ヘッダーをスキップ

Oracle Receivablesユーザー・ガイド
リリース12
E06003-01
目次へ
目次
前のページへ
前へ
次のページへ
次へ

アーカイブおよびパージ

この章のトピックは、次のとおりです。

アーカイブおよびパージの使用

重要: 現金主義会計を使用している場合、「売掛/未収金アーカイブおよびパージ」プログラムを使用することはできません。

大量の取引が発生するデータベースでは、サイズおよびメモリーの要件が急速に増加します。これは、オンラインとバックグラウンドの両方の処理に悪影響を及ぼす可能性があります。Receivablesでは監査証跡を保守するために大量の履歴データを保存しますが、このデータをオンラインで利用できるようにする必要はありません。アーカイブおよびパージ機能を使用すると、オンラインで不要になった取引を定期的に保存および削除して、データベース内の領域を再利用し、システム・パフォーマンスを向上できます。

ビジネス・ニーズに応じて、「ヘッダー・レベル」、「ヘッダーおよび明細レベル」、「ヘッダー、明細および配分レベル」のいずれかの詳細レベルでレコードをアーカイブできます。取引は、ユーザーが指定したパラメータに基づいてデータベースからパージされます。パージ・プロセスにより、適格な取引や、修正、クレジット、戻し処理、通話、販売実績、入金などの取引に関連するすべての活動が削除されます。

たとえば、次の図では、請求書Aは入金1で支払われ、入金1は請求書Bの一部も支払っています。入金2は、請求書Bの残高の支払に使用されます。また、請求書Bは請求書Cを持つ取引約定に消し込まれます。請求書Cは入金3およびクレジット・メモで支払われます。これらの取引はすべて、関連取引の単一チェーンのメンバーであるとみなされます。メンバーがパージ基準を満たしていない場合、「アーカイブおよびパージ」プログラムはチェーン全体を拒否します。

関連取引のチェーン

本文の説明内容に関するイメージ

「アーカイブおよびパージ」プログラムを実行する前に、この項全体を読むことが重要です。「アーカイブおよびパージ」では、データベースから取引情報が削除されるため、ここでは、すべての重要な情報とレポートを将来使用できるようにするために実行する必要があるステップについて説明します。

関連項目

アーカイブおよびパージの実行の準備

アーカイブおよびパージ・サイクル

パージ基準

パージ済表

アーカイブ・レベル

アーカイブされないデータ

アーカイブおよびパージの監視

アーカイブ表

アーカイブおよびパージの実行の準備

標準の「アーカイブおよびパージ」プログラムを実行する前に、システムを準備するために次のステップを実行します。これらのステップにより、「アーカイブおよびパージ」を実行するときに、Receivablesから重要なデータが削除されないようになります。

新規アーカイブおよびパージの呼出プロセスを実行する前に、これらのステップをすべて実行する必要はありません。ステップがオプションで、このプログラムに不要な場合は、ステップの説明に記載されています。

  1. アーカイブ表の消去(標準の「アーカイブおよびパージ」のみ)

    アーカイブ/パージ・プログラムは、実行前にアーカイブ表が消去されていることを確認します。表が消去されていない場合はエラーが表示され、処理は停止します。次の表をチェックして、表が空であることを確認します。

  2. システム上にユーザーが存在しないことを確認(標準の「アーカイブおよびパージ」のみ)

    アーカイブ/パージ・プログラムが実行されるのは、他のユーザーがシステムにアクセスしていない場合のみです。プログラムでは、その処理中に他のコンカレント・プロセスを実行できないことを確認します。ただし、パージの準備ステップを開始してからアーカイブ/パージを開始するまでの間に、他のコンカレント・プログラムが実行されないようにする必要があります。

  3. Oracle Sales Compensationインタフェースの実行

    Oracle Sales Compensationを使用する場合、Oracle Sales Compensationオープン・インタフェースを実行して、パージ前に次のReceivables表から情報をコピーする必要があります。

  4. Intrastatの実行

    パージしている期間の移動統計レコードが当局に報告されていることを確認します。

    欧州連合(EU)の設立に伴い、加盟国の国境が撤廃されました。これにより、商品の移動方法、および移動される商品の種類に関する貿易統計の収集が廃止されました。EUでは、以前の方法が、EU内の企業がEU加盟国間の貿易に関する移動統計を収集する必要があるという「Intrastat」に置き換えられました。

    Oracle Applicationsでは、移動統計は出荷情報に関連付けられ、自動インボイスからReceivablesに渡されます。EU要件を満たすために使用されるIntrastatレポートは、Receivables内の請求書情報からデータを導出します。したがって、移動情報を当局に報告するまで、移動統計に関連付けられた請求書情報を削除することはできません。通常、これは毎月実行されますが、交渉済期間で実行することもできます。

  5. 自動インボイス表が空であることを確認(オプション、ただし推奨)

    自動インボイス表のレコードの影響を受ける取引をパージしないように、次の自動インボイス・インタフェース表が空であることを確認します。

    これらの表が作成された場合は、自動インボイスを実行し、アーカイブ/パージ・プログラムを実行する前にこれらの表が消去されるようにします。

  6. ロックボックス表が空であることを確認(オプション、ただし推奨)

    ロックボックス表のレコードの影響を受ける取引をパージしないように、ロックボックス暫定表が空であることを確認します。

    この表が作成された場合は、ロックボックス検証処理の発行を実行し、アーカイブ/パージ・プログラムの実行前にエラーなしで処理が実行されるようにします。

  7. クイック入金表が空であることを確認(オプション、ただし推奨)

    クイック入金表のレコードの影響を受ける取引をパージしないように、次のクイック入金表が空であることを確認します。

    これらの表が作成された場合は、アーカイブ/パージ・プログラムを実行する前にクイック入金転記を実行する必要があります。

  8. 税金レポートの実行

    特定の税金レポートでは、データベースに格納されていない値が導出されます。このようなレポートは、取引がパージされている期間の正確なデータを導出できません。したがって、これらのレポート内のデータが税務監査で必要になる可能性があるため、パージしている期間にこれらのレポートを実行し、将来使用できるように出力を保存する必要があります。

  9. データベースのバックアップ

    Receivablesからレコードをパージする前に、安全のためにデータベースをバックアップする必要があります。また、バックアップの整合性も確認する必要があります。

関連項目

アーカイブおよびパージの実行

アーカイブおよびパージ・サイクル

パージ基準

パージ済表

アーカイブ・レベル

アーカイブされないデータ

アーカイブ表

アーカイブおよびパージ・サイクル

標準の「アーカイブおよびパージ」プログラムのサイクルは、選択および検証、アーカイブ、パージ、ファイルへのコピー(オプション)の4つのプロセスに分けられます。選択および検証プロセスとアーカイブ・プロセスでは、「アーカイブ-プレビュー」プログラムが作成されます。このプログラムは、ユーザーが指定した基準を使用して該当する取引を選択し、取引チェーンを識別するためにデータを検証した後、この情報をアーカイブ表に格納します。「パージ」プログラムでは、アーカイブ表の情報を使用してデータベース表から該当する取引が削除されます。または、「アーカイブおよびパージ」プログラムを使用して、選択および検証、アーカイブおよびパージの各プロセスをまとめて実行することもできます。最終プロセスでは、アーカイブ・データを個別の記憶媒体に転送します。「ファイルへのアーカイブ」プログラムを使用すると、アーカイブ情報をフラット・ファイルに書き込むことができます。または、AR_ARCHIVE_HEADER表およびAR_ARCHIVE_DETAIL表をエクスポートし、独自のアーカイブ表にインポートすることもできます。

すべての準備ステップが完了した後、「要求」ウィンドウから「アーカイブ-プレビュー」、「パージ」、「アーカイブおよびパージ」および「ファイルへのアーカイブ」の各プログラムを実行します。これらのプログラムはそれぞれ個別のプロセスとして実行できますが、「アーカイブ-プレビュー」または「アーカイブおよびパージ」プログラムによってアーカイブ表が作成されるまで、「パージ」および「ファイルへのアーカイブ」プログラムを実行することはできません。さらに、「要求」ウィンドウから「アーカイブ-再起動」プログラムおよびレポートのアーカイブを実行できます。

新規アーカイブおよびパージの呼出プロセスには、すべてのプロセスが標準の「アーカイブおよびパージ」プログラムとして含まれますが、パージに選択された項目のプレビュー・レポート、またはアーカイブ詳細/要約レポートは生成されません。このプロセスでは、ユーザーが入力した基準に基づいて項目が選択され、パージの要件を満たすことが確認されます。その後、取引がパージされ、アーカイブおよびパージに使用できる次の取引に移ります。パージできなかった取引およびパージされた項目に関する情報がログ・ファイルに書き込まれます。このファイル名は、コンカレント要求IDと同じです。

変数 摘要
アーカイブ-プレビュー 「アーカイブ-プレビュー」プログラムは、パージ・パラメータを満たす取引を選択および検証し、取引情報をアーカイブ表にコピーします。アーカイブ表が作成された後、レポートが自動的に生成されます。このレポートの詳細のレベルは、「アーカイブ-プレビュー」プログラムを開始したときに選択したパラメータによって決まります。
パージ パージ・プロセスは、パージ適格取引データをパージします。このプログラムを実行するには、最初に「アーカイブ-プレビュー」プログラムを実行し、適格な取引を識別して、AR_ARCHIVE_PURGE_INTERIMにIDを格納する必要があります。

警告: 「アーカイブ-プレビュー」の開始後、システムで作業するユーザーがいない場合のみ、「パージ」プログラムを実行します。これは、「アーカイブ-プレビュー」がAR_ARCHIVE_PURGE_INTERIMに格納されたIDを再検証しないためです。

