この章では、コンポーネント・ウィザードを使用してOracle Content Serverの新規コンポーネントを作成する方法、コンポーネント・マネージャを使用してOracle Content Serverのシステムおよびカスタム・コンポーネントを管理および有効化/無効化する方法、およびコマンドライン・ツールを使用してOracle Content Serverのコンポーネントをインストール、有効化および無効化する方法について説明します。
コンポーネントとは、追加の機能を提供したり既存の機能を変更するために、Oracle Content Serverシステムにプラグインできる機能単位です。コンポーネントの主な用途は、既存のページのユーザー・インタフェースを変更し、既存のサービスの動作を変更することです。Oracle Content Serverシステムには標準コンポーネントが付属しており、さらにOracle Technology Networkから追加のコンポーネントを入手できます。管理者および開発者は、各自のサイト用に独自のカスタム・コンポーネントを作成できます。
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注意: コンポーネントの構造および使用の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Universal Content Management開発者ガイド』を参照してください。 |
表6-1に、最も標準的なOracle Content Serverコンポーネントを示します。すべてのコンポーネントがデフォルトでインストールまたは有効化されているわけではありません。
表6-1 Oracle Content Serverコンポーネント
| コンポーネント | 説明 |
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ActiveDirectoryLdapComponent |
Oracle Content ServerインスタンスがLDAP経由でActive Directoryサーバーに対してユーザーを認証できるようにします。また、プロバイダはすべてのグループ・メンバーシップと指定されたユーザー・メタデータをActive Directoryから取得します。 |
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AddCCToArchiveCheckin |
Content CategorizerをCHECKIN_NEWおよびCHECKIN_UNIVERSALサービスに追加します。これは、標準的なOracle Content Serverのサービス・スクリプトを上書きすることで行われ、Content Categorizerがコールされて、様々なメタデータ・フィールドの値が提供された後に実際のチェックインが有効になります。 |
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AddCCToNewCheckin |
Content CategorizerをCHECKIN_NEWおよびCHECKIN_UNIVERSALサービスに追加します。これは、標準的なOracle Content Serverのサービス・スクリプトを上書きすることで行われ、Content Categorizerがコールされて、様々なメタデータ・フィールドの値が提供された後に実際のチェックインが有効になります。 |
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BpelIntegration |
Oracle Content Serverワークフロー内からBusiness Process Execution Language (BPEL)プロセス・マネージャと対話する機能を追加します。管理者は、BPELサーバー上にデプロイされたプロセスを開始するようにOracle Content Serverワークフローを構成できます。 |
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BrowserUrlPath |
Oracle Content Serverの変数HttpBrowserFullCgiPathおよび関数proxiedBrowserFullCgiWebUrl()の計算を変更して、特定のプロトコルに固定されないようにします。リクエストがポート443(SSLポート)に着信すると、変数または関数はHTTPSをプロトコルとして使用して結果を返します。それ以外の場合、変数または関数はHTTPをプロトコルとして使用して結果を返します。 |
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CleanContent |
クリーン・コンテンツ・ライブラリが含まれ、DesktopTagコンポーネントで使用されるドキュメントの説明が生成されます。 |
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ContentFolios |
Oracle Content Serverインスタンスの安全な環境内から、複数のコンテンツ・アイテムの論理グループの結集、追跡およびアクセスを迅速かつ効率的に行う方法を提供します。たとえば、このコンポーネントを使用して、コンテンツ・アイテムがチェックインされると、すべての関連コンテンツ・アイテムが特定階層にまとめられ、階層の特定領域へのアクセスが制限される仮想空間が必要な、新規プロジェクトを作成できます。 |
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ContentAccess |
Oracle Content Serverインスタンスに対して、標準のイン・プレース変換およびフィルタリングを実行します。ネイティブ・コンテンツのHTMLレンダリングの作成、全文索引用のテキストの抽出、およびリンク参照管理用のリンクの抽出に使用します。 |
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ContentBasket |
ユーザーが、コンテンツ・アイテムのレンダリングを選択し、その内容をコンテンツ・バスケットと呼ばれる個人の記憶域に格納できます。このコンポーネントが別個にインストールされている場合、「検索結果」ページまたはコンテンツ情報ページの「アクション」ドロップダウンからレンディションを選択して、コンテンツ・バスケットに格納できます。ユーザーはネイティブ・ファイルまたはWeb表示可能レンディションを選択できます。イメージ・マネージャまたはビデオ・マネージャを使用している場合、レンディション情報ページの「アクション」オプションを使用して、コンテンツ・バスケットに追加のレンディション・タイプを選択できます。 注意: ContentBasketコンポーネントは、イメージ・マネージャまたはビデオ・マネージャを使用する場合に必要です。 |
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ContentCategorizer |
Oracle Content Serverインスタンスにチェックインされているドキュメントのメタデータ値を示し、すでに存在するドキュメントのメタデータを再カテゴリ化するのに使用できます。メタデータ値は、管理者により指定された検索ルールに従って決定されます。 |
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ContentTracker |
Oracle Content Serverインスタンスのアクティビティを監視し、それらのアクティビティについて、選択した詳細を記録します。その後、システムが使用されている方法を管理者が把握するのに役立つレポートを生成します。 |
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ContentTrackerReports |
Content Trackerコンポーネントにより生成されたデータをレポートします。 |
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DAMConverter |
このInbound Refineryコンポーネントは、デジタル・アセット管理機能の主要なコンポーネントです。 |
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DBSearchContainsOpSupport |
hasAsWord(Contains)演算子のサポートを、SQL Server、OracleおよびDB2データベースのDATABASEおよびDATABASEFULLTEXTに追加します。 |
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DamConverterSupport |
Inbound Refineryで、チェックイン済グラフィック・ファイルの複数のパッケージ化された(圧縮済)レンディションを作成できるようにします。ZipRenditionManagementコンポーネントを使用して、リファイナリで作成されたレンディションにアクセスできます。 |
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DesktopIntegrationSuite |
デスクトップ操作をOracle Content Serverシステムとシームレスに統合する際に役立つ、一連の埋込みアプリケーションを提供します。Microsoft Windowsエクスプローラ、Microsoft WordやExcelなどのデスクトップ・アプリケーション、Microsoft OutlookやLotus Notesなどの電子メール・クライアントから、Oracle Content Serverシステムに簡単にアクセスできるようになります。 |
