Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成 リリース11i(2005年6月) 部品番号: B15956-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle Applicationsヘルプ・ファイルはHTMLでフォーマットされており、商用のHTMLテキスト・エディタを使用して簡単に変更できます。ヘルプ・システムに独自のカスタマイズ・ファイルを追加することもできます。
Oracle Tutor 11iのライセンスを取得している場合は、これを使用してOracle Applicationsヘルプ・ファイルを編集できます。Oracle Tutor 11iではさらに、企業固有のニーズにあわせてカスタマイズでき、Oracle Applicationsヘルプ・システムにリンクできる、標準業務手順、プロセス文書および教育用ソフトウェアが提供されます。詳細は、『Oracle Tutor Authorユーザーズ・ガイド』および『Oracle Tutor Publisherユーザーズ・ガイド』を参照してください。
注意: Oracle Applicationsの各新規リリースおよび各受入パッチを使用して、最新の情報にアクセスする必要がある場合は、更新されたヘルプ・ファイルに対して、行った変更を再度適用する必要があります。また、Oracle Applicationsヘルプ・ファイルのリリース間の変更内容を識別するメカニズムは用意されていません。
Oracle Applicationsヘルプのカスタマイズのトピックは、次のとおりです。
Oracle Applicationsヘルプ・ファイルはデータベースに格納されます。Oracle Applications Help System Utilityは、カスタマイズ時にこれらのファイルを取り出し、置換するために提供されています。
Help System Utilityを使用する前に、アップロードおよびダウンロードのディレクトリ・パスを定義する必要があります。Oracle Applicationsには、これらのパスを設定するためのプロファイル・オプションが用意されています。
プロファイル・オプション「Help Utilityダウンロード・パス」を使用して、Help System Utilityによるファイルのダウンロード先のディレクトリ位置を定義します。「Help Utilityアップロード・パス」を使用して、Oracle Applicationsヘルプ・システムに戻すカスタマイズ・ファイルが格納されているディレクトリ位置を定義します。
ヘルプ・ファイルはファイル名でダウンロードされます。カスタマイズする特定のファイルを識別するには、Oracle Applications Help Systemで文書を開きます。ブラウザのソース表示機能を使用して、HTMLソース・コードを表示します。ソース情報にファイル名が含まれています。
たとえば、このヘルプ文書のソースを表示すると、ファイル名がSYS00032663.htmであることがわかります。
ヘルプ・ファイルの言語および製品を識別するには、ソース文書のURLを使用します。ソース文書URLの最後の3つのノードは、言語、製品名、およびアンカー名やターゲット名です。
再度この文書を例として使用すると、URLの最後の3つのノードは、/US/FND/@ht_updown#ht_updownです。この記述から、言語がUS、製品グループがFND(Applications Object Library)およびターゲット名がht_updownであることがわかります。
注意: URLの@ht_updown#ht_updownの構文は、文書をアンカー名でリンクするために使用される、Oracle Applicationsの特別な構文の例です。この構文の詳細は、「ヘルプ・ファイルのリンク」を参照してください。
Oracle Applications Help System Utilityには、ターゲット名とヘルプ・ファイル名を相互参照するためのレポートも用意されています。「レポートの実行」を参照してください。
ヘルプ・ファイルは、言語および製品ごとにダウンロードします。つまり、言語(アメリカ英語の場合はUSなど)を選択し、製品(AR Oracle Receivablesなど)を選択します。製品コードによってダウンロード・ディレクトリが決まるため、製品の2文字のコード(この例ではAR)に注意することが重要です。
ヘルプ・ファイルをダウンロードする手順は、次のとおりです。
Help System Utilityは、Oracle Self-Service Web Applicationsから使用できます。「システム管理」をクリックします。「ヘルプ管理」の下の「ヘルプ・ユーティリティ」をクリックします。
Help System Utilityによって、選択した製品のヘルプ・ファイルがダウンロードされます。グラフィックも含めてすべてのファイルがダウンロードされます。ファイルは、プロファイル・オプション「Help Utilityダウンロード・パス」で定義されているパスに従って、選択した言語および製品のディレクトリにダウンロードされます。
