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Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 補足マニュアル Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュール |
サーバーコンポーネントで障害が発生した場合は、サーバーがコンポーネント固有の障害を生成し、その障害を ILOM が収集します。障害の発生している、電源を入れたまま保守可能なコンポーネントを交換すると、自動的に解決される障害もあります。電源を入れたまま保守できないコンポーネントで発生した障害は手動で解決する必要があります。ILOM Web インタフェースまたはコマンド行インタフェース (Command-Line Interface、CLI) を使用して障害を手動でクリアできます。
注 - サーバーノードの BIOS 設定ユーティリティーを使用して、システムイベントログを表示および削除することもできます。
Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールの場合は、次の種類の障害を手動で解決する必要があります。
CPU 障害 (CPU を交換したあと)
DIMM 障害 (DIMM を交換したあと)
PCIe EM 障害 (PCIe EM を交換したあと)
マザーボード障害 (マザーボードを交換したかどうかに関係なく)
ILOM の障害管理機能で収集されるその他の障害としては、シャーシ監視モジュール (CMM) によって生成された障害などがあります。これらの障害は、シャーシ内のほかのコンポーネントで障害が発生した場合に発生します。シャーシの電源を入れたまま保守可能なコンポーネントの障害は、保守作業が完了すると自動的に解決されます。シャーシの電源を入れたまま保守可能なコンポーネントには、次のコンポーネントがあります。
CMM 障害
ファンの障害
電源装置の障害
NEM 障害
シャーシに関係する電源を入れたまま保守できない障害は、システムによって自動的に解決されることはありません。これらの障害は、ILOM CMM の障害管理機能を使用して、手動で解決する必要があります。CMM によって報告された障害を解決すると、ノードの ILOM の障害管理機能のシステムによって、シャーシに関連する障害が自動的に解決されます。
障害をクリアする場合は、次の点に注意してください。
DIMM、CPU、マザーボード、および PCIe の障害を解決するには、サーバーノードの ILOM にアクセスし、該当コンポーネントの障害を解決します。
メモリー DIMM の障害を解決する際、DIMM 障害はシステム全体に及んでいる (/SYS/MB) か、各 DIMM で発生 (/SYS/MB/Pn/Dn) している場合があることに注意してください。
PCIe 障害には /SYS/MB/NETn が含まれます。
ILOM Web インタフェースまたは CLI を使用してサーバーの障害を解決する方法については、Oracle ILOM 3.0 ドキュメントコレクション (http://docs.sun.com/app/docs/prod/int.lights.mgr30?l=ja) を参照してください。
関連項目