アーカイブおよびパージ 「アーカイブおよびパージ」プログラムは、アーカイブ表を作成し、取引情報を1つのステップでパージします。「アーカイブ-プレビュー」の開始後、システムで作業するユーザーがいるかどうか判断できない場合、「アーカイブ-プレビュー」の後にこのプログラムを実行することもできます。
ファイルへのアーカイブ アーカイブ表をフラット・ファイルにコピーする目的で使用できるオプション・プログラムです。
アーカイブ-再起動 このプログラムは、「アーカイブ-プレビュー」または「アーカイブおよびパージ」が失敗した場合にエラー処理に使用されます。このプログラムを使用すると、アーカイブ/パージが選択および検証フェーズを完了した後、アーカイブ・フェーズで失敗した場合に、システムですべてのパージ候補が再検証されるのを防ぐことができます。「アーカイブ-再起動」により、アーカイブ・ヘッダーおよび詳細表が消去され、アーカイブ・レポートが発行されます。「アーカイブ-再起動」プログラムを発行する場合、「アーカイブ・レベル」、「要約レポートのみ」、「ワーカー数」、「コミット・サイズ」および「アーカイブID」の各パラメータを指定する必要があります。
アーカイブ要約レポート レポートを「アーカイブおよびパージ」または「アーカイブ-プレビュー」プログラムから発行したときに失敗した場合、「要求」ウィンドウからこのレポートを手動で発行します。このレポートを発行して、前のアーカイブ/パージ実行の要約情報を確認することもできます。「アーカイブ要約レポート」には、AR_ARCHIVE_CONTROL表に基づいてパージ用に選択された取引の金額および件数が含まれます。「アーカイブ要約レポート」プログラムを発行する場合、「アーカイブID」を指定する必要があります。
アーカイブ詳細レポート レポートを「アーカイブおよびパージ」または「アーカイブ-プレビュー」プログラムから発行したときに失敗した場合、「要求」ウィンドウからこのレポートを手動で発行します。「アーカイブ詳細レポート」には、前述の要約情報の顧客別内訳が含まれます。このレポートはAR_ARCHIVE_HEADER表に基づきます。「アーカイブ詳細レポート」プログラムを発行する場合、「アーカイブID」を指定する必要があります。
新規アーカイブおよびパージの呼出プロセス 「要求」ウィンドウからこのプログラムを手動で発行します。ユーザーは、このプログラムを実行するためにシステムからログオフする必要はありません。このオプションでは、前受/預り金、約定金額、その他入金、またはこれらの取引にリンクされた項目はパージされません。このオプションでは、アーカイブ・パージ詳細または要約レポートは作成されません。かわりに、プログラムによりパージ・プロセスに関する情報がログ・ファイルに書き込まれます。

通常のアーカイブ/パージ・プロセスのステップは次のとおりです。

  1. ユーザー職責の変更

    アーカイブ/パージ・プログラムは、ARアーカイブ・パージ・ユーザー職責を持つユーザーのみが使用できます。

  2. 「アーカイブ-プレビュー」の実行(標準の「アーカイブおよびパージ」プログラムのみ)

    「アーカイブおよびパージの実行」ウィンドウで、「アーカイブ-プレビュー」プログラムを選択します。「アーカイブ-プレビュー」プログラムを実行する場合、次のパラメータの値を指定する必要があります。

    パラメータの詳細は、「アーカイブおよびパージ・パラメータ」を参照してください。

  3. アーカイブ・レポートの検討(標準の「アーカイブおよびパージ」プログラムのみ)

    「アーカイブ-プレビュー」プログラムの実行中に生成されたアーカイブ・レポートを使用して、取引の件数および金額を検討します。レポートの総合計はゼロになります。

    このレポートはパージ用に選択された取引に基づいており、AR_ARCHIVE_PURGE_INTERIM表に格納されます。

  4. データベース表のパージ

    「アーカイブおよびパージの実行」ウィンドウに戻り、「名称」フィールドに「パージ」と入力して、パージ・プログラムを開始します。表AR_ARCHIVE_PURGE_INTERIM内のデータに基づいてデータベースから取引情報が削除されます。「パージ」プログラムでは、次のパラメータが指定されます。

  5. 格納場所へのアーカイブ・データの移動

    「アーカイブおよびパージの実行」ウィンドウから、「ファイルへのアーカイブ」プログラムを選択し、<user id.request id>というファイル名で標準出力ディレクトリ(AR_TOP/out)内のファイルにアーカイブ・データを移動します。

    警告: AR_TOP/outディレクトリから適切な記憶域にアーカイブ出力を移動するようにしてください。移動しないと、システム管理者が出力ディレクトリを消去したときに出力が削除されます。

    重要: アーカイブ・データは参照専用です。データを記憶域に移動した後、Oracle Receivablesに戻してその他の処理を実行することはできません。

  6. アーカイブ表の消去

    アーカイブ・データを格納した後、次のパージを実行する前にアーカイブ表を消去する必要があります。アーカイブ表を消去するには、次の表でSQLのTRUNCATEコマンドを使用します。

    重要: このステップの次の情報は、標準の「アーカイブおよびパージ」プログラムには該当しますが、新規アーカイブおよびパージの呼出プロセスには該当しません。

    次にアーカイブ/パージ・プログラムを実行したときに、次の表は自動的に消去されます。ただし、これらの表をここで切り捨てることもできます。TRUNCATEコマンドはこれらの表を効率的に消去でき、次のアーカイブ/パージ・プロセスで時間を節約できます。

    TRUNCATEコマンドは、表からすべての行を削除します。

    警告: TRUNCATE文をロールバックすることはできません。

  7. データベースの再編成

    データベースをパージした後、データベース管理者(DBA)がデータのパージ元の表や索引をエクスポートおよびインポートできるように、DBAに連絡する必要があります。これらのオブジェクトを再作成することで、表領域内で各オブジェクトが使用するメモリーを節減し、システムのパフォーマンスを向上できます。

関連項目

アーカイブおよびパージ・パラメータ

パージ基準

パージ済表

アーカイブ・レベル

アーカイブされないデータ

アーカイブおよびパージの監視

アーカイブ表

パージ基準

取引: 取引および取引に関連するすべての活動(修正、クレジット、戻し処理、通話、販売実績、入金など)は、次の基準を満たす必要があります。

取引がクローズとみなされるために満たす必要がある一般的なルールを次に示します。

変数 摘要
請求書 入金、クレジット・メモ、承認済修正または前受/預り金の1つ以上の消込により、請求書残高はゼロになります。
デビット・メモ 入金、クレジット・メモまたは承認済修正の1つ以上の消込により、デビット・メモ残高はゼロになります。
クレジット・メモ クレジット・メモ残高は、請求書、デビット・メモ、チャージバックまたは入金の1つ以上に完全に消し込まれます。
チャージバック チャージバックは、入金、クレジット・メモまたは承認済修正に完全に消し込まれます。
前受/預り金 前受/預り金残高および取引約定残高は、1つ以上の請求書に完全に消し込まれます。
約定金額 取引約定残高は、1つ以上の請求書で完全にカバーされます。
重要: 「新規アーカイブおよびパージの呼出」プログラムは、前受/預り金、約定金額、その他入金またはこれらの取引にリンクされた項目をパージしません。
入金 入金残高は、請求書、デビット・メモ、クレジット・メモ、チャージバック、前受/預り金の1つ以上に完全に消し込まれます。入金が消し込まれず戻し処理された場合、パージ対象になります。
修正 承認され、請求書、デビット・メモまたはクレジット・メモに消し込まれます。

バッチ

バッチは取引チェーンの一部とはみなされないため、バッチの一部である取引ではバッチ内にパージ可能でない取引が存在しても、パージされる可能性があります。バッチに関連付けられた取引すべてがパージされる場合、バッチはパージ対象になります。バッチのパージ前に、一部の取引を削除するバッチを検討できます。この場合、バッチの「一部パージ済」チェック・ボックスが選択され、バッチの「管理合計」フィールドは残高不一致になります。これは、「管理合計」セクションの「実件数」フィールドと「金額」フィールドにパージ済取引データが含まれないためです。

プロジェクト関連の取引

Oracle Projectsに関連する取引は、デフォルトではパージされません。ただし、パージされるプロジェクト関連取引の基準を追加すると、このデフォルトを上書きできます。たとえば、プロジェクトから発生した後にクローズされ、追加の活動のために再オープンされることはないプロジェクト関連取引をパージできます。

注意: Oracle Projects内の取引はパージされません。

Oracle Project Accountingが提供するReceivables請求書パージ・クライアント機能拡張にロジックを追加することで、パージ対象請求書について独自の基準を指定します。まず、クライアント機能拡張に含めるロジックを決定します。次に、パッケージpa_ar_trx_purge内のPL/SQL関数client_purgeableにロジックを追加してテストします。この関数は、Oracle Project Accounting install/sql/ディレクトリ内のファイルPAXARPGB.plsにあります。Oracle Project·Accountingは、client_purgeable関数にcustomer_trx_idパラメータを提供します。

受注関連の取引

Oracle Order Management内のオープン返品明細で参照されている場合、取引はパージされません。また、Oracle Order Management内のオープン受注明細で参照される取引約定はパージできません。これを行うためには、アーカイブ/パージ・プロセスでは、オープン受注の取引IDを保持するビューSO_OPEN_ORDER_INVOICE_REF_Vおよび表AR_PURGE_OE_EXCEPTIONSを使用します。パージ・プログラムは、パージ・プロセスから取引を削除するためにこれらを基準として使用します。詳細は、「アーカイブ表」を参照してください。

回収可能性分析対象の取引

「イベント基準の収益管理」が有効になっており、回収可能性分析が進行中の場合、取引はパージされません。Receivablesでは、AR_DEFERRED_LINES_ALL表のLINE_COLLECTIBILITY_FLAGを使用して、回収可能性分析のステータスが判断されます。

Cash Managementで消し込まれる入金

Cash Management内の関連する銀行取引明細書レコードがパージされるまで、Cash Managementで消し込まれた入金をReceivablesでパージすることはできません。

クライアント機能拡張

Receivablesには、サード・パーティ・アプリケーションと統合したり、ユーザーが定義した基準に基づいて取引をパージ選択から除外、またはパージ選択に追加できるクライアント機能拡張が用意されています。

パッケージarp_trx_purge内のPL/SQL関数trx_purgeableをカスタマイズして、基準を指定します。この関数は、Receivables install/sql/ディレクトリ内のファイルARPUPRGB.plsにあります。Receivablesは、デフォルトでtrueの値を返すtrx_purgeable関数にパラメータcustomer_trx_idを提供します。パージ対象外取引のcustomer_trx_idに対してfalseの値を返すロジックを追加する必要があります。