たとえば、言語にUS、製品にAR Accounts Receivableを選択した場合、ファイルは<サーバーの場所>¥<Help Utilityダウンロード・パス>¥US¥ARにダウンロードされます。
ヘルプ・ファイルのカスタマイズ後、Help System Utilityを使用して文書をヘルプ・システムにアップロードします。ファイルは、プロファイル・オプション「Help Utilityアップロード・パス」で指定されているアップロード・ディレクトリからアップロードされます。
注意: 作成した新規アプリケーションに、初めてアップロードする新規ヘルプ・ファイルがある場合は、これらのファイルをアップロードするため、一般ファイル・マネージャ・アクセス・ユーティリティ(FNDGFU)を使用する必要があります。「一般ファイル・マネージャ・アクセス・ユーティリティ」を参照してください。
ヘルプ・システムにアップロードできるファイルには、次の4種類があります。
カスタマイズしたヘルプ・ファイルをアップロードする手順は、次のとおりです。
たとえば、Accounts Receivable用に6つのヘルプ・ファイルをカスタマイズした場合は、その6つのファイルを<サーバーの場所>¥<Help Utilityアップロード・パス>¥US¥ARディレクトリにコピーします。Oracle Applications Help System Utilityによって、ファイルがOracle Applications Help System内の正しい場所に格納されるように、ファイルを正しい製品フォルダにコピーすることが重要です。
Help System Utilityは、Oracle Self-Service Web Applicationsから使用できます。「システム管理」をクリックします。「ヘルプ管理」の下の「ヘルプ・ユーティリティ」をクリックします。
Help Utilityによって、選択した製品のヘルプ・ファイルがアップロードされます。選択した言語および製品に対応するディレクトリにあるすべてのファイルがアップロードされます。
Help System Utilityには、ヘルプ・ターゲット名とファイル名を相互参照するためのレポートが2つ用意されています。
「ヘルプ・ターゲットからファイル名」レポート: このレポートには、ターゲット別に、そのターゲットが含まれている各ファイル、ファイルの文書タイトルおよび製品が表示されます。
「ファイル名からヘルプ・ターゲット」レポート: このレポートには、言語別、製品別、および各ファイル内のすべてのターゲット別に、すべてのファイル名と文書タイトルが表示されます。
これらのレポートを実行する手順は、次のとおりです。
Help System Utilityは、Oracle Self-Service Web Applicationsから使用できます。「システム管理」をクリックします。「ヘルプ管理」の下の「ヘルプ・ユーティリティ」をクリックします。
Oracle Applicationsヘルプ・システムでは、ハイパーテキスト・リンク用の特別な構文がサポートされており、ファイル名が変更されたり、ファイルが分割された場合でもハイパーテキスト・リンクは正常に機能します。特別な構文(詳細は後述)は、次のように記述されます。
For more about widgets, see <A HREF="@widgets#widgets">All About Widgets</A>.
Oracle Applicationsヘルプ・ファイルではこの構文を使用しますが、独自のカスタム・ヘルプ・ファイルでもこの構文を使用できます。または、必要に応じて、ファイル名に基づいた従来型のハイパーテキスト・リンクを常に使用することもできます。
「ヘルプ・ファイルのリンク」のトピックは、次のとおりです。
Oracle Applicationsヘルプ・ファイルのリンクでは、特定のファイル名ではなく、そのファイル内に含まれている名前付きアンカーの1つを指します。Oracle Applicationsヘルプ・システムでは、リンクが処理されるたびに、アンカー名がファイルに動的に解決されます。
どのファイルにどのアンカー名が含まれているかに関する情報は、アップロード時にヘルプ・システムに自動的に挿入されます。作成者は、リンクが重複しないように、アンカー名がアプリケーションのヘルプ・ファイル全体で一意であることを確認する必要があります。そのかわり、ファイル名の変更によってリンクが使用できなくなることを考慮する必要がなくなります。
名前付きアンカーとは、次の種類のHTMLタグを意味します。
<A NAME="anchorname"></A>
名前付きアンカーは、HTMLファイル本文の任意の場所に配置でき、通常は当該ファイル内部に対するリンクで使用されます。アンカー名を指すリンク内のアンカー名の前に、番号記号(#)が付けられます。
たとえば、ユーザーが「widgets」というアンカー名の項にジャンプできるようにするには、次のようなHTMLを使用します。
For more about widgets, see <A HREF="#widgets">All About Widgets</A> below.
