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Oracle® Fusion Middleware Content Serverシステム管理者ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B65037-01
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A ユーザー・インタフェース

この付録では、Oracle Content Server管理インタフェースに関する次のトピックについて説明します。

システム・プロパティおよび設定インタフェース

セキュリティおよびユーザー・アクセス・インタフェース

コンポーネント・インタフェース

システム移行インタフェース

A.1 システム・プロパティおよび設定インタフェース

次のインタフェースは、Oracle Content Serverのシステム・プロパティおよび設定を構成するために使用します。

A.1.1 管理サーバー・インタフェース

管理サーバーを使用する場合、次の画面を利用できます。

A.1.1.1 管理サーバー・ページ

管理サーバー・ページは、サーバー・ステータスの表示、コンポーネントの管理、およびOracle Content Serverのシステム・プロパティ、ログおよび監査情報へのアクセスを行うために使用します。

管理サーバー・ページにアクセスするには、次のタスクを実行します。

  1. ポータル・ナビゲーション・バーから、「管理」トレイを選択します。管理の選択肢が表示されます。

  2. 「管理サーバー」を選択します。管理サーバー・ページが表示されます。

「コンテンツ管理サーバー」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「サーバーのステータス」リンク 「管理サーバー」ホーム・ページにOracle Content Serverの現在のステータスを表示します。Oracle Content Serverインスタンスを起動、停止または再起動するには、Oracle Weblogic Server管理コンソールを使用します。
「コンポーネント・マネージャ」リンク コンポーネント・マネージャ・ページを表示します。このページは、Oracle Content Serverコンポーネントを表示、有効化および無効化する場合に使用します。このページから拡張コンポーネント・マネージャ・ページにアクセスすることもできます。
「一般構成」リンク 管理サーバー: 一般構成ページを表示します。このページは、一般的なOracle Content Server構成を表示または変更するために使用します。
「コンテンツ・セキュリティ」リンク 「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブに表示される情報と同じ情報が表示される管理サーバー: コンテンツ・セキュリティ・ページを表示します。このページは、Oracle Content Serverセキュリティ構成を表示または変更するために使用します。
「インターネットの構成」リンク 「システム・プロパティ」: 「インターネット」タブに表示される情報と同じ情報が表示される管理サーバー: インターネットの構成ページを表示します。このページは、Oracle Content Serverインスタンスのインターネット構成を表示または変更するために使用します。
「管理出力の表示」リンク 管理サーバー出力ページを表示します。このページは、コンソール出力を表示するために使用します。
「サーバー・ログの表示」リンク Oracle Content Serverログ・ファイルのリストが表示されます。
「プロバイダの表示」リンク プロバイダ・ページを表示します。
システム監査情報 システム監査情報ページを表示します。このページには、Oracle Content Serverインスタンスに関する一般的な情報に加え、ローカライズ、トレース・セクション、キャッシュ、構成エントリ、コンポーネント・レポートに関する情報が表示されます。

A.1.1.2 管理サーバー・ステータス・ページ

サーバーのステータス・ページには、Oracle Content Serverインスタンスの現在のステータス(「実行中」など)が表示されます。このページにアクセスするには、管理サーバー・ページ「サーバーのステータス」リンクをクリックします。

「コンテンツ管理サーバー」のステータス画面
要素 説明
現行のステータス Oracle Content Serverインスタンスの現在のステータスが表示されます。
「ホームページ」ボタン Oracle Content Serverのホーム・ページが表示されます。
「管理」ボタン Oracle Content Serverの管理ページを表示します。このページには、管理機能のアイコンと名前が表示されます。

A.1.1.3 管理サーバー出力ページ

管理サーバー出力ページには、トラブルシューティングのためのステータスおよびエラー・メッセージを含む、管理サーバーのJava出力が表示されます。このページにアクセスするには、管理サーバー・ページ「管理出力の表示」リンクをクリックします。

管理サーバー出力ページ
要素 説明
「ページのリフレッシュ」ボタン 出力メッセージをリフレッシュします。
「クリア」ボタン 出力メッセージをクリアします。出力は、コンテンツ管理サービスが再起動されるまでは表示されません。
出力メッセージ 管理サーバーのステータスおよびエラー・メッセージが表示されます。