関連項目

パージ済表

アーカイブおよびパージ・サイクル

アーカイブ・レベル

アーカイブされないデータ

アーカイブおよびパージの監視

アーカイブ表

パージ済表

「アーカイブおよびパージ」プログラムは、次の表から取引データを削除します。

関連項目

アーカイブ・レベル

アーカイブおよびパージ・サイクル

アーカイブされないデータ

アーカイブおよびパージの監視

アーカイブ表

アーカイブ・レベル

「アーカイブおよびパージ」プログラムには、取引情報をアーカイブするための3つのレベルの詳細が用意されています。取引のヘッダー・レベル・データのみ、ヘッダーおよび明細レベルのデータ、またはヘッダー、明細および配分データをアーカイブできます。

アーカイブされた取引は、AR_ARCHIVE_HEADER表およびAR_ARCHIVE_DETAIL表に格納されます。ヘッダー表には、取引(請求書、クレジット・メモまたはデビット・メモ、約定金額、前受/預り金、チャージバックおよび対顧客勘定クレジット)、入金および修正の3つのタイプのレコードが格納されます。詳細表に格納されるレコードは、これらのヘッダー・レコードに関連します。

次の図は、これらの2つの表に含まれるレコード間の関係を示しています。

注意: アーカイブするように選択した詳細のレベルに関係なく、このプログラムのパージ部分により、選択した取引のすべてのレコード、および関連するすべての取引が削除されます。

様々なレベルの取引データのアーカイブ

本文の説明内容に関するイメージ

前述の図に関するノート:

様々なレベルの入金データのアーカイブ

本文の説明内容に関するイメージ

前述の図に関するノート:

様々なレベルの修正データのアーカイブ

本文の説明内容に関するイメージ

前述の図に関するノート:

選択したアーカイブ・レベルに応じて、様々なタイプおよび数のレコードが格納されます。また、配分レベル・アーカイブの場合、明細レベル・レコードに追加の列が移入されます。

各アーカイブ・レベルに対して作成されるレコードを確認するには、次の表を使用します。

レベル 格納表 アーカイブされるレコード数
ヘッダーAR_ARCHIVE_HEADER 取引、入金および修正ごとに1レコード
ヘッダーAR_ARCHIVE_DETAIL クレジット・メモおよび入金消込ごとに1レコード
ヘッダーAR_ARCHIVE_DETAIL 最新のAR_CASH_RECEIPT_HISTORYレコードに対して1レコード
ヘッダーおよび明細AR_ARCHIVE_DETAIL 取引明細ごとに1レコード
ヘッダーおよび明細AR_ARCHIVE_DETAIL(「ヘッダー・レベル」を参照)修正ごとに1レコードと複数のヘッダー・レベル・レコード
ヘッダー、明細および配分AR_ARCHIVE_DETAIL 取引配分ごとに1レコード
ヘッダー、明細および配分AR_ARCHIVE_DETAIL その他資金配分ごとに1レコード
ヘッダー、明細および配分AR_ARCHIVE_DETAIL(「ヘッダーおよび明細レベル」を参照)前述の明細レコードでアーカイブされた追加の会計関連列と複数のヘッダーおよび明細レベル・レコード

各レベルにアーカイブされるすべての列の詳細なリストは、「アーカイブ表」を参照してください。

関連項目

アーカイブおよびパージ・サイクル

アーカイブおよびパージの実行の準備

パージ基準

パージ済表

アーカイブされないデータ

アーカイブおよびパージの監視

アーカイブ表

アーカイブされないデータ

次の表は、アーカイブ/パージ・プロセスの一部としてパージされ、アーカイブされない取引情報を示しています。この情報を保存する必要がある場合は、パージを実行する前に必要な情報をコピーします。

アーカイブされない情報 ソース表
売上情報RA_CUST_TRX_LINE_ SALESREPS
通話およびすべての関連情報AR_ACTION_NOTIFICATIONS
AR_NOTES
AR_CALL_ACTIONS
AR_CUSTOMER_CALL_TOPICS
督促状に関する請求書および通信情報AR_CORRESPONDENCE_PAY_SCHED
AR_CORRESPONDENCES
詳細支払計画情報AR_PAYMENT_SCHEDULES
通貨換算修正AR_RATE_ADJUSTMENTS
未計上修正AR_ADJUSTMENTS
(ステータス= 'U')
現金主義会計情報AR_CASH_BASIS_ DISTRIBUTIONS

重要: (「システム・オプション」ウィンドウで定義されている)会計処理基準が現金主義の場合、アーカイブ/パージ・プログラムを使用しないでください。

関連項目

アーカイブおよびパージの監視

アーカイブおよびパージの実行の準備

アーカイブおよびパージ・サイクル

パージ基準

パージ済表

アーカイブ・レベル

アーカイブされないデータ

アーカイブ表

アーカイブおよびパージの監視

アーカイブ/パージ・プログラムを発行すると、Receivablesではログ表AR_ARCHIVE_PURGE_LOGにメッセージを挿入することで、プロセスのステータスが追跡されます。これらのメッセージは、ステータス・メッセージかエラー・メッセージのいずれかです。

ステータス・メッセージは、アーカイブ/パージ・プロセス内でモジュールの開始または完了などの別のイベントが発生する際に、ログ表に挿入されます。アーカイブ/パージ・プロセスを構成するモジュールは、汎用的な複数のステータス・メッセージを作成する制御モジュールによって発行されます。

エラー・メッセージは、モジュールが失敗したときにログ表に挿入されます。その後、そのエラー・メッセージを使用して正しいプログラムを再起動し、正常に完了したプロセスを繰り返さないようにできます。

アーカイブ/パージの監視

アーカイブ/パージの進行状況を2つの方法で監視できます。「コンカレント要求の表示」ウィンドウを使用するか、またはSQL*Plusを使用してAR_ARCHIVE_PURGE_LOG表およびAR_ARCHIVE_CONTROL表にアクセスする方法です。

アーカイブ/パージ実行の処理中に、複数のコンカレント要求が発行されます。たとえば、「アーカイブ-プレビュー」を発行すると、制御モジュールの親コンカレント要求がArchive-Previewという名前で発生します。この要求は、選択および検証プロセス、アーカイブ、レポートなどに対する要求を発行します。これらの子要求は順番に発行されるため、各子要求が正常に完了するのを確認することで、アーカイブ/パージの進行状況を監視できます。すべての子要求が正常に完了すると、AR_ARCHIVE_PURGE_LOG内のすべてのメッセージが親要求のレポート出力ファイルに書き込まれます。

各要求の進行状況をより詳しく監視するには、SQL*Plusを使用してAR_ARCHIVE_PURGE_LOG表に直接アクセスできます。次のコマンドを使用して、SQL*Plusにログオンしたディレクトリのlog.lstというファイルにログ表の内容を書き込みます。

spool log

COLUMN MESSAGE format A50

select MESSAGE, TIME

from AR_ARCHIVE_PURGE_LOG;

spool off

その後、このファイルを確認して進行状況をチェックできます。

コンカレント要求の1つが失敗した場合も、ログ表に直接アクセスする必要があります。AR_ARCHIVE_PURGE_LOGにアクセスし、表の最新のメッセージの内容を確認できます。これは、プログラムが失敗する前に挿入された最終エラー・メッセージになります。このエラーと次のエラー・メッセージのリストを照合し、次に実行する一連の処理を決定できます。

コンカレント・マネージャに問題がある場合、AR_ARCHIVE_CONTROL表にアクセスすることで各コンカレント要求のステータスを表示できます。次のコマンドを使用して、SQL*Plusにログオンしたディレクトリに現在のアーカイブ/パージ実行のステータス情報を含むcontrol.lstというファイルを作成します。

spool control

select request_id, status

from AR_ARCHIVE_CONTROL

WHERE archive_id = '<current archive_id in the format RRMMDDHHMISS>';

spool off

これらの表を作成する方法の詳細は、後半にある表の説明を参照してください。

ステータス・メッセージおよびエラー・メッセージ

次の表では、メッセージはモジュール別にグループ化されています。各表には、メッセージ・ログに表示されるメッセージ、およびメッセージの説明が記載されています。

次の表は、制御モジュールのステータス・メッセージを示しています。

メッセージ メッセージの説明
AR_ARCHIVE_CONT_START 「<program_name>を開始します。」このメッセージは、制御モジュールが新しいプログラムを開始するたびに使用されます。
AR_ARCHIVE_SUB_START 「<program_name>処理をコールしています」。このメッセージは、制御モジュールが各子プログラムをコールするときに表示されます。
AR_ARCHIVE_REQ_SUB 「コンカレント要求<request_id>が実行依頼されました。」このメッセージは、制御モジュールが各子プログラムのコンカレント要求を実行依頼したときに表示されます。
AR_ARCHIVE_REQ_TERM 「要求: <request_id> 完了/エラー発生」。このメッセージは、前述の要求のステータスを返します。
AR_ARCHIVE_ERROR <function_name> <error_message> <error_code>。このメッセージは、前述の要求がエラーを返した場合に表示されます。エラーが発生し、技術的なエラー・コード(例: PL*SQLエラー)が返される場合は、ファイル内の最終メッセージになります。このメッセージが表示された場合は、システム管理者またはサポートに連絡してください。
AR_ARCHIVE_SUB_COMP 「<program_name>処理完了」。このメッセージは、コールされた各子プロセスの最終メッセージです。
AR_ARCHIVE_CONT_COMP 「<program_name>が完了しました。」このメッセージは、すべての処理が完了したときに最後に表示されます。

