oracle CEPがグローバル・トランザクションの処理時にトランザクション・ブランチで使用するプロトコルを、次から選択します。
|
「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブをクリックします。
図3-9に示すように「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブが表示されます。
表3-5の説明に従って「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブを構成します。
表3-5 新規データソース:「グローバル・トランザクション・プロトコル」のパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
使用するJDBCドライバのタイプを次から選択します。
|
|
ユーザーのデータベースに適したデータベース接続URLを指定します。このURLには、データベースの名前、データベース・サーバーが実行されているコンピュータのホストやポートなどを含めます。 |
|
データソースの各接続で使用するデータベース・ユーザー・アカウント名を指定します。 |
|
データソースの各接続で使用するデータベース・ユーザー・パスワードを指定します。 |
|
分散トランザクションを使用するかどうかを指定します。
|
「接続プール」タブをクリックします。
図3-10に示すように「接続プール」タブが表示されます。
表3-6の説明に従って「接続プール」タブを構成します。
「保存」をクリックします。
新しいデータソースがOracle CEPサーバーの構成に追加されます。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのデータソース構成を編集できます。
データソースの構成を編集するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「データソース」タブをクリックします。
図3-11に示すような「データソース」タブが表示されます。
「データソース」表で、編集するデータソースの名前をクリックしてデータソースを選択します。
「編集」をクリックします。
図3-12に示すような「データソース」ダイアログが表示されます。
「データ・ソース」タブをクリックします。
図3-12に示すような「データソース」タブが表示されます。
表3-7の説明に従って「データソース」タブを構成します。
表3-7 データソースの編集:「データソース」のパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
このデータソース構成の名前。 |
|
このデータソースのバインド先へのJNDIパス。これは、Oracle CEPアプリケーションがJNDIでデータソースをルックアップする際に使用する名前です。 |
|
Oracle CEPがグローバル・トランザクションの処理時にトランザクション・ブランチで使用するプロトコルを、次から選択します。
|
「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブをクリックします。
図3-13に示すような「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブが表示されます。
表3-8の説明に従って「グローバル・トランザクション・プロトコル」タブを構成します。
表3-8 データソースの編集:「グローバル・トランザクション・プロトコル」のパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
使用するJDBCドライバのタイプを次から選択します。
|
|
ユーザーのデータベースに適したデータベース接続URLを指定します。このURLには、データベースの名前、データベース・サーバーが実行されているコンピュータのホストやポートなどを含めます。 |
|
データソースの各接続で使用するデータベース・ユーザー・アカウント名を指定します。 |
|
データソースの各接続で使用するデータベース・ユーザー・パスワードを指定します。 |
|
分散トランザクションを使用するかどうかを指定します。
|
「接続プール」タブをクリックします。
図3-14に示すような「接続プール」タブが表示されます。
表3-9の説明に従って「接続プール」タブを構成します。
「保存」をクリックします。
Oracle CEPサーバー構成内でデータソースが更新されます。
この項では次を説明します。
詳細は、次を参照してください:
Oracle CEP Visualizerを使用すると、Oracle CEPサーバー上で現在開かれているHTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバー・チャネルを表示できます。それらのチャネルは次のとおりです。
静的: Oracle CEPサーバーのconfig.xml
で構成され、Oracle CEP Visualizer自体で使用されるチャネル。
動的: Oracle CEPサーバーのconfig.xml
で構成されておらず、Oracle CEPサーバーの実行中に動的に作成されるチャネル。動的チャネルでは、このチャネルに送信されたメッセージ数やサブスクライバ数など、統計情報を表示できます。動的チャネルの構成は読取り専用です。
ユーザー定義: ユーザー独自のOracle CEPアプリケーション内で作成されるチャネル。これらのチャネルは静的、動的のいずれかになります。
HTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバー・チャネルを表示するには:
必ず管理ユーザーを使用してOracle CEP Visualizerにログオンします。
詳細は、次を参照してください:
『Oracle CEP管理者ガイド』のOracle CEP用のセキュリティ構成に関する項
左のペインで、「ドメイン」>「サーバー」>「サービス」>HTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバーノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味し、「サーバー」はサーバー・インスタンスの名前を意味します。
右ペインに、Oracle CEPに構成されたHTTP pub-subサーバーのリストを示す表が表示されます。
右のペインで、表内のHTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバーの名前をダブルクリックします。デフォルト・サーバーの名前はpubsub
です。
図3-15に示すようなHTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバー・プロパティダイアログが表示されます。
「チャネル」表に、アクティブなチャネルがすべて表示されます。「ステータス」列は次のいずれかのチャネル・タイプを示します。静的、動的、ユーザー定義。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、HTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバー・チャネルを追加できます。
HTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバー・チャネルを追加するには:
必ず管理ユーザーを使用してOracle CEP Visualizerにログオンします。
詳細は、次を参照してください:
『Oracle CEP管理者ガイド』のOracle CEP用のセキュリティ構成に関する項
左のペインで、「ドメイン」>「サーバー」>「サービス」>HTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバーノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味し、「サーバー」はサーバー・インスタンスの名前を意味します。
右ペインに、Oracle CEPに構成されたHTTP pub-subサーバーのリストを示す表が表示されます。
右ペインで、表のHTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバー名をクリックします。デフォルト・サーバーはpubsub
という名前です。
右のペインの下のほうにある作業領域で、「チャネル・パターン」テキスト・ボックスに新しいチャネルの名前を入力します。
チャネルは、/mychannel
のように/
で始まる必要があります。
セキュリティが有効になっている場合は、このチャネルに対するパブリッシュとサブスクライブを許可されたセキュリティ・ロールを選択します。
複数を選択するには、[Ctrl]キーを押し下げます。
「チャネルの追加」をクリックします。
ペイン右上の「チャネル」表に、新しいチャネルが表示されます。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、HTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバー・チャネルを追加できます。
HTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバー・チャネルを削除するには:
必ず管理ユーザーを使用してOracle CEP Visualizerにログオンします。
詳細は、次を参照してください:
『Oracle CEP管理者ガイド』のOracle CEP用のセキュリティ構成に関する項
左のペインで、「ドメイン」>「サーバー」>「サービス」>HTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバーノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味し、「サーバー」はサーバー・インスタンスの名前を意味します。
右ペインに、Oracle CEPに構成されたHTTP pub-subサーバーのリストを示す表が表示されます。
右ペインで、表のHTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバー名をクリックします。デフォルト・サーバーはpubsub
という名前です。
「Channels」表で、削除するチャネルの名前をクリックします。
ペインの下部にある「チャネルの削除」をクリックします。
この項では次を説明します。
詳細は、3.1.6項「イベント・タイプ・リポジトリ」を参照してください。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、イベント・タイプ・リポジトリを表示できます。
イベント・タイプ・リポジトリを表示するには:
左のペインで、「ドメイン」>「サーバー」>「サービス」>イベント・タイプ・リポジトリをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味し、「サーバー」はサーバー・インスタンスの名前を意味します。
右ペインの「Event Name」表に、サーバーのアプリケーションで使用されるすべてのイベント・タイプのリストが表示されます。
右のペインで、「イベント名」表内のイベントの名前をクリックします。下部のテキスト・ボックスに、そのイベント・タイプのプロパティが表示されます。たとえば、3つのプロパティfirst
とlast
(Strings
)、およびage
(整数)を含む単純なName
イベント・タイプは、次のように表示されます。
{first=java.lang.String, last=java.lang.String, age=int}
この項では次を説明します。
詳細は、3.1.7項「永続イベント・ストア」を参照してください。
この項では次を説明します。
詳細は、次を参照してください:
デフォルトおよびユーザー定義のクラスタ・グループ、それらのグループに属するサーバー、およびそれらのグループにデプロイされているアプリケーションを表示できます。
デフォルトでは、各サーバーと同じ名前を持つグループがサーバーごとに1つずつ存在する他、ドメイン内のすべてのサーバーを表すAllDomainMembersという名前のグループも存在しています。さらに、クラスタの構成時にカスタム・グループを定義できます。
アプリケーションは、クラスタ・グループにデプロイすることも、個々のサーバーにデプロイすることもできます。クラスタ・グループにデプロイした場合、アプリケーションの所属先はそのグループ内の個々のサーバーではなく、そのグループになります。個々のサーバーにデプロイした場合、アプリケーションはそのサーバー固有のグループに属します。
詳細については、以下を参照してください。
『Oracle CEP管理者ガイド』のグループに関する項
クラスタ・グループのメンバーシップを表示するには:
左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味します。
右のペインで「クラスタ・グループ/サーバー」タブをクリックします。
図3-17に示すような「クラスタ・グループ/サーバー」タブが表示されます。
「クラスタ・グループ/サーバー」タブを使用して、様々なクラスタ・グループのサーバーやアプリケーションの内容を確認してください。
例:
グループtestgroup
には図3-17に示すように、2つのサーバー(WLEvServer-1
とWLEvServer-2
)および1つのアプリケーション(helloworld
)が含まれています。
グループWLEvServer-1
には、1つのサーバー(WLEvServer-1
)が含まれていますが、アプリケーションは1つも含まれていません。その「アプリケーション」
ノードの下に表示されている「helloworld」
アプリケーションの所属先はグループtestgroup
であり、サーバーWLEvServer-1
ではありません。
グループWLEvServer-2
には、1つのサーバー(WLEvServer-2
)と1つのアプリケーション(fx
)が含まれています。fx
アプリケーションはサーバーWLEvServer-2
にデプロイされたものです。その「アプリケーション」
ノードの下に表示されている「helloworld」
アプリケーションの所属先はグループtestgroup
であり、サーバーWLEvServer-2
ではありません。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、クラスタの実装にかかわらず、クラスタのすべてのトポロジを表示できます。また、クラスタ・グループのプロパティやサーバー・インスタンスのプロパティを表示することもできます。
