Oracle Enterprise Planning and Budgetingユーザーズ・ガイド リリース11i B25756-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
ビジネス・プロセスは、通常、論理的なデータ・ビューを生成する一連のタスクで、周期的に実行されます。各実行は「ビジネス・プロセス実行」と呼ばれます。
ビジネス・プロセス実行は、ビジネス・プロセス名と、プロセスが実行されるたびに増加する3桁の識別子で識別されます。たとえば、「Forecast 2005」というビジネス・プロセスの初期実行は、「Forecast 2005 001」になります。
ビジネス・プロセスを実行できる範囲は、Enterprise Planning and Budgetingの職責によって決まります。
ビジネス・プロセス管理者またはコントローラは、ビジネス・プロセス実行の進行状況を監視したり、個々のタスクのステータスを表示できます。ビジネス・プロセス所有者も、プロセス実行を一時停止/再開したり、データ収集テンプレートのステータスを表示できます。
アナリストは、ビジネス・プロセス実行の進行状況を監視したり、個々のタスクのステータスを表示できます。
ビジネス・プロセス実行のステータスは表示できます。
「プロセス実行のステータス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「モニター」)にナビゲートします。
表示する実行のタイプを識別します。「表示」ボックスを使用して、タイプでフィルタ処理します。
基準を満たすプロセス実行が表示されます。この表示には、プロセス実行名、ビジネス・プロセス名、ステータスおよびビジネス・プロセス所有者が含まれます。ビジネス・プロセス所有者で、ビジネス・プロセス実行に関連付けられているデータ収集テンプレートが1つ以上ある場合は、「テンプレート」アイコンがアクティブになります。
タスクは、ビジネス・プロセスが実行されるたびに実行される手順と処理です。各タスクは、タスク・リスト上の位置に従って順番に実行されます。各タスクは、直前のタスクの完了に依存しています。
ビジネス・プロセス実行内のタスクのステータスは監視できます。
「プロセス実行のステータス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「モニター」)にナビゲートします。
「表示」ボックスで、表示するプロセス実行のタイプを選択し、「進む」をクリックします。次のオプションのいずれかを選択できます。
有効なプロセス実行: 現在実行中のプロセス実行(デフォルトのビュー)
全プロセス実行: 全ステータスのプロセス実行
完全なプロセス実行: 完了しているプロセス実行
使用不可のプロセス実行: アクティブであったが使用不可になったプロセス実行
自分のプロセス実行: 所有しているプロセス実行(プロセス実行を有効にした個人がビジネス・プロセス所有者の場合)
一時停止中のプロセス実行: アクティブであったが一時停止しているプロセス実行
保留中のプロセス実行: アクティブであるが最初のタスクがまだ実行されていないプロセス実行
エラーありのプロセス実行: エラーが生成されたため終了したプロセス実行
警告ありのプロセス実行: アクティブまたは完了の状態であるが警告が生成されたプロセス実行
表示するタスクのプロセスを識別します。「前」および「次」をクリックしてリスト内を移動します。
そのプロセスの「選択」列をクリックします。
「タスクの表示」をクリックします。
「タスク」ページが開きます。グリッドには、各タスクのステータス、タスクの手順番号(順序)、タスク・タイプ、タスク名、開始日、終了日および期間が表示されます。タスクのステータスは、次のとおりです。
有効: タスクは現在実行中です。
完了: タスクは完了しました。
保留: タスクはまだ実行されていません。
エラー: エラーが戻されたため、タスクを完了できません。
警告: 警告が戻され、タスクが終了していません。
現在のタスクの定義を表示するには、タスクの「詳細」アイコンをクリックします。
データ収集テンプレートによって、配布されたワークシートを使用した予算と予測のコラボレーティブな開発がサポートされます。ビジネス・プロセス所有者(またはビジネス・プロセス実行に所有者としてアクセスしているユーザー)の場合は、ビジネス・プロセス実行によって生成されたテンプレートのステータスを監視できます。
