Oracle Learning Managementユーザー・ガイド リリース12 E06052-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
インポート機能およびエクスポート機能は、学習オブジェクト、コンテンツ・ファイルおよびテストを、アプリケーション間またはある学習管理システムから別の学習管理システムに転送するために使用します。インポート機能およびエクスポート機能はXMLファイルを使用して機能し、コンテンツおよびテスト情報を共有するためのIMSおよびSCORMなどの業界仕様に準拠しています。アプリケーションにコンテンツ・サーバーが設定されている場合は、SCORM仕様を使用してコンテンツ体系とともに実際のコンテンツ・ファイルをインポートおよびエクスポートできます。
協力会社のコンテンツ・プロバイダは、多くのコンテンツを業界標準に準拠したXMLファイルで提供しています。アプリケーションがこれらの仕様をサポートしている場合、XMLファイルを使用してコンテンツをアプリケーションにインポートできます。インポート・ユーティリティおよびエクスポート・ユーティリティを使用すると、コンテンツ体系とコンテンツ・ファイルを手動で作成しなくても、コンテンツをすばやく簡単にロードできます。
インポート機能およびエクスポート機能では、次の主要な概念を使用します。
学習オブジェクト、テスト、および学習オブジェクトとテストで構成されるコンテンツ階層を、インポート機能およびエクスポート機能を使用して転送できます。詳細は、「インポート・ユーティリティとエクスポート・ユーティリティ」を参照してください。
OLMでは、IMS、SCORMおよびAICCなどの業界標準がサポートされているため、大きな変更をせずに複数の学習プラットフォームでコンテンツを再利用できます。詳細は、「サポートされている仕様」を参照してください。
学習オブジェクトのインポートおよびエクスポートには、IMSまたはSCORM仕様に準拠したXMLファイルを使用できます。学習オブジェクトのインポートには、AICC仕様に準拠したテキスト・ファイルを使用できます。詳細は、「学習オブジェクトのインポートとエクスポート」を参照してください。
IMS Question and Test Interoperability(QTI)仕様により、テストをインポートおよびエクスポートできます。詳細は、「テストのインポートとエクスポート」を参照してください。
OLMアプリケーション固有の非標準のオプションにより、学習オブジェクトおよびテストの両方を含んだコンテンツ階層をワンステップの処理としてインポートおよびエクスポートできます。詳細は、「コンテンツ階層のインポートとエクスポート」を参照してください。
アップロード機能により、コンテンツ・ファイルをコンテンツ・サーバーにロードできます。詳細は、「コンテンツのアップロード」を参照してください。
インポート・ユーティリティおよびエクスポート・ユーティリティは、コンテンツの転送を簡略化し、コンテンツ体系とコンテンツ・ファイルの手動作成を不要にします。
必要とするコンテンツ体系またはコンテンツが別のアプリケーションまたは学習管理システムに存在する場合、または協力会社のコンテンツ・プロバイダからオンライン・コンテンツを購入した場合、あるいはオーサリング・ツールでコンテンツを自作した場合に、コンテンツをアプリケーションにインポートします。必要なオブジェクトをアプリケーションにインポートし、それらをコース・カタログ内に編成して学習者が使用できるようにすることができます。
学習オブジェクト、テストおよびコンテンツ階層を、SCORMまたはIMS仕様に準拠したXMLファイルを使用してインポートおよびエクスポートできます。また、AICC仕様に準拠したコンテンツもインポートできます、ただし、AICCコンテンツをアプリケーションからエクスポートすることはできません。これは、エクスポート機能がAICC仕様をサポートしていないためです。
e-Learningコミュニティには、オンライン・コンテンツを作成および共有するためのガイドラインと仕様が必要です。コンテンツが共通の業界仕様に準拠していれば、複数の学習プラットフォームでオンライン・コンテンツを作成、管理および効率よく配布できます。IMS、SCORMおよびAICCなどの業界仕様により、アプリケーション間での共通コンテンツの再利用が大きな変更なしで可能になります。
インポート・ユーティリティおよびエクスポート・ユーティリティにより、次をインポートおよびエクスポートできます。
