CPU とヒートシンク構成部品を取り外す方法
注 - このコンポーネントは現場交換可能ユニット (Field-Replaceable Unit、FRU) です。
始める前に
「障害のある CPU を特定する方法」を参照してください。
- 保守のためにサーバーモジュールを準備します。「サーバーの保守の準備」を参照してください。
- 障害のある CPU を特定します。「障害のある CPU を特定する方法」を参照してください。
- ヒートシンクの上面を軽く押し下げて、ヒートシンクをマザーボードに固定する脱落防止型ばね付きねじの圧力を相殺します。
- プラスのねじ回し (Phillips の 2 番) を使用して、ヒートシンクをマザーボードに固定する 2 本のばね付き取り付けねじを交互に緩めます。
注 - 両方のねじが完全に緩むまで各ねじを一度に 180 度ずつ交互に回します。
- ヒートシンクを CPU の上面から分離するには、ヒートシンクを左右に静かに動かしながら上に引っ張ります。
手順 2 の図の枠 [3] を参照してください。
熱伝導剤の薄い層によってヒートシンクと CPU が分離されます。この熱伝導剤は接着剤としての役割も果たします。
注 - 熱伝導剤によって作業領域やその他のコンポーネントが汚れないようにしてください。
- ヒートシンクの下面の熱伝導剤を完全に除去するには、アルコールパッドを使用します。
- ヒートシンクフィンのほこりを完全に取り除きます。
- CPU を取り外す前に、アルコールパッドを使用してコンポーネントの上面の熱伝導剤を除去します。
手順 2 の図の枠 [4] を参照してください。
- プロセッサカバーの固定レバーを外すには、レバーの端を押し下げて CPU から少しだけ離します。
手順 2 の図の枠 [5] を参照してください。
- CPU カバーを全開位置まで持ち上げて、CPU を取り外します。
手順 2 の図の枠 [6] を参照してください。
次の手順
「CPU とヒートシンク構成部品を取り付ける方法」