Oracle Enterprise Planning and Budgetingユーザーズ・ガイド リリース11i B25756-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
ビジネス・プロセスとは、定義された一連のタスクで、指定のスケジュールに従って実行され、レポートおよび分析用のデータを生成します。ビジネス・プロセスの例としては、戦略計画、年度予算、四半期ローリング予測、月末差異分析などがあります。ビジネス・プロセスを実行するたびに、新しいビューの作成または既存のビューへの追加を実行するプロセスが生成されます。ビューの例としては、実績、2005年予算、2006年予算、2007年予算、2005年予測などが考えられます。
ビジネス・プロセス管理者またはコントローラが新しいビジネス・プロセスの定義を開始すると、そのビジネス・プロセスの定義は、草案として保存するかまたは有効にするまでは一時的な状態に置かれます。ビジネス・プロセスを有効にするには、ビジネス・プロセスを検証して公開します。公開すると、スケジュールに従ってビジネス・プロセスが実行されるようになります。
ビジネス・プロセスを有効にすると、現行の草案定義のコピーが公開済定義になります。ビジネス・プロセスの所有者は、草案バージョンを使用してビジネス・プロセス定義を更新できます。アナリストは、草案を使用して例外アラートを追加または更新できます。草案が有効化されて検証を通過すると、更新内容が実装されます。その時点で、新しい定義が公開済定義にコピー(上書き)されます。
有効なビジネス・プロセスは、それを所有しているビジネス・プロセス管理者またはコントローラが使用不可にできます。ユーザーは、使用不可になったビジネス・プロセスのパラメータを表示できます。ただし、新しいインスタンスは、プロセスが使用可能になるまでは作成されません。
ビジネス・プロセスの各実行は、「ビジネス・プロセス実行」と呼ばれます。
ビジネス・プロセスを使用できる範囲は、Enterprise Planning and Budgetingの職責によって決まります。
ビジネス・プロセス管理者は、読取り範囲内のビジネス・プロセスを定義および保守できます。また、コントローラや他のビジネス・プロセス管理者が定義した有効なビジネス・プロセスを表示できます。
コントローラは、制限なくビジネス・プロセスを定義および保守できます。また、ビジネス・プロセス管理者や他のコントローラが定義した草案または有効なビジネス・プロセスを表示できます。ビジネス・プロセス管理者が所有しているビジネス・プロセスを更新することもできます。
アナリストは、有効なビジネス・プロセスを表示できます。また、例外アラートを草案定義に追加できます。
新しいビジネス・プロセスの草案を作成して保存した個人は、草案の所有者とみなされます。同様に、草案を有効にした個人は、ビジネス・プロセスの所有者となります。
ビジネス・プロセスは、使用するデータ・セット、ディメンション、データ処理ルール、プロセスの実行間隔、および実行するタスクを指定することで作成します。ビジネス・プロセスを有効にすると、Enterprise Planning and Budgetingでは、スケジュールに従ってプロセスが自動的に実行されます。
ビジネス・プロセスは、単一または複数のセッションで使用できます。設定は、プロセスの最後で各ページが完了したとき、または作業内容を保存するたびに適用(保存)できます。ビジネス・プロセスは、草案として保存し、別の機会に更新できます。草案を保存するために必要な最小限の情報は一意の名前です。
「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。
プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。
「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。
「新規ビジネス・プロセスの作成」をクリックします。
「ビジネス・プロセスの作成」ページが開きます。「一般」サブタブがアクティブな状態です。
「一般」サブタブを使用して、ビジネス・プロセスの名前を指定し、1つ以上のデータ・セットを選択し、次に追加ビューの設定を指定します。
詳細は、「ビジネス・プロセスに対する一般情報の指定」を参照してください。
「ディメンション」サブタブを使用して、ビジネス・プロセスに関連付けられているデータの論理モデルを指定します。時間範囲および含めるディメンション・メンバーを指定します。
詳細は、「ビジネス・プロセスに対するディメンションの指定」を参照してください。
「解決」サブタブを使用して、ビジネス・プロセスの各明細ディメンション・メンバーのソース、入力、出力および割当方法を指定します。
詳細は、「ビジネス・プロセスに対する解決の指定」を参照してください。
「タスク」サブタブを使用して、ビジネス・プロセスの実行のたびに実行されるタスクとその順序を指定します。たとえば、データのロード、データ収集プロセスの管理、およびデータの解決を実行するタスクを定義できます。
詳細は、「ビジネス・プロセスに対するタスクの指定」を参照してください。
「通貨」サブタブを使用して、ビジネス・プロセスの通貨オプションを指定します。
詳細は、「ビジネス・プロセスに対する通貨の指定」を参照してください。
注意: 「通貨」サブタブは、ビジネス・エリアの「通貨」オプションが使用可能に設定されている場合にのみ表示されます。
「スケジュール」サブタブを使用して、ビジネス・プロセスを実行するタイミングと頻度を指定します。バージョン管理されるビューでは、格納する旧バージョンの数も指定します。
詳細は、「ビジネス・プロセスに対するスケジュールの指定」を参照してください。
ビジネス・プロセスを検証するには、「検証」をクリックします。検証では、すべてのコンポーネントについて依存性と同期がチェックされ、コンポーネント間の依存関係を調査するルールが適用されます。
注意: 検証は、ビジネス・プロセス全体に適用されます。新しいビジネス・プロセス定義が完全または完全に近い状態になるまでは、検証を控えてかまいません。
詳細は、「ビジネス・プロセスの検証」を参照してください。