Oracle CEP高可用性アプリケーションをデプロイする場合は、Oracle CEP高可用性トポロジを表示できます。詳細は、3.9.3項「Oracle CEP高可用性クラスタのトポロジを表示する方法」を参照してください。
クラスタリングにOracle Coherenceを使用する場合は、Oracle Coherenceトポロジを表示できます。詳細は、3.9.4項「Oracle Coherenceクラスタのトポロジを表示する方法」を参照してください。
クラスタのすべてのトポロジを表示するには:
左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味します。
右のペインで「クラスタ」タブをクリックします。
右のペインで「トポロジ」タブをクリックします。
図3-18に示すような「トポロジ」タブが表示されます。
このタブには、クラスタの実装にかかわらず、すべてのクラスタ・グループが表示されます。
クラスタ・グループ内で、プライマリ・サーバーは図3-19に示すアイコンで識別されます。図3-18の場合、プライマリ・サーバーはCEPServer1
です。
トポロジ・キャンバスの上部に並んでいる各種ツールについては、3.9.8項「クラスタのトポロジ図の管理」を参照してください。
ある特定のグループのプロパティを表示するには、「グループ」リスト内でそのグループをクリックします。
ある特定のサーバー・インスタンスのプロパティを表示するには、「グループ」リスト」内でそのサーバー・インスタンスをクリックします。
ある特定のサーバー・インスタンスの詳細を表示するには、図3-20に示すように、「グループ・メンバー」タブをクリックし、そのサーバー・インスタンスを選択します。
「グループ・メンバー」タブを使用して、次のようにグループ表をカスタマイズします。
列の順序を変更するには、キャッシュ・チャートの列名をクリックし、左右にドラッグします。
列のソート順を変更するには、キャッシュ・チャートの列名の右にある三角形をクリックします。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、Oracle高可用性クラスタのトポロジを表示できます。また、クラスタ・グループのプロパティやサーバー・インスタンスのプロパティを表示することもできます。
詳細は、Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドの高可用性の理解に関する項を参照してください。
Oracle CEP高可用性クラスタのトポロジを表示するには:
左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味します。
右のペインで「クラスタ」タブをクリックします。
右のペインで「トポロジ」タブをクリックします。
Oracle CEP高可用性アプリケーションの場合、「トポロジ」タブを使用して次の手順を実行します。
高可用性構成を視覚化します。
3.9.3.1項「Oracle高可用性構成の視覚化」を参照してください。
高可用性およびスケーラビリティ構成を視覚化します。
3.9.3.2項「Oracle高可用性およびスケーラビリティ構成の視覚化」を参照してください。
トポロジ・キャンバスの上部に並んでいる各種ツールについては、3.9.8項「クラスタのトポロジ図の管理」を参照してください。
ある特定のグループのプロパティを表示するには、「グループ」リスト内でそのグループをクリックします。
ある特定のサーバー・インスタンスのプロパティを表示するには、「グループ」リスト」内でそのサーバー・インスタンスをクリックします。
ある特定のサーバー・インスタンスの詳細を表示するには、図3-21に示すように、「グループ・メンバー」タブをクリックし、そのグループとサーバー・インスタンスを選択します。
「グループ・メンバー」タブを使用して、次のようにグループ表をカスタマイズします。
列の順序を変更するには、キャッシュ・チャートの列名をクリックし、左右にドラッグします。
列のソート順を変更するには、キャッシュ・チャートの列名の右にある三角形をクリックします。
Oracle CEP高可用性アプリケーションの場合、「トポロジ」タブには、通知グループがデプロイメント・グループの内側にネストされて表示されます。
図3-22では、デプロイメント・グループはMyDeploymentGroup
、通知グループはActiveActiveGroupBean_group1
です。
プライマリ・サーバーは図3-23に示すアイコンで識別されます。図3-22の場合、プライマリ・サーバーはCEPServer2
です。
ストリーム・データソースはプライマリ・サーバーとセカンダリ・サーバーの両方に入力されますが、イベントを出力するのはプライマリ・サーバーのみです。CEPServer2
がダウンすると、Oracle高可用性フェイルオーバーが発生し、CEPServer1
がActiveActiveGroupBean_group1
の新しいプライマリとして、イベントの出力を再開します。CEPServer2
はオンライン状態に戻ると、ActiveActiveGroupBean_group1
にセカンダリ・サーバーとして再び参加します。
トポロジ・キャンバスの上部に並んでいる各種ツールについては、3.9.8項「クラスタのトポロジ図の管理」を参照してください。
詳細は、次を参照してください:
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドの高可用性の理解に関する項
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのデプロイメント・グループと通知グループに関する項
高可用性とスケーラビリティが組合せたOracle CEP高可用性アプリケーションの場合、「トポロジ」タブに、通知グループがデプロイメント・グループの内側にネストされて表示されます。
図3-24では、デプロイメント・グループはMyDeploymentGroup
、通知グループはActiveActiveGroupBean_group1
とActiveActiveGroupBean_group2
です。
プライマリ・サーバーは図3-25に示すアイコンで識別されます。図3-24では、通知グループActiveActiveGroupBean_group1
のプライマリ・サーバーはCEPServer1
、通知グループActiveActiveGroupBean_group2
のプライマリ・サーバーはCEPServer3
です。
ストリーム・データソースは各通知グループ内のプライマリ・サーバーとセカンダリ・サーバーの両方に入力されますが、イベントを出力するのは、各通知グループ内のプライマリ・サーバーのみです。各通知グループが入力データの異なるサブセットを処理できるように、(JMSセレクタによって)ストリーム・データソースが分割されます。Oracle CEP Visualizerではこれが、通知グループごとに異なる色の線で示されます。たとえば、ActiveActiveGroupBean_group1
がaccountID <= 500
のイベントを処理し、ActiveActiveGroupBean_group2
がaccountID > 500
のイベントを処理するとします。CEPServer1
とCEPServer2
はどちらもaccountID <= 500
のイベントを並行して処理し、CEPServer3
