Oracle Sourcingインプリメンテーションおよび管理ガイド リリース12 E05613-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章の内容は次のとおりです。
新規のお客様
新しいOracle Sourcingシステムは簡単に実装できます。Oracle Purchasingも実装する場合は、Oracle Sourcingの実装プロセスがより簡単になります。また、実装ステップの多くはオプションです。 この章では、新しいOracle Sourcingシステムの実装に必要なステップについて説明します。
既存のお客様
また、既存のお客様は、この章の情報を使用して既存のOracle Sourcingシステムをアップグレードできます。 既存のOracle Sourcingシステムをアップグレードする手順は、後述の「既存システムのアップグレード」を参照してください。
他のE-Business Suiteアプリケーションの実装
Oracle Sourcingでは、他のE-Business Suiteアプリケーション、特にOracle Purchasingで管理されている設定および参照データを利用します。そのため、Oracle Sourcingを使用するには、他のE-Business Suiteアプリケーションの一部も実装する必要があります。
次の表にリストされた前提手順により、付録A「Oracle SourcingのためのE-Business Suiteの実装」の情報を確認する必要があります。 Oracle E-business Suiteの必要な部分をまだ実装していない場合は、指定された製品のマニュアルとともに、この付録の情報を使用して必要な実装ステップを実行してください。
また、Oracle Purchasingには、Oracle Sourcingに必要のないステップがありますが、これらは複数の国際ネゴシエーションのサポート、企業の業務体系への反映、ビジネス・プラクティスの標準化またはOracle Sourcingのオプション機能のサポートに使用される場合があります。これらのステップの詳細は、付録A「Oracle SourcingのためのE-Business Suiteの実装」の「オプションのE-Business Suite実装ステップ」を参照してください。
次の表に、Oracle Sourcingを実装するために必要なステップを示します。 これには、Oracle Sourcing内で実行するステップとOracle Sourcing外の職責で実行するステップの両方が含まれます。各ステップでは、そのステップが必須かどうか、また必要に応じて追加情報の場所を示します。
この章の後半では、それぞれの実装ステップについて詳しく解説します。 Oracle Sourcing内で管理機能を使用して実行するステップの場合、ナビゲータ・パスの詳細情報とページ・レベルの情報がこの章に記載されています。
Oracle Sourcing外で実行するステップの場合、そのステップの実行に関するOracle Sourcing固有の手順とともに、該当するドキュメントの参照箇所が記載されています。
Oracle SourcingはE-Business Suiteアプリケーションの1つであるため、仕入先および仕入先ユーザーをシステムに登録する必要があります。 仕入先および仕入先ユーザーは、システムで生成されたサインオンおよびパスワードを受け取った後、ネゴシエーションにアクセスおよび参加できるようになります。 Oracle Sourcingには、仕入先および仕入先ユーザーが簡単にシステムに登録できる機能が提供されています。
ステップ 番号 | ステップ名 | 必須? | 参照するドキュメント |
---|---|---|---|
前提条件 | 付録Aにおける情報のレビュー | Yes | 付録A「Oracle SourcingのためのE-Business Suiteの実装」 |
1 | 企業名の設定 | Yes | この章の説明 |
2 | システム・プロファイル・オプションの定義 | Yes | 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の、この章の情報に関連する箇所 |
3 | ソーシング職責の割当て | Yes | 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の、この章の情報に関連する箇所 |
4 | バイヤー・セキュリティの定義 | No | 『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』の、この章の情報に関連する箇所 |
5 | 属性グループおよび要件セクションの設定 | No | 『Oracle Applications開発者ガイド』の、この章の情報に関連する箇所 |
6 | ネゴシエーション設定の定義 | No | この章の説明 |
7 | 通知のサブスクライブ | No | この章および付録の説明 |
8 | 仕入先および仕入先ユーザーの登録 | Yes | 『Oracle iSupplier Portal User's Guide』 |
9 | ネゴシエーション条件の定義 | No | この章の説明 |
10 | 再使用可能属性リストの定義 | No | この章の説明 |
11 | 再使用可能要件リストの定義 | No | この章の説明 |
12 | 原価ファクタおよび原価ファクタ・リストの定義 | No | この章の説明 |
13 | 再使用可能参加依頼先リストの定義 | No | この章の説明 |
14 | ネゴシエーション形式の定義 | No | この章の説明 |
15 | 購買ドキュメント形式の定義 | No | 『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』の、この章の説明に関連する箇所 |
16 | ネゴシエーション・テンプレートの定義 | No | この章の説明 |
17 | 要約およびフォームの作成 | No | この章の説明 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の、値セットおよび値の作成に関するこの章の情報に関連する箇所 |
18 | ドキュメント印刷レイアウトの設定 | No | 『Oracle XML Publisherユーザーズ・ガイド』の、テンプレートの作成手順、および 『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』の、ドキュメントへのテンプレートの割当て手順 |
19 | 需要ワークベンチの設定 | No | 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』および『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』の、この章の情報に関連する箇所 |
20 | 審査承認の有効化 | No | 『Oracle Approvals Management Implementation Guide』の、この章の説明に関連する箇所 |
21 | ソーシング最適化の有効化 | No | 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の、この章の説明に関連する箇所 |
22 | Oracle Procurement Contractsの有効化 | No | 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の、プロファイル・オプションとセキュリティの設定に関連する箇所、および 『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』の、ドキュメント・タイプの設定に関する箇所 |
23 | Oracle Services Procurementの有効化 | No | 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の、この章の情報に関連する箇所 |
24 | 通知の受信ボックスの設定 | No | この章の情報 |
23 | 拡張仕入先検索機能の設定 | No | 『Oracle iSupplier Portal User's Guide』 |
25 | 仕入先サイト・アクセスの有効化 | No | 『Oracle Payablesユーザーズ・ガイド』の、この章の情報に関連する箇所 |
26 | 仕入先スコアカードの有効化 | No | 『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の、この章の説明に関連する箇所 |
27 | コンテンツのカスタマイズ | No | この章の説明 |
28 | ソーシング・ビジネス・イベントの拡張 | No | 『Oracle Workflow開発者ガイド』の、この章の説明に関連する箇所 |
既存のOracle Sourcingシステムをアップグレードする場合、上の表に示されたステップのほとんどがすでに実行済であり、再度実行する必要はありません。 これらのステップはアップグレード時には省略できます。 次の表に、新規リリースの機能を処理する設定ステップをリストします。
前に実行済であっても新規リリースの影響を受ける設定がある場合、「リリースの詳細」列に新しい情報が注記されています。 そのステップの情報を読み、新規機能を使用可能にするために設定を再実行するかどうかを決定してください。 「リリースの詳細」列に情報がない場合、そのステップはこのリリースの新規機能に影響があります。 そのステップの情報を読み、新規機能を使用可能にするかどうかを決定してください。
ステップ 番号 | ステップ名 | 必須? | 参照するドキュメント | リリースの詳細 |
---|---|---|---|---|
1 | システム・プロファイル・オプションの定義 | Yes | 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の、この章の情報に関連する箇所 | 次のシステム・プロファイルが新規です。
|
2 | ソーシング職責の割当て | Yes | 『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』の、この章の情報に関連する箇所 | 職責定義を簡単にするために、ジョブ機能がメニュー間で再配置されています。 |
3 | 属性グループおよび要件セクションの設定 | No | 『Oracle Applications開発者ガイド』の、この章の情報に関連する箇所 | ヘッダー属性は要件と呼ばれるようになりました。 |
4 | ネゴシエーション設定の定義 | No | この章の説明 | 多くのネゴシエーション構成機能が新規です。 |
5 | 通知のサブスクライブ | No | この章および付録の説明 | |
6 | 仕入先および仕入先ユーザーの登録 | Yes | 『Oracle iSupplier Portal User's Guide』 | 仕入先ユーザーを、ネゴシエーションの作成時に直接登録、承認できます。 |
7 | 再使用可能要件リストの定義 | No | この章の説明 | |
8 | 原価ファクタおよび原価ファクタ・リストの定義 | No | この章の説明 | 価格ファクタが原価ファクタに名称変更されています。 |
9 | ネゴシエーション形式の定義 | No | この章の説明 | |
10 | 購買ドキュメント形式の定義 | No | 『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』の、この章の説明に関連する箇所 | |
11 | 審査承認の有効化 | No | 『Oracle Approvals Management Implementation Guide』の、この章の説明に関連する箇所 | 承認で職階階層と従業員管理者モデルを使用できるようになりました。 |
12 | 仕入先スコアカードの有効化 | No | 『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』の、この章の説明に関連する箇所 | |
13 | ソーシング・ビジネス・イベントの拡張 | No | 『Oracle Workflow開発者ガイド』の、この章の説明に関連する箇所 |
Oracle Sourcingの実装を開始する前に、付録A「Oracle SourcingのためのE-Business Suiteの実装」にある他のE-Business Suiteアプリケーションで実行する実装ステップの情報を参照してください。 Oracle Purchasingがインストール済の場合は、これらのステップがすでに実行されている可能性があります。Oracle Purchasingを実装していない場合は、必須ステップおよび適切と判断したオプションのステップを実行する必要があります。
Oracle Sourcingの実装には、Oracle Sourcingと他のアプリケーションの両方におけるタスクの実行が含まれます。 他のアプリケーションで実行される実装タスクは、通常、そのアプリケーション内の管理タイプまたはスーパーユーザー・タイプの職責を使用します。 この章の特定のステップの詳細に、そのアプリケーション内でタスクを実行するためにどの職責が必要かを示します。