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DesktopTag |
一連のカスタム・プロパティをドキュメントに保持することで、CleanContentコンポーネントでサポートされているドキュメントを変更します。これらのプロパティは、Oracle Content Serverシステムでファイルを使用するために、Desktop Integration SuiteのMicrosoft Office統合で使用されます。 |
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DigitalAssetManager |
ダウンロード用に指定されたフォーマットとサイズで、イメージとビデオを定義して提供できるようにします。このコンポーネントにより、イメージまたはビデオがOracle Content Serverシステムにチェックインされるときに、複数のフォーマットのデジタル・アセットが自動的に作成され、1つのコンテンツIDの下にフォーマットが表示されます。 |
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DynamicConverter |
ドキュメントの作成に使用したアプリケーションを使用しなくてもすべての人がドキュメントを参照できるよう、ドキュメントをWebページに変換します。 |
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ElectronicSignatures |
管理対象コンテンツ・オブジェクトの電子署名の作成および管理を可能にし、サポートします。 |
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EmailMetadata |
Microsoft Outlookメッセージ(MSG)とInternet Mailメッセージ(EML)から情報を抽出して、Oracle Content Serverシステムの電子メール用のフィールドに入力します。このプロセスは、Microsoft Outlook、Lotus NotesまたはWindowsエクスプローラでOracle Content Serverのフォルダ機能を使用してファイルをチェックインするときに行われます。Webブラウザ・インタフェースを使用してMSGまたはEMLファイルをチェックインするときにも行われます。 |
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ExtranetLook |
デフォルトのOracle Universal Content Management (Oracle UCM)のルック・アンド・フィールをカスタマイズできるようにします。このコンポーネントは2つの部分に分かれており、1つめでCookieベースのログイン・フォームおよびページのカスタマイズを可能にし、もう1つでWebサーバーで発行されたエラー・ページおよび問題のページを修正します。 |
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FileStoreProvider |
Oracle Content Serverシステムで、ファイルの格納方法を詳細に制御できるようにします。ファイルは、データベース内またはファイル・システム上に格納できます。このコンポーネントには、他のタイプの記憶域リポジトリにファイルを格納するコンポーネントを記述できる拡張オプションがあります。ファイルをファイル・システム上に格納する場合、このコンポーネントによりパス計算を柔軟に行うことができます。Web表示可能パスは、使用できるパスのタイプが制限されています。 |
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FolderStructureArchive |
フォルダ構造および関連付けられているコンテンツをアーカイブするように、管理者がOracle Content Serverアーカイブを構成できるようにします。フォルダの構造は、データベース表のレプリケーションを使用してアーカイブされます。 |
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Folders_g |
Oracle Content Serverシステム内のコンテンツに対して、階層フォルダ・インタフェースを「仮想フォルダ」(「階層フォルダ」とも呼ばれる)形式で提供します。 |
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FormEditor |
クロス・プラットフォーム・ブラウザを使用してOracle Content Server HCSFフォームを作成する機能を提供します。 |
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HTMLConverter |
Inbound Refineryで、Officeアプリケーションを使用して、Microsoft Office固有のフォーマット(Word、Excel、PowerpointおよびVisio)をHTMLに変換できるようにします。 |
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HTMLConverterSupport |
Inbound Refineryで、Officeアプリケーションを使用して、Microsoft Office固有のフォーマット(Word、Excel、PowerpointおよびVisio)をHTMLに変換できるようにします。 |
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InboundRefinerySupport |
Oracle Content Serverシステムで、ファイルの変換にInbound Refineryを使用できるようにします。このコンポーネントがなければ、Oracle Content ServerシステムでInbound Refineryを使用できません。 |
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LinkManager8 |
索引付けされたドキュメントのURLリンクを抽出し、パターン・エンジンに従ってURLを評価、フィルタリングおよび解析した後、結果をデータベース表に格納します。リンクの抽出は索引付けサイクル中に行われるため、リリースされたドキュメントのリンクのみが管理されます。 |
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MSOfficeHtmlConverterSupport |
Oracle Content ServerシステムとInbound Refineryが、ネイティブ・アプリケーションを使用して、選択したMicrosoft OfficeフォーマットをHTMLに変換できるようにします。 |
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NativeOsUtils |
(必須)Oracle Content Serverインスタンスで必要なネイティブJNIコールを提供します。このコンポーネントが有効化されていなくてもOracle Content Serverシステムを実行できますが、一部の機能が失われます。失われる主要な2つの機能を、次に示します。
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OpenOfficeConversion |
Inbound RefineryがOpenOfficeと統合できるようにします。 |
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OpssPolicyStore |
Oracle UCMとOPSSポリシー・ストアを統合します。 |
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OracleQueryOptimizer |
最良の実行計画が使用されるように問合せのヒントを追加可能にすることで、Oracle Databaseに対する問合せの調整に役立ちます。 |
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PDFExportConverter |
Inbound Refineryで、サードパーティ・ツールを使用せずに、Oracle OutsideIn PDF Exportを使用してネイティブ・フォーマットを直接PDFに変換できるようにします。 |
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PDFWatermark |
Inbound Refinery PDFConverterコンポーネントで生成されたPDFファイルにウォーターマークを適用して、Oracle Content Serverシステムに戻すことができるようにします。Oracle Content Serverシステムにすでに存在するPDFファイルにも、ウォーターマークを適用できます。動的なウォーターマークが迅速に生成され、変数情報を含めることができます。 |
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RoleEntityACL |
Oracle UCMとOPSSアクセス制御リストの権限を統合します。 |
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SESCrawlerExport |