A.1.1.4 管理ページ

管理ページには、Oracle Content Serverの管理機能へのリンクを示すアイコンと名前が表示されます。このページにアクセスするには、管理サーバー・ステータス・ページ「管理」をクリックします。

管理ページについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「Content Serverログ」リンク 「Content Serverログ」画面を表示します。
「アーカイバ・ログ」リンク 「アーカイバ・ログ」画面を表示します。
インスタンスのアクション」リンク Oracle Content Serverインスタンスの現在のアクションを表示します。
「管理アプレット」リンク 「管理アプレット」画面を表示します。この画面では、複数の管理アプリケーションに対するリンクが提供されます。
インスタンスの構成」リンク 構成情報ページを表示します。
「システム監査情報」リンク システム監査情報ページを表示します。
「プロバイダ」リンク プロバイダ・ページを表示します。
「フィルタ管理」リンク Webサーバー・フィルタの構成ページを表示します。
「Oracle Query Optimizer」リンク Oracle Query Optimizerページを表示します。
「ファイル・ストア・プロバイダ」リンク ファイル・ストア・プロバイダ情報ページを表示します。
「接続パスワード」リンク 「プロキシ接続の認証/認可情報」画面を表示します。
「資格証明マップ」リンク 「資格証明マップ」画面を表示します。
「構成の移行管理」リンク 「構成の移行管理」画面を表示します。
「管理サーバー」リンク 管理サーバー・ページを表示します。
「環境パッケージャ」リンク 環境パッケージャ・ページを表示します。
「変換オプション」リンク Inbound Refinery変換オプションを表示します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Conversion管理者ガイドを参照してください。
「変換ジョブのステータス」リンク Inbound Refinery変換ジョブのステータス情報を表示します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Conversion管理者ガイドを参照してください。
「IBRプロバイダのステータス」リンク Inbound Refineryプロバイダのステータス情報を表示します。詳細は、Oracle Fusion Middleware Conversion管理者ガイドを参照してください。

A.1.2 システム・プロパティ構成インタフェース

次の画面を使用して、Oracle Content Serverインスタンスのシステム・プロパティを構成します。

A.1.2.1 システム・プロパティ・ページ

「システム・プロパティ」ユーティリティを使用して、Oracle Content Serverインスタンスのシステム・オプションや機能を構成することができます。これはOracle Content Serverインスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ開始できます。

「システム・プロパティ」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「オプション」タブ Oracle Content Serverインスタンスのオプション機能の設定に使用します。
「コンテンツ・セキュリティ」タブ コンテンツ・アイテムのセキュリティに関するオプションを設定するために使用します。
「インターネット」タブ Oracle Content ServerインスタンスのWeb入力に関連するオプションを設定するために使用します。
「データベース」タブ データベース・オプションを設定するために使用します。
「サーバー」タブ Oracle Content Serverインスタンスのオプション機能の設定に使用します。
「ローカライズ」タブ ローカライズ・オプションを設定するために使用します。
「パス」タブ Oracle Content Serverのディレクトリ・パスを設定するために使用します。
「OK」 ボタン 変更内容を保存し、「システム・プロパティ」画面を閉じます。変更を有効にするには、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。
「取消」 ボタン 変更内容を保存せずに「システム・プロパティ」画面を閉じます。

A.1.2.2 一般オプションの構成

「システム・プロパティ」: 「オプション」タブまたは管理サーバー: 一般構成ページで、一般的なオプションを設定できます。

構成の変更内容を反映するには、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

A.1.2.2.1 「システム・プロパティ」: 「オプション」タブ

「システム・プロパティ」: 「オプション」タブでは一般オプションを設定できます。このアプリケーションは、Oracle Content Serverインスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・モードで実行できます。これらのプログラムを起動するのに必要な方法は、WindowsインストールとUNIXインストールとで若干異なります。

「システム・プロパティ」の「オプション」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「チェックイン時のフォーマットの上書きを許可する」チェック・ボックス

(IsOverrideFormat)

