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Oracle E-Business Suite Extensions for Oracle Endecaインテグレーションおよびシステム管理ガイド
リリース12.2 V4
E51765-01
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Oracle Enterprise Asset Management Extensions for Oracle Endeca

この章では、次のトピックについて説明します。

概要

Oracle Enterprise Asset Management Extensions for Oracle Endecaを使用すると、資産、作業要求、作業指示および品目情報を検索およびフィルタできます。eAM Endecaダッシュボードのページを使用すると、キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)、パフォーマンス評価メトリック、チャート、グラフおよび表を使用してデータをレビューおよび分析できます。

検索はeAMのページおよびEndeca Information Discovery (EID)設計ツールを使用して行うことができます。これらのページはEID環境でホストされており、EBSの新しいコンテナ・ページから呼び出されます。eAMでは、次のリージョンおよびページでEndeca Information Discovery統合を使用した検索機能が有効になります。

この章では、Oracle Enterprise Asset Management Extensions for Oracle Endecaアプリケーションを使用するために、Endeca Information Discovery (EID)をOracle E-Business Suiteリリース12.1.3.3に統合する際に必要な製品固有の詳細について説明します。これは、『Installing Oracle E-Business Suite Extensions for Oracle Endeca, Release 12.2 V4』(Doc ID: 1574273.1)で提供されている情報を補足するものです。インストールを開始する前に、このドキュメントをお読みになって要件を確認してください。

Oracle Enterprise Asset Management Extensions for Oracle Endecaのユーザー・インタフェース

eAM「ホーム」ページのEndecaリージョン

eAM「ホーム」ページの「概要」リージョンには、Oracle Enterprise Asset ManagementのEndecaのコンテンツが表示されます。作業指示と資産の検索、および作業指示と資産のメトリック、作業指示のチャートおよび作業指示の結果表の表示を行うことができます。eAM「ホーム」ページのEndecaリージョンの表示を次に示します。

保守スーパーユーザー職責から、eAM「ホーム」ページにナビゲートします。

(N)「保守スーパーユーザー」→「ホーム」

本文の説明内容に関するイメージ

eAM「ホーム」ページのEndecaリージョンでは、作業指示および資産の活動を追跡できます。データの分析、および作業指示と資産のメトリック、チャート、グラフおよび表のレビューを行うことができます。eAM「ホーム」ページのEndecaリージョンおよびコンポーネントを次に示します。

リージョン コンポーネント
ガイド付きナビゲーション 「ガイド付きナビゲーション」コンポーネントを使用することで、属性グループを使用してデータをフィルタできます。次の属性グループを拡張すると、属性名を表示および選択できます。
  • 部門

  • 作業指示

  • 資産

  • 活動

  • 工程

  • リソース

  • 故障

  • フレックスフィールド

  • 日付

作業指示(メトリック・バー)

注意: メトリック・コンポーネントは色分けされ、警告および健全性がハイライトされます。

- 赤色: 重大な警告状態

- 緑色: 良好

- 灰色: 正常

  • 作業指示数

    作業指示の数。

  • 総原価

    すべての作業指示の実績原価の合計。

  • スケジュール・コンプライアンス

    (完了した作業指示(定時)の数を予定作業指示の数で除算した数値) x 100

  • 故障数

    故障データがある作業指示の数。

資産(メトリック・バー)

注意: メトリック・コンポーネントは色分けされ、警告および健全性がハイライトされます。

- 赤色: 重大な警告状態

- 緑色: 良好

- 灰色: 正常

  • 資本資産数

    資本資産の数。

  • 再作成可能数

    再作成可能な資産の数。

  • 資産グループ数

    資産グループの数。

  • 資産組織数

    様々な資産が割り当てられる資産組織の数。

資産活動(タグ・クラウド) 資産活動トップ10のタグ・クラウド・コンポーネント

注意: 「資産活動」タグ・クラウド・コンポーネントには、発生頻度トップ10の資産活動が表示されます。

作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
作業指示(タブ)
開始日別作業指示数(チャート)
  • ソート・オプション

    • 開始日(本日からの日数)

    • 作業指示数別開始日(本日からの日数)

  • ディメンション(カテゴリ軸)

    • 開始日(本日からの日数)

