Oracle E-Business Suiteメンテナンス・ガイド リリース12.2 E51768-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle Applications Manager(OAM)を使用すると、Oracle E-Business Suiteインスタンスのコンポーネントをモニターできます。
Oracle Applications Managerの設定および使用の詳細は、『Oracle E-Business Suiteセットアップ・ガイド』を参照してください。
Applications Dashboardで、Oracle E-Business Suiteシステムのスナップショットが提供されます。情報は「Overview」、「Performance」、「Critical Activities」、「Diagnostics」、「Business Flows」、「Security」および「Software Updates」のそれぞれのタブにグループ化されます。
このダッシュボードから「Site Map」にナビゲートするか、ドロップダウン・メニューを使用して、次のいずれかのページにナビゲートできます。
Application Services
Configuration - Overview
Forms Sessions
Database Status
Applied Patches
Patch Wizard
Workflow Manager
Oracle Applications Managerでは、表示される情報を収集するために収集プログラム「OAM Applications Dashboard Collection」(短縮名: FNDOAMCOL)が使用されます。このプログラムのデフォルトの繰返し間隔は10分です。データを即時に再収集して特定のリージョンの表示を更新するには、対応する「Refresh」アイコンをクリックします。Oracle Applications Managerへのログイン時に「OAM Applications Dashboard Collection」要求が実行されていない場合は、ログイン・ユーザー名を使用して要求が自動的に発行されます。
注意: Webコンポーネントのステータスは、ダッシュボードから手動で収集されます。
このページには、システム全般のステータスの概要が表示されます。次のリージョンがあります。
このリージョンを使用して、システムの各ホスト・マシンのステータスを表示します。どのホスト・マシンにどのサービスがインストールされているか、および各サービスのステータスが表示されます。
表示されるサービスが複数のサービス・コンポーネント(Formsなど)を表している場合は、最悪の状態にあるコンポーネントのステータスが示されます。たとえば、Formsリスナーが停止中でも他のFormsコンポーネントが稼働している場合、このページには「Down」ステータスが表示されます。
「DataBase」、「Concurrent Processing」、「Forms」および「Web」ステータス・インディケータをクリックすると、「Applications System Status」ページにドリルダウンして各サービスのステータスを個別に表示できます。
Host: ホスト名。
Platform: ホストのオペレーティング・システム。
Admin: ホスト・マシンにAdminサーバーがインストールされているかどうかを示します。
Database: ホスト・マシンにインストールされているデータベース・インスタンスのステータスを示します。
Concurrent Processing: 内部コンカレント・マネージャ(ICM)とICMにより管理されるサービスのステータスを示します。
Forms: Forms Serverコンポーネント(Formsリスナー、メトリック・サーバー、メトリック・クライアントおよびOAM Generic Collection Service)のステータスを示します。
Web: Apache Webリスナーのステータスを示します。
このリージョンの目的は、過去24時間に発生したシステム・レベルの変更をユーザーに警告することです。このデータは、アプリケーション・システムの機能が突然変化した場合の診断に役立ちます。
「Patches Applied」リストを表示するには、番号をクリックして「Patch Summary」ページにドリルダウンします。
「Site Level Profile Options」リストを表示するには、番号をクリックして「Site Level Profile Settings」ページにドリルダウンします。
「Applications Context Files Edited」リストを表示するには、番号をクリックして「Applications Configuration Parameters」ページにドリルダウンします。コンテキスト・ファイルを変更すると、処理構成全体とビジネス・プロセスの機能に影響する可能性があります。
このリージョンには、後述するカテゴリのシステム・アラートの件数が表示されます。システムが正常に動作していれば、新規アラートはレポートされません。特定のタイプのアラートが初めて発生すると、それが新規アラートとしてカウントされ、管理者が手動でステータスを変更するまでは新規のままになっています。最初のアラートが「Open」または「New」ステータスの間に同じタイプのアラートが再び発生すると、新規の発生としてカウントされます。
New Alerts: 管理者が未確認のアラート。アラートは、「New」ステータスから「Open」または「Closed」ステータスに手動で移動されると確認済になります。
New Occurrences: 「New」ステータスのアラートの2度目以降の発生。
Open Alerts: 「Open」ステータスの全アラート。アラートは「New」ステータスから「Open」ステータスに手動で移動する必要があります。
Open Occurrences: 現在「Open」ステータスになっているアラートの全発生。いずれかの番号をクリックすると、「System Alerts and Metrics」ページにドリルダウンできます。
このリージョンには、Webコンポーネントのステータスが表示されます。ステータス値は「Up」、「Down」または「Warning」です。
各Webコンポーネントのステータスは、そのコンポーネントのWebエージェント・プロファイル・オプションに定義されている対応URLをテストすることで判別されます。プロファイル・オプションが設定されていない場合は、「Warning」ステータスが表示されます。それ以外の場合は、URLテストの成否に基づいて「Up」または「Down」ステータスが戻されます。プロファイル・オプションおよび対応するコンポーネントを次に示します。
Servlet Agent: プロファイル・オプションAPPS_SERVLET_AGENT(Apps Servlet Agent)を使用します。停止中の場合、Self-Service Framework-based Applicationsおよび他のすべてのサーブレット・ベース機能は機能しません。Apacheエラー・ログおよびApacheアクセス・ログ(場所は前述)でエラーを調べてください。また、「System Administration Diagnostics」メニューから「Servlet Ping」を実行してください。
JSP Agent: プロファイル・オプションAPPS_SERVLET_AGENT(Apps Servlet Agent)を使用します。停止中の場合は、「System Administration Diagnostics」メニューから「JSP Ping」を実行してください。
TCF: プロファイル・オプションAPPS_SERVLET_AGENT(Apps Servlet Agent)を使用します。停止中の場合は、「System Administration Diagnostics」メニューから「AOL/J Diagnostics」または「Servlet Ping」ユーティリティを実行してみてください。
このページには、各アプリケーション・サーバーとそのステータスが表示されます。各サーバー・タイプを展開するとホスト名が表示され、ホスト名を展開すると各サーバー・コンポーネントのステータスが表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」(「Overview」ページ)>(ドリルダウン)「Database」、「Concurrent Processing」、「Forms」または「Web」列(「Applications System Status」の下)
Administration
「Database」を展開するとインスタンス名およびステータスが表示されます。インスタンス名からドリルダウンすると、「Database Status Details」ページが表示されます。「Concurrent Processing」を展開すると内部コンカレント・マネージャにより制御されるコンカレント・マネージャとサービスが表示されます。これらを展開すると、マネージャおよびサービスのインスタンスとそのステータスが表示されます。インスタンス名からドリルダウンすると、「Service Instances」ページが表示されます。
Forms: 展開するとFormsサーバー・コンポーネント(Formsリスナー、メトリック・サーバー、メトリック・クライアントおよびOAM Generic Collection Service)が表示されます。コンポーネント名を展開すると、サービス・インスタンスが表示されます。インスタンス名からドリルダウンすると、「Service Instances」ページが表示されます。
Web: 展開するとWebコンポーネントであるApache Web Listenerが表示されます。コンポーネント名を展開すると、サービス・インスタンス名が表示されます。インスタンス名からドリルダウンすると、「Service Instances」ページが表示されます。
項目の「Focus」アイコンをクリックすると、その項目のステータスと子のステータスのみが表示されます。
「Performance」リージョンには、「Activity」および「System Throughput (last 24 hours)」インディケータが表示されます。それぞれのインディケータに表示されている値は、関連詳細ページにリンクされています。
Forms Sessions: 実行中のFormsセッション数。「Forms Sessions」ページにドリルダウンできます。
Database Sessions: 有効なデータベース・セッション数。値をクリックするとアクティブ・データベース・セッションの表示要求が実行され、結果ページが戻されます。
Running Concurrent Requests: 現在実行中の全要求を示す「Search for Requests」の「Results」ページにドリルダウンできます。
Service Processes: 「System Activity」ページにドリルダウンできます。サービス・プロセスには、全コンカレント・マネージャ・プロセスとICMにより管理される全プロセスが含まれます。他のサービスをGSMで管理するようにシステムを設定している場合は、そのサービスも含まれます。
Services Up: ターゲット・サービスが実際のサービスと一致しているサービス・インスタンス数。Services Down: ターゲット・サービスが実際のサービスと一致しないサービス・インスタンス数。
Invalid Database Objects: 「Invalid Database Objects」ページにドリルダウンして、APPSスキーマが所有する無効なオブジェクトの検索結果を表示できます。
Unsent Workflow E-Mail
Completed Concurrent Requests: 最近24時間に発行され、完了しているコンカレント要求のパーセンテージ。
Sent Workflow E-Mail: 正常に送信されたワークフローEメールのパーセンテージ。
「Critical Activities」リージョンには、保守アクティビティを実行するコンカレント・プログラムが表示されます。プログラムはアクティビティ・タイプ別、アプリケーション別にグループ化されています。特定のグループのみを表示するには、グループの「Focus」アイコンをクリックします。
「Critical Activities」リストに表示されるプログラムを追加または削除するには、「Modify Monitored Program List」ボタンをクリックして「Modify Monitored List」ページにアクセスします。
モニター対象プログラムの実行頻度を変更するには、「Update Frequency」ボタンをクリックします。
重大アクティビティごとに、次の情報が表示されます。
Program Name: 「Activity Summary」ページにドリルダウンして、そのプログラムについて計算するために計測された作業測定基準を表示できます。