ビジネス・プロセス定義を保存します。
ビジネス・プロセス定義を草案として保存する場合は、「草案として保存」をクリックします。
ビジネス・プロセスを検証し、実行できる状態にする場合は、「有効化」をクリックします。
詳細は、「ビジネス・プロセスの有効化」を参照してください。
注意: 草案はいつでも保存できます。ビジネス・プロセス定義が完了または有効化されている必要はありません。
「一般」ページを使用して、ビジネス・プロセスの名前を指定したり、Enterprise Performance Foundationからロードされる明細ディメンション・メンバーのデータ・セットを指定します。また、ビジネス・プロセスを実行するたびに、Enterprise Planning and Budgetingで新しいデータ・ビューを作成するかどうかも指定します。
「一般」ページ(「ビジネス・プロセス」->「一般」サブタブ)にナビゲートします。
「名称」ボックスで、ビジネス・プロセスの一意の名前を入力します。
ビジネス・プロセスがEnterprise Performance Foundationからデータをロードする場合は、次の手順でデータ・セットを選択します。
「データ・セットの選択」をクリックします。
「データ・セットの選択」ページが開きます。
1つ以上のデータ・セットを選択します。
注意: ビジネス・エリアの「通貨」オプションが使用可能に設定されている場合は、特別な考慮事項が適用されます。詳細は、「ビジネス・エリアの「通貨」オプションが使用可能に設定されている場合のデータ・セットの選択」を参照してください。
「適用」をクリックします。
「一般」ページに戻ります。
(オプション)「摘要」ボックスに、ビジネス・プロセスの摘要を入力できます。
ビジネス・プロセスの各実行で新しいデータ・ビューを作成するかどうかを指定します。
「追加ビュー」を選択すると、現在の実行から初期のビューにデータが増分追加されます。
「追加ビュー」の選択を解除すると、ビジネス・プロセスの実行に対して個別のデータ・ビューが作成されます。
詳細は、「ビューの追加」を参照してください。
「適用」をクリックします。
ビジネス・エリアの「通貨」オプションが使用可能に設定されている場合は、異なる機能通貨を備えた複数の元帳が単一のデータ・セットに格納されます。「通貨」サブタブで通貨オプションとして「指定済」を選択すると、ビジネス・プロセスのデータのロード・タスクの実行時に、その通貨の元帳データのみがロードされます。「通貨」サブタブで通貨オプションとして「現地」を選択すると、各組織がデータ・セットのすべての元帳についてその現地通貨のみで表示するかぎり、複数の機能通貨で元帳が格納されているデータ・セットを選択できます。
「一般」ページの「追加ビュー」設定を使用して、ビジネス・プロセスの実行で、データの新規(バージョン管理された)ビューを作成するか、既存のビューに追加するかを指定します。デフォルトはバージョン管理ビューです。
追加ビューは、データの重要な部分が固定的であるビジネス・プロセスにお薦めします。この状況は、一般に損益計算書や貸借対照表などの財務会計を計算する期間終了時または月末に発生します。通常、会計では会計年度が12か月(または13期間)で形成されます。1か月間または1期間の結果がレポートされると、その結果は固定的で、それ以降の月に調整が組み込まれます。その年の過程でビジネス・プロセスが12または13回実行されますが、それらの実行で必要な計算はすべて単一期間のデータが対象となります。この種のプロセスに対してバージョン管理ビューを導入すると、ロードされるデータ・レベルと処理負荷は、年全体が対象となるに従って徐々に増加しますが、データの85%は固定データのままです。追加ビュー・オプションを使用することで、処理労力が大幅に軽減されます。
「追加ビュー」を選択すると、次のようになります。
ビジネス・プロセスの初期実行で、新しいビューが作成されます。その後、後続の実行によるデータがこのビューに追加されます。
「ディメンション」サブタブで指定した時間範囲によって、増分処理と解決のギャップが定義されます。このギャップは、現行のビジネス・プロセス実行範囲と以前のプロセス実行範囲との差異です。ギャップは、各明細ディメンション・メンバーに指定された時間出力選択に適用されます。
「追加ビュー」を選択しないと、ビジネス・プロセスを実行するたびに、Enterprise Planning and Budgetingでバージョン管理の新しいビューが作成されます。バージョン管理ビューは、期間内でデータが変動するビジネス・プロセスにお薦めします。たとえば、年度予算のビジネス・プロセスを定義する場合は、バージョン管理ビューを使用できます。これによって、各年度ごとに個別の予算ビューが形成されます。保持されるビューの数は、「スケジュール」サブタブの「保存済プロセス実行の数」パラメータに指定した値で決まります。詳細は、「ビジネス・プロセスに対するスケジュールの指定」を参照してください。
提案: 「追加ビュー」を選択しない場合は、ビジネス・プロセスのタスク・リストに現在のプロセス実行の設定タスクを指定することをお薦めします。現在のプロセス実行の設定によって、最新のビジネス・プロセスの実行で生成されたビューが、レポートおよび分析用の現行ビューとして識別されます。現行ビューで作成された文書は、常に最新のデータを示します。
ビューの選択は慎重に検討してください。ビジネス・プロセスを有効にすると、追加ビューの設定は変更できなくなります。
ディメンションによって、ビジネス・プロセスに関連付けられているデータの論理モデルが定義されます。時間範囲を指定し、明細ディメンションのメンバーを選択します。ビジネス・プロセスに関連するその他のディメンションを指定することもできます。
有効なビジネス・プロセスには、時間ディメンションの選択と、少なくとも1つの明細ディメンション・メンバーの選択が必要です。時間の選択によって、ビジネス・プロセスを実行するたびに処理される期間が定義されます。
処理期間は、ビジネス・プロセス・スケジュールとは異なります。たとえば、予算のビジネス・プロセスでは、半年ごとに予算を更新しながら、会計年度の年度初めから年度末までを予算計画期間にできます。この場合は、このビジネス・プロセスの時間ディメンション選択を「会計年度」に設定し、ビジネス・プロセスのスケジュールを「6か月ごと」に設定します。