<A NAME="widgets"></A> <H2>All About Widgets</H2>
Oracle Applicationsヘルプ・ファイルでは、ヘルプ・ファイル内のみでなく、ヘルプ・ファイル間のリンクを作成するため、この従来型のHTML構文を拡張します。特定の名前付きアンカーを含むファイルにリンクするには、アンカー名の前に単にアットマーク記号(@)を付けます。ファイル内でこのアンカーが表示される正確な場所にリンクするには、従来型のHTMLと同様に、番号記号に続けてアンカー名を追加します。この結果、次のような特別な構文になります。
<A HREF="@anchorname#anchorname">link text</A>.
たとえば、前述の「widgets」アンカーを含むファイルにリンクするには、このアンカーが表示されるファイル内の場所で、次のようなHTMLを使用します。
For more about widgets, see <A HREF="@widgets#widgets">All About Widgets</A>.
このアンカーを含むファイルの先頭に単にリンクする場合は、番号記号のセグメント「#widgets」を省略できます。
Oracle Applicationsヘルプ・ファイルのリンクでは、番号記号のセグメントが省略されることはほとんどありません。つまり、トピックがファイル内またはファイル間で再配置された場合でも、他のファイルからこれらのトピックに作成されたリンクにより、常に正しいファイルに移動し、ファイル内でそのトピックが表示される正確な場所に移動することを意味します。
注意: アンカー名の区別に大/小文字は使用しないでください。通常のWebブラウザと異なり、Oracle Applicationsヘルプ・システムでは、アンカー名は大/小文字を区別しない方法で処理されます。
Oracle Applicationsヘルプ・システムでは、特定のアプリケーションに関連付けられているヘルプ・ファイルはすべて、URLに関するかぎり、同じディレクトリに格納されます。他のアプリケーションに関連付けられているヘルプ・ファイルは、そのアプリケーションの短縮名を付けられたディレクトリに格納されます。これらのアプリケーション・ディレクトリはすべて、ヘルプ・システム内の同じレベルにあります。
異なるアプリケーションに関連付けられているヘルプ・ファイルに移動するリンクを作成するには、すべてのヘルプ・アプリケーション・ディレクトリの親までレベルを上げる相対リンクを作成し、次に、他のアプリケーションのディレクトリまでレベルを下げた後で、Oracle Applicationsの特別なリンク構文で終了します。この結果、次のようなアプリケーション間リンクの構文になります。
<A HREF="../shortname/@anchorname#anchorname"> link text</A>
たとえば、前述の「All About Widgets」というトピックがOracle Payablesのヘルプ・トピックであり、Oracle General Ledgerのヘルプ・ファイルからこのトピックにリンクする場合は、次のようなリンクを使用します。この例で、APはOracle Payablesの短縮名です。
For more about widgets in Oracle Payables, see <A HREF="../AP/@widgets#widgets">All About Widgets</A>.
このように使用される場合、アプリケーションの短縮名では大/小文字が区別されません。
注意: これらのアプリケーション・ヘルプ・ディレクトリは、URLで使用される場合にOracle Applicationsヘルプ・システムによって認識される、単なる「仮想」ディレクトリです。すべてのファイルは、実際には、そのファイルに関連付けられている多数の属性の1つである、アプリケーション短縮名を使用してデータベースに格納されています。
Oracle Payablesの正式な短縮名はSQLAPです。これは、Oracle Applicationsヘルプ・システムで使用される仮想ディレクトリ用にAPに短縮されています。同様に、Oracle General Ledgerの正式な短縮名であるSQLGLはGLに短縮され、Oracle Assetsの短縮名であるOFAはFAに短縮されています。これらは唯一の例外です。
リンクは、Oracle Applicationsヘルプ・システム内の単一のターゲットに制限されません。次の構文を使用して、リンクで複数のトピックおよびファイルを指すことができます。
<A HREF = "@anchorname1,anchorname2,anchorname3"> Related Topics</A>
ユーザーがリンクを処理すると、これらのアンカー名に対応するページ・タイトルのリストを含む、「Related Topics」というページが、当該ファイルにリンクされている各タイトルとともに表示されます。
アプリケーション間リンクを組み込むには、単にアンカー名の前にアプリケーション短縮名とコロンを付けます。
<A HREF = "@anchorname1,shortname:anchorname2,anchorname3"> Related Topics</A>