Request ID: 最後に実行された要求のID。ドリルダウンしてコンカレント要求の「Search Results」画面に要求を表示できます。
Last Run Date
Outcome: 要求の完了ステータスを示します。
Oracle Recommended Frequency: 重大プログラムの推奨実行頻度(該当する場合)。
On Schedule (Oracle Recommended): 推奨予定が達成されたかどうかを示します(該当する場合)。
Onsite Frequency: プログラムに現在予定されている実行頻度。この頻度を変更するには、「Update Frequency」ボタンをクリックして「Update Frequency for Monitored Critical Activities」ページにアクセスします。
On Schedule (Onsite Frequency): オンサイト予定が達成されたかどうかを示します。
Success Rate: 「Normal」ステータスで完了した完了済要求のパーセンテージ。値からドリルダウンして達成率チャートを表示できます。このチャートは、「Normal」、「Warning」および「Error」の各完了ステータスの割合を示します。マウスをチャートに置くと数値が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」>「Critical Activities」>(B)「Modify Monitored Program List」
このページを使用して、「Critical Activities」リストに表示されるプログラムを追加または削除します。
「Monitored」リストにプログラムを追加するには、「Not Monitored」リストからプログラムを選択して「Move」シャトル・ボタンをクリックします。
「Monitored」リストにプログラムをすべて追加するには、「Move All」シャトル・ボタンをクリックします。
「Monitored」リストからプログラムを削除するには、「Monitored」リストからプログラムを選択して「Remove」シャトル・ボタンをクリックします。
「Monitored」リストからプログラムをすべて削除するには、「Remove All」シャトル・ボタンをクリックします。
「OK」をクリックして変更内容を適用します。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」>「Critical Activities」>(B)「Update Frequency」
この画面を使用して、重大アクティビティ・プログラムの実行頻度を更新します。
重大アクティビティ・プログラムごとに次の情報が表示されます。
Program Name
Application
Program Type
Oracle Recommended Frequency: 推奨実行頻度(該当する場合)。
Onsite Frequency: プログラムに現在予定されている実行頻度。プログラムの実行予定を変更するには、「Onsite Frequency」フィールドを更新して「OK」をクリックします。これはターゲット頻度であり、プログラムの実際の実行頻度とは異なる場合があることに注意してください。ターゲット頻度の成否は、「Applications Dashboard - Critical Activities」ページの「On Schedule (Onsite Frequency)」フィールドでモニターします。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」>「Critical Activities」>[プログラム名]
このページには、保守プログラムについて計算するために計測された作業測定基準が表示されます。表示内容は、表の名称または値でフィルタリングできます。
Name: プログラムによりパージされる表の名称。
Value: プログラムが実行されるとパージされる表の行数。
Oracle Applications Managerでは、Oracle E-Business Suite内のビジネス・フローをモニターしてサポートできます。ユーザー定義のキー・ビジネス・フローは、そのフローの実行を受け持つシステム・コンポーネントに相関付けられています。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」>「Business Flows」タブ
OAMコンソールから次の操作を実行できます。
ビジネス・フローの階層表現の表示
ビジネス・フローに関するシステム・アラート、エラーのある要求およびエラーのある作業項目のモニター
ビジネス・フローと関連サブフローの設定ステータスの表示
「Key Business Flows」リージョンでは、ビジネス・フローの最新リストが次の各列を使用して表示されます。
Status: ビジネス・フローの設定ステータスを示します。完全に設定されていないビジネス・フローは使用不可として表示されます。
Edit
新規ビジネス・フローを作成するには、「Create」をクリックします。選択したビジネス・フローの「View Details」をクリックすると、そのビジネス・フローの詳細情報が表示されます。選択したビジネス・フローの「Edit」アイコンをクリックすると、そのビジネス・フローが更新されます。
この2つのページを使用して、ビジネス・フローを作成または編集します。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」>「Business Flows」タブ>(B)選択したビジネス・フローの「Create」または「Edit」アイコン
ビジネス・フローの名称と摘要を入力します。
ビジネス・フローの子フローまたはコンポーネントを入力します。次のいずれかを選択します。
New Business Flow: 「New Business Flow」を選択すると、新規ビジネス・フローの名称と摘要の入力を要求されます。後から新規サブフローを固有の子で更新できます。
Existing Business Flow: 値リストからビジネス・フローを選択するように要求されます。
Work Item Type: 値リストからワークフロー項目タイプを選択するように要求されます。
Component: 「Concurrent Program」、「Service」、「Form」または「Function」から選択します。値リストからコンポーネント名を選択するように要求されます。
このページには、選択したビジネス・フローの詳細が表示されます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」>「Business Flows」タブ>(B)選択したビジネス・フローの「View Details」
ビジネス・フローのサブフローとコンポーネントが階層形式で表示されます。階層ツリーのノードを拡張または縮小できます。
このページから、ビジネス・フローのモニタリングを保守します。
ナビゲーション: 「Setup」(グローバル・アイコン)>「Business Flows」(サイド・ナビゲーション)
OAMには、ビジネス・フローの設定を保守できるように次のコンカレント・プログラムが用意されています。表示されるリンクからコンカレント・プログラムに対する要求を計画します。
Metrics Refresh: ビジネス・フローの設定ステータスを更新するために、「OAM: KBF Metrics Rollup Program」に対する要求を計画します。
表示されるビジネス・フローごとに、モニタリングが有効化されているかどうかを表示し、有効化または無効化できます。
モニタリングを有効化または無効化するには、ビジネス・フローを選択して「Update」をクリックします。モニタリングが有効化されているかどうかを確認するには、「View Details」をクリックします。
このページの情報を参考にして、Oracle E-Business Suiteシステムのセキュリティ上の問題を検出して診断できます。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」>「Security」(タブ)
「Manage Security Options」ボタンをクリックすると、中間層ホストへのSQL*Netアクセスを管理できます。
「Security Alerts」は、実行時にアプリケーション・コードで呼び出すか、セキュリティ関連の診断テストに失敗した場合に呼び出すことができます。この表は「Critical」、「Error」または「Warning」の重要度別に編成されており、新規アラートとオープン・アラートの件数を提供します。有効化されている場合は、数値リンクからドリルダウンし、アラートと関連診断テスト・レポートの詳細を表示して管理できます。アラート詳細とテスト・レポートをサポート・カートに追加できます。
この表には、実行時に失敗したセキュリティ関連の診断テストが表示されます。この表には、テストに失敗した最新時刻が示され、詳細テスト・レポートを開くためのリンクが表示されます。特定のテストの「Diagnose」アイコンをクリックすると、そのテストが再実行されます。これにより、エラーが引き続き存在することを確認できます。特定のアプリケーションの「Diagnose」アイコンをクリックすると、そのアプリケーションで失敗した全テストを選択したセキュリティ・レベルで再実行できます。
ここには、My Oracle Support上のセキュリティ関連ドキュメントへのリンクが表示されます。次のドキュメントがあります。
「Best Practices for Securing Oracle E-Business Suite」
「Oracle Support Services Security Alert - Frequently Asked Questions」
「Security Announcements and Notes」
ダッシュボードからOracle E-Business Suite Diagnosticsテストをモニターおよび実行できます。
「OAM Security」タブからアクセスできる主要なテストは、次の2つです。
Best Practices: Database Security Tests
Best Practices: Oracle E-Business Suite Security Tests
これらのテストの詳細は、My Oracle Supportドキュメント1337420.1『Secure Configuration Guide for Oracle E-Business Suite Release 12.2』を参照してください。
Oracle E-Business Suite Diagnosticsの詳細は、Oracle Diagnosticsフレームワーク・ユーザーズ・ガイドを参照してください。
このボタンを使用してセキュリティ・オプションにアクセスします。
後述の各ページでは、アプリケーション層ホストからデータベースへのSQL*Netアクセスを制限できます。「SQL*Net Access」セキュリティ・オプションを有効化すると、データベースへのSQL*Netアクセス権を持つホストを選択できます。「SQL*Net Access」セキュリティ・オプションを無効化すると、すべてのアプリケーション層ホストがデータベースへのSQL*Netアクセス権を持つことになります。
「View SQL*Net Access」ページを使用して、中間層ホストに関するSQL*Netアクセスの現行の構成内容を表示します。
ナビゲーション: 「Applications Dashboard」>「Security」(タブ)>(B)「Manage Security Options」
「Manage SQL*Net Access」セキュリティ・オプションが無効化されている場合、このページに表示されるメッセージはオプションが無効化されていることを示します。この場合は、すべてのホストがデータベースへのSQL*Netアクセス権を持ちます。
この機能が有効化されている場合、ホスト表ではSQL*Netアクセス権を持つホストと持たないホストを示します。
注意: このページに正確な情報を取得するには、「Manage SQL*Net」セキュリティ・オプションを有効化または無効化することに加え、次の手順を実行する必要があります。
データベース層でAutoConfigを実行します。
TNSリスナーをバウンスします。
表には次の列があり、SQL*Netアクセス権を持つホストが表示されます。
Name
Platform
Oracle Applications Host: ホストがOracle E-Business Suiteホストかどうかを示します。Oracle E-Business Suiteホスト上では、アプリケーション・サービス(コンカレント処理、Oracle Forms、Web、Adminおよびデータベース・サービス)を実行できます。
「Manage SQL*Net Access」ウィザードを使用して、中間層ホストへのSQL*Netアクセスを有効化または無効化します。このウィザードからも新規ホストを登録してアクセス権を付与できます。