Oracle Sourcing内で実行される実装タスクは、ソーシング・スーパーユーザーによって実行されます。ソーシング・スーパーユーザーは、Oracle Sourcingシステムのセットアップと保守を担当します。 これには、システムの初期設定およびカスタマイズの他、再使用可能原価ファクタ・リスト、再使用可能属性リストおよび再使用可能参加依頼先リストなどのネゴシエーション作成ツールの作成といった多くのタスクが含まれます。 実装時に設定した多くの値は、必要に応じて後で更新できます。
「管理」タブ機能の使用
ソーシング・スーパーユーザーとして設定および管理機能を使用して実行する実装ステップは、「ネゴシエーション管理」ページから使用できます。このページを表示するには、「管理」タブをクリックします。
このページにあるリンクを使用して、Oracle Sourcingシステムを設定および保守します。
システムにより使用される企業名を指定できます。 この名前を指定するには、次のスクリプトを実行します。
$APPL_TOP/pos/12.0.0/patch/120/sql/POSENTUP.sql
このスクリプトは企業名の入力を要求し、関連する表をその情報で更新します。 このスクリプトを実行しない場合、会社名として「デフォルトの企業名」がシステムにより使用されます。
プロファイル・オプションはシステムの処理を制御する方法の1つです。プロファイル・オプションによって生産資源の使用を制御したり、特定のアプリケーション機能を使用可能または使用不可にしたりできます。 次のシステム・プロファイル・オプションはOracle Sourcingに関連したものです。 その他のプロファイル・オプションは、Oracle Sourcingとその他のアプリケーション(Oracle Procurement ContractsおよびOracle Services Procurementなど)の間の統合の有効化に関連したものです。
オプション「PO: Oracle Sourcingドキュメントの自動作成を許可」を「Yes」に設定すると、バイヤーはAutoCreateを使用して暫定的なオークションとソーシングの見積依頼を生成し、Oracle Sourcingでそれらを完了および審査できます。
オプション「PO: 自動作成文書の表示」を「Yes」に設定すると、バイヤーが暫定ソーシング・ドキュメントの自動作成を完了した後、Oracle PurchasingからOracle Sourcingを自動的に起動できます。バイヤーには、「暫定ネゴシエーションの編集」機能を含む職責が必要です。
審査承認機能を使用すると、バイヤーは発注を作成する前に承認処理を通過できます。 この機能を使用する前に、『Implementing Oracle Approvals Management』の説明に従ってOracle Approvals Managementを実装する必要があります。 その後、「PON: ソーシング審査承認使用可能」を「Yes」に設定します。
システムは最新の仕入先取引を検索できます。 バイヤーは、この取引履歴を使用して、たとえば特定のネゴシエーションに参加を依頼する仕入先を特定するときに仕入先の実績を調査できます。 「PON: 仕入先取引履歴期間」は、システムが何日前まで仕入先取引詳細を検索する必要があるかを示す数値に設定します。
「PON: 自動デフォルト・カタログ属性」は、ショッピング・カテゴリが選択されたときにOracle Sourcingが自動的にネゴシエーション明細に追加するカタログ属性のタイプを決定します。
全て - ベースおよびカテゴリの両方の記述子が明細に追加されます。
ベース - ベース記述子のみが明細に追加されます。
カテゴリ - カテゴリ記述子のみが明細に追加されます。
なし - 明細に自動的に追加される記述子はありません。
「PON: 外部アプリケーション・フレームワーク・エージェント」は、仕入先に送信される通知内のリンクにURL(通常はファイアウォール外)が使用されることを指定します。
Oracle Sourcingから選択できるレポートの他に、Oracle Daily Business Intelligenceが実装されている場合は、「POA: DBI実装」を「Yes」に設定してOracle DBIからの追加レポートにアクセスできます。
「POS: 外部URL」は、外部要約ページの他に仕入先登録ページへのリンクを作成する場合に使用します。
要件を定義するときにリッチテキスト機能を使用可能にするには、「セルフサービス・アクセシビリティ機能」を「なし」に設定します。
「外部ユーザー用Oracle Sourcingデフォルト職責」は、Oracle Sourcingから登録された外部ユーザーに割り当てられる職責を指定します。
システム・プロファイル・オプションの設定の詳細は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
このステップでは、ユーザーに対して各自の職務に必要な職責を割り当てます。 ユーザーに職責を割り当てるときは、各ユーザーのプロファイルに、姓、名およびEメール・アドレスが含まれていることを確認します。
Oracle HRMSで担当エントリを設定する手順は、『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』を参照してください。
ユーザーへ職責を割り当てる手順は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
ソーシング・スーパーユーザー、ソーシング・バイヤー、ソーシング・チーム・メンバーおよびソーシング仕入先の職責は、必要なジョブ機能のほとんどを使用して事前定義されています。 ただし、有効なメニューおよび機能を使用して、カスタマイズされた職責を作成できます。 各職責に対して定義されているメニューおよびジョブ機能の全リストは、付録B「Oracle Sourcingの職責と機能」を参照してください。 この付録に記載されている情報は、カスタマイズされた職責を作成するかどうかと、作成する場合は新規職責にどのメニューおよびジョブ機能を割り当てるかを決定するために役立ちます。 新規職責を定義する手順は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
特に次のジョブ機能は、ソーシング・スーパーユーザーおよびソーシング・バイヤーの職責に対して事前定義されています。 ただし、これらの機能はネゴーシエーションの公開、ネゴーシエーションのロック解除/開封、および取引の審査を扱うため、セキュリティ上の理由から、ソーシング・チーム・メンバー職責を使用するか、これらの機能を含まないカスタマイズした職責を作成することもできます。必ずカスタマイズした新規職責を作成し、シード済の職責は変更しないでください。
機能 | 説明 | シード済の スーパー ユーザー | シード済の バイヤー | シード済の チーム・ メンバー |
---|---|---|---|---|
ネゴシエーションの審査 | ユーザーは、自分で作成したネゴシエーションに対して審査決定を下すことができます。 | Yes | Yes | No |
封印ネゴシエーションのロック解除 | ユーザーは封印ネゴシエーションをロック解除できます。 | Yes | Yes | No |
封印ネゴシエーションの開封 | ユーザーは封印ネゴシエーションを開封できます。 | Yes | Yes | No |
ネゴシエーションの公開 | ユーザーはネゴシエーションを公開できます。 | Yes | Yes | No |
次のジョブ機能は、ソーシング・バイヤーまたはソーシング・チーム・メンバーではなく、ソーシング・スーパーユーザーに割り当てられます。 バイヤーおよびチーム・メンバーには明示的に付与する必要があります。
機能 | 説明 | シード済の スーパー ユーザー | シード済の バイヤー | シード済の チーム・ メンバー |
---|---|---|---|---|
その他のネゴシエーションの審査 | ユーザーは、他のユーザーが作成したネゴシエーションに対して審査決定を下すことができます。 | Yes | No | No |
暫定ソーシング・ドキュメントの管理 | ユーザーは、暫定ネゴシエーションを編集、削除および公開できます。 | Yes | No | No |
ソーシング・ドキュメント・テンプレートの管理 | ユーザーは、ネゴシエーション・テンプレートを作成、編集および管理できます。 | Yes | No | No |
カスタマイズした職責を作成する手順は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
コラボレーション・チームにより、組織内のバイヤーのグループは連携してネゴシエーションを作成および管理できます。 次の機能により、コラボレーション・メンバーはチームの他のメンバーを追加または削除できます(ネゴシエーションの所有者はこの機能をデフォルトで使用できます)。チームに定義され、この機能が割り当てられた、アクセスが表示のみに制限されていないユーザーは、コラボレーション・チームの構成を管理できます。この機能はソーシング・スーパーユーザーにシードされており、必要に応じて、バイヤーにこのジョブ機能を明示的に付与する必要があります。
機能 | 説明 | シード済の スーパー ユーザー | シード済の バイヤー | シード済の チーム・ メンバー |
---|---|---|---|---|
コラボレーション・チームの管理 | ユーザーは、アクセス可能なネゴシエーションのコラボレーション・チームを管理できます。 | Yes | No | No |
ソーシング職責の詳細は、付録B「Oracle Sourcingの職責と機能」を参照してください。
バイヤーにソーシング・ユーザー職責を付与します。
コラボレーション・チーム・メンバーとして参加するユーザーにソーシング・チーム・メンバー職責を付与します。
Oracle Sourcingシステムを保守するすべてのユーザーに、ソーシング・スーパーユーザー職責を付与します。
注意: 職責がカスタマイズされている場合は、ソーシング仕入先職責に、ソーシング・バイヤーまたはソーシング・スーパーユーザーのみに属する機能が含まれていないことを確認してください。 ソーシング仕入先職責にどの機能が適しているかは、付録B「Oracle Sourcingの職責と機能」を参照してください。
バイヤー・セキュリティを使用すると、バイヤーはソーシング・ドキュメントを保護できます。 組織に対しても、バイヤーの処理全般にわたって拡張された柔軟性が提供されます。バイヤーは、デフォルトのセキュリティ・レベルを受理するか、特別な状況でそれを上書きするよう選択できます。使用可能なセキュリティ・レベルは、次の3つです。
公開: すべてのシステム・ユーザーがドキュメントにアクセスできます。
非公開: ドキュメントの所有者、コラボレーション・チーム・メンバーおよび後続の承認者がドキュメントにアクセスできます。
階層: ドキュメントの所有者、コラボレーション・チーム・メンバー、後続の承認者およびセキュリティ階層でドキュメントの所有者より上位の個人がドキュメントにアクセスできます。このセキュリティ階層は、Oracle Purchasingと共有されます。
「非公開」および「階層」セキュリティでは、ユーザーをコラボレーション・チームに割り当てることで、バイヤーが各ソーシング・ドキュメントに対する明示的なアクセス権を付与します。 また、すべてのバイヤーを、表示専用アクセスまたはスコアリング・アクセスに制限するか、ドキュメント承認者として割り当てることができます。
バイヤー・セキュリティを設定するには
企業の営業単位ごとにシード・データの複製コンカレント・プログラムを実行します (複数営業単位を設定していない場合は、単一組織モードで実行します)。 コンカレント・プログラムを実行する手順の詳細は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
シード・データの複製プログラムが実行されると、Oracle Sourcingでは、すべてのソーシング・ドキュメントのデフォルトとして「公開」セキュリティ・レベルを使用します。デフォルトを異なるレベルに設定する場合は、次の手順を実行してください。
文書タイプを更新できる職責で、Oracle Purchasingにログインします。
「ドキュメント・タイプ」ページにナビゲートします。 「設定」->「購買」->「ドキュメント・タイプ」
適切な「営業単位」を選択して「進む」をクリックします。 Oracle Sourcingで使用されているドキュメント・タイプ(「ソーシング・バイヤー・オークション」、「ソーシング見積依頼」または「ソーシング情報依頼」)に対する「更新」をクリックします。
「セキュリティ・レベル」ドロップダウン・メニューから、新規セキュリティ・レベル(「公開」、「非公開」または「階層」)を選択します。
「適用」をクリックします。
セキュリティ・レベルとして「階層」を選択した場合、Oracle Sourcingでは、このドキュメント・タイプに対するアクセス権を付与するときに「購買オプション」ページで設定した階層を使用します。
