Oracle Financial Consolidation Hubユーザーズ・ガイド リリース11i B25734-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
取得と処分の会計処理は、連結階層内の変更を連結入力に結合する手段です。階層を変更する場合は、「会計の作成」オプションで「Yes」を選択する必要があります。連結階層の詳細は、「連結階層の設定」を参照してください。
連結入力は、手動で入力するか連結ルールを使用して計算します。
「消去」の下の「入力」アイコンをクリックすると、スプレッドシート・インタフェースを介して連結消去を入力できます。
連結ルールを使用すると、法的体系の変更に関連する会計を自動的に作成できます。次の表に示す変数は、取得および処分の消去ルールを定義する際に有効です。
変数 | 説明 |
---|---|
COI | 投資コスト(対価額) |
NAV | 純資産価値(資産 - 負債) |
%TO | 新規所有権(%) |
%FROM | 旧所有権(%) |
ADTB | 取得および処分の残高試算表 |
PRETB | 株式発行前の残高試算表 |
POSTTB | 株式発行後の残高試算表 |
ELIMTB | 消去エンティティ残高 |
階層を更新するときに、取引タイプ「取得」、「処分」、「株式発行」または「株式発行と取得」が使用可能です。取引タイプ、関連の当初連結方法および新規連結方法により、消去を計算するために実行する必要のあるルールが決定されます。
計算への入力は、連結元の残高試算表です。「株式発行と取得」の場合は、2つの残高試算表(株式発行前の残高試算表および株式発行後の残高試算表)をアップロードする必要があります。
連結元の残高試算表は、連結先の通貨と会計用勘定体系で表す必要があります。残高試算表のアップロード後に、適切なルールが実行され、消去入力が表示または編集可能になります。入力は、次回の連結実行時に連結結果に取り込まれます。