「SQL*Net Access」セキュリティ・オプションを無効化すると、中間層ホストからデータベースへのSQL*Netアクセスを許可できます。
Oracle Applications Managerでは、プログラム「OAM Applications Dashboard Collection」(短縮名: FNDOAMCOL)を使用して、「Dashboard」の「Overview」および「Performance」タブに表示される情報が収集されます。
「Dashboard Collection Program」では、各種メトリックのモニタリングを選択的に有効化および無効化し、サービスが指定のステータスになっている場合にアラートを呼び出すことができます。また、メトリックのデータを収集し、指定のしきいに達した時点でアラートを呼び出すことができます。ほとんどのコンポーネントの場合、モニタリング用のデータを収集するには、(1)「Dashboard Collection Program」を使用する方法、(2)「Dashboard」ページからデータを手動でリフレッシュする方法の2つがあることに注意してください。
「Dashboard Collection Program」を使用すると、次の対象に関して次のデータのメトリックをモニターできます。また、Webコンポーネントのデータは「Dashboard」で手動で収集できます。
Forms Sessions
Database Sessions
Running Concurrent Requests
Service Processes
Services Up
Services Down
Invalid Database Objects
Unsent Oracle Workflow e-mail
Patches Applied
Site Level Profile Options
Applications Context Files Edited
New Alerts
New Occurrences of an Alert
Open Alerts
次のサービスに関するアラートを呼び出すことができます。サービスが指定のステータスになると、アラートが呼び出されます。
「Applications System Status」に表示されるサービス・インスタンス
Webコンポーネント
Completed Concurrent Requests
Sent Oracle Workflow e-mail
「OAM Site Map」の「Monitoring」タブから、次のユーティリティにアクセスできます。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Monitoring」>「Forms」(「Availability」の下)
このページには、Formsリスナーのサービス・インスタンスが表示されます。このページから、選択したサービス・インスタンスの情報を編集できます。また、ステータス、プロセスおよびFormsランタイム・プロセスの情報も表示できます。インスタンスの起動、停止、強制終了または再起動も可能です。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Monitoring」>「SQL Activity」(「Performance」の下)
このページには、SQLアクティビティに関するデータが表示されます。
SQL_HASH
Physical Reads
Logical Reads
Total Sorts
Exec
Total Loads
Load
各列の詳細は、Oracle Databaseマニュアルを参照してください。
メイン・ナビゲータ・パス: 「Site Map」>「Monitoring」(サブタブ)>「Performance」(ヘッダー)>「Concurrent Request Runaways」(リンク)
対応するコンカレント要求の取消し時に終了する必要のあるデータベース・セッションがなんらかの理由で終了していないと、システム・パフォーマンスがその影響を受ける可能性があります。
このようなデータベース・セッションが現在有効になっている場合は、このページでレポートされます。表には、セッションごとに要求ID、AUDSID、プログラム、ユーザー名、開始時刻、フェーズ、ステータス、Oracle SPIDおよびPIDなどのコンテキスト情報が表示されます。表でセッションを選択して「Terminate」をクリックすると、そのセッションを削除できます。「Request ID」、「AUDSID」、「Program」および「User Name」の各列にあるリンクからドリルダウンして、それぞれの詳細を表示できます。
次の情報が表示されます。
ナビゲーション: 「Site Map - Monitoring」>「Forms Sessions」(「Current Activity」の下)
このページには、現在のFormsセッションに関する情報が表示されます。オープン・フォームごとに固有のデータベース・セッション、つまりFormsセッションがあります。
この機能を使用するには、プロファイル・オプション「サインオン:監査レベル」を「Form」に設定する必要があります。このプロファイル・オプションが「Form」に設定されていない場合、有効なFormsセッションが存在する場合にも「Forms Sessions」表には空の表が表示されます。
表示内容をフォーム名、ユーザー名、職責またはアプリケーションでフィルタリングするには、ドロップダウン・メニューから該当する項目を選択し、表示されるフィールドに検索文字列を入力して「Go」をクリックします。
セッションごとに次のデータが表示されます。
Form Name
AUDSID: 監査対象のセッションID。値をクリックすると「Database Session Information」ページにドリルダウンできます。
RTI_PID: ランタイム・インスタンス・プロセスID。値をクリックすると「Forms Sessions for Process ID」ページにドリルダウンできます。
Username
Responsibility
Application
LR(セッション論理読取り数): 入力/出力(I/O)は、データベース・システムで最も高コストな操作の1つです。I/O集中型のSQL文はメモリーとディスクの使用を独占し、これらのリソースについて他のデータベース操作が競合する原因となる場合があります。過剰なI/Oが1つのソースで発生するのを防ぐために、Oracleではコールごとおよびセッションごとに論理データ・ブロックの読取り数を制限できます。論理データ・ブロックの読取り数には、メモリーとディスク両方からのデータ・ブロック読取り数が含まれます。制限は、1回のコールまたはセッション中に読み取られるブロック数単位で設定され、測定されます。
PR(物理読取り数): セッション中にディスクから読み取られたデータ・ブロックの合計数。
CPU
PGA(セッションのプログラム・グローバル領域メモリー): PGAは、サーバー・プロセスに関するデータと制御情報を含むメモリー・バッファです。PGAはサーバー・プロセスの開始時にOracleにより作成されます。PGA内の情報は、Oracleの構成に応じて異なります。
UGA: セッションで使用されるユーザー・グローバル領域メモリー。
Duration: HH:MM:SS形式。
「Session Details」ボタンまたはAUDSIDをクリックすると、選択したFormsセッションのデータベース情報が表示されます。
「Diagnostics On/Off」ボタンを使用すると、ランタイム・プロセスに対するFormsランタイム診断(FRD)のオンとオフを切り替えることができます。このボタンが使用不可の場合は、Formsのパッチセット・レベルが12以上(6.0.8.20以上)であることを確認してから、環境変数FORMS60_OAM_FRDをFormsリスナー・プロセス用に設定してください。
「Forms Sessions」ウィンドウでRTI_PIDをクリックするか、「Forms Runtime Processes」ウィンドウでPIDをクリックすると、プロセスIDに関する次のデータと前述の各フィールドが表示されます。
Client IP Address
Server Host Name
CPU Time
Memory Usage (KB)
Diagnostics On/Off
Log File Name
「View Diagnostics」ボタンをクリックすると、Formsランタイム診断(FRD)ログ・ファイルを表示できます。このログ・ファイルをサポート・カートに追加できます。
ナビゲーション: 「Site Map - Monitoring」>「Forms Runtime Processes」(「Current Activity」の下)
このページには、Formsランタイム・プロセスの情報が表示されます。この情報を収集するには、最初に「OAM Generic Collection Service」のサービス・インスタンスを登録して起動する必要があります。また、情報を収集するには、「OAM Generic Collection Service」が実行中である必要があります。
ビューはノードまたはユーザー名でフィルタリングできます。
セッションごとに次の列が表示されます。
PID: ユーザー・セッションのランタイム・プロセスのID。この値をクリックすると、「Forms Sessions for Process ID」ページにドリルダウンできます。
Node
Port: 存在する場合は、サーブレット・リスナーのApacheポート。
Memory (KB): ランタイム・プロセスで使用済のメモリー(KB単位)。HPおよびAIXプラットフォームの場合、これは仮想メモリーのサイズです。他のすべてのプラットフォームの場合、これは常駐セットのサイズです。
CPU
Duration
Client IP Address: Formsサービスへの接続に使用されるクライアント・マシンのIPアドレス。
Username: Formsアプリケーションでユーザー・セッションに使用されるデータベース・ユーザー名。
Diagnostics: On/Off
Last Update Time
このページのデータをリフレッシュするには、「Upload」ボタンを使用します。
選択したプロセスを終了するには、「Terminate」ボタンを使用します。
「Sessions」ボタンまたはPIDをクリックすると、「Forms Sessions for Process ID」ページが表示されます。
このページには、Forms Servlet Listenerのランタイム・プロセスも表示されます(存在する場合)。この処理の「Port」列は、Apache Listenerポートを示します。
Formsリスナーは、サーバー・マシンの特定のポートで実行されるプロセスです。クライアントとFormsランタイム・プロセス間に接続が確立されるとき、クライアントとランタイム・プロセスは接続を永続的にすることを要求します。
Formsリスナー・サーブレットは、サーブレット・エンジンで実行されるJavaサーブレットです。Webサーバーは、Formsリスナー・サーブレットに対するクライアント要求をサーブレット・インスタンスに直接ルーティングします。Webサーバーはクライアントにとってエンド・ポイントと同じ役割を持つため、他のサーバー・マシンおよびポートはファイアウォールに公開されなくなります。
「Forms Runtime Processes」ページには、ランタイム・プロセスごとにノード名とポートが表示されます。Formsリスナー・プロセスとFormsリスナー・サーブレット・プロセスは、ポート番号を調べることで区別できます。Formsリスナー・プロセスの場合のポートはFormsサーバー・マシンのポートで、Formsリスナー・サーブレット・プロセスの場合のポートはWebサーバーのポートです。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Activity Monitors」(「Activity」の下)
このリージョンには、システムのアクティビティ情報が表示されます。
「Database Sessions」グラフには、次に関連するデータベース・セッション数が表示されます。
ログイン・セッション
Oracle E-Business Suite Formsセッション
サービス
要求
「Concurrent Requests」グラフには、次のステータスになっている要求の数が表示されます。
Pending
Running
Waiting on a lock
InActive
Completed in the last hour
各ステータスのバーをクリックすると、そのステータスの要求の詳細情報にドリルダウンできます。
ナビゲーション: 「Site Map - Monitoring」>「Forms Sessions」(「Current Activity」の下)>(B)「Session Details」
このページには、選択したデータベース・セッションの詳細情報が表示されます。データベース・セッションを終了するには「Terminate」をクリックします。
Form NameまたはService Name
Username
Responsibility