次の表は、選択モジュールのステータス・メッセージを示しています。

メッセージ メッセージの説明
AR_ARCHIVE_START_SEL 「データ選択を開始しています」
AR_ARCHIVE_PUR_INT 「小計表と補助表をパージしています」
AR_ARCHIVE_RETR_TRX 「取引情報を検索しています」
AR_ARCHIVE_TRX_LOAD 「<count>件の対象取引がAR_PURGE_TRX_AUXにロードされました。」
AR_ARCHIVE_RETR_REC 「入金額を検索しています」
AR_ARCHIVE_REC_LOAD 「<count>件の入金額がAR_PURGE_REC_AUXにロードされました。」
AR_ARCHIVE_COUNT 「補助表に<count>行ロードされました。」このメッセージは、10,000行ごとに表示されます。
AR_ARCHIVE_COMP_SEL 「データ選択完了」
AR_ARCHIVE_CONTEXT 「プロジェクトのコンテキストは<PA_transaction_flexfield_context>です」。このメッセージは、PAがインストールされている場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_START_CYC
「データを検証しています」
AR_ARCHIVE_COMP_CYC 「チェック完了」
AR_ARCHIVE_INS_INT 「AR_ARCHIVE_PURGE_INTERIMに挿入しています」

次の表は、アーカイブ・モジュールのステータス・メッセージを示しています。

メッセージ メッセージの説明
AR_ARCHIVE_ARC_START 「アーカイブしています」
AR_ARCHIVE_ARC_TRX 「取引ID範囲をアーカイブしています: <id_low> - <id_high>」
AR_ARCHIVE_ARC_TRX_C 「取引ID範囲のアーカイブを終了: <id_low> - <id_high>」
AR_ARCHIVE_ARC_COMP 「アーカイブ完了」
AR_ARCHIVE_REP_START 「アーカイブ・レポートを実行しています」
AR_ARCHIVE_REP_COMP 「レポートのアーカイブ完了」

次の表は、パージ・モジュールのステータス・メッセージを示しています。

メッセージ メッセージの説明
AR_ARCHIVE_PUR_START 「パージしています」
AR_ARCHIVE_PUR 「取引/入金/バッチID範囲をパージしています: <id_low> - <id_high>」
AR_ARCHIVE_PUR_C 「取引/入金/バッチID範囲のパージを終了: <id_low> - <id_high>」
AR_ARCHIVE_PUR_COMP 「パージ完了」

エラー・メッセージ: アーカイブ/パージ・プログラムを発行すると、次の表のレコードが削除されます。

次の表は、記載されている複数のエラー状況に使用される汎用的なエラー・メッセージを示しています。

メッセージ メッセージの説明
AR_ARCHIVE_TABLE_POP 「アーカイブ/パージを終了しました。アーカイブ表が挿入されています。AR_ARCHIVE_HEADERとAR_ARCHIVE_DETAILの内容を保存し、削除してから、「アーカイブ/パージ」を実行依頼し直してください。」このメッセージは、アーカイブ表が空ではない場合に最初に表示されます。
AR_ARCHIVE_NO_DATE 「日付は取り出されませんでした。プログラムを終了しています。」このメッセージは、入力した期間パラメータから期間の最終日を取得できない場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_A 「選択および検証処理に失敗しました。アーカイブ-プレビューを実行依頼してください。」このメッセージは、「アーカイブ-プレビュー」を発行後、選択および検証処理中に失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_A 「アーカイブ処理に失敗しました。アーカイブ-再起動を実行依頼してください。」このメッセージは、「アーカイブ-プレビュー」を発行後、アーカイブ・モジュール中に失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_A 「アーカイブ要約/詳細レポート処理に失敗しました。アーカイブ要約/詳細レポートを実行依頼してください。」このメッセージは、「アーカイブ-プレビュー」を発行後、レポート・モジュール中に失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_A 「選択および検証処理に失敗しました。「アーカイブおよびパージ」を実行依頼してください。」このメッセージは、「アーカイブおよびパージ」を発行後、選択および検証モジュール中に失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_B 「アーカイブ処理に失敗しました。最初に「アーカイブ-再起動」、次に「パージ」を実行依頼してください。」このメッセージは、「アーカイブおよびパージ」を発行後、アーカイブ・モジュール中に失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_C 「アーカイブは成功しましたが、パージ処理に失敗しました。「パージ」を実行依頼し直してください。」このメッセージは、「アーカイブおよびパージ」を発行後、「パージ」処理中に失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_D 「アーカイブは成功しましたが、レポート処理に失敗しました。最初に「レポートのアーカイブ」、次に「パージのみ」を実行依頼し直してください。」このメッセージは、「アーカイブおよびパージ」を発行後、レポート・モジュール中に失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_A 「「パージ」処理に失敗しました。「パージ」を実行依頼してください。」このメッセージは、「パージ」を発行後に失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_A 「ファイルへのアーカイブ処理に失敗しました。ファイルへのアーカイブを実行依頼してください。」このメッセージは、「ファイルへのアーカイブ」が発行され失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_A 「アーカイブの再起動処理に失敗しました。アーカイブの再起動を実行依頼してください。」このメッセージは、「アーカイブの再起動」を発行後、アーカイブ中に失敗した場合に表示されます。
AR_ARCHIVE_FAIL_C 「アーカイブは成功しましたが、要約/詳細レポート処理に失敗しました。要約/詳細レポートを実行依頼し直してください。」このメッセージは、「アーカイブの再起動」を発行後、レポート中に失敗した場合に表示されます。

関連項目

アーカイブ表

アーカイブおよびパージの実行の準備

アーカイブおよびパージ・サイクル

パージ基準

パージ済表

アーカイブ・レベル

アーカイブされないデータ

アーカイブ表

「アーカイブおよびパージ」処理中に、次の表に情報が格納されます。「アーカイブ-プレビュー」または「アーカイブおよびパージ」プログラムを実行する場合、これらの各表(AR_ARCHIVE_CONTROL表およびAR_ARCHIVE_CONTROL_DETAIL表を除く)は空である必要があります。

AR_ARCHIVE_PURGE_LOG

次の表は、処理サイクル中にメッセージを格納するために使用されます。この表を検討すると、エラーが発生した時点を識別できます。この表に含まれる列は次のとおりです。

AR_PURGE_TRX_AUX

次の表は、選択した取引ID番号を格納するために選択処理で使用されます。

AR_PURGE_REC_AUX

次の表は、選択した入金ID番号を格納するために選択処理で使用されます。

AR_PURGE_OE_EXCEPTIONS

次の表は、Oracle Order Managementのパージ要件を満たしていない取引のID番号を格納するために、選択処理で使用されます。

AR_ARCHIVE_PURGE_INTERIM

次の表は検証処理で作成され、適格な取引のIDを格納します。「パージ」プログラムはこれらのIDを使用してパージする取引を識別しますが、IDの再検証は行いません。

AR_ARCHIVE_CONTROL

次の表には、「アーカイブおよびパージ」実行の履歴データが格納されます。各「アーカイブおよびパージ」モジュールは、この表にレコードを挿入します。たとえば、「アーカイブ-プレビュー」を実行すると、制御モジュールのレコード、選択および検証のレコード、アーカイブのレコードなどが作成されます。特定の実行に関連付けられたすべてのレコードは同じarchive_idを持ち、レコードはrequest_idで区別されます。各ステップが開始されると、レコードが挿入され、ステータス列がR(実行中)に更新されます。ステップが完了すると、ステータス列がC(完了)に更新され、処理の次のステップに対してステータスRの新しいレコードが挿入されます。

AR_ARCHIVE_CONTROL_DETAIL

次の表には、アーカイブ/パージ実行の履歴統計データが格納されます。取引タイプ、レコード件数および金額が取引タイプごとに格納されます。アーカイブ処理中にアーカイブされたGL期間ごとに1つのレコードが含められます。この情報は、「アーカイブ要約レポート」に使用されます。

注意: 各アーカイブ/パージ実行に関連付けられたGL期間が1つ以上存在する場合があります。

AR_ARCHIVE_HEADER

「ヘッダー」表には、主な取引情報が格納されます。主な取引には、請求書、入金、クレジット・メモまたはデビット・メモ、修正、約定金額、前受/預り金、チャージバックおよび対顧客勘定クレジットがあります。このデータは、すべての「アーカイブ・レベル」にアーカイブされます。この情報は「アーカイブ詳細レポート」に使用されます。

注意: この表に格納されるレコードのタイプは、取引(TRX)、入金(CR)および修正(ADJ)の3つです。これらのタイプのいずれかが記載されていない場合、そのタイプのレコードの列はNULLであることを意味します。

AR_ARCHIVE_HEADER ソース・データベース列 ソース列 導出元のデータベース表 導出元の列
ARCHIVE_ID        
TRANSACTION_CLASS RA_CUST_TRX_TYPES TYPE RA_CUSTOMER_TRX CUST_TRX_TYPE_ID
  AR_CASH_RECEIPTS TYPE    
  定数値ADJ    
TRANSACTION_TYPE RA_CUST_TRX_TYPES NAME (TRX) RA_CUSTOMER_ TRX CUST_TRX_TYPE_ID
TRANSACTION_ID RA_CUSTOMER_TRX CUSTOMER_TRX_ID    
  AR_CASH_RECEIPTS CASH_RECEIPT_ID    
  AR_ADJUSTMENTS ADJUSTMENT_ID    
RELATED_TRANSACTION_CLASS RA_CUST_TRX_TYPES TYPE
(クレジット対象の請求書)(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX PREVIOUS_CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    TYPE
(請求書に関連する取引約定)(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX INITIAL_CUSTOMER_ TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    TYPE
(修正対象の請求書)(ADJ)
AR_ADJUSTMENTS
RA_CUSTOMER_TRX
CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
RELATED_TRANSACTION_TYPE RA_CUST_TRX_TYPES NAME
(クレジット対象の請求書)(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX PREVIOUS_CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    NAME
(請求書に関連する取引約定)(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX INITIAL_CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    NAME
(修正対象の請求書)(ADJ)
AR_ADJUSTMENTS
RA_CUSTOMER_TRX
CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
RELATED_TRANSACTION_ID RA_CUSTOMER_TRX PREVIOUS_CUSTOMER_TRX_ID (TRX)    
    INITIAL_CUSTOMER_TRX_ID (TRX)    
  AR_ADJUSTMENTS CUSTOMER_TRX_ID (ADJ)    
TRANSACTION_NUMBER RA_CUSTOMER_TRX TRX_NUMBER    
  AR_CASH_RECEIPTS RECEIPT_NUMBER    
  AR_ADJUSTMENTS ADJUSTMENT_NUMBER    
TRANSACTION_DATE RA_CUSTOMER_TRX TRX_DATE    
  AR_CASH_RECEIPTS RECEIPT_DATE    
  AR_ADJUSTMENTS APPLY_DATE    
BATCH_NAME RA_BATCHES NAME (TRX) RA_CUSTOMER_TRX BATCH_ID
  AR_BATCHES NAME (CR) AR_CASH_RECEIPT_HISTORY BATCH_ID (最初の転記済レコードからの入金バッチ)
BATCH_SOURCE_NAME RA_BATCHES_SOURCES NAME (TRX) RA_CUSTOMER_TRX BATCH_SOURCE_ID
  AR_BATCHES_SOURCES NAME (CR) AR_CASH_RECEIPT_HISTORY
AR_BATCHES
BATCH_ID
(最初の転記済レコードからの入金バッチ)
BATCH_SOURCE_ID
SET_OF_BOOKS_NAME GL_SET_OF_BOOKS NAME RA_CUSTOMER_TRX SET_OF_BOOKS_ID
  GL_SET_OF_BOOKS NAME AR_CASH_RECEIPTS SET_OF_BOOKS_ID
  GL_SET_OF_BOOKS NAME AR_ADJUSTMENTS SET_OF_BOOKS_ID
AMOUNT RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST AMOUNT
(「REC」レコードから)
   
