Oracle E-Business Suiteセットアップ・ガイド リリース12.2 E51769-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle E-Business Suiteヘルプでは、プロファイル・カテゴリ「ヘルプ・システム」内の次のいくつかのプロファイル・オプションを使用します。
アプリケーション・ヘルプWebエージェント - 「APPSサーブレット・エージェント」プロファイルで指定されるヘルプではなく、Webサーバー上で起動されるオンライン・ヘルプを使用する場合は、このプロファイル・オプションを設定します。
Help Utility Upload Path - ヘルプ・ファイルのアップロード時に使用します。「ヘルプ・ファイルのダウンロードおよびアップロード」を参照してください。
Help Utility Download Path - ヘルプ・ファイルのアップロード時に使用します。「ヘルプ・ファイルのダウンロードおよびアップロード」を参照してください。
ヘルプ・システム・ルート - オンライン・ヘルプの起動時にオンライン・ヘルプの初回起動時に表示するコンテンツ・ナビゲーション・ツリーを決定します。サイト・レベルでは、「fnd:library」に設定する必要があります。アプリケーションのナビゲーション・ツリーをコンテキスト依存ヘルプに表示する場合は、アプリケーション・レベルでこのプロファイルを「<アプリケーション短縮名>:<ルート・ノード・キー>?vに設定します。たとえば、Oracle Payablesのメイン・ツリーに対して「<ap:contents>?vと設定します。
Help Localization Code - 単一言語のヘルプ文書のグループ化と差別化に使用します。
この項では、オンライン・ヘルプ・システムでのカスタムのOracle E-Business Suiteヘルプ・ファイルの作成およびアップロード方法を説明します。
Oracle E-Business Suiteヘルプ・ファイルはHTMLでフォーマットされており、市販のHTMLテキスト・エディタを使用して簡単に変更できます。ヘルプ・システムに独自のカスタマイズ・ファイルを追加することもできます。
Oracle Tutorのライセンスを取得している場合は、これを使用してOracle E-Business Suiteヘルプ・ファイルを編集できます。「Oracle Tutorの使用」を参照してください。
注意: Oracle E-Business Suiteの新規リリースおよびパッチを受け入れるたびに、最新の情報にアクセスするには、更新されたヘルプ・ファイルに対して、行った変更を再度適用する必要があります。
Oracle E-Business Suiteヘルプのカスタマイズのトピックは、次のとおりです。
ヘルプ・ファイルのカスタマイズには、シード済システム管理職責の「ヘルプ管理」で提供されるユーティリティを使用します。これらのユーティリティには、ヘルプ・ビルダーとヘルプ・アップロードおよびヘルプ・ダウンロードの機能が含まれます。
一般ファイル・マネージャ・アクセス・ユーティリティ(FNDGFU)は、ヘルプ・ファイルのダウンロードおよびアップロードに使用します。このユーティリティの概要は、「一般ファイル・マネージャ・アクセス・ユーティリティ(FNDGFU)」を参照してください。
Oracle E-Business Suiteヘルプ・ファイルはデータベースに格納されます。カスタマイズ時にこれらのファイルを取得し、置換するために、Oracle E-Business Suiteのヘルプ・システム・ユーティリティの「「ヘルプ管理」」ページが提供されています。
「ヘルプ・ダウンロード」ページまたは「ヘルプ・アップロード」ページを使用する前に、アップロードおよびダウンロードのディレクトリ・パスを定義する必要があります。Oracle E-Business Suiteには、これらのパスを設定するためのプロファイル・オプションが用意されています。
プロファイル・オプション「Help Utility Download Path」を使用して、ヘルプ・システム・ユーティリティによるファイルのダウンロード先となるディレクトリの場所を定義します。「Help Utility Upload Path」を使用して、Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムに戻すカスタマイズ・ファイルが格納されているディレクトリの場所を定義します。
ヘルプ・ファイルはファイル名でダウンロードされます。カスタマイズする特定のファイルを識別するには、Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムで文書を開きます。ブラウザのソース表示機能を使用して、HTMLソース・コードを表示します。ソース情報にファイル名が含まれています。
ヘルプ・ファイルの言語および製品を識別するには、ソース文書のURLを使用します。ソース文書URLの最後の3つのノードは、言語、製品名、およびアンカー名やターゲット名です。