Logon Time
Serial Number
OS PID
Status
Session ID
Oracle SPID
User
SQL Hash: 表示される値がリンクの場合は、それをクリックして現在実行中のSQL文とその実行計画を示すページを表示できます。実行計画の詳細は、Oracle Databaseのマニュアルを参照してください。
OS User
Machine
Process
Terminal
Module
Module Hash
Action
Program
Event
Wait Time
Timeouts
Average Wait
Total Wait
Maximum Wait
トレース・オプションを必要なレベルに設定します。使用可能なオプションは次のとおりです。
Normal Trace
Trace with Waits
Trace Off
Trace with Binds
Trace with Binds and Waits
「Tracing Options」の変更内容を適用するには「Apply」をクリックします。現行のトレース情報を表示するには「View Trace」をクリックします。
次の情報が表示されます。
この機能により、Oracle E-Business Suiteユーザーのシステム内の現行アクティビティが、システム・コンポーネントに関してモニターされます。また、フォームおよびコンカレント・プログラム内のユーザーの現行アクティビティもモニターされます。フォーム・アクティビティ・データを使用可能にするには、サインオン監査をオンにする必要があります。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Monitoring」>「Invalid Objects」(「Current Activity」の下)
このページには、データベース内の無効なオブジェクトが表示されます。無効なオブジェクトを削除するには、APPSスキーマをコンパイルする方法(APPSスキーマ内の無効なオブジェクトの場合)と、データベースに用意されているスクリプトを実行する方法(その他の無効なオブジェクトの場合)があります。オブジェクトのコンパイルの詳細は、「データベースのメンテナンス」を参照してください。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Monitoring」(サブタブ)>「Current Activity」(ヘッダー)>「Forms Runaway Process」(リンク)「Overview」
このページにアクセスするには、「Forms Runtime Processes」ページで「View Runaways」ボタンをクリックする方法もあります。
E-Business Suiteを実行するには、多数のシステム・レベル・プロセスを作成する必要があります。プロセスが正常に動作せず、システム・パフォーマンスを低下させる場合もあります。Oracle Applications Managerでは、次の操作を実行できます。
リソース集中型処理を追跡するためにしきい(最大メモリー・サイズ、最大CPU率、分単位の最大継続時間)を構成します。これらの設定は、「Apply」をクリックすると即時に有効になります。これらの設定は、「Applications Dashboard」でシステム・アラートの呼出しに使用されます。
集中型処理のユーザー名とIPアドレスを確認します。
処理を終了します。
OAM Generic Collection Service(すべてのFormsノードで実行されるバックグラウンド・プロセス)のパラメータを確認します。
関連ログ・ファイルを開きます。
メモリー、CPUおよび継続時間のしきいを定義できます。メモリーは、プラットフォームに応じてプロセス・メモリー・サイズ、常駐セット・サイズまたは仮想メモリー・サイズ合計を指します。UNIXプラットフォーム上では、CPUはプロセスの累積実行時間を指します。Windows NTシステムでは、CPUはCPメモリーからプラットフォームに応じてプロセス・メモリー・サイズ(KB)、常駐セット・サイズまたは仮想メモリー・サイズ合計を差し引いた値です。UNIXでは、CPUはCPU使用率です。システムにUNIXノードとWindows NTノードの両方が存在する場合、CPUはCPU使用率を指します。いずれの場合も、継続時間は接続確立後の経過時間合計を指します。
各しきいのデフォルト値は次のとおりです。
最大メモリー: 1.0 MB
最大CPU: 25%
最大継続時間: 20.0分
ナビゲーション: 「Site Map」>「Monitoring」(タブ)>「Applications Usage Reports」(「Usage」の下)
「Applications Usage」ページには、次の各ページへのリンクが含まれています。
Products Installed
Application Users Per Module Summary
Page Access Tracking and Sign-On Audit: Configuration、Reports
Applications Usage Reports: Purchase Lines Processed、Order Entry Lines Processedなど
ナビゲーション:
「Applications System」>(B)「Configuration」>「Products Installed」
または
「Applications System」>(メニュー)「Applications Usage」>(B)「Go」>「Products Installed」
このページには、Oracle E-Business Suite製品に関する次の情報が表示されます。
Application Short Name
Application Name
Version
Status: 製品のステータスは「Installed」、「Shared」または「InActive」です。「Installed」は、その製品がライセンス取得済でインストール済であることを示します。「Shared」ステータスは、他の製品が依存する製品に使用されます。「Installed」または「Shared」のどちらでもない製品は、「InActive」ステータスです。
ナビゲーション: 「All Applications Systems」>(プルダウン・メニュー)「Applications Usage」>(B)「Go」>「Application Users Per Module Summary」
このページには、Oracle E-Business Suiteモジュールに関する次の情報が表示されます。
Application Short Name
Module Name
Count: 現行のユーザー数。
左側で対応するラジオ・ボタンを選択して「View Details」ボタンをクリックすると、特定のモジュールの詳細を表示できます。次の情報を示すページが表示されます。
Module Name
User Name
Description of User
Creation Date of User
Last Log On Date
「Show All」をクリックすると、全ユーザーのリストを印刷可能な書式が表示されます。「Show All」形式で「Show Set」をクリックすると、そのリストが表形式で表示されます。
「Page Access Tracking and Sign-on Audit」では、使用パターン分析とパフォーマンス統計のために、Oracle E-Business Suite JSPとOracle Formsのアクセスが追跡されます。「Reports」画面には、ユーザー・セッション中のテクノロジ・スタックにまたがるアクセス・フロー全体が表示されます。また、収集されたメトリックも集計され、統計要約が表示されます。
これらのレポートを使用して、特定のアプリケーション使用に関する情報を収集します。ライセンス管理サービス・アナリストから、この種の情報を収集するように依頼されることがあります。また、これらのレポートを担当のモニタリングに使用することもできます。
次のレポートでは、指定した期間中の各種ライセンス・メトリックに関する情報を生成できます。ただし、ライセンス管理には期間として12か月が使用されます。
これらのレポートでは、「Purchase Line」ライセンス・メトリックに関する情報が生成されます。「Purchase Line」は、12か月の期間中にアプリケーションで処理済の購買明細品目の合計数として定義されます。複数の購買明細が1件の購買依頼または発注に対して作成される場合や、他のOracle E-Business Suiteプログラムにより自動的に生成される場合があります。iProcurementの場合、「Purchase Line」はiProcurementで作成された承認済購買依頼上の全明細品目としてカウントされます。Internet Supplier Portal およびPurchasing Intelligenceの場合は、各アプリケーションを介して処理された発注上の明細品目としてカウントされます。これには、同じ発注での通信は含まれません。各アプリケーションでは、追加の「Purchase Line」ライセンスを取得しないかぎり、12か月の期間中に「Purchase Line」ライセンス数を超えることはできません。取得する「Purchase Line」ライセンス数は、プログラムごとに異なっていてもかまいません(iProcurementの「Purchase Line」数は、Internet Supplier Portalに比べて少なくできます)。
Internet Supplier Portalの場合は、Suppliersスクリプトを使用して仕入先と仕入先IDのリストを生成します。この情報を、Internet Supplier Portalに対して「Purchase Line Items Processed」レポートを実行するときに使用できます。
このレポートは、「Order Line」ライセンス・メトリックに使用されます。このメトリックは、12か月の期間中にプログラムで処理された受注明細品目の合計数として定義されます。複数の受注明細品目が個別の顧客受注または見積の一部として入力される場合や、Oracle Configuratorにより自動的に生成される場合があります。12か月の期間中に「Order Line」ライセンス数を超えることはできません。
このレポートは、「Expense Report」ライセンス・メトリックに使用されます。このメトリックは、12か月の期間中にiExpensesで処理された経費精算書の合計数として定義されます。12か月の期間中に「Order Line」ライセンス数を超えることはできません。
このレポートは、「Invoice Line」ライセンス・メトリックに使用されます。このメトリックは、12か月の期間中にプログラムで処理された請求書明細品目の合計数として定義されます。追加の「Invoice Line」ライセンスを取得しないかぎり、12か月の期間中に「Invoice Line」ライセンス数を超えることはできません。
このページを使用して、シード済スクリプトやカスタム・スクリプトを実行します。
ナビゲーション: 「Site Map」>「SQL Extensions」(「Others」の下)
「Focus」列のアイコンをクリックすると、選択したグループのレポートのみが表示されます。
グループに含まれているレポートの表示と非表示を切り替えるには、グループ名の隣の「Hide/Show」アイコンを使用します。
レポートごとに次の列が表示されます。
Name: レポート詳細を表示するレポートの名称をクリックします。
説明
Protected: 「Locked」アイコンは、レポートの発行にパスワードが必要であることを示します。
Run Report: この列のアイコンをクリックしてレポートを実行します。パスワードまたはパラメータが必要な場合は、「SQL File Details」ページが表示されます。それ以外の場合は、「Results」ページにレポート出力が表示されます。
表示されたレポートをメタデータ・ファイルから再ロードするには、「Reload」ボタンを使用します。
カスタム・スクリプトをOracle Applications Managerで自動的に検出させて、「SQL Extensions」ページから実行可能にすることができます。
新規のSQLスクリプトを作成します。同じファイルに複数のSQL文を記述できます。たとえば、"Get Sysdate": sysdate.sqlというレポートを作成します。
<APPL_TOP>/adminの下に、カスタムSQLファイル用のディレクトリ/custom/sqlを作成します。ディレクトリ構造は<APPL_TOP>/admin/custom/sqlとなります。
SQLファイルを<APPL_TOP>/admin/custom/sqlディレクトリにコピーします。
Oracle Applications Managerにログインして「Site Map」>「SQL Extensions」の順にナビゲートします。
検出されたSQLファイルがDefaultCグループに表示されます。