要件には、仕入先がネゴシエーションに応答するときに仕入先からのヘッダー・レベル情報が必要です。 要件はセクションにグループ化できます。 これにより、セクションを使用して仕入先に対する質問を論理的で一貫した構造にまとめることができます。 ソーシング管理者がセクションを作成し、バイヤーが後でネゴシエーションの作成時にこのセクションに各自の要件を割り当てることができます。 または、管理者が事前に定義したセクションのかわりに、バイヤーがネゴシエーションの作成時に新しいセクションを作成することもできます。
属性グループは、明細属性をグループ化して、多数の属性を使用するネゴシエーションにさらに論理的な構造を提供するために使用されます。 バイヤーが作成中のネゴシエーションに属性を追加するときに、その属性をグループに割り当てることができます。 Oracle Sourcingには、「一般」と呼ばれる属性グループが提供されています。 この属性グループが、すべての明細属性にデフォルトで自動的に適用されます。
「一般」のかわりに、バイヤーが使用できる別の要件セクションまたは属性グループ値を追加できます。 別のセクションまたはグループ値を追加する手順は、次のとおりです。
アプリケーション開発者職責へのアクセス権を持つユーザーを使用して、Oracle Applicationsにログインします。
「Application Object Library参照」フォームにナビゲートします(「アプリケーション」->「参照」->「Application Object Library」)。
「タイプ」フィールドでPON%GROUPSを問い合せます。 これにより2つの参照が戻されます。
タイプ | 意味 |
PON_HEADER_ATTRIBUTE_GROUPS | ソーシング要件セクション |
PON_LINE_ATTRIBUTES_GROUPS | ソーシング明細属性グループ |
最初のエントリには、要件セクションに使用できるセクション値がリストされます。 2番目のエントリには、明細属性に使用できるグループ値がリストされます。 要件セクションを追加するには、最初のエントリをクリックします。 明細属性グループを追加するには、2番目のエントリをクリックします。
「Application Object Library参照」フォームで、グループ値を追加します。 グループ値の追加が完了した後、作業内容を保存してOracle Applicationsを終了します。
参照値を追加する手順は、『Oracle Applications開発者ガイド』を参照してください。
新しい参照値を反映するには、中間層サーバーをバウンスする必要があります。
「一般」をデフォルトの属性グループ値にしない場合は、別のデフォルトを指定できます。 デフォルトの属性グループを指定する方法は、次のステップ「ネゴシエーション設定の定義」の説明を参照してください。
「ネゴシエーション設定」ページを使用して、Oracle Sourcingシステムの様々な側面を設定および保守します。 このページの内容は、次のとおりです。
デフォルトのランキング表示の選択
非公開のオークションまたは見積依頼での表示指定
許容される原価ファクタ・タイプの特定
デフォルトの価格分岐タイプの指定
必須の審査承認の許可
ヘッダー・スコアリング・デフォルトの定義
デフォルトの明細属性グループの定義
金額ベース明細タイプのデフォルト単位の定義
複数ラウンド・ネゴシエーションにおける応答レベルの強制
仕入先検出のためのURLのリスト
仕入先オンライン・ウィンドウ値の指定
コンカレント処理値の指定
「ネゴシエーション設定」ページの使用
次のタスクはすべて、「ネゴシエーション設定」ページから実行します。
「ネゴシエーション設定」ページにアクセスする方法は、次のとおりです。
「ネゴシエーション・ホーム」ページで、「管理」タブをクリックします。
「管理」タブで、「ネゴシエーション設定」をクリックします。
次のタスクの実行を完了した後、「適用」をクリックして更新内容を保存します。
デフォルトのランキング表示の設定
システムは、オークションまたは見積依頼に参加している仕入先の応答をランク付けできます。ソーシング・スーパーユーザーは、どのタイプの指標をランキングの表示に使用するかを選択できます。 また、非公開のオークションまたは見積依頼でランキング情報を表示するかどうかも選択できます(封印されたオークションまたは見積依頼では、オークションまたは見積依頼が開封されるまでランキングは表示できません)。
ランキング指標を選択するには
「ネゴシエーション設定」ページの「ランク指標」セクションで、デフォルトのランク指標を選択します。 この指標は、ネゴシエーションにおける応答のランクの表示方法を特定するために使用されます。
ネゴシエーションの作成時に、ネゴシエーション作成者がデフォルト以外のランク指標を選択できるようにするには、上書きチェックボックスをクリックします。
非公開のオークションおよび見積依頼での表示指定
非公開のオークションまたは見積依頼の参加者は、通常、他の参加者の応答に関する情報の表示を制限されています。 ただし、適切なチェックボックスを選択することで参加者が応答のランキングを表示できるように許可することができます。 この選択は保持され、将来の非公開のオークションおよび見積依頼にも適用されます。
非公開のオークションまたは見積依頼の参加者に対して、競合する応答ランキングの表示に加えて実際の応答価格の表示も許可する場合は、 「仕入先に最適価格を表示」チェックボックスを選択します。
許容される原価ファクタ・タイプの特定
原価ファクタは、明細の合計原価の計算時に含める必要がある追加原価を示します。 原価ファクタには、2つのタイプがあります。
仕入先原価ファクタは、品目またはサービスを取得するために仕入先に対してバイヤーが支払う必要がある追加原価(価格以外)を示します。 たとえば、ソフトウェアの購入には研修の追加原価が含まれる場合があります。 バイヤーは仕入先原価ファクタを定義し、仕入先は請求金額で応答します。
バイヤー原価ファクタは、特定の仕入先との取引時に生じる追加原価を反映します。 この原価は、地理的な場所、仕入先の実績履歴またはその他の事由により発生する場合があります。 バイヤーはバイヤー原価ファクタを定義し、それぞれの金額を指定します。 仕入先はバイヤー原価ファクタには応答しません。
バイヤーがネゴシエーションに適用できる原価ファクタのデフォルト・タイプを指定できます。 バイヤーは、ネゴシエーションの作成時にこの値を上書きできます。
原価ファクタのデフォルト・タイプを指定するには
「原価ファクタ」メニューから適切な値を選択します。
デフォルトの価格分岐タイプの指定
ネゴシエーション・タイプが包括購買契約や購買契約の場合、バイヤーは仕入先とのネゴシエーションに価格分岐を指定できます。 バイヤーは、仕入先に対して価格分岐への応答を要求するか、仕入先による価格分岐値の変更または独自の価格分岐での応答を許可できます。 バイヤーには、ネゴシエーションの作成時に3つの選択肢があります。
なし - 価格分岐は定義されません。
必須 - 仕入先は価格分岐に応答する必要があり、変更できません。
オプション - 仕入先は価格分岐に応答する必要がありますが、バイヤーの価格分岐値を変更することもできます。
デフォルトの価格分岐タイプを定義できます。 これは、必要に応じてバイヤーが上書きできます。
「価格分岐」メニューから適切な値を選択します。
必須の審査承認の許可
発注を生成する前に、審査決定の承認を選択できます。 審査承認階層(従業員管理者階層または職階階層)はOracle Human Resourcesで定義されます(承認階層の詳細は、前述のステップのバイヤー・セキュリティに関する説明を参照してください)。 このセクションは、システム・プロファイル・オプション「PON: ソーシング審査承認使用可能」を「Yes」に設定した場合にのみ表示されます(このシステム・プロファイル・オプションの説明は、前述のステップ「システム・プロファイル・オプションの定義」を参照してください)。
「ネゴシエーション設定」ページで、該当するラジオ・ボタンを選択して審査承認が必要かどうかを指定します。
オプションで、「ネゴシエーション作成者に指標の上書を許可」をクリックしてバイヤーにこの設定の上書きを許可できます。
ヘッダー・スコアリング・デフォルトの定義
ヘッダー要件スコアのデフォルトを定義できます。 仕入先の応答の評価時にバイヤーにスコアの重み付けを許可し、デフォルトの最大スコア値を定義できます。 スコアリング基準を仕入先に表示するかどうかも選択できます。
ヘッダー・スコアのデフォルトを定義するには
「ネゴシエーション設定」ページで、該当するチェック・ボックスを選択して適切な値を入力します。
デフォルトの明細属性グループの定義
ネゴシエーション明細または属性リストに定義される属性は、属性グループに割り当てる必要があります。 属性グループにより属性の表示方法を制御できます。これは、グループ内での属性の順序を指定できるためです。 属性は、最初に作成されたときにデフォルトのグループに割り当てられます。 ネゴシエーション明細属性に割り当てられるデフォルトのグループを指定できます。
「ネゴシエーション設定」ページで、事前定義されたグループのリストからグループを選択します。
追加の属性グループ値を定義する手順は、前述のステップの説明を参照してください。
金額ベース明細タイプのデフォルト単位の定義
金額ベース明細のネゴシエーションは、通常、単位ベースでは行われません。 かわりに、通常は研修やコンサルティングなどのサービスを指します。そのため、金額ベース明細項目タイプに関連する単位はありません。 しかし、ネゴシエーション明細を定義する際、単位は必須フィールドです。 金額ベース明細を簡単に作成できるようにするため、金額ベース明細のネゴシエーションを作成するときに使用するデフォルト値を選択できます。
デフォルトの単位を定義するには
「金額ベース明細項目の単位」セクションで、メニューからデフォルトとして使用する値を選択します。このメニューから選択可能なエントリは、Oracle Purchasingで定義できます。
複数ラウンド・ネゴシエーションにおける応答レベルの強制
ネゴシエーションを次の応答ラウンドに持ち込む場合、仕入先が前のラウンドで提示した価格より低い価格で、新規のラウンドで応答するように強制できます。
新規ラウンドのネゴシエーションにおいて、より低い価格で応答するように仕入先に要求するには、チェックボックスを選択します。 このチェックボックスでは、新規ネゴシエーションのデフォルトのみが設定されます。 このコントロールは新規ラウンドの作成時にのみ表示され、その後、上書きできます。
仕入先検出のためのURLのリスト
仕入先の外部Webサイトに関する情報を提供するURLのリストを定義できます。 バイヤーは、これらのリンクを使用して、ネゴシエーションの作成時に「仕入先の追加」ページから仕入先のWebサイトをアクセスおよび参照できます。 バイヤーは、仕入先のWebサイトの情報を使用して、作成中のネゴシエーションへの参加を仕入先に依頼するかどうかを決定できます。
「ネゴシエーション設定」ページの「仕入先の検出」セクションにスクロールします。 「プロバイダ名」(これはシステム内で使用される名前であり、仕入先の正式名称である必要はありません)、およびプロバイダ・サイトのURLを入力します。バイヤーがリンクを表示および使用できるようにするには、「使用可能」をクリックします。「使用可能」フラグを選択および選択解除することにより、異なるサイトへのアクセスを制御できます。
仕入先オンライン・ウィンドウ値の指定
ライブ・コンソール機能により、バイヤーはリアルタイムでネゴシエーションをモニターできます。 この情報は自動的にリフレッシュおよび再表示されます。 その他の情報に加えて、この機能によりバイヤーはどの仕入先が実際にネゴシエーションに参加しているかを確認できます。 システムは、仕入先の最後の処理からの経過時間の追跡により現在「オンライン」とみなされる仕入先を示します。 仕入先の最後の処理から仕入先がオンラインでなくなったとみなすまでの最大経過時間を指定できます。 新しい情報でページがリフレッシュされるまでの最小時間も指定できます。
仕入先オンライン・ウィンドウ値を設定するには
「ネゴシエーション設定」ページで、「仕入先オンライン・ウィンドウ」セクションにスクロールします。 「仕入先オンライン・ウィンドウ」の値に数値を入力します。 これは、仕入先の最後の処理から、仕入先が有効でなくなったとみなされるまでの経過分数です。 ネゴシエーションの最後にページがリフレッシュされるまでの経過秒数も入力してください。
コンカレント処理値の指定
大規模ネゴシエーションでは、数百または数千の明細が含まれる場合があります。 このようなネゴシエーションの処理は、長時間を要するリソース集中型となる可能性があります。 オンラインで処理されるネゴシエーション明細の数に対する制限を指定することができます。 この数を超える明細を含むネゴシエーションは、コンカレント要求を使用して非同期に処理されます。 たとえば、しきい値が500に設定されバイヤーが600個の明細の見積依頼を定義した場合、バイヤーがそのネゴシエーションを公開するとコンカレント要求が生成されバックグラウンドで実行されます。 これにより、バイヤーの端末が解放されます。 バイヤーは要求の処理をオンラインでモニターでき、完了時に通知を受信することができます。
コンカレント処理のために、次の数値を設定します。
オンラインで処理される明細の最大数