再度この文書を例として使用すると、URLの最後の3つのノードは、/US/FND/@ht_updown#ht_updownです。この記述から、言語がUS、製品グループがFND(Oracle Application Object Library)およびターゲット名がht_updownであることがわかります。
注意: URLの@ht_updown#ht_updownの構文は、文書をアンカー名でリンクするために使用される、Oracle E-Business Suiteの特別な構文の例です。この構文の詳細は、「ヘルプ・ファイルのリンク」を参照してください。
Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムには、ターゲット名とヘルプ・ファイル名を相互参照するためのレポートも用意されています。「レポートの作成」を参照してください。
ヘルプ・ファイルは、言語および製品ごとにダウンロードします。つまり、言語(アメリカ英語の場合はUSなど)を選択し、製品(AR Oracle Receivablesなど)を選択します。製品コードによってダウンロード・ディレクトリが決まるため、製品の2文字のコード(この例ではAR)に注意することが重要です。
ファイルをダウンロードするには、「ヘルプ・ダウンロード」ページにナビゲートします。このページは、シード済システム管理者職責で使用できる「ヘルプ管理」の下に表示されます。
単一のヘルプ・ファイルをダウンロードするステップは、次のとおりです。
「単一ファイル・ダウンロード」を選択します。
必要なファイルの検索基準を入力します。
検索結果から必要なファイルを選択し、「ダウンロード」を選択します。
複数のヘルプ・ファイルをダウンロードするステップは、次のとおりです。
「バルク・ファイル・ダウンロード」を選択します。
必要に応じて「ターゲット・ディレクトリ」および「フィルタ・オプション」に入力します。
「ダウンロード」を選択します。
ヘルプ・ファイルのカスタマイズ後、ヘルプ・システム・ユーティリティを使用して文書をヘルプ・システムにアップロードします。ファイルは、プロファイル・オプション「Help Utility Upload Path」で指定されているアップロード・ディレクトリからアップロードされます。
アップロードできるファイル・タイプは次のとおりです。
HTMLファイル(すべてのHTMLファイルの拡張子が.htmであることが必要)
GIFグラフィック・ファイル(拡張子が.gifであることが必要)
Adobe® Acrobatファイル(拡張子が.pdfであることが必要)
Cascading Style Sheets(拡張子が.cssであることが必要)
単一のヘルプ・ファイルをアップロードするステップは、次のとおりです。
デスクトップからアクセス可能なディレクトリにカスタマイズしたファイルをコピーします。
「ヘルプ・アップロード」ページにナビゲートします。このページは、シード済システム管理者職責で使用できる「ヘルプ管理」の下に表示されます。
「単一ファイル・アップロード」を選択します。
このヘルプ・ファイルが属するアプリケーションを指定します。
カスタマイズ・レベルを指定します(100以上はカスタム・ファイルを、100未満はOracle提供のファイルを示します)。
「アップロード」を選択します。
複数のヘルプ・ファイルをアップロードするステップは、次のとおりです。
カスタマイズしたファイルをアップロード・ディレクトリの適切な製品フォルダにコピーします。
これらのヘルプ・ファイルが属するアプリケーションを指定します。
カスタマイズ・レベルを指定します(100以上はカスタム・ファイルを、100未満はOracle提供のファイルを示します)。
「アップロード」を選択します。
ヘルプ・システム・ユーティリティには、ヘルプ・ターゲット名とファイル名を相互参照するためのレポートが2つ用意されています。
「ヘルプ・ターゲットからファイル名」レポート: このレポートには、ターゲット別に、そのターゲットが含まれている各ファイル、ファイルの文書タイトルおよび製品が表示されます。
「ファイル名からヘルプ・ターゲット」レポート: このレポートには、言語別、製品別、および各ファイル内のすべてのターゲット別に、すべてのファイル名と文書タイトルが表示されます。
これらのレポートを実行するステップは、次のとおりです。
「ヘルプ・レポート」ページにナビゲートします。このページは、シード済システム管理者職責で使用できる「ヘルプ管理」の下に表示されます。
実行するレポートを選択します。
目的のアプリケーション、言語および出力書式を選択します。
「進む」をクリックします。
Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムでは、ハイパーテキスト・リンク用の特別な構文がサポートされており、ファイル名が変更されたり、ファイルが分割された場合でもハイパーテキスト・リンクは正常に機能します。特別な構文(詳細は後述)は、次のように記述されます。
For more about widgets, see <A HREF="@widgets#widgets">All About Widgets</A>.