「ディメンション」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「ディメンション」サブタブ)にナビゲートします。
「時間ディメンション」セクションで、ビジネス・プロセス実行の時間範囲を指定します。
時間範囲の「開始」パラメータを設定します。
指定期間でビジネス・プロセスを開始するには、「固定」を選択します。次に「選択」をクリックします。
「時間メンバーの選択」ボックスが開きます。このボックスで、時間階層を指定して時間ディメンション・メンバーを検索します。
指定期間に相対的な時間レベルでビジネス・プロセスを開始するには、「相対」を選択します。左側のボックスで、「現行」、「前」または「将来」を選択します。中央のボックスに、期間の数を入力します。右側のボックスで、時間レベルを選択します。
固定日付は静的な日付です。相対時間レベルは現在時刻を設定しているビジネス・エリアに基づいて評価されます。
時間範囲の「終了」パラメータを設定します。
指定期間でビジネス・プロセスを終了するには、「固定」を選択します。次に「選択」をクリックします。
「時間メンバーの選択」ボックスが開きます。このボックスで、時間階層を指定して時間ディメンション・メンバーを検索します。
指定期間に相対的な時間レベルでビジネス・プロセスを終了するには、「相対」を選択します。左側のボックスで、「現行」、「前」または「将来」を選択します。中央のボックスに、期間の数を入力します。右側のボックスで、時間レベルを選択します。
固定日付は静的な日付です。相対時間レベルは現在時刻を設定しているビジネス・エリアに基づいて評価されます。
「明細ディメンション」領域で、ビジネス・プロセスの明細ディメンション・メンバーを選択します。ビジネス・プロセスには少なくとも1つの明細ディメンション・メンバーが必要です。次の手順を実行します。
「選択の調整」をクリックします。
「選択の調整」ページが開きます。
新しい選択の作成、以前に保存した選択の使用、選択ステップの編集および選択ステップの順序変更が可能です。明細ディメンション・メンバーを削除することもできます。詳細は、「「選択の調整」ページの使用」を参照してください。
「適用」をクリックします。
「ディメンション」ページに戻ります。
(オプション)「追加ディメンション」領域で、明細および時間以外でビジネス・プロセスに関連するディメンションを選択します。関連のないディメンションを削除することもできます。次の手順を実行します。
「更新」をクリックします。
「ディメンション・リストの更新」ページが開き、使用可能なディメンションが表示されます。
「移動」および「削除」アイコンを使用してディメンションを選択します。
「適用」をクリックします。
「ディメンション」サブタブに戻り、反映された選択内容が表示されます。
ステップ4でデータ・セット・ディメンションを削除した場合は、そのディメンション名が「削除されたデータ・セット・ディメンション」領域に表示されます。このディメンションにロードするメンバーを指定します。次の手順を実行します。
ディメンションの「選択の更新」アイコンをクリックします。
「選択の調整」ページが開きます。
単一のメンバーまたは合計する複数のメンバーを選択できます。
「適用」をクリックします。
「ディメンション」サブタブに戻り、メンバー数が表示されます。
詳細は、「データ・セット・ディメンションの削除」を参照してください。
削除した各データ・セット・ディメンションについてステップ5を繰り返します。
「適用」をクリックします。
「ディメンション」ページの「時間ディメンション」セクションで、相対時間の開始と終了を設定できます。相対的な現行期間、前期間または将来の期間を選択できます。
この選択を開始する前に、ロードされるデータの範囲、組織の会計年度およびコントローラによるビジネス・エリアの「現在時刻」パラメータの設定方法を把握する必要があります。
「現行」とは、ロードされるデータ、組織の会計年度およびコントローラが保守する現在時刻の設定に基づいて、時間レベルの最終完了期間を示します。「前」とは、最終完了期間より前の期間を示します。「将来」とは、最終完了期間より後の期間を示します。
期間は、すべてのデータが揃うまで現行期間とは判断されません。したがって、カレンダ年と会計年度が同じで、コントローラが各月末に現在時刻を再設定する(たとえば、6月は2004年6月30日に現在時刻が設定される)と仮定すると、次のようにして現行期間、前期間および将来の期間が判断されます。
月次処理では、現行期間は2004年6月、前期間は2004年5月、将来の期間は2004年7月になります。
四半期処理では、現行期間は2004年第2四半期、前期間は2004年第1四半期、将来の期間は2004年第3四半期になります。
年次処理では、現行期間は2003年、前期間は2002年、将来の期間は2004年になります。
一方、コントローラが期間の中間(たとえば、2004年6月15日)に現在時刻を設定していた場合は、6月のデータは完全ではなくなります。次のようにして現行期間、前期間および将来の期間が判断されます。
月次処理では、現行期間は2004年5月、前期間は2004年4月、将来の期間は2004年6月になります。
四半期処理では、現行期間は2004年第1四半期、前期間は2003年第4四半期、将来の期間は2004年第2四半期になります。
年次処理では、現行期間は2003年、前期間は2002年、将来の期間は2004年になります。
現在時刻の設定がビジネス・プロセスの終了後にあたる場合は、将来の期間を選択することになります。
ある状況では、特定のレベルに現在時刻がない場合があります。たとえば、カレンダ年と会計年度が同じで、ロード期間は2003年に開始し、コントローラは各月末に現在時刻を再設定し、現在日が2月15日と想定した場合は、次の期間が現行として識別されます。
月次: 2004年1月
四半期: 該当なし
年次: 該当なし
