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Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  dbx の概要

2.  dbx の起動

3.  dbx のカスタマイズ

4.  コードの表示とコードへの移動

5.  プログラムの実行制御

6.  ブレークポイントとトレースの設定

7.  呼び出しスタックの使用

8.  データの評価と表示

9.  実行時検査

10.  修正継続機能 (fix と cont)

11.  マルチスレッドアプリケーションのデバッグ

12.  子プロセスのデバッグ

13.  OpenMP プログラムのデバッグ

14.  シグナルの処理

15.  dbx を使用してプログラムをデバッグする

16.  dbx を使用した Fortran のデバッグ

17.  dbx による Java アプリケーションのデバッグ

18.  機械命令レベルでのデバッグ

19.  dbx の Korn シェル機能

実装されていない ksh-88 の機能

ksh-88 から拡張された機能

名前が変更されたコマンド

編集機能のキーバインドの変更

20.  共有ライブラリのデバッグ

A.  プログラム状態の変更

B.  イベント管理

C.  コマンドリファレンス

索引

第 19 章

dbx の Korn シェル機能

dbx コマンド言語は Korn シェル (ksh 88) の構文に基づいており、入出力リダイレクション、ループ、組み込み算術演算、ヒストリ、コマンド行編集 (コマンド行モードのみで、dbx からは利用不可能) といった機能を持っています。この章では、ksh-88 と dbx コマンド言語の違いをまとめています。

dbx 初期化ファイルが起動時に見つからない場合、dbx は ksh モードを想定します。

この章の内容は次のとおりです。