Oracle Applicationsでヘルプを要求すると、現在のウィンドウに関するトピックが開きます。レポート・パラメータ・ウィンドウからヘルプを要求すると、そのレポートの説明のヘルプ・ファイルが開きます。
Oracle Applicationsヘルプ・ファイルには、これらのコンテキスト依存リンクを有効にする特別なアンカー名が含まれます。ウィンドウからヘルプを呼び出すと、Oracle Applicationsでは、次のようなフォーム名とウィンドウ名の組合せに基づき、アンカー名が検索されます。
<A NAME="form_name_window_name"></A>
アンカー名のform_nameの部分は、「フォーム機能」ウィンドウのパラメータ・フィールドにHELP_TARGETパラメータを指定すると上書きできます。構文HELP_TARGET = "alternative_form_name"を使用してください。「フォーム機能」を参照してください。
レポート・パラメータ・ウィンドウからヘルプを呼び出すと、Oracle Applicationsでは、次のように構成されたアンカー名が検索されます。
<A NAME="SRS_concurrent_program_shortname"></A>
Oracle interMedia Textによって、Oracle Applicationsヘルプ・システムで提供される検索機能が使用可能になります。カスタマイズ文書のアップロード後に、aflobbld.sqlと呼ばれるスクリプトを実行して検索索引を再作成します。これにより、ユーザーが実行する検索にこれらの文書が含まれます。
interMedia索引を再作成するには、次のコマンドラインを使用します。
sqlplus <apps/pwd> @$FND_TOP/sql/aflobbld.sql
パラメータの内容は、次のとおりです。
変数 | 説明 |
---|---|
<apps/pwd> | APPSスキーマ・ユーザー名/パスワード。特定のデータベースを指定するには、@記号とデータベースSID(@database)を追加します。
例sqlplus apps/apps@devdb @$FND_TOP/sql/aflobbld.sql |
ヘルプ・ビルダー・アプレットを使用して、ヘルプの起動時にブラウザ・ウィンドウのナビゲーション・フレームに表示される、ヘルプ・ナビゲーション・ツリーをカスタマイズします。
注意: Oracle Applicationsの各新規リリースおよび各受入パッチを使用して、最新の情報にアクセスする必要がある場合は、更新されたヘルプ・ナビゲーション・ツリーに対して、行った変更を再度適用する必要があります。また、Oracle Applicationsヘルプ・ナビゲーション・ツリーのリリース間の変更内容を識別するメカニズムは用意されていません。
ヘルプ・ビルダーを使用すると、次のタスクを実行できます。
ヘルプ・ビルダーの各フィールドに関連付けられている情報を理解するには、「「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウ・リファレンス」を参照してください。
ヘルプ・ビルダーにアクセスするには、Oracle Self-Service Web Applicationsから、「System Administration」 > 「ヘルプ・ビルダー」の順にナビゲートします。
「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウのデフォルト・ビューは、3つのペインで構成されています。左側のペインには、現在選択されているツリーが表示されます。この領域を使用して、ノードの追加、ノードの削除、および必要な場所へのノードのドラッグを実行し、ツリーを操作します。右上のペインには、「文書の検索」または「ツリーの検索」機能を使用して実行した検索と一致する項目が表示されます。該当する場合は、「ツリー」タブまたは「文書」タブをクリックします。右下のペインは、「プロパティ」ペインです。この領域には、現在選択されている項目(ルート、ノードまたは文書)のプロパティが表示されます。使用可能なフィールドのプロパティを更新できます。
「ファイル」メニューには、次の機能があります。
変数 | 説明 |
---|---|
新規 | 新規ルート・ノードを作成します。このオプションを選択すると、「ルート・ノードのプロパティ」ウィンドウが開き、新規ルート・ノードに該当する値を入力できます。 |
オープン | ツリーを開きます。このオプションを選択すると、「ツリーの検索」ウィンドウが開き、該当するツリーを検索する選択基準を入力できます。 |
上書き保存 | 現在の変更内容を保存します。 |
再ロード | 現在のツリーを再ロードして、ツリー階層全体にすべての変更を適用します。 |
印刷 | 現在のツリー・ペインを印刷します。 |
終了 | ヘルプ・ビルダーを終了します。 |
「編集」メニューには、次の機能があります。
変数 | 説明 |
---|---|
新規ノード | ツリー上で選択されているノードの下に新規ノードを作成します。選択されているノードが文書の場合は、文書ノードが作成されます。選択されているノードがブランチ・ノードの場合は、ブランチ・ノードが作成されます。 |