  AR_CASH_RECEIPTS AMOUNT    
  AR_ADJUSTMENTS AMOUNT    
TYPE AR_CASH_RECEIPTS TYPE (CR)    
  AR_ADJUSTMENTS TYPE (ADJ)    
ADJUSTMENT_TYPE AR_ADJUSTMENTS ADJUSTMENT_TYPE (ADJ)    
POST_TO_GL RA_CUST_TRX_TYPES POST_TO_GL (TRX) RA_CUSTOMER_TRX CUST_TRX_TYPE_ID
ACCOUNTING_AFFECT_FLAG RA_CUST_TRX_TYPES ACCOUNTING_AFFECT_FLAG
(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX CUST_TRX_TYPE_ID
REASON_CODE_MEANING AR_LOOKUPS MEANING(タイプ: 「INVOICING_REASON」)(TRX) RA_CUSTOMER_TRX REASON_CODE
    MEANING(タイプ: 「ADJUST_REASON」)(ADJ) AR_ADJUSTMENTS REASON_CODE
CASH_RECEIPT_STATUS AR_CASH_RECEIPTS STATUS (CR)    
CASH_RECEIPT_HISTORY_STATUS AR_CASH_RECEIPT_HISTORY STATUS(current_record_flag = Y)
(CR)
   
BILL_TO_CUSTOMER_NUMBER HZ_PARTIES PARTY_NUMBER RA_CUSTOMER_TRX BILL_TO_CUSTOMER_ID
    (CR) AR_CASH_RECEIPTS PAY_FROM_CUSTOMER
BILL_TO_CUSTOMER_NAME HZ_PARTIES PARTY_NAME
(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX BILL_TO_CUSTOMER_ID
    (CR) AR_CASH_RECEIPTS PAY_FROM_CUSTOMER
BILL_TO_CUSTOMER_LOCATION HZ_CUST_ACCT_SITE LOCATION RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
BILL_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
    (CR) AR_CASH_RECEIPTS
HZ_CUST_SITE_USES
CUSTOMER_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
BILL_TO_CUSTOMER_ ADDRESS1,2,3,&4 HZ_LOCATIONS ADDRESS1,2,3,&4
(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_LOCATION
BILL_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
    (CR) AR_CASH_RECEIPTS
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_LOCATION
CUSTOMER_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
BILL_TO_CUSTOMER_CITY HZ_LOCATIONS CITY (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_LOCATION
BILL_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
    (CR) AR_CASH_RECEIPTS
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_LOCATION
CUSTOMER_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
BILL_TO_CUSTOMER_STATE HZ_LOCATIONS STATE (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_LOCATION
BILL_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
    (CR) AR_CASH_RECEIPTS
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
CUSTOMER_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
BILL_TO_CUSTOMER_COUNTRY HZ_LOCATIONS COUNTRY (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
BILL_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
    (CR) AR_CASH_RECEIPTS
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
CUSTOMER_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
BILL_TO_CUSTOMER_ POSTAL_CODE HZ_LOCATIONS POSTAL_CODE (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
BILL_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
    (CR) AR_CASH_RECEIPTS
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
CUSTOMER_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
SHIP_TO_CUSTOMER_NUMBER HZ_PARTIES PARTY_NUMBER RA_CUSTOMER_TRX SHIP_TO_CUSTOMER_ID
SHIP_TO_CUSTOMER_NAME HZ_PARTIES PARTY_NAME
(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX SHIP_TO_CUSTOMER_ID
SHIP_TO_CUSTOMER_LOCATION HZ_CUST_SITE_USES LOCATION (TRX) RA_CUSTOMER_TRX SHIP_TO_SITE_USE_ID
SHIP_TO_CUSTOMER_ADDRESS1,2,3,&4 HZ_LOCATIONS ADDRESS1,2,3,&4
(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
SHIP_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
SHIP_TO_CUSTOMER_CITY HZ_LOCATIONS CITY (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
SHIP_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
SHIP_TO_CUSTOMER_STATE HZ_LOCATIONS STATE (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
SHIP_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
SHIP_TO_CUSTOMER_COUNTRY HZ_LOCATIONS COUNTRY (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
SHIP_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
SHIP_TO_CUSTOMER_POSTAL_CODE HZ_LOCATIONS POSTAL_CODE (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_SITE_USES
HZ_CUST_ACCT_SITE
SHIP_TO_SITE_USE_ID
SITE_USE_ID
CUSTOMER_SITE_ID
REMIT_TO_ADDRESS1,2,3,4 HZ_LOCATIONS ADDRESS1,2,3,&4 (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_ACCT_SITE
REMIT_TO_ADDRESS_ID
CUSTOMER_SITE_ID
REMIT_TO_CITY HZ_LOCATIONS CITY (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_ACCT_SITE
REMIT_TO_ADDRESS_ID
CUSTOMER_SITE_ID
REMIT_TO_STATE HZ_LOCATIONS STATE (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_ACCT_SITE
REMIT_TO_ADDRESS_ID
CUSTOMER_SITE_ID
REMIT_TO_COUNTRY HZ_LOCATIONS COUNTRY (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_ACCT_SITE
REMIT_TO_ADDRESS_ID
CUSTOMER_SITE_ID
REMIT_TO_POSTAL_CODE HZ_LOCATIONS POSTAL_CODE (TRX) RA_CUSTOMER_TRX
HZ_CUST_ACCT_SITE
REMIT_TO_ADDRESS_ID
CUSTOMER_SITE_ID
SALESREP_NAME RA_SALESREPS NAME (TRX) RA_CUSTOMER_TRX PRIMARY_SALESREP_ID
TERM_NAME RA_TERMS NAME (TRX) RA_CUSTOMER_TRX TERM_ID
TERM_DUE_DATE RA_CUSTOMER_TRX TERM_DUE_DATE
(支払計画の最終支払期日を保持します)
(TRX)
   
PRINTING_LAST_PRINTED RA_CUSTOMER_TRX PRINTING_LAST_PRINTED
(TRX)
   
PRINTING_OPTION RA_CUSTOMER_TRX PRINTING_OPTION (TRX)    
PURCHASE_ORDER RA_CUSTOMER_TRX PURCHASE_ORDER (TRX)    
COMMENTS RA_CUSTOMER_TRX COMMENTS    
  AR_CASH_RECEIPTS COMMENTS    
  AR_ADJUSTMENTS COMMENTS    
EXCHANGE_RATE_TYPE RA_CUSTOMER_TRX EXCHANGE_RATE_TYPE
(TRX)
   
  AR_CASH_RECEIPTS EXCHANGE_RATE_TYPE
(CR)
   
EXCHANGE_RATE_DATE RA_CUSTOMER_TRX EXCHANGE_RATE_DATE
(TRX)
   
  AR_CASH_RECEIPTS EXCHANGE_RATE_DATE
(CR)
   
EXCHANGE_RATE RA_CUSTOMER_TRX EXCHANGE_RATE (TRX)    
  AR_CASH_RECEIPTS EXCHANGE_RATE (CR)    
CURRENCY_CODE RA_CUSTOMER_TRX INVOICE_CURRENCY_CODE
(TRX)
   
  AR_CASH_RECEIPTS CURRENCY_CODE
(CR)
   
GL_DATE RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST GL_DATE(「REC」レコードから)
またはTRX_DATE(GLへの転記 = Nの場合)
   
  AR_CASH_RECEIPT_HISTORY GL_DATE(current_record_flag = Y)   
  AR_ADJUSTMENTS GL_DATE    
REVERSAL_DATE AR_CASH_RECEIPTS REVERSAL_DATE (CR)    
REVERSAL_CATEGORY AR_CASH_RECEIPTS REVERSAL_CATEGORY
(CR)
   
REVERSAL_REASON_CODE_MEANING AR_LOOKUPS MEANING (TYPE:CKAJST_REASON)
(CR)
AR_CASH_RECEIPTS REVERSAL_REASON_CODE
REVERSAL_COMMENTS AR_CASH_RECEIPTS REVERSAL_COMMENTS
(CR)
   
ATTRIBUTE_CATEGORY RA_CUSTOMER_TRX ATTRIBUTE_CATEGORY    
  AR_CASH_RECEIPTS ATTRIBUTE_CATEGORY    
  AR_ADJUSTMENTS ATTRIBUTE_CATEGORY    
ATTRIBUTE1-15 RA_CUSTOMER_TRX ATTRIBUTE1-15    
  AR_CASH_RECEIPTS ATTRIBUTE1-15    
  AR_ADJUSTMENTS ATTRIBUTE1-15    
RECEIPT_METHOD_NAME AR_RECEIPT_METHODS NAME
(CR)
AR_CASH_RECEIPTS RECEIPT_METHOD_ID
WAYBILL_NUMBER RA_CUSTOMER_TRX WAYBILL_NUMBER (TRX)    
DOCUMENT_SEQUENCE_NAME FND_DOCUMENT_SEQUENCES NAME RA_CUSTOMER_TRX DOC_SEQUENCE_ID
      AR_CASH_RECEIPTS DOC_SEQUENCE_ID
      AR_ADJUSTMENTS DOC_SEQUENCE_ID
DOCUMENT_SEQUENCE_VALUE RA_CUSTOMER_TRX DOC_SEQUENCE_VALUE    
  AR_CASH_RECEIPTS DOC_SEQUENCE_VALUE    
  AR_ADJUSTMENTS DOC_SEQUENCE_VALUE    
START_DATE_COMMITMENT RA_CUSTOMER_TRX START_DATE_COMMITMENT
(TRX)
   
