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Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 補足マニュアル Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュール |
ILOM を使用すると、オペレーティングシステムの状態から独立してサーバーをアクティブに管理および監視し、信頼性の高いアクセス可能な Lights Out Management を実現できます。ILOM では次のことが可能です。
ハードウェアのエラーと障害を発生時に認識する
サーバーの電源状態を遠隔から制御する
ホストのグラフィカルコンソールおよび非グラフィカルコンソールを表示する
サーバーモジュールの消費電力基準値を監視する
システムのセンサーとインジケータの現在の状態を表示する
システムのハードウェア構成を判定する
IPMI PET 警告、SNMP トラップ警告、または電子メール警告によって、事前にシステムイベントに関して生成された警告を受け取ります。
システムで ILOM を通じてサポートされる診断にアクセスする
注 - Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュール用の ILOM では、ストレージの監視はサポートされません。
サーバーの各ノードには、独自の ILOM サービスプロセッサ (SP) があります。この SP は、独自の組み込みオペレーティングシステムを実行し、帯域外管理機能を提供する専用のイーサネット管理ポートを共有します。また、ILOM にはサーバーのホストオペレーティングシステムまたは遠隔クライアントからアクセスできます。サポートされるホストオペレーティングシステムは、Oracle Solaris、Linux、および Windows です。実際および仮想の光学式ドライブとフロッピードライブをネットワーク上でリダイレクトして、オペレーティングシステムのインストールなどのほとんどの保守作業を実行できます。ILOM を使用すると、キーボード、モニター、およびマウスをローカルで接続して使用するのと同じように、サーバーを遠隔から管理できます。
サーバーモジュールが電源の入っているシャーシに接続されるとすぐに、各ノードの ILOM SP が自動的に初期化されます。完全な機能を備えたブラウザベースの Web インタフェースと、それと同等なコマンド行インタフェース (Command-Line Interface、CLI) を利用できます。さらに、業界標準の SNMP インタフェースと IPMI インタフェースも利用できます。
ノードの ILOM には、シャーシ監視モジュール (CMM) ILOM からアクセスすることもできます。
注 - このマニュアルのリリース時点では、Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールは、Sun Blade 6000 モジュラーシステムでのみサポートされます。サーバーモジュールでサポートされるハードウェア要件とソフトウェア要件の詳細は、『 Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールご使用にあたって』を参照してください。
関連項目