表示に含まれるエラー・メッセージの最大数
処理およびエラー・メッセージのしきい値を設定するには、該当するフィールドに値を入力します。
ソーシング・プロセスの重要な要素の1つが、仕入先とバイヤーのコミュニケーションです。 Oracle Sourcingでは、ソーシング・プロセスをとおして表示される多数の通知が生成されます。 ただし、これらの通知の多くは、購買組織が従うソーシング・ドキュメント・タイプまたはソーシング・ビジネス・プロセスにより変化します。
Oracle Sourcingには、管理者がシステム全体で通知を簡単に有効または無効にできる通知フレームワークがあります。
適切な通知を選択するには
「ネゴシエーション・ホーム」ページから「管理」タブをクリックします。
「管理」ページで、「通知サブスクリプション」をクリックします。
「通知サブスクリプション」ページで、どの通知がどのネゴシエーション・タイプに適用されるかを選択します。
完了後、「適用」をクリックします。
Oracle Sourcingにアクセスしてネゴシエーションに参加するには、仕入先の会社およびユーザーをシステムに登録する必要があります。 仕入先および仕入先ユーザー(担当)をシステムに登録するにはいくつかの方法があります。
会社がすでに登録されている場合
バイヤーは、仕入先会社の担当に参加を依頼してシステムに登録することができます。
バイヤーが担当の電子メール・アドレスを知っている場合は、ネゴシエーションの作成時に仕入先担当を参加依頼済仕入先のリストに追加できます。 参加依頼通知が担当に送付されるとき、この通知には担当が登録のためにアクセスできる登録ページへのリンクが含まれています。
会社が登録されていない場合
バイヤーは、登録ページのURLを仕入先会社の担当に送付します。 担当は、ページにアクセスして登録要求を完了できます。
バイヤーが担当および会社の情報を把握している場合、ネゴシエーションの作成時に会社を暫定的に登録できます。 仕入先担当に通知が送られ、登録要求を完了できます。
登録要求の発行方法に関係なく、要求はバイヤーの会社の承認者の許可を得る必要があります。
仕入先会社の担当がOracle Sourcingネゴシエーションに参加できるためには、その前に、システムに登録してソーシング仕入先職責を割り当て、セキュリティ情報を定義する必要があります。 担当の職責およびセキュリティ制限を割り当てる手順は、『Oracle iSupplier Portal User's Guide』を参照してください。
仕入先が登録され承認されると、仕入先会社の指定管理者が、提供する製品およびサービスに関する詳細情報を含んだプロファイルを作成および保守できます。 バイヤーは、この仕入先情報を検索して、作成するネゴシエーションの仕入先をより効率的に絞り込むことができます。 システムでは、パフォーマンス分析用の様々なレポートの生成に使用できる、仕入先に関する購買情報も追跡されます。
仕入先および仕入先ユーザーの登録および承認の手順は、『Oracle iSupplier Portal Implementation Manual』を参照してください。
ネゴシエーション条件は、仕入先が初めてネゴシエーションに応答する前に仕入先に提示されます。 仕入先ユーザーは、応答を発行する前にその条件を受け入れる必要があります。 同じネゴシエーションで次の応答をするときに条件を受け入れる必要はありません。
ネゴシエーション条件を定義するには
「ネゴシエーション・ホーム」ページで、「管理」タブをクリックします。
「ネゴシエーション条件の設定」をクリックします。
「ネゴシエーション条件の設定」ページを使用して、ネゴシエーション時に表示する条件を定義します。 複数の言語がインストールされており、他の言語を使用する仕入先がある場合は、言語を選択して言語ごとに条件を翻訳します。
ネゴシエーション条件の入力を完了した後、「適用」をクリックします。
属性は、仕入先がネゴシエーション明細に応答するときに提供する必要がある追加詳細(応答価格以外)を示します。
明細属性は、ネゴシエーションの明細に適用される特性です。 たとえば、ネゴシエーションに自動車の明細が含まれる場合、マイレージという明細属性が使用される場合もあります。 この属性には、この明細への応答として走行距離計の数値が12,000マイル以下であることを指定する目標値が設定されている場合があります。
バイヤーがネゴシエーションに同じ属性を繰り返し含めている場合、属性定義を含む属性リストを作成できます。 これでバイヤーは、属性を繰り返し定義するかわりに、属性リストをネゴシエーションに適用するだけで済みます。 属性リストにより、ネゴシエーションの作成が効率化し、ソーシングの手順が標準化されます。 バイヤーは独自の属性リストを作成できます。
バイヤーがソーシング・ドキュメント・テンプレートに属性リストを含めた場合、このリストの属性は、そのテンプレートを使用して作成したソーシング・ドキュメントに追加されるすべての品目に適用されます(ただしバイヤーは必要に応じて属性を編集および削除できます)。属性リスト名以外の設定項目は、属性リストの作成後に編集できます。
明細属性リストを作成するには
「ネゴシエーション・ホーム」ページで、「管理」タブをクリックします。
「管理」ページで、「再使用可能属性リスト」をクリックします。
「再使用可能属性リスト」ページで、「明細属性リストの作成」をクリックします。
「明細属性リストの作成」ページで、属性リストのリスト名と簡単な摘要を入力し、「ステータス」(有効または無効)を選択します。有効なリストはただちに使用できます。無効なリストはシステムに保存されますが、リストを編集してステータスを有効にしないかぎり使用されません。
該当するフィールドに属性情報を入力します。必須フィールドにはアスタリスク(*)がついています。
*属性: 属性の名前を入力します(たとえば、マイレージ、PPM欠陥率、グレードなど)。
グループ: 事前定義されたグループの1つに属性を割り当てます。 グループは属性のソートに使用できます。
属性タイプ: 仕入先が応答するときに、この属性への値の入力を必須とする場合は「必須」を、必須としない場合は「オプション」をそれぞれ選択します。仕入先に表示するものの、応答時の入力は不要とする属性には、「表示のみ」を選択します。
値タイプ: 仕入先が、応答時にこの属性に入力する値のタイプを選択します。 入力できる値タイプには、テキスト(文字、単語、数字など)、数値(小数点付きの数値も可能)、日付(ユーザーまたは仕入先が日付設定として選択した書式)、またはURL(http://、https://、ftp://などの有効なURLプロトコルで始まるWebサイト・アドレス。 URLタイプの値はリンクとして表示されます。たとえば、「テキスト」タイプとして入力されたWebサイト・アドレスは単なるテキストとして表示されます)があります。 選択した値タイプによって、「目標値」フィールドに入力できる値も決まります。
目標値: 必要に応じて、「目標値」フィールドに属性の最適値を設定します(たとえば、「各車12,000マイル以下の走行距離」や「製造部品100万個当たり7個以下の欠陥率」など)。
目標の表示: 仕入先に目標値を表示する場合は、このチェックボックスを選択します。 仕入先に目標値を表示しない場合は、チェックボックスの選択を解除します。
この属性が必須であり、許容されるエントリおよびスコアに値を割り当てる場合は、「スコア」アイコンをクリックします。
バイヤーは明細属性に対して受理可能な応答を示し、その応答値の望ましさを示すスコアを各応答に指定できます (仕入先は、属性の「属性タイプ」値が「必須」の場合に応答を入力する必要があります)。 属性にスコアを付けることで、属性に許容される値を定義し、各応答の相対的な望ましさを示すことができます。 スコアは、複数属性スコアリング・ネゴシエーションで最善の応答を決定する場合にも使用されます。
「スコアリング基準の入力」ページで、この属性に許容される値を指定し、各値にスコアを割り当てる必要があります。
テキスト属性の場合、受理可能な値のリストを指定します。
数値および日付属性の場合は、数値または日付の範囲を指定します(1つの数値または日付を定義するには、「自」と「至」の値を同じ数値または日付に設定します)。 日付値を選択するには、ポップアップ・カレンダをクリックします。
この方法でURL属性タイプにスコアを付けることはできません。
この属性に許容されるすべての値を指定した後は、各値(または値の範囲)のスコアを定義する必要があります。 その値の望ましさを表す数値を指定します。数値が大きいほど、その応答が望ましいことになります。
5つを超える値を追加してスコアを付ける必要がある場合は、「5行を追加」をクリックしてさらに5つの入力行を表示します。
値を指定してスコア付けした後、「適用」をクリックします。 「明細属性リストの作成」ページに戻ります。
このリストの残りの属性を追加して、スコアを付けます。
オプションで明細属性の表示順序を指定することもできます。 属性の順序を指定するには、後述の手順を使用します。
このリストへの属性の定義が終了した後、「適用」をクリックします。
明細属性の順序付け
明細属性は定義した順に表示されます。 ただし、必要に応じて順序を変更できます。
明細属性の順序を定義するには
「連番」をクリックします。
「連番属性」ページでは、明細属性は定義した順に表示され、番号が付けられています。
新しい順序を反映するために、属性番号を変更します。
終了後、「適用」をクリックします。 属性順序が変更され「明細属性リストの作成」ページに戻ります。
要件は、ネゴシエーションに応答した仕入先に関する高レベルの情報を要求するために定義します。 この情報は、仕入先自体または社内の評価担当者から得られます。 要件は、通常、質問の形式で定義されます。
要件を定義した後は、それらの要件を組み合せて、再使用可能属性リストに似た再使用可能なリストにすることができます。 最初にリストを作成し、その後、そのリストの要件を定義します。
要件リストの定義
要件リストを定義するには
「ネゴシエーション・ホーム」ページから「管理」タブをクリックします。
「再使用可能要件リスト」をクリックします。
「要件リストの作成」ページで、
要件リストの名前を入力します。
リストの摘要を入力します。
リストのステータスを選択します(無効なリストは使用できません)。
リストを作成した後は、そのリストに対する要件の定義を開始できます。
要件の定義
セクションと呼ばれる要件の集合を作成します。 要件と呼ばれるデフォルトのセクションが提供されています。 要件の定義を開始する手順は、次のとおりです。
「要件リストの作成」ページの「要件」領域で、要件と呼ばれるデフォルト・セクションのエントリを選択します。
「セクションの追加」をクリックします。
新しいセクションを追加するには、「追加」ドロップ・ダウン・メニューでデフォルトの「新規セクション」を使用します。
新しいセクションの名前を入力します。
このセクションの個々の要件の追加を開始する準備ができている場合、「要件の適用および追加」をクリックします。 このセクションの後にセクションを作成する必要がある場合は、「セクションの適用および追加」をクリックします。 セクションの内部にセクションを作成することはできません。
「要件リストの作成: 要件の追加」ページで、提供されたテキスト・ボックスに要件の質問を入力します。
要件のテキストを定義した後は、この要件の「プロパティ」を必要に応じて設定します。
タイプ ネゴシエーション内での要件の使用方法を説明します。 可能な値は次のとおりです。
表示のみ 要件は仕入先に表示されますが、仕入先は要件に対する応答を入力できません。 タイプが表示のみの場合、「目標の表示」は「はい」に設定され、「スコアリング方法」は自動的に「なし」に設定されます。 要件の表示のみの場合には、バイヤーが関心のある追加的な側面が仕入先に通知されるのみです。
内部 内部要件はバイヤーのみが表示できます。 内部要件に重み付けがされている場合、仕入先に表示される重みの合計値は100まで加算されません。たとえば、ある要件が内部要件で重みが10の場合、仕入先には内部要件に関する情報が表示されず、重み付けされたすべての要件の合計が90として表示されます。重み付けがされていない場合は、ネゴシエーションの処理中に新規の内部要件が追加される可能性があります。 重み付けされている場合、新規の内部要件は、その重みがゼロであるか、その重みが別の内部要件から差し引かれている場合に追加できます。 内部要件では「目標の表示」が「いいえ」に設定されます。
オプション 仕入先はこの要件に応答する必要はありません。
必須 仕入先はこの要件に応答する必要があります。
値タイプ 仕入先が、応答時にこの要件に対して入力できる文字のタイプを選択します。テキスト(文字、単語、数字)、数値(小数点付きの数値も可能)、日付(ユーザーまたは仕入先が日付設定として選択した書式)、またはURL(http://、https://、ftp://などの有効なURLプロトコルで始まるWebサイト・アドレス。 URLタイプの値はリンクとして表示されます。たとえば、「テキスト」タイプとして入力されたWebサイト・アドレスは単なるテキストとして表示されます)があります。 値タイプによって、「目標」フィールドに入力できる文字も決まります。
