Oracle E-Business Suiteメンテナンス・ガイド リリース12.2 E51768-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
License Managerは追加製品、国固有の機能および使用するOracle E-Business Suiteシステムの言語を登録するユーティリティです。オラクル営業担当に連絡するか、またはOracle Storeからオンラインでライセンス契約を締結した後、License Managerを使用して新製品、国固有の機能または言語を登録できます。License Managerではライセンス契約の締結または価格の決定は行われませんが、登録手続きによってすべてのOracle E-Business Suiteユーティリティで新規コンポーネントが使用可能になります。
ローカライゼーションの対象はライセンスに関連しており、いくつかのタイプがあります。この領域については、この章の最後に簡潔に説明します。
License Managerには、Oracle E-Business Suiteシステムで登録する製品、国固有の機能および言語を決定するレポート・セットも用意されています。
「License Manager」メイン・ページは、3つのメイン・ライセンス・リンクおよび5つのレポート・リンクで構成されています。ライセンス・ページは次のとおりです。
Products
Country-specific Functionalities
Languages
Oracle E-Business Suiteシステムのライセンス詳細を示すレポート・リンクは次のとおりです。
Licensed Products
Shared Products
Country-specific Functionalities
Languages
Summary
「Applications Usage」も参照してください。
このセクションは、ライセンス製品、国固有の機能および言語へのリンクで構成されています。
「License Manager」メイン・ページの「License」セクションの「Products」リンクをクリックすると、「License Products」ページが開きます。このページには、2つのオプションおよびより多くのオプションを示すリンクが表示されます。
License E-Business Suite: 事前定義されたE-Business Suite製品を登録する場合に、このオプションを選択します。
License Component Application: コンポーネント・アプリケーション別に製品を登録する場合に、このオプションを選択します。
Show More Options: 第三者の製品のライセンス・オプション、ライセンス・アプリケーション製品を表示する場合に、このリンクを選択します。
License Applications Products: このオプションは、「Show More Options」が選択されている場合に表示されます。Oracle E-Business Suite製品を個別に登録する場合に、このオプションを選択します。
目的のオプションを選択し、「Continue」をクリックします。
「Product Licensing」ページで「License E-Business Suite」を選択すると、「License E-Business Suite」ページが開きます。このページには、E-Business Suiteの登録を選択すると登録されるすべての製品が表示されます。E-Business Suiteの登録後は、スイート内の個々の製品の選択を解除できません。このページには、登録可能なすべての製品および次の3列の情報が表示されます。
Select: 登録される各製品にチェック・マークが付けられます。
Focus: コンポーネント・アプリケーションの横の円アイコンを選択して、コンポーネント・アプリケーションにある製品のみを表示します。
Name: コンポーネント・アプリケーションまたはコンポーネント・アプリケーション内の製品の名前。(+)または(-)アイコンをクリックして、コンポーネント・アプリケーション内の個々の製品の表示/非表示を切り替えます。
「Next」をクリックして、「License E-Business Suite Add-ons」ページに移動します。
「License E-Business Suite Add-ons」ページには、標準の「E-Business Suite」製品のリストに含まれない製品が表示されます。このページで「E-Business Suite Add-on」製品を選択します。このページは、次の3つの情報列で構成されます。
Select: 登録する製品のチェック・ボックスを選択します。
Focus: コンポーネント・アプリケーションの横の円アイコンを選択して、コンポーネント・アプリケーションにある製品のみを表示します。
Name: コンポーネント・アプリケーションまたはコンポーネント・アプリケーション内の製品の名前。(+)または(-)アイコンをクリックして、コンポーネント・アプリケーション内の個々の製品の表示/非表示を切り替えます。
すべてのE-Business Suite add-onを登録するには、「Select All」リンクをクリックします。選択されたすべてのE-Business Suite add-onの選択を解除するには、「Select None」リンクをクリックします。E-Business Suite add-onの登録後はチェック・ボックスが無効になり、登録を解除できません。
「Next」をクリックして、「License E-Business Suite Review」ページに進みます。
ナビゲーション: 「Site Map(Administration)」>「License Manager」>「Products」>「License E-Business Suite」