選択解除: ユーザーはチェックイン時にドキュメントのフォーマットを選択できません。これがデフォルトです。

選択: ユーザーはチェックイン時にドキュメントのフォーマットを選択できます。これは次の状況で役立ちます。

  • アプリケーションのデフォルト拡張子がファイル名に使用されていない場合。たとえば、customer.ltrという名前のMicrosoft Wordドキュメントにはデフォルトのアプリケーション拡張子である.docがありませんが、コントリビュータはチェックイン・ページの「フォーマット」リストから「Microsoft Wordドキュメント」を選択して、Oracle Content Serverインスタンスにファイルの変換方法を指示できます。

  • ユーザーがファイルの変換および索引作成の方法を決定する必要がある場合。たとえば、Corel WordPerfectドキュメントをテキスト・ファイルとして渡すように設定するとします。コントリビュータがチェックイン・ページの「フォーマット」オプションを「デフォルトの使用」のままにした場合、ファイルは自動的にテキストに変換され、フルテキスト索引作成が行われます。コントリビュータが「Corel WordPerfectドキュメント」を選択した場合、ファイルはネイティブ・フォーマットで渡され、フルテキスト索引作成は行われません。

「ダウンロード・アプレットを有効にする」チェック・ボックス

(DownloadApplet)

選択: ユーザーは、同時に複数のファイルを選択してチェックアウトまたはダウンロードできます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverユーザーズ・ガイド』を参照してください。

選択解除: ユーザーは、複数のファイルをチェックアウトまたはダウンロードすることはできません。これがデフォルトです。

アップロードまたはダウンロード・アプレットがシステム・プロパティ・アプリケーションまたは管理サーバーで有効になっている場合、ユーザーはユーザー・プロファイル・ページでアプレットを個別に有効化および無効化できます。アプレットがシステム・レベルで無効になっている場合、ユーザー・プロファイル・ページにアプレット・フィールドは表示されません。

「アップロード・アプレットを有効にする」チェック・ボックス

(MultiUpload)

選択: ユーザーは、複数のファイルを1つのZipファイルとしてチェックインできます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverユーザーズ・ガイド』を参照してください。

選択解除: ユーザーは複数のファイルをチェックインできません。これがデフォルトです。

「検索キーワードの強調表示を有効にする」チェック・ボックス

(EnableDocumentHighlight)

選択: 返されるPDF、HTMLおよびテキスト・ドキュメントですべてのフルテキスト検索用語がハイライトされます。これがデフォルトです。

選択解除: フルテキスト検索用語はハイライトされません。これにより、検索結果ページからファイルを表示するために必要な時間を短縮できます。

「通常の問合せページでEnterprise Searchを有効にする」チェック・ボックス

(EnterpriseSearchAsDefault)

選択: Enterprise Searchフィールドが検索ページに表示されます。Enterprise Searchアドオン・モジュールを購入し、インストールする必要があります。

選択解除: Enterprise Searchフィールドは検索ページに表示されません。これがデフォルトです。

「チェックイン時にコンテンツIDを自動割当てする」チェック・ボックス

(IsAutoNumber)

選択: コンテンツIDが6桁のシーケンス番号として自動的に生成されます。

選択解除: コンテンツIDはユーザーがチェックイン時に入力する必要があります。これがデフォルトです。

「自動的に名前の前に付ける接頭辞」/「自動採番接頭辞」フィールド

(AutoNumberPrefix)

自動コンテンツID生成が有効になっている場合は、このフィールドで指定した文字列が6桁のシーケンス番号に接頭辞として追加されます。
「メジャー・リビジョンのラベル・シーケンス」フィールド

(MajorRevSeq)

リビジョン番号の最初の数値または文字の増分方法を指定します。
「マイナー・リビジョンのラベル・シーケンス」フィールド

(MinorRevSeq)

リビジョン番号の省略可能な2つ目の数値または文字の増分方法を指定します。
「Java Server Page(JSP)の有効化」チェック・ボックス

(IsJspServerEnabled)

選択: JSPサポートがOracle Content Serverインスタンスで有効になります。

選択解除: 内部JSPサポートが無効になります。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

このチェック・ボックスは「管理サーバー」: 一般構成ページに表示されますが、「システム・プロパティ」: 「オプション」タブには表示されません。「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブを参照してください。

「JSPを有効にするグループ」フィールド

(JspEnabledGroups)

内部JSPサポートに対して有効にするセキュリティ・グループを指定します。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

