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Oracle Advanced Planning Command Centerユーザー・ガイド
リリース12.2
B72199-01
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サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードの使用方法

この章の内容は次のとおりです。

サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードについて

サプライ・チェーン・アナリスト・ロールは、一連のシード済レポートを備えた事前定義のダッシュボードにアクセスできます。これらのレポートを使用して、サプライ・チェーン・アナリストはサプライ・チェーン分析に関連するタスクを実行できます。レポート・ページではOracle Business Intelligence – Enterprise Edition(OBI-EE)の柔軟性を活用できるため、ユーザーは提供されているレポートのレイアウトや内容を変更できます。

レポートは、サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボード内でページ(つまり、タブ)として論理グループに編成されています。

OBI-EE機能の使用方法の詳細は、Oracle Business Intelligence Answers, Delivers, and Interactive Dashboardsユーザーズ・ガイドを参照してください。

サプライ・チェーン・アナリスト向けに使用可能なページは、次のとおりです。

「用語集」ページの内容は、次のとおりです。

Oracle Advanced Planning Command CenterとOracle Rapid Planningの統合

APCCでは、ASCPワークベンチへのドリルダウンのサポートと同様の方法でRapid Planningのレポートをサポートしています。次のリストは、Oracle Rapid Planningの情報を表示する際に使用可能なサプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードのページです。

APCCからRapid Planningへのドリルダウンは、「品目」、「組織」または「生産資源」列からのみ使用可能です。

APCCからのドリルダウンとしてRapid Planningのレポートにアクセスしている場合は、受け渡す計画をロードまたはメモリーにロードし、渡されたコンテキストでRapid Planningの関連レポートが表示される必要があります。最後に保存したレポートのデータが表示されます。Rapid Planningで変更を適用した後にアーカイブ・ワークフローを実行しなかった場合は、APCCに表示されるものとは内容が異なる可能性があります。

注意: ユーザーがすでにオープンしたRapid Planningのインスタンスがある場合は、APCCからのドリルダウン・レポートのオープン時にそのインスタンスがリフレッシュされます。新しいブラウザにはオープンされません。一方、すでにオープンされたRapid Planningのインスタンスがない場合は、新しいブラウザにRapid Planningレポートが表示されます。

「計画健全性要約」ページの使用方法

この項では、「計画健全性要約」ページの概要を示し、次の内容を説明します。

「計画健全性要約」ページについて

「計画健全性要約」ページでは、サプライ・チェーン計画の健全性に関する上位レベルの要約が示されます。需要/供給、生産資源および例外に関する主要メジャーが表示されます。また、サプライ・チェーン・アナリストは、計画のアーカイブ・バージョンを現在のバージョンと比較したり、2つ以上の計画を比較できます。

「計画健全性要約」ページにアクセスする手順は、次のとおりです。

  1. サプライ・チェーン・アナリスト職責を選択します。

  2. サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードを選択します。

the picture is described in the document text

ページレベル・フィルタ

ページレベル・フィルタは、「計画健全性要約」ページの上部に表示されます。ページレベル・フィルタを使用して、作業領域の結果をフィルタ処理します。

この表は、「計画健全性要約」ページのページレベル・フィルタを示しています。

フィルタ 摘要
アーカイブ済計画 アーカイブ済計画を選択できる計画のリストから選択します。複数の計画を選択できます。これは必須フィールドです。
ベースライン計画 ベースラインとして使用する計画をリストから選択します。1つの計画のみ選択できます。これは必須フィールドです。
カテゴリ カテゴリをリストから選択します。複数のカテゴリを選択できます。これはオプション・フィールドです。
生産資源グループ 生産資源グループをリストから選択します。複数の生産資源グループを選択できます。これはオプション・フィールドです。
組織 組織をリストから選択します。複数の組織を選択できます。これはオプション・フィールドです。
期間開始 日時をリストから選択します。日時の範囲を選択できます。これはオプション・フィールドです。

出荷および生産トレンド

ユーザーは、出荷および生産トレンド・レポートを使用して、次の評価を実行できます。

出荷および生産トレンド・レポートの例は、「「計画健全性要約」ページについて」を参照してください。

ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「時間トレンド・チャート」および「時間トレンド表」です。
「時間トレンド・チャート」ビューには、出荷履歴と計画出荷の推移が折れ線グラフを使用して図示されます。「時間トレンド表」ビューには、「時間トレンド・チャート」ビューに対応する値が表示されます。

出荷および生産トレンド・レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

需要/供給要約

ユーザーは、需要/供給要約レポートを使用して、ベースライン計画とアーカイブ済計画では需要と供給がどのように異なるかを判断できます。

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需要/供給要約レポートからアクセス可能な他のレポートは、「需要/供給要約」を参照してください。

生産資源要約

ユーザーは、生産資源要約レポートを使用して、ベースライン計画とアーカイブ済計画では生産資源稼働率がどのように異なるかを判断できます。

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生産資源要約レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

例外要約レポート

ユーザーは、例外要約レポートを使用して、次のことができます。

例外要約レポートは、6つのサブレポートに細分化されます。

品目例外要約レポート

品目例外レポートは、ベースライン計画の組織、カテゴリ、組織-カテゴリなど、シード済の特定のディメンションに従って集計された特定のメジャーに基づいて、例外重大度を分析できる新しいレポートです。ページレベル・フィルタを使用して、特定の組織、カテゴリおよび期間を対象としてこのレポートを作成し、結果を棒グラフや表に表示できます。

品目例外レポートには、次のファクトが表示されます。

次の項目で結果をグループ化できます。

次に、品目例外要約レポートの例を示します。

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エンティティ・セルをダブルクリックして、基礎となるアプリケーションにドリルダウンできます。渡されるコンテキストは、計画および各セルに関連付けられたエンティティです。結果のウィンドウには、組織およびカテゴリで品目不足例外になっている品目がすべて表示されます。このレポートからアプリケーションへのドリルダウンはサポートされていません。ただし、カテゴリから品目など、ディメンション・モデルに沿ったドリルダウンはサポートされます。

「グループ別」フィールドに指定された値はすべて、このレポートからのドリルダウンに使用できます。

注意: 「グループ別」フィールドの「生産資源」値は、DRP計画およびCP計画には使用できません。レポートが品目別、カテゴリ/品目別、顧客/品目別または仕入先/品目別にグループ化されている場合にのみ、サービス部品計画(SPP)にドリルダウンできます。このレポートは、ASCP計画、DRP計画、SPP計画、SNO計画およびCP計画で表示されます。

例外列の書式は、選択したメジャーに基づきます。

生産資源例外要約レポート

生産資源例外要約レポートでは、ベースライン計画の組織、カテゴリ、組織/カテゴリなど、シード済の特定のディメンションに従って集計された特定のメジャーに基づいて、生産資源に関連する例外重大度を分析できます。ページレベル・フィルタを使用して、特定の組織、カテゴリおよび期間を対象としてこのレポート作成することもできます。

このレポートには、計画が表または棒グラフ形式で表示されます。レポートを表形式で表示した場合は、ページレベル・フィルタに加え、さらに2つのパラメータで結果をフィルタ処理できます。

生産資源例外要約レポートには、次のファクトが表示されます。

次の項目で結果をグループ化できます。

次に、生産資源例外要約レポートの例を示します。

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このレポートからアプリケーションへのドリルダウンはサポートされていません。ただし、カテゴリから品目など、ディメンション・モデルに沿ったドリルダウンはサポートされます。

注意: 「グループ別」フィールドの「生産資源」値は、DRP計画およびCP計画には使用できません。

注意: レポートが品目別、カテゴリ/品目別、顧客/品目別または仕入先/品目別にグループ化されている場合にのみ、サービス部品計画(SPP)にドリルダウンできます。このレポートは、ASCP計画、DRP計画、SPP計画、SNO計画およびCP計画で表示されます。