学習オブジェクト: 単一の学習オブジェクトまたは学習オブジェクトの階層をインポートおよびエクスポートできます。学習オブジェクトをエクスポートすると、XMLファイルに情報が作成および格納され、zipまたはjarファイルに圧縮されます。XMLファイルには、インポートされたアプリケーションでコンテンツ体系と学習オブジェクトを作成するために必要な情報が含まれます。同様に、学習オブジェクトをインポートすると、XMLファイル内の情報からコンテンツ体系と学習オブジェクトが作成されます。アプリケーションにコンテンツ・サーバーが設定されている場合は、コンテンツ体系とともに実際のコンテンツ・ファイルもインポートできます。
テスト: IMS Question and Test Interoperability(QTI)仕様を使用して、テスト、テスト・セクション、問題バンク、および問題と返答をインポートおよびエクスポートできます。テスト・オブジェクトをインポートすると、XMLファイルで使用可能な情報に基づいてテストが作成されます。
コンテンツ階層とアセスメント階層: 非標準のユーティリティにより、OLMアプリケーション間でコンテンツ階層を転送できます。学習オブジェクトおよびテストを個別に転送して階層を再構築するのではなく、これらのオブジェクトで構成されるコンテンツ階層をワンステップの処理として転送できます。
仕様に準拠すると、大きな変更をせずに複数の学習プラットフォームでオンライン・コンテンツを共有できます。OLMでは、コンテンツおよびテストのインポートとエクスポート用に次の仕様がサポートされています。
IMS
Shareable Content Object Reference Model(SCORM)
AICC(インポートのみ)
IMSは、学習機関とベンダーで構成される協会で、学習サーバー、学習コンテンツおよびこれらの機能の統合に関する標準を制定しています。IMSでは、次の内容について、オープン仕様の開発と促進を行っています。
オンライン・コンテンツの使用と配布
学習者の進行状況の追跡
学習者の業績のレポート
学習管理システム間での学習者情報の共有
OLMでは、学習オブジェクトおよびテストをIMS仕様を使用してインポートおよびエクスポートできます。IMSの詳細は、IMSのWebサイト(www.imsproject.org)を参照してください。
SCORM仕様は、Advanced Distributed Learning(ADL)グループにより開発されました。ADLは、有効なオンライン学習を促進するために、政府、学会および産業界が共同で運営しています。
SCORMは相互に関連する一連の仕様で、コンテンツ・プロバイダ間で相互運用できるように設計されています。SCORMでは、IMSやAICCなどの他の仕様の機能を組み合せて、複数の環境および製品間でのオンライン学習コンテンツの再利用を可能にしています。OLMを使用すると、学習オブジェクトの他に物理的なコンテンツ・ファイルもSCORMを使用してインポートおよびエクスポートできます。SCORMの詳細は、SCORMのWebサイト(www.adlnet.org)を参照してください。
AICCは、航空産業用のコンピュータベースの研修(CBT)に関連したガイドラインを作成するテクノロジベースの研修の専門家で構成された国際的グループです。これらのガイドラインはすべてのCBTに適用されるため、他の産業でも研修要件の管理に使用されています。OLMでは、AICC仕様を使用したコンテンツのインポートをサポートしていますが、AICCコンテンツのエクスポートはサポートしていません。AICCの詳細は、Webサイト(www.aicc.org)から入手できます。
学習オブジェクトは、IMS、SCORMまたはAICC(インポートのみ)の各仕様を使用してインポートおよびエクスポートできます。アプリケーションにコンテンツ・サーバーが設定されている場合は、SCORM仕様を使用して学習オブジェクトとともにコンテンツ・ファイルをインポートできます。
注意: 付加フレックスフィールドの値は、インポートまたはエクスポートできません。インポート・ユーティリティおよびエクスポート・ユーティリティでは、付加フレックスフィールドは無視されます。
学習オブジェクトをインポートするには、zipまたはjarファイルに格納されている、IMS、SCORMまたはAICCに準拠したXMLファイルを使用します。アプリケーションで新規オブジェクトを作成するか既存のオブジェクトを更新するかは、インポート中に指定できます。学習オブジェクトのインポートには次の仕様のいずれかを使用できます。