Oracle E-Business Suiteヘルプ・ファイルではこの構文を使用しますが、独自のカスタム・ヘルプ・ファイルでもこの構文を使用できます。または、必要に応じて、ファイル名に基づいた従来型のハイパーテキスト・リンクを常に使用することもできます。
「ヘルプ・ファイルのリンク」のトピックは、次のとおりです。
Oracle E-Business Suiteヘルプ・ファイルのリンクでは、特定のファイル名ではなく、そのファイル内に含まれている名前付きアンカーの1つを指します。Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムでは、リンクが処理されるたびに、アンカー名がファイルに動的に解決されます。
どのファイルにどのアンカー名が含まれているかに関する情報は、アップロード時にヘルプ・システムに自動的に挿入されます。作成者は、リンクが重複しないように、アンカー名がアプリケーションのヘルプ・ファイル全体で一意であることを確認する必要があります。そのかわり、ファイル名の変更によってリンクが使用できなくなることを考慮する必要がなくなります。
名前付きアンカーとは、次の種類のHTMLタグを意味します。
<A NAME="anchorname"></A>
名前付きアンカーは、HTMLファイル本文の任意の場所に配置でき、通常は当該ファイル内部に対するリンクで使用されます。アンカー名を指すリンク内のアンカー名の前に、番号記号(#)が付けられます。
たとえば、ユーザーが「widgets」というアンカー名の項にジャンプできるようにするには、次のようなHTMLを使用します。
For more about widgets, see <A HREF="#widgets">All About Widgets</A> below.
<A NAME="widgets"></A> <H2>All About Widgets</H2>
Oracle E-Business Suiteヘルプ・ファイルでは、ヘルプ・ファイル内のみでなく、ヘルプ・ファイル間のリンクを作成するため、この従来型のHTML構文を拡張します。特定の名前付きアンカーを含むファイルにリンクするには、アンカー名の前に単にアットマーク記号(@)を付けます。ファイル内でこのアンカーが表示される正確な場所にリンクするには、従来型のHTMLと同様に、番号記号に続けてアンカー名を追加します。この結果、次のような特別な構文になります。
<A HREF="@anchorname#anchorname">link text</A>.
たとえば、前述の「widgets」アンカーを含むファイルにリンクするには、このアンカーが表示されるファイル内の場所で、次のようなHTMLを使用します。
For more about widgets, see <A HREF="@widgets#widgets">All About Widgets</A>.
このアンカーを含むファイルの先頭に単にリンクする場合は、番号記号のセグメント「#widgets」を省略できます。
Oracle E-Business Suiteヘルプ・ファイルのリンクでは、番号記号のセグメントが省略されることはほとんどありません。つまり、トピックがファイル内またはファイル間で再配置された場合でも、他のファイルからこれらのトピックに作成されたリンクにより、常に正しいファイルに移動し、ファイル内でそのトピックが表示される正確な場所に移動することを意味します。
注意: アンカー名の区別に大/小文字は使用しないでください。通常のWebブラウザと異なり、Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムでは、アンカー名は大/小文字を区別しない方法で処理されます。
Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムでは、特定のアプリケーションに関連付けられているヘルプ・ファイルはすべて、URLに関するかぎり、同じディレクトリに格納されます。他のアプリケーションに関連付けられているヘルプ・ファイルは、そのアプリケーションの短縮名を付けられたディレクトリに格納されます。これらのアプリケーション・ディレクトリはすべて、ヘルプ・システム内の同じレベルにあります。
異なるアプリケーションに関連付けられているヘルプ・ファイルに移動するリンクを作成するには、すべてのヘルプ・アプリケーション・ディレクトリの親までレベルを上げる相対リンクを作成し、次に、他のアプリケーションのディレクトリまでレベルを下げた後で、Oracle E-Business Suiteの特別なリンク構文で終了します。この結果、次のようなアプリケーション間リンクの構文になります。
<A HREF="../shortname/@anchorname#anchorname"> link text</A>
たとえば、前述の「All About Widgets」というトピックがOracle Payablesのヘルプ・トピックであり、Oracle General Ledgerのヘルプ・ファイルからこのトピックにリンクする場合は、次のようなリンクを使用します。この例で、APはOracle Payablesの短縮名です。
For more about widgets in Oracle Payables, see <A HREF="../AP/@widgets#widgets">All About Widgets</A>.