前述のレポートからドリルダウンした結果として、基礎となるアプリケーションの次のウィンドウが表示されます。

例外列の書式は、選択したメジャーに基づきます。

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例外要約レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

「需要/供給」ページの使用方法

この項では、「需要/供給」ページの概要を示し、次の内容を説明します。

「需要/供給」ページについて

サプライ・チェーン・アナリストは、「需要/供給」ページを使用して、需要と供給のバランスがどのように推移し、計画ごとに需要と供給がどのように異なるかを評価できます。

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ページレベル・フィルタ

ページレベル・フィルタはページの上部にあり、すべてのレポートの結果をフィルタ処理します。

この表は、「需要/供給」ページのページレベル・フィルタを示しています。

フィルタ 摘要
比較計画 比較計画をリストから選択します。複数の計画を選択できます。これは必須フィールドです。
ベースライン計画 ベースラインとして使用する計画をリストから選択します。1つの計画のみ選択できます。これは必須フィールドです。
カテゴリ カテゴリをリストから選択します。複数のカテゴリを選択できます。これはオプション・フィールドです。
組織 組織をリストから選択します。複数の組織を選択できます。これはオプション・フィールドです。
期間開始 日時をリストから選択します。日時の範囲を選択できます。これはオプション・フィールドです。

需要/供給要約

ユーザーは、需要/供給要約レポートを使用して、ベースライン計画と比較計画では需要と供給がどのように異なるかを判断できます。

需要/供給要約レポートを表示するには、「「需要/供給」ページについて」を参照してください。

需要/供給要約レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

顧客別需要増減

ユーザーは、顧客別需要増減レポートを使用して、複数の顧客についてベースライン計画からの需要と比較計画からの需要を比較できます。

2つの計画間で各顧客の需要合計の差分が比率として計算され、比率は降順にソートされます。デフォルトでは、レポートには上位10件の顧客が表示されます。表示する上位顧客の件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

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顧客名はリンクになっており、その顧客のすべての顧客サイトを表示するのに使用できます。すべての顧客のリストを表示するレポートに戻るには、「戻る」ボタンを使用します。

顧客別需要増減レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

カテゴリ別供給増減

ユーザーは、カテゴリ別供給増減レポートを使用して、複数のカテゴリについてベースライン計画からの供給と比較計画からの供給を比較できます。

2つの計画間で各カテゴリの供給合計の差分が比率として計算され、比率は降順にソートされます。デフォルトでは、レポートには上位10件のカテゴリが表示されます。表示する上位カテゴリの件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

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カテゴリ名はリンクになっており、そのカテゴリのすべての品目を表示するのに使用できます。すべてのカテゴリのリストを表示するレポートに戻るには、戻るボタンを使用します。

カテゴリ別供給増減レポートからアクセス可能な他のレポートは、需要/供給トレンド(ベースライン計画)です。ユーザーは、ASCPワークベンチ – 品目リンクを使用して、アドバンスト・サプライ・チェーン計画担当ワークベンチに移動します。

複数計画間の需要/供給トレンド

ユーザーは、複数計画間の需要/供給トレンド・レポートを使用して、需要と供給のトレンド推移や、ベースライン計画と比較計画ではトレンドが変化したかどうかを評価できます。

複数計画間の需要/供給トレンド・レポートを表示するには、「「需要/供給」ページについて」を参照してください。

ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィルタ 摘要
メジャー 評価するメジャーを選択します。選択したメジャーは垂直軸に表示されます。オプションは供給合計、PAB – ユニット(予定使用可能残高)、「安全在庫」および「需要合計」です。
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「時間トレンド・チャート」および「時間トレンド表」です。
「時間トレンド・チャート」ビューには、製造期間開始日以降のメジャー・オプションが折れ線グラフを使用して図示されます。「時間トレンド表」ビューには、「時間トレンド・チャート」ビューに対応する値が表示されます。

複数計画間の需要/供給トレンド・レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

ユーザーは、ASCPワークベンチ – 品目リンクを使用して、アドバンスト・サプライ・チェーン計画担当ワークベンチに移動します。

需要/供給トレンド(ベースライン計画)

ユーザーは、需要/供給トレンド(ベースライン計画)レポートを使用して、単一の計画のメジャーを比較できます。このレポートでは、安全在庫とPABユニットが折れ線グラフで、需要合計と供給合計が棒グラフで図示されます。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「時間トレンド・チャート」および「時間トレンド表」です。
「時間トレンド・チャート」ビューには、折れ線グラフと棒グラフを使用して計画全体のメジャーが図示されます。
「時間トレンド表」ビューには、「時間トレンド・チャート」ビューに対応する値が表示されます。

需要/供給トレンド(ベースライン計画)レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

ユーザーは、ASCPワークベンチ - 品目リンクを使用して、アドバンスト・サプライ・チェーン計画担当ワークベンチに移動します。

顧客別需要合計(ベースライン計画)

顧客別需要合計(ベースライン計画)レポートには、顧客別需要合計が棒グラフまたは表形式で表示されます。

このレポートには、ページ・フィルタでベースライン計画として選択した計画のデータが表示されます。デフォルトでは、レポートには上位10件の顧客が表示されます。表示する上位顧客の件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

複数の場所からこのレポートにアクセスできます。

「計画健全性要約」ページからこのレポートにアクセスする手順は、次のとおりです。

  1. サプライ・チェーン・アナリスト職責を選択します。

  2. サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードを選択します。

  3. 需要/供給要約レポートから需要合計値のリンクを選択します。

「需要/供給」ページからこのレポートにアクセスする手順は、次のとおりです。

  1. サプライ・チェーン・アナリスト職責を選択します。

  2. サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードを選択します。

  3. 「需要/供給」タブを選択します。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、各顧客の需要合計が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

顧客別需要合計(ベースライン計画)レポートからアクセス可能な他のレポートは、単一計画の需要/供給トレンド・レポートです。ユーザーは、ASCPワークベンチ - 需要/供給詳細リンクを使用して、アドバンスト・サプライ・チェーン計画担当ワークベンチに移動します。

カテゴリ別供給合計(ベースライン計画)

カテゴリ別供給合計(ベースライン計画)レポートには、品目カテゴリ別供給合計が棒グラフまたは表形式で表示されます。

このレポートには、ページ・フィルタでベースライン計画として選択した計画のデータが表示されます。デフォルトでは、レポートには上位10件のカテゴリが表示されます。表示する上位カテゴリの件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

複数の場所からこのレポートにアクセスできます。

「計画健全性要約」ページからこのレポートにアクセスする手順は、次のとおりです。

  1. サプライ・チェーン・アナリスト職責を選択します。

  2. サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードを選択します。

  3. 需要/供給要約レポートから供給合計値のリンクを選択します。

「需要/供給」ページからこのレポートにアクセスする手順は、次のとおりです。

  1. サプライ・チェーン・アナリスト職責を選択します。

  2. サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードを選択します。

  3. 「需要/供給」タブを選択します。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、各カテゴリの供給合計が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

カテゴリ別供給合計レポートからアクセス可能な他のレポートは、単一計画の需要/供給トレンド・レポートです。ユーザーは、ASCPワークベンチ - 需要/供給詳細リンクを使用して、アドバンスト・サプライ・チェーン計画担当ワークベンチに移動します。