「License E-Business Suite Review」ページには、登録するために「License E-Business Suite」および「License E-Business Suite Add-ons」ページで選択した製品が表示されます。このページは、次の2つの情報列で構成されます。
Focus: コンポーネント・アプリケーションの横の円アイコンを選択して、コンポーネント・アプリケーションにある製品のみを表示します。
Name: 登録する製品の名前です。三角アイコンをクリックして、コンポーネント・アプリケーション内の個々の製品の表示/非表示を切り替えます。
「Submit」をクリックして、製品を登録します。
「Product Licensing」ページの「License Component Application」を選択すると、「License Component Application」ページが開きます。このページは次の3つの情報列で構成され、登録可能なすべてのコンポーネント・アプリケーションが表示されます。
Select: 登録するコンポーネント・アプリケーションのチェック・ボックスを選択します。
Focus: コンポーネント・アプリケーションの横の円アイコンを選択して、コンポーネント・アプリケーションにある製品のみを表示します。
Name: コンポーネント・アプリケーションまたはコンポーネント・アプリケーション内の製品の名前。(+)または(-)アイコンをクリックして、コンポーネント・アプリケーション内の個々の製品の表示/非表示を切り替えます。
すべてのコンポーネント・アプリケーションを登録するには、「Select All」リンクをクリックします。選択されたすべてのコンポーネント・アプリケーションの選択を解除するには、「Select None」リンクをクリックします。コンポーネント・アプリケーションの登録後は、コンポーネント・アプリケーション内の個々の製品のチェック・ボックスは灰色表示になり、登録を解除できません。
「Next」をクリックして、「License Component Application Review」ページに進みます。
「License Component Application Review」ページには、登録するために「License Component Application」ページで選択した製品が表示されます。このページは、次の2つの情報列で構成されます。
Focus: コンポーネント・アプリケーションの横の円アイコンを選択して、コンポーネント・アプリケーションにある製品のみを表示します。
Name: 登録するコンポーネント・アプリケーションの名前です。青い三角形をクリックして、コンポーネント・アプリケーション内の個々の製品の表示/非表示を切り替えます。
「Submit」をクリックして、製品を登録します。
「Product Licensing」ページの「License Applications Product」を選択すると、「License Applications Products」ページが開きます。このページには、個別に登録可能なOracle E-Business Suiteシステム内のすべての製品が表示されます。
すべての製品を登録するには、「Select All」リンクをクリックします。選択されたすべての製品の選択を解除するには、「Select None」リンクをクリックします。製品の登録後はチェック・ボックスが灰色表示になり、登録を解除できません。
登録する製品のチェック・ボックスを選択して、「Next」をクリックします。これにより、「License Applications Products Review」ページが開きます。
「License Applications Products Review」ページには、登録するために「License Applications Products」ページで選択した製品が表示されます。このページは、次の2つの情報列で構成されます。
Product Name: 登録する製品の名前です。
Product Abbreviation: ASなど、登録する製品の短縮名です。
「Submit」をクリックして、製品を登録します。
「License Manager」メイン・ページの「License」セクションの「Country-specific Functionalities」を選択すると、「License Country-specific Functionalities」ページが開きます。このページには、Oracle E-Business Suiteシステム内のすべての国固有の機能が表示され、これらを登録できます。このページは、次の3つの情報列で構成されます。
Select: 登録する国固有の機能のチェック・ボックスを選択します。すでに登録済の国固有の機能のチェック・ボックスは灰色表示になっています。国固有の機能の登録後は、登録を解除できません。
Country Name: 国固有の機能の名前です。
Country Short Name: 登録する国固有の機能の短縮名です。
登録する国固有の機能を選択したら、「Next」をクリックします。これにより、「License Country-specific Functionalities Review」ページが開きます。
「License Country-specific Functionalities Review」ページには、登録するために「License Country-specific Functionalities」ページで選択した国固有の機能が表示されます。このページは、次の2つの情報列で構成されます。
Country Name: 登録する国固有の機能の国名です。
Country Short Name: COまたはJPなど、登録する国固有の機能の短縮名です。