相対的な時間範囲を選択する場合は、コントローラが「現在時刻」パラメータを更新する頻度を考慮してください。現在時刻が定期的に(通常はビジネス・プロセスの実行前に)更新される場合は、9月2日の現在時刻によって現行の月は8月となります。財務諸表では、これは正しいと考えられます。ただし、予測ビジネス・プロセスでは、開始時間範囲は現在時刻より先になります。したがって、9〜12月の範囲の開始時間は1か月先になります。
関連情報については、「現在時刻に関するシステム・パラメータの設定」を参照してください。
「一般」サブタブでデータ・セットを選択し、「ディメンション」サブタブでデータ・セット・ディメンションを削除する場合は、削除したディメンション全体に対するデータの処理方法を指定する必要があります。単一のメンバーを選択してそのメンバーのデータのみをロードするか、または複数のメンバーのデータを集計するように選択できます。デフォルトでは、ディメンションの単一のデフォルト・メンバーについてロードします。
次の場合は、データ・セット・ディメンションを削除できます。
ディメンションがビジネス・プロセスに関連していない場合。この状況では、ロードの前に全メンバーのデータを集計することになります。
一連の少ないデータのみが実際にディメンションを使用し、分析には関連していない場合。この状況では、ロードの前にデータを保有しているメンバーのデータを集計することになります。
ディメンションの全データが単一のメンバーのデータである場合。この状況では、このメンバーをロード対象デフォルト・メンバーとして指定することになります。
ビジネス・プロセスのデータ・セットに、プロジェクト、製品および地域別にディメンション化され、さらに時間ディメンションでディメンション化される明細が含まれているとします。ただし、プロジェクト・ディメンションはビジネス・プロセスに関連していないと判断し、削除します。
次の表にそのデータを示します。
プロジェクト1 | 製品1 | 製品2 | 製品3 |
---|---|---|---|
地域1 | 10 | 20 | 30 |
地域2 | 40 | 50 | 60 |
地域3 | 70 | 80 | 90 |
プロジェクト2 | 製品1 | 製品2 | 製品3 |
---|---|---|---|
地域1 | 100 | 200 | 300 |
地域2 | 400 | 500 | 600 |
地域3 | 700 | 800 | 900 |
プロジェクト3 | 製品1 | 製品2 | 製品3 |
---|---|---|---|
地域1 | 1000 | 2000 | 3000 |
地域2 | 4000 | 5000 | 6000 |
地域3 | 7000 | 8000 | 9000 |
デフォルト・メンバー(たとえば、プロジェクト1をデフォルトと仮定)のロードを選択すると、最初の表のプロジェクトの値のみがロードされます。プロジェクト1、2、3のメンバーの合計をロードするように選択すると、3つの表すべての合計がロードされます。
解決とは、ビジネス・プロセスのデータの処理方法を指定する一連の指示です。
次の各項を参照してください。
ビジネス・エリアの「通貨」オプションが使用可能に設定されている場合は、ビジネス・プロセスの通貨を指定する必要があります。ビジネス・プロセス通貨によって、ビジネス・プロセスを実行するたびに生成される共有ビューの通貨が決まります。
ビジネス・プロセス通貨が各組織の現地通貨となるように設定できます。この場合、共有ビューには、Enterprise Performance Foundationで定義した組織/通貨属性に基づいて、各組織に適した通貨が保持されます。たとえば、米国のデータはドル、欧州のデータはユーロで保有して共有ビューを表示する場合は、このオプションを選択します。
ビジネス・プロセス通貨がUSドルやユーロなどの特定の通貨となるように設定できます。通貨に使用可能な選択肢は、General Ledgerからロードされる換算レートに基づきます。この場合、共有ビューには、指定した通貨でデータが保持されます。たとえば、共有ビューのすべてのデータをユーロで保有する場合は、このオプションを選択します。
注意: ビジネス・プロセス通貨の選択は共有ビューに関連します。ワークシート(個人ビュー)にデータを入力するユーザーには、ビジネス・プロセス通貨または複数の通貨を使用するオプションがあります。クロス集計とグラフ(および個人ビュー)のデータを分析するユーザーは、サポートされる複数の通貨間で通貨を換算できます。詳細は、「データ入力用の通貨の選択」および「通貨換算テンプレート」を参照してください。
履歴および将来のデータに対する換算レート戦略も指定します。また、Enterprise Performance Foundationで入力済データ、換算済データ、または入力済データと換算済データの両方を保持している場合は、データのロード・タスクの実行時にこれらのデータをロードするように指定できます。この指定によって、ビジネス・プロセスの実行時に、これらの通貨での追加ビューが生成されます。これらのビューは、主要ビューと同様に使用できます。
「通貨オプション」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「通貨」サブタブ)にナビゲートします。
ビジネス・プロセスの通貨を選択します。
現地: 共有ビューには、各組織に適した通貨でデータが表示されます。
指定済: 共有ビューには、選択した単一の通貨でデータが表示されます。
(オプション)Enterprise Performance Foundationで入力済データ、換算済データ、または入力済データと換算済データの両方を保持している場合は、データのロード・タスクの実行時にこれらのデータをロードするように指定できます。次のいずれかまたは両方を選択します。
入力済: 入力済データをEnterprise Performance Foundationからロードします。「通貨の選択」をクリックして「ロードする入力済通貨の選択」ページにアクセスし、通貨を選択します。通貨別にディメンション化された単一のビューが生成されます。
換算済: 換算済データをEnterprise Performance Foundationからロードします。「通貨の選択」をクリックして「ロードする換算済通貨の選択」ページにアクセスし、通貨を選択します。選択した通貨ごとに単一のビューが生成されます。