    • 四半期

  • 系列ディメンション(色)

    • (なし)

    • ステータス

    • 優先度

    • タイプ


生産資源別作業指示数(チャート)
  • ソート・オプション

    • リソース

    • 作業指示数別リソース

  • 系列ディメンション(色)

    • (なし)

    • ステータス

    • 優先度

    • タイプ

作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
工程部門別作業指示数(タブ)
工程部門別作業指示数(クロス・タブ)
作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
生産資源別作業指示数(タブ)
生産資源別作業指示数(クロス・タブ)
作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
従業員別または設備別の作業指示数(タブ)
従業員別または設備別の作業指示数(クロス・タブ)
作業指示(結果表) 作業指示(タブ) (結果表)
  • 列セット

    • 作業指示

    • 日付

    • 資産

    • 活動

    • 原価

    • 故障

    • 添付

    • フレックスフィールド

  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

    • 作業指示レポートの印刷

    • 作業指示スケジュールのエクスポート

    • 全てマップ


工程(タブ) (結果表)
  • 列セット

    • 工程

    • 作業指示

    • 資産

    • 活動

    • 日付

    • 部門

    • リソース

    • 原価

    • 故障

    • 添付

    • フレックスフィールド

  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

    • 作業指示レポートの印刷

    • 作業指示スケジュールのエクスポート

    • 全てマップ

「資産」ページ

eAM「資産」ページでは、資産情報および活動を検索および表示できます。資産のメトリック、資産のチャート、および資産の結果表を表示できます。eAM「資産」ページの表示を次に示します。

保守スーパーユーザー職責から、eAM「資産」ページにナビゲートします。

(N)「保守スーパーユーザー」→「ホーム」→「資産」(タブ)

本文の説明内容に関するイメージ

本文の説明内容に関するイメージ

eAM「資産」ページの「概要」リージョンでは、資産および資産グループの活動を追跡できます。データの分析、および資産と活動、資産のメトリック、チャート、グラフおよび表のレビューを行うことができます。EndecaのeAM「資産」ページのリージョンおよびコンポーネントを次に示します。

リージョン コンポーネント
ガイド付きナビゲーション 「ガイド付きナビゲーション」コンポーネントを使用することで、属性グループを使用してデータをフィルタできます。次の属性グループを拡張すると、属性名を表示および選択できます。
  • 部門

  • 作業指示

  • 資産

  • 活動

  • 工程

  • リソース

  • 故障

  • フレックスフィールド

  • 日付

資産(メトリック・バー)

注意: メトリック・コンポーネントは色分けされ、警告および健全性がハイライトされます。

- 赤色: 重大な警告状態

- 緑色: 良好

- 灰色: 正常

  • 資本資産数

    資本資産の数。

  • 再作成可能数

    再作成可能な資産の数。

  • 資産グループ数

    資産グループの数。

  • 資産組織数

    資産組織の数。

資産グループ(タグ・クラウド) 資産グループ・トップ10のタグ・クラウド・コンポーネント

注意: 「資産 グループ」タグ・クラウド・コンポーネントには、発生頻度トップ10の資産グループが表示されます。

資産(結果表) 資産(結果表)
  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

    • 全てマップ

資産(タブ・コンポーネント・コンテナ)
資産数(タブ)
資産(チャート)
  • ソート・オプション

    • 資産組織

    • 資産数別資産組織

  • ディメンション(カテゴリ軸)

    • 資産組織

    • カテゴリ

    • 資産グループ

    • エリア

    • 資産所有部門

  • 系列ディメンション(色)

    • (なし)

    • 資産タイプ

    • 保守可能

資産(タブ・コンポーネント・コンテナ)
資産別作業指示数(タブ)
作業指示(結果表)
  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

資産(タブ・コンポーネント・コンテナ)
資産保守原価(タブ)
資産(結果表)
  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