ファイルの検出後に、これらのスクリプトのグループ、保護および実行方法をカスタマイズできます。
自動的に検出されたスクリプトのグループ、保護、レポート書式またはドリルダウンをカスタマイズするには、<APPL_TOP>/admin/custom/xmlにあるoamcustext.amxを編集する必要があります。
oamcustext.amxファイルには、検出されたスクリプトごとに、グループ、保護およびレポート書式を定義する次のようなエンティティが含まれています。
<cReport type="SQL" group="DefaultC">
<title>sysdate.sql</title> <script name="sysdate.sql" protected="yes" execMode="SQLPLUS" parameters="unknown">
</script>
</cReport>
レポートの表示グループを変更する手順は、次のとおりです。
oamcustext.amxファイル内で、groupの値をレポートの表示グループ名に変更します。たとえば、groupをCustom Reportsに変更するには、次のようにします。
<cReport type="SQL" group="Custom Reports">
<title>sysdate.sql</title>
<script name="sysdate.sql" protected="yes" execMode="SQLPLUS"
parameters="unknown">
</script>
</cReport>
Oracle Applications Managerにログインして「SQL Extensions」ページにナビゲートします(「Site Map」>「SQL Extensions」)。
「Reload」ボタンをクリックしてメタデータを再ロードします。スクリプトが新規グループに表示されます。
レポートに設定されているパスワード保護を変更する手順は、次のとおりです。
スクリプトのパスワード保護を有効化する場合は、oamcustext.amxファイル内でprotectedの値をyesに設定します。パスワード保護を削除する場合はnoに設定します。たとえば、保護をnoに設定すると、次のようになります。
<cReport type="SQL" group="Custom Reports">
<title>sysdate.sql</title>
<script name="sysdate.sql" protected="no" execMode="SQLPLUS" parameters="unknown">
</script>
</cReport>
Oracle Applications Managerにログインして「SQL Extensions」ページにナビゲートします(「Site Map」>「SQL Extensions」)。
「Reload」ボタンをクリックしてメタデータを再ロードします。スクリプトが「Unlocked」アイコンとともに表示されます。
oamcustext.amxファイル内で、execModeの値をテキスト形式の場合はSQLPLUS、HTML形式の場合はJDBCに設定します。たとえば、レポート書式をHTMLに設定すると、次のようになります。
<cReport type="SQL" group="Custom Reports">
<title>sysdate.sql</title>
<script name="sysdate.sql" protected="no" execMode="JDBC" parameters="unknown">
</script>
</cReport>
Oracle Applications Managerにログインして「SQL Extensions」ページにナビゲートします(「Site Map」>「SQL Extensions」)。
「Reload」ボタンをクリックしてメタデータを再ロードします。
HTML形式で定義されたレポートの場合は、スクリプトの結果から他のOracle Applications Managerページへのドリルダウンを提供できます。現在は、REQUEST_IDに基づく要求とAUDSIDに基づくデータベース・セッション情報で、ドリルダウンがサポートされています。
例:
SQLスクリプトがレポートの第1列としてREQUEST_IDを戻す場合は、それをクリックして次のように「Request Details」ページにリンクできます。
execMode="JDBC"に設定されていることを確認します。
SQLスクリプトのエントリに次のように追加します。
<keyColumns>
<column position="1" key="REQUEST_ID"/>
</keyColumns>
position="1"は、REQUEST_ID列がSELECT文でレポートされる第1列であることを示します。現在、キー属性に可能な値はREQUEST_IDとAUDSIDです。
SQLスクリプトの新規エントリ全体は次のようになります。
<cReport type="SQL 'group="Custom Reports">
<title>sysdate.sql</title> <script name="sysdate1.sql" protected="no" execMode="JDBC"
parameters="unknown">
</script>
<keyColumns>
<column position="1" key="REQUEST_ID"/>
</keyColumns>
</cReport>
SQLスクリプトを実行しようとしたときに次のエラー・メッセージが表示される場合。
An error has occurred!
<filename>(No such file or directory)
SQLファイルが<APPL_TOP>/admin/custom/sqlにありません。このディレクトリにファイルをコピーしたことを確認してください。
SQLスクリプトが入力パラメータを取る場合は、「Input Parameters」テキスト・フィールドでパラメータを1行に1つずつ指定していることを確認してください。必要なパラメータを指定しないと、結果にエラーが含まれます。
ナビゲーション: 「Site Map」>「SQL Extensions」>(レポート名を選択)
このページには、レポート定義に基づいて次のような情報が表示されます。
説明
Report Format: 「Html」または「TEXT」。
Applications Schema Password: レポートがパスワードで保護されている場合は、ここにパスワードを入力します。
Input Parameters: 必須またはオプションのパラメータがあれば入力します。
「Run Report」ボタンをクリックすると、このウィンドウからレポートを実行できます。
ナビゲーション: 「Site Map」>「SQL Extensions」(「Run Report」)
このページの内容と書式は、実行したレポートに応じて異なります。
HTML形式で戻されるレポートの結果の場合は、特定の列値でレポートをフィルタリングできます。
このページからレポートを再実行するには、「Refresh」ボタンをクリックします。
レポートの結果をサポート・カートに追加するには、「Add to Support Cart」をクリックします。
「System Alerts」、「Metrics」および「Logs」の各画面には、潜在的な問題の診断に役立つ情報を表示できます。たとえば、構成の問題、日常的な保守タスクの期限超過および無効なデータなどは、自動化された応答または手動操作を必要とする重大な問題を生じる可能性があります。
Oracle E-Business Suiteアプリケーションでは、このような潜在的な問題をOracle Applications Managerにシステム・アラートとしてレポートできます。これらのアラートはOAMで追跡でき、管理者はアラートをオープンまたはクローズ済として分類したり、基礎となる問題を解決するために実行したステップを記録できます。
また、問題によっては、パフォーマンス・メトリックの外部分析を経由する方が容易に検出できる場合があります。外部分析では、現在と過去のメトリック値の比較、複数の製品やコンポーネントからのメトリックとエンド・ユーザー定義の例外トリガーの考慮が容易です。このような例外には、コンポーネントの取引スループットの減少や、ビジネス・プロセス完了までの所要時間の長期化などがあります。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Monitoring」>「System Alert」(「Current Activity」の下)
コンカレント・プログラム、フォーム、サービス・インスタンスまたは機能など、アプリケーション・システムのコンポーネントは、その開発者により定義された特定のエラー条件の発生中に例外メッセージを転記できます。システム・アラートという用語は、同じメッセージを使用する例外のグループを指します。オカレンスという用語は、このようなグループの各メンバー例外を指します。各アラートは重要度(重大、エラーまたは警告)とカテゴリ(システムまたは製品)に関連付けられています。
このページには、システム・アラートの要約と新規アラートのリストが表示されます。
アラートは重要度レベル別に次のように分類されます。
Critical: このアラートは、重要なビジネス・フローが妨げられること、または多数のユーザーが影響を受けることを示します。
Error: このアラートは、重要度が低く、個別的な問題を示します。
Warning: このアラートは、ユーザーまたはビジネス・プロセスに悪影響を及ぼしかねないことを示します。
また、アラートは「New」または「Open」としてもマークされます。「New」は、アラートがシステムに転記されただけであることを示します。「Open」は、アラートが解決中であることを示します。
「Summary」リージョンでは、アラートは重要度とステータス(「New」または「Open」)に従ってグループ化されます。「New」または「Open」列は、指定の重要度で存在するアラートの件数を示します。件数をクリックすると、アラートの詳細にドリルダウンできます。
新規の例外が転記される場合に、同じメッセージを使用するアラートがすでに存在していて「New」または「Open」ステータスになっている場合、新規の例外は既存アラートのオカレンスとみなされます。同じメッセージを使用するアラートが存在しない場合、新規のアラートが(「New」ステータスで)作成され、この例外はこのアラートの第1オカレンスとなります。新規に作成されたアラートについては、サブスクリプション通知も送信されます。
OAMでは、アラート(および関連オカレンス)のステータスを変更できます。新規アラートのステータスを「Open」に変更し、その例外が確認済で問題を解決中であることを示すことができます。問題が解決された後、アラートのステータスを「Closed」に変更できます。また、問題の解決方法などを示す通知をアラートに追加することもできます。
表示されるボタンを使用すると、アラートの検索、オカレンスの検索およびアラートの通知設定の表示ができます。
Oracle Applications Managerには、システム管理者にOracle E-Business Suiteの潜在的な問題を通知する「System Alerts」機能があります。「Unexpected」レベルで記録されたOracle Application Object Libraryメッセージに対して、OAMはシステム・アラートを生成できます。システム管理者はこれらのアラートを積極的に確認し、問題が解決したらアラートをクローズする必要があります。ただし、なんらかの理由でアラートがクローズされていない場合、多量の新規システム・アラートによってシステムがアラート、オカレンス、ビジネス・イベント、通知で溢れかえる可能性があります。Oracle E-Business Suiteには、新規システム・アラート数を制御してシステム・アラートの氾濫を回避するメカニズムがあります。
デフォルトでは、システムで生成される新規アラートは500のみです。新規システム・アラートがこの上限に到達すると、新規アラートまたは通知は生成されなくなり、メッセージが「System Alert and Metric」ページに表示されます。アラート機能を再度有効化するには、システム管理者は既存の新規アラートのステータスをOAMで変更する必要があります。Oracle E-Business Suiteでは、「System Alert and Metrics」で「System Alert Setup」ボタンを使用して、デフォルトのしきい値を変更することもできます。「Setup」ページからアラートごとのオカレンス数を変更することもできます。デフォルトでは、アラートごとに50オカレンスのみが記録されます。
「Setup」ページでは、特定の重要度のシステム・アラートを有効にするコントロールも用意されています。重要度「Critical」が選択されている場合、重大なアラートのみが記録されます。「None」が選択されている場合、システム・アラートは完全に無効化され、新規アラートは生成されません。
