ヘッダーをスキップ
Oracle Fusion Middleware Oracle B2Bユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B61381-01
  ドキュメント・ライブラリヘ
ライブラリ
製品リストへ
製品
目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

13 データのパージ

設計メタデータとインスタンス・データのパージには、Oracle B2Bインタフェースを使用します。

項目は次のとおりです。

別のパージ方法については、次を参照してください。

13.1 設計メタデータとインスタンス・データのパージ

設計メタデータとインスタンス・データのパージには、Oracle B2Bインタフェースを使用します。設計メタデータには、パートナ・プロファイル・データ、識別子、ドキュメント定義、チャネルおよびアグリーメントが含まれます。このデータをパージしても、インストールの一部である事前定義済データ(ホスト取引パートナ名、プロトコル、識別タイプなど)はパージされません。 インスタンス・データは、メッセージ処理の実行時に作成されます。 インスタンス・データ(ランタイム・データ)には、ビジネス・メッセージとメッセージ関連のデータが含まれます。

特定のインスタンス・データについては、「レポート」リンクの「ビジネス・メッセージ」タブからパージできます。 詳細は、第16.1.2項「メッセージのパージ」を参照してください。

パージによって、B2Bにより資格証明ストアで作成されたアーティファクト(パスワードなど)が削除されることはありません。 資格証明ストアの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareセキュリティ・ガイド』を参照してください。

インスタンス・メッセージのパージ機能を使用すると、管理番号情報をパージすることもできます。管理番号は、EDI(X12、EDIFACT)およびHL7メッセージ標準で使用されます。B2Bでは、インバウンド・メッセージとアウトバウンド・メッセージの管理番号が追跡されます。アウトバウンド・メッセージの場合、B2Bでは、内部管理番号テーブルから順序どおりに管理番号が生成されます。 インスタンス・データや管理番号のパージによって順序がリセットされる(管理番号テーブルがリセットされる)ため、パージ後のアウトバウンド・メッセージには、パージ前のメッセージと同じ管理番号が割り当てられる可能性があります。これが望ましくない場合は、管理番号をパージしないでください。

パージは、次の場合に役立ちます。


注意:

パージは、元に戻すことができない操作です。事前に重要なデータをアーカイブしておいてください。

設計メタデータとインスタンス・データをパージする手順は、次のとおりです。

  1. 「管理」タブをクリックして、「パージ」タブをクリックします。

  2. (インスタンス・データのパージの場合はオプション) 順序をリセットする場合は、「管理番号のパージ」を選択します。

  3. 図13-1に示すように、「設計メタデータのパージ」または「インスタンス・データのパージ」をクリックします。

    図13-1 設計メタデータまたはインスタンス・データのパージ

    図13-1の説明は次にあります。
    「図13-1 設計メタデータまたはインスタンス・データのパージ」の説明

    「設計メタデータのパージ」を選択した場合は、「リポジトリからすべての設計メタデータを完全に削除しますか。」というメッセージが表示されます。

    「インスタンス・データのパージ」を選択した場合は、「リポジトリからすべてのランタイム・データを完全に削除しますか。」というメッセージが表示されます。

  4. 「はい」をクリックします。