資産(タブ・コンポーネント・コンテナ)
年別資産保守原価(タブ)
年別資産の保守原価(クロス・タブ)
  • 処理

    • Excelにエクスポート

    • 印刷

作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
作業指示(タブ)
(結果表)
  • 列セット

    • 作業指示

    • 日付

    • 資産

    • 活動

    • 原価

    • 故障

    • 添付

    • フレックスフィールド

  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

    • 作業指示レポートの印刷

    • 作業指示スケジュールのエクスポート

    • 全てマップ

作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
工程(タブ)
(結果表)
  • 列セット

    • 工程

    • 作業指示

    • 資産

    • 活動

    • 原価

    • リソース

    • 日付

    • 部門

    • 故障

    • フレックスフィールド

    • 添付

  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

    • 作業指示レポートの印刷

    • 作業指示スケジュールのエクスポート

    • 全てマップ

「作業要求」ページ

「作業要求」タブの「作業要求」ページでは、作業要求、タイプおよび作業要求活動を検索できます。作業要求のメトリック、作業要求のチャート、および作業要求の結果表を表示できます。eAM「作業要求」ページの表示を次に示します。

保守スーパーユーザー職責から、eAM「作業要求」ページにナビゲートします。

(N)「保守スーパーユーザー」→「ホーム」→「作業要求」(タブ)

本文の説明内容に関するイメージ

「作業要求」ページでは、作業要求および活動を追跡できます。データの分析、および作業要求、メトリック、チャート、グラフおよび表のレビューを行うことができます。EndecaのeAM「作業要求」ページのリージョンおよびコンポーネントを次に示します。

リージョン コンポーネント
ガイド付きナビゲーション 「ガイド付きナビゲーション」コンポーネントを使用することで、属性グループを使用してデータをフィルタできます。次の属性グループを拡張すると、属性名を表示および選択できます。
  • 作業要求

  • 作業指示

  • 資産

  • フレックスフィールド

  • 作業要求日

作業要求(メトリック・バー)

注意: メトリック・コンポーネントは色分けされ、警告および健全性がハイライトされます。

- 赤色: 重大な警告状態

- 緑色: 良好

  • 作業要求数

    作業要求の合計数。

  • オープンWR数

    オープン作業要求の数(ステータス: オープンおよび追加情報)

  • WOを待機しているWR数

    作業指示を待機している作業要求の数。

作業要求タイプ(タグ・クラウド) 作業要求タイプ・トップ10のタグ・クラウド・コンポーネント

注意: 「作業要求タイプ」タグ・クラウド・コンポーネントには、発生頻度トップ10の作業要求タイプが表示されます。

作業要求(結果表) 作業要求(結果表)
  • 列セット

    • 作業要求

    • 作業要求日

    • 資産

    • 作業指示

    • フレックスフィールド

  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

作業要求(タブ・コンポーネント・コンテナ)
作業要求(タブ)
作業要求(チャート)
  • ソート・オプション

    • 資産番号

    • 作業要求数別資産番号

  • ディメンション(カテゴリ軸)

    • 資産番号

    • 資産カテゴリ

    • 資産グループ

    • 資産エリア

    • 組織

  • 系列ディメンション(色)

    • (なし)

    • 資産重要度

    • 資産タイプ

    • 部門

    • 優先度

    • 要求タイプ


資産別作業要求数(結果表)
  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

「作業指示」ページ

「作業指示」タブの「作業指示」ページでは、作業指示、作業指示タイプおよび作業指示活動を検索できます。作業指示のメトリック、作業指示のチャート、および作業指示の結果表を表示できます。eAM「作業指示」ページの表示を次に示します。

保守スーパーユーザー職責から、eAM「作業指示」ページにナビゲートします。

(N)「保守スーパーユーザー」→「ホーム」→「作業指示」(タブ)

本文の説明内容に関するイメージ

「作業指示」ページでは、作業指示および作業指示活動を追跡できます。データの分析、および作業指示の指示、メトリック、チャート、グラフ、表のレビューを行うことができます。EndecaのeAM「作業指示」ページのリージョンおよびコンポーネントを次に示します。

リージョン コンポーネント
ガイド付きナビゲーション 「ガイド付きナビゲーション」コンポーネントを使用することで、属性グループを使用してデータをフィルタできます。次の属性グループを拡張すると、属性名を表示および選択できます。
  • 部門

  • 作業指示

  • 資産

  • 活動

  • 工程

  • リソース

  • 故障

  • フレックスフィールド

  • 日付

作業指示(メトリック・バー)

