サーバーモジュールの電源を投入するかブートすると、電源投入時自己診断 (POST) と呼ばれる一連のハードウェアテストが実行されます。POST によるさまざまなハードウェアテスト (メモリー、ポートなど) の実行時、開始時、終了時に、一連の 4 桁の 16 進コードが生成され、システムの VGA 画面の右下に表示されます (POST でビデオの初期化までが完了する必要があります)。一般に、POST コードはすばやく変化するため、診断ツールとして使用するのは困難です。ただし、サーバーで問題が見つかると、ブートプロセスが停止し、最後のコードが表示されます。コードを表 2 の一覧で確認できます。
POST コードを表示する代替の方法は、コンソールの出力をシリアルポートにリダイレクトすることです (「ILOM を使用した POST コードの参照」を参照)。