このように使用される場合、アプリケーションの短縮名では大/小文字が区別されません。
注意: これらのアプリケーション・ヘルプ・ディレクトリは、URLで使用される場合にOracle E-Business Suiteヘルプ・システムによって認識される、単なる「仮想」ディレクトリです。すべてのファイルは、実際には、そのファイルに関連付けられている多数の属性の1つである、アプリケーション短縮名を使用してデータベースに格納されています。
Oracle Payablesの正式な短縮名はSQLAPです。これは、Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムで使用される仮想ディレクトリ用にAPに短縮されています。同様に、Oracle General Ledgerの正式な短縮名であるSQLGLはGLに短縮され、Oracle Assetsの短縮名であるOFAはFAに短縮されています。
リンクは、Oracle E-Business Suiteヘルプ・システム内の単一のターゲットに制限されません。次の構文を使用して、リンクで複数のトピックおよびファイルを指すことができます。
<A HREF = "@anchorname1,anchorname2,anchorname3"> Related Topics</A>
ユーザーがリンクを処理すると、これらのアンカー名に対応するページ・タイトルのリストを含む、「Related Topics」というページが、当該ファイルにリンクされている各タイトルとともに表示されます。
アプリケーション間リンクを組み込むには、単にアンカー名の前にアプリケーション短縮名とコロンを付けます。
<A HREF = "@anchorname1,shortname:anchorname2,anchorname3"> Related Topics</A>
Oracle E-Business Suiteでヘルプを要求すると、現在のウィンドウに関するトピックが開きます。レポート・パラメータ・ウィンドウからヘルプを要求すると、そのレポートの説明のヘルプ・ファイルが開きます。
Oracle E-Business Suiteヘルプ・ファイルには、これらのコンテキスト依存リンクを有効にする特別なアンカー名が含まれます。Oracle E-Business Suiteフォーム・ベースのウィンドウからヘルプを呼び出すと、Oracle E-Business Suiteでは、次のようなフォーム名とウィンドウ名の組合せに基づき、アンカー名が検索されます。
<A NAME="form_name_window_name"></A>
アンカー名のform_nameの部分は、「フォーム機能」ウィンドウのパラメータ・フィールドにHELP_TARGETパラメータを指定すると上書きできます。構文HELP_TARGET = "alternative_form_name"を使用してください。Oracle E-Business Suiteセキュリティ・ガイドのフォーム機能に関する項を参照してください。
グローバルの「ヘルプ」ボタンから「Oracle Application Framework(HTMLベース)」ウィンドウにアクセスしてヘルプを呼び出す場合、アンカー名は次の構文に従います。
<A NAME="appShortName_packageFunctionalComponent_pageName"></A>
グローバルの「ヘルプ」ボタンに関するコーディングの詳細は、My Oracle Supportナレッジ・ドキュメント1315485.1『Oracle Application Framework Developer's Guide』にリストされているドキュメントを参照してください。
レポート・パラメータ・ウィンドウからヘルプを呼び出すと、Oracle E-Business Suiteでは、次のように構成されたアンカー名が検索されます。
<A NAME="SRS_concurrent_program_shortname"></A>
Oracle interMedia Textによって、Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムで提供される検索機能が使用可能になります。カスタマイズ文書のアップロード後に、コンカレント・プログラム「ヘルプ検索インデックスの再構築」を実行して検索索引を再構築します。これにより、ユーザーが実行する検索にこれらの文書が含められます。
ヘルプ・ビルダー・アプレットを使用して、ヘルプの起動時にブラウザ・ウィンドウのナビゲーション・フレームに表示される、ヘルプ・ナビゲーション・ツリーをカスタマイズします。