入力済または換算済データをロードしないと、追加ビューは作成されません。
注意: データは集計されますが、入力済および換算済データに対する計算は実行されません。
履歴データの換算パラメータを指定します。
注意: 履歴とは、ビジネス・エリアの現行期間および「現在時刻」設定より前の期間に適用されます。
換算レート戦略を選択します。一般的なオプションは「実績」、「予算」および「予測」です。
「換算レート・タイプ」を選択します。次のいずれかを選択します。
平均時の損益計算書、 期間終了時の貸借対照表
期間終了
平均
「換算レート時間」を指定します。その時点で有効な換算レートを選択するか、または換算レートを適用する開始期間を選択できます。換算レートは時間でディメンション化され、その期間の有効レートまたは平均レートを示します。たとえば、JAN05に格納されている換算レートは、その月の有効レートです。
将来のデータの換算パラメータを指定します。
注意: 将来とは、ビジネス・エリアの「現在時刻」設定より後の期間に適用されます。
換算レート戦略を選択します。一般的なオプションは「実績」、「予算」および「予測」です。
「換算レート・タイプ」を選択します。次のいずれかを選択します。
平均時の損益計算書、 期間終了時の貸借対照表
期間終了
平均
「換算レート時間」を指定します。その時点で有効な換算レートを選択するか、または換算レートを適用する開始期間を選択できます。換算レートは時間でディメンション化され、その期間の有効レートまたは平均レートを示します。たとえば、JAN05に格納されている換算レートは、その月の有効レートです。
「適用」をクリックします。
タスクは、ビジネス・プロセスが実行されるたびに実行される手順と処理です。各タスクは、タスク・リスト上の位置に従って順番に実行されます。
詳細は、次の各項を参照してください。
スケジュールは、ビジネス・プロセスの実行のタイミングと頻度を決定します。頻度は、定期的(月次など)、別のビジネス・プロセスのタスク・リストに定義されたイベント、または別のアプリケーションによって起動されるプロシージャ・コールにできます。バージョン管理ビューが導入されているビジネス・プロセスの場合、スケジュールには、保持する以前のプロセス実行回数も指定します。
ビジネス・プロセスのスケジュールは、処理期間である時間ディメンション選択とは異なります。たとえば、予算のビジネス・プロセスでは、半年ごとに予算を更新しながら、会計年度の年度初めから年度末までを予算計画期間にできます。この場合は、このビジネス・プロセスの時間ディメンション選択を「会計年度」に設定し、ビジネス・プロセスのスケジュールを「6か月ごと」に設定します。
「スケジュール」ページ(「ビジネス・プロセス」->「スケジュール」サブタブ)にナビゲートします。
「開始日」ボックスで、ビジネス・プロセスの初回実行時期を指定します。日付を入力するか、「カレンダ」アイコンをクリックして日付を選択します。
注意: 指定した日付は、システム時刻を参照してビジネス・プロセスが有効になった時点で有効になります。プロセスがイベントによって開始される場合(ステップ3で「イベントの作成タスク別」または「プロシージャ・コール別」を選択する場合)、開始日以降に発生するイベントによって、ビジネス・プロセスのインスタンスが起動されます。
「頻度タイプ」ボックスで、ビジネス・プロセスの実行頻度を指定します。
日次: プロセスは、指定日数ごとに繰り返し実行されます。日数は「繰返し間隔」ボックスに入力します。
イベントの作成タスク別: ビジネス・プロセスは、指定したイベントの作成タスクの実行時に起動されます。たとえば、月次会計処理(別のビジネス・プロセス)の完了時に予測を開始する場合は、このオプションを選択します。詳細は、「イベントの作成タスクの定義」を参照してください。
月次: ビジネス・プロセスは、指定月数ごとに繰り返し実行されます。月数を「繰返し間隔」ボックスに入力し、月の指定日を選択します。
1回のみ: プロセスは1回のみ実行されます。
週次: プロセスは、指定週数ごとに繰り返し実行されます。週数を「繰返し間隔」ボックスに入力し、曜日を選択します。
年次: ビジネス・プロセスは、指定年数ごとに繰り返し実行されます。年数は「繰返し間隔」ボックスに入力します。
プロシージャ・コール別: ビジネス・プロセスは、PL/SQL APIコールで生成されたワークフロー・イベントによって起動されます。このオプションを選択すると、ビジネス・プロセスを外部アプリケーションからのコールで起動できるようになります。詳細は、「外部によるビジネス・プロセスの開始」を参照してください。
注意: 「プロシージャ・コール別」を選択する前に、定期的に実行するオプションでプロセスを実行し、ビジネス・プロセスをテストすることをお薦めします。たとえば、「1回のみ」オプションでプロセスを実行できます。
ステップ3で「日次」、「月次」、「週次」または「年次」を選択した場合は、「繰返し間隔」ボックスに、ビジネス・プロセスを繰り返す間隔を指定する数を入力します。
「繰返し最終」ボックスで、ビジネス・プロセスの最終実行時期を指定します。日付を入力するか、「カレンダ」アイコンをクリックして日付を選択します。
終了しないように指定するには、「終了日なし」を選択します。
注意: ステップ3で「1回のみ」を選択した場合、「繰返し最終」は表示されません。
ステップ3で「イベントの作成タスク別」を選択した場合は、イベントに関する情報を指定します。
「ビジネス・プロセス」ボックスで、イベントが含まれているビジネス・プロセス定義の名前を選択します。選択できるのは有効なビジネス・プロセスのみです。
詳細は、「イベントの作成タスクの定義」を参照してください。
「イベント」ボックスで、イベントの名前を選択します。
ステップ3で「プロシージャ・コール別」を選択した場合は、PL/SQL APIコールを発行する権限を付与するOracle Applicationsユーザーを指定します。すべてのOracle Applicationsユーザーまたは特定のユーザーに権限を付与できます。
すべてのユーザーに権限を付与する場合は、チェック・ボックスを選択します。