このページには、特定のシステム・アラートに関連した詳細が表示されます。重要度、カテゴリ、ステータス、作成日および例外メッセージなど、アラートの要約情報が含まれます。オカレンス表には、このアラートのオカレンスが個別に要約されます。オカレンスを選択して「View Details」をクリックすると、個々のオカレンスのコンテキスト詳細にドリルダウンできます。
このページから、アラートのステータスを変更したり、「Add Notes」ページにナビゲートしてアラートに通知を追加することもできます。
このページでは、重要度、カテゴリ、ステータスおよび記帳日を指定してアラートを検索できます。検索結果は、「System Alerts」ページの「New Alerts」セクションと同じ表形式で表示されます。通知を追加したり、結果表に表示されるアラートのステータスを変更することもできます。
このページからオカレンスを検索するには、「Search Occurrences」をクリックします。
このページでは、様々な基準を指定してアラートのオカレンスを検索できます。問合せ基準は、次のグループに分類されています。
System Alert: このセクションの基準は、オカレンスが属しているアラートに関係しています。
Component: このセクションの基準は、オカレンスが記録されたコンポーネントに関係しています。
User and Responsibility: このセクションの基準は、アラートを生成したコンポーネントを使用していたユーザーと職責に関係しています。
Database Sessions: このセクションの基準は、例外が記録された取引に関連したデータベース・セッションに関係しています。
Others: オカレンスに関連するその他の基準。
このページの結果表からドリルダウンして、各オカレンスのコンテキスト詳細を表示できます。また、ドリルダウンして各オカレンスが属するアラートの詳細を表示することもできます。
このページからアラートを検索するには、「Search Alerts」をクリックします。
このページには、個々のアラート・オカレンスに関連したコンテキスト全体の情報が表示されます。このページは次の3つのセクションにわかれています。
Summary: このセクションには、オカレンスが属するアラートに関連した情報が表示されます。
Context: このセクションには、すべてのコンテキスト情報が表示され、さらに次のサブセクションにわかれています。
Component: アラート・オカレンスが記録されたコンポーネントの名称とアプリケーション。
User and Responsibility: アラート・オカレンスが記録されたコンポーネントを実行したユーザーのユーザー名、職責およびアプリケーション。
Database Sessions: アラートが記録された取引のデータベース・セッションに関連したデータベース・セッションID、データベース・インスタンス、セッション・モジュールおよびセッション処理。
Others: セッションID、ノード、セキュリティ・グループ、プロセスID、スレッドID(該当する場合)およびJVM ID(該当する場合)などのその他の情報。
このページの第3セクションは、アラート・オカレンスが記録された取引のタイプに応じて異なります。次のタイプが考えられます。
Concurrent Request: 取引がコンカレント要求の場合は、要求ID、コンカレント・プログラム名、要求ログへのリンクおよび出力ファイルへのリンクが使用可能です。「Request ID」リンクを使用すると要求詳細にドリルダウンできます。また、ドリルダウンして関連システム・ログを表示し、同じ取引中に記録された他のログ・メッセージを表示することもできます。
Concurrent Processes: 取引タイプが(サービス・インスタンスに属している)コンカレント処理の場合は、このセクションからサービス・インスタンス名、コンカレント処理IDおよびマネージャ・ログへのリンクを表示できます。
Form: フォームからの取引の場合は、このセクションにフォーム名が表示されます。
ICX: ICXタイプの取引の場合は、このセクションにICX取引IDが表示されます。
さらに、取引タイプに関係なくドリルダウンして関連システム・ログを表示し、同じ取引中に記録された他のログ・メッセージも表示できます。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Monitoring」>「System Alert」(「Current Activity」の下)>「Metrics」(タブ)
Oracle E-Business Suiteコンポーネント内ですべての例外条件を即時に直接検出できるわけではありませんが、外部分析を使用する方が適切な検出結果が得られます。一部は、コンポーネントの取引スループットの減少や、ビジネス・プロセス完了までの所要時間の長期化など、特定の基準を測定することで検出されます。外部分析では、現在と過去のメトリック値の比較、複数の製品やコンポーネントからのメトリックとエンド・ユーザー定義の例外トリガーの考慮が容易です。これらの例外は、アラートについて特定のトリガー条件を指定するOracle Enterprise Managerでのイベントと類似しています。
「Application」、「Component」、「Posted After」日付または「Posted Before」日付に基づいてメトリックを検索できます。
詳細基準に基づいてメトリックを検索するには、「Advanced Search」ボタンをクリックします。
このページでは、関連コンテキスト情報に基づいてメトリックを検索できます。問合せ基準は、次のグループに分類されています。
Metrics: このセクションの基準は、メトリック・コード、メトリック値およびメトリックの記録日など、メトリック自体に関係しています。
Component: このセクションの基準は、メトリックが記録されたコンポーネントに関係しています。
User and Responsibility: このセクションの基準は、メトリックを生成したコンポーネントを使用していたユーザーと職責に関係しています。
Database Sessions: このセクションの基準は、メトリックが記録された取引に関連したデータベース・セッションに関係しています。
Others: このグループには、ノード、セキュリティ・グループ、プロセスID、スレッドIDおよびJVM IDなど、その他の基準が含まれます。
結果表からドリルダウンして、各メトリックのコンテキスト詳細を表示できます。
「System Metrics」結果表には、次の情報が表示されます。
Component: アプリケーション・コンポーネント。コンポーネントは、コンカレント・プログラム、フォームまたはWebアプリケーション機能などの機能単位です。
Application: メトリックの所有アプリケーション。
Metric Code: メトリックの内部名。
Value: メトリックの値。
Metric Type: メトリックのデータ型。
Time: メトリックの測定時刻。
このページには次の情報が表示されます。
Summary
Metric Code
Metric Type
Metric Value
Time Posted
Context
Component:
Name
Application
Database Sessions
AUDSID
DB Instance
Session Module
Session Action
User and Responsibility
User
Responsibility
Application
Others
Session ID
Node
Security Group
Process ID
Thread ID
JVM ID
Request Summary
Request ID: 要求IDをクリックすると、その要求の詳細が表示されます。
Request Log: 「View」をクリックすると要求ログが表示されます。
Program Name: プログラム名。
Output Files: 「View」をクリックすると出力ファイルが表示されます。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Monitoring」>「Logs」(「Current Activity」の下)
システム・ログは、Oracle E-Business Suiteシステム・コンポーネントによって記録されるメッセージです。
ログ・メッセージには一連の包括的コンテキスト情報が含まれており、システムの問題を絞り込んで診断する上で役立ちます。(最も重要なものから順に)次のレベルがあります。
6 - Unexpected: 内部で未処理のソフトウェア障害の障害レポートに使用されます。例: 「Failed to place order due to NullpointerException」
5 - Error: 外部エンド・ユーザー・エラーの障害レポートに使用されます。例: 「Invalid username/password」
4 - Exception: 内部で処理済のソフトウェア障害の障害レポートに使用されます。例: 「User Session timed out」
3 - Event: 高レベルの進捗レポートに使用されます。例: 「Order placed successfully」
2 - Procedure: APIレベルの進捗レポートに使用されます。例: 「Entering or exiting an API」
1 - Statement: 低レベルの進捗レポートに使用されます。例: 「Processing records within an API」
システム・ログ画面では、データベースに保存されているログ・メッセージを操作できます。メッセージを中間層ファイルに格納するようにロギングが構成されている場合、そのログ・メッセージはUI画面で参照できないことに注意してください。また、ログ・メッセージは通常はシステム・アラートを呼び出しますが、そのメッセージがデータベースのかわりにファイルに送信される場合、システム・アラートは呼び出されません。
ここでは、システム・ログ画面で効率的に作業する方法について説明します。
単純検索の実行
拡張検索の実行
検索結果での作業
ログ・メッセージ詳細の表示
ロギングの設定
単純検索の場合は、次の基準に基づいてログ・メッセージを検索できます。
「Posted After」日付
デフォルト値は今日の日付です。
「Posted Before」日付
デフォルト値は翌日の日付です。
Component Application
Component
Module
Level
必要に応じて各フィールドに値を入力し、「Go」をクリックして検索を実行します。
拡張検索を実行するには、「Advanced Search」ボタンをクリックします。次の検索基準を任意に組み合せて使用できます。
Logged From
Logged To
デフォルトの時間間隔は、今日の午前12:00から翌日の午前12:00までです。
Application
Responsibility
User
Log Level
Module
Message
Host
Java Virtual Machine
Database Session ID
Security Group
Database Instance
このページの値リストには、既存のログ・メッセージに反映されている値のみが表示されます。たとえば、「User」値リストには、1つ以上のログ・メッセージで指定されているユーザーのみが表示されます。Oracle E-Business Suiteユーザー・リスト全体は表示されません。また、値リストは、このページに入力した他の検索基準でさらにフィルタリングされます。
オプションで、コンポーネント・タイプに応じた検索を実行できます。「Component」リージョンで、ドロップダウン・リストからタイプを選択します。ページがリフレッシュされて検索フィールドが追加表示されます。たとえば、「Concurrent Programs」を選択した場合は、コンカレント・プログラム・アプリケーションまたはコンカレント・プログラム名で検索できます。
検索を実行すると、「System Log Summary」表に、戻されたログ・メッセージの数とログ・レベルごとの数が表示されます。
個々のログ・メッセージは「System Log Details」表に表示されます。ログ・メッセージごとに順序番号、モジュール、ログ・レベル、ユーザーおよび時刻が表示されます。個々のメッセージまたはユーザーからドリルダウンして詳細を表示できます。
戻されたログ・メッセージをすべてダウンロードするには、「Download All」ボタンをクリックします(この場合、現在のページに表示されているメッセージのみでなく、すべてのログ・メッセージがダウンロードされます)。ダウンロード可能なファイルは、カンマ区切りのCSVファイルです。
現在表示されているログ・メッセージから選択してダウンロードするには、表から選択して「Download」ボタンをクリックします。
また、「Add to Support Cart」ボタンをクリックすると、すべての検索結果を保存できます。