注意: Oracle E-Business Suiteの新規リリースおよびパッチを受け入れるたびに、最新の情報にアクセスするには、更新されたヘルプ・ナビゲーション・ツリーに対して、行った変更を再度適用する必要があります。また、Oracle E-Business Suiteヘルプ・ナビゲーション・ツリーのリリース間の変更内容を識別するメカニズムは用意されていません。
ヘルプ・ビルダーを使用すると、次のタスクを実行できます。
ヘルプ・ビルダーの各フィールドに関連付けられている情報を理解するには、「「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウ・リファレンス」を参照してください。
ヘルプ・ビルダーにアクセスするには、シード済システム管理者職責を使用して「ヘルプ管理」の下の「ヘルプ・ビルダー」にナビゲートします。
「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウのデフォルト・ビューは、3つのペインで構成されています。左側のペインには、現在選択されているツリーが表示されます。この領域を使用して、ノードの追加、ノードの削除、および必要な場所へのノードのドラッグを実行し、ツリーを操作します。右上のペインには、「文書の検索」または「ツリーの検索」機能を使用して実行した検索と一致する項目が表示されます。該当する場合は、「ツリー」タブまたは「文書」タブをクリックします。右下のペインは、「プロパティ」ペインです。この領域には、現在選択されている項目(ルート、ノードまたは文書)のプロパティが表示されます。使用可能なフィールドのプロパティを更新できます。
ヘルプ・ビルダーには次のメニューがあります。
「ファイル」メニューには、次の機能があります。
変数 | 摘要 |
---|---|
新規 | 新規ルート・ノードを作成します。このオプションを選択すると、「ルート・ノードのプロパティ」ウィンドウが開き、新規ルート・ノードに該当する値を入力できます。 |
オープン | ツリーを開きます。このオプションを選択すると、「ツリーの検索」ウィンドウが開き、該当するツリーを検索する選択基準を入力できます。 |
上書き保存 | 現在の変更内容を保存します。 |
再ロード | 現在のツリーを再ロードして、ツリー階層全体にすべての変更を適用します。 |
印刷 | 現在のツリー・ペインを印刷します。 |
終了 | ヘルプ・ビルダーを終了します。 |
「編集」メニューには、次の機能があります。
変数 | 説明 |
---|---|
新規ノード | ツリー上で選択されているノードの下に新規ノードを作成します。選択されているノードが文書の場合は、文書ノードが作成されます。選択されているノードがブランチ・ノードの場合は、ブランチ・ノードが作成されます。 |
切り取り | 選択されている項目(文書ノードまたはブランチ・ノード)を切り取ります。 |
コピー | 選択されている項目(文書ノードまたはブランチ・ノード)をコピーします。 |
ペースト | ツリー上で現在選択されているノードの下に項目を貼り付けます。選択されているノードが文書の場合、項目はツリー上のそのノードの下に貼り付けられます。選択されているノードが展開されているブランチの場合、項目は選択されているノードの子として貼り付けられます。選択されているノードが展開されていないブランチの場合、項目は選択されているノードの下に兄弟として貼り付けられます。 |
削除 | 選択されている項目を削除します。 |
プロパティ | 選択されている項目のプロパティは、「プロパティ」ウィンドウを使用して更新できます。「プロパティ」ウィンドウは、「プロパティ」ペインと同じです。 「プロパティ」の各フィールドの詳細は、「「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウ・リファレンス」を参照してください。 |
設定 | 「設定」ウィンドウを使用して、インタフェース設定を設定できます。設定可能な項目は、次のとおりです。 バックグラウンド・カラー 線およびボックス・カラー デフォルト・ノード・カラー デフォルト・ノード・テキスト・カラー フォント名 フォント・サイズ |
「表示」メニューには、次の機能があります。
変数 | 説明 |
---|---|
ノード・プロパティ | チェック・ボックスを有効にすると、「ノード・プロパティ」ペインが表示されます(有効がデフォルトです)。 |