END_DATE_COMMITMENT RA_CUSTOMER_TRX END_DATE_COMMITMENT
(TRX)
   
INVOICING_RULE_NAME RA_RULES NAME
(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX INVOICING_RULE_ID
CUSTOMER_BANK_ACCOUNT_NAME AP_BANK_ACCOUNTS BANK_ACCOUNT_NAME
(TRX)
RA_CUSTOMER_TRX CUSTOMER_BANK_ACCOUNT_ID
    (CR) AR_CASH_RECEIPTS CUSTOMER_BANK_ACCOUNT_ID
DEPOSIT_DATE AR_CASH_RECEIPTS DEPOSIT_DATE (CR)    
FACTOR_DISCOUNT_AMOUNT AR_CASH_RECEIPTS FACTOR_DISCOUNT_AMOUNT
(CR)
   
INTERFACE_HEADER_CONTEXT RA_CUSTOMER_TRX INTERFACE_HEADER_CONTEXT (TRX)    
INTERFACE_HEADER_ATTRIBUTE1- 15 RA_CUSTOMER_TRX INTERFACE_HEADER_ATTRIBUTE1-15
(TRX)
   
BANK_DEPOSIT_NUMBER AR_BATCHES BANK_DEPOSIT_NUMBER
(CR)
AR_CASH_RECEIPT_HISTORY BATCH_ID
(送金バッチの場合)
REFERENCE_TYPE AR_CASH_RECEIPTS REFERENCE_TYPE (CR)    
REFERENCE_ID AR_CASH_RECEIPTS REFERENCE_ID (CR)    
CUSTOMER_RECEIPT_REFERENCE AR_CASH_RECEIPTS CUSTOMER_RECEIPT_REFERENCE (CR)    
BANK_ACCOUNT_NAME AP_BANK_ACCOUNTS BANK_ACCOUNT_NAME
(CR)
AR_CASH_RECEIPTS REMITTANCE_BANK_ACCOUNT_ID
ACCTD_AMOUNT RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST ACCTD_AMOUNT
(「REC」レコードから)
   
  AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS sum (ACCTD_AMOUNT_APPLIED_FROM)    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS sum (ACCTD_AMOUNT)    
  AR_ADJUSTMENTS ACCTD_AMOUNT    
EXCHANGE_GAIN_LOSS AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS sum (ACCTD_AMOUNT_APPLIED_FROM) - sum (ACCTD_AMOUNT_APPLIED_TO)
(CR)
   
EARNED_DISCOUNT_TAKEN AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS sum (EARNED_DISCOUNT_TAKEN)
(CR)
   
UNEARNED_DISCOUNT_TAKEN AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS sum (UNEARNED_DISCOUNT_TAKEN)
(CR)
   
ACCT_EARNED_DISCOUNT_TAKEN AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS sum (ACCT_EARNED_DISCOUNT_TAKEN)
(CR)
   
ACCT_UNEARNED_DISCOUNT_TAKEN AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS sum (ACCT_UNEARNED_DISCOUNT_TAKEN)
(CR)
   

AR_ARCHIVE_DETAIL

次の表には、取引明細に関連する情報および配分情報が格納されます。「ヘッダー・レベル」アーカイブのクレジット・メモおよび入金消込に関連するレコードが格納されます。ただし、この情報のほとんどは、「ヘッダーおよび明細」と「ヘッダー、明細および配分」アーカイブにアーカイブされます。また、次の情報は「ヘッダー、明細および配分」レベル・アーカイブにのみアーカイブされます。

AR_ARCHIVE_DETAIL ソース・データベース列 ソース列 導出元のデータベース表 導出元の列
ARCHIVE_ID        
TRANSACTION_CLASS RA_CUST_TRX_TYPES TYPE RA_CUSTOMER_TRX CUST_TRX_TYPE_ID
  AR_CASH_RECEIPTS TYPE    
  定数値ADJ    
TRANSACTION_TYPE RA_CUST_TRX_TYPES NAME RA_CUSTOMER_TRX CUST_TRX_TYPE_ID
TRANSACTION_ID RA_CUSTOMER_TRX CUSTOMER_TRX_ID    
  AR_CASH_RECEIPTS CASH_RECEIPT_ID    
  AR_ADJUSTMENTS ADJUSTMENT_ID    
TRANSACTION_LINE_ID RA_CUSTOMER_TRX_LINES CUSTOMER_TRX_LINE_ID    
  RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST CUSTOMER_TRX_LINE_ID    
RELATED_TRANSACTION_CLASS RA_CUST_TRX_TYPES TYPE
(クレジット対象の請求書)
RA_CUSTOMER_TRX PREVIOUS_CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    TYPE(請求書に関連する取引約定)RA_CUSTOMER_TRX INITIAL_CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    TYPE
(修正対象の請求書)
AR_ADJUSTMENTS
RA_CUSTOMER_TRX
CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    TYPE(クレジット・メモおよび入金消込)AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS
RA_CUSTOMER_TRX
APPLIED_CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
RELATED_TRANSACTION_TYPE RA_CUST_TRX_TYPES NAME RA_CUSTOMER_TRX PREVIOUS_CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    NAME RA_CUSTOMER_TRX INITIAL_CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    NAME AR_ADJUSTMENTS
RA_CUSTOMER_TRX
CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
    NAME AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS
RA_CUSTOMER_TRX
APPLIED_CUSTOMER_TRX_ID
CUST_TRX_TYPE_ID
RELATED_TRANSACTION_ID RA_CUSTOMER_TRX PREVIOUS_CUSTOMER_TRX_ID    
    INITIAL_CUSTOMER_TRX_ID    
  AR_ADJUSTMENTS CUSTOMER_TRX_ID    
  AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS APPLIED_CUSTOMER_TRX_ID    
RELATED_TRANSACTION_LINE_ID RA_CUSTOMER_TRX_LINES PREVIOUS_CUSTOMER_TRX_LINE_ID
(クレジット対象の明細)
   
    INITIAL_CUSTOMER_TRX_LINE_ID
(請求書に関連する取引約定)
   
LINE_NUMBER RA_CUSTOMER_TRX_LINES LINE_NUMBER
(TRXおよび明細レベル・クレジット・メモ消込にのみ使用されます)
   