コンテンツ階層とアセスメント階層のインポート: 選択した階層またはフォルダ内に含まれているすべての学習オブジェクトおよびテストをインポートします。
注意: このオプションは、OLMアプリケーションへのインポートにのみ使用します。
SCORM 1.2コンテンツ・アグリゲーション: 学習オブジェクトおよびテストの両方をインポートします。このオプションを使用してコンテンツ・ファイルをロードする前に、OLMコンテンツ・サーバーへのアクセス権限があることを確認します。
AICCメタデータ: AICC仕様のファイルをインポートします。
OLMには、デフォルトのコンテンツ追跡機能が学習オブジェクト・レベルで提供されており、たとえばアプリケーションで学習オブジェクトの使用状況、使用時間および完了ステータスが追跡されます。AICCコンテンツには、コンテンツ内に定義された論理条件に基づくトピックの完了ステータスのリセットなど、より高度なレベルのコンテンツ追跡を可能にするCMIオブジェクトが含まれています。AICC仕様を使用して学習オブジェクトをインポートする場合、その学習オブジェクトに含まれるCMIオブジェクトもインポートできます。インポート後、学習オブジェクトのCMIオブジェクトを表示してコンテンツが正しくインポートされたことを確認できます。
インポート時に、アプリケーションはXMLファイルで使用可能な情報から学習オブジェクトを作成します。インポートされた学習オブジェクトは、アプリケーションで直接作成した他の学習オブジェクトと同じようにコンテンツ階層に表示されます。XMLファイルには、学習オブジェクトの作成に必要な情報、具体的には識別子とタイトルが含まれている必要があります。XMLファイルには、学習オブジェクトの開始URL、摘要、受講対象者およびその他のオプション属性を含めることもできます。
アプリケーションは、XMLのインポート・ファイルにある識別子の値(External IDおよびExternal Srcタグ)を照合することでインポート時に既存の学習オブジェクトを更新します。一致したオブジェクトの更新を試行ボックスには、インポートで常に新規オブジェクトを作成するか、最初に既存のオブジェクトの更新を試行するかを指定します。識別子が同じ場合でもインポート・ユーティリティが常に新規オブジェクトを作成するようにするには、このボックスの選択を解除します。この場合、インポート処理で重複したオブジェクトが作成されます。
個々の学習オブジェクト、学習オブジェクトまたは学習オブジェクトの階層で構成されるフォルダをエクスポートできます。エクスポート機能は、インポートにのみ有効なAICCは例外として、インポート機能と同じ仕様をサポートしています。学習オブジェクトをエクスポートすると、ユーティリティはXMLファイルに情報を作成および格納し、zipまたはjarファイルに圧縮します。アプリケーションにコンテンツ・サーバーが設定されている場合は、エクスポートされる学習オブジェクトに関連したコンテンツ・ファイルもエクスポートできます。「メタデータ付き物理コンテンツ・ファイルのダウンロード」ボックスは、コンテンツ・サーバーが設定されている場合にのみ「エクスポート: 仕様」ページに表示されます。
IMS Question and Test Interoperability(QTI)仕様に準拠したテスト・オブジェクトを、インポートおよびエクスポートできます。学習オブジェクトとテストで構成されるコンテンツ階層も、コンテンツ階層とアセスメント階層仕様を使用してインポートおよびエクスポートできます。
注意: 付加フレックスフィールドの値は、インポートまたはエクスポートできません。インポート・ユーティリティおよびエクスポート・ユーティリティでは、付加フレックスフィールドは無視されます。
テストをエクスポートすると、テスト情報がXMLファイルに作成および格納され、zipまたはjarファイルに圧縮されます。この情報には、テスト・オブジェクトの必須属性とオプション属性の両方が含まれます。テストをインポートすると、XMLファイルで使用可能な情報からテスト・オブジェクトが作成されます。OLMでは次のテスト・コンポーネントをインポートおよびエクスポートできます。
テスト・コンポーネント | インポートされるコンポーネントのプロパティ |
テスト | 名称、タイプ、フィードバック・メッセージ、制限時間、テスト・インストラクション |