「Submit」をクリックして、国固有の機能を登録します。
「License Manager」メイン・ページの「License」セクションで「Languages」を選択すると、「License Languages」ページが開きます。このページには、Oracle E-Business Suiteシステム内で使用可能なすべての言語が表示され、これらを登録できます。このページは次の情報列で構成されています。
Select: 登録する言語のチェック・ボックスを選択します。すでに登録済の言語のチェック・ボックスは無効になっています。
Language Name: 言語の名前です。
Language Code: USまたはESAなどの言語コードです。
登録する言語のチェック・ボックスを選択して、「Next」をクリックします。これにより、「Base Language」が開きます。
「Base Language」ページには、現在のベース言語およびOracle E-Business Suiteシステムでベース言語として選択可能な言語のリストが表示されます。
「Current Base Language」セクションは、1つの行および次の2つの情報列で構成されています。
Name: 現在のベース言語の名前です。
Language Code: ベース言語コードです。
「Select New Base Language」セクションは、登録済言語ごとの行および次の3つの情報列で構成されています。
Select: ベース言語として設定する言語を選択します。
Language Name: 言語の名前です。
Language Code: 言語コードです。
「Next」をクリックして、「License Languages Review」ページに進みます。
「License Languages Review」ページには、登録するために「License Languages」ページで選択した言語、および「Base Language」ページで選択したベース言語が表示されます。このページは2つのセクションで構成されています。
「Selected Languages」セクションは、登録する言語ごとの行および次の情報列で構成されています。
Name: 登録する言語の名前です。
Language Code: CAまたはESAなど、登録する言語の言語コードです。
「Base Language」は、1つの行および2つの情報列で構成されています。
Name: 選択したベース言語の名前です。
Language Code: USなど、ベース言語コードです。
「Submit」ボタンをクリックして言語を登録し、ベース言語と地域を設定します。
このセクションは、レポートへのリンクで構成されています。
「License Manager」メイン・ページの「Reports」セクションで「Licensed Products」リンクをクリックすると、「Licensed Products」レポートが生成されます。このレポートは2つのセクションで構成されています。最初のセクション「Summary」にはステータス情報が表示されます。ステータスは、インストールされた製品数および共有されている製品数です。これらのステータス・グループの1つをクリックすると、このレポートの2つ目のセクション「List of Products」が、選択されたステータスに応じてリフレッシュされます。
「Summary」セクションでクリックしたグループ(「Licensed」または「Shared」)に応じて、「List of Products」が変更され、ライセンス取得済のすべての製品またはシステムで共有されているすべての製品が表示されます。「List of Products」セクションは、次の4つの列で構成されています。
Select: このオプション・ボタンによって、「Patch Summary」ページに表示される製品のパッチ要約情報が決定されます。
Product Abbreviation: FNDまたはGLなど、製品の短縮名です。
Product Name: 完全なライセンス製品の名前です。
Status: 製品のライセンス・ステータスです。
「List of Products」セクションの上部にあるフィルタを使用して、レポートの内容を絞り込むことができます。「Product Abbreviation」、「Product Name」または(ライセンスの)「Status」でフィルタリングできます。「Status」の場合、「Licensed」、「Shared」または「Not Licensed」から選択できます。
製品を選択して「Patch Information」ボタンをクリックするか、製品名をクリックして、このレポートから特定製品の「Patch Information」ページにアクセスできます。
「License Manager」メイン・ページの「Reports」セクションで「Shared Products」リンクをクリックすると、「Shared Products」レポートが生成されます。このレポートは2つのセクションで構成されています。最初のセクション「Summary」にはステータス情報が表示されます。ステータスは、インストールされた製品数および共有されている製品数です。これらのステータス・グループの1つをクリックすると、このレポートの2つ目のセクション「List of Products」が、選択されたステータスに応じてリフレッシュされます。
「List of Products」セクションは、次の4つの列で構成されています。
Select: このオプション・ボタンによって、「Patch Summary」ページに表示される製品のパッチ要約情報が決定されます。
Product Abbreviation: FNDまたはGLなど、製品の短縮名です。
Product Name: 完全なライセンス製品の名前です。
Status: 製品のライセンス・ステータスです。
