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Oracle Enterprise Planning and Budgetingユーザーズ・ガイド
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ビジネス・プロセス実行の監視

ビジネス・プロセス実行の概要

ビジネス・プロセスは、通常、論理的なデータ・ビューを生成する一連のタスクで、周期的に実行されます。各実行は「ビジネス・プロセス実行」と呼ばれます。

ビジネス・プロセス実行は、ビジネス・プロセス名と、プロセスが実行されるたびに増加する3桁の識別子で識別されます。たとえば、「Forecast 2005」というビジネス・プロセスの初期実行は、「Forecast 2005 001」になります。

ビジネス・プロセスを実行できる範囲は、Enterprise Planning and Budgetingの職責によって決まります。

ビジネス・プロセス実行のステータスの監視

ビジネス・プロセス実行のステータスは表示できます。

ビジネス・プロセス実行のステータスを監視する手順

  1. 「プロセス実行のステータス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「モニター」)にナビゲートします。

  2. 表示する実行のタイプを識別します。「表示」ボックスを使用して、タイプでフィルタ処理します。

    基準を満たすプロセス実行が表示されます。この表示には、プロセス実行名、ビジネス・プロセス名、ステータスおよびビジネス・プロセス所有者が含まれます。ビジネス・プロセス所有者で、ビジネス・プロセス実行に関連付けられているデータ収集テンプレートが1つ以上ある場合は、「テンプレート」アイコンがアクティブになります。

ビジネス・プロセス・タスクのステータスの監視

タスクは、ビジネス・プロセスが実行されるたびに実行される手順と処理です。各タスクは、タスク・リスト上の位置に従って順番に実行されます。各タスクは、直前のタスクの完了に依存しています。

ビジネス・プロセス実行内のタスクのステータスは監視できます。

ビジネス・プロセス・タスクのステータスを監視する手順

  1. 「プロセス実行のステータス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「モニター」)にナビゲートします。

  2. 「表示」ボックスで、表示するプロセス実行のタイプを選択し、「進む」をクリックします。次のオプションのいずれかを選択できます。

  3. 表示するタスクのプロセスを識別します。「前」および「次」をクリックしてリスト内を移動します。

  4. そのプロセスの「選択」列をクリックします。

  5. 「タスクの表示」をクリックします。

    「タスク」ページが開きます。グリッドには、各タスクのステータス、タスクの手順番号(順序)、タスク・タイプ、タスク名、開始日、終了日および期間が表示されます。タスクのステータスは、次のとおりです。

  6. 現在のタスクの定義を表示するには、タスクの「詳細」アイコンをクリックします。

データ収集テンプレートのステータスの監視

データ収集テンプレートによって、配布されたワークシートを使用した予算と予測のコラボレーティブな開発がサポートされます。ビジネス・プロセス所有者(またはビジネス・プロセス実行に所有者としてアクセスしているユーザー)の場合は、ビジネス・プロセス実行によって生成されたテンプレートのステータスを監視できます。

1つ以上のテンプレートが生成されていて、Enterprise Planning and Budgetingに以前ログインしているためデータを個人ワークスペースで使用でき、ビジネス・プロセス実行のステータスが、「完了」、「警告ありで完了」、「エラー」以外の場合は、ステータス情報を表示できます。

プロセス実行のステータスに応じて、テンプレートの更新、テンプレートの配布など、他のデータ収集機能にアクセスすることもできます。

テンプレートのステータスを監視する手順

  1. 「表示」ボックスで、プロセス実行のタイプを選択し、「進む」をクリックします。次のいずれかを選択できます。

  2. データ収集テンプレートを表示するビジネス・プロセス実行を識別します。「前」および「次」をクリックしてリスト内を移動します。

  3. そのビジネス・プロセス実行の「テンプレート」アイコンをクリックします。

    「テンプレート: Business_Process_Name」ページが開き、ビジネス・プロセス実行に関連付けられたテンプレートがリストされます。「ステータス」列には、各テンプレートのステータスが表示されます。

    プロセス実行のステータスに応じて、次のデータ収集機能にアクセスすることもできます。

ビジネス・プロセス実行の一時停止および再開

ビジネス・プロセス所有者は、アクティブなビジネス・プロセス実行を一時停止できます。一時停止は、組織に影響を与える状況に対応するために実行する場合があります。たとえば、主要な販売データの遅延によって予測が延期になる場合は、予測プロセスの現在の実行を一時停止します。データが使用可能になった後、実行を再開できます。

ビジネス・プロセス実行を一時停止すると、現在のタスクの終了時にプロセスが停止します。

注意: 最後のタスクが実行されている場合は、ビジネス・プロセス実行を一時停止できません。

ビジネス・プロセス実行を一時停止する手順

  1. 「プロセス実行のステータス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「モニター」)にナビゲートします。

  2. 「表示」ボックスで、プロセス実行のタイプを選択し、「進む」をクリックします。次のオプションのいずれかを選択できます。

  3. 一時停止するビジネス・プロセス実行を識別します。「前」および「次」をクリックしてリスト内を移動します。

  4. そのプロセス実行の「選択」列をクリックします。

  5. 「一時停止」をクリックします。

一時停止したビジネス・プロセス実行を再開する手順

  1. 「プロセス実行のステータス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」->「モニター」)にナビゲートします。

  2. 「表示」ボックスで、「一時停止中のプロセス実行」を選択し、「進む」をクリックします。

  3. 再開する一時停止中のビジネス・プロセス実行を識別します。「前」および「次」をクリックしてリスト内を移動します。

  4. そのプロセス実行の「選択」列をクリックします。

  5. 「再開」をクリックします。

ビジネス・プロセス実行のトラブルシューティング

プロセス実行が完了していないか、またはエラー付きで完了している場合は、タスクの詳細表示を使用して、失敗したタスクまたは警告が生成されたタスクを識別できます。

システム管理者権限を持つユーザーは、Oracle Applicationsのコンカレント要求機能を使用して、詳細を表示することもできます。

詳細は、「ビジネス・プロセス・タスクのステータスの監視」およびOracle Applicationsのドキュメントを参照してください。