Oracle Secure Enterprise Searchを使用してOracle Content Serverシステムを検索できる機能を追加します。このサービスでは、現在Oracle Content Serverシステム上にあるコンテンツのスナップショットを生成して、Oracle SES Crawlerに提供します。 |
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SiebelEcmIntegration |
Siebel Adapter for Oracle UCMの一部で、Siebel CRMユーザーが、Oracle Content Serverリポジトリに保存された添付ファイルを保存および取得できるようにします。 |
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SiebelIntegrationSearchDisplay |
Oracle UCMドキュメントを管理対象添付ファイルとして、Siebelアプリケーション内のiFrameのSiebelエンティティに表示します。 |
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SiteStudio |
企業規模のWebサイトを設計、構築およびメンテナンスする包括的なアプローチを提供する強力で柔軟なWeb開発アプリケーション・パッケージ。Webサイトの作成とコンテンツ管理の両方を行なうことができます。 |
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ThreadedDiscussions |
別のドキュメントに関するディスカッション・ドキュメントを作成できるようにします。任意のコンテンツ・アイテムを取得し、そのドキュメントIDに_dを追加して、元のドキュメントに関するディスカッションにフォーカスした新しいHCSP形式のドキュメントを作成します。 |
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ThumbnailGenerator |
Inbound Refineryを完全に設定しなくても、Oracle Content Serverインスタンスがチェックインしたコンテンツのサムネイルを作成できるようにします。変換のためにInbound Refineryに送信されていないコンテンツでのみ使用できます。 |
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TiffConverter |
Oracle Content ServerシステムとInbound Refineryが、CVista PDF Compressorと統合できるようにします。このコンポーネントは、変換で必要なTIFFConversion変換および手順を定義します。 |
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TiffConverterSupport |
Oracle Content ServerシステムとInbound Refineryで、tiffファイルを検索可能なPDFファイルに変換できるようにします。 |
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WinNativeConverter |
PDFConverterの機能を拡張し、Refineryの機能を必要とします。Inbound Refineryで、ネイティブ・アプリケーションまたはOutsideInXを使用して、ネイティブ・ファイルをPostScriptに変換し、PostScriptをPDFに変換できるようにします。 |
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XMLConverter |
Inbound Refineryで、プライマリWeb表示可能またはレンディションとして、FlexionDocおよびSearchMLスタイルのXMLを生成できるようにします。 |
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XMLConverterSupport |
Oracle Content ServerシステムとInbound Refineryで、プライマリWebレンディションまたは追加のレンディションとして、様々なフォーマットをFlexionDocまたはSearchMLに変換できるようにします。Oracle Content ServerシステムとInbound Refineryで、XSLT変換を実行することもできます。 |
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YahooUserInterfaceLibrary |
(必須)Yahoo用のラッパーを提供します。BSDライセンスで使用可能なユーザー・インタフェース・ライブラリ(YUI)。Oracle Content Server製品は、フォルダ移動操作(フォルダ間でアイテムを移動)を実装する機能およびアクセシビリティのサポート(特にキーボード操作)のために、ユーザー・インタフェースの実装にYUIライブラリを採用しています。YUIライブラリは、カレンダ・コントロールおよびType-Ahead(先行入力)フィールドでのポップアップ選択のサポートにも使用されます。 |
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ZipRenditionManagement |
zipファイル内に保持される、追加の添付ファイルを作成および編集できるようにします。これは、「圧縮された添付ファイル」という説明の新しいレンディション・タイプZを作成して行われます。このコンポーネントは、デジタル・アセット管理の一部として使用されます。 |
この項では、Oracle Content Serverシステムとカスタム・コンポーネントを管理するために、コンポーネント・マネージャで実行できる次のタスクについて説明します。
コンポーネント・マネージャを使用して、システム上のコンポーネントの説明を表示する手順:
「管理サーバー」ページを開きます。
「コンポーネント・マネージャ」ページが表示されます。ページに、各コンポーネントの簡単な説明が表示されています。
「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックして、「拡張コンポーネント・マネージャ」ページを表示します。
有効または無効なコンポーネントのリストで、コンポーネント名を選択します。
コンポーネント名、タグ、場所、機能拡張、クラス・パスなど、コンポーネントに関する情報がリストの隣のペインに表示されます。
コンポーネント・マネージャを使用して、コンポーネントを有効化または無効化する手順:
「管理サーバー」ページを開きます。
「コンポーネント・マネージャ」ページが表示されます。
「すべての機能」をクリックします。
ドキュメント管理、フォルダ、Inbound Refinery、統合およびWebコンテンツ管理のカテゴリのすべてのコンポーネントが表示されます。
有効化する各コンポーネントのチェックボックスを選択します。無効化する各コンポーネントのチェックボックスを選択解除します。コンポーネントが表示されていない場合、適切なフィルタのチェックボックスが選択されていることを確認し、コンポーネントが表示されるようにしてください。
選択内容に変更を加えない場合は、「リセット」をクリックします。
「更新」をクリックします。
Oracle Content Serverインスタンスを再起動します。3.1.3項「Oracle Content Serverの再起動」を参照してください。
Oracle Content Serverインスタンスが再起動され、コンポーネントが有効または無効になります。
コンポーネントの影響を受けるページに移動して、カスタマイズの追加または削除が予想どおりに機能していることを確認します。
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注意: Oracle Content Serverインスタンスを起動すると、有効化されたコンポーネントがコンポーネント・リストに表示されている順序でロードされます。 |
コンポーネント・マネージャを使用してコンポーネントzipファイルをアップロードする手順:
「管理サーバー」ページを開きます。
「コンポーネント・マネージャ」ページが表示されます。
「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックして、「拡張コンポーネント・マネージャ」ページを表示します。
「新規コンポーネントのインストール」フィールドの横にある「参照」ボタンをクリックします。
コンポーネントzipファイルに移動して選択します。
「開く」をクリックします。
「新規コンポーネントのインストール」フィールドに、パスおよびファイル名が表示されます。
「アップロード」をクリックします。
Oracle Content Serverインスタンスでコンポーネント・ファイルのパッケージが展開され、コンポーネントの名前が「無効なコンポーネント」リストに表示されます。
コンポーネントのアップロード方法がわからない場合は、サイドバー・メニューの「管理出力の表示」リンクをクリックして、Oracle Content Serverの出力メッセージを確認してください。管理サーバー出力ページが表示され、最後のアクションを確認できます。
次の要件を満たさないかぎり、コンポーネントをダウンロードできません。
コンポーネントはECM_ORACLE_HOME/ucm/idc/systemディレクトリの外に存在する必要があります。これにより、コンポーネントにパッチがアップロードされている場合を除き、提供されているすべてのコンポーネントが除外されます。コンポーネントに適切な名前のzipファイルがあり、それがコンポーネント・ディレクトリの内側に存在する必要があります。一般に、これはコンポーネントが手動でアップロードまたはインストールされた場合にのみ発生します。
