この章は、Oracle Procurement and Spend AnalyticsでPeopleSoftソース・システムをご使用のお客様を対象としています。Oracle BI Applicationsリリース7.9.6.2では、製品/購入カテゴリを使用して請求書や発注書を作成するお客様を対象に、Procurement and Spend Analyticsが製品/購入カテゴリ階層別のレポート作成をサポートします。
この章の内容は次のとおりです。
PeopleSoft Enterpriseアプリケーションでは、製品/購入カテゴリ階層はツリーに格納されます。PeopleSoft Enterpriseアプリケーション・ユーザーは、ツリーを選択してから、eProcurementメニューの購買要求の作成オプションを使用して、そのツリーのカテゴリを項目に割り当てます。
PeopleSoftソース・システムのTREE_NAMEのデフォルト値は、ALL_PURCHASE_ITEMSです。組織でTREE_NAMEの値を別の値に変更していない状態で、このTREE_NAMEを使用してレポートを作成する場合、製品/購入カテゴリ階層のレポートを作成する際に構成を追加する必要はありません。
組織でTREE_NAMEのデフォルト値を変更している場合には、この項の説明に従って、次のタスクを実行する必要があります。
次のSQL問合せを使用してPeopleSoft Enterpriseアプリケーションからツリー名を抽出し、TREE_NAMEの値を確認します。
SELECT * FROM PSTREEDEFN WHERE TREE_STRCT_ID = 'ITEMS'
製品/購入カテゴリに対してビジネス・インテリジェンス・レポート作成を有効化するには、DACを使用して次のタスクを構成します。
SDE_PSFT_ProductDimension_ItemCategory
SDE_PSFT_ProductDimension_ItemMaster
この2つのタスクで、変数$$TREE_NAME1の値をレポート作成に使用するツリー名に設定して、変更を保存します。