切り取り | 選択されている項目(文書ノードまたはブランチ・ノード)を切り取ります。 |
コピー | 選択されている項目(文書ノードまたはブランチ・ノード)をコピーします。 |
貼り付け | ツリー上で現在選択されているノードの下に項目を貼り付けます。選択されているノードが文書の場合、項目はツリー上のそのノードの下に貼り付けられます。選択されているノードが展開されているブランチの場合、項目は選択されているノードの子として貼り付けられます。選択されているノードが展開されていないブランチの場合、項目は選択されているノードの下に兄弟として貼り付けられます。 |
削除 | 選択されている項目を削除します。 |
プロパティ | 選択されている項目のプロパティは、「プロパティ」ウィンドウを使用して更新できます。「プロパティ」ウィンドウは、「プロパティ」ペインと同じです。 「プロパティ」の各フィールドの詳細は、「「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウ・リファレンス」を参照してください。 |
設定 | 「設定」ウィンドウを使用して、インタフェース設定を設定できます。設定可能な項目は、次のとおりです。 バックグラウンド・カラー 線およびボックス・カラー デフォルト・ノード・カラー デフォルト・ノード・テキスト・カラー フォント名 フォント・サイズ |
「表示」メニューには、次の機能があります。
変数 | 説明 |
---|---|
ノード・プロパティ | チェック・ボックスを有効にすると、「ノード・プロパティ」ペインが表示されます(有効がデフォルトです)。 |
ツールバー | チェック・ボックスを有効にすると、ツールバーが表示されます(有効がデフォルトです)。 |
ステータスバー | チェック・ボックスを有効にすると、ステータスバーが表示されます(有効がデフォルトです)。 |
文書の検索 | 「文書の検索」ウィンドウが開きます。 |
ツリーの検索 | 「ツリーの検索」ウィンドウが開きます。 |
「ヘルプ」メニューには、次の機能があります。
変数 | 説明 |
---|---|
情報 | ヘルプ・ビルダーに関する情報が表示されます。 |
ライブラリ | Oracle Applications Help Libraryが開きます。 |
編集用にツリーをオープンする手順は、次のとおりです。
(M)「ファイル」 > 「オープン」
(M)「表示」 > 「ツリーの検索」
たとえば、Oracle Payablesのツリーを検索するには、「プロンプト」フィールドに%Payables%と入力します。
「ツリーの検索」の各検索フィールドの詳細は、「「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウ・リファレンス」を参照してください。
ツリーの最上位ノードは左側のペインに表示されます。編集するツリーの一部を表示するには、ノードを展開および縮小します。
ツリーに新規ヘルプ・ファイルを追加する手順は、次のとおりです。
「文書の検索」ウィンドウが表示されます。
「文書の検索」の各検索フィールドの詳細は、「「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウ・リファレンス」を参照してください。
入力した情報に対応するファイルが、「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウの右上にあるペインの「文書」タブに表示されます。文書を選択すると、そのプロパティが「プロパティ」ペインに表示されます。
注意: 複数の名前付きアンカーを含むファイルは、複数回表示されます。各ターゲットには独自のリストがあります。追加するトピックに対応するターゲットを選択してください。
追加するトピックがファイルのヘッダー・ターゲットではないが、文書内のターゲットである場合、「プロパティ」ペインの「データ」フィールドに特別なリンク構文を指定する必要があります。
たとえば、ターゲット名が「データ」フィールドに@ht_updownと表示されるとします。このアンカーに直接リンクするには、アンカー名の最後に#ht_updownを追加します。その結果、「データ」フィールドのエントリは@ht_updown#ht_updownとなります。
この構文の詳細は、「ヘルプ・ファイルのリンク」を参照してください。
注意: 新規ノード機能では、選択されているノードと同様のノードが追加されます。たとえば、ブランチ・ノードが選択されている場合は、その下にブランチ・ノードが追加されます。リーフ・ノードが選択されている場合は、その下にリーフ・ノードが追加されます。
ブランチ・ノードを既存のブランチ・ノードの兄弟として追加するときは、選択されたブランチ・ノードが展開されていないことを確認してください。既存のブランチ・ノードが展開されていると、新規ノードは選択したブランチの子として追加されます。
あるツリーから別のツリーにノードを追加する手順は、次のとおりです。
入力する情報に対応するノードが、メインの「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウの「ツリー」タブに表示されます。
ツリーの構成を変更する手順は、次のとおりです。