ツールバー | チェック・ボックスを有効にすると、ツールバーが表示されます(有効がデフォルトです)。 |
ステータスバー | チェック・ボックスを有効にすると、ステータスバーが表示されます(有効がデフォルトです)。 |
文書の検索 | 「文書の検索」ウィンドウが開きます。 |
ツリーの検索 | 「ツリーの検索」ウィンドウが開きます。 |
「ヘルプ」メニューには、次の機能があります。
変数 | 説明 |
---|---|
情報 | ヘルプ・ビルダーに関する情報が表示されます。 |
ライブラリ | Oracle E-Business Suite Help Libraryが開きます。 |
編集用にツリーをオープンする手順は、次のとおりです。
次のメニュー・オプションのいずれかを使用して、「ツリーの検索」ウィンドウを開きます。
(M)「ファイル」 > 「オープン」
(M)「表示」 > 「ツリーの検索」
「ツリーの検索」ウィンドウに検索基準を入力し、「検索」をクリックします。
たとえば、Oracle Payablesのツリーを検索するには、「プロンプト」フィールドに%Payables%と入力します。
「ツリーの検索」の各検索フィールドの詳細は、「「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウ・リファレンス」を参照してください。
基準と一致するツリーが、「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウの右上のペインにある「ツリー」タブに表示されます。リスト内のツリーを選択すると、そのプロパティが、下部の「プロパティ」ペインに表示されます。ダブルクリックするとツリーが開きます。
ツリーの最上位ノードは左側のペインに表示されます。編集するツリーの一部を表示するには、ノードを展開および縮小します。
ツリーに新規ヘルプ・ファイルを追加する手順は、次のとおりです。
編集用にツリーをオープンします。
ツールバーの「文書の検索」アイコンをクリックするか、または「表示」メニューから「文書の検索」を選択します。
「文書の検索」ウィンドウが表示されます。
「文書の検索」の各検索フィールドの詳細は、「「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウ・リファレンス」を参照してください。
検索基準を入力し、「ツリー上の既存文書を除外します。」を選択して、「検索」をクリックします。
入力した情報に対応するファイルが、「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウの右上にあるペインの「文書」タブに表示されます。文書を選択すると、そのプロパティが「プロパティ」ペインに表示されます。
ファイルをツリーに追加するには、「文書」タブからツリー上の移動先にそのファイルをドラッグ・アンド・ドロップします。
注意: 複数の名前付きアンカーを含むファイルは、複数回表示されます。各ターゲットには独自のリストがあります。追加するトピックに対応するターゲットを選択してください。
追加するトピックがファイルのヘッダー・ターゲットではないが、文書内のターゲットである場合、「プロパティ」ペインの「データ」フィールドに特別なリンク構文を指定する必要があります。
たとえば、ターゲット名が「データ」フィールドに@ht_updownと表示されるとします。このアンカーに直接リンクするには、アンカー名の最後に#ht_updownを追加します。その結果、「データ」フィールドのエントリは@ht_updown#ht_updownとなります。
この構文の詳細は、「ヘルプ・ファイルのリンク」を参照してください。
編集用にツリーをオープンします。
新規ノードを追加するノードを選択し、ツールバーの「新規ノード」をクリックするか、または「編集」メニューから「新規ノード」を選択します。
注意: 新規ノード機能では、選択されているノードと同様のノードが追加されます。たとえば、ブランチ・ノードが選択されている場合は、その下にブランチ・ノードが追加されます。リーフ・ノードが選択されている場合は、その下にリーフ・ノードが追加されます。
ブランチ・ノードを既存のブランチ・ノードの兄弟として追加するときは、選択されたブランチ・ノードが展開されていないことを確認してください。既存のブランチ・ノードが展開されていると、新規ノードは選択したブランチの子として追加されます。
「プロパティ」ペインに新規ノードの情報を入力し、「適用」をクリックします。
「上書き保存」をクリックして、変更内容を保存します。