超過および廃止

この項では、SCAダッシュボードの「供給と需要」ページを介して使用可能な超過および廃止分析を説明します。次のレポートについて説明します。

超過および廃止のレポートに加え、「品目属性一括保守」ウィンドウにある「超過範囲日数」および「廃止日」の2つのフィールドが、超過および廃止期間の取得に役立ちます。これらのフィールドは、超過および廃止の計算に使用される期間を示します。「超過範囲日数」は数値フィールドで、「廃止日」はDDMONYY形式の日付フィールドです。たとえば、12JUN10は2010年6月12日です。

計画オプションを選択すると、アーカイブ・ワークフローの一環として「品目属性一括保守」からAPCCスキーマに超過範囲日数と廃止日の要約がトリガーされます。超過および廃止の計算もトリガーされます。この表は、計画タイプおよび対応する計画オプションを示しています。

連番 計画タイプ
計画オプション
1 アドバンスト・サプライ・チェーン計画 キー・パフォーマンス・インディケータの計算
2 サービス部品計画 キー・パフォーマンス・インディケータの計算
3 分散補充計画 キー・パフォーマンス・インディケータの計算
4 ラピッド・プランニング 計画分析で公開

超過および廃止レポート

この項では、超過および廃止レポートについて説明します。次の図に、超過合計レポートおよび廃止合計レポートからのレポートおよび関連するドリルダウンを示します。

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超過および廃止の要約レポート

超過および廃止の要約レポートでは、複数計画間の超過および廃止のメジャーを比較します。計画別に表形式で表示されます。この情報は、次のメジャーで提供されます。

注意: 超過および廃止の要約レポートのすべてのファクトは、相当するドルで表示されます。レポート通貨を選択してレポートを表示できます。

超過および廃止の要約レポートには、次のレポートへのドリルダウンがあります。

次に、超過および廃止の要約レポートのレイアウト例を示します。

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超過および廃止の要約レポートのドリルダウン

この項では、超過および廃止の要約レポートから使用可能なドリルダウン・レポートについて説明します。

超過詳細レポート

超過詳細レポートには、超過メジャーに関する詳細が、ベースライン計画または比較計画のカテゴリ、組織およびカテゴリ-組織別に表示されます。レポートは上位Nレポートで、表形式で表示されます。情報は、次のメジャーで提供されます。

注意: メイン・ページのレポートは、ベースライン計画の上位Nレポートです。ドリルダウン・レポートの場合は上位Nレポートではありません。

次に、主要なファクトの定義および計算の詳細を示します。

「オーダー中」は、計画期間内の計画受入合計です。計画受入には、受入中、移動中、発注、購買依頼、社内購買依頼および作業指示が含まれます。

「超過期間内の需要」は、超過期間全体のサプライ・チェーンの累計需要です。需要には、予測、受注、依存需要およびその他需要が含まれます。超過期間は、計画現行と計画現行+超過範囲日数の間の期間として定義されます。

超過期間 = 計画現行, 計画現行 + 超過範囲日数

ここで、各用語について説明します。

依存需要とはサプライ・チェーンの中間レベルにある全需要の合計で、その他需要とはチェーン内に存在し、オーダー・タイプが予測または受注でない残余需要です。

超過手持とは、次に示すように手持在庫と超過期間内の需要との差分です。

最大{手持 – 超過期間内の需要, 0}

超過手持(値): 次のように計算されます。

超過手持 * 品目標準原価

超過オーダー中とは、次に示すようにオーダー在庫と超過期間内の需要との差分です。

最大{オーダー中 – 超過期間内の需要, 0}

超過オーダー中(値)は、超過オーダー中 * 品目標準原価で計算されます。

超過オーダー中 * 品目標準原価

超過合計は、手持とオーダー中から計算された超過の合計です。

超過合計(値): 次に示すように、相当する通貨で計算された超過数量です。

超過合計 * 品目標準原価

超過詳細レポートを使用する際は、次の点に注意してください。

  1. レポートは、超過合計別にカテゴリ、組織またはカテゴリ-組織の降順でソートされます。

  2. レポートは選択した通貨(報告通貨)で表示できます。

  3. カテゴリ-組織レベルの超過は、そのカテゴリ-組織内の品目-組織すべての超過の合計と等しくなります。

  4. カテゴリ、組織またはカテゴリ-組織別の表示を選択できます。

  5. これは、表示タイプに基づいた超過合計ごとのレポートです。ベースライン計画のメイン・タブにドリルダウン・レポートとして表示される上位Nレポートで、超過合計でソートされます。

廃止詳細レポート

廃止詳細レポートには、廃止メジャーに関する詳細が、ベースライン計画または比較計画のカテゴリ、組織またはカテゴリ-組織別に表示されます。情報は、次のメジャーで提供されます。

次のドリルダウン・レポートがサポートされます。

連番 ドリルダウン・レポート クリックする項目 コンテキスト
1 水平プラン総計 廃止合計 計画、カテゴリ、組織
2 「品目属性一括保守」ウィンドウ 品目 計画、品目、組織

注意: メイン・ページのレポートは、ベースライン計画の上位Nレポートです。ドリルダウン・レポートの場合は上位Nレポートではありません。

次に、主要なファクトの定義および計算の詳細を示します。

「オーダー中」は、計画期間内の計画受入合計です。計画受入には、受入中、移動中、発注、購買依頼、社内購買依頼および作業指示が含まれます。

「廃止期間内の需要」は、廃止期間全体のサプライ・チェーンの累計需要です。需要には、予測、受注、依存需要およびその他需要が含まれます。廃止期間は、計画現行と廃止最終日の間の期間として定義されます。

廃止期間 = 計画現行, 廃止日

ここで、各用語について説明します。

依存需要とはサプライ・チェーンの中間レベルにある全需要の合計で、その他需要とはチェーン内に存在し、オーダー・タイプが予測または受注でない残余需要です。

廃止手持: 次に示すように手持と廃止期間内の需要との差分です。

最大{手持 – 廃止期間内の需要, 0}

廃止手持(値)は、次のように計算されます。

廃止手持 * 品目標準原価

廃止オーダー中とは、次に示すようにオーダー中と廃止期間内の需要との差分です。

最大{オーダー中 – 廃止期間内の需要, 0}

廃止オーダー中(値)は、次のように計算されます。

廃止オーダー中 * 品目標準原価

廃止合計は、手持とオーダー中から計算された廃止の合計です。

廃止合計(値)は、次に示すように、相当する通貨で計算された廃止数量です。

廃止合計 * 品目標準原価

廃止詳細レポートを使用する際は、次の点に注意してください。

  1. レポートは、廃止合計別にカテゴリ、組織またはカテゴリ-組織の降順でソートされます。

  2. レポートは選択した通貨(報告通貨)で表示できます。

  3. カテゴリ-組織レベルの廃止は、そのカテゴリ-組織内の品目-組織すべての廃止の合計と等しくなります。

  4. カテゴリ、組織またはカテゴリ-組織別の表示を選択できます。

  5. これは、表示タイプに基づいた廃止合計ごとのレポートです。これは、ベースライン計画のメイン・タブにドリルダウン・レポートとして表示される上位Nレポートで、廃止合計でソートされます。

複数計画間の超過詳細レポート

複数計画間の超過詳細レポートには、複数計画間の超過メジャーに関する詳細がカテゴリ、組織およびカテゴリ-組織別に表示されます。複数計画の超過数量をカテゴリ別に比較できます。レポートは表形式で表示されます。レポートには次のメジャーがあります。

次のドリルダウン・レポートがサポートされます。

連番 ドリルダウン・レポート クリックする項目 コンテキスト
1 水平プラン総計 超過合計 計画、カテゴリ、組織
2 「品目属性一括保守」ウィンドウ 品目 計画、品目、組織