DISTRIBUTION_TYPE RA_CUSTOMER_TRX_LINES VALUE: LINE    
  AR_CASH_RECEIPT_HISTORY VALUE: CRH    
  AR_ADJUSTMENTS VALUE: ADJ    
  AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS VALUE: REC_APP    
  AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS VALUE: CM_APP    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS VALUE: MCD    
  RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST ACCOUNT_CLASS    
APPLICATION_TYPE AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS APPLICATION_TYPE    
REASON_CODE_MEANING AR_LOOKUPS MEANING (TYPE: INVOICING_REASON) RA_CUSTOMER_TRX_LINES REASON_CODE
LINE_DESCRIPTION RA_CUSTOMER_TRX_LINES DESCRIPTION    
ITEM_NAME MTL_SYSTEM_ITEMS concatenated SEGMENT1..20 RA_CUSTOMER_TRX_LINES INVENTORY_ITEM_ID
QUANTITY RA_CUSTOMER_TRX_LINES QUANTITY_CREDITED    
  RA_CUSTOMER_TRX_LINES QUANTITY_INVOICED    
UNIT_SELLING_PRICE RA_CUSTOMER_TRX_LINES UNIT_SELLING_PRICE    
LINE_TYPE RA_CUSTOMER_TRX_LINES LINE_TYPE    
ATTRIBUTE_CATEGORY RA_CUSTOMER_TRX_LINES ATTRIBUTE_CATEGORY    
  RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST ATTRIBUTE_CATEGORY    
  AR_CASH_RECEIPT_HISTORY ATTRIBUTE_CATEGORY    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS ATTRIBUTE_CATEGORY    
  AR_ADJUSTMENTS ATTRIBUTE_CATEGORY    
  AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS ATTRIBUTE_CATEGORY    
ATTRIBUTE1-15 RA_CUSTOMER_TRX_LINES ATTRIBUTE1-15    
  RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST ATTRIBUTE1-15    
  AR_CASH_RECEIPT_HISTORY ATTRIBUTE1-15    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS ATTRIBUTE1-15    
  AR_ADJUSTMENTS ATTRIBUTE_1- 15    
  AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS ATTRIBUTE_1 -15    
UOM_CODE RA_CUSTOMER_TRX_LINES UOM_CODE    
USSGL_TRANSACTION_CODE RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST USSGL_TRANSACTION_CODE    
  AR_CASH_RECEIPTS USSGL_TRANSACTION_CODE    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS USSGL_TRANSACTION_CODE    
  AR_ADJUSTMENTS USSGL_TRANSACTION_CODE    
  AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS USSGL_TRANSACTION_CODE    
TAX_RATE RA_CUSTOMER_TRX_LINES TAX_RATE    
  AR_VAT_TAX TAX_RATE AR_CASH_RECEIPTS VAT_TAX_ID
TAX_CODE AR_VAT_TAX TAX_CODE RA_ CUSTOMER_TRX_LINES VAT_TAX_ID
      AR_CASH_RECEIPTS VAT_TAX_ID
TAX_PRECEDENCE RA_CUSTOMER_TRX_LINES TAX_PRECEDENCE    
LAST_PERIOD_TO_CREDIT RA_CUSTOMER_TRX_LINES LAST_PERIOD_TO_CREDIT    
COMMENTS AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS COMMENTS    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS COMMENTS    
LINE_ADJUSTED AR_ADJUSTMENTS LINE_ADJUSTED    
FREIGHT_ADJUSTED AR_ADJUSTMENTS FREIGHT_ADJUSTED    
TAX_ADJUSTED AR_ADJUSTMENTS TAX_ADJUSTED    
RECEIVABLES_CHARGES_ADJUSTED AR_ADJUSTMENTS RECEIVABLES_CHARGES_ ADJUSTED    
LINE_APPLIED AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS LINE_APPLIED    
FREIGHT_APPLIED AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS FREIGHT_ APPLIED    
TAX_APPLIED AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS TAX_APPLIED    
RECEIVABLES_CHARGES_APPLIED AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS RECEIVABLES_CHARGES_APPLIED    
EARNED_DISCOUNT_TAKEN AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS EARNED_DISCOUNT_TAKEN    
UNEARNED_DISCOUNT_TAKEN AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS UNEARNED_DISCOUNT_TAKEN    
ACCTD_AMOUNT_APPLIED_FROM AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS ACCTD_AMOUNT_APPLIED_FROM    
ACCTD_AMOUNT_APPLIED_TO AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS ACCTD_AMOUNT_APPLIED_TO    
ACCTD_EARNED_DISC_TAKEN AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS ACCT_EARNED_DISCOUNT_TAKEN    
ACCTD_UNEARNED_DISC_TAKEN AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS ACCT_UNEARNED_DISCOUNT_TAKEN    
FACTOR_DISCOUNT_AMOUNT AR_CASH_RECEIPT_HISTORY FACTOR_DISCOUNT_AMOUNT    
ACCTD_FACTOR_DISCOUNT_AMOUNT AR_CASH_RECEIPT_HISTORY ACCTD_ FACTOR_DISCOUNT_AMOUNT    
INTERFACE_LINE_CONTEXT RA_CUSTOMER_TRX_LINES INTERFACE_LINE_CONTEXT    
INTERFACE_LINE_ATTRIBUTE1-15 RA_CUSTOMER_TRX_LINES INTERFACE_ LINE_ATTRIBUTE1-15    
EXCHANGE_RATE_TYPE AR_CASH_RECEIPT_HISTORY EXCHANGE_RATE_TYPE    
EXCHANGE_RATE_DATE AR_CASH_RECEIPT_HISTORY EXCHANGE_RATE_DATE    
EXCHANGE_RATE AR_CASH_RECEIPT_HISTORY EXCHANGE_RATE    
DUE_DATE AR_PAYMENT_SCHEDULES DUE_DATE
(クレジットおよび入金消込から取引期日を導出できます)
AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS PAYMENT_SCHEDULE_ID
APPLY_DATE AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS APPLY_DATE    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS APPLY_DATE    
MOVEMENT_ID RA_CUSTOMER_TRX_LINES MOVEMENT_ID    
TAX_VENDOR_RETURN_CODE RA_CUSTOMER_TRX_LINES TAX_VENDOR_RETURN_CODE    
TAX_AUTHORITY_TAX_RATES AR_SALES_TAX LOCATION_RATE1-10 RA_CUSTOMER_TRX_LINES SALES_TAX_ID
TAX_EXEMPTION_FLAG RA_CUSTOMER_TRX_LINES TAX_EXEMPTION_FLAG    
TAX_EXEMPTION_ID RA_CUSTOMER_TRX_LINES TAX_EXEMPTION_ID    
TAX_EXEMPTION_TYPE RA_TAX_EXEMPTIONS EXEMPTION_TYPE RA_CUSTOMER_TRX_LINES TAX_EXEMPTION_ID
TAX_EXEMPTION_REASON LINE_TYPE = TAX
AR_LOOKUPS
LINE_TYPE = LINE
AR_LOOKUPS
MEANING
(TYPE:TAX_REASON)
MEANING
(TYPE:TAX_REASON)
RA_TAX_EXEMPTIONS
および
RA_CUSTOMER_TRX_LINES
RA_CUSTOMER_TRX_LINES
TAX_EXEMPT_REASON_CODE
TAX_EXEMPTION_ID
TAX_EXEMPT_REASON_CODE
TAX_EXEMPTION_NUMBER LINE_TYPE = TAX
RA_TAX_EXEMPTIONS
LINE_TYPE = LINE
RA_CUSTOMER_TRX_LINES
CUSTOMER_EXEMPTION_NUMBER
TAX_EXEMPT_NUMBER
RA_CUSTOMER_TRX_LINES TAX_EXEMPTION_ID
ITEM_EXCEPTION_RATE RA_ITEM_EXCEPTION_RATES LOCATION1- 10_RATE RA_CUSTOMER_TRX_LINES ITEM_EXCEPTION_RATE_ID
ITEM_EXCEPTION_REASON AR_LOOKUPS MEANING
(TYPE:TAX_EXCEPTION_REASON)
RA_ITEM_EXCEPTION_RATES
および
RA_CUSTOMER_TRX_LINES
REASON_CODE
ITEM_EXCEPTION_RATE_ID
AMOUNT RA_CUSTOMER_TRX_LINES EXTENDED_AMOUNT    
  RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST AMOUNT    
  AR_ADJUSTMENTS AMOUNT    
  AR_CASH_RECEIPT_HISTORY AMOUNT    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS AMOUNT    
  AR_RECEIVABLES_APPLICATIONS AMOUNT_APPLIED    
ACCTD_AMOUNT RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST ACCTD_AMOUNT    
  AR_ADJUSTMENTS ACCTD_AMOUNT    
  AR_CASH_RECEIPT_HISTORY ACCTD_AMOUNT    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS ACCTD_AMOUNT    
GL_DATE RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST GL_DATE
またはTRX_DATE
(GLへの転記 = Nの場合)
   
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS GL_DATE    
  AR_ADJUSTMENTS GL_DATE    
  AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS GL_DATE    
  AR_CASH_RECEIPT_HISTORY GL_DATE    
GL_POSTED_DATE RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST GL_POSTED_DATE    
  AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS GL_POSTED_DATE    
  AR_ADJUSTMENTS GL_POSTED_DATE    
  AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS GL_POSTED_DATE    
  AR_CASH_RECEIPT_HISTORY GL_POSTED_DATE    
ACCOUNTING_RULE_NAME RA_RULES NAME RA_CUSTOMER_TRX_LINES ACCOUNTING_RULE_ID
RULE_DURATION RA_CUSTOMER_TRX_LINES ACCOUNTING_RULE_DURATION    
RULE_START_DATE RA_CUSTOMER_TRX_LINES RULE_START_DATE    
 

HEADERS、LINESおよびDISTRIBUTIONSを選択すると、追加レコードがアーカイブされます。これらのレコードには、次の情報に加えて、レコードをこの表の適切な明細レコードに関連付ける参照データが格納されます。

AR_ARCHIVE_DETAIL ソース・データベース列 ソース列 導出元のデータベース表 導出元の列
ACCOUNT_COMBINATION1 GL_CODE_COMBINATIONS SEGMENT1-SEGMENT30 RA_CUST_TRX_LINE_GL_DIST CODE_COMBINATION_ID
  GL_CODE_COMBINATIONS SEGMENT1-SEGMENT30 AR_ADJUSTMENTS CODE_COMBINATION_ID
  GL_CODE_COMBINATIONS SEGMENT1-SEGMENT30 AR_CASH_RECEIPT_HISTORY ACCOUNT_CODE_COMBINATION_ID
  GL_CODE_COMBINATIONS SEGMENT1-SEGMENT30 AR_MISC_CASH_DISTRIBUTIONS CODE_COMBINATION_ID
  GL_CODE_COMBINATIONS SEGMENT1-SEGMENT30 AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS CODE_COMBINATION_ID
ACCOUNT_COMBINATION2 GL_CODE_COMBINATIONS SEGMENT1-SEGMENT30 AR_CASH_RECEIPT_HISTORY BANK_CHARGE_ACCOUNT_ID
ACCOUNT_COMBINATION3 GL_CODE_COMBINATIONS SEGMENT1-SEGMENT30 AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS EARNED_DISCOUNT_CCID
ACCOUNT_COMBINATION4 GL_CODE_COMBINATIONS SEGMENT1-SEGMENT30 AR_RECEIVABLE_APPLICATIONS UNEARNED_DISCOUNT_CCID

関連項目

アーカイブおよびパージの実行の準備

アーカイブおよびパージ・サイクル

パージ基準

パージ済表

アーカイブ・レベル

アーカイブされないデータ

アーカイブおよびパージの監視

アーカイブおよびパージの実行

「アーカイブおよびパージ」機能により、オンラインで不要になった取引を定期的に保存および削除して、データベース内の領域を再利用し、システム・パフォーマンスを向上できます。このウィンドウから8種類のプログラムを使用できます。実行するプログラムに応じて、パージされたすべての取引を表示するレポートが生成される場合があります。プレビュー・モードで実行している場合、レポートにはすべてのパージ候補が表示されます。

前提条件

「売掛/未収金アーカイブおよびパージ」プログラムを発行する手順は、次のとおりです。

  1. 「要求の発行」ウィンドウにナビゲートします。

  2. 発行する「アーカイブおよびパージ」プログラム名を入力するか、値リストから名称を選択します。

  3. 「OK」を選択します。

  4. このプログラムを発行するためのパラメータを入力します。関連項目: アーカイブおよびパージ・パラメータ

    注意: アーカイブおよびパージ要約レポートまたはアーカイブおよびパージ詳細レポートを実行する場合、レポートの生成に使用する「アーカイブID」を入力する必要があります。レポートでは、アーカイブIDにフォーマットRRMMDDHHMISS(年、月、日、時間、分および秒を2桁の数値で指定)が使用されます。この「アーカイブID」は、アーカイブ・プログラムの発行時に割り当てられます。

  5. 「OK」を選択します。

  6. この発行の結果を印刷するには、印刷オプションを入力します。印刷部数、印刷スタイルおよび使用プリンタを入力します。

  7. 出力をファイルに保存するには、「出力の保存」チェック・ボックスを選択します。

  8. このプログラムを2回以上実行するには、「実行オプション」を入力します。再発行間隔、再実行の開始日時、反復を終了する日付を入力できます。

  9. 「発行」を選択します。この発行のコンカレント要求IDが表示されます。「コンカレント要求の要約」ウィンドウを使用して、「アーカイブおよびパージ」プログラムのステータスを表示できます。

