ヘッダーをスキップ
Oracle® Real User Experience Insightユーザーズ・ガイド
リリース11.1 for Linux x86-64
B63041-01
  目次
目次
索引
索引

戻る
前へ
 
次へ
次へ
 

I Oracle ADFのサポート

この付録では、Oracle Application Development Framework (ADF)ベースのアプリケーションの正確な監視のために提供されるサポートについて詳しく説明します。

I.1 概要

RUEIでは、追加設定なしでOracle ADFアプリケーションを監視することができます。自動的にOracle ADFアプリケーションを検出して、ネットワーク・オブジェクトをビジネス機能に変換します。このサポートを使用すると、個々のユーザー・アクションが正しいWebアプリケーション、タスク・フローおよびビューと自動的に一致します。

この付録でこれから説明する監視のサポートは、Oracle ADFバージョン11gに基づくアプリケーションについて検証されています。

I.2 Oracle ADFスイート定義の作成

Oracle ADFベースのアプリケーションのスイート定義を作成できます。作成方法は、サポートされている他のOracle Enterpriseアーキテクチャの場合と同じです。スイートを作成する手順は、10.1.1項「スイート定義の作成」に記載されています。

I.3 ADFアプリケーションの監視の有効化

adf-faces-databinding-rt.jarファイルによって、ExecutionContextProvider(oracle.adfinternal.view.faces. context.AdfExecutionContextProvider)クラスのDMSベースの実装が提供されます。実装クラスは.jarファイルで事前に定義されていますが、機能が有効になるのは、次のアプリケーション・コンテキスト・パラメータをweb.xmlファイルに指定したときです。

<context-param>
  <description>This parameter notifies ADF Faces that the ExecutionContextProvider
               service provider is enabled. When enabled, this will start
               monitoring and aggregating user activity information for the client
               initiated requests. By default, this param is not set or is false.
  </description>  <param-name>oracle.adf.view.faces.context.ENABLE_ADF_EXECUTION_CONTEXT_PROVIDER</param-name>
  <param-value>true</param-value>
</context-param>

I.4 Cookieテクノロジの指定

Oracle ADFはJavaテクノロジに基づいているため、Oracle ADFアプリケーションは多くの場合JSESSIONID状態Cookieを使用します。また、RUEIによって、完了したセッションのユーザーを監視および追跡するには、Cookieのパスを「/」に設定する必要があります。Oracle ADFアプリケーションが、状態の追跡のために別のCookie名を使用する場合は、それを反映するようにアプリケーション定義を更新する必要があります。また、ユーザー名の認識はj_username構造に基づくことに注意してください。Cookie構成の詳細は、12.2項「Cookieテクノロジの指定」を参照してください。

I.5 スイート定義のマッピング

Oracle ADFアプリケーションはホスト名で識別できます。一般的に、ADFスイートにアクセスする方法は2つあります。ホスト名のみを使用する方法、または完全修飾ホスト名(ドメインを含む)を使用する方法です。通常はドメインのみを指定してください。

表I-1に、ADFアプリケーションのディメンションがRUEIでどのようにレポートされるかを示します。

表I-1 Oracle ADFスイート定義のマッピング

ディメンション・レベル 内容

Application.name

application

Application.page-group

application » view

Application.page-name

application » view » action


構造の各要素の意味は、次のとおりです。

次に例を示します。

ADF.StoreFrontModule » myorders-task-flow/myOrders » valueChange

I.6 データ・アイテム

表I-2に示すADF固有のデータ・アイテムがRUEIでレポートされます。

表I-2 ADF固有のデータ・アイテム

項目 説明

ADF suite/Code

構成定義で定義されたADFフレームワーク・スイートのコード。このデータを使用して、監視対象の様々なADFフレームワーク・スイートを区別することができます。

ADF suite/Name

構成定義で定義されたADFフレームワーク・スイートの名前。このデータを使用して、監視対象の様々なADFフレームワーク・スイートを区別することができます。

ADF action/Name

このヒットによってトリガーされたアクション(表示、アクション、ダイアログ、フォーカス、ディスクロージャ、起動、問合せ、ソート、valueChangeなど)。

ADF application/Name

ADFフレームワークにおけるアプリケーション・モジュールの名前。

ADF component client ID/Name

エンドユーザーが(前の)ページでクリックした構成要素の一意のID。

ADF component display name/Name

(前の)エンドユーザー・アクションによってアクティブになった構成要素の表示名。

ADF component type/Name

(前の)エンドユーザー・アクションによってアクティブになった構成要素の種類。

ADF Region/Name

(前の)エンド・ユーザー・アクションが実行された直前のアクティブ・リージョン名。

ADF view ID/Name

(前の)エンドユーザー・アクションが行われた画面(の一部)のID。


詳細情報

Oracle ADFのアーキテクチャおよび機能の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework Fusion開発者ガイド』を参照してください。これは、次のサイトから入手できます。

http://download.oracle.com/docs/cd/E12839_01/web.1111/b31974/title.htm

I.7 既知の制限事項

現在、RUEIではOracle ADFのすべての機能はサポートされません。特に次の制約事項がすでに判明しています。