複数計画間の超過詳細レポートを使用する際は、次の点に注意してください。

  1. レポートは、超過合計別にカテゴリ、組織またはカテゴリ-組織の降順でソートされます。

  2. レポートは選択した通貨(報告通貨)で表示できます。

  3. カテゴリ-組織レベルの超過は、そのカテゴリ-組織内の品目-組織すべての超過の合計と等しくなります。

  4. カテゴリ、組織またはカテゴリ-組織別の表示を選択できます。

複数計画間の廃止詳細

複数計画間の廃止詳細レポートには、複数計画間の廃止メジャーに関する詳細がカテゴリ、組織またはカテゴリ-組織別に表示されます。複数計画の廃止数量をカテゴリ別に比較できます。レポートは表形式で表示されます。レポートには次のメジャーがあります。

次のドリルダウン・レポートがサポートされます。

連番 ドリルダウン・レポート クリックする項目 コンテキスト
1 水平プラン総計 廃止合計 計画、カテゴリ、組織
2 「品目属性一括保守」ウィンドウ 品目 計画、品目、組織

複数計画間の廃止詳細レポートを使用する際は、次の点に注意してください。

  1. レポートは、廃止合計別にカテゴリ、組織またはカテゴリ-組織の降順でソートされます。

  2. レポートは選択した通貨(報告通貨)で表示できます。

  3. カテゴリ-組織レベルの廃止は、そのカテゴリ-組織内の品目-組織すべての廃止の合計と等しくなります。

  4. カテゴリ、組織またはカテゴリ-組織別の表示を選択できます。

  5. これは、表示タイプに基づいた廃止合計ごとのレポートです。これは、ベースライン計画のメイン・タブにドリルダウン・レポートとして表示される上位Nレポートで、廃止合計でソートされます。

品目別超過レポート

品目別超過レポートには、サプライ・チェーンの品目レベルで使用可能な超過の量が表示されます。適切な購買を判断したり、効果的な代替戦略の作成に役立ちます。レポートは表形式で表示されます。情報は、次のメジャーで提供されます。

次に、主要なファクトの定義および計算の詳細を示します。

「オーダー中」は、計画期間内の計画受入合計です。計画受入には、受入中、移動中、発注、購買依頼、社内購買依頼および作業指示が含まれます。

「超過期間内の需要」は、超過期間全体のサプライ・チェーンの累計需要です。需要には、予測、受注、依存需要およびその他需要が含まれます。超過期間は、計画現行と計画現行+超過範囲日数の間の期間として定義されます。

超過期間 = 計画現行, 計画現行 + 超過範囲日数

超過手持(値)は、次のように計算されます。

超過手持 * 品目標準原価

超過手持とは、次に示すように手持在庫と超過期間内の需要との差分です。

最大{手持 – 超過期間内の需要, 0}

超過オーダー中とは、次に示すようにオーダー在庫と超過期間内の需要との差分です。

最大{オーダー中 – 超過期間内の需要, 0}

超過オーダー中(値)は、次のように計算されます。

超過オーダー中 * 品目標準原価

超過合計は、手持とオーダー中から計算された超過の合計です。

超過合計(値): 次に示すように、相当する通貨で計算された超過数量です。

超過合計 * 品目標準原価

品目別超過レポートの生成では、次のことができます。

  1. 特定の品目のみについてレポートを生成します。

  2. ユーザー・セキュリティ・モデルを順守してレポートを生成します。

  3. 選択した通貨(報告通貨)でレポートを表示します。

  4. 超過合計の降順にレポートをソートします。

品目別廃止

このレポートには、サプライ・チェーンの品目レベルで使用可能な廃止の量が詳述されます。廃止は、在庫と需要の差分が取得される範囲日がビジネス・ポリシーに記載されず、品目の廃止日に基づく点で超過の特別な特性です。情報は、次のメジャーで提供されます。

次に、主要なファクトの定義および計算の詳細を示します。

「オーダー中」は、計画期間内の計画受入合計です。計画受入には、受入中、移動中、発注、購買依頼、社内購買依頼および作業指示が含まれます。

「廃止期間内の需要」は、廃止期間全体のサプライ・チェーンの累計需要です。需要には、予測、受注、依存需要およびその他需要が含まれます。廃止期間は、計画現行と廃止最終日の間の期間として定義されます。

廃止手持: 次に示すように手持と廃止期間内の需要との差分です。

最大{手持 – 廃止期間内の需要, 0}

廃止手持(値)は、次のように計算されます。

廃止手持 * 品目標準原価

廃止オーダー中とは、次に示すようにオーダー中と廃止期間内の需要との差分です。

最大{オーダー中 – 廃止期間内の需要, 0}

廃止オーダー中(値): 次のように計算されます。

廃止オーダー中 * 品目標準原価

廃止合計は、手持とオーダー中から計算された廃止の合計です。

廃止合計(値)は、次に示すように、相当する通貨で計算された廃止数量です。

廃止合計 * 品目標準原価

品目別廃止レポートの生成では、次のことができます。

  1. 選択した品目のみについてレポートを生成します。

  2. ユーザー・セキュリティ・モデルを順守してレポートを生成します。

  3. 選択した通貨(報告通貨)でレポートを表示します。

  4. 廃止合計の降順にレポートをソートします。

Rapid Planning需要/供給計画ドリルダウン

Rapid Planningの需要/供給計画は、次のAPCCレポートからアクセスできます。

次のいずれかのコンテキストをRapid Planningに渡す必要があります。

次に、需要/供給計画の例を示します。

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「例外」ビューおよび「生産資源計画」ビューは、需要/供給レポートに似ています。「例外」タブをクリックすると「例外」ビューが表示されます。「生産資源計画」は「需要/供給」ビューに似ています。

「生産資源」ページの使用方法

この項では、「生産資源」ページの概要を示し、次の内容を説明します。

「生産資源」ページについて

サプライ・チェーン・アナリストは、「生産資源」ページを使用して、生産資源稼働率がどのように変化するかを計画ごとに評価できます。

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ページレベル・フィルタ

ページレベル・フィルタはページの上部にあり、すべてのレポートの結果をフィルタ処理します。

この表は、「生産資源」ページのページレベル・フィルタを示しています。

フィルタ 摘要
比較計画 比較計画をリストから選択します。複数の計画を選択できます。これは必須フィールドです。
ベースライン計画 ベースラインとして使用する計画をリストから選択します。1つの計画のみ選択できます。これは必須フィールドです。
組織 組織をリストから選択します。複数の組織を選択できます。これはオプション・フィールドです。
生産資源グループ 生産資源グループをリストから選択します。複数の生産資源グループを選択できます。これはオプション・フィールドです。
期間開始 日時をリストから選択します。日時の範囲を選択できます。これはオプション・フィールドです。

生産資源要約

ユーザーは、生産資源要約レポートを使用して、ベースライン計画と比較計画では生産資源稼働率がどのように異なるかを判断できます。

生産資源要約レポートを表示するには、「「生産資源」ページについて」を参照してください。

生産資源要約レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

「生産資源稼働率」をクリックし、次のレポートにアクセスします。

最多稼働生産資源(ベースライン計画)

ユーザーは、最多稼働生産資源(ベースライン計画)レポートを使用して、ベースライン計画に最も使用される生産資源を表示できます。

このレポートには、ページ・フィルタでベースライン計画として選択した計画のデータが表示されます。デフォルトでは、レポートには上位10件の生産資源が表示されます。表示する上位生産資源の件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

最多稼働生産資源(ベースライン計画)レポートを表示するには、「「生産資源」ページについて」を参照してください。

ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、各生産資源の生産資源稼働率が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

最多稼働生産資源(ベースライン計画)レポートからアクセス可能な他のレポートは、生産資源稼働率トレンド・レポートです。ユーザーは、ASCPワークベンチ – 生産資源リンクを使用して、アドバンスト・サプライ・チェーン計画担当ワークベンチに移動します。