コンポーネントをコンポーネントzipファイルとしてパッケージ化する手順:
「管理サーバー」ページを開きます。
「コンポーネント・マネージャ」ページが表示されます。
「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックして、「拡張コンポーネント・マネージャ」ページを表示します。
パッケージ化するコンポーネントを、「コンポーネントのダウンロード」リストから選択します。
「ダウンロード」をクリックします。
「ファイルのダウンロード」画面が表示されます。
このファイルをディスクに保存オプションを選択して、「OK」をクリックします。
「別名保存」画面が表示されます。
コンポーネントzipファイルを保存するディレクトリに移動します。
必要に応じて、コンポーネントzipファイルの名前を変更します。
「保存」をクリックします。
コンポーネントがコンポーネントzipファイルとして保存されます。
インストール後には、複数の方法を使用してコンポーネント構成を変更できます。すべてのコンポーネントの構成を変更できるわけではありません。
拡張コンポーネント・マネージャを使用してコンポーネントの構成設定を変更する手順:
「管理サーバー」ページを開きます。
「コンポーネント・マネージャ」ページが表示されます。
「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックして、「拡張コンポーネント・マネージャ」ページを表示します。
「コンポーネント構成の更新」メニューからコンポーネント名を選択して、「更新」をクリックします。
コンポーネントの「コンポーネント構成の更新」画面が表示されます。リストされるコンポーネント・パラメータは、コンポーネントのインストール後に編集可能として定義されたパラメータです。
コンポーネント構成の変更が終了したら、「更新」をクリックします。
Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要はありません。
「インスタンスの構成」画面を使用して、コンポーネントの構成設定を変更する方法:
「管理」を選択します。
「インスタンスの構成」を選択します。
「有効なコンポーネントの詳細」をクリックします。
構成するコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。
コンポーネントを構成できる場合は、コンポーネントの「コンポーネント構成の更新」が表示されます。
コンポーネントを構成できない場合は、メッセージが表示されます。
コンポーネント構成の変更が終了したら、「更新」をクリックします。
Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要はありません。
ここでは、コンポーネント・ウィザードを使用してコンポーネントを作成する方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。
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注意: Red Hat Linux ES 3でコンポーネント・ウィザードを使用している場合、 DomainHome/ucm/cs/bin/intradoc.cfgファイルでUseCustomModaling=FALSEを設定してください。この変数により、モーダル・ダイアログで、すべてのフレームではなく1つのフレームのみをロックできます。この変数をintradoc.cfgファイルで設定することで、他のアプレットがこのアクションの影響を受けることがなくなります。使用方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Idocスクリプト・リファレンス・ガイド』を参照してください。 |
次の手順は、コンポーネント・ウィザードを使用してカスタム・コンポーネントを作成する方法の概要を示しています。このコンポーネントの作成に使用する画面は付録A「ユーザー・インタフェース」で詳しく説明されており、全ページで参照されています。
コンポーネント・ウィザードを起動します。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面が表示されるか、他のコンポーネントがすでに使用可能な場合は「コンポーネント・リスト」画面が表示されます。
「コンポーネント・リスト」画面が表示された場合は、「追加」を選択します。それ以外の場合は、コンポーネント・ウィザードのメイン画面で「オプション」、「追加」の順に選択します。
「コンポーネントの追加」画面が表示されます。
「新規コンポーネントの作成」オプションが選択されていることを確認して、新規コンポーネントの名前を入力します。
「OK」をクリックします。
確認画面が表示されます。
「OK」をクリックします。
「コンポーネント・リスト」画面が閉じて、「場所」フィールドに名前が示されたとおりに、新規コンポーネントが「コンポーネント・ウィザード」画面に開きます。
新規コンポーネントにJavaコードが含まれる場合、「コンポーネント・ウィザード」の「Javaコード」タブを使用してClassAliases表とFilters表のコンテンツを表示できます。
コンポーネントglueファイルからクラスとフィルタを削除することもできます。ただし、クラスまたはフィルタに関連付けられているファイルは、システムから削除されません。クラスまたはフィルタを選択し、関連する「削除」ボタンをクリックしてリストから削除します。
コンポーネント・ウィザードには、カスタム・コンポーネントのReadmeファイルを作成する便利な方法が用意されています。Readmeファイルを編集するには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードでコンポーネントを開きます。
「オプション」から「Readmeファイルの編集」を選択します。
テキスト・エディタに、最初の行にコンポーネント名が入力されたreadme.txtファイルが開きます。
コンポーネントを説明するテキストを入力します。
ファイルを保存し、閉じます。
readme.txtファイルがコンポーネント定義ファイルと同じディレクトリに保存され、コンポーネント・ウィザードを使用してコンポーネントzipファイルを作成する場合、ComponentExtraエントリとして含められます。
コンポーネント・ウィザードを使用してコンポーネントを作成するには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードを起動します。
(Windows)「スタート」メニューから、「プログラム」→「コンテンツ・サーバー」→instance_name→「ツール」→「コンポーネント・ウィザード」を選択します。
(UNIX/Linux)DomainHome/ucm/cs/bin/ディレクトリにナビゲートして、コンポーネント・ウィザード・プログラムを実行します。
詳細は、3.4.2項「スタンドアロン・モードでの管理アプリケーションの実行」を参照してください。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面が表示されるか、他のコンポーネントがすでに使用可能な場合は「コンポーネント・リスト」画面が表示されます。「コンポーネント・リスト」画面に、すべてのコンポーネントとそのステータス(有効または無効)が表示されます。
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注意: コンポーネントがインストールされていない場合、「コンポーネント・リスト」画面は表示されません。 |
「コンポーネント・リスト」画面が表示された場合は、「追加」を選択します。それ以外の場合は、コンポーネント・ウィザードのメイン画面で「オプション」、「追加」の順に選択します。
「コンポーネントの追加」画面が表示されます。
「名前」フィールドに新規コンポーネントの名前を入力します。
デフォルト・ディレクトリ(custom)をそのまま使用するか、コンポーネントの新しい場所を入力します。絶対パス、またはOracle Content Serverのインストール・ディレクトリへの相対パスを指定できます。
既存のコンポーネントを基にして作成するには、「既存のものをコピー」を選択し、「参照」をクリックして、コンポーネントの定義(glue)ファイル(component_name.hda)に移動して選択します。
「OK」をクリックします。
新規コンポーネント定義(glue)ファイルが作成されます。既存のコンポーネントをコピーした場合、リソース・ファイルの名前が新規コンポーネント名に変更され、新規コンポーネントに直接コピーされます。
必要に応じて、次の項の説明に従って、カスタム・リソースおよび他のファイルを追加および編集します。
環境リソースは、新規変数を作成するか既存の変数の値を置換して、構成変数を定義します。
環境リソースを作成するには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、「リソースの定義」タブが選択されていることを確認します。「追加」をクリックします。
「リソースの追加」画面が表示されます。
「環境」オプションを選択します。
リソース・ファイルのファイル名を入力します。デフォルトのファイル名は、componentname_templates.hdaです。
リソース・ファイルが作成されている場合、ファイル名を選択してファイルに追加できます。ロード順に変更を加えた場合は、リソース・ファイル全体に適用されます。
別のファイル名で新規リソース・ファイルを作成するには、ファイル名を入力します。
新規リソース・ファイルを特定の順序でロードする場合は、「ロード順」フィールドに数値を入力します。
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注意: リソース・ファイルを他のリソースの後にロードする特別な理由がある場合を除き、ロード順は1に設定されたままにしてください。 |