とCEPServer4
はaccountID > 500
のイベントを並行して処理します。CEPServer1
がダウンすると、Oracle高可用性フェイルオーバーが発生し、CEPServer2
がActiveActiveGroupBean_group1
の新しいプライマリとして、イベントの出力を再開します。CEPServer1
はオンライン状態に戻ると、ActiveActiveGroupBean_group1
にセカンダリ・サーバーとして再び参加します。
トポロジ・キャンバスの上部に並んでいる各種ツールについては、3.9.8項「クラスタのトポロジ図の管理」を参照してください。
詳細は、次を参照してください:
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドの高可用性およびスケーラビリティに関する項
Eclipse用Oracle CEP開発者ガイドのデプロイメント・グループと通知グループに関する項
Oracle Coherenceクラスタリングを使用している場合、Oracle CEP Visualizerを使用すると、Oracle Coherenceクラスタのトポロジ、クラスタ・グループのプロパティおよびサーバー・インスタンスのプロパティを表示できます。
クラスタリングの実装にかかわらず、クラスタリングのすべてのトポロジを表示するには、3.9.2項「クラスタのすべてのトポロジを表示する方法」を参照してください。
Oracle Coherenceクラスタのトポロジを表示するには:
左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味します。
右のペインで「Coherence」タブをクリックします。
右のペインで「トポロジ」タブをクリックします。
図3-26に示すような「トポロジ」タブが表示されます。
このタブには、Oracle Coherenceクラスタリング実装が管理するすべてのクラスタ・グループが表示されます。
トポロジ・キャンバスの上部に並んでいる各種ツールについては、3.9.8項「クラスタのトポロジ図の管理」を参照してください。
ある特定のグループのプロパティを表示するには、「グループ」リスト内でそのグループをクリックします。
ある特定のサーバー・インスタンスのプロパティを表示するには、「グループ」リスト」内でそのサーバー・インスタンスをクリックします。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、Oracle Coherenceクラスタ内の任意のノードやすべてのノードについて、プロパティの組合せを比較できます。Oracle Coherenceクラスタ内の選択されたノードについて、選択されたプロパティのリストを表示できます。
問題の根本原因が判明したら、Oracle Coherenceパラメータを調整して問題を解決できます。詳細は、3.9.7項「Oracle Coherenceをチューニングする方法」を参照してください。
Oracle Coherenceクラスタ内のノードを監視するには:
左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味します。
右のペインで「Coherence」タブをクリックします。
右のペインで「マルチノード・モニター」タブをクリックします。
図3-17に示すような「マルチノード・モニター」タブが表示されます。
「マルチノード・モニター」タブを使用して、次のようにグループ表をカスタマイズします。
列の順序を変更するには、キャッシュ・チャートの列名をクリックし、左右にドラッグします。
列のソート順を変更するには、キャッシュ・チャートの列名の右にある三角形をクリックします。
「マルチノード・モニター」タブを使用することで、Oracleの「Coherence」クラスタ内の任意のノードについて、表3-11のリストに含まれるプロパティの任意の組合せを比較します。
グループを展開し、1つ以上のノードのチェック・ボックスを選択します。
あるプロパティを監視するには、そのプロパティを「監視するプロパティをドラッグ」領域からいずれかのグラフにドラッグするか、そのプロパティを選択して「左に追加」または「右に追加」をクリックします。
グラフごとに指定可能なプロパティの数は、最大1個です。
選択したノードごとに線が1本ずつ描画されます。グラフの下にある凡例では、選択した各ノードのグラフ・データが色で区別されます。
別のプロパティを監視するには、新しいプロパティをドラッグしてグラフ上にドロップするか、新しいプロパティを選択して「左に追加」または「右に追加」をクリックします。
グラフのスケールを変更するには、縦軸の横にあるスライダをドラッグします。
表3-11 「マルチノード・モニター」タブで監視可能なプロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
|
選択されたノードの空きメモリーの合計量(MB)。 |
|
選択されたノードで使用可能なメモリーの合計量(MB)。 |
|
選択されたノードから送信されたOracle Coherenceパケットの合計数。 |
|
選択されたノードで受信されたOracle Coherenceパケットの合計数。 |
|
選択されたノードでバッファリング可能なOracle Coherence受信パケットの合計数。 |
|
選択されたノードでバッファリング可能なOracle Coherenceのパブリッシュ済パケットの合計数。 |
ある特定のノードの詳細情報を表示するには、「ノード詳細ビュー」タブをクリックします。
図3-28に示すような「ノード詳細ビュー」タブが表示されます。
「ノード詳細ビュー」タブを使用することで、選択されたノードについて、表3-12の一覧に含まれるプロパティを比較します。
「ノード」プルダウン・メニューからノードを選択します。
選択したノードのプロパティが、「ノードのプロパティ」リストに表示されます。
選択したノードの線が描画されます。
グラフのスケールを変更するには、縦軸の横にあるスライダをドラッグします。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、Oracle Coherenceの広範なキャッシュ・パラメータを監視したり、パラメータ値をグラフで比較したりすることで、パフォーマンスや動作に関する問題を特定して診断できます。
問題の根本原因が判明したら、Oracle Coherenceパラメータを調整して問題を解決できます。詳細は、3.9.7項「Oracle Coherenceをチューニングする方法」を参照してください。
Oracle Coherenceキャッシュを監視するには:
左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味します。
右のペインで「Coherence」タブをクリックします。
右ペインで「キャッシュ・チャート」タブをクリックします。
図3-17に示すような「マルチノード・モニター」タブが表示されます。
「キャッシュ・チャート」タブを使用することで、選択された1つ以上のキャッシュについて、表3-13の一覧に含まれる列の任意の組合せを表示します。
「キャッシュ・チャート」内の1つ以上のキャッシュのチェック・ボックスを選択します。
ある列を「キャッシュ・チャート」に追加するには、「列」リストでその列のチェック・ボックスを選択します。.