最少稼働生産資源(ベースライン計画)

ユーザーは、最少稼働生産資源(ベースライン計画)レポートを使用して、ベースライン計画に最も使用されない生産資源を表示できます。

このレポートには、ページ・フィルタでベースライン計画として選択した計画のデータが表示されます。デフォルトでは、レポートには下位10件の生産資源が表示されます。表示する生産資源の件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

最少稼働生産資源(ベースライン計画)レポートを表示するには、「「生産資源」ページについて」を参照してください。

ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、各生産資源の生産資源稼働率が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

最少稼働生産資源(ベースライン計画)レポートからアクセス可能な他のレポートは、生産資源稼働率トレンド・レポートです。ユーザーは、ASCPワークベンチ – 生産資源リンクを使用して、アドバンスト・サプライ・チェーン計画担当ワークベンチに移動します。

稼働率の増減がある生産資源

ベースライン計画と比較計画では、各生産資源の稼働率は異なります。

2つの計画間で各生産資源の稼働率の差分が比率として計算され、比率は降順にソートされます。デフォルトでは、レポートには最も増減がある上位10件の生産資源が表示されます。表示する上位生産資源の件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

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生産資源稼働率トレンド

ユーザーは、生産資源稼働率トレンド・レポートを使用して、生産資源の使用状況の推移や、ベースライン計画と比較計画ではトレンドが変化したかどうかを判断できます。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「時間トレンド・チャート」および「時間トレンド表」です。
チャート・ビューには、製造期間開始日以降の生産資源稼働率が折れ線グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

生産資源稼働率トレンド・レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

Rapid Planning生産資源計画ドリルダウン

Rapid Planningの生産資源計画は、次のAPCCレポートからアクセスできます。

次のいずれかのコンテキストをRapid Planningに渡す必要があります。

「例外」ページの使用方法

この項では、「例外」ページの概要を示し、次の内容を説明します。

「例外」ページについて

サプライ・チェーン・アナリストは、「例外」ページを使用して、現在の計画の例外を分析し、その例外を比較計画に対して比較できます。

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ページレベル・フィルタ

ページレベル・フィルタはページの上部にあり、すべてのレポートの結果をフィルタ処理します。

この表は、「例外」ページのページレベル・フィルタを示しています。

フィルタ 摘要
比較計画 比較計画をリストから選択します。複数の計画を選択できます。これは必須フィールドです。
ベースライン計画 ベースラインとして使用する計画をリストから選択します。1つの計画のみ選択できます。これは必須フィールドです。
カテゴリ カテゴリをリストから選択します。複数の組織を選択できます。これはオプション・フィールドです。
組織 組織をリストから選択します。複数の組織を選択できます。これはオプション・フィールドです。
期間開始 日時をリストから選択します。日時の範囲から選択します。これはオプション・フィールドです。

例外要約

ユーザーは、例外要約レポートを使用して、ベースライン計画の例外を分析し、ベースライン計画と比較計画の間で例外を比較できます。例外要約レポートは、7つのサブレポートで構成されます。

例外要約レポートを表示するには、「「例外」ページについて」を参照してください。

例外要約レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

カテゴリ別例外要約

ユーザーは、カテゴリ別例外要約レポートを使用して、ベースライン計画の品目カテゴリに基づいて例外を分析したり、ベースライン計画と比較計画の間で品目カテゴリの例外を比較できます。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
メジャー 例外メジャーの表示方法を選択します。オプションは「例外 - 日数」「例外 - 数量」「例外 - 比率」「例外 - 値」「例外 - 件数」です。
例外タイプ 例外タイプを選択します。オプションは「需要予測用早期補充」「欠品品目」などです。

カテゴリ別例外要約レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

組織別例外要約

ユーザーは、組織別例外要約レポートを使用して、ベースライン計画の組織に基づいて例外を分析したり、ベースライン計画と比較計画の間で例外を比較できます。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
メジャー 例外メジャーの表示方法を選択します。オプションは「例外 - 日数」「例外 - 数量」「例外 - 比率」「例外 - 値」「例外 - 件数」です。
例外タイプ 例外タイプを選択します。オプションは「需要予測用早期補充」「欠品品目」などです。

組織別例外要約レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです。

仕入先別再計画オーダー

ユーザーは、仕入先別再計画オーダー・レポートを使用して、仕入先に対する再計画オーダー日数を分析できます。

デフォルトでは、レポートには上位10件の仕入先が表示されます。表示する上位仕入先の件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

仕入先別再計画オーダー・レポートを表示するには、「「例外」ページについて」を参照してください。

ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、仕入先に対する再計画オーダー(日数)が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

仕入先別再計画オーダー・レポートからアクセス可能な他のレポートは、例外トレンド・レポートです。

Rapid Planning例外レポート・ドリルダウン

Rapid Planningの例外レポートは、次のAPCCレポートからアクセスできます。

次のいずれかのコンテキストをRapid Planningに渡す必要があります。

各レポートの詳細は、このドキュメントの「サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボード」に関する項を参照してください。

注意: これらのドリルダウンはSCAダッシュボードのASCP計画にも適用可能で、その場合はASCPワークベンチへのドリルダウンになります。

「履歴実績」ページの使用方法

この項では、「履歴実績」ページの概要を示し、次の内容を説明します。

「履歴実績」ページについて

サプライ・チェーン・アナリストは、「履歴実績」ページを使用して、サプライ・チェーンの実績を期間ごとに分析できます。ユーザーは、ベースライン計画の履歴実績を前の期間の計画と比較できます。

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ページレベル・フィルタ

ページレベル・フィルタはページの上部にあり、すべてのレポートの結果をフィルタ処理します。

この表は、「履歴実績」ページのページレベル・フィルタを示しています。

フィルタ 摘要
アーカイブ済計画 アーカイブ済計画をリストから選択します。1つの計画のみ選択できます。
期間開始 日時をリストから選択します。日時の範囲を選択できます。

全サプライ・チェーン実績メトリック

ユーザーは、全サプライ・チェーン実績メトリック・レポートを使用して、1つまたは2つの製造期間の実績メトリックを分析できます。

全サプライ・チェーン実績メトリック・レポートを表示するには、「「履歴実績」ページについて」を参照してください。

ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
製造期間開始日 分析または比較する日付を選択します。

全サプライ・チェーン実績メトリック・レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです(アルファベット順)。

サプライ・チェーン・メトリック・トレンド

ユーザーは、サプライ・チェーン・メトリック・トレンド・レポートを使用して、サプライ・チェーンの主要なメトリックのトレンドを分析し、指定した特定の計画でこれらのメトリックを将来どのように実行する必要があるかを分析できます。

レポートには、過去および将来の計画値に対する各サプライ・チェーン・メトリックの実行状況が示されます。レポートには、2つの期間に大きな偏差があるメトリックが表示されます。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「時間トレンド・チャート」および「時間トレンド表」です。
チャート・ビューには、在庫価額、生産資源稼働率、計画出荷および計画生産の推移が、折れ線グラフと棒グラフの組合せで図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

サプライ・チェーン・メトリック・トレンド・レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです(アルファベット順)。

カテゴリ別在庫価額

ユーザーは、カテゴリ別在庫価額レポートを使用して、ベースライン計画の在庫実績を分析できます。在庫実績は、期間終了時点の予定使用可能残高に関して金額で表示されます。

デフォルトでは、レポートには最も在庫がある上位10件のカテゴリが表示されます。表示する上位カテゴリの件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、各カテゴリの在庫価額が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