セクション | 名称、フィードバック・メッセージ、問題数 |
問題 | 問題テキスト、スコア、問題タイプ、フィードバック・メッセージ |
返答 | 返答テキスト、正解のフィードバック |
既存のテスト・オブジェクトは、XMLのインポート・ファイルにある識別子の値(External IDおよびExternal Srcタグ)を照合することで更新できます。既存のテスト・オブジェクトを更新する場合は、一致したオブジェクトの更新を試行チェック・ボックスを選択すると、テスト・オブジェクトのみが更新され、テスト・セクションおよびその中の問題は更新されません。External IDおよびExternal Srcタグは、テスト・セクションおよび問題には使用できません。そのため、2回以上同じテストをインポートする場合、新規テストの作成とは異なり、インポート処理で、同じテスト・オブジェクトが更新されますが、毎回新規のセクションおよび問題が作成されます。
学習オブジェクトとテストで構成されるコンテンツ階層をインポートまたはエクスポートするには、コンテンツ階層とアセスメント階層仕様を使用します。このオプションにより、学習オブジェクトとテストを個別に転送して階層を再構築する必要がなくなります。業界固有のIMSおよびSCORMなどの仕様とは異なり、この仕様はOLMにのみ適用されます。
コンテンツ階層は、コンテンツ階層とアセスメント階層のインポート仕様を使用してアプリケーションにインポートします。インポート時に、アプリケーションはIMSまたはSCORM仕様に準拠するXMLファイルを読み取ることで学習オブジェクトを作成します。同様に、アプリケーションはIMS QTI仕様に準拠するXMLファイルを読み取ることでテスト・オブジェクトを作成します。これらのXMLファイルはzipまたはjarファイルに格納されています。
コンテンツ階層とアセスメント階層のエクスポート仕様は、ともにコンテンツ階層内にある学習オブジェクトとテストをエクスポートします。エクスポート機能では、IMSまたはSCORMに準拠した学習オブジェクト用のXMLファイルとQTIに準拠したテスト用のXMLファイルを含んだzipまたはjarファイルが作成されます。管理者は、zipまたはjarファイルを使用して、学習オブジェクトとテストで構成されるコンテンツ階層を別のOLMアプリケーションにインポートできます。
OLMには、学習オブジェクトがすでに存在する場合に物理コンテンツ・ファイルをコンテンツ・サーバーにアップロードするための個別のオプションが提供されています。インポート機能とは異なり、アップロード機能ではXMLファイルからコンテンツ体系を作成せずにコンテンツ・ファイルのみをコンテンツ・サーバーにロードできます。
1つのコンテンツ・ファイルまたは複数のコンテンツ・ファイルをOLMコンテンツ・サーバーにアップロードできます。複数のファイルの場合は、ファイルを一度に1つずつアップロードするか、1つのzipファイルにして一度にすべてのファイルをアップロードできます。zipファイルの場合は、その内容がコンテンツ・サーバー上に自動的に解凍されます。アップロード時に、コンテンツ・ファイルはローカル・ディレクトリからコンテンツ・サーバー上に転送されます。コンテンツが学習オブジェクトのプロパティ・ページからアップロードされた場合、学習オブジェクトのコンテンツ・プロパティは新規の場所に更新されます。
学習オブジェクト、テスト、および学習オブジェクトとテストで構成されるコンテンツ階層をインポートできます。
オブジェクトをインポートする手順
新規オブジェクトをインポートするフォルダまたは学習オブジェクトを選択して「インポート」をクリックします。
インポート・ファイル・タイプおよび場所ページで適切なオプションを選択します。詳細は、「Using the Import File Type and Location Page インポート・ファイル・タイプおよび場所ページの使用」を参照してください。
注意: IMS QTIまたはコンテンツ階層とアセスメント階層を選択すると、追加のページ「インポート: 問題バンクの選択」が表示されます。このページは、テスト問題を格納する問題バンクを選択するために使用します。新規の問題バンクを作成してテスト問題を格納するには、新規問題バンクの作成を選択します。
「インポート: コンテンツの場所」ページに次を指定します。
コンテンツにアクセスするURLのパスの定義: インポート時に、すべての既存コンテンツの場所にプリフィクスとして付加する開始URLを指定します。これは、コンテンツにディレクトリとファイルの場所のみが含まれている場合に適用されます。完全なURLは、この値によって上書きされません。