ある列を「キャッシュ・チャート」から削除するには、「列」リストでその列のチェック・ボックスを選択解除します。.
列の順序を変更するには、キャッシュ・チャートの列名をクリックし、左右にドラッグします。
列のソート順を変更するには、キャッシュ・チャートの列名の右にある三角形をクリックします。
表3-13 「キャッシュ・チャート」タブの列およびプロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
|
キャッシュの名前。 |
|
選択されたキャッシュ内のオブジェクトの合計数。 |
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Oracle Coherenceキャッシュ・クライアントが選択されたキャッシュにアクセスした合計回数。 |
|
Oracle Coherenceキャッシュ・クライアントが選択されたキャッシュにアクセスしたが目的のオブジェクトが見つからなかった場合の合計回数。 |
|
Oracle Coherenceの最大サイズに達したために、一部のオブジェクトを削除して選択されたキャッシュの構成済のより小さいサイズに戻す必要に迫られた合計回数。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュのバッキング・ストアへの書込みを行った合計回数。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュのバッキング・ストアからの読取りを行った合計回数。 |
|
選択されたキャッシュのノード識別子。 |
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選択されたキャッシュのバッキング・ストアが、Oracle Coherenceのストア書込みまたはストア読取りへのサービス提供に失敗した合計回数。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュ内でオブジェクトを見つけるのに要した平均時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュからオブジェクトを取得するのに要した平均時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュ内にオブジェクトが存在しないことを判定するのに要した平均時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュに新しいオブジェクトを追加するのに要した平均時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュ内でオブジェクトを見つけるのに要した合計時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュ内にオブジェクトが存在しないことを判定するのに要した合計時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが、最大サイズに達した後で選択されたキャッシュから一部のオブジェクトを削除して構成済のより小さいサイズに戻すのに要した合計時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュのバッキング・ストアからの読取りを行うのに要した合計時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュのバッキング・ストアへの書込みを行うのに要した合計時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュからオブジェクトを取得するのに要した合計時間(ミリ秒)。 |
|
Oracle Coherenceが選択されたキャッシュに新しいオブジェクトを追加するのに要した合計時間(ミリ秒)。 |
「キャッシュ・チャート」タブを使用することで、選択された1つ以上のキャッシュについて、表3-13の一覧に含まれるプロパティの任意の組合せを比較します。
「キャッシュ・チャート」内の1つ以上のキャッシュのチェック・ボックスを選択します。
あるプロパティを監視するには、そのプロパティを「監視するプロパティをドラッグ」領域からいずれかのグラフにドラッグするか、そのプロパティを選択して「左に追加」または「右に追加」をクリックします。
グラフごとに指定可能なプロパティの数は、最大1個です。
選択したキャッシュごとに線が1本ずつ描画されます。グラフの下にある凡例では、選択した各キャッシュのグラフ・データが色で区別されます。
別のプロパティを監視するには、新しいプロパティをドラッグしてグラフ上にドロップするか、別のプロパティを選択して「左に追加」または「右に追加」をクリックします。
グラフのスケールを変更するには、縦軸の横にあるスライダをドラッグします。
Oracle CEP Visualizerを使用して、広範なOracle Coherenceパラメータを表示および変更してOracle Coherenceパフォーマンスを正確に調整できます。
注意: 一部変更できないOracle Coherenceパラメータもあります。詳細は、Oracle Coherenceのドキュメントを参照してください。 |
問題の根本原因を特定するには、Oracle Coherenceパラメータを監視できます。詳細は、次を参照してください。
Oracle Coherenceを調整するには:
左のペインで「ドメイン」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメインの名前を意味します。
右のペインで「Coherence」タブをクリックします。
右ペインで「チューニング」タブをクリックします。
図3-30に示すような「チューニング」タブが表示されます。
キャッシュのパラメータを調整したり操作を呼び出したりするには、図3-30に示すように、「キャッシュのチューニング」アコーディオン・タブを選択し、キャッシュを選択します。
表3-14は、選択されたキャッシュで表示および調整可能なプロパティの一覧です。すべてのプロパティは、Oracle Coherenceのhttp://download.oracle.com/otn_hosted_doc/coherence/340/com/tangosol/net/management/Registry.html
に基づいています。
表3-14 「キャッシュのチューニング」:プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
|
選択されたキャッシュの名前(読取り専用)。 |
|