カテゴリ別在庫価額レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです(アルファベット順)。

カテゴリ別対象日数

ユーザーは、カテゴリ別対象日数レポートを使用して、ベースライン計画の在庫実績を分析できます。在庫実績は、期間終了時点の予定使用可能残高に関して対象日数で表示されます。

デフォルトでは、レポートには上位10件のカテゴリが表示されます。表示する上位カテゴリの件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、各カテゴリの在庫対象日数が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

カテゴリ別対象日数レポートからアクセス可能な他のレポートは次のとおりです(アルファベット順)。

カテゴリ別生産-計画

ユーザーは、カテゴリ別生産-計画レポートを使用して、特定の計画について各カテゴリの計画生産を分析できます。

デフォルトでは、レポートには生産-計画が少ない下位10件のカテゴリが表示されます。表示するカテゴリの件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

カテゴリ別生産-計画レポートを表示するには、「「履歴実績」ページについて」を参照してください。

ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、各カテゴリの計画生産が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

カテゴリ別生産-計画レポートからアクセス可能な他のレポートは、ASCPワークベンチ – 例外詳細レポートです。

カテゴリ別出荷-計画

ユーザーは、カテゴリ別出荷-計画レポートを使用して、特定の計画について各カテゴリの計画出荷を分析できます。

デフォルトでは、レポートには出荷-計画が少ない下位10件のカテゴリが表示されます。表示するカテゴリの件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、各カテゴリの計画出荷が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

カテゴリ別出荷-計画レポートからアクセス可能な他のレポートは、ASCPワークベンチ – 例外詳細レポートです。

生産資源グループ別生産資源稼働率

ユーザーは、生産資源グループ別生産資源稼働率レポートを使用して、単一の計画の生産資源グループごとに生産資源稼働率を分析できます。

デフォルトでは、レポートには上位10件の生産資源グループが表示されます。表示する生産資源グループの件数は、「MSC: Nの値は、 ダッシュボードで上位/下位Nの全レポート」プロファイルを使用して調整できます。

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ページの上部にあるページレベル・フィルタに加えて、ユーザーは次のフィルタをレポートに対して指定できます。

フィールド 摘要
ビュー レポートの表示方法を選択します。オプションは「チャート」および「表」です。
「チャート」ビューには、各生産資源グループの生産資源稼働率が棒グラフを使用して図示されます。表ビューには、チャート・ビューに対応する値が表示されます。

生産資源グループ別生産資源稼働率レポートからアクセス可能な他のレポートは、生産資源稼働率トレンド・レポートです。

「シナリオ分析」ページの使用方法

この項では、「シナリオ分析」ページの概要を示し、次の内容を説明します。

「シナリオ分析」ページについて

サプライ・チェーン・アナリストは、「シナリオ分析」ページを使用して、サプライ・チェーンの主要なメトリックの推移や、シナリオごとに主要なメトリックがどのように異なるかを分析できます。表示される主要なメトリックは、次のとおりです。

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ページレベル・フィルタ

ページレベル・フィルタはページの上部にあり、すべてのレポートの結果をフィルタ処理します。

この表は、「シナリオ分析」ページのページレベル・フィルタを示しています。

フィルタ 摘要
比較シナリオ ベースライン計画との比較に使用する計画をリストから選択します。複数の計画を選択できます。これは必須フィールドです。
ベースライン計画 ベースライン計画として使用する計画をリストから選択します。1つの計画のみ選択できます。これは必須フィールドです。
カテゴリ カテゴリをリストから選択します。複数のカテゴリを選択できます。これはオプション・フィールドです。
生産資源グループ 生産資源グループをリストから選択します。複数の生産資源グループを選択できます。
このフィルタは、ページにある生産資源関連のレポート(生産資源メジャー、生産資源トレンド推移および生産資源例外要約)にのみ適用されます。これはオプション・フィールドです。
組織 組織をリストから選択します。複数の組織を選択できます。これはオプション・フィールドです。
期間開始 日時をリストから選択します。日時の範囲を選択できます。これはオプション・フィールドです。

シナリオ要約レポート

シナリオ要約レポートは、SOPダッシュボードにあるエグゼクティブ要約レポートに似ています。次のようなシナリオに対して需要/供給メトリックの要約が表示されます。

フィルタ

「シナリオ分析」ページのプロンプトに対するフィルタ・セットには、プロンプト表示用の比較シナリオとベースライン・シナリオのプレゼンテーション変数SCABScenarioPVが含まれます。

シナリオ要約レポートから、分析ダッシュボード・ページ・レベルのプロンプトにあるデフォルトのフィルタ処理を使用して、多くのレポートにドリルダウンできます。同時に、対話形式でプロンプトを変更して選択肢をさらに絞込みまたは拡張できます。

次の表に、シナリオ要約レポートからアクセス可能なドリルダウン・レポートと、ドリルダウンが用意されているフィールド値を示します。

ドリルダウンするフィールド値 ドリルダウン・レポート
制約付き需要予測値 需要ペギング - ユニット
需要ペギング - 値
出荷履歴値 記帳実績 - ユニット
記帳実績 - 値
出荷実績 - ユニット
出荷実績 - 値
実績バックログ値 バックログ分析 - ユニット
バックログ分析 - 値
受注値 受注分析 - ユニット
受注分析 - 値
現在の出荷計画 現在の出荷計画

需要ペギング - ユニット・レポート

需要ペギング - ユニット・レポートは、シナリオ要約レポートの「制約付き需要予測値」フィールドからドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

需要ペギング – ユニット・レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、サプライ・チェーン・アナリスト(SCA)シナリオのプロンプトです。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示できます。

需要ペギング - 値レポート

需要ペギング - 値レポートは、シナリオ要約レポートの「制約付き需要予測値」フィールドからドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

需要ペギング - 値レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAシナリオのプロンプトです。

ビュー

ピボット表は、次の基準に従って表示されます。

記帳実績 - ユニット・レポート

記帳実績 - ユニット・レポートは、シナリオ要約レポートの「出荷履歴 - 値」フィールドからドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

記帳実績 - ユニット・レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAダッシュボード、シナリオ分析から設定されます。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示されます。

記帳実績 - 値レポート

記帳実績 - 値レポートは、シナリオ要約レポートの「出荷履歴 - 値」フィールドからドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

記帳実績 - ユニット・レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAダッシュボード、シナリオ分析から設定されます。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示されます。

出荷実績 - ユニット・レポート

出荷実績 - ユニット・レポートは、シナリオ要約レポートの「出荷履歴値」フィールドからドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

出荷実績 - ユニット・レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAダッシュボード、シナリオ分析から設定されます。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示されます。

出荷実績 - 値レポート

出荷実績 - 値レポートは、シナリオ要約レポートの「出荷履歴値」フィールドからドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

出荷実績 - 値レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAダッシュボード、シナリオ分析から設定されます。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示されます。

バックログ分析 - ユニット・レポート

バックログ分析 - ユニット・レポートは、シナリオ要約レポートのバックログ値フィールドからドリルダウンすることで表示されます。. 次の情報が提供されます。

出荷実績 - 値レポートでは、「実績バックログ」メジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAダッシュボード、シナリオ分析から設定されます。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示されます。

バックログ分析 - 値レポート

バックログ分析 - 値レポートは、シナリオ要約レポートのバックログ値フィールドからドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

出荷実績 - 値レポートでは、「実績バックログ - 値(報告通貨)」メジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAダッシュボード、シナリオ分析から設定されます。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示されます。

受注分析 - ユニット

受注分析 - ユニット・レポートは、シナリオ要約レポートの「受注値」フィールドからドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

受注分析 - ユニット・レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAダッシュボード、シナリオ分析から設定されます。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示されます。