「終了」をクリックします。
テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうかを尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
リソース・ファイルをテキスト・エディタで開く場合は、「はい」をクリックします。コンポーネント・ウィザードに戻る場合は、「いいえ」をクリックします。
ファイルが「カスタム・リソース定義」リストに表示されます。
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注意: HTMLエディタが定義されていない場合、コンポーネント・ウィザードのメイン画面で「オプション」から「構成」を選択して必要なエディタのパスとファイル名を入力するか、「参照」をクリックして必要なエディタの実行可能ファイルに移動します。詳細は、6.3.3.6項「デフォルトHTMLエディタの構成」を参照してください。 |
保存後、新規環境リソースが「コンポーネント・ウィザード」画面に表示されます。
テンプレート・リソース・ファイルは、コンポーネント用にロードされるカスタム・テンプレートの名前、タイプおよび場所を定義します。テンプレート・ページを追加するには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、「リソースの定義」タブが選択されていることを確認します。「追加」をクリックします。
「リソースの追加」画面が表示されます。
「テンプレート」オプションを選択します。「テンプレート表情報の追加」画面が表示されます。
リソース・ファイルのファイル名を入力します。デフォルトのファイル名は、componentname_templates.hdaです。
ファイル名の前にtemplates/を入力して、コンポーネント・ディレクトリに新規の/templatesディレクトリを作成できます。
テンプレート・リソース・ファイルが作成されている場合、ファイル名を選択して、既存のファイルに新規テンプレート表を追加できます。ロード順に変更を加えた場合は、リソース・ファイル全体に適用されます。
別のファイル名で新規リソース・ファイルを作成するには、ファイル名を入力します。
新規リソース・ファイルを特定の順序でロードする場合は、「ロード順」フィールドに数値を入力します。
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注意: リソース・ファイルを他のリソースの後にロードする特別な理由がある場合を除き、ロード順は1に設定されたままにしてください。 |
「次へ」をクリックします。
「テンプレート表情報の追加」画面が表示されます。
テンプレート表の名前を入力します。
コンポーネント名を接頭辞として残すことをお薦めします。
テンプレート表が別のリソース・ファイルにある場合であっても、コンポーネントの各テンプレート表には、一意の名前を付ける必要があります。
新規テンプレート表のマージ先の標準表を選択します。
IntradocTemplates
SearchResultTemplates
「次へ」をクリックします。
「Intradocテンプレートの追加/編集」画面が表示されます。
既存のテンプレート定義で開始する手順:
「選択」をクリックします。
よく使用されるテンプレートのリストが表示されます。
事前定義テンプレートのリスト全体を表示するには、「すべて表示」を選択します。
リストからテンプレートを選択します。
「OK」をクリックします。
テンプレート・パラメータが入力されます。
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注意: 既存のカスタム・テンプレート・ファイルを基にして作成することもできます。「コピー元」を選択し、テンプレート・ファイルに移動して選択します。テンプレート・パラメータは自動的に入力されませんが、テンプレート・ファイルを選択する前に、フィールドに入力する標準テンプレートを選択できます。 |
必要に応じて、テンプレート・パラメータを編集します。
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注意: テンプレートの名前を変更しない場合、このコンポーネントを最後にロードすると、カスタム・テンプレートにより標準テンプレートおよび同じ名前の他のカスタム・テンプレートが上書きされます。 |
「終了」をクリックします。
テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうかを尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
リソース・ファイルをテキスト・エディタで開く場合は、「はい」をクリックします。コンポーネント・ウィザードに戻る場合は、「いいえ」をクリックします。
ファイルが「カスタム・リソース定義」リストに表示され、テンプレート表が右ペインの「表名」リストに表示されます。
問合せリソースは、データベース内の情報を管理するSQL問合せを定義します。問合せをサービスで使用して、データベースに対するデータの追加、削除または取得などのタスクを実行します。
問合せを追加するには、次の手順に従います。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、リソース定義の追加ペインをクリックします。
「リソースの追加」画面が表示されます。
「問合せ」オプションを選択します。
リソース・ファイルのファイル名を入力します。デフォルトのファイル名は、resources/componentname_query.htmです。
問合せリソース・ファイルがデフォルトのファイル名で作成されている場合、新規のデフォルト・ファイル名に数値(1、2など)が追加されます。リソース・ファイルを手動で編集する場合を除き、問合せ表を既存のデフォルト・ファイルに追加することはできません。
問合せリソース・ファイルがデフォルト以外のファイル名で作成されている場合、新規の問合せ表を既存のファイルに追加できます。
別のファイル名で新規リソース・ファイルを作成するには、ファイル名を入力します。
新規リソース・ファイルを特定の順序でロードする場合は、「ロード順」フィールドに数値を入力します。
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注意: リソース・ファイルを他のリソースの後にロードする特別な理由がある場合を除き、ロード順は1に設定されたままにしてください。 |
「次へ」をクリックします。
「問合せ表情報の追加」画面が表示されます。
問合せ表の名前を入力します。コンポーネント名を接頭辞として残すことをお薦めします。
既存の問合せリソース・ファイルに追加する場合、新しい表名を入力する必要があります。リソース・ファイルを手動で編集する場合を除き、問合せ定義を既存の表に追加することはできません。
「次へ」をクリックします。
「問合せの追加/問合せの編集」画面が表示されます。
既存の問合せ定義で開始する手順:
「選択」をクリックします。
事前定義された問合せのリストが表示されます。
リストから問合せを選択します。
「OK」をクリックします。
問合せ式とパラメータが表示され、「名前」フィールドに入力されます。
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注意: 問合せの名前を変更しない場合、このコンポーネントを最後にロードすると、カスタム問合せにより標準問合せおよび同じ名前の他のカスタム問合せが上書きされます。 |
必要に応じて、問合せ式とパラメータを編集します。
パラメータは、問合せ式に表示される順序で「パラメータ」リストに表示される必要があります。「上へ」および「下へ」ボタンを使用して、選択したパラメータを移動します。
パラメータを追加する場合は、「追加」をクリックします。パラメータ名を入力し、パラメータ・タイプを選択して、「OK」をクリックします。
パラメータ・タイプを編集する場合は、パラメータを選択して「編集」をクリックします。パラメータ・タイプを選択して、「OK」をクリックします。
パラメータを削除する場合は、パラメータを選択して「削除」をクリックします。
「終了」をクリックします。
テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうかを尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
リソース・ファイルをテキスト・エディタで開く場合は、「はい」をクリックします。コンポーネント・ウィザードに戻る場合は、「いいえ」をクリックします。
問合せリソース・ファイルが「カスタム・リソース定義」リストに表示され、問合せ表が右ペインの「表名」リストに表示されます。
サービス・リソースは、Oracle Content Serverインスタンスで実行される関数またはプロシージャを定義します。
コンポーネント・ウィザードを使用してサービス・リソースを作成するには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードで、リソースを作成するコンポーネントを開きます。
「リソースの定義」タブで、「追加」をクリックします。
「リソースの追加」画面が表示されます。
「サービス」オプションを選択します。
リソース・ファイルのファイル名を入力します。デフォルトのファイル名は、resources/componentname_service.htmです。
サービスにリソース・ファイルが作成されている場合、ファイル名を選択して、新規のサービス表を既存のファイルに追加できます。ロード順に変更を加えた場合は、リソース・ファイル全体に適用されます。
別のファイル名で新規リソース・ファイルを作成するには、ファイル名を入力します。
新規リソース・ファイルを特定の順序でロードする場合は、「ロード順」フィールドに数値を入力します。