このキャッシュに関連付けられたサービス(読取り専用)。 |
|
有効な値は、[0.0, 1.0]の範囲の倍精度浮動小数点数です。 |
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ライトビハインド・キューに追加されたエントリがキュー内にとどまる秒数。エントリはその後、 |
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MBeanServerがリモート・モデル・スナップショットをリフレッシュするまでの時間(ミリ秒数)。 |
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キャッシュ・フラッシュ間のミリ秒数。値ゼロは、キャッシュが決してフラッシュしないことを示します。 |
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有効な値は、[0.0, 1.0]の範囲の倍精度浮動小数点数です。ゼロの場合、リフレッシュアヘッドのスケジューリングが無効になります。 |
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失敗した |
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ユニットの単位で測定されたキャッシュ・サイズの制限。キャッシュは、その最大ユニット・レベルに達すると、自動的にプルーニングされます。これは通常、キャッシュの「最高水位標」と呼ばれます。 |
|
キャッシュ・プルーニング時の縮小目標となるユニット数。これは通常、キャッシュの「最低水位標」と呼ばれます。 |
変更内容を適用するには、「保存」ボタンをクリックします。
変更を破棄するには、「取消」ボタンをクリックします。
表3-15は、選択されたキャッシュで呼び出せる操作の一覧です。
クラスタ・ノードのパラメータを調整したり操作を呼び出したりするには、図3-31に示すように、「ノードのチューニング」アコーディオン・タブを選択し、ノードを選択します。
表3-14は、選択されたキャッシュで表示および調整可能なプロパティの一覧です。すべてのプロパティは、Oracle Coherenceのhttp://download.oracle.com/otn_hosted_doc/coherence/340/com/tangosol/net/management/Registry.html
に基づいています。
表3-16 「ノードのチューニング」:プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
|
選択されたノードの名前(読取り専用)。 |
|
パブリッシャによって使用されるユニキャスト・データグラム・ソケットのバッファ・サイズ(パケット数で測定)。 この値を実行時に変更することは本来安全でない操作であり、その結果、すべてのネットワーク通信が一時停止され、クラスタのすべてのサービスが終了する可能性があります。 |
|
レシーバによって使用されるユニキャスト・データグラム・ソケットのバッファ・サイズ(パケット数で測定)。 この値を実行時に変更することは本来安全でない操作であり、その結果、すべてのネットワーク通信が一時停止され、クラスタのすべてのサービスが終了する可能性があります。 |
|
一時停止なしに送信するパケット数の最大値。1より小さい値(ゼロなど)はすべて、制限なしを意味します。 |
|
バースト間で一時停止するミリ秒数。1より小さい値(ゼロなど)はすべて、1ミリ秒として処理されます。 |
|
どのログ・メッセージをログ宛先に出力するかを指定します。 有効な値は次のとおりです。
|
|
メッセージをログ宛先に渡す前にどのような書式設定を行うかを指定します。 message-format要素の値は、次の置換可能パラメータを含む静的テキストになります。
|
|
ログ出力デーモンが処理するメッセージ・キュー内の最大文字数。この文字数を超えると、キュー内の残りのメッセージはすべて破棄されます。有効な値は、[0...]の範囲の整数です。ゼロは制限なしを意味します。 |
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パケットの送信先となるクラスタ内のサーバーのパーセンテージ(0から100)。この値より上の場合はパケットがマルチキャストされ、この値より下の場合はパケットがユニキャストされます。 |
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パケットの確認が得られなかった場合に、そのパケットが受信者に再送信される前にパブリッシャの再送信キュー内にとどまる最小ミリ秒数。この値の設定値が低すぎると、不要な繰り返しのためにネットワークでオーバーフローが発生する可能性があります。この値の設定値が高すぎると、ドロップしたパケットの再送信が遅れて全体の待機時間が増大する可能性があります。さらに、この値を変更した場合、 |
|
ACKパケットのキューイングと同じパケットの送信との間の最小ミリ秒数。この値は、 |
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送信キューおよび再送信キュー内の最大合計パケット数。このパケット数を超えると、パブリッシャはクライアント・スレッドを一時停止します。ゼロは制限なしを意味します。 |
|
回線混雑条件に達したときにクライアント・スレッドを一時停止するミリ秒数。1より小さい値(ゼロなど)はすべて、1ミリ秒として処理されます。 |
変更内容を適用するには、「保存」ボタンをクリックします。
変更を破棄するには、「取消」ボタンをクリックします。
表3-15は、選択されたノードで呼び出せる操作の一覧です。
ノードのパラメータを調整したり操作を呼び出したりするには、図3-31に示すように、「ノードのチューニング」アコーディオン・タブを選択し、ノードを選択します。
表3-14は、選択されたキャッシュで表示および調整可能なプロパティの一覧です。すべてのプロパティは、Oracle Coherenceのhttp://download.oracle.com/otn_hosted_doc/coherence/340/com/tangosol/net/management/Registry.html
に基づいています。
表3-18 「サービスのチューニング」:プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
|
選択されたサービスの名前(読取り専用)。 |
|
タイムアウト可能である(たとえば |
|