注意: テキストは、最も柔軟性のある値タイプです。 「テキスト」を選択すると、仕入先は数字および文字を入力できます。 「数値」を選択すると、参加者は数字のみを入力でき、「日付」を選択すると、仕入先は日付を日付書式でのみ入力できます。
目標 要件の目標値(たとえば、創業30年以上)を入力します。
仕入先へ表示 仕入先に目標値を表示するかどうかを示します。
スコアリング方法 この要件に対する応答のスコア付けの方法を選択します。
なし - 応答にスコアを付けることはできません。
自動 - 定義したスコアリング情報に基づいてシステムがスコアを割り当てます。 「自動」を選択する場合、許容される値(または値の範囲)とそれぞれのスコアを定義する必要があります。
手動 - 参加者の応答にスコアを付けるときに、評価担当者が特定の応答のスコアを手動で入力します。
選択されたスコアリング方法は、特定の要件にのみ適用されます。 自動および手動でスコアが付けられた両方の要件を、同じネコジエーション内で組み合せて使用できます。
要件のスコアリングを有効にすると、次のフィールドも設定できます。
最大スコア(手動のスコアリング方法のみ)
この要件に許容される最大スコアを設定できます。 ソーシング管理者がこのプロパティのデフォルト値を設定している可能性がありますが、必要に応じて上書きできます。
ノックアウト・スコア
仕入先の応答に適用されるしきい値を指定できます。 仕入先の応答に対するスコアがこのしきい値を満たさない場合、その応答はバイヤーがノックアウト結果を適用した後にショートリストから削除されます。
重み(自動および手動のスコアリング方法のみ)
重み付けを使用する場合、この要件の重みを入力します。 割り当てる値は、このネゴシエーションの他のすべての要件に対する、この要件の相対的な重要性を反映したものである必要があります。 値が大きいほど、その要件は重要になります。すべての要件の重みの合計は100である必要があります。
この要件に受理可能な応答値(または応答値の範囲)を定義できます。 テキスト・タイプの要件に受理可能な応答値を定義すると、その値が応答者に表示され、応答者は事前に定義された値のリストから値を選択する必要があります。
「手動」のスコアリング方法を選択した場合、これらのフィールドは表示されません。 「自動」のスコアリング方法を選択した場合は、受理可能な値とそのスコアの両方を定義する必要があります。 受理可能な値を定義する手順は、次のとおりです。
「受理可能な値」の下の「5行を追加」ボタンをクリックします。
次のフィールドに値を入力します。
応答値
この要件に受理可能な値を入力します。 個別の値を必要な数だけ入力して、受理可能なすべての応答を特定できます。 入力する値は、この要件に指定した「値タイプ」(テキスト、数値、日付)を反映している必要があります。
値 自/値 至(数値および日付タイプの要件のみ)
要件の値タイプが数値または日付の場合、特定の数値/日付を入力するか、数値/日付の範囲を定義できます。 単一の値を定義する場合、「自」および「至」の両方のフィールドにその数値を入力します。 それ以外の場合で、範囲を定義するには、始まりの値を「自」フィールドに、終わりの値を「至」フィールドに入力します。
原価ファクタを使用すると、明細に関連する追加原価を特定し、それについて交渉できます。 原価ファクタによって価格以外の追加原価を考慮に入れることで、品目またはサービスの合計原価をより現実に近い形で認識できます。 このような原価には、コンサルティングや研修などの追加原価または切替原価などの内部原価が含まれます。
発生頻度の高い追加原価に対する原価ファクタを作成した後は、原価ファクタのリストを作成できます。 これにより、バイヤーはこれらの原価ファクタ・リストをネゴシエーションに適用し、あわせてネゴシエーションが必要な二次原価をすばやく判断できます。
原価ファクタを定義するには
「ネゴシエーション・ホーム」ページで、「管理」タブをクリックします。
「原価ファクタ」をクリックします。
「原価ファクタ」ページで、「作成」をクリックします。
「原価ファクタの作成」ページで、次の情報を入力します。
一意のコード。
新規の価格ファクタの名前。
価格ファクタの簡単な摘要。
この価格ファクタの計算方法を決定する価格設定基準値。 明細の定額、明細単位ごとの定額または明細原価のパーセント値を定義できます。
この価格ファクタのステータス。有効な価格要素はただちに使用できます。無効な価格要素は使用できません。
「原価管理」および「請求」の値はソーシングには使用されません。
情報を入力した後、「適用」をクリックします。入力した情報が検証されます。コードが一意でない場合は、別のコードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
原価ファクタ・リストを定義するには
「ネゴシエーション・ホーム」ページで、「管理」タブをクリックします。
「再使用可能原価ファクタ・リスト」をクリックします。
「再使用可能原価ファクタ・リスト」ページで、「原価ファクタ・リストの作成」をクリックします。
「原価ファクタ・リストの作成」ページで、次の情報を入力します。
新規リストの名前
新規リストの簡単な摘要
新規リストのステータス。有効なリストはただちに使用できます。無効なリストは使用できません。
「価格ファクタ」ドロップ・ダウン・リストから、このリストの価格ファクタを選択して「リストに追加」をクリックします。 必要に応じて操作を繰り返し、残りの価格ファクタをリストに追加します。
原価ファクタの追加完了後、「適用」をクリックします。
大部分(またはすべて)のネゴシエーションにおいて同じ中心的な仕入先グループに参加を依頼する場合は、これらの仕入先を、ネゴシエーションで使用する再使用可能参加依頼先リストに追加できます。参加依頼先リストを使用すると、適切な仕入先すべてに目的のネゴシエーションへの参加を依頼できるため、ビジネス・プラクティスが標準化され、さらにネゴシエーション・プロセスの効率化にも役立ちます。バイヤーは、新規のネゴシエーションを作成するときに参加依頼先リストを追加できます。ネゴシエーション・テンプレートに参加依頼先リストを添付することも可能です。
新規の参加依頼先リストを作成するには
「ネゴシエーション・ホーム」ページで、「管理」タブをクリックします。
「再使用可能参加依頼先リスト」をクリックします。
「再使用可能参加依頼先リスト」ページで、「参加依頼先リストの作成」をクリックします。
「参加依頼先リストの作成」ページで、リスト名と摘要を入力し、「アクセス」タイプを選択します。 「公開」を選択すると、すべてのバイヤーがこのリストを表示して使用できます。 バイヤーは、当人のみが使用できる独自の非公開リストを作成できます。作成したリストはただちに使用できます。後でリストが不要になった場合は、そのリストを無効にできます。
「仕入先の追加」をクリックします。
参加依頼先リストに追加する仕入先を検索して選択します。 拡張仕入先検索機能を使用して、仕入先が提供する商品または品目に基づいた仕入先のリストを作成することもできます。
検索フィールドの使用手順は、Oracle Sourcingのオンライン・ヘルプを参照してください。
「仕入先の検索」ページに検索結果が表示された後、リストに追加する仕入先を選択して「参加依頼先リストへ追加」をクリックします。
ページの右上隅にある「参加依頼先リスト」ボックスに仕入先が表示されています。 前述のステップの手順を使用して、仕入先の追加を続行します。 「適用」をクリックして、「参加依頼先リストの作成」ページに戻ります。
「参加依頼先リストの作成」ページに戻ります。 仕入先ごとに、「仕入先担当」フィールドの値が指定されていることを確認します。 追加の仕入先担当に通知を送信する場合、担当のEメール・アドレスがわかっているときは、「追加担当Eメール」フィールドに入力できます。 これは、仕入先がブロードキャストEメールを設定している場合に特に便利です。
Oracle Sourcingでは、複雑な電子ソーシングが可能になります。 製品の数多くの機能により、ユーザーに強力な機能が提供されます。
しかし、多くのネゴシエーションでこれらの機能のすべてが必要なわけではありません。 ソーシング管理者は、ネゴシエーション形式を定義することでどの機能が有効かを制御できます。 ネゴシエーション形式を使用することにより、購買組織では様々なソーシング・イベントのニーズにあうようにOracle Sourcingのユーザー・インタフェースをカスタマイズできます。 再使用可能なネゴシエーション形式により、購買組織ではOracle Sourcingの不要な機能を公開または非公開にすることでユーザー・インタフェースを簡素化できます。 ネゴシエーション形式を使用してソーシング・ドキュメントを作成すると、無効な機能はユーザーに非表示になります。
ネゴシエーション形式を定義するには
「ネゴシエーション・ホーム」ページから「管理」タブをクリックします。
「ネゴシエーション形式」をクリックします。
「ネゴシエーション形式」ページで、「ネゴシエーション形式の作成」をクリックします。
「ネゴシエーション形式の作成」ページで、次を実行します。
形式に名前を付けます。
必要に応じて、形式の摘要を入力します。
デフォルトのステータス「有効」を使用します(ステータスが「無効」の形式は使用できません)。
有効な機能を形式から選択します。
この形式を使用できるドキュメント・タイプを特定します。
完了後、「適用」をクリックします。
Oracle Sourcingでは、バイヤーに対してネゴシエーションのどの側面を使用可能にするかを制御するために、様々な購買ドキュメント形式の使用をサポートしています。 購買ドキュメント形式では、許容される購買基準および明細タイプと、価格分岐や価格差異などの特定の機能を使用できるかどうかが指定されます。 購買ドキュメント形式では、複雑な支払機能の使用も制御されます。 たとえば、価格分岐の定義を許可しない購買ドキュメント形式を定義することができます。 これらの購買ドキュメント形式はOracle Sourcingで認識されるため、バイヤーはネゴシエーションを作成するときに「結果」フィールドで形式を選択することで様々な購買ドキュメント形式を選択できます。
複雑作業ネゴシエーションの作成を計画している場合は、拡張支払および留保金などの複雑作業機能をサポートする購買ドキュメントを使用する必要があります。
購買ドキュメント形式の定義の手順は、『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』を参照してください。
ネゴシエーションで同じ要素(入札または見積条件、品目属性リスト、参加依頼先リストなど)を多く使用する場合は、ネゴシエーション・タイプ(情報提供依頼、見積依頼、オークション)ごとにテンプレートを作成できます。ソーシング・スーパーユーザーは、すべてのソーシング・バイヤーが使用可能な公開テンプレートを作成できます。(ソーシング・スーパーユーザーとソーシング・バイヤーはどちらも、自分のみが使用できる独自の非公開テンプレートを作成できます。)
ネゴシエーション・テンプレートを使用すると、作成プロセスが効率化され、ビジネス・プラクティスが標準化されます。
ネゴシエーション・テンプレートを作成するには
「ネゴシエーション・ホーム」ページで、「ネゴシエーション」タブをクリックします。
「クイック・リンク」セクションの「テンプレート」列で、作成するネゴシエーション・テンプレート・タイプのリンクをクリックします。
「テンプレート」ページで、「新規テンプレートの作成」リンクをクリックします。
「ステップ 1: テンプレート・ヘッダーの作成」ページで、テンプレートに名前を付け、必要に応じて摘要を入力します。「アクセス」の値は必ずデフォルトの「公開」をそのまま使用します。
オンライン・ヘルプの、テンプレートの定義方法に関する指示に従って、テンプレートを定義します。
組織は、次の目的でネゴシエーションに関するデータを公開する必要があります。
競争を増やすための購買の公示
適正な競争に関するルールと規制への準拠
これらの目標を達成するために、Oracle Sourcingには購買組織が要約およびフォームを作成するための機能が提供されています。
要約
要約は、ネゴシエーションの要約つまり概要です。 通常、要約には購入する商品やサービス、詳細な問合せ先、開始日と終了日などの情報が含まれます。 要約には、仕入先がダウンロードするためのPDFバージョンのネゴシエーションを含めることもできます。 要約は、購買組織の外部Webサイトで仕入先に提示されます。 仕入先は、ソーシング・アプリケーションにログインしなくても、ネゴシエーションに関する詳細を閲覧して参加に関心があるかどうかを決定できます。
フォーム
フォームは、要約と同じ方法でバイヤーから情報を取得しますが、購買組織のWebサイトにデータを公開するのではなく、サード・パーティ・システムに転送可能なXMLファイルでこの情報を取得します。 Oracle Sourcingで作成されるフォームは、収集されるデータがサード・パーティ・システムの要件に一致するよう、通常はそのシステムにあわせてモデル化されます。 これにより、バイヤーは、適切な形式のXMLファイルを生成してサード・パーティ・システムで公開するために送信できます。
要約およびフォームの作成
要約およびフォームは、フィールドとセクションで構成されています。 これらが、フォームまたは要約の作成に使用される基礎になります。 フォームまたは要約を作成するときは、最初にアプリケーション内でこれらの基礎を作成します。 これで、これらの基礎を使用してフォームまたは要約を作成できるようになります。