注意: メトリック・コンポーネントは色分けされ、警告および健全性がハイライトされます。

- 赤色: 重大な警告状態

- 緑色: 良好

- 灰色: 正常

  • 作業指示数

    作業指示の数。

  • オープン作業指示数

    オープン作業指示の数。

  • スケジュール・コンプライアンス

    (定時で完了した作業指示の数を作業指示の合計数で除算した数値) x 100。作業指示の実績開始日が予定開始日以前である場合、作業指示は定時で完了します。

  • 総原価

    すべての作業指示の実績原価の合計。

  • 見積原価

    すべての作業指示の見積原価の合計。

作業指示タイプ(タグ・クラウド) 作業指示タイプ・トップ10のタグ・クラウド・コンポーネント

注意: 「作業指示タイプ」タグ・クラウド・コンポーネントには、発生頻度トップ10の作業指示タイプが表示されます。

作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
作業指示(タブ)
作業指示(チャート)
  • ソート・オプション

    • 資産番号

    • 作業指示数別資産番号

  • メトリック(値軸)

    • 作業指示数

    • 実績原価

    • 見積原価

    • 労務原価

    • 直接材料費

    • 設備原価

  • ディメンション(カテゴリ軸)

    • 資産番号

    • 資産グループ

    • 資産カテゴリ

    • 組織

    • 作業指示所有部門

    • 活動ソース

    • 活動原因

    • 活動タイプ

    • PMスケジュール

    • プロジェクト名

    • タスク名

  • 系列ディメンション(色)

    • (なし)

    • ステータス

    • 作業指示タイプ

    • 優先度

    • 資産タイプ

    • 資産重要度

    • 原因コード

    • 故障コード

    • 解決コード

作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
生産資源別工程数(タブ)
従業員または設備に割り当てられた工程(結果表)
  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート


生産資源に割り当てられた工程(結果表)
  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
部門別および生産資源別工程数(タブ)
工程部門別および生産資源別工程数(クロス・タブ)
  • 処理

    • Excelにエクスポート

    • 印刷

作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
作業指示(タブ)
結果表
  • 列セット

    • 作業指示

    • 日付

    • 資産

    • 活動

    • 原価

    • 故障

    • 添付

    • フレックスフィールド

  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

    • 作業指示レポートの印刷

    • 作業指示スケジュールのエクスポート

    • 全てマップ

作業指示(タブ・コンポーネント・コンテナ)
工程(タブ)
結果表
  • 列セット

    • 作業指示

    • 資産

    • 活動

    • 原価

    • リソース

    • 日付

    • 部門

    • 故障

    • フレックスフィールド

    • 添付

  • 処理

    • 印刷

    • 作業指示レポートの印刷

    • 作業指示スケジュールのエクスポート

    • 全てマップ

    • エクスポート

「資材」ページ

「倉庫」タブの「資材」ページでは、品目、品目詳細および活動を検索できます。品目のメトリック、保管場所、および品目の結果表を表示できます。eAM「資材」ページの表示を次に示します。

保守スーパーユーザー職責から、eAM「資材」ページにナビゲートします。

(N)「保守スーパーユーザー」→「ホーム」→「倉庫」(タブ)

本文の説明内容に関するイメージ

「資材」ページでは、品目、在庫および保管場所の情報と活動を追跡できます。品目と在庫、メトリック、および品目の結果表を表示できます。EndecaのeAM「資材」ページのリージョンおよびコンポーネントを次に示します。

リージョン コンポーネント
ガイド付きナビゲーション 「ガイド付きナビゲーション」コンポーネントを使用することで、属性グループを使用してデータをフィルタできます。次の属性グループを拡張すると、属性名を表示および選択できます。
  • 在庫組織

  • 保管場所

  • 品目

  • 品目摘要

  • 資産グループ/活動(BOM)

  • 品目タイプ

  • 相互参照タイプ

  • 相互参照

  • 相互参照摘要

  • 製造業者

  • 製造業者部品番号

  • 単位

品目(メトリック・バー)

