ドキュメントの情報
はじめに
1. dbx の概要
2. dbx の起動
3. dbx のカスタマイズ
4. コードの表示とコードへの移動
5. プログラムの実行制御
6. ブレークポイントとトレースの設定
7. 呼び出しスタックの使用
8. データの評価と表示
9. 実行時検査
概要
RTC を使用する場合
RTC の必要条件
実行時検査
メモリー使用状況とメモリーリーク検査を有効化
メモリーアクセス検査を有効化
すべての RTC を有効化
RTC を無効化
プログラムを実行
アクセス検査の使用
メモリーアクセスエラーの報告
メモリーアクセスエラー
メモリーリークの検査
メモリーリーク検査の使用
リークの可能性
リークの検査
メモリーリークの報告を理解する
リークレポートの生成
リークレポート
メモリーリークの修正
メモリー使用状況検査の使用
エラーの抑止
抑止のタイプ
スコープと種類による抑制
最新エラーの抑止
エラー報告回数の制限
エラー抑止の例
デフォルトの抑止
抑止によるエラーの制御
子プロセスにおける RTC の実行
接続されたプロセスへの RTC の使用
RTC での修正継続機能の使用
実行時検査アプリケーションプログラミングインタフェース
バッチモードでの RTC の使用
bcheck 構文
bcheck の例
dbx からバッチモードを直接有効化
トラブルシューティングのヒント
実行時検査の制限
より高い効果を得るにはより多くのシンボルおよびデバッグ情報が必要になる
x86 プラットフォームでは SIGSEGV シグナルと SIGALTSTACK シグナルが制限される
より高い効果を得るには、十分なパッチ領域を設け、すべての既存コードを含めて 8M バイト以内にする (SPARC プラットフォームのみ)
RTC エラー
アクセスエラー
不正解放 (baf) エラー
重複解放 (duf) エラー
境界整列を誤った解放 (maf) エラー
境界整列を誤った読み取り (mar) エラー
境界整列を誤った書き込み (maw) エラー
メモリー不足 (oom) エラー
配列範囲外からの読み込み (rob) エラー
非割り当てメモリーからの読み取り (rua) エラー
非初期化メモリーからの読み取り (rui) エラー
配列範囲外メモリーへの書き込み (wob) エラー
読み取り専用メモリーへの書き込み (wro) エラー
非割り当てメモリーへの書き込み (wua) エラー
メモリーリークエラー
ブロック中のアドレス (aib)
レジスタ中のアドレス (air)
メモリーリーク (mel) エラー
10. 修正継続機能 (fix と cont)
11. マルチスレッドアプリケーションのデバッグ
12. 子プロセスのデバッグ
13. OpenMP プログラムのデバッグ
14. シグナルの処理
15. dbx を使用してプログラムをデバッグする
16. dbx を使用した Fortran のデバッグ
17. dbx による Java アプリケーションのデバッグ
18. 機械命令レベルでのデバッグ
19. dbx の Korn シェル機能
20. 共有ライブラリのデバッグ
A. プログラム状態の変更
B. イベント管理
C. コマンドリファレンス
索引
実行時検査 (RTC) を行うと、開発段階においてネイティブコードアプリケーションの実行時エラー (メモリーアクセスエラー、メモリーリークなど) を自動的に検出できます。メモリーの使用状況も監視できます。Java コードでは、実行時検査を行うことはできません。
この章は次の各節から構成されています。
「概要」
「実行時検査」
「アクセス検査の使用」
「メモリーリークの検査」
「メモリー使用状況検査の使用」
「エラーの抑止」
「子プロセスにおける RTC の実行」
「接続されたプロセスへの RTC の使用」
「RTC での修正継続機能の使用」
「実行時検査アプリケーションプログラミングインタフェース」
「バッチモードでの RTC の使用」
「トラブルシューティングのヒント」
「実行時検査の制限」
「RTC エラー」