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注意: リソース・ファイルを他のリソースの後にロードする特別な理由がある場合を除き、ロード順は1に設定されたままにしてください。 |
「次へ」をクリックします。
「サービス表情報の追加」画面が表示されます。
サービス表の名前を入力します。
コンポーネント名を接頭辞として残すことをお薦めします。
サービス表が別のリソース・ファイルにある場合であっても、コンポーネントの各サービス表には、一意の名前を付ける必要があります。
「次へ」をクリックします。
「サービスの追加/サービスの編集」画面が表示されます。
既存のサービス定義で開始するには:
「選択」をクリックします。
よく使用されるサービスのリストが表示されます。
事前定義サービスのリスト全体を表示するには、「すべて表示」を選択します。
リストからサービスを選択します。
サービスの詳細を表示するには、「プレビュー」をクリックします。「サービスの情報をプレビュー」画面が表示されます。この画面で、サービスおよびサービスのアクションに関する情報を確認します。
「OK」をクリックします。
サービスの属性とアクションが入力されます。
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注意: サービスの名前を変更しない場合、このコンポーネントを最後にロードすると、カスタム・サービスにより標準サービスおよび同じ名前の他のカスタム・サービスが上書きされます。 |
必要に応じて、サービスの属性とアクションを編集します。
アクションは、実行順に「アクション」リストに表示される必要があります。「上へ」および「下へ」ボタンを使用して、選択したアクションを移動します。
アクションを追加する場合は、「追加」をクリックします。「アクションの追加/アクションの編集」画面が表示されます。アクション定義を入力して、「OK」をクリックします。
アクションを編集する場合は、アクションを選択して「編集」をクリックします。アクション定義を変更して、「OK」をクリックします。
アクションを削除する場合は、アクションを選択して「削除」をクリックします。
「終了」をクリックします。
テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうかを尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
リソース・ファイルをテキスト・エディタで開く場合は、「はい」をクリックします。コンポーネント・ウィザードに戻る場合は、「いいえ」をクリックします。
サービス・リソース・ファイルが「カスタム・リソース定義」リストに表示され、サービス表が右ペインの「表名」リストに表示されます。
HTMLインクルードは、他のファイルのプレースホルダまたは同一ファイル内の他の場所から参照されている、再利用可能なコードです。インクルード・リソースは、Oracle Content Server Webページの作成に使用されるコードを定義します。インクルードは、Webページが収集されるたびにOracle Content Serverインスタンスによって解決されます。このため、インクルードは動的コンテンツ・リソースとも呼ばれます。
HTMLインクルード・リソースを追加するには、次の手順に従います。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面の「リソースの定義」セクションで、「追加」をクリックします。
「リソースの追加」画面が表示されます。
「リソース - HTMLインクルード/文字列」オプションを選択します。
リソース・ファイルのファイル名を入力します。デフォルト名は、componentname_resource.htmです。
インクルード、文字列または静的表、またはその両方にリソース・ファイルが作成されている場合、ファイル名を選択して、インクルードを既存のファイルに追加できます。ロード順に変更を加えた場合は、リソース・ファイル全体に適用されます。
別のファイル名で新規リソース・ファイルを作成するには、ファイル名を入力します。
新規リソース・ファイルを特定の順序でロードする場合は、「ロード順」フィールドに数値を入力します。
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注意: リソース・ファイルを他のリソースの後にロードする特別な理由がある場合を除き、ロード順は1に設定されたままにしてください。 |
「次へ」をクリックします。
「インクルード」オプションを選択します。
既存のHTMLインクルードからコードを開始する手順:
「選択」をクリックします。
よく使用されるインクルードのリストが表示されます。
事前定義インクルードのリスト全体を表示するには、「すべて表示」を選択します。
リストからインクルードを選択します。
「OK」をクリックします。
インクルード・コードが表示され、「名前」フィールドに入力されます。
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注意: インクルードの名前を変更しない場合、このコンポーネントを最後にロードすると、カスタム・インクルードにより標準インクルードおよび同じ名前の他のカスタム・インクルードが上書きされます。 |
必要に応じて、インクルード・コードを編集します。
「終了」をクリックします。
テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうかを尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
リソース・ファイルをテキスト・エディタで開く場合は、「はい」をクリックします。コンポーネント・ウィザードに戻る場合は、「いいえ」をクリックします。
リソース・ファイルが「カスタム・リソース定義」リストに表示され、インクルードが「カスタムHTMLインクルード 」リストに表示されます。
文字列リソースは、エラー・メッセージおよびOracle Content Server Webページとアプレットで使用される、ロケールに依存するテキスト文字列を定義します。
コンポーネント・ウィザードを使用して文字列リソースを作成するには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードで、リソースを作成するコンポーネントを開きます。
「リソースの定義」タブで、「追加」をクリックします。
「リソースの追加」画面が表示されます。
「リソース - HTMLインクルード/文字列」オプションを選択します。
リソース・ファイルのファイル名を入力します。デフォルト名は、componentname_resource.htmです。
インクルード、文字列または静的表、またはその両方にリソース・ファイルが作成されている場合、ファイル名を選択して、インクルードを既存のファイルに追加できます。ロード順に変更を加えた場合は、リソース・ファイル全体に適用されます。
別のファイル名で新規リソース・ファイルを作成するには、ファイル名を入力します。
新規リソース・ファイルを特定の順序でロードする場合は、「ロード順」フィールドに数値を入力します。
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注意: リソース・ファイルを他のリソースの後にロードする特別な理由がある場合を除き、ロード順は1に設定されたままにしてください。 |
「次へ」をクリックします。
「文字列」オプションを選択します。
「名前」フィールドに文字列の名前を入力します(myStringなど)。
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注意: 既存の文字列の名前を入力する場合、このコンポーネントを最後にロードすると、カスタム文字列により標準文字列および同じ名前の他のカスタム文字列が上書きされます。 |
必要に応じて文字列コードを編集します(This is my string textなど)。
「終了」をクリックします。
テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうかを尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
リソース・ファイルをテキスト・エディタで開く場合は、「はい」をクリックします。コンポーネント・ウィザードに戻る場合は、「いいえ」をクリックします。
リソース・ファイルが「カスタム・リソース定義」リストに表示され、文字列が「カスタム文字列」リストに表示されます。
動的表は、Oracle Content Serverインスタンスに動的(ひんぱんに変更される)なコンテンツを表形式で提供します。
コンポーネント・ウィザードを使用して動的表リソースを作成するには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードで、リソースを作成するコンポーネントを開きます。
「リソースの定義」タブで、「追加」をクリックします。
「リソースの追加」画面が表示されます。
「リソース - 動的表 (Hdaフォーマット)」オプションを選択します。
リソース・ファイルのファイル名を入力します。デフォルトのパスおよびファイル名はresources/componentname_resource.hdaです。
動的表にリソース・ファイルが作成されている場合、ファイル名を選択して、新規の表コードを既存のファイルに追加できます。ロード順に変更を加えた場合は、リソース・ファイル全体に適用されます。
別のファイル名で新規リソース・ファイルを作成するには、ファイル名を入力します。
新規リソース・ファイルを特定の順序でロードする場合は、「ロード順」フィールドに数値を入力します。
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注意: リソース・ファイルを他のリソースの後にロードする特別な理由がある場合を除き、ロード順は1に設定されたままにしてください。 |