特定のユーザーのみに権限を制限するには、チェック・ボックスの選択を解除して「ユーザーの追加」をクリックします。
「検索して選択: ユーザーの追加」ページが開きます。このページでユーザーを選択できます。
バージョン管理ビューが導入されているビジネス・プロセスの場合(「一般」ページの「追加ビュー」チェック・ボックスの選択が解除されている場合)は、「保存済プロセス実行の数」ボックスに、システムでデータを保持するビューの数を入力します。指定数を超えるビューは、Enterprise Planning and Budgetingによって自動的に排除されます。たとえば、「2」を入力すると、エラーなしで完了した2回のビジネス・プロセスの実行データが保持されます。それ以前のバージョンは自動的に削除されます。
1以上の数を入力する必要があります。
注意: ビューが追加されるビジネス・プロセスの場合(「一般」ページの「追加ビュー」チェック・ボックスが選択されている場合)は、Enterprise Planning and Budgetingによって、常に単一のビューが保持されます。
詳細は、「ビューの追加」を参照してください。
「適用」をクリックします。
検証では、すべてのコンポーネントについて依存性と同期がチェックされ、コンポーネント間の依存関係を調査するルールが適用されます。検証は、草案プロセスの有効化に伴って自動的に実行されます。また、一時的な検証はいつでも実行できます。
「検証」ページには、結果および発生したエラーまたは問題の説明が表示されます。ハイパーリンクによって、問題またはエラーが発生したページにアクセスできます。
注意: 検証では、検証を起動したページに関係なく、ビジネス・プロセス全体がチェックされます。したがって、新しいビジネス・プロセス定義が完全または完全に近い状態になるまでは、検証を控えてもかまいません。
「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。
検証するビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。
そのビジネス・プロセスの「草案」アイコンをクリックします。
「草案: Business_Process_Name」ページが開きます。
「草案の更新」をクリックします。
「一般」ページがアクティブな状態で表示されます。
このページまたは他のページで、「検証」をクリックします。
「検証」ページが開き、結果が表示されます。
ビジネス・プロセスを有効にすると、草案定義が検証されます。検証を通過した場合は、草案定義が公開済定義にコピーされます。公開済ビジネス・プロセスは、スケジュールに従って実行されるようになります。
「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。
有効にするビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。
そのビジネス・プロセスの「草案」アイコンをクリックします。
「草案: Business_Process_Name」ページが開きます。
「草案の更新」をクリックします。
「有効化」をクリックします。
この処理を確認するプロンプトが表示されます。検証ルーチンが実行されます。
有効なビジネス・プロセス・バージョンがすでに存在している場合は、さらにプロンプトが表示されます。詳細は、「ビジネス・プロセスの更新」を参照してください。
ビジネス・プロセス管理者職責またはコントローラ職責が付与されているユーザーは、パラメータ定義を変更することでビジネス・プロセスを更新できます。3通りの更新シナリオがあります。
ビジネス・プロセスが草案段階で、有効なバージョンがない場合。この状況では、単純に変更して変更内容を適用します。更新内容は、草案が有効になった時点で有効になり、ビジネス・プロセスが実行されます。
有効なビジネス・プロセス・バージョンがあり、プロセス実行が現在アクティブでない場合。この状況では、更新内容は次回のビジネス・プロセス実行時に有効になります。
有効なビジネス・プロセス実行がある場合。この状況では、将来のプロセス実行にのみ変更内容を実装するか、現行および将来の両方のプロセス実行に変更内容を実装するかを指定するプロンプトが表示されます。ただし、特定の更新内容は、現行のプロセス実行に実装できないことに注意してください。たとえば、スケジュール、データ・セット、ディメンションおよび完了済タスクへの変更は、将来の実行にのみ実装されます。
提案: 「モニター」タブを使用すると、ビジネス・プロセス実行のステータスおよび現在実行中のタスクを識別できます。「使用不可」機能を使用して、実行中のビジネス・プロセスを停止できます。
アナリストは、例外アラートを追加または変更することでビジネス・プロセスを更新できます。
有効化されたビジネス・プロセスの草案を変更しているビジネス・プロセス管理者またはコントローラには、特別な制限が適用されます。
「一般」サブタブの「追加ビュー」設定は変更できません。
ビジネス・プロセスに追加ビューが指定されている場合(「一般」サブタブの「追加ビュー」チェック・ボックスが選択されている場合)は、データ・セット選択(「一般」サブタブ)、ディメンション選択(「ディメンション」サブタブ)または通貨設定(「通貨」サブタブ)を変更できません。解決設定に適用される他の制限は、「解決の更新」を参照してください。
ある設定の変更が他の設定に影響する可能性があることにも注意してください。たとえば、データ・セットを追加、削除または変更すると、ビジネス・プロセスのディメンションが変化し、解決の変更が必要になる場合があります。
「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。
プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。
「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。
更新するビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。
そのビジネス・プロセスの「草案」アイコンをクリックします。
「草案: Business_Process_Name」ページが開きます。
「草案の更新」をクリックします。
「草案の更新: Business_Process_Name」ページが開きます。「一般」ページがアクティブな状態です。
「一般」、「ディメンション」、「解決」、「タスク」および「スケジュール」ページを使用して設定を変更します。いずれかのページで「適用」をクリックします。
いくつかの特別な考慮事項があります。
データ・セットを追加、削除または変更する場合は、ディメンションが変化し、解決の変更が必要になる場合もあります。
以前に有効化されているビジネス・プロセスの草案である場合は、「一般」ページの「追加ビュー」の設定を変更しないでください。
以前に有効化されているビジネス・プロセスの草案であり、「一般」ページで追加ビューが指定されている場合(「追加ビュー」チェック・ボックスが選択されている場合)は、入力明細ディメンション・メンバーのディメンションを変更しないでください。
「草案の更新: Business_Process_Name」ページで、更新する文書の注釈を入力できます。
注釈を追加する手順は、次のとおりです。
「注釈の追加」をクリックします。
「注釈の追加」ページが開きます。
注釈のテキストを入力します。
「適用」をクリックします。
ビジネス・プロセスを検証する場合は、「検証」をクリックします。
現在の定義を有効にする場合は、「草案: Business_Process_Name」ページにナビゲートし、「有効化」をクリックします。
注意: 草案をただちに有効にする必要はありません。いつでも草案を保存して、後でその草案に復帰できます。
有効なビジネス・プロセス・バージョンがすでに存在している場合は、進行方法を指定するプロンプトが表示されます。次のいずれかを選択します。
現在および将来のプロセス実行の定義の更新: Enterprise Planning and Budgetingでは、現在実行しているタスクが完了するまで、現在のビジネス・プロセス定義が使用されます。それ以降は、更新した定義が使用されます。
将来のプロセス実行にのみ定義を更新: Enterprise Planning and Budgetingでは、次回ビジネス・プロセス実行時に新しい定義が使用されます。
「Enterprise Planning and Budgetingアナリスト」職責を選択します。
プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。
「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。
例外アラートを追加または変更するビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。
そのビジネス・プロセスの「草案」アイコンをクリックします。
「草案: Business_Process_Name」ページが開きます。
例外アラートを追加するには、「例外アラートの追加」をクリックします。例外アラートを変更するには、その名前をクリックします。
「タスク: 例外アラート」ページが開きます。このページで、例外条件を定義または追加して、通知するユーザーを指定します。
詳細は、「例外アラート・タスクの定義」を参照してください。
有効なビジネス・プロセスを無効化する(使用不可にする)と、現在のプロセス実行が停止して、プロセスの新しいインスタンスが初期化されなくなります。所有している有効なビジネス・プロセス(非アクティブまたは現在実行中)を使用不可にできます。通常は、プロセス実行中は実施できない調整を適用する場合に、アクティブなプロセスを使用不可にします。
使用不可にしたビジネス・プロセスを有効化する(使用可能にする)と、予定されている次回実行時にプロセスが再開します。
「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。
プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。
「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。
使用不可にするビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。
そのプロセスの「選択」列をクリックして、「使用不可」をクリックします。
ビジネス・プロセスの停止方法を指定します。
有効なプロセス実行を停止してください。 新規不可。: 現在実行しているタスクが完了したときに、アクティブなプロセス実行が終了します。新しいプロセス実行は開始しません。
有効なプロセス実行を完了させてください。 新規不可。: アクティブなプロセス実行が完了します。新しいプロセス実行は開始しません。
提案: 「モニター」タブを使用すると、ビジネス・プロセス実行のステータスおよび現在のタスクを識別できます。
「適用」をクリックします。
「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。
プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。
「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。
使用可能にする(使用不可の)ビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。
そのプロセスの「選択」列をクリックして、「使用可能」をクリックします。
ビジネス・プロセスを使用不可にしたときにアクティブなプロセス実行の完了を許可していた場合、またはプロセスが実行していなかった場合は、使用可能にする処理を確認するプロンプトが表示されます。
ビジネス・プロセスを使用不可にしたときにアクティブなプロセス実行の完了を許可していなかった場合は、そのプロセスの再開方法を指定します。
現在のプロセス実行を最後に完了したタスクから再開してください: 使用不可にした実行は次のタスクで再開します。新しいプロセス実行は、ビジネス・プロセス・スケジュールの指定に従って開始されます。