タスクがハング状態とみなされるまでのタスク実行時間(ミリ秒)。まだ開始されていないポスト済タスクはハング状態とはみなされない点に注意してください。 |
|
タイムアウト可能である(たとえば |
|
サービス・スレッド・プール内のスレッド数。 |
変更内容を適用するには、「保存」ボタンをクリックします。
変更を破棄するには、「取消」ボタンをクリックします。
表3-15は、選択されたサービスで呼び出せる操作のリストです。
この項では、図3-33に示すような、トポロジ・キャンバスの上部に並んでいる様々なツールについて説明します。
これらのツールは、クラスタ・トポロジのトポロジ図を管理するために使用します。
「すべてのグループを表示」オプションを選択すると、「クラスタ・グループ/サーバー」タブで一覧表示されたすべてのクラスタ・トポロジ・グループ(AllDomainMembersグループやサーバー単位のグループも含む)が表示されます。
このオプションはデフォルトでは選択解除されていますが、これは、「クラスタ」の「トポロジ」タブ上の煩雑さを減らし、ユーザーが最も重要なグループに集中できるようにするためです。
「ズーム」スライダを使用すると、ズーム・レベルを増減できます。この方法は、「ズーム・イン」および「ズーム・アウト」ボタンを使用する方法のかわりに使用できます(3.9.8.5項「ズーム・インおよびズーム・アウト」を参照してください)。
「ズーム・イン」および「ズーム・アウト」ボタンをクリックすると、ズーム・レベルが変化します。この方法は、「ズーム」スライダを使用する方法のかわりに使用できます(3.9.8.3項「ズーム」を参照してください)。
この項では次を説明します。
詳細は、2.2.4項「EPNにおけるイベントのトレースおよびインジェクト」を参照してください。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバー上でイベント・インスペクタ・サービスが使用するHTTPパブリッシュ・サブスクライブ・サーバーを構成できます。
イベント・インスペクタ・サービスのHTTPパブリッシュ・サブスクライブ・サーバーを構成するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「イベント・インスペクタ」タブをクリックします。
図3-34に示すような「イベント・インスペクタ」タブが表示されます。
「編集」をクリックします。
表3-20の説明に従ってダイアログを編集します。
表3-20 「イベント・インスペクタ」のオプション
属性 | 説明 |
---|---|
|
イベント・インスペクタ・サービスが使用するローカルのHTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバーの名前を指定します。 |
|
イベント・インスペクタ・サービスが使用するリモートのHTTPパブリッシュ/サブスクライブ・サーバーのURLを指定します。URLの形式は次のとおりです。 http:// 説明:
例: http://remotehost:9002/pubsub |
「保存」ボタンをクリックして変更内容をコミットします。
この項では次を説明します。
詳細は、3.1.10項「ログ」を参照してください。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのロギング・システムを構成できます。デフォルトでは、このロギング構成がすべてのコンポーネントに適用されます。
コンポーネント固有のロギング・オプションを構成するには、3.11.2項「コンポーネント・ロガー構成方法」を参照してください。
Oracle CEPサーバーのロギング・サービスを構成するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「ロギング」タブをクリックします。
「ロギング・サービス」タブをクリックします。
図3-35に示すような「ロギング・サービス」タブが表示されます。
「編集」をクリックします。
表3-21の説明に従ってダイアログを編集します。
表3-21 「ロギング・サービス」のオプション
属性 | 説明 |
---|---|
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Oracle CEPサーバーの |
|
Oracle CEPサーバーがメッセージをロギングする際に使用するデフォルトのログ重大度を指定します。 |
|
古いログ・ファイルを無期限に保持するかどうかを指定します。
|
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Oracle CEPサーバーが既存のログ・ファイルを閉じて新しいログ・ファイルを開くタイミングを指定します。
|
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ベース・ログ・ファイルの名前。 デフォルトは |
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Oracle CEPサーバーが起動されるたびに、Oracle CEPサーバーが既存のログ・ファイルを閉じて新しいログ・ファイルを作成するかどうかを指定します。
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「ログ・ファイルの重大度」 |
ログ・ファイルのデフォルトの重大度を指定します。Oracle CEPサーバー(およびデフォルトではすべてのコンポーネント)は、この重大度でメッセージをロギングします。
|
「保存」ボタンをクリックして変更内容をコミットします。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたコンポーネントのロギング・プロパティを構成できます。表3-22は、デフォルトで通知
ログ・レベルでロギングするように構成されたコンポーネントのリストです。
この項では、次のことを行う方法について説明します。
すべてのコンポーネントに適用されるロギング・プロパティを構成するには、3.11.1項「Oracle CEPサーバー・ロギング・サービスの構成方法」を参照してください。
コンポーネント・ロガーを追加するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「ロギング」タブをクリックします。
「コンポーネント・ログ設定」タブをクリックします。
図3-36に示すような「コンポーネント・ログ設定」タブが表示されます。
「追加」をクリックします。
「名前」フィールドにコンポーネントの名前を入力します。
次のいずれかを選択できます。
コンポーネント名: 図3-22のリストに含まれるコンポーネント名の定数。