Module: FND_LOG APIコールで指定されているコード・ユニット。モジュールには、PL/SQLストアド・プロシージャ、CファイルまたはJavaクラスなどがあります。
Level
Time Posted
Message Text
Component: Name、Application
User and Responsibility: User、Responsibility、Application
Database Sessions: AUDSID、DB Instance
Others: Session ID、Node、Security Group、Process ID、Thread ID、JVM ID
Request ID
Request Log
Program Name
Output Files
「Attachment」リージョンでは、付加的なコンテキスト情報(環境変数やファイル・バージョンなど)を使用できる場合があります。
オプションで、このページをサポート・カートに追加できます。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Monitoring」>「Logs」(「Current Activity」の下)>「Log Setup」(ボタン)
「Log Setup」画面では、ユーザー、職責、アプリケーションまたはサイトに従ってロギングを構成できます。また、有効になっている現行のJVMのJavaシステム・プロパティ設定も表示できます。Javaシステム・プロパティ設定により、他の設定がすべて上書きされることに注意してください。
次の手順では、特定のユーザーのロギングを設定する方法について説明します。職責またはアプリケーションの場合も手順は同じです。ユーザー設定により職責設定が上書きされ、職責設定によりアプリケーション設定が上書きされ、アプリケーション設定によりサイト設定が上書きされることに注意してください。表のNULL値は、設定がすぐ上位のプロファイル・レベルから継承されることを示します。
「User」表が表示されていない場合は、アイコンをクリックして表示します。
空白の「User Name」フィールドがある場合は、フラッシュライト・アイコンをクリックしてユーザー名を選択します。空白の「User Name」フィールドがない場合は、「Add Another Row」ボタンをクリックして表に空の1行を追加し、ユーザー名を選択します。
「Log Enabled」フィールドで「Null」、「Yes」または「No」を選択します。NULL値は、設定が上位レベルのプロファイル値から継承されることを意味します。
「Log Level」フィールドでログ・レベルを選択します。指定したレベルとそれより上位レベルのログ・メッセージが格納されます。
(オプション)「Midtier Log File Name」フィールドに、有効な中間層ファイル・パスを入力します。このフィールドを空白にすると、ログ・メッセージはデータベースに格納されます。注意: サーバーのPL/SQLメッセージは常にデータベースに記録されます。
(オプション)「Module」フィールドに、ロギングを使用可能にするモジュールを入力します。たとえば、fnd%と入力します。
「Apply」をクリックして作業内容を保存します。
サイト全体のロギングを設定する手順は、次のとおりです。
「Log Enabled」フィールドで「Null」、「Yes」または「No」を選択します。NULL値は、設定が上位レベルのプロファイル値から継承されることを意味します。
「Log Level」フィールドでログ・レベルを選択します。指定したレベルとそれより上位レベルのログ・メッセージが格納されます。4(Exception)、5(Event)または6(Unexpected)を選択することをお薦めします。4(Exception)より下位のレベルでロギングを使用可能にすると、システム・パフォーマンスに重大な問題が発生する可能性があります。
(オプション)「Midtier Log File Name」フィールドに、有効な中間層ファイル・パスを入力します。このフィールドを空白にすると、ログ・メッセージはデータベースに格納されます。注意: サーバーのPL/SQLメッセージは常にデータベースに記録されます。
(オプション)「Module」フィールドに、ロギングを使用可能にするモジュールを入力します。たとえば、fnd%と入力します。
「Apply」をクリックして作業内容を保存します。
Oracle Applications Managerでは、OAMの「Site Map」の「Diagnostics and Repair」タブから、診断ユーティリティを実行できます。
ナビゲータ・パス: 「Site Map」>「Diagnostics and Repair」(タブ)>「Diagnostics」(ヘッダー)>「Debug Workbench」(リンク)
「Debug Workbench」では、Oracle E-Business Suiteコンポーネントのデバッグを集中的に管理およびモニターできます。「Debug Workbench」を使用すると、システム・コンポーネントのデバッグ・ルールを設定し、収集されたデバッグ情報を表示できます。
「Debug Workbench」はOracle Applications Managerから、または「デバッグ・オプション」ボタンを使用して「標準要求発行(SRS)」フォームから起動できます。デフォルトでは、このボタンは無効化されています。有効化するには、「コンカレント: デバッグの許可」プロファイル・オプションを「Y」に設定します。
「Debug Workbench」メイン画面では、システム上に存在するデバッグ・ルールの要約情報(ルールID、コンポーネント名など)が表形式で表示されます。この画面で次の操作を実行できます。
コンポーネント・タイプ(「Concurrent Programs」、「Forms」)による表のフィルタリング
デバッグ・ルールの作成
デバッグ・ルールの実行履歴の検索
デバッグ・ルールの削除
特定のシステム・コンポーネントに関するデバッグ情報を収集するために、デバッグ・ルールを作成します。
新規のデバッグ・ルールを作成する手順は、次のとおりです。
「Debug Workbench」メイン画面で「Create」ボタンをクリックします。複数ステップの画面フローが起動し、表示される指示に従ってルールを作成できます。
デバッグするコンポーネントのタイプを選択します。オプションで、ルールを説明する注釈を入力できます。
コンポーネント・インスタンスを選択します。
デバッグ・オプションを1つ以上設定する必要があります。「Logging Level」、「PL/SQL profiler」、「SQL Trace」および「Reports trace」などのデバッグ・オプションを使用できます。指定のルールについて、使用可能なデバッグ・オプション値を任意に組み合せて選択できます。
ルールのコンテキストと計画を指定します。ルールを特定の職責またはユーザーに対して実行するように設定し、特定の期間または特定の反復回数に対して実行するように設定できます。
作業内容を確認し、「Finish」ボタンをクリックして新規ルールを保存します。
新規ルールが「Debug Workbench」メイン画面に表示されます。
メイン・ナビゲータ・パス: 「Site Map」>「Diagnostics and Repair」(サブタブ)>「Diagnostics」(ヘッダー)>「Client System Analyzer Data Collections」(リンク)
Oracle Applications Managerでは、「Client System Analyzer」により収集されたデータを表示できます。Oracle E-Business Suiteから「Client System Analyzer」を使用する方法の詳細は、My Oracle Supportナレッジ・ドキュメント277904.1を参照してください。
「Client System Analyzer Data Collections」メイン・ページでは、次のタスクを実行できます。
「Refresh」アイコンをクリックして、表に表示されているデータを更新します。
表をユーザー名でフィルタリングします。そのためには、ドロップダウン・リストから必要な演算子(「Is」、「Contains」、「Starts With」、「Ends With」)を選択し、テキスト・ボックスに検索条件を入力して「Go」をクリックします。
データ収集を1行以上選択してサポート・カートに追加します。
データ収集を1行以上選択して削除します。
「Application User Name」列ヘッダーをクリックして表をユーザー名でソートします。
「Collection Date」列ヘッダーをクリックして表を収集日でソートします。
「View」列のアイコンをクリックして、特定のデータ収集の詳細を表示します。
「Add to Support Cart」をクリックして、ページ自体をサポート・カートに追加します。
デフォルトの収集データ・セットは、次のカテゴリに編成されています。
クライアント識別情報
OSユーザー名
ホスト名
ドメイン
IPアドレス
ネットワーク構成およびパフォーマンス情報
待ち時間
帯域幅
サブネット
ブラウザおよびJava情報
ブラウザ・タイプ
JVMベンダー
JVMバージョン
プロキシ情報
ハードウェア情報
CPU情報
OS情報
OS名
OSベンダー
基本バージョン
更新レベル
OSコンポーネント
OSプロパティ
OS登録済ソフトウェア
Oracle Applications Managerには、次のように複数のウィザードが用意されています。
Concurrent Manager Recovery
Service Infrastructure
Generic Collection Service (GCS) and Forms Monitoring Wizard
CP Signature
ナビゲーション: 「Site Map」 - 「Diagnostics and Repair」>「Concurrent Manager Recovery」(「Troubleshooting Wizards」の下)
内部コンカレント・マネージャが起動できない場合は、この機能を使用します。
「Run Wizard」ボタンをクリックしてリカバリ処理を開始します。内部コンカレント・マネージャの実行中は、この処理を実行できません。
問題が発生した場合は、各ウィザードの画面をサポート・カートに追加できます。
この画面には、リカバリを進める前に停止する必要のあるマネージャがすべて表示されます。
マネージャごとに、次の情報が表示されます。
CP ID: コンカレント・プログラムID。
Manager: マネージャ名。
Node: マネージャが実行中のノード。
DB Session ID: 「Database Session Detail」画面にドリルダウンできます。
Session Status
OS ID
Start At: マネージャの開始時刻。
Running Requests: ドリルダウンして「Advanced Search for Requests」ページに要求を表示できます。
実行中の要求が完了するまで待機しないと停止を実行できない場合があります。要求を表示するには「Running Requests」からドリルダウンします。
「Shutdown」をクリックして表示されたマネージャをすべて停止した後、「Refresh」アイコンをクリックして停止されたことを確認します。このページからマネージャを停止できない場合は、「Database Session Detail」ページにドリルダウンし、「Terminate」ボタンを使用してセッションを終了できます。「Concurrent Manager Recovery」画面に戻ってページをリフレッシュし、次のステップに進む前に全マネージャが停止されたことを確認します。
先に進む前に、このページに表示されたプロセスを終了する必要があります。対応するデータベース・セッションが失われているため、これらのプロセスはコマンドラインから手動で終了する必要があります。コマンドラインからプロセスを終了する手順は、オペレーティング・システムのマニュアルを参照してください。
プロセスの終了後に「Update」をクリックし、データベース表内でプロセスを無効としてマークします。「Refresh」アイコンをクリックし、すべてのプロセスが終了したことを確認します。
プロセスごとに、次の情報が表示されます。
CP ID
Manager
Node
OS PID
Start At
「Reset」ボタンをクリックし、表示された衝突解決要求を再設定します。この処理により、「Pending/Normal」フェーズにあった要求が変更されて「Pending/Standby」ステータスに変わります。「Refresh」アイコンをクリックして、すべての要求が再設定されたことを確認します。
「Request ID」からドリルダウンし、「Advanced Search for Requests」画面に要求を表示できます。
要求ごとに、次の情報が表示されます。
Request ID
Program
User