「次へ」をクリックします。
「動的リソース情報表の追加」画面が表示されます。
動的表の名前を入力します。コンポーネント名を接頭辞として残すことをお薦めします。
新規の表を既存の表とマージする場合は、「マージ先」を選択し、リストから表を選択します。
「終了」をクリックします。
マージ先の表を選択した場合、テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうか尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
マージ先の表を選択しなかった場合、「列情報」画面が表示されます。
「列名」フィールドに列名を入力します。
「挿入」をクリックします。すべての表の列が入力されるまで、この手順を繰り返します。
「OK」をクリックします。
テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうかを尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
リソース・ファイルをテキスト・エディタで開く場合は、「はい」をクリックします。コンポーネント・ウィザードに戻る場合は、「いいえ」をクリックします。
リソース・ファイルが「カスタム・リソース定義」リストに表示され、表が「リソースの定義」タブの右ペインに表示されます。
コンポーネント・ウィザードを使用して静的表リソースを作成するには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードで、リソースを作成するコンポーネントを開きます。
「リソースの定義」タブで、「追加」をクリックします。
「リソースの追加」画面が表示されます。
「リソース - 静的表 (HTMLフォーマット)」オプションを選択します。
リソース・ファイルのファイル名を入力します。デフォルト名は、componentname_resource.htmです。
静的表、インクルードまたは文字列またはその両方にリソース・ファイルが作成されている場合、ファイル名を選択して、静的表コードを既存のファイルに追加できます。ロード順に変更を加えた場合は、リソース・ファイル全体に適用されます。
別のファイル名で新規リソース・ファイルを作成するには、ファイル名を入力します。
新規リソース・ファイルを特定の順序でロードする場合は、「ロード順」フィールドに数値を入力します。
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注意: リソース・ファイルを他のリソースの後にロードする特別な理由がある場合を除き、ロード順は1に設定されたままにしてください。 |
「次へ」をクリックします。
「静的リソース表情報の追加」画面が表示されます。
静的表の名前を入力します。コンポーネント名を接頭辞として残すことをお薦めします。
新規の表を既存の表とマージする場合は、「マージ先」を選択し、リストから表を選択します。
「終了」をクリックします。
マージ先の表を選択した場合、テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうか尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
マージ先の表を選択しなかった場合、「列情報」画面が表示されます。
「列名」フィールドに列名を入力します。
「挿入」をクリックします。
すべての表の列が入力されるまで、手順aとbを繰り返します。
「OK」をクリックします。
テキスト・エディタを起動して編集を続行するかどうかを尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。
リソース・ファイルをテキスト・エディタで開く場合は、「はい」をクリックします。コンポーネント・ウィザードに戻る場合は、「いいえ」をクリックします。
リソース・ファイルが「カスタム・リソース定義」リストに表示され、表が「リソース表」リストに表示されます。
コンポーネントを作成したら、有効化してテストする必要があります。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、「オプション」メニューから「有効化」を選択します。
Oracle Content Serverインスタンスを再起動します。
新しく作成したコンポーネントをテストします。
カスタム・コンポーネントの作成のほかに、コンポーネント・ウィザードを使用してコンポーネントのzipファイルをビルドし、カスタム・インストール・パラメータを作成できます。
コンポーネント・ウィザードのビルド機能により、コンポーネントzipファイルをビルド(またはパッケージ)し、バックアップとして保存またはパッケージを展開して、コンポーネントを他のOracle Content Serverインスタンスにデプロイできます。
コンポーネントzipファイルをビルドするには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードでコンポーネントを開きます。
「ビルド」メニューから「ビルドの設定」を選択します。
「ビルドの設定」画面が表示されます。
定義(glue)ファイル用のComponentエントリとreadme.txtファイル用のComponentExtraエントリが自動的に作成されます。glueファイル・エントリは削除できませんが、readme.txtエントリは削除できます。
「追加」をクリックします。
「追加」画面が表示されます(「追加」画面)。
エントリ・タイプを選択します。
「サブディレクトリまたはファイル」フィールドに、選択したエントリ・タイプのファイルの場所を入力します。
「コンポーネント」エントリ・タイプの場合、この設定はglueファイルのファイル名です。
他のエントリ・タイプの場合、パスを入力して特定ディレクトリのすべてのファイルを選択するか、パスとファイル名を入力して個別ファイルを選択します。
場所は、DomainHome/custom/ディレクトリからの相対パスを指定する必要があります。絶対パス(C:/oracle/custom/my_component/など)も使用できますが、その場合、コンポーネントは同じインストール・ディレクトリ・パスのOracle Content Serverインスタンス上にしかインストールできません。
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注意: パスでは、必ずスラッシュを使用してください。 |
コンポーネントのすべてのファイルを含めるまで、エントリ・タイプの追加、およびサブディレクトリの指定を続けます。
「OK」をクリックします。
「ビルド」メニューから「ビルド」を選択します。
「ビルド」のメイン画面が表示されます。
「OK」をクリックします。
コンポーネント・ウィザードにより、DomainHome/custom/component_nameディレクトリにコンポーネントzipファイルがビルドされます。
「インストール/アンインストール設定」タブは、プリファレンス・データ・パラメータを含めることができる、カスタマイズ・インストール・コンポーネントを作成するために使用します。これらのパラメータは、ユーザー・プロンプトおよびユーザー・メッセージにすることができます。どのように定義されているかによって、インストール・プロセス時に表示されるプロンプトやメッセージは異なります。これらのカスタム・インストール・パラメータにより、コンポーネント作成者はコンポーネントをインストールする前に、ユーザーに情報を尋ねることができます。
コンポーネントのカスタム・インストール・パラメータを定義する手順:
「コンポーネント・リスト」画面で、カスタム・インストール・パラメータを定義するコンポーネントを選択します。
「開く」をクリックします。
「プリファレンスの追加/編集」画面で「インストール/アンインストール設定」タブを選択して、該当するチェック・ボックスを選択します。
インストール/アンインストール・フィルタの保持
インストール文字列の保持
一般に、両方のオプションを使用して、必要なインストール・パラメータを作成します。
インストール/アンインストール・フィルタ・オプションの「エディタの起動」をクリックして、Javaコード・テンプレート・ファイルを開きます。既存のコードを編集して、フィルタの作成手順に必要な追加のJavaコードをテンプレートに含めます。
コンポーネントのインストールまたはアンインストール手順で、各フィルタ手順が1回実行されます。ユーザー・レスポンスの値が、インストール構成(install.cfgおよびconfig.cfg)ファイルに保存されます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Universal Content Management開発者ガイド』を参照してください。
インストール/アンインストール・フィルタJavaコード・ファイルを保存して閉じます。
プリファレンス・データ設定ペインで、「追加」ボタンをクリックして「プリファレンスの追加/編集」画面を開きます。
インストール文字列オプションの「エディタの起動」をクリックして、Javaコード・テンプレート・ファイルを開きます。既存のコードを編集して、設定プロンプトまたはメッセージの定義に必要な追加のJavaコードをテンプレートに含めます。
「プリファレンス・プロンプトの追加」画面とインストール文字列HTMLテンプレートの両方を開いたままにして、同時に使用します。必要に応じて、「プリファレンス・プロンプトの追加」画面のフィールドに値を入力します。実際のメッセージまたはプロンプト・テキストを、インストール文字列HTMLに追加します。
インストール文字列Javaコード・ファイルを保存して閉じます。
「ビルド」メニューから「ビルドの設定」を選択して、「ビルドの設定」画面を開きます。
必要に応じて、「ビルドの設定」画面のフィールドに値を入力します。
コンポーネントをコンポーネントzipファイルに含めるように指定されている場合、「追加」画面でコンポーネントの追加として追加する必要があります。