注意: メトリック・コンポーネントは色分けされ、警告および健全性がハイライトされます。

- 赤色: 重大な警告状態

- 緑色: 良好

- 灰色: 正常

  • 品目数

    品目の合計。

  • 保管場所数

    保管場所品目の合計。

保管場所(タグ・クラウド) 保管場所トップ10のタグ・クラウド・コンポーネント

注意: 「保管場所」タグ・クラウド・コンポーネントには、発生頻度トップ10の保管場所が表示されます。

品目(結果表) 品目(結果表)
  • 処理

    • 印刷

    • エクスポート

Oracle Enterprise Asset Management Extensions for Oracle Endeca製品の構成

Oracle Enterprise Asset Management Extensions for Oracle Endecaの設定

『Installing Oracle E-Business Suite Extensions for Oracle Endeca, Release 12.2 V4』(Doc ID: 1574273.1)で説明されているとおりにインストールと一般的な構成を行った後は、Oracle Enterprise Asset Management (eAM)アプリケーションを構成および設定する必要があります。

設定および構成の手順

Oracle Enterprise Asset Management Extensions for Oracle Endecaを設定するには、次の手順を実行する必要があります。

  1. UMXロールを割り当て、アクセス権限付与を更新して、アクセス管理を設定します。

  2. eAMによって提供されているグラフを実行してEndecaデータ・ストアにeAMデータをロードします。

  3. 完全Endecaリフレッシュのスケジュールを設定します。

  4. プロファイル・オプションを設定します。

アクセス管理: Oracle Enterprise Asset Management (eAM)のEIDダッシュボード(ユーザー・インタフェース)の表示および非表示

Oracle Enterprise Asset Management (eAM)アプリケーションのためのOracle E-Business SuiteとEIDの統合の一部として、次のUMXロールが提供されています。

UMXロール 内部コード名
EAM Endecaアクセス・ロール UMX|EAM_ENDECA_ ACCESS_ROLE

新しいUMXロール「EAM Endecaアクセス・ロール」(内部コード名: UMX|EAM_ENDECA_ ACCESS_ROLE)を追加して、Endecaメニューを保守スーパーユーザー職責(または同じメニューを使用する他のカスタム職責)に対して有効にする必要があります。このUMXロールを職責に割り当てる必要があります。このUMXロールがeAM情報ポータルに割り当てられると、Information Discoveryタブが表示されます。

複数の職責を持つEndeca関連のロールを使用する場合は、各職責に対応するセキュリティ・コンテキストを持つ付与が追加で必要になります。付与は、ロールを職責に追加するときでなくても、別個の処理として対象となるロールに追加できます。

次の手順を実行して、Oracle E-Business Suite (EBS)のEndecaメニューを有効にします。

  1. UMXロールを職責に割り当てます。

  2. EAM_ENDECA_ACCESS_GRANT付与を更新します。

UMXロールおよび付与の割当てについては、『Installing Oracle E-Business Suite Extensions for Oracle Endeca, Release 12.2 V4』(Doc ID: 1574273.1)の付録Cを参照してください。

Endecaデータ・ストアへのeAMデータのロード

Endeca内のClover ETLにより、eAMビューの問合せが行われ、EndecaのeAMデータ・ストアへのフル・データ・ロードが実行されます。最初のデータ・ロードを実行した後は、フル・データ・ロードまたは増分データ・ロードを定期的に実行できます。増分データ・ロードでは、最後にロードが実行された後にEBSで更新されたEndeca eAMデータ・ストア内のすべてのレコードが更新されます。eAMデータ・ストアにデータがロードされた後は、eAMのページで問合せおよび表示が可能です。

eAMデータ・ストアのeAMデータ・ソース

EndecaのeAMデータ・ストアには3つのデータ・ソースが定義されており、eAMの各種ページのデータを問い合せるために使用されます。これらのデータ・ソースには次のものがあります。

Endeca完全リフレッシュのためのスケジューラの設定

Endeca検索の初期データのアップロードは、『Installing Oracle E-Business Suite Extensions for Oracle Endeca, Release 12.2 V4』(Doc ID: 1574273.1)で説明されているとおりにフル・グラフが実行されたときに完了します。完全リフレッシュを実行すると、Endecaからすべてのデータが削除され、E-Business Suiteシステムから抽出した全データが再移入されます。増分リフレッシュの場合は、組織の要件に応じて、E-Business SuiteからEndecaデータをリフレッシュする頻度を決定する必要があります。