「List of Products」セクションの上部にあるフィルタを使用して、レポートの内容を絞り込むことができます。「Product Abbreviation」、「Product Name」または(ライセンスの)「Status」でフィルタリングできます。「Status」の場合、「Licensed」、「Shared」または「Not Licensed」から選択できます。
製品を選択して「Patch Information」ボタンをクリックするか、製品名をクリックして、このレポートから特定製品の「Patch Information」ページにアクセスできます。
「License Manager」メイン・ページの「Reports」セクションで「Country-specific Functionalities」リンクをクリックすると、「Country-specific Functionalities」レポートが生成されます。このレポートは次の2つの情報列で構成され、Oracle E-Business Suiteシステム内の登録済のすべての国固有の機能が表示されます。
Country Name: 国固有の機能の国名です。
Country Short Name: COまたはJPなど、国固有の機能の短縮名です。
レポートで「OK」をクリックして、「License Manager」メイン・ページに戻ります。
「Edit」をクリックすると、「License Country-specific Functionalities」ページに移動します。
「License Manager」メイン・ページの「Reports」セクションの「Languages」リンクをクリックすると、「Languages」レポートが生成されます。このレポートには、現在のデータベース・キャラクタ・セット、ベース言語、および登録済のすべての言語が表示されます。
「Licensed Languages」セクションは、各登録済言語の行および次の2つの情報列で構成されています。
Language Name: 登録済言語の名前です。
Language Code: CAまたはESAなど、登録済言語の短縮名です。
「Base Language」は、1つの行および2つの情報列で構成されています。
Language Name: ベース言語の名前です。
Short Name: USなど、ベース言語の短縮名です。
レポートで「OK」をクリックして、「License Manager」メイン・ページに戻ります。
「Edit」をクリックすると、「License Languages」ページに移動します。
「License Manager」メイン・ページの「Reports」セクションで「Summary」リンクをクリックすると、「License Summary」レポートが生成されます。このレポートには、登録済のすべての製品、国固有の機能、言語およびベース言語の要約が表示されます。
「Licensed Products」セクションは、システムに登録された完全なライセンス製品ごとの行および次の2つの情報列で構成されています。
Product Name: 登録済製品の名前です。
Product Abbreviation: FNDまたはGLなど、製品の短縮名です。
「Shared Products」セクションは、システムに登録された共有製品ごとの行および次の2つの情報列で構成されています。
Product Name: 共有製品の名前です。
Product Abbreviation: ADまたはOEなど、製品の短縮名です。
「Country-specific Functionalities」セクションは、登録済の国固有の機能ごとの行および次の2つの情報列で構成されています。
Country Name: 国固有の機能の国名です。
Country Short Name: COまたはJPなど、国固有の機能の短縮名です。
「Licensed Languages」セクションは、各登録済言語の行および次の2つの情報列で構成されています。
Language Name: 登録済言語の名前です。
Language Code: CAまたはESAなど、登録済言語のコードです。
「Base Language」は、1つの行および2つの情報列で構成されています。
Language Name: ベース言語の名前です。
Short Name: USなど、ベース言語の短縮名です。
ライセンスに関連して、ローカライゼーションと呼ばれる国固有の機能により、指定された地域の法律や文化における慣行に合わせるために必要なビジネス・プロセスが提供されます。
ローカライゼーションには、次の3つのタイプがあります。
製品ローカライゼーション: Oracle E-Business Suite開発による標準製品の一部として提供されます。
アドオン・ローカライゼーション: My Oracle Supportを介して、地域フィールド・センター(アドオン・ローカライゼーション・チーム)によって提供されます。
パートナ・ローカライゼーション: ISVやシステム・インテグレータなどのパートナによって提供されます。
これら3つのタイプのローカライゼーションは、Oracle E-Business Suiteで別々に有効化されます。Rapid InstallまたはLicense Managerを使用して有効化できるのは、製品ローカライゼーションのみです。アドオン・ローカライゼーションおよびパートナ・ローカライゼーションは、地域のチームやパートナによって作成される特殊なプロシージャを使用してインストールされます。
ローカライゼーションの詳細は、My Oracle Supportナレッジ・ドキュメント973912.1「Oracle E-Business Suite Globalization Center」を参照してください。
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