「追加」ボタンをクリックして、「追加」画面を開きます。各コンポーネントを個別に追加します。
「OK」をクリックします。
必要に応じて、さらにコンポーネントをコンポーネントの追加としてzipファイルに追加します。
「ビルドの設定」画面で、「OK」をクリックしてコンポーネントzipファイルを作成します。
zipファイルはクライアントに送信したり、Oracle Content Server内でコンポーネント・ウィザードまたはコンポーネント・マネージャを使用してインストールできます。
コンポーネント・ウィザードからコンポーネントを有効化または無効化するには、次のいずれかの手順を実行します。
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ヒント: コンポーネント・マネージャを使用してコンポーネントを有効化および無効化することもできます。 |
コンポーネント・ウィザードでコンポーネントを開きます。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、「オプション」メニューから「有効化」または「無効化」を選択します。
Oracle Content Serverインスタンスを再起動します。
コンポーネントが有効化または無効化されます。
コンポーネントの影響を受けるページに移動して、カスタマイズの追加または削除が予想どおりに機能していることを確認します。
次のいずれかの方法で、「コンポーネント・リスト」画面を表示します。
コンポーネント・ウィザードを起動します。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、「オプション」メニューから「開く」を選択します。
有効化または無効化するコンポーネントを選択します。
コンポーネントを設定する条件に対して「有効化」または「無効化」を選択します。
Oracle Content Serverインスタンスを再起動します。
コンポーネントが有効化または無効化されます。
コンポーネントの影響を受けるページに移動して、カスタマイズの追加または削除が予想どおりに機能していることを確認します。
Oracle Content Serverインスタンスからコンポーネントを削除するには、次の手順を実行します。
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注意: コンポーネントを削除すると、Oracle Content Serverインスタンスはそのコンポーネントを認識しなくなりますが、コンポーネント・ファイルはファイル・システム上から削除されません。 |
削除するコンポーネントを無効化します。
削除するコンポーネントがコンポーネント・ウィザードで開かれている場合、別のコンポーネントを開くか、コンポーネント・ウィザードを閉じて再起動します。(コンポーネントが開かれている場合、そのコンポーネントは削除できません。)
「コンポーネント・リスト」画面を表示する手順:
コンポーネント・ウィザードを起動します。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、「オプション」から「開く」を選択します。
「コンポーネント・リスト」画面から、削除するコンポーネントを選択します。
「削除」をクリックします。
確認画面が表示されます。
「はい」をクリックします。
コンポーネントが「コンポーネント・リスト」に表示されなくなります。
Oracle Content Serverインスタンスにすでに追加されているコンポーネントを開くには、次の手順を実行します。
「コンポーネント・リスト」画面を表示する手順:
コンポーネント・ウィザードを起動します。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、「オプション」から「開く」を選択します。
「コンポーネント・リスト」画面から、開くコンポーネントを選択します。
「開く」をクリックします。
コンポーネント・リソースが、コンポーネント・ウィザードのメイン画面の「カスタム・リソース定義」リストに表示されます。
HTMLエディタを起動して、テキストベースのコンポーネント・ファイルをコンポーネント・ウィザードから直接編集できます。
Windowsオペレーティング・システムの場合、Microsoftワードパッド(wordpad.exe)がデフォルトです。
UNIXオペレーティング・システムの場合、viがデフォルトです。
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重要: FrontPageなどのグラフィカルなHTMLエディタではなく、ワードパッドなどのテキスト・エディタを指定します。グラフィカル・エディタではHTMLタグの挿入または変更が可能であるため、Idocスクリプト・タグがOracle Content Serverインスタンスで認識されない文字列に変換される可能性があります。 |
デフォルトのHTMLエディタを定義するには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面を表示します。
「オプション」メニューから「構成」を選択します。
「コンポーネントの構成」画面が表示されます。
「参照」をクリックします。
使用するHTMLエディタの実行可能ファイルに移動して選択します。
「開く」をクリックします。
「OK」をクリックします。
コンポーネント・ウィザードで任意の「エディタの起動」ボタンをクリックすると、選択したプログラムでファイルが開かれます。
コンポーネントZipファイルのパッケージを展開するには、次の手順を実行します。
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注意: Oracle Content Serverインスタンスの既存のコンポーネントと同じ名前でコンポーネントのパッケージを展開すると、backupで始まりタイム・スタンプで終わるファイル名(backup1008968718221.zipなど)で古いコンポーネントが圧縮されて、DomainHome/ucm/cs/bin/ディレクトリにコピーされます。 |
次のいずれかの方法で、「インストール」画面を表示します。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、「オプション」メニューから「インストール」を選択します。
「コンポーネント・リスト」画面から、「インストール」をクリックします。
「選択」をクリックします。
「Zipファイル・パス」画面が表示されます。
コンポーネントzipファイルに移動して選択します。
「開く」をクリックします。
コンポーネントzipファイルの内容が、パッケージの展開画面に一覧表示されます。
「OK」をクリックします。
コンポーネント・ファイルが正しい場所(ファイルが解凍されるまでに多少の遅れが生じることがあります)にコピーされ、パッケージの展開画面が閉じて、コンポーネント・リソースがコンポーネント・ウィザードのメイン画面の「カスタム・リソース定義」リストに表示されます。コンポーネントはコンポーネント・リストにも追加されます。
パッケージを展開した既存のコンポーネントをOracle Content Serverインスタンスに追加するには、次の手順を実行します。
次のいずれかの方法で、「コンポーネントの追加」画面を表示します。
コンポーネント・ウィザードのメイン画面で、「オプション」メニューから「追加」を選択します。
「コンポーネント・リスト」画面で、「追加」をクリックします。
「既存のコンポーネントを使用」オプションを選択します。
「参照」をクリックします。
コンポーネント定義(hda)ファイル(components.hda)に移動して選択します。
「開く」をクリックします。
パスとファイル名がFilePathフィールドに表示されます。
「OK」をクリックします。
コンポーネント・リソースが、コンポーネント・ウィザードのメイン画面の「カスタム・リソース定義」リストに表示されます。コンポーネントはコンポーネント・リストにも追加されます。
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注意: 既存のコンポーネントを追加しても、そのコンポーネントは有効化されません。 |
ComponentToolコンポーネントにより、管理者はコマンド・ラインを使用してOracle Content Serverシステムへのコンポーネントのインストール、有効化および無効化を行うことができます。ComponentToolは、Oracle Content Serverインスタンスとともにインストール(有効化)されます。
Oracle UCMがデプロイされると、デフォルトでUNIXおよびWindows用のComponentToolランチャがインストールされます。実行可能ファイルは、DomainHome/ucm/cs/bin/ディレクトリにあります。
UNIX
ComponentTool
Windows
ComponentTool.exe
Component Toolは、表6-2に表示されているコマンドをサポートしています。
表6-2 ComponentToolコマンド
| タスク | コマンド |
|---|---|
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コンポーネントのインストール(およびコンポーネントを自動的に有効化) |
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コンポーネントの有効化 |
|
|
コンポーネントの有効化 |
|
|
有効化されたコンポーネントの表示 |
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無効化されたコンポーネントの表示 |
|
|
すべてのコンポーネントの表示 |
|
|
ComponentToolヘルプへのアクセス |
|