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Oracle® Fail Safeインストレーション・ガイド
リリース3.4.2 for Microsoft Windows
B63059-01
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4 Oracle Fail Safeの削除

この章では、Oracle Fail Safeを削除するときに役立つ次の項目について説明します。

たとえば、古いソフトウェアを削除したり、Oracle Fail Safeソフトウェアを別のOracleホームに移動したりするために、Oracle Fail Safeを削除する必要があります。ただし、この章の削除手順は、Oracle Fail Safeソフトウェアを現行リリースにアップグレードする方法として使用しないでください。ローリング・アップグレードの実行については、付録Aを参照してください。サイレント・モード削除の実行については、付録Bを参照してください。


注意:

最初にOracle Fail Safeを削除せずにクラスタからノードを削除しないでください。Oracle Fail Safeの実行中にノードを削除すると、すべてのMSCSメタデータが削除され、望ましくない結果が生成されてしまいます。詳細は、5.3項を参照してください。

4.1 Oracle Fail Safeリリース3.nソフトウェアの削除

Oracle Fail Safeソフトウェアの削除には、グループからのリソースの削除と、特定のクラスタ・ノードで実行するためのリソースの再構成の2つが含まれます。

Oracle Fail Safeソフトウェアを削除するには、次の手順を実行します。

手順1   イベント・ビューアのクローズ。

Windowsイベント・ビューアを実行してOracle Fail Safeのイベントを表示する場合、Oracle Fail Safeを削除する前にイベント・ビューアをクローズする必要があります。

手順2    Oracle Fail Safe Managerを使用して構成されたグループからの、クラスタ・リソースの削除。

この手順は、Oracle Fail Safeを使用して構成されたグループに対してのみ実行します。MSCSを使用して構成されたグループ(たとえばクラスタ・グループ)に対しては、この手順を実行しないでください。

Oracle Fail Safe Managerを使用して、次の作業を実行します。

  1. Oracle Fail Safeが削除された後スタンドアロンのリソースを扱うノードに、各グループを移動します。

  2. グループからすべてのリソースを削除します。

  3. すべてのグループを削除します。

  4. Oracle Fail Safe Managerを終了します。

手順3   Oracle Universal Installerの起動とソフトウェアの削除。

Oracle Universal Installerを起動して次の作業を実行します。

  1. 「製品の削除」をクリックして、「インベントリ」ダイアログ・ボックスを表示します。

  2. Oracle Fail Safeリリース3.nソフトウェアが含まれたOracleホームを選択します。

  3. ツリー・ビューを拡張して、Oracle Fail Safe 3.nの隣にあるチェック・ボックスを選択します。

  4. 「削除」をクリックします。

手順4    Oracle Universal Installerの終了。

「終了」をクリックして、Oracle Universal Installerを終了します。