設計メタデータとインスタンス・データのパージには、Oracle B2Bインタフェースを使用します。
項目は次のとおりです。
別のパージ方法については、次を参照してください。
設計メタデータとインスタンス・データのパージには、Oracle B2Bインタフェースを使用します。設計メタデータには、パートナ・プロファイル・データ、識別子、ドキュメント定義、チャネルおよびアグリーメントが含まれます。このデータをパージしても、インストールの一部である事前定義済データ(ホスト取引パートナ名、プロトコル、識別タイプなど)はパージされません。 インスタンス・データは、メッセージ処理の実行時に作成されます。 インスタンス・データ(ランタイム・データ)には、ビジネス・メッセージとメッセージ関連のデータが含まれます。
特定のインスタンス・データについては、「レポート」リンクの「ビジネス・メッセージ」タブからパージできます。 詳細は、第16.1.2項「メッセージのパージ」を参照してください。
パージによって、B2Bにより資格証明ストアで作成されたアーティファクト(パスワードなど)が削除されることはありません。 資格証明ストアの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareセキュリティ・ガイド』を参照してください。
インスタンス・メッセージのパージ機能を使用すると、管理番号情報をパージすることもできます。管理番号は、EDI(X12、EDIFACT)およびHL7メッセージ標準で使用されます。B2Bでは、インバウンド・メッセージとアウトバウンド・メッセージの管理番号が追跡されます。アウトバウンド・メッセージの場合、B2Bでは、内部管理番号テーブルから順序どおりに管理番号が生成されます。 インスタンス・データや管理番号のパージによって順序がリセットされる(管理番号テーブルがリセットされる)ため、パージ後のアウトバウンド・メッセージには、パージ前のメッセージと同じ管理番号が割り当てられる可能性があります。これが望ましくない場合は、管理番号をパージしないでください。
パージは、次の場合に役立ちます。
ディスク領域の管理とパフォーマンスの改善
テスト・システムでのリポジトリの削除
注意: パージは、元に戻すことができない操作です。事前に重要なデータをアーカイブしておいてください。 |
設計メタデータとインスタンス・データをパージする手順は、次のとおりです。
「管理」タブをクリックして、「パージ」タブをクリックします。
(インスタンス・データのパージの場合はオプション) 順序をリセットする場合は、「管理番号のパージ」を選択します。
図13-1に示すように、「設計メタデータのパージ」または「インスタンス・データのパージ」をクリックします。
「設計メタデータのパージ」を選択した場合は、「リポジトリからすべての設計メタデータを完全に削除しますか。」というメッセージが表示されます。
「インスタンス・データのパージ」を選択した場合は、「リポジトリからすべてのランタイム・データを完全に削除しますか。」というメッセージが表示されます。
「はい」をクリックします。