あるツリーから別のツリーにノードを追加する手順は、次のとおりです。
編集用にツリーをオープンします。
「表示」メニューから「ツリーの検索」を選択します。
「ツリーの検索」ウィンドウで、「タイプ」ポップリストから「ノード」を選択し、追加するノードの検索基準を入力します。「検索」をクリックします。
入力する情報に対応するノードが、メインの「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウの「ツリー」タブに表示されます。
「ツリー」タブからツリー上にノードをドラッグ・アンド・ドロップします。
「上書き保存」をクリックして、変更内容を保存します。
ツリーの構成を変更する手順は、次のとおりです。
注意: 別のツリーから追加されたノードを変更すると、元のツリー、およびそのノードが含まれている他のすべてのツリーに変更内容が反映されます。
編集用にツリーをオープンします。
ノードを移動するには、現在の場所からツリーの新しい場所にノードをドラッグ・アンド・ドロップします。
ノードを削除するには、ノードを選択してツールバーの「削除」をクリックするか、「編集」メニューから「削除」を選択します。
プロンプトを変更するには、ノードを選択して「プロパティ」ペインの「プロンプト」フィールドに新規プロンプトを入力し、「適用」をクリックします。
その他のノード・プロパティは、同様の方法で変更できます。
注意: 同じノードがツリー内の他の場所に表示されている場合、変更内容は、ツールバーの「再ロード」ボタンをクリックするまで他の場所には表示されません。あるノードを別のノードと同じにするには、それに固有の全プロパティのみでなく、その親ノードのノード・キーとノード・アプリケーションも同じであることが必要です。親ノードより上のノードは異なっていてもかまいません。
新規ナビゲーション・ツリーを作成する手順は、次のとおりです。
「ファイル」 > 「新規」を選択します。
「ルート・ノードのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
ツリーのルート・ノードの情報を入力し、「適用」をクリックします。
ツリーに新規ノードを追加します。
コンテキスト依存ヘルプを使用して新規ツリーを表示するには、一部のアプリケーション、職責またはユーザーに対するヘルプ・ツリーのルートとして、新規ツリーのルートを入力します。
個別に表示するには、サイトのOracle E-Business SuiteヘルプのURLの最後にある、root=parameterでそのルートを置換します。アプリケーション短縮名を含めます。たとえば、Oracle Inventory製品に属するROOT_INVというルートの場合、URLでroot=INV:ROOT_INVを使用します。
「ヘルプ・ビルダー」ウィンドウのフィールド名と説明を次に示します。
変数 | 説明 |
---|---|
アプリケーション | ヘルプ・ファイルを所有するアプリケーションのアプリケーション短縮名。 |
カスタム・レベル | ノードのカスタマイズ・レベル。100が、顧客が使用するデフォルトです。100未満のレベルは、システム使用のために確保されています。 |
データ | ノードがヘルプ・ファイルにリンクしている場合、先頭に「@」記号が付くファイル名やターゲット名、または絶対URL。 |
摘要 | プロンプトが短い場合は、ノードの詳しい説明。それ以外の場合は、プロンプトを単に繰り返すことができます。 |
ファイル名 | ヘルプ・ファイルのアップロード前のファイル名。 |
アイコン | 使用されていません。 |
言語 | ノードに含まれているヘルプ・ファイルの言語コード。 |
ノード・アプリケーション | このノードを所有するアプリケーションのアプリケーション短縮名。 ROOTに指定された値と異なる場合、このノードと分岐先のすべてのノードは、別のアプリケーションからそのツリーに移植されています。 |
ノード・キー | このノード・アプリケーション内のノードを一意に識別する文字列。ノード・キーは、自動的に生成するか、またはフィールドに入力できます(新規ノードの場合)。ただし、ノードに対する参照が存在すると、ノード・キーは変更できません。 |
プロンプト | このノードに対してツリー上に表示されるテキスト。 |
ターゲット | ヘルプ・ファイルに含まれるアンカー名。「文書の検索」ウィンドウでは、先頭に@記号は付けないでください。 |
タイトル | ヘルプ・ファイルのタイトル。 |