受注分析 - 値レポート

受注分析 - 値レポートは、シナリオ要約レポートの「受注値」フィールドからドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

受注分析 - ユニット・レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAダッシュボード、シナリオ分析から設定されます。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示されます。

現在の出荷計画レポート

「現在の出荷計画」メジャーでは、期間累計出荷履歴と期間内に出荷が予定されている受注(バックログ)の組合せが表示されます。出荷済または未出荷の記帳済オーダーによって、どの程度まで予測または収益ターゲットがすでにカバーされているかが表されます。このメジャーを予測に対して比較することは、予測を満たすための記帳残の状況に該当します。

現在の出荷計画レポートは、シナリオ要約レポートの「現在の出荷計画」からドリルダウンすることで表示されます。次の情報が提供されます。

現在の出荷計画レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAシナリオの分析プロンプトです。

ビュー

次のビューがあります。

需要ペギング - ベースライン計画レポート

需要ペギング - ベースライン計画レポートには、シナリオに関する情報が表示されます。

次に、需要ペギング - ベースライン計画レポートの例を示します。

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フィルタ

フィルタは、ベースライン・シナリオの選択用に調整されたSCAシナリオのプロンプトです。

ビュー

次のビューがあります。

四半期別記帳残レポート

四半期別記帳残レポートには、次の情報が表示されます。

四半期別記帳残レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、プロンプト表示用ベースライン・シナリオに調整されたSCAシナリオのプロンプトです。

ビュー

次のビューがあります。

計画レポート

計画レポートには、次の情報が表示されます。

フィルタ

フィルタは、プロンプト表示用比較シナリオとプロンプト表示用ベースライン・シナリオを取得します。

ビュー

次のビューがあります。

需要/供給要約レポート

「シナリオ分析」ページの需要/供給要約レポートは、「需要/供給」ページの需要/供給要約レポートとほとんど同じですが、例外が1つあります。最初のレポートでは、ベースライン・シナリオと比較シナリオで需要と供給がどのように異なるかを判断できます。

「需要/供給要約」を参照してください。

シナリオ全体の需要/供給トレンド・レポート

「シナリオ分析」ページのシナリオ全体の需要/供給トレンド・レポートは、「需要/供給」ページのシナリオ全体の需要/供給トレンド・レポートと似ていますが、例外が1つあります。最初のレポートでは、需要と供給のトレンド推移や、ベースライン・シナリオと比較シナリオではトレンドが変化したかどうかを評価できます。

「複数計画間の需要/供給トレンド」を参照してください。

ナビゲーション:

「需要合計」からの場合

「供給合計」からの場合

供給稼働率 - ユニット・レポート

供給稼働率 - ユニット・レポートには、次の情報が表示されます。

供給稼働率 - ユニット・レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAシナリオのフィルタ表現プロンプトです。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示できます。

供給稼働率 - 値レポート

供給稼働率 - 値レポートには、次の情報が表示されます。

供給稼働率 - 値レポートでは、次のメジャーを使用できます。

フィルタ

フィルタは、SCAシナリオのプロンプトです。

ビュー

次のビューがあります。

ピボット表は、次の基準に従って表示できます。

生産資源要約レポート

「シナリオ分析」ページの生産資源要約レポートは、「生産資源」ページの生産資源要約レポートとほとんど同じですが、例外が1つあります。最初のレポートでは、ベースライン・シナリオと比較シナリオで生産資源稼働率がどのように異なるかを判断できます。

「生産資源要約」を参照してください。

生産資源稼働率トレンド・レポート

「シナリオ分析」ページの生産資源稼働率トレンド・レポートは、「生産資源」ページの生産資源稼働率トレンド・レポートとほとんど同じですが、例外が1つあります。最初のレポートでは、生産資源の使用状況の推移や、ベースライン・シナリオと比較シナリオではトレンドが変化したかどうかを判断できます。

「生産資源稼働率トレンド」を参照してください。

例外要約

「シナリオ分析」ページの例外要約レポートは、「例外」ページの例外要約レポートとほとんど同じですが、例外が1つあります。最初のレポートでは、ベースライン・シナリオの例外を分析し、ベースライン・シナリオと比較シナリオの間で例外を比較できます。

「例外要約」を参照してください。

「在庫分析」ページの使用方法

サプライ・チェーン・アナリストは、「在庫分析」ページを使用して、計画ごとに、および1つの計画内で、在庫の属性やパラメータがどのように異なるかを効率的に評価できます。APCCを使用して在庫決定できます。すべてのレポートは報告通貨で表示されます。

次に、「在庫分析」ページの上部の例を示します。他のレポートは、ページを下にスクロールしてアクセスできます。

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ページレベル・フィルタ

ページレベル・フィルタはページの上部にあり、すべてのレポートの結果をフィルタ処理します。

この表は、「在庫分析」ページのページレベル・フィルタを示しています。

フィルタ 摘要
ベースライン計画 ベースライン計画として使用する計画をリストから選択します。1つの計画のみ選択できます。これは必須フィールドです。
比較計画 ベースライン計画との比較に使用する計画をリストから選択します。このリストから複数の計画を選択できます。
カテゴリ カテゴリをリストから選択します。複数のカテゴリを選択できます。これはオプション・フィールドです。
組織 組織をリストから選択します。複数の組織を選択できます。これはオプション・フィールドです。
週開始 レポートの表示対象になる日付範囲を選択します。

「在庫分析」ページのレポート

次の図に、「在庫分析」ページで使用可能なレポートおよびその相互関係を示します。

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在庫実績要約レポート

在庫実績要約レポートは、ユーザーが、指定されたサービス・レベルの達成に必要な投資と、そこから得られる利益を理解するのに役立ちます。この情報は、次のメジャーで提供されます。

在庫実績要約レポートは、表、バブル・グラフまたはチャートで表示できます。

在庫要約レポートから、次のレポートにドリルダウンできます。

ドリルダウン・レポートはサービス・レベル不足別にソートされますが、すべてのカテゴリが表示されます。サービス・レベルの差分は比率で指定され、次のようにして計算されます。

{ターゲット・サービス・レベル – 達成サービス・レベル}

「在庫分析」ページのグラフはベースライン計画に対するグラフで、ダッシュボード・ページのレポートは上位Nレポートです。

在庫メジャー・トレンド・レポート

このレポートでは、安全在庫およびサービス・レベルの主要なメジャーを使用して在庫実績を分析します。達成サービス・レベルがターゲット・サービス・レベルに対するトラッキングかどうか、および予定使用可能残高が安全在庫に対するトラッキングかどうかを把握するのに役立ちます。

レポートは、表またはチャートで表示できます。

在庫メジャー・トレンド・レポートの生成では、次のことに注意してください。

次に、在庫メジャー・トレンド・レポートの例を示します。

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カテゴリ別在庫数量(値)レポートおよび組織別在庫数量(値)レポート

この2つのレポートには、在庫実績要約レポートからのドリルダウンでアクセスし、指定の計画について在庫情報が提供されます。いずれかの計画から、在庫数量(値)と安全在庫の比較にドリルダウンできます。

カテゴリ別在庫数量(値)レポートからドリルダウンした場合、結果のレポートは、組織全体の特定のカテゴリを対象とした在庫数量と安全在庫の比較になります。

組織別在庫数量(値)レポートからドリルダウンした場合、結果のレポートは、特定の組織の全カテゴリを対象とした在庫数量と安全在庫の比較になります。

ドリルダウン・レポートとしての在庫数量(値)は、カテゴリ別在庫数量(値)レポートと組織別在庫数量(値)レポートの両方を起動します。これらは上位Nレポートではありません。