IntegratorサーバーでETLをスケジュールするには、次の手順を実行します。

  1. Cloverログインを使用してIntegratorサーバーにログインします。

  2. 「Scheduling」タブをクリックします。

  3. 「New Schedule」リンクを選択します。

  4. スケジューラの説明を入力します。

  5. 「Type」として「Periodic」を選択します。

  6. 「Periodicity」として「by interval」を選択します。

  7. 「Not active before date/time」フィールドに開始日時を入力します。

  8. 「Not active after date/time」フィールドに終了日時を入力します。

  9. 「Interval (minutes)」フィールドに値を入力します。

  10. 「Fire misfired event as soon as possible」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。

  11. 「Task Type」リストから「Start a graph」を選択します。

  12. 実行をスケジュールするグラフ(つまり、Full.grf/incremental.grf)を選択します。

  13. 「Create」をクリックしてスケジューラを設定します。

Enterprise Asset Management (eAM)のETLパラメータ

eAMによって提供されているグラフを実行することにより、eAMデータ・ストアにデータをロードできます。

eAMデータ・ストアにデータをロードするには、次の手順を実行します。

  1. EID IntegratorサーバーのURLを使用し、サンドボックス・ページにナビゲートしてeAMの下のグラフ・ノードを拡張します。

  2. データをロードするグラフには次のものがあります。

Enterprise Asset Management (eAM)のプロファイル・オプション

履歴データの一部をロードしないことにした場合は、次のプロファイル・オプションを設定する必要があります。オラクル社ではすべての年度のデータをロードすることをお薦めしています。次のプロファイル・オプションを設定しない場合は、すべての作業指示、資産および作業要求のデータがロードされます。

プロファイル・オプション名 摘要
EAM: Endeca作業指示データ・ロード開始日(mm/dd/yyyy) 指定された日付以降に作成されたすべての作業指示をEndecaデータ・ストアにロードします。
EAM: Endeca作業要求データ・ロード開始日(mm/dd/yyyy) 指定された日付以降に作成されたすべての作業要求をEndecaデータ・ストアにロードします。
FND: EndecaポータルURL このプロファイルは、EBSとEndecaのゲートウェイとして動作し、Endeca Studio Portal ServerからEndecaページを取得します。

Enterprise Asset Management (eAM)のビューおよび結合

eAMデータをEndecaデータ・ストアにロードするために、次のビューがEndecaのETLレイヤーで使用されます。

ビュー名 目的
EAM_EID_WORK_ORDERS_V 作業指示および資産のデータをロードします。
EAM_EID_WORK_REQUESTS_V 作業要求のデータをロードします。
EAM_EID_MATERIALS_V 資材のデータをロードします。

フレックスフィールドおよび添付とともに使用するために、パラレル処理の一部として次の一時ビューが使用されます。

ビュー名 目的
EAM_EID_WO_PROCESS_TEMP 作業指示および資産のフレックスフィールドおよび添付をロードします。
EAM_EID_WR_PROCESS_TEMP 作業要求のフレックスフィールドおよび添付の詳細をロードします。
EAM_EID_MAT_PROCESS_TEMP 「倉庫」(「資材」)ページに資材のフレックスフィールドおよび添付の詳細をロードします。

Enterprise Asset Management (eAM)のメニュー

Endeca Enterprise Asset Management (eAM)統合には、次のような9個の新しいユーザー・メニュー機能が含まれています。

ユーザー機能名 機能名
EAM Endecaホーム・ページ移動先 EAM_ENDECA_HOME_DEST
EAM Endeca資産ランディング・ページ EAM_ENDECA_ASSET_LANDING_PAGE
EAM Endeca資産ページ移動先 EAM_ENDECA_ASSET_DEST
EAM Endeca作業指示ランディング・ページ EAM_ENDECA_WO_LANDING_PAGE
EAM Endeca作業指示ページ移動先 EAM_ENDECA_WO_DEST
EAM Endeca作業要求ランディング・ページ EAM_ENDECA_WR_LANDING_PAGE
EAM Endeca作業要求ページ移動先 EAM_ENDECA_WR_DEST
EAM Endecaストアー・ランディング・ページ EAM_ENDECA_MAT_LANDING_PAGE
EAM Endecaストアー・ページ移動先 EAM_ENDECA_MAT_DEST