このページには、マネージャのない要求が表示されます。要求について有効なセッションが表示される場合は、セッションIDからドリルダウンして「Database Session Detail」画面からセッションを終了します。「Concurrent Manager Recovery」画面に戻って「Refresh」アイコンをクリックし、セッションが無効になったことを確認します。
要求ごとに、次の情報が表示されます。
Request ID: ドリルダウンして「Advanced Search for Requests」ページに要求を表示できます。
Parent ID
Program
User
Phase
Status
Active Session
要約ページには、前のステップから収集された情報が表示されます。このページに到達すると、内部コンカレント・マネージャを再起動できます。再起動できない場合は、DIAG=Yに設定して内部コンカレント・マネージャの起動を再試行し、要約ページをリフレッシュしてログ・ファイルとともにサポート・カートに追加し、それをOracleサポートに送信してください。
Log Files Collected: ログ・ファイル名をクリックして表示します。ログ・ファイルをサポート・カートに追加できます。
Report Summary
Active Managers with a Database Session
Managers deemed Active but without Database Sessions
Reset Conflict Resolution
Requests that are Orphaned
ナビゲーション: 「Site Map」>「Diagnostics and Repair」>「Service Infrastructure」(「Troubleshooting Wizards」の下)
「Service Infrastructure」診断ウィザードを使用すると、既存の一般サービス管理データを検証して潜在的な問題を判別し、データを更新して問題を排除できます。
「Run Wizard」をクリックして、このウィザードの使用を開始します。
この画面には、登録済サービス・マネージャのない有効ノードが表示されます。コンカレント処理では、各登録済ノード上に登録済サービス・マネージャが必要です。表示されたノードのサービス・マネージャを登録する必要がある場合は、「Register」ボタンをクリックします。
この画面には、登録済内部モニターを必要とするコンカレント処理ノードが表示されます。「Register」ボタンをクリックして、表示されたノードの内部モニターを登録します。
この画面には、無効化されているか存在しないノードについて、登録済サービス・マネージャと内部モニターが表示されます。これらのノードを将来使用する予定がない場合は、内部モニターを含めてこれらのマネージャを無効化できます。あるノードのマネージャを無効化するには「Disable」ボタンをクリックします。
すべての有効ノードには、有効サービス・マネージャが必要です。この画面には、有効サービス・マネージャがない有効ノードが表示されます。「Activate」ボタンをクリックして、表示されたノードのサービス・マネージャ定義を有効化します。
この画面には、稼働シフトが定義されていないサービス・インスタンスが表示されます。「Add Workshifts」ボタンを使用すると、表示されたサービス・インスタンスに「Standard」稼働シフトを追加できます。
この画面には、大文字の名称を持たないノードに割り当てられているサービス・インスタンスが表示されます。「Uppercase」ボタンを使用すると、表示されたノードの名称を大文字に変更できます。
この画面には、大文字の名称を持たないノード上のプロセスが表示されます。「Uppercase」ボタンを使用すると、表示されたノードの名称を大文字に変更できます。
この画面には、前の各画面で検出されたデータの要約と各画面で行った変更内容が表示されます。
最初に構成ファイルとログ・ファイルが表示されます。ノードごとに、ログ・ファイルと構成ファイルが2つずつ表示されます。ファイル名をクリックすると、そのファイルを表示してサポート・カートに追加できます。「Add All Files to Support Cart」ボタンを使用すると、すべてのファイルをサポート・カートに追加できます。
ナビゲータ・パス: 「Site Map」>「Diagnostics and Repair」(タブ)>「Troubleshooting Wizards」(ヘッダー)>「GCS and Forms Monitoring」(リンク)
「GCS and Forms Monitoring」ウィザードを使用すると、「OAM Generic Collection Service」のトラブルシューティングを実行できます。
このウィザードを起動するには、内部コンカレント・マネージャ(ICM)を起動して実行している必要があります。
「Run Wizard」をクリックして、このウィザードを開始します。ウィザードの各ステップは次のとおりです。
必要に応じて、表示されたすべてのノードに「OAM Generic Collection Service」を登録します。
必要に応じて、表示されたすべてのノードで「OAM Generic Collection Service」を使用可能にします。
必要に応じて、表示されたすべてのノードで「OAM Generic Collection Service」を有効化します。
Formsリスナーの登録内容を確認します。
必要に応じて、表示されたすべてのノード上でFormsリスナーを使用可能にします。
必要に応じて、「Sign-On: Audit Level」を「FORM」に設定します。
要約画面を表示します。この画面でログ・ファイルを表示してサポート・カートに追加できます。
「CP Signature」ウィザードでは、システム上のコンカレント処理の現在のステータスに関する情報が収集されます。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Diagnostics and Repair」>「CP Signature」
このウィザードでは、次の情報が収集されます。
パラレル・コンカレント処理、Real Application Clustersおよび一般サービス管理の構成ステータス
登録済ノード
コンカレント処理パッケージのバージョン
コンカレント処理パッケージのエラー
コンカレント処理のプロファイル・オプション
コンカレント処理で管理可能なサービス・インスタンス
コンカレント処理のプロセス
要求処理マネージャの特殊化ルール
要求衝突解決
コンカレント要求の処理統計
最新の「コンカレント要求やマネージャ・データのパージ」プログラム実行要求
サポート・カート機能を使用すると、Oracle Applications Managerページをデータとともに保存してZIP形式で圧縮し、Oracleサポートに送信できます。これにより、Oracleサポートは受け取ったページをOracle Applications Manager表示形式で表示できます。
「Add to Support Cart」ボタンをクリックすると、そのページがサポート・カートに追加されます。データをフィルタリングまたはソートしていた場合は、操作したビューが送信されます。
たとえば、次のページにはサポート・カート機能が用意されています。
Configuration Overview
Site Level Profile Settings
Recommended/Mandatory Initialization Parameters
ICM Environment
Products Installed
Invalid Objects
Concurrent Manager Recovery
Report Results
All log files
サポート・カートの内容を表示するには、「Support Cart」グローバル・ボタンをクリックします。
「Save Cart」をクリックすると、内容をZIPファイルに保存してOracleサポートに送信できます。
保存されていないカートの内容は、Oracle Applications Managerからログアウトすると自動的に削除されます。
保存済カートを復元するには、「Restore Cart」をクリックして保存済カートのディレクトリを参照します。
カート・ファイルを復元するには、表示されるリストからカート・ファイルを選択するか、「Browse」を使用してディレクトリからファイルを選択し、「Restore」をクリックします。
サポート・カートの内容のTAR番号とその他の詳細を入力します。
サポート・カートでは、E-Business Suiteシステムに関する標準情報セットを収集できます。この情報は、Oracleサポートが技術支援要求(TAR)を記録する際に必要になります。
この情報を収集するには「Collect」をクリックします。
「Generic」リージョンでは、次に関する情報が収集されます。
Product information: 製品ごとに、バージョン、現在のパッチ・レベルおよびステータス(「Installed」など)が表示されます。
Database parameters: init.oraパラメータの設定。
Patches: 適用されている個々のパッチごとに、パッチ番号、タイプ(「Patch Set」や「Maintenance Pack」など)およびアプリケーションのタイムスタンプが表示されます。
Topology: このページには、アプリケーション・インフラストラクチャの全ノードのデータが含まれています。ノードごとに、オペレーティング・システムとそのノード上で稼働中の各種サービスに関する情報が収集されます。
Database version
これらのページを表示するには「View」アイコンをクリックします。ページを削除する場合は、対象ページを選択して「Delete」ボタンをクリックします。再び「Collect」をクリックすると、すべてのページの情報が再収集されます。
「Nodes」リージョンで、出力ファイルおよびログ・ファイルを特定のノードに含めるか除外するかを指定することもできます。
このタブには、「Add to Support Cart」ボタンを使用して保存したページのリストが表示されます。
このページには、Oracle Applications Managerにより生成されたログ・ファイルが表示されます。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Administration」>「Applications Manager Log」(「Others」の下)
ログの現行のメッセージ・レベルが表示されます。レベルを変更するには、必要なオプションを選択して「Go」をクリックします。
注意: このページでログ・レベルを変更すると、サーブレットを再起動するまでの期間中のみ有効になります。永続的に設定するには、zone.properties内でログ・レベル初期化パラメータを変更する必要があります。パラメータはoracle.apps.oam.logger.levelです。
次に例を示します。
servlet.weboam.initArgs=oracle.apps.oam.logger.level=USER
Apache/Jservが起動し、zone.propertiesの変更内容が有効になります。
可能な設定は次のとおりです。
USER: Oracle Applications Managerの初期化ルーチンに関連するメッセージ、エラー・メッセージのトレース情報、追加されたカスタマイズまたは拡張機能に関連する診断メッセージが含まれます。
SUPPORT: ユーザー・レベルのメッセージと、問題の診断サポートに役立つその他の情報(構成設定の詳細、前提条件パッチ関連の問題、モジュール関連の情報など)が含まれます。
DEV: (開発)コード・パスに関連するトレース情報(「メソッドA内」など)と、開発者による問題診断に役立つコード関連情報が含まれます。このレベルには、パフォーマンス関連のログ・メッセージも含まれます。
デフォルトはUSERです。
このログはサポート・カートに追加できます。
ナビゲーション: 「Site Map」>「Maintenance」>「(Critical Activities)Setup and Monitor」
パージ・プログラムを使用すると、Oracle E-Business Suiteシステムに格納されている一時的データの量を削減できます。不要なデータを定期的にパージすると、次の効果があります。
アップグレード時のシステム停止時間の短縮
バックアップ回数の削減
格納効率の向上
システム・パフォーマンスの改善
Oracle E-Business Suiteでは、複数のコンカレント・プログラムがパージ・プログラムとして定義されています。「Setup link」にナビゲートして、これらのプログラムを「Critical Activities」に追加できます。その後、「Critical Activities Monitor」リンクからこれらの機能を実行できます。
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