コンテンツ・サーバーの場所の指定: インポート・ファイルに含まれている物理的なコンテンツをアップロードするコンテンツ・サーバー名とサーバー上のディレクトリを指定します。
学習オブジェクト・コンテンツの場所の保持: インポート・ファイルに指定されたコンテンツの場所を保持する場合は、このオプションを選択します。
「インポート: 分析結果」ページに、インポート結果とエラー(ある場合)が表示されます。インポート時に作成または更新されるオブジェクトを表示できます。
インポートを続行する場合、オブジェクトがインポートされることを示す確認メッセージが表示されます。この段階で「取消」ボタンをクリックすることによりインポートを取り消すことができます。
インポートの詳細処理を表示するには「ログの表示」をクリックします。
インポート・ファイル・タイプおよび場所ページは、ファイル名およびその他のインポート・オプションを指定するために使用します。
ファイル名を指定し、適切な仕様を選択します。ファイルの内容が仕様に準拠していない場合、インポート中にエラー・メッセージが表示されます。
注意: 最初に仕様を選択してから、ファイル名を指定してください。ファイルの指定後に仕様を選択すると、ファイル名の再入力が必要になります。
次のいずれかの追跡タイプを選択します。
自動: 業績が個別のトピック・レベルで自動的に追跡されて記録されます。コンテンツ内に存在する可能性があるCMIコールは無視されます。これは、SCORM 1.2仕様を使用したインポートのデフォルト追跡タイプです。このオプションはQTIまたはAICC仕様に対しては無効です。
CMI: コンテンツ内に存在するCMI追跡ファンクション・コールが認識されます。業績も個別のトピック・レベルで記録されます。コンテンツにCMI(SCORM)ファンクション・コールが含まれる場合にこのオプションを選択します。このオプションはAICC仕様に対しては無効です。
HACP: アプリケーションは、HACPプロトコルを介して通信します。これは、AICC仕様のデフォルト追跡タイプで、他の仕様に対しては無効です。
アプリケーションで常に新規オブジェクトを作成し、一致する識別子を持った既存のオブジェクトがあっても更新しない場合は、一致したオブジェクトの更新を試行ボックスの選択を解除します。このボックスの選択を解除すると、重複したオブジェクトが作成されます。このボックスはAICC仕様に対しては無効です。
学習オブジェクト、テスト、および学習オブジェクトとテストで構成されるコンテンツ階層をエクスポートできます。
オブジェクトをエクスポートする手順
学習オブジェクト、テスト、または学習オブジェクトとテストの階層で構成されるフォルダを選択して「エクスポート」をクリックします。
「エクスポート: 仕様」ページで適切な仕様を選択します(QTI仕様のみが可能な個々のテスト・オブジェクトの場合は除きます)。
XMLファイルに情報が作成および格納され、zipまたはjarファイルに圧縮されてzipファイルの保存を求められます。デフォルトのファイル名を変更してディレクトリに保存できます。
コンテンツ・ファイルをOLMコンテンツ・サーバーにアップロードする手順
フォルダ・レベルまたは学習オブジェクト・レベルのいずれかでアップロードできます。アップロードするコンテンツ・ファイルのフォルダまたは学習オブジェクトを選択して「アップロード」をクリックします。
次の詳細を指定します。
コンテンツ・サーバー: アプリケーションで設定されているコンテンツ・サーバーのリストからコンテンツ・サーバーを選択します。
ディレクトリ: zipファイルの内容を抽出する、コンテンツ・サーバー上の宛先ディレクトリを指定します。必要な場合は、「ディレクトリ」フィールドで最上位レベルのディレクトリを入力し、「初期ファイル」フィールドを使用して、最終的に学習オブジェクトの起動ファイルにつながるサブディレクトリを指定します。
初期ファイル: 学習者がプレーヤから学習オブジェクトにアクセスする際に起動するファイルを指定します。
注意: フォルダ・レベルでアップロードする場合、「初期ファイル」フィールドは該当しません。
ファイルの場所: 単一のコンテンツ・ファイルまたはzipファイルの場所を指定します。
ファイルをアップロードした後、コンテンツ・プロバティが更新され、学習オブジェクトがコンテンツ・ファイルと関連付けられます。