注意: 別のツリーから追加されたノードを変更すると、元のツリー、およびそのノードが含まれている他のすべてのツリーに変更内容が反映されます。
その他のノード・プロパティは、同様の方法で変更できます。
注意: 同じノードがツリー内の他の場所に表示されている場合、変更内容は、ツールバーの「再ロード」ボタンをクリックするまで他の場所には表示されません。あるノードを別のノードと同じにするには、それに固有の全プロパティのみでなく、その親ノードのノード・キーとノード・アプリケーションも同じであることが必要です。親ノードより上のノードは異なっていてもかまいません。
新規ナビゲーション・ツリーを作成する手順は、次のとおりです。
「ルート・ノードのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
個別に表示するには、サイトのOracle ApplicationsヘルプURLの最後にある、root=parameterでそのルートを置換します。アプリケーション短縮名を含めます。たとえば、Oracle Inventory製品に属するROOT_INVというルートの場合、URLでroot=INV:ROOT_INVを使用します。
「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウのフィールド名と説明を次に示します。
変数 | 説明 |
---|---|
アプリケーション | ヘルプ・ファイルを所有するアプリケーションのアプリケーション短縮名。 |
カスタム・レベル | ノードのカスタマイズ・レベル。100が、顧客が使用するデフォルトです。100未満のレベルは、システム使用のために確保されています。 |
データ | ノードがヘルプ・ファイルにリンクしている場合、先頭に「@」記号が付くファイル名やターゲット名、または絶対URL。 |
説明 | プロンプトが短い場合は、ノードの詳しい説明。それ以外の場合は、プロンプトを単に繰り返すことができます。 |
ファイル名 | ヘルプ・ファイルのアップロード前のファイル名。 |
アイコン | 使用されていません。 |
言語 | ノードに含まれているヘルプ・ファイルの言語コード。 |
ノード・アプリケーション | このノードを所有するアプリケーションのアプリケーション短縮名。 ROOTに指定された値と異なる場合、このノードと分岐先のすべてのノードは、別のアプリケーションからそのツリーに移植されています。 |
ノード・キー | このノード・アプリケーション内のノードを一意に識別する文字列。ノード・キーは、自動的に生成するか、またはフィールドに入力できます(新規ノードの場合)。ただし、ノードに対する参照が存在すると、ノード・キーは変更できません。 |
プロンプト | このノードに対してツリー上に表示されるテキスト。 |
ターゲット | ヘルプ・ファイルに含まれるアンカー名。「文書の検索」ウィンドウでは、先頭に@記号は付けないでください。 |
タイトル | ヘルプ・ファイルのタイトル。 |
タイプ | ROOT: ナビゲーション・ツリーの最上位ノード。 NODE: 他のノードに分岐するが、ROOTではないノード。「データ」がNULL以外の場合、ヘルプ・ファイルにもリンクします。 DOCUMENT: 他のノードに分岐せず、ヘルプ・ファイルにリンクするのみのノード。 |
バージョン | ヘルプ・ファイルのバージョン識別子。 |
Oracle Applicationsヘルプ・システムには、多数の様々な言語に翻訳され、多種多様な国および地域用にローカライズされたファイルが含まれます。企業に言語および文化の壁が存在しない場合、またはOracle Human Resourcesを使用する場合は、ヘルプ・ファイルのカスタマイズ時に次の情報が適用される場合があります。
Oracle ApplicationsヘルプのURLで使用される仮想ディレクトリ階層の1つ上のレベルは、アプリケーション間リンクの構築に使用される、アプリケーション・ディレクトリです。2つ上のレベルは言語ディレクトリであり、言語間リンクの構築に使用できます。
様々な言語のヘルプ・ファイルに移動するリンクを作成するには、次のリンク構文を使用します。
<A HREF = "../../language_code/shortname/@anchorname#anchorname"> link text</A>
たとえば、Oracle Payablesヘルプのフランス語版の「All About Widgets」にリンクするには、次のリンクを使用します。この例で、APはOracle Payablesの短縮名、Fはフランス語の言語コードです。
For more about French widgets, see <A HREF="../../F/AP/@widgets#widgets">Qu'est-ce qu'un widget?</A>.
このように使用される場合、言語コードでは大/小文字が区別されません。
注意: 異なる言語へのリンクをたどると、ユーザーが元の言語に戻るリンクをたどるまで、言語はそのままです。このリンクは、ヘルプ・ファイル内に出現するリンク、またはナビゲーション・ツリー(全体が元の言語のままです)からのリンクのいずれかである可能性があります。