関連項目

アーカイブおよびパージの監視

ステータス・メッセージおよびエラー・メッセージ

アーカイブ詳細/要約レポート

アーカイブおよびパージの使用

『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』の要求の監視に関する項

アーカイブおよびパージ・パラメータ

標準の「アーカイブおよびパージ」プログラムのパラメータを次に示します。このプログラムの実行中は、ユーザーはシステム上に存在できません。

ユーザーがシステムで作業しているときにアーカイブおよびパージを実行するには、「新規アーカイブおよびパージの呼出プロセス」を実行します。

標準のアーカイブおよびパージ・プロセス

GL記帳日タイプ: 取引の選択に使用されるGL記帳日を決定する検証タイプを選択します。パージ用に選択される取引を制限するには、3つの検証タイプを使用できます。

変数 摘要
請求書GL記帳日 「請求書GL記帳日」タイプは、選択した請求書のGL記帳日のみをチェックします。選択したすべての請求書のGL記帳日が、「パージ期間」パラメータで指定された期間の終了日以前の日付である必要があります。関連する取引のGL記帳日はチェックされません。
入金GL記帳日 「入金GL記帳日」タイプは、選択した入金のGL記帳日のみをチェックします。選択したすべての入金のGL記帳日が、「パージ期間」パラメータで指定された期間の終了日以前の日付である必要があります。関連する取引のGL記帳日はチェックされません。
全GL記帳日 この日付タイプは最も限定的であり、取引およびその取引に関連するすべての取引に、「パージ期間」パラメータで指定された期間の終了日以前のGL記帳日が設定されている必要があります。Receivablesでは、「全GL記帳日」がデフォルト値として使用されます。

アーカイブ期間: パージされるデータを決定するには、パージされる期間を指定する必要があります。クローズ期間のみ選択できます。この期間でパージ基準を満たすすべての取引がパージ用に選択されます。また、パージ基準を満たし、以前のパージでパージされなかった前期間の取引も選択されます。

未回収売掛金のみ: 売掛金にオープンではない取引は支払われることがないため、クローズされることもありません。「未回収売掛金」が「Yes」に設定された取引のみを含めるように指定するには、「Yes」を入力します。このパラメータのデフォルト値は「No」で、「未回収売掛金」フラグの設定に関係なく取引を選択できます。

転記可能明細のみ: 「GLへの転記」が「Yes」に設定された取引のみを含めるように指定するには、「Yes」を入力します。このパラメータのデフォルト値は「No」で、「GLへの転記」フラグの設定に関係なく取引を選択できます。

顧客名: 特定の顧客の取引のみをパージする場合は、顧客名を入力します。このパラメータに値を入力しないと、すべての顧客が含まれます。

アーカイブ・レベル: アーカイブ/パージ・プログラムを起動する場合、アーカイブする詳細のレベルを選択する必要があります。各アーカイブ・レベルに対して作成されるレコードの詳細は、「アーカイブ・レベル」の項を参照してください。

要約レポートのみ: アーカイブ・レポートを要約情報に限定する場合は、「Yes」を入力します。要約レポートには、パージ用に選択された取引の件数および金額が記載されます。「No」を入力すると、要約レポートおよび要約情報を顧客別に分類した詳細レポートが表示されます。このパラメータのデフォルト値は「Yes」です。

ワーカー数: このパラメータは、「アーカイブおよびパージ」プロセスでのみ使用されます。選択および検証には使用されません。アーカイブ/パージ・プロセスの実行に使用するパラレル・ワーカーの数を入力します。パラレル処理では、プログラムを複数のプロセスに分割して各プロセスを同時に実行するため、プログラムの合計実行時間を短縮できます。このパラメータのデフォルト値は1です。

コミット・サイズ: このパラメータは、選択および検証とアーカイブ・プロセスでのみ使用されます。保存前に処理する取引の数を入力します。このパラメータのデフォルト値は1000です。

アーカイブID: レポートの生成に使用されたか、データベースからパージされたアーカイブIDを選択します。アーカイブIDにはフォーマットRRMMDDHHMISS(年、月、日、時間、分および秒を2桁の数値で指定)が使用されます。この値は、アーカイブ・プログラムが発行された時刻に基づきます。

新規アーカイブおよびパージの呼出プロセス

新規アーカイブおよびパージの呼出プロセスのパラメータを次に示します。ユーザーは、このプログラムを実行するためにシステムからログオフする必要はありません。このオプションでは、アーカイブ・パージ詳細または要約レポートが作成されるのではなく、パージに関する情報がログ・ファイルに書き込まれます。

重要: このオプションでは、前受/預り金、約定金額、その他入金またはこれらの取引にリンクされた項目はパージされません。

請求締開始日: アーカイブ・パージの取引を選択するときに使用する日付。GL記帳日または取引日に従って各取引が選択されます。元帳に転記されない(「GLへの転記」フラグが「No」に設定されている)取引には、GL記帳日はありません。GL記帳日または取引日がここに入力した日付より前の場合、パージ用に取引が選択されます。

アーカイブ・レベル: アーカイブする詳細のレベル。詳細は、「アーカイブ・レベル」を参照してください。

ワーカー数: このパラメータは、「アーカイブおよびパージ」プロセスでのみ使用されます。選択および検証には使用されません。アーカイブ/パージ・プロセスの実行に使用するパラレル・ワーカーの数を入力します。パラレル処理では、プログラムを複数のプロセスに分割して各プロセスを同時に実行するため、プログラムの合計実行時間を短縮できます。このパラメータのデフォルト値は1です。

関連項目

パージ基準

アーカイブおよびパージ・サイクル

パージ済表

アーカイブ・レベル

アーカイブされないデータ

アーカイブおよびパージの監視

アーカイブ表

アーカイブおよびパージの実行

アーカイブ要約/詳細レポート

「アーカイブおよびパージ」、「アーカイブ-プレビュー」または「アーカイブの再起動」の各プログラムを実行すると、これらのレポートがReceivablesで自動作成されます。これらのレポートを使用して、アーカイブおよびパージの発行の要約情報を確認します。

アーカイブ要約レポートには、AR_ARCHIVE_CONTROL_DETAIL表に基づいてパージ用に選択された取引の金額および件数が含まれます。アーカイブ詳細レポートには、パージ用に選択された取引の金額および件数と、顧客別の要約情報の内訳が含まれます。このレポートは、AR_ARCHIVE_HEADER表およびAR_ARCHIVE_DETAIL表に基づきます。「要約レポートのみ」パラメータを「No」に設定すると、アーカイブ詳細レポートが自動的に生成されます。

「アーカイブ-プレビュー」を実行すると、レポートにはパージ候補が表示されます。他の2つのプログラムのいずれかを実行すると、レポートにはパージされた実際の取引の詳細が表示されます。

前のアーカイブ実行についてこのレポートを発行し、以前にパージされた内容の要約情報を確認できます。正しいアーカイブ実行を識別できるように、アーカイブIDパラメータは日付書式で表示され、プログラムが実行された正確な日付と時刻が示されます。

注意: その他入金は特定の顧客に関連していないため、すべての顧客に対して「アーカイブおよびパージ」を実行しないかぎり、その他入金はパージされません。したがって、特定の顧客に対して「アーカイブおよびパージ」を実行すると、その他入金はこのレポートには表示されません。

レポート見出し - 要約レポート

パージ期間: 取引がアーカイブおよびパージされた期間。アーカイブ要約レポートには、該当期間にアーカイブおよびパージ・プログラムを実行したときにパージ対象ではなかった過去の期間の取引が含まれることがあるため、レポートには複数の期間が表示される場合があります。各期間は個別のページに表示されます。レポートは期間別にソートされます。

行見出し - 要約レポート

総合計: パージ実行全体の借方および貸方の合計金額。約定金額、その他入金および売掛金にオープンではない取引を除きます。この合計はゼロになります。

合計: その期間の借方および貸方の合計金額。最初の合計値は、パージ実行の期間全体で正味ゼロになります。期間の2番目の合計は、約定金額、その他入金および売掛金にオープンではない取引の合計を表します。

レポート見出し - 詳細レポート

顧客: アーカイブ/パージでは、該当期間にアーカイブおよびパージ・プログラムを実行したときにパージ対象ではなかった過去の期間の取引を選択できるため、レポートには複数の期間の顧客取引が表示される場合があります。レポートは顧客別にソートされます。各顧客は個別のページに表示されます。

行見出し - 詳細レポート

顧客合計: 顧客の借方および貸方の合計金額。取引のチェーン全体がクローズされ、パージされていないかぎり、アーカイブ/パージでは取引はパージされません。したがって、顧客合計はゼロになる可能性があります。この合計は、次の理由でゼロになることはありません。

レポートの末尾には、これらの例外項目が個別に合計されるため、個別の顧客合計に対して総合計を消し込むことができます。

割引合計: 顧客全体の割引の合計。これらの項目は総合計には含まれますが、顧客合計には含まれません。

損益合計: 顧客全体の換算レート損益の合計。これらの項目は総合計には含まれますが、顧客合計には含まれません。

未回収売掛金額合計 = N 顧客全体の売掛金にオープンではない項目の合計。これらの項目は総合計には含まれませんが、顧客合計には含まれます。

約定金額合計: 顧客全体の約定金額の合計。約定金額は総合計には含まれませんが、顧客合計には含まれます。

その他入金取引合計: その他入金は顧客には関連しないため、レポートの末尾で個別に合計されます。その他入金には関連請求書がないため、正味ゼロにはなりません。したがって、レポートの総合計には含まれません。

その他入金は特定の顧客に関連していないため、すべての顧客に対してアーカイブ/パージを実行しないかぎり、その他入金はパージされません。特定の顧客に対してアーカイブ/パージを実行すると、その他入金の合計は表示されません。

総合計: パージ実行全体の借方および貸方の合計金額。約定金額、その他入金および売掛金にオープンではない取引を除きます。顧客全体の合計から、約定金額、売掛金にオープンではない取引、割引および換算レート損益の合計を差引くと、総合計になります。この合計はゼロになります。

関連項目

アーカイブおよびパージの実行

アーカイブおよびパージの使用

標準レポートおよびリストの実行

共通レポート・パラメータ