カテゴリ別サービス・レベル不足レポート

カテゴリ別サービス・レベル不足レポートには、指定した計画の達成サービス・レベルとターゲット・サービス・レベルで最も差分が大きい上位Nカテゴリが詳述されます。

このレポートは、在庫実績要約レポートからのドリルダウンです。指定した計画に適用されます。このレポートからカテゴリ-組織別在庫メジャー・トレンド・レポートにドリルダウンし、指定した計画または組織の情報を表示できます。

このレポートを使用する際は、いくつかの点に注意してください。

次に、カテゴリ別サービス・レベル不足レポートの例を示します。

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カテゴリ別在庫予算超過レポート

このレポートには、予算と在庫価額(必要な期間の予定使用可能残高(報告通貨)平均)で最も差分が大きい上位Nカテゴリが詳述されます。ビジネス・ユーザーが予算を超えたカテゴリや、割り当てた予算値の範囲をかなり下回っているカテゴリを理解するのに役立ちます。

このレポートは、在庫実績要約レポートからのドリルダウンです。次に、レポートの例を示します。

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在庫数量(報告通貨)と安全在庫の比較

このレポートは、選択したカテゴリと組織を対象として生成され、在庫と安全在庫を値、対象日数および数量で比較するのに役立ちます。レポートには比率も表示され、安全在庫を満たすために使用可能な十分な在庫があるかどうかを判断する際に有用です。比率は昇順にソートされます。

注意: この表で使用される安全在庫は、第1バケットの値です。

このレポートは、カテゴリ別在庫数量(値)レポートおよび組織別在庫数量(値)レポートからのドリルダウンです。モデル特有の階層を使用することで、このレポートから品目-組織レベルにドリルダウンできます。

安全在庫延滞分析レポート

このレポートには、複数計画の資材配置が詳述されます。ビジネス・ユーザーは、このレポートを使用して、組織が延滞の使用で在庫の保管費および原価の観点からどの程度削減したのかを理解できます。

このレポートから、カテゴリ別安全在庫延滞分析レポートおよび組織別安全在庫延滞分析レポートにドリルダウンできます。

次に、安全在庫延滞分析レポートの例を示します。

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組織別安全在庫延滞分析レポート

このレポートには、複数組織の指定の計画について資材配置が詳述されます。ユーザーは、このレポートを使用して、組織が延滞の使用で在庫の保管費および原価の観点からどの程度削減したのかを理解できます。

削減は、次のようにして計算されます。

延滞がないメジャー – 延滞があるメジャー

このレポートは、安全在庫延滞分析レポートからのドリルダウンです。このレポートからのドリルダウンはありません。

サプライ・チェーン・アナリスト二次ドリルダウン・レポート

主要レポートは、サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードの6つのタブ(「計画健全性要約」、「需要/供給」、「生産資源」、「例外」、「履歴実績」および「シナリオ分析」)にあります。

二次ドリルダウン・レポートは、主要レポートからアクセスするレポートです。多くの場合、主要レポートからユーザーがドリルダウンする場所との関連で表示されます。つまり、製品カテゴリの値が表示された主要レポートのデータ・ポイントからユーザーがドリルダウンすると、その製品カテゴリについて二次レポートが表示されます。

この表は、サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードの二次レポートのリストを示しています(アルファベット順)。

レポート名 メジャーまたはファクト ディメンションまたは表示単位
水平プラン総計 需要合計、供給合計、安全在庫および予定使用可能残高 - ユニット 計画
品目別対象日数 例外件数(代替ソースの使用または代替仕入先の使用)および安全在庫違反 計画または期間
組織別対象日数 対象日数 組織
カテゴリ別需要/供給合計 需要合計、予測受注、遅延バックログ数量、供給合計、手持、対象日数および計画受入 カテゴリ
組織別需要/供給合計 需要合計、予測受注、遅延バックログ数量、供給合計、手持、対象日数および計画受入 組織
水平プランの詳細 需要合計、需要予測、受注、供給合計、手持、計画受入、計画オーダー、安全在庫、予定使用可能残高 - ユニット 計画
カテゴリ別例外 ユーザーがトレンド・レポートにドリルダウンする際に選択した例外タイプに基づいて、次のいずれか1つ: 例外件数(在庫欠品、代替ソースの使用または代替仕入先の使用)、例外日(遅延受注、再計画オーダー)、例外値(遅延受注)、例外数量(遅延予測)または安全在庫違反 カテゴリ
顧客別例外 ユーザーがトレンド・レポートにドリルダウンする際に選択した例外タイプに基づいて、次のいずれか1つ: 例外日(遅延受注、再計画オーダー)、例外値(遅延受注)または例外数量(遅延予測) 顧客
品目別例外 ユーザーがトレンド・レポートにドリルダウンする際に選択した例外タイプに基づいて、次のいずれか1つ: 例外件数(在庫欠品、代替ソースの使用、代替仕入先の使用)、例外日(遅延受注、再計画オーダー)、例外値(遅延受注)、例外数量(遅延予測)または安全在庫違反 品目
組織別例外 ユーザーがトレンド・レポートにドリルダウンする際に選択した例外タイプに基づいて、次のいずれか1つ: 例外件数(在庫欠品)、例外日(遅延受注、再計画オーダー)、例外値(遅延受注)、例外数量(遅延予測)または安全在庫違反 組織
仕入先別例外 ユーザーがトレンド・レポートにドリルダウンする際に選択した例外タイプに基づいて、次のいずれか1つ: 例外件数(代替ソースの使用、代替仕入先の使用)または例外日(再計画オーダー) 仕入先
例外トレンド ユーザーがトレンド・レポートにドリルダウンする際に選択した例外タイプに基づいて、次のいずれか1つ: 例外件数(在庫欠品、代替ソースの使用または代替仕入先の使用)、例外日(遅延受注または再計画オーダー)、例外値(遅延受注)、例外数量(遅延予測または生産資源過負荷)または安全在庫違反 例外タイプ
最少稼働生産資源 生産資源可用性、生産資源所要量または生産資源稼働率 生産資源
最多稼働生産資源 生産資源可用性、生産資源所要量または生産資源稼働率 生産資源
組織別生産-計画 生産-計画 組織
生産資源稼働率トレンド 生産資源可用性、生産資源所要量または生産資源稼働率 計画
部門別生産資源稼働率 生産資源可用性、生産資源所要量または生産資源稼働率 部門
組織別生産資源稼働率 生産資源可用性、生産資源所要量または生産資源稼働率 組織
生産資源グループ別生産資源稼働率 生産資源可用性、生産資源所要量または生産資源稼働率 生産資源グループ
組織別出荷-計画 出荷-計画 組織
組織別WIP開始 WIP開始数量 組織

ASCPアプリケーションの次のフォームは、サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードからアクセスできます。

自分のオープン・アクティビティ

期限超過のオープン・アクティビティがある場合は常に、ログインすると、シード済の2つのダッシュボード(サプライ・チェーン・アナリスト・ダッシュボードおよびセールス・アンド・オペレーションズ・プランニング・アナリスト・ダッシュボード)には、アラートがページ右上部に表示されます。これは、自分のオープン・アクティビティと呼ばれるレポートに関連付けられたシード済のiBotに基づいています。アラート・アイコンをクリックすると、「自分のオープン・アクティビティ」表には、自分が主所有者または二次所有者であるオープン・アクティビティがすべて含まれる完全リストが表示されます。

「自分のオープン・アクティビティ」表でアクティビティ名をクリックすると、シナリオ管理ユーザー・インタフェースにアクティビティ表がオープンし、アクティビティの全詳細が表示されます。ここでは、アクティビティのステータス、所有者およびその他の詳細を更新できます。

計画アクティビティについては、第2章の「アクティビティの操作」を参照してください。