要約機能を使用するための一般的な手順
(スーパーユーザー)要約に必要な新しいフィールドまたはセクション(基礎)を作成します。
(スーパーユーザー)既存の要約定義を変更および有効化します。
(スーパーユーザー)外部Webサイトを設定およびカスタマイズします。
(バイヤー)要約をネゴシエーションに追加して、必要な情報をすべて指定します。
(バイヤー)特定のネゴシエーションの要約を外部Webサイトに公開します。
フォーム機能を使用するための一般的な手順
(スーパーユーザー)フィールドおよびセクションを作成します。
(スーパーユーザー)新しいフォームを作成するか、既存のフォームを変更します。
(スーパーユーザー)新しいフィールドまたはセクションをフォームに追加します。
(スーパーユーザー)フォームを有効化します。
(スーパーユーザー)サード・パーティのXSD/DTDファイルにマップします。
(バイヤー)フォームに入力してXMLを生成します。
(スーパーユーザー)要件の変更にあわせてフォームを更新します。
要約およびフォームの使用
Oracle Sourcingには、1つの暫定要約と2つのフォームがシードされています。
ただし、要約またはフォームにシードされている内容とは異なる情報を取得することもできます。 新しい情報を取得するために、新しいセクションやフィールドを作成して要約およびフォーム定義に使用できます。
新しいセクションおよびフィールドの作成
「ネゴシエーション・ホーム」ページから「管理」タブをクリックします。
「管理」ページで、「要約およびフォーム」をクリックします。
「要約およびフォーム」ページには、システムに存在する要約およびフォームが表示されます(最初はアプリケーションにシードされている1つの要約と2つのフォームのみが表示されます)。
「要約およびフォーム」ページで、「セクションおよびフィールドの管理」をクリックします。
「セクションおよびフィールドの管理」ページで、「セクションの作成」をクリックして新しいセクションを定義するか、「フィールドの作成」をクリックして新しいフィールドを定義します。
新しいフィールドおよびセクションを作成するには、次の項からの説明を参照してください。
既存のセクションまたはフィールドを更新するには、セクション/フィールド名またはコードの全部または先頭部分を入力して「進む」をクリックします。 検索結果が表示されたら、更新するセクション/フィールドの「更新」アイコンをクリックします。 新しいフィールドまたは新しいセクションを追加するには、次の手順を使用します。
新しいフィールドの作成
「フィールドの作成」ページで、次のフィールドの値を入力します。
コード。 これは、フィールドを一意に識別する必須のユーザー定義の値です。 フィールド・コードの長さは最大30文字で、英数字のみを使用できます(コード内ではアンダースコアを使用できます)。 このフィールドがフォーム上で使用される場合、マッピングを容易にするために、この値がマッピング先のXSD/DTDのコードと一致する必要があります。
名称。 これは必須フィールドで、フィールドに関連付けられるユーザー定義の値です。 この値は、バイヤーに表示されるフォームの入力フィールド/ポップリスト/値リストの横に表示されます。 バイヤーにとって意味のある値を入力します。
摘要。 これは、データ入力の場合のヒントとしてバイヤーに表示されるオプションのフィールドです。 このフィールドを使用して、このフィールドを正しく入力するためにバイヤーに必要と思われる追加情報を入力できます。
値タイプ。 バイヤーがフィールドに入力できるデータ値のタイプを指定します。 使用できるデータ型は、テキスト、数値、日付、日付/時刻および金額です。
値リスト。 フィールドのデータ入力を事前に定義された値のセットのみに制限するには、懐中電灯をクリックして「値セット」を選択します。 懐中電灯は、Oracle Sourcingに定義されているすべての値セットを問い合せます。 新しい値セットを作成するには、ページの上部にある「値セットの管理」ボタンをクリックします。 「管理」ページで値セットを作成することもできます(値セットの作成手順は次の項を参照してください)。 次のタイプの値セットがサポートされています。
表
独立
変更可能独立
ステータス。 最初にページに入力したとき、このポップリストの値は「暫定」(選択済)および「有効」になります。 有効なフィールドのみをセクションまたはフォームに追加できます。 フィールドのステータスが暫定の間は、「コード」、「名称」およびフィールドのその他のプロパティを編集できます。 フィールドを削除することもできます。 ステータスを「有効」に変更すると、「値タイプ」の「コード」を変更することはできなくなります。 フィールドの削除もできなくなります。 フィールドの無効化のみ可能になります。
新しいフィールドの定義が終了した後、「適用」をクリックします。
新しいセクションの作成
「セクションの作成」ページで、次のフィールドの値を入力します。
コード。 これは、セクションを一意に識別する必須のユーザー定義の値です。 セクション・コードの長さは最大20文字で、英数字のみを使用できます(コード内ではアンダースコアを使用できます)。 このセクションがフォーム上で使用される場合、マッピングを容易にするために、この値がマッピング先のXSD/DTDのコードと一致する必要があります。
バージョン。 これは、新しいバージョンのセクションが作成されたときに更新される表示専用フィールドです。
名称。 これは、セクションに関連付けられる必須のユーザー定義の値です。 この値は、バイヤーにフォームを表示したときにセクションの上に表示されます。 バイヤーにとって意味のある値を入力します。
摘要。 セクションの説明に使用される必須フィールドです。 バイヤーには表示されません。
繰返しデータを含むセクション。 このセクションを繰返しセクションとして識別します。 繰返しセクションは、表としてバイヤーに表示されます。 セクションに繰返しデータが含まれる場合、そのセクションにシステム・フィールドを定義することはできません。
ヒント・テキスト。 このテキストは、セクション・ヘッダーの下にヒントとしてバイヤーに表示されます。 このセクションについて、バイヤーに具体的な指示を与える場合に使用します。
ステータス。 最初にページに入力したとき、このポップリストの値は「暫定」(選択済)および「有効」になっています。 有効なセクションのみが、要約、セクションまたはフォームに追加できます。 セクションのステータスが暫定の間は、「コード」、「名称」およびセクションのその他のプロパティを編集できます。 セクションを削除することもできます。 ステータスを「有効」に変更すると、「コード」を変更したり、セクションを繰返しに設定することはできなくなります。 セクションの削除もできなくなります。 セクションの無効化のみ可能になります。
セクションを有効化した後は、改訂を作成するか、セクションのコピーを作成できます(暫定ステータスの間にセクションのコピーを作成することもできます)。 改訂は、既存のセクションに変更を加えるために使用されます。 サード・パーティ・システムに送信する必要があるフォームに変更が加えられている場合は、改訂を使用してセクションを変更できます。 「改訂の作成」ボタンをクリックすると、暫定セクションが作成され、バージョン番号が1つ増分されます。 次に、この暫定セクションを編集して有効化します。 セクションをバイヤーに公開するには、フォーム上の既存のセクションを新しい改訂に置き換える必要があります。
コピーは改訂に似ていますが、バージョン番号は増分されず、新しいセクションとみなされます。 「セクションのコピー」ボタンをクリックして既存のセクションをコピーできます。 これにより、編集用の暫定セクションが作成されます。 コピーを保存するには、セクションの「コード」および「名称」を変更して「適用」をクリックします。
セクションおよびフィールド。 「セクションおよびフィールド」表で「別の行の追加」をクリックする場合、懐中電灯をクリックするか、追加するセクションまたはフィールドの名前を入力する必要があります。セクションに追加できるのは、有効なセクションおよびフィールドのみです。 適切な順序にするために、セクション内のセクションおよびフィールドに連番を指定できます。 フィールドが必須かどうかを指定することもできます。 セクションを有効にするまでは、セクションからセクションおよびフィールドを削除できます。 セクションが有効または無効のいずれかの場合、フィールドおよびセクションを削除することはできません。 セクションの新規改訂の作成が必要になり、その後、フィールドおよびセクションを削除できます。 セクションには、少なくとも1つのフィールドが必要です。
フィールドをセクションに追加するには、「別の行の追加」をクリックします。
懐中電灯アイコンをクリックします。
追加するフィールドまたはセクションを検索して選択します(セクション内にセクションを追加できます)。 フィールドまたはセクションを追加した後、仕入先からの応答が必要かどうかを指定します。
すべてのフィールドまたはセクション(あるいはその両方)を追加した後、「適用」をクリックします。
既存のフィールドまたはセクションの更新
「セクションおよびフィールドの管理」ページで、フィールド名またはコードの全部または先頭部分を入力して「進む」をクリックします。
検索結果が表示されたら、更新するフィールドの「更新」アイコンをクリックします。
フィールドまたはセクションの値を更新します。 セクションのプレビューを表示できます。 終了後、「適用」をクリックします。
既存の要約定義の変更
組織が異なると、ネゴシエーションの公示のために仕入先に表示するデータの要件が異なります。 Oracle Sourcingを使用すると、仕入先に表示されるデータをカスタマイズできます。 要約は、公開されるすべての要約をリストしたメインの外部ページと、1つのネゴシエーションに関する詳細情報を表示する詳細ページで構成されます。
次の方法を使用して、シードされた要約定義を変更できます。
「ネゴシエーション・ホーム」ページから「管理」タブをクリックします。
「管理」ページで、「要約およびフォーム」をクリックします。
「要約」の「更新」アイコンをクリックします。
「要約の更新」ページに、要約の現在の定義が表示されます。
要約定義では、前の項で説明した手順で定義されたフィールドおよびセクションが使用されます。 フィールドまたはセクションを作成または変更する必要がある場合は、「セクションおよびフィールドの管理」をクリックします。
「要約の更新」ページに要約定義に関する情報が表示され、一部の値を変更できます。
ステータス。 最初にページに入力したとき、このポップリストの値は「暫定」(選択済)および「有効」になります。 要約のステータスが暫定または無効の場合、外部Webページには何も表示されません。 要約定義を更新した後は、ステータスを有効に変更して「適用」をクリックします。 これにより、外部ページで要約が使用できるようになります。
名称。 フィールドまたはセクションの名称を表示します。
バージョン。 セクションのバージョンです(フィールドには適用されません)。
連番。 フィールドおよびセクションが表示される順序を示します。 この値は変更できます。
メイン・ページで表示。 このボックスをチェックすると、要約のメイン・ページにこのフィールドが表示されます。 それ以外の場合、フィールドはメイン・ページからドリルダウンしたときに詳細ページに表示されます。 セクションはメイン・ページに表示できません。
必須。 このボックスをチェックすると、バイヤーがフィールドの情報を入力する必要があります。 このチェックボックスはシステム・フィールドには適用されません。システムにより内部的に情報が供給されるためです。
タイプ。 エントリがフィールドかセクションかを示します。
ソース。 フィールドの値がシステムのユーザーにより供給されるかどうかを示します。
有効。 このボックスをチェックすると、フィールドが要約定義に含められます。
表示。 このアイコンをクリックすると、フィールド定義の詳細を表示できます。
削除。 このアイコンをクリックすると、フィールドまたはセクションが要約定義から削除されます。 このアイコンを使用可能にするには、定義を無効化する必要があります。
要約への新しいフィールドの追加
「別の行の追加」をクリックします。
懐中電灯アイコンをクリックして「検索して選択」ウィンドウにアクセスします。
追加するフィールドを検索します。次の基準を使用して検索できます。
フィールド名
コード
タイプ(フィールドまたはセクション)
説明
ソース
追加するフィールドまたはセクションを選択し、フィールドを要約のメイン・ページに表示するかどうかを指定します。 メイン・ページに表示されないフィールドは、詳細ドリル・ダウン・ページに表示されます。
要約への変更を完了した後、必要に応じて新しい要約をプレビューし、ステータスを有効に変更して「適用」をクリックします。
外部要約ページのカスタマイズ
Oracle Sourcingには、数多くのシステム・フィールドを含んだ暫定要約が提供されています。 使用可能な他のシステム・フィールドをレビューし、要約定義を変更して必要なフィールドをすべて含める必要があります。 要約定義を変更した後、要約をネゴシエーションの一部として使用するためにはその要約を有効化する必要があります。