1つ以上のテンプレートが生成されていて、Enterprise Planning and Budgetingに以前ログインしているためデータを個人ワークスペースで使用でき、ビジネス・プロセス実行のステータスが、「完了」、「警告ありで完了」、「エラー」以外の場合は、ステータス情報を表示できます。
プロセス実行のステータスに応じて、テンプレートの更新、テンプレートの配布など、他のデータ収集機能にアクセスすることもできます。
「表示」ボックスで、プロセス実行のタイプを選択し、「進む」をクリックします。次のいずれかを選択できます。
有効なプロセス実行: 現在実行中のプロセス実行(デフォルト)
全プロセス実行: 全ステータスのプロセス実行
使用不可のプロセス実行: アクティブであったが使用不可になったプロセス実行
自分のプロセス実行: 所有しているプロセス実行(プロセス実行を有効にした個人がビジネス・プロセス所有者の場合)
一時停止中のプロセス実行: アクティブであったが一時停止しているプロセス実行
保留中のプロセス実行: アクティブであるが最初のタスクがまだ実行されていないプロセス実行
データ収集テンプレートを表示するビジネス・プロセス実行を識別します。「前」および「次」をクリックしてリスト内を移動します。
そのビジネス・プロセス実行の「テンプレート」アイコンをクリックします。
「テンプレート: Business_Process_Name」ページが開き、ビジネス・プロセス実行に関連付けられたテンプレートがリストされます。「ステータス」列には、各テンプレートのステータスが表示されます。
プロセス実行のステータスに応じて、次のデータ収集機能にアクセスすることもできます。
生成されたテンプレートの更新
部下に対するターゲット値の設定
生成されたテンプレートに基づいたワークシートの表示
テンプレートの手動配布
テンプレートに基づいたワークシートから共有分析ワークスペースへのデータの発行
ビジネス・プロセス所有者は、アクティブなビジネス・プロセス実行を一時停止できます。一時停止は、組織に影響を与える状況に対応するために実行する場合があります。たとえば、主要な販売データの遅延によって予測が延期になる場合は、予測プロセスの現在の実行を一時停止します。データが使用可能になった後、実行を再開できます。
ビジネス・プロセス実行を一時停止すると、現在のタスクの終了時にプロセスが停止します。
注意: 最後のタスクが実行されている場合は、ビジネス・プロセス実行を一時停止できません。
「プロセス実行のステータス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「モニター」)にナビゲートします。
「表示」ボックスで、プロセス実行のタイプを選択し、「進む」をクリックします。次のオプションのいずれかを選択できます。
有効なプロセス実行: 現在実行中のプロセス実行(デフォルトのビュー)
全プロセス実行: 全ステータスのプロセス実行
自分のプロセス実行: 所有しているプロセス実行(プロセス実行を有効にした個人がビジネス・プロセス所有者の場合)
警告ありのプロセス実行: アクティブまたは完了の状態であるが警告が生成されたプロセス実行
一時停止するビジネス・プロセス実行を識別します。「前」および「次」をクリックしてリスト内を移動します。
そのプロセス実行の「選択」列をクリックします。
「一時停止」をクリックします。
「プロセス実行のステータス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「モニター」)にナビゲートします。
「表示」ボックスで、「一時停止中のプロセス実行」を選択し、「進む」をクリックします。
再開する一時停止中のビジネス・プロセス実行を識別します。「前」および「次」をクリックしてリスト内を移動します。
そのプロセス実行の「選択」列をクリックします。
「再開」をクリックします。
プロセス実行が完了していないか、またはエラー付きで完了している場合は、タスクの詳細表示を使用して、失敗したタスクまたは警告が生成されたタスクを識別できます。
システム管理者権限を持つユーザーは、Oracle Applicationsのコンカレント要求機能を使用して、詳細を表示することもできます。
詳細は、「ビジネス・プロセス・タスクのステータスの監視」およびOracle Applicationsのドキュメントを参照してください。