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Oracle® Fail Safeチュートリアル
リリース3.4.2 for Microsoft Windows
B63061-01
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7 単一インスタンス・データベースのグループへの追加

このレッスンでは、シングルインスタンス・データベースをグループに追加する方法を説明します。シングルインスタンス・データベースをグループに追加すると、データベースの可用性を高めることができます。データベースが現在実行されているノードがオフラインになった場合や障害が発生した場合に、そのデータベースは残っているクラスタ・ノード上で再起動されます。

このレッスンでは、第5章で作成したサンプル・データベースを、第3章で作成した「FsTutorial」グループに追加します。

7.1 リソースをグループに追加ウィザードの起動

ツリー・ビューで「TESTDB」データベースを選択し、「リソース」メニューで「グループに追加」を選択します。

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7.2 リソースをグループに追加ウィザードの使用

リソースをグループに追加ウィザードによって、手順どおりにデータベースをグループに追加できます。このページでは、(まだ選択していなければ)「Oracle Database」を選択して、「グループ名」メニューから「FsTutorial」グループを選択します。

「次へ」をクリックします。

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dbres.gifの説明

7.3 データベースの識別情報の指定

通常、「サービス名」「インスタンス名」「データベース名」および「パラメータ・ファイル」フィールドは自動的に指定されます。ただし、パラメータ・ファイル・ディスクがデータベース・インスタンスと同じノードにない場合は、データベース名は入力されません。この場合は、「データベース名」フィールドにデータベース名を入力します。

「次へ」をクリックします。

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7.4 パスワード・ファイルの指定

このページでは、Oracle Services for MSCSが、データベースのパスワード・ファイルを各クラスタ・ノード上で作成するかどうかを選択します。Oracle Services for MSCSを使用しない場合は、各クラスタ・ノード上にパスワード・ファイルを作成します。この場合、データベースにアクセスするデータベース管理者はORA_DBAまたはORA_SID_DBAのWindowsオペレーティング・システム・ユーザー・グループのメンバーであることが必要です。データベースの常駐先のノードからのみデータベース管理作業を実行できます。Recovery Managerのようなアプリケーションはクラスタ以外のノードからデータベースにアクセスできません。

このレッスンでは、Oracle Services for MSCSでパスワード・ファイルを作成するように指定します。はい、パスワード・ファイルを作成しますオプションを選択し、SYSアカウントのパスワードを入力および確認します。

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7.5 データベースの追加の完了

データベースに対して選択したプロパティを確認するよう求められます。プロパティが正しい場合は、「OK」をクリックします。間違いがある場合は、「取消」をクリックしてから「戻る」をクリックし、プロパティを変更します。

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7.6 データベースの停止

データベースが稼働している場合、Oracle Fail Safeではデータベースをシャットダウンするように警告するウィンドウが表示されます。「はい」をクリックしてデータベースをシャットダウンし、処理を続行します。

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7.7 クラスタワイド操作の進行状況の表示

「データベースをグループに追加」操作の進行状況が表示されます。

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dbsuccess.gifの説明