外部ページURLの設定
仕入先は、外部要約ページにナビゲートすることで、公開済要約が添付されたすべてのネゴシエーションを表示できます。 外部要約ページにアクセスするためのURLは、次のプロファイル・オプションにより決定されます。
POS: 外部URL (表示名 - 内部名: POS_EXTERNAL_URL)
このプロファイル・オプションは、iSupplier Portalセットアップの一部として設定する必要があり、次の形式になります。
httpまたはhttps://<外部Webサーバー・マシン> <ポート>
例: http://external.oracle.com:1033
前述の要約ページにアクセスするための実際のURLは、次のようになります。
http://external.oracle.com:1033/OA_HTML/OA.jsp?OAFunc=PON_ABSTRACT_PAGE
この外部ページは、仕入先がシステムにログインせずに使用できます。 要約を潜在的な仕入先に表示できるように、他のWebサイトからこのURLを参照することもできます。
ログイン時のユーザー作業環境値の変更
デフォルトでは、要約外部ページのユーザー作業環境(たとえば、言語設定、日付書式など)は、GUESTユーザーの設定から取得されます。 ただし、外部ページでは次のパラメータを使用できます。
PON_LANGUAGE_CODE: ページの表示言語は、このパラメータ値を渡すことで変更できます。
PON_ORGANIZATION_ID: ネゴシエーションを表示する特定の組織を指定します。 このパラメータを使用しない場合、デフォルトで、バイヤー会社のすべての組織のネゴシエーションが表示されます。
PON_NEGOTIATION_STATUS: 特定のステータスのネゴシエーションを表示できます。 値は、ALL_STATUS、PREVIEW、ACTIVE、AUCTION_CLOSED、AWARDEDおよびCANCELEDです。
これらのパラメータは、それぞれにデフォルトがあるため、必須ではありません。
たとえば、次の要約URLには、組織123のすべての有効なネゴシエーションが英語で表示されます。
http://external.oracle.com:10333/OA_HTML/OA.jsp?OAFunc=PON_ABSTRACT_PAGE&PON_LANGUAGE_CODE=EN&PON_ORGANIZATION_ID=123&PON_NEGOTIATION_STATUS=ACTIVE
GUESTユーザーの設定の詳細は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成』を参照してください。
Webページのカスタマイズ
外部Webページは、2つの方法でカスタマイズできます。
ページ上部へのブランド.gif画像の追加
ページの左側、右側、下部へのカスタムHTMLリージョンの追加
これらのカスタマイズは、すべてのネゴシエーションを表示するメインの外部Webページと、各要約の詳細を表示する要約詳細ページの両方に適用されます。
gifファイルのサイズ
Oracleの標準に従い、Oracle HTMLアプリケーションのgifファイルの広告は次のいずれかのサイズである必要があります。
460 x 60
230 x 60
230 x 30
カスタマイズのロード
これらのファイルのロードは、バイヤーおよび仕入先のホームページにカスタムHTMLリージョンを追加する手順に類似しています。 これらのファイルをロードする手順は、次のとおりです。
.gifファイルを作成します。 ファイルに名前を付けます。
pon_SourcingExternal_Adv.gif(ページの上部に表示されるブランドの.gif)
pon_SourcingExternal_left.htm(ページの左側に表示されるHTMLリージョン)
pon_SourcingExternal_right.htm(ページの右側に表示されるHTMLリージョン)
pon_SourcingExternal_bottom.htm(ページの下部に表示されるHTMLリージョン)
.gifファイルおよび関連する.htmファイルを次のディレクトリにコピーします。
$<template-path>/pon/custom/marketing/SRC_EXTERNAL/<language-directory>/
<template-path>は、iAS propertiesファイルのssp_init.txtファイルに指定されたシステム・プロパティです。 たとえば、パスは次のようになります。
/OA_HTML/pon/custom/marketing/SRC_EXTERNAL/US
注意: 指定されたディレクトリに特定のファイルが見つからない場合、対応するリージョンは表示されません。
メインWebページへの要約ページのリンク
要約ページを作成した後、それを自社のメインWebページにリンクする必要があります。 メインWebページのリンク・テキストは、通常、「現在の要請」、「要請の詳細」、または「現在のネゴシエーション」のようになります。
フォームの作成と使用
Oracle Sourcingには2つのフォームがシードされています。 これらのフォームを変更して使用するか、新しいフォームを作成することができます。
フォームの計画
必要な出力を決定します。
出力の構造を理解するために、フィールド(必須フィールドを含む)およびセクションを表示したフォームを取得する必要があります。 これにより、フィールド、セクションおよびそれらの関係を判断できます。 フォームが使用できない場合、なんらかの方法でフォームを作成してフォームの全体構造を特定する必要があります。 それができない場合、Oracle Sourcingでのフォームのモデル化は困難です。
フォームの計画を作成します。
Oracle Sourcingでフォームをモデル化する方法の計画を作成します。 計画の作成時に次の項目を決定します。
必須フィールド(ある場合)
繰返しセクションの有無
特定のフィールドが事前定義の値のみを許可するかどうか
特定のフィールドがシステムから値を取得できるかどうか
Oracle Sourcingでフォームをモデル化します。
フォームを計画した後は、Oracle Sourcingで設計をモデル化します。 これには、データ要素の定義順と命名規則の決定が含まれます。
フォームの基礎はフィールドとセクションです。 フィールドは、電話番号や商品コードなど、フォーム上の単一のデータ要素です。 セクションは、フィールドやその他のセクションの集まりです。
フィールドとセクションを組み合せてフォームを作成するため、最下位レベルから最上位レベルに向かってOracle Sourcingでフォームを定義する必要があります。
使用するコードは、サード・パーティ・システムで使用されているコードと一致する必要があります。 これにより、フォームのフィールドのマッピングが容易になります。
フォーム定義の作成
「要約およびフォーム」ページで、「フォームの作成」をクリックします。
「フォームの作成」ページで、必要な情報を入力します。
コード。 これは、フォームを一意に識別する必須のユーザー定義の値です。 コードの長さは最大20文字で、英数字データのみを使用できます(値内ではアンダースコアを使用できます)。 マッピングを容易にするために、値がマッピング先のXSD/DTDと一致している必要があります。
名称。 フォームに関連する必須のユーザー定義の値です。 バイヤーにとって意味のある値を入力します。
バージョン。 この定義のバージョンを表示する表示専用フィールドです。 新しいバージョンの作成時に更新されます。
摘要。 フォームの説明に使用できる必須フィールドです。 バイヤーには表示されません。
XMLパブリッシャ・テンプレート。 フォームをサード・パーティ・システムにマップした後、ここでXMLパブリッシャ・テンプレート・ファイルを選択します。 フォームのマッピングおよびテンプレートの作成の詳細は、後の項で説明します。
XMLパブリッシャ・データ・ソース。 これは、フォームのステータスを「有効」に変更したときに自動的に作成されるデータ・ソース(XSDファイル)のファイル名です。 そのファイルに付けられる名前の形式は、"PON#" + フォーム名+ # + バージョン番号です。 たとえば、FORM_TESTという名前のフォームの場合、XMLパブリッシャ・データ・ソースの名前はPON#FORM_TEST#1になります。このファイルが、サード・パーティ・システムへのマッピングに使用され、XMLパブリッシャからダウンロードできます。 フォームのマッピングの詳細は、後の項で説明します。
ステータス。 値は「有効」または「暫定」です。
フォーム・タイプ。 フォームの有効範囲を指定して、このフォームから取得される情報が1つのネゴシエーションに適用されるかソーシング・イベント(ネゴシエーションのグループ)に適用されるかを示します。
このフォームにセクションまたはフィールドを追加するには、「別の行の追加」をクリックします。
「フォームの作成」ページで、懐中電灯アイコンをクリックします。
フォームに追加するフィールドまたはセクションを検索して選択します。
フィールドを追加した場合は、仕入先からの応答が必要かどうかを指定します。
フォーム定義を完了した後、必要に応じてフォームをプレビューし、「適用」をクリックします。
フォームの有効化
「ネゴシエーション・ホーム」ページから「管理」タブをクリックします。
「管理」ページで、「要約およびフォーム」をクリックします。
フォーム定義を検索して、更新アイコンをクリックします。
「フォームの更新」ページで、「ステータス」ドロップ・ダウン・メニューから「有効」を選択して「適用」をクリックします。
サード・パーティXSD/DTDファイルへのフォームのマッピング
フォームを有効化するとき、XMLパブリッシャ・データ・ソース・ファイルとして使用されるXSDファイルがOracle Sourcingで自動的に作成されます。 このファイルを使用して、フォームから生成されるXML出力がサード・パーティ・システムで受理されるように、サード・パーティXSD/DTDファイルにマップします。
XSDデータ・ソース・ファイルのダウンロード
Oracle Sourcingの「管理」ページから、「要約およびフォーム」をクリックします。
「要約およびフォーム」ページで、ソース・ファイルをダウンロードするフォームの「データ・ソース・ファイル」アイコンをクリックします。
適切な場所にファイルを保存します。
サード・パーティXSD/DTDにマップするXSLファイルの作成
次に、マッピング先のサード・パーティ・システムからXSDまたはDTDを取得する必要があります。 これは通常、Webサイトまたは技術情報から入手できます。
フォームのXSDファイルおよびサード・パーティ・システムからのXSDまたはDTDファイルの両方を準備した後、これらのファイルをマップしてXSLファイルを作成する必要があります。 XSLは、XMLスタイル・シートを定義するための言語です。 HTMLファイルの表示方法を定義するCSSスタイル・シートと同様に、XSLスタイル・シートは特定のタイプのXML文書の表示方法を記述するファイルです。
このマッピングの実行には、Stylus Studioなどのソフトウェア・パッケージの使用をお薦めします。 Stylus Studioを使用すると、あるXSDを別のXSDにドラッグ・アンド・ドロップして、2つのXSDファイルの要素をそれぞれにマップできます。 フォームの複雑さによってはXMLマッピングも複雑になる可能性があります。 経験を積んだXML開発者にこのマッピングの準備を依頼することも検討できます。
マッピング・ファイルを保存します。
XSLファイルのロード
マッピングを含むXSLファイルを作成した後は、XMLパブリッシャにアップロードする必要があります。
Oracle Applicationsにログインして、XMLパブリッシャ職責を選択します。
「テンプレート」ページにアクセスします。
「テンプレートの作成」をクリックして次の情報を入力します。
名称。 テンプレートを識別する名前を入力します。 この名前は、Oracle Sourcing内の「フォーム」ページに表示されます。 このフィールドは必須です。
コード。 テンプレートの一意のコードを指定します。 このフィールドは必須です。
アプリケーション。 「Sourcing」と入力します。
データ定義。 値リストでアプリケーション「Sourcing」を検索して、フォームを有効化したときにシステムにより作成されたデータ定義ファイルを選択します。
タイプ。 「XSL-XML」を選択します。
開始日。 テンプレートを有効化する日付を指定します。 デフォルトの日付を使用してください。
終了日。 テンプレートを無効化する日付を指定します。 空白のままにしておくこともできます。
摘要。 このテンプレートを説明するテキストを入力します。
ファイル。マッピング・ツールから作成したXSLファイルを選択します。
言語。 デフォルトの言語を使用します。
地域。 デフォルトの地域を使用します。
「適用」をクリックします。
XMLパブリッシャ職責からログアウトして、Oracle Sourcingスーパーユーザー職責にログインします。
フォーム定義にアクセスします。 有効になっている場合は、無効化します。
「フォームの作成」ページでテンプレートの名前を入力して、このテンプレートをフォームに添付します。 これにより、サード・パーティ・システムで必要な形式と一致するXMLファイルがシステムにより生成可能になります。
「適用」をクリックします。
要約およびフォームの値セットの作成
要約またはフォームを作成するとき、バイヤーがフィールド値を入力できるようにするか、事前定義済のリストから値を選択するように要求するかを選択できます。 フィールドの値リストを定義するには、最初に値セットを作成する必要があります。 値セットを作成した後は、値セットに含まれる値を定義できます。
「ネゴシエーション・ホーム」ページから「管理」タブをクリックします。
「管理」ページで、「値セットの管理」をクリックします。 これにより、システム管理アプリケーションの「値セット」フォームが表示されます。
値セットを定義する手順は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
要約およびフォームの値と要約の作成
「要約」または「フォーム」フィールドの値セットを作成した後は、その値セットに許容される値を定義できます。
「ネゴシエーション・ホーム」ページから「管理」タブをクリックします。
「管理」ページで、「値の管理」をクリックします。 これにより、「値セットの検索」フォームが表示されます。
「値セットの検索」フォームで、前の手順で作成した値セットの名前を入力し、「検索」をクリックします。
「セグメント値」フォームで、フィールドに許容される値を入力します。 値セットの値を定義する手順は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』を参照してください。
様々なソーシング・ドキュメント・タイプの印刷時に使用する個別のレイアウトを割り当てることができます。 レイアウト・テンプレートを作成する手順は、『Oracle XML Publisherユーザーズ・ガイド』を参照してください。
レイアウト・テンプレートを割り当てるには
購買スーパーユーザーとしてOracle Purchasingにログインします。
「ドキュメント・タイプ」ページにナビゲートします。 「設定」->「購買」->「ドキュメント・タイプ」
任意のソーシング・ドキュメント・タイプ(「バイヤー・オークション」、「見積依頼」、「情報依頼」)の「更新」をクリックします。
ドキュメント・タイプごとに、「文書タイプ・レイアウト」を選択します (Oracle Procurement Contractsのライセンスがありインストール済の場合は、「契約条件レイアウト」も選択します)。
Oracle Sourcingバイヤーは、Oracle Purchasingの需要ワークベンチ機能を使用して、Oracle Purchasingから購買依頼情報にアクセスしてインポートを実行し、Oracle Sourcingを終了せずに新しいネゴシエーションを作成できます。 Oracle Sourcingバイヤーが使用する需要ワークベンチを設定する手順は、次のとおりです。
Oracle Purchasingで自動作成機能を標準に設定します。
「PO: デフォルト購買依頼グループ方法」システム・プロファイル・オプションを設定します(値: 「購買依頼」または「初期設定」)。
これにより、需要を集約して新しいソーシング・ドキュメントを作成するときに使用されるデフォルトのグループ化方法が指定されます。 「初期設定」は、複数の購買依頼からの明細を統合し、可能であれば1つのネゴシエーション明細を作成します。 「購買依頼」は、購買依頼明細ごとに個別の明細を作成します。
「PO: 文書ビルダーのデフォルト文書タイプ」システム・プロファイル・オプションを設定します (値: 「包括オークション」、「包括見積依頼」、「標準オークション」、「標準見積依頼」)。 これにより、新しいネゴシエーションを作成するときに使用されるデフォルトのターゲット・ドキュメント・タイプが指定されます(これは、ネゴシエーションが最初に需要ワークベンチで作成されるときに、ドロップ・ダウン・メニューから他の3つの値の1つを選択することで変更できます)。
Oracle Approvals Managementで承認ルーティング・メカニズムを実装することにより、Oracle Sourcingの審査承認を有効化できます。 従業員管理者階層および職階階層の両方を使用できます。 従業員管理者階層では、Oracle HRで定義された組織管理構造を使用して審査承認が処理されます。 職階ベースの階層では、組織は組織変更に関係なく、安定した報告体系を作成できるという柔軟性があります。
審査承認を有効化するには
Oracle Human Resourcesで、従業員と管理者の階層または職階とその階層を定義します。
Oracle Approval Managementで、「ソーシング審査」取引タイプを設定します。 取引タイプに次の属性を設定します。
DOCUMENT_TYPE - このルールが適用されるソーシング・ドキュメントを識別します(BUYER_AUCTIONまたはRFQ)。
TRANSACTION_AMOUNT - その金額を超えるとこのルールがトリガーされる審査金額を識別します。
LINE_CATEGORY - 審査済明細カテゴリに基づいてバイヤーがルールを設定できます。 ネゴシエーション内の審査済明細に、Approval Managementで設定されたこの特定の明細カテゴリがある場合、その明細カテゴリに関連付けられたルールがトリガーされます。
手順については、『Oracle Approvals Management Implementation Guide』を参照してください。
Oracle Sourcing Optimization機能のライセンスがある場合、「PON: 審査最適化使用可能」システム・プロファイル・オプションを「Yes」に設定することで、バイヤーは審査最適化機能を使用して複数の審査基準を指定し、バイヤーが定義した審査条件に最適な審査をシステムが計算するようにできます。
Oracle Procurement Contractsのライセンスがあり実装済の場合、次のことを実行できます。
サイト・レベルのプロファイル・オプション「PO: 契約使用可能」を「Yes」に設定して、Oracle Procurement Contracts機能を有効化します。
ネゴシエーションの契約条件を作成または表示できない職責に「契約条件の管理」ジョブ機能が表示されないようにすることで、Oracle Procurement Contracts にセキュリティを実装できます。
Oracle Sourcingドキュメントのテンプレートを設定します。 ドキュメントの作成手順は、Oracle Procurement Contractsのオンライン・ヘルプを参照してください。
「契約条件ライブラリ」に契約テンプレートを設定します。 特定の組織に適用される特定のテンプレートを設定するか、すべての組織からのネゴシエーションに使用できるグローバル・テンプレートを設定します。
契約テンプレートをソーシング・ドキュメント・タイプに関連付けます。
各ソーシング・ドキュメント・タイプのデフォルトになる契約テンプレートを選択します。
ソーシング・ドキュメントの契約条件レイアウトを設定します。 Oracle Purchasing の「文書タイプ」ウィンドウで、契約条件レイアウト・テンプレートを各ソーシング・ドキュメントに関連付けます。
「文書タイプ」ウィンドウの使用手順は、『Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle Services Procurementのライセンスがある場合、プロファイル・オプション「PO: サービス調達の使用可能」を「Yes」に設定して、Oracle Sourcingで「サービス」明細タイプを有効化します。 このプロファイル・オプションを有効化すると、バイヤーは次の追加明細タイプを持つネゴシエーション明細を作成できます。
固定価格のサ-ビス
固定価格一時労働
レ-ト基準一時労働
「サービス調達」を有効化した場合、複雑作業ネゴシエーションの制御をサポートする購買ドキュメントを作成することもできます。
Oracle Worklistの外部のEメール受信ボックスで通知を受信する場合、Eメール受信ボックス・エディタは、テキスト・ベースではなくHTMLベースである必要があります(テキスト・ベースもサポートされますが、通知はHTMLベースのほうが適切に処理されます)。
拡張仕入先検索機能によって、ユーザーは、業種または商品分類を含む様々な条件に基づいた仕入先を検索できます。この分類情報は、システムで入力および保守する必要があります。
仕入先の業種および商品分類情報の入力手順は、『Oracle iSupplier Portal User's Guide』を参照してください。
バイヤーが仕入先サイトの表示やサイトへの情報送信をするためには、そのサイトが購買サイトまたは見積依頼専用サイト(あるいはその両方)として定義されている必要があります。
仕入先サイトの定義手順は、『Oracle iSupplier Portal Implementation Guide』を参照してください。
Oracle Sourcingは、バイヤーに仕入先実績の定量的測定数値を提供するために、Oracle Daily Business Intelligence(DBI)for Procurementと統合されています。 バイヤーは、ソーシング・イベントへの参加を依頼する仕入先を決定するときや入札の分析時に、関連する信頼性の高い仕入先実績を表示することができます。 キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)で、集約データから細分化された詳細にいたるまで、完全な表示がバイヤーに提供されます。 また、様々な期間のデータも表示できます。 バイヤーは、Oracle DBI for Procurementに組み込まれた柔軟性を使用して、各仕入先および仕入先サイト用にKPIをカスタマイズできます。 仕入先スコアカード用にKPIを設定する詳細は、『Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド』を参照してください。
「ネゴシエーション・ホーム」ページでテキストをカスタマイズして、会社独自の情報を追加できます。 バイヤーの「ネゴシエーション・ホーム」ページ(購買会社のユーザーが表示するページ)と販売側の「ネゴシエーション・ホーム」ページ(仕入先が表示するページ)のどちらも変更できるため、それぞれに応じてコンテンツをカスタマイズできます。
次のスクリーン・ショットは、仕入先の「ネゴシエーション・ホーム」ページを示しています。 ページの右側にある「情報」というラベルが付いたコンテナが、カスタマイズされたコンテンツが表示される場所です。
ホーム・ページのテキストをカスタマイズするには
「情報」ボックスが表示されていない場合は、Oracle Application Frameworkパーソナライズを使用して有効にします。 「レンダリング」プロパティをtrueに設定します。
バイヤーに表示されるテキストを変更するには、pon_SourcingBuying.htmファイルの内容を編集します。 このファイルは、$<template-path>/pon/custom/marketing/SRC_BUYING/<language-directory>ディレクトリにあります。<template-path>は、iAS propertiesファイルのssp_init.txtファイルで指定されたシステム・プロパティです。 ファイルを変更して、新しいバージョンを同じディレクトリに保存します。
仕入先に表示されるテキストを変更するには、pon_SourcingSelling.htmファイルの内容を編集します。 このファイルは、$<template-path>/pon/custom/marketing/SRC_SELLING/<language-directory>ディレクトリにあります。<template-path>は、iAS propertiesファイルのssp_init.txtファイルで指定されたシステム・プロパティです。 ファイルを変更して、新しいバージョンを同じディレクトリに保存します。
Oracle Sourcingの拡張を計画しているお客様は、アプリケーションに埋め込まれた新しいワークフロー・ビジネス・イベントを活用できるようになります。 Oracle Sourcingリリース12には、ネゴシエーション・プロセス内の様々なイベント・ポイントで呼び出せる一連のワークフロー・ビジネス・イベントが含まれています。 お客様は、これらのビジネス・イベント用のカスタム・サブスクライブ・プロセスを作成して、対応するビジネス・イベントが呼び出されたときに必要な処理を実行できます。 次のリストのイベントがサポートされています。
ソーシング・ネゴシエーション公開イベント
ソーシング応答公開イベント
ソーシング応答失効イベント
ソーシング・ネゴシエーション審査承認向け発行イベント
ソーシング・ネゴシエーション審査完了イベント
ソーシングPO作成開始イベント
詳細は、『Oracle Workflow開発者ガイド』のビジネスト・イベントの管理に関する項を参照してください。