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Oracle Enterprise Performance Foundationユーザーズ・ガイド
リリース11i
B25757-01
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ルール実行結果の削除

この章のトピックは、次のとおりです。

ルール実行結果と処理ロック

計算を行うルールを実行すると、システムでは結果を生成したルール・バージョンが処理ロックされます。そのルール・バージョンは、ルール実行結果を削除して処理ロックを解除するまで再実行できません。

たとえば、10行を生成する計算を行うルールを実行するとします。このルールを実行すると、そのルール・バージョンがシステムにより処理ロックされます。このため、ユーザーはルールを更新できず、結果を生成した計算の詳細を理解しにくくなり、理解できなくなることもあります。

ただし、誤りがあったと判断して計算を変更し、同じデータセットとカレンダ期間に対して再実行しようとしても、処理ロックがかかっているため再実行できません。同じデータセットとカレンダ期間に対して計算を再実行する前に、ルール実行結果を削除する必要があります。これにより、データベースに対する更新内容および関連する処理ロックの両方が削除されます。

「実行済ルール」ページを介してルール実行結果を参照でき、ルール実行結果を削除して処理ロックを解除することもできます。「実行済ルール」ページに関する考慮事項は、次のとおりです。

詳細は、次のトピックを参照してください。

ルール実行結果の表示

「実行済ルール」ページの「検索基準」フィールドで、表示するルール実行結果の検索基準を指定し、「実行」ボタンをクリックして検索基準と一致するルール実行結果を表示します。また、「拡張検索」ボタンをクリックすると、「拡張検索」ページを表示して検索基準を追加指定できます。

「実行済ルール」ページには、ルール実行結果に関する一般情報が表示されます。次の方法で詳細情報を表示することもできます。

ルール実行結果と処理ロックの削除

ルールの実行結果と処理ロックを削除する手順は、次のとおりです。

  1. 「実行済ルール」ページの「検索基準」フィールドで、削除するルール実行結果の検索基準を指定し、「実行」ボタンをクリックして検索基準と一致するルール実行結果を表示します。また、「拡張検索」ボタンをクリックすると、「拡張検索」ページを表示して検索基準を追加指定できます。

  2. 実行結果と処理ロックを削除するルールを1つ以上選択し、「元に戻す」をクリックします。表示された全ルールの実行結果と処理ロックを削除する場合は、「すべて元に戻す」をクリックします。

    注意: 選択した1つ以上のルールまたは依存ルールが実行結果の削除に不適格な場合、選択したルールの実行結果を削除できません。

  3. 確認プロンプトに対して、実行結果を削除することを確認します。

    システムにより、選択したルールの実行結果と関連ルール・バージョンの処理ロックが削除されます。