Oracle Advanced Product Catalogインプリメンテーション・ガイド リリース11i B25746-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle APCを使用すると、内部ユーザー、仕入先および顧客と安全にコラボレーションできます。ユーザーを設定し、それらのユーザーに特定のビジネス機能を使用できる職責を付与できます。ロール・ベースのセキュリティを使用すると、特定の品目、カタログまたは変更管理オブジェクトへのアクセスをさらに制限できます。
タスク | 必須かどうか |
職責の作成 | |
内部ユーザーの作成 | 必須 |
仕入先ユーザーの設定 | |
顧客ユーザーの設定 |
APCのシード職責(「開発マネージャ」、「開発エンジニア」および「仕入先エンジニア」)のトップ・レベル・メニューは、「EGOマネージャ・メニュー」(EGO_MANAGER_MENU)です。開発者は、独自の職責を作成する前に、APCのシード・メニューおよびシード機能を表示する必要があります。APCのシード・メニューおよびシード機能を表示するには、アプリケーション開発者メニュー・フォームで「EGOマネージャ・メニュー」を開き、「ツリーの表示」ボタンをクリックします。「メニュー・ビューワ」で各メニューを展開して、カスタム職責に含めるメニューを決定できます。メニューの下にプロンプトのないノードが表示される場合は、すべてのメニュー項目が正常に機能するようにその機能を含める必要があります。あるユーザーについて、特定のメニューまたは機能を除外する必要がある場合は、職責の定義時にメニュー排他ルールを使用できます。
関連項目: 職責の作成方法の詳細は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
シード職責を使用したOracle APCトップ・レベル・メニュー
メニュー・ビューワ
「メニュー排他」を使用した職責の定義
ユーザー(システム管理者)は、E-Business Suiteユーザーを定義して、それらのユーザーにOracle Advanced Product Catalogなどの特定のE-Business Suiteアプリケーションに対するアクセス権限を付与できます。従業員、顧客または仕入先を作成した後は、その従業員、顧客または仕入先のリンク先となるユーザー・アカウントを作成します。各内部ユーザーには、電子メール・アドレスが指定された従業員IDを設定する必要があります。これによって、内部ユーザーは通知を受信できます。内部ユーザーには、カスタム職責または次のシード職責のいずれかを割り当てることができます。
開発エンジニア
開発マネージャ
製造エンジニア
製品マネージャ
プログラム・マネージャ
プロジェクト・エンジニア
仕入先エンジニア
関連項目: 内部ユーザーの作成方法の詳細は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
Oracle APCを使用すると、仕入先と安全にコラボレーションできます。製品および構成部品の設計に関して、コラボレーションする仕入先ごとにE-Business Suiteユーザーを設定できます。
仕入先の会社がOracle PurchasingまたはOracle Sourcingですでに定義されている場合は、「ソーシング・スーパー・ユーザー」職責を使用して、Oracle Sourcingで仕入先ユーザーを登録できます。仕入先の電子メール・アドレスをユーザーIDとして指定し、システムから仕入先ユーザーのパスワードが電子メールで送信されるようにする必要があります。Oracle Sourcingを使用して仕入先ユーザーを登録した後は、そのユーザーに「仕入先エンジニア」などの職責を割り当てることができます。これによって、その仕入先ユーザーが使用できるAPC機能が指定されます。たとえば、シード職責「仕入先エンジニア」では、制限付きのAPC機能セットが提供されます。仕入先はこの機能セットを使用して、(品目ロールで保護された)特定品目を表示したり、品目に関する懸案や変更要求を作成できますが、変更オーダーを作成または表示することはできません。
関連項目: 仕入先ユーザーの登録および設定方法の詳細は、『Oracle Sourcingインプリメンテーションおよび管理ガイド』および『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
Oracle APCを使用すると、顧客と安全にコラボレーションできます。製品および構成部品の情報に関して、コラボレーションする顧客ごとにE-Business Suiteユーザーを設定できます。
Oracle E-Business Suiteで顧客の会社がすでに定義されている場合は、「取引先コミュニティ・マネージャ」職責を選択して顧客ユーザーを作成します。顧客-標準フォームの「顧客タイプ」で、新規の「担当」を作成します。有効な「所在地」を指定する必要があります。
「パーティ関連」ウィンドウにナビゲートして、その担当を次のように顧客の会社に割り当てます。
関連タイプ
EMPLOYMENT
関連
従業員
オブジェクト
会社名
開始日
開始日を指定します。担当を顧客の会社に割り当てた後、「システム管理者」職責を選択してその顧客ユーザーを定義します。次に、「ユーザー」フォームで必要な情報を入力し、「顧客」フィールドにその顧客の担当名を入力します。
関連項目: 顧客ユーザーの設定方法の詳細は、『Oracle Receivablesユーザーズ・ガイド』および『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
顧客担当の新規作成
新規顧客担当に対するパーティ関連の設定
顧客ユーザーの定義