現在のプロセス実行を最初のタスクから再開してください: 使用不可にした実行は、タスク・リストの最初のタスクで再開します。新しい実行は、ビジネス・プロセス・スケジュールの指定に従って開始されます。
現プロセス実行を削除し、 次の実行から再開してください: 使用不可にした実行は削除されます。新しいプロセス実行は、ビジネス・プロセス・スケジュールの指定に従って開始されます。
提案: 「モニター」タブを使用すると、ビジネス・プロセス実行のステータスおよび現在のタスクを識別できます。
「適用」をクリックします。
ビジネス・プロセスを削除すると、Enterprise Planning and Budgetingからビジネス・プロセス定義が削除されます。草案段階のプロセスまたは有効にしたプロセスを削除できます。有効なプロセスを削除する場合は、完了したプロセス実行に関するデータの保持方法を指定するプロンプトが表示されます。
現在実行中のプロセスは、現在のタスクの完了時に削除されます。
「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。
「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。
削除するビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。
そのプロセスの「選択」列をクリックして、「削除」をクリックします。
削除を確認するプロンプトが表示されます。削除するプロセスが有効なビジネス・プロセスの場合は、警告ページが表示されます。
削除するビジネス・プロセスが草案の場合は、「OK」をクリックして削除を確認します。
以前に実行済の有効なビジネス・プロセスを削除する場合は、次の手順を実行します。
ビジネス・プロセスのデータの取扱いについて指定します。
完了済および有効プロセス実行データの削除: ビジネス・プロセスに関連付けられているすべてのデータが削除されます。
完了済および有効プロセス実行データの保持: 削除時点でアクティブであった実行も含め、以前のプロセス実行によって生成されたデータが保持されます。
完了済プロセス実行データの保持: 削除時点でアクティブであった実行を除き、以前のプロセス実行によって生成されたデータが保持されます。
注意: 「スケジュール」ページの「保存済プロセス実行の数」パラメータによって、Enterprise Planning and Budgetingで保持する以前の実行数が決まります。詳細は、「ビジネス・プロセスに対するスケジュールの指定」を参照してください。
「OK」をクリックします。
ビジネス・プロセス管理者は、有効なすべてのビジネス・プロセスを表示できます。所有しているビジネス・プロセスの草案も表示できます。コントローラは、すべてのビジネス・プロセスを表示できます。アナリストは、有効なすべてのビジネス・プロセスと、草案プロセスに定義した例外アラートを表示できます。
注意: 次の手順は、ビジネス・プロセス定義の表示方法を示しています。ビジネス・プロセス実行のステータスは、「モニター」タブを使用して表示します。
「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。
表示するビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。
各ビジネス・プロセスについて、次の情報が表示されます。
使用可能: 選択されている状態は、プロセスがスケジュールに従って実行できることを示します。「x」は、プロセスが使用不可であることを意味します。
有効開始日: 有効なビジネス・プロセスに対して、プロセスを実行可能にした日付が表示されます。
有効開始者: 有効なビジネス・プロセスに対して、ビジネス・プロセスを実行可能にしたユーザー・アカウントのIDが表示されます。
草案: アイコンがアクティブな場合は、アクセスできるビジネス・プロセスの草案バージョンがあることを意味します。
有効なビジネス・プロセスを表示するには、次の手順を実行します。
ビジネス・プロセス名をクリックします。
要約ページが開きます。
「ビジネス・プロセスの表示」をクリックします。
草案ビジネス・プロセスを表示するには、次の手順を実行します。
「草案」アイコンをクリックします。
要約ページが開きます。ビジネス・プロセス管理者の場合は、注釈とアナリストの例外アラートが表示されます。アナリストの場合は、定義した例外アラートが表示されます。
「草案の更新」をクリックします。(ビジネス・プロセス管理者またはコントローラに対して使用可能になります。)
ビジネス・プロセスのサブタブが表示されます。「一般」サブタブがアクティブな状態です。
「一般」、「ディメンション」、「解決」、「タスク」および「スケジュール」サブタブを使用して、ビジネス・プロセス設定を表示します。ハイパーテキスト・リンク(「管理」->「ビジネス・プロセス」)を使用して元に戻ります。
承認されているOracle Applicationsユーザーは、「スケジュール」サブタブの「プロシージャ・コール別」頻度オプションを指定することで、PL/SQL APIからコールされるワークフロー・ビジネス・システム・イベントを使用してEnterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセスを起動できます。通常、APIはコール側アプリケーションにパッケージ化されます。
APIコールを起動した個人とビジネス・プロセス所有者には、ビジネス・プロセス実行時に通知が自動的に送信されます。必要な場合、コール元は生成されたワークフローIDを使用してワークフロー・ログを検査できます。
APIプロシージャ・コールで開始されたビジネス・プロセス実行は、その他の点では他のビジネス・プロセスと同じです。ビジネス・プロセス管理者、コントローラまたはアナリストは、ビジネス・プロセス実行の進行状況を監視したり、個々のタスクのステータスを表示できます。ビジネス・プロセス所有者も、プロセス実行を一時停止/再開したり、データ収集テンプレートのステータスを表示できます。
プログラムのコールの詳細は、オラクル・サポート・ホームページのEnterprise Performance and BudgetingのAPIに関するドキュメントを参照してください。