このドキュメントでは、Oracle JRockit JVMの実行中に発生する可能性のある問題を、解決する場合に役立つ情報を提供します。
このドキュメントの構成は次のとおりです。
第1章「診断のロードマップ」では、問題の最適な解決策を見つけるための手順の概要を示します。
第2章「JVMの起動が遅い」では、起動の遅いJVMを見分けてトラブルシューティングを行う方法について説明します。
第3章「長いレイテンシ」では、システムのパフォーマンスに悪影響を与えるガベージ・コレクションの長い休止を見分けて、トラブルシューティングを行う方法について説明します。
第4章「全体のスループットが低い」では、アプリケーションの実行が遅すぎる場合を見分けてトラブルシューティングを行う方法について説明します。
第5章「パフォーマンスの低下」では、アプリケーションが不規則な動作をする、誤った結果を返す、またはOutOfMemory例外をスローする場合の対応策について説明します。
第6章「JVMのクラッシュ」では、システム(JVMまたはアプリケーション)がシグナルをまったく送信しなくなった場合の対応策について説明します。
第8章「クラッシュ・ファイルの概要」では、JRockit JVMがクラッシュした場合に作成されるクラッシュ・ファイルについて説明します。
第7章「JVMのフリーズ」では、JVMまたはJavaアプリケーションが応答しなくなったが、クラッシュしてはいない場合の対応策について説明します。
第9章「サポートに関するオラクルへの連絡」では、JRockit JVMの問題をOracleサポートに報告する場合に従うベスト・プラクティスを示します。
オラクル社は、障害のあるお客様を含めたすべてのお客様に、オラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。 オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。 HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。 標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。 オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。 オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。
Oracleサポートへのアクセス
Oracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細は、http://www.oracle.com/support/contact.html
、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/accessibility/support.html
を参照してください。
このドキュメントでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
斜体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダー変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |