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Oracle Paymentsインプリメンテーション・ガイド
リリース12
E06000-01
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取引テスト

取引のテスト

Oracle Paymentsのライブ・インスタンスでは、すべての取引要求がソース製品から発行されます。一方、Oracle Paymentsを実装している場合、そのOracle Paymentsの設定や支払システムとの接続性をテストする上で、支払管理者にとっては、ソース製品がない状態での取引開始が必要な場合があります。支払管理者がこのような基本的なテストを実施できるように、「資金取得プロセス・ホーム」ページには、クレジット・カードまたはデビット・カードを使用して承認と精算を開始できる「取引テスト」タブが用意されています。

デフォルトでは、支払管理者は取引テスト機能を使用できません。取引テスト機能は、基本的な接続性をテストする場合にのみメニュー機能を介して使用可能にし、その後は、本稼働前に再度使用不可にする必要があります。ソース製品ではなくOracle Paymentsから開始された取引は、ソース製品に記録されることも、会計処理されることもありません。この結果、よくてもアプリケーション間でのデータの矛盾、最悪の場合は詐欺または盗難の機会が生じます。

警告: Oracle Paymentsのライブ・インスタンスでは、取引テスト機能を使用不可にして、支払管理者に対するこの機能の割当を解除することをお薦めします。

承認の作成とテスト

「取引テスト」タブは、「取引テスト検索」ページ、承認の開始と発行をテストするための連続する3ページ、および支払管理者がOracle Paymentsにテスト用の精算金額を提供できる「精算の作成」ページで構成されています。