表3-22 ロギング・コンポーネント名の定数
コンポーネント名 | 説明 |
---|---|
|
Oracle CEPサーバーで実行中のアダプタ・インスタンスからのログ・メッセージに適用されます。 |
|
Oracle CEPサーバーで実行中のキャッシュ・システムとキャッシュ・インスタンスからのログ・メッセージに適用されます。 |
|
Oracle CEPサーバーで実行中のチャネルからのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーで実行中のOracle CQLプロセッサからのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーで実行中のEPLプロセッサからのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーのイベントディスパッチ用インフラストラクチャであるイベント駆動環境からのログ・メッセージに適用されます。 |
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重大度が <May 26, 2009 5:53:49 PM PDT> <Info> <EventTrace> <BEA-000000> <Application [helloworld], Stage [helloworldOutputChannel] received insert event> 重大度が <May 26, 2009 6:02:34 PM PDT> <Debug> <EventTrace> <BEA-000000> <Application [helloworld], Stage [helloworldOutputChannel] received insert event [HelloWorldEvent: HelloWorld - the current time is: 6:02:34 PM]> |
|
Oracle CEPサーバーおよびアプリケーションのライフサイクル操作からのログ・メッセージに適用されます。 |
|
Oracle CEPサーバーのJMX関連の一般管理API操作からのログ・メッセージに適用されます。 |
|
Oracle CEPサーバーの監視サービスからのログ・メッセージに適用されます。 |
|
Oracle CEPサーバーのイベント記録/再生操作からのログ・メッセージに適用されます。 |
|
Springコンテナ操作からのログ・メッセージに適用されます。 |
|
Oracle CEPサーバーで実行中のストリーム・インスタンスからのログ・メッセージに適用されます。 |
アプリケーション名: 任意のOracle CEPサーバー・アプリケーションまたはユーザー定義アプリケーションのモジュール名。例: sample.HelloWorld
。
パッケージ名: Oracle CEPサーバーまたはユーザー提供の任意のJavaパッケージの名前。例: com.bea.wlevs.ede
。
Oracle CEPサーバー・パッケージの詳細は、『Oracle CEP Java APIレファレンス』を参照してください。
クラス名: 任意のOracle CEPサーバー・クラスまたはユーザー定義クラスの完全修飾名。例: com.bea.wlevs.cep.core.EPRuntimeImpl
。
Oracle CEPサーバー・クラスの詳細は、『Oracle CEP Java APIレファランス』を参照してください。
「レベル」ドロップダウン・メニューから重大度レベルを選択します。
「緊急」
「アラート」
「クリティカル」
「エラー」
「注意」
「情報」
「デバッグ」
「トレース」
「保存」をクリックします。
コンポーネントと重大度レベルが表内に表示されます。
コンポーネントのロギング・レベルを変更するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「ロギング」タブをクリックします。
「コンポーネント・ログ設定」タブをクリックします。
図3-37に示すような「コンポーネント・ログ設定」タブが表示されます。
表内のコンポーネント・エントリを選択します。
「編集」をクリックします。
「レベル」ドロップダウン・メニューから重大度レベルを選択します。
「緊急」
「アラート」
「クリティカル」
「エラー」
「注意」
「情報」
「デバッグ」
「トレース」
「保存」をクリックします。
新しい重大度レベルが表内に表示されます。
コンポーネント・ロガーを削除するには:
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのログに対して問合せを実行できます。ログ問合せ機能を使用すると、選択されたログ・ファイル内の情報を表示できます。
ログの問合せを行うには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
「サービス」をクリックした後、ログの問合せをクリックします。
図3-40に示すようなログの問合せ画面が表示されます。
ログの問合せ画面で次のオプションを選択します。
LogFile
: 問合せを行うログ・ファイルをドロップダウンから選択します。
「重大度」
:LogFileドロップダウンで選択されたログ・ファイルの重大度を選択します。
最大数
: 選択されたログ・ファイルで表示する最大ログ行数を入力します。
開始時間
: 問合せの実行を開始する時刻を選択します。
終了時間
: 問合せを停止する時刻を選択します。
「問合せの開始」をクリックします。
図3-41に示すように、選択されたOracle CEPサーバーの選択されたログ・ファイルで問合せ条件に一致するすべてのログ・メッセージが、「ログ」ペインに表示されます。
「ログ」ペインに表示可能な件数を超えるメッセージが返された場合には、「前へ」ボタンと「次へ」ボタンが有効になります。「前へ」ボタンと「次へ」ボタンをクリックして各ページのメッセージを参照します。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのコンソール出力を表示できます。
コンソール出力を表示するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
「サービス」をクリックした後、「コンソール出力」をクリックします。
図3-42に示すような「コンソール出力」画面が表示されます。
「コンソール出力」ウィンドウ内のテキストをクリアするには、「テキストのクリア」ボタンをクリックします。
コンソール・メッセージの出力を一時停止するには、「休止」ボタンをクリックします。
コンソール・メッセージの出力を再開するには、「再開」ボタンをクリックします。