タイプ | ROOT: ナビゲーション・ツリーの最上位ノード。 NODE: 他のノードに分岐するが、ROOTではないノード。「データ」がNULL以外の場合、ヘルプ・ファイルにもリンクします。 DOCUMENT: 他のノードに分岐せず、ヘルプ・ファイルにリンクするのみのノード。 |
バージョン | ヘルプ・ファイルのバージョン識別子。 |
Oracle E-Business Suiteヘルプ・システムには、多数の様々な言語に翻訳され、多種多様な国および地域用にローカライズされたファイルが含まれます。企業に言語および文化の壁が存在しない場合、またはOracle Human Resourcesを使用する場合は、ヘルプ・ファイルのカスタマイズ時に次の情報が適用される場合があります。
Oracle E-Business SuiteヘルプのURLで使用される仮想ディレクトリ階層の1つ上のレベルは、アプリケーション間リンクの構築に使用される、アプリケーション・ディレクトリです。2つ上のレベルは言語ディレクトリであり、言語間リンクの構築に使用できます。
様々な言語のヘルプ・ファイルに移動するリンクを作成するには、次のリンク構文を使用します。
<A HREF = "../../language_code/shortname/@anchorname#anchorname"> link text</A>
たとえば、Oracle Payablesヘルプのフランス語版の「All About Widgets」にリンクするには、次のリンクを使用します。この例で、APはOracle Payablesの短縮名、Fはフランス語の言語コードです。
For more about French widgets, see <A HREF="../../F/AP/@widgets#widgets">Qu'est-ce qu'un widget?</A>.
このように使用される場合、言語コードでは大/小文字が区別されません。
注意: 異なる言語へのリンクをたどると、ユーザーが元の言語に戻るリンクをたどるまで、言語はそのままです。このリンクは、ヘルプ・ファイル内に出現するリンク、またはナビゲーション・ツリー(全体が元の言語のままです)からのリンクのいずれかである可能性があります。
Oracle Tutorは、企業におけるエンド・ユーザー・プロセス文書の作成および保守のために設計された文書化ツールです。エンド・ユーザーのプロセス文書がポリシー、手順、説明、サポート文書として定義されます。また、次のような機能も備えています。
従業員への役職別のプロセス文書配布
Oracle E-Business Suiteオンライン・ヘルプのカスタマイズ
プロセス文書とOracle E-Business Suite教育用ソフトウェアの統合
役職タイトルまたはトピックに基づいてカスタマイズされたOracle E-Business Suite研修資料の構築
プロセス文書の正確性および効率性を確認するための監査
Oracle Tutorは、次の3つのコンポーネントで構成されています。
文書作成方法
モデル文書
ソフトウェア
Oracle Tutorの方法では、異なる文書タイプの内容および書式や、文書の関連性、文書の作成および保守のプロセス、文書の配布方法、研修および参照目的での使用方法など、文書作成プロセスのすべての項目が定義されます。
Oracle Tutorのモデル文書は完全なプロセス文書および教育用ソフトウェアであり、開始ポイントが提供されているため、文書の所有者は最初から文書を作成するかわりにこのモデル文書を編集できます。
Oracle Tutorのソフトウェアには、文書を最新に維持したり、参考として配布するためのツールが用意されています。
Oracle Tutor Authorは、個々の文書所有者がMS Word文書を簡単に作成および編集できるツールです。
Oracle Publisherは、次の用途で使用するツールです。
役職タイトルごとのデスク・マニュアルの作成
役職タイトルまたはトピックごとの受講者ガイドおよびインストラクタ・ガイドの作成
幅広い相互参照レポートの生成を通じた文書全体の整合性確認
また、これらの3つのコンポーネントは、業務の文書化および保守における業務課題を打開するためにも役立ちます。
詳細は、『Tutor Author User Manual』、『Tutor Publisher User Manual』および『Tutor Implementation Guide』を参照してください。
Copyright © 1994, 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.