このフィールドは「管理サーバー」: 一般構成ページに表示されますが、「システム・プロパティ」: 「オプション」タブには表示されません。「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブを参照してください。

「追加の構成変数」フィールド

(N/A)

Oracle Content Server構成ファイルの変数を編集するために使用します。
  • このフィールドで行った変更は、Oracle Content Serverインスタンスを再起動したときにIntradocDir/config/config.cfgファイルに反映されます。

  • 行の先頭に#記号を配置すると、その行がコメント・アウトされます。


A.1.2.2.2 管理サーバー: 一般構成ページ

このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイから「管理サーバー」をクリックします。アクセスするOracle Content Serverインスタンスをクリックし、「インスタンス」メニューの「オプション」から「一般構成」を選択します。

このページでは、「システム・プロパティ」: 「オプション」タブに表示される情報と同じ情報にアクセスできます。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

バッチ・ローダーを使用してOracle Content Serverインスタンス上で多数のファイルを同時に更新および挿入する予定の場合は、バッチ・ロード・ファイルを作成する必要があります。バッチ・ロード・ファイルには、primaryOverrideFormatalternateOverrideFormatの2つのオプション・パラメータを含めることができます。ただし、これらのオプションは、IsOverrideFormat構成変数を有効にする場合にバッチ・ロード・ファイルのパラメータとしてのみ動作します。この変数は、システム・プロパティ・アプリケーションで設定できます。

「管理サーバー」の「一般構成」画面
要素 説明
「チェックイン時のフォーマットの上書きを許可する」チェック・ボックス

(IsOverrideFormat)

選択解除: ユーザーはチェックイン時にドキュメントのフォーマットを選択できません。これがデフォルトです。

選択: ユーザーはチェックイン時にドキュメントのフォーマットを選択できます。これは次の状況で役立ちます。

  • アプリケーションのデフォルト拡張子がファイル名に使用されていない場合。たとえば、customer.ltrという名前のMicrosoft Wordドキュメントにはデフォルトのアプリケーション拡張子である.docがありませんが、コントリビュータはチェックイン・ページの「フォーマット」リストから「Microsoft Wordドキュメント」を選択して、Oracle Content Serverインスタンスにファイルの変換方法を指示できます。

  • ユーザーがファイルの変換および索引作成の方法を決定する必要がある場合。たとえば、Corel WordPerfectドキュメントをテキスト・ファイルとして渡すように設定するとします。コントリビュータがチェックイン・ページの「フォーマット」オプションを「デフォルトの使用」のままにした場合、ファイルは自動的にテキストに変換され、フルテキスト索引作成が行われます。コントリビュータが「Corel WordPerfectドキュメント」を選択した場合、ファイルはネイティブ・フォーマットで渡され、フルテキスト索引作成は行われません。

「ダウンロード・アプレットを有効にする」チェック・ボックス

(DownloadApplet)

選択: ユーザーは、同時に複数のファイルを選択してチェックアウトまたはダウンロードできます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverユーザーズ・ガイド』を参照してください。

選択解除: ユーザーは、複数のファイルをチェックアウトまたはダウンロードすることはできません。これがデフォルトです。

アップロードまたはダウンロード・アプレットがシステム・プロパティ・アプリケーションまたは管理サーバーで有効になっている場合、ユーザーはユーザー・プロファイル・ページでアプレットを個別に有効化および無効化できます。アプレットがシステム・レベルで無効になっている場合、ユーザー・プロファイル・ページにアプレット・フィールドは表示されません。

「アップロード・アプレットを有効にする」チェック・ボックス

(MultiUpload)

選択: ユーザーは、複数のファイルを1つのZipファイルとしてチェックインできます。『Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverユーザーズ・ガイド』を参照してください。

選択解除: ユーザーは複数のファイルをチェックインできません。これがデフォルトです。

「アカウントの有効化」チェック・ボックス 選択: アカウントはOracle Content Serverインスタンス上で機能します。

選択解除: アカウントはOracle Content Serverインスタンス上で機能しません。

チェックイン時にドキュメント名を自動割当てするチェック・ボックス

(IsAutoNumber)

選択: コンテンツIDが6桁のシーケンス番号として自動的に生成されます。

選択解除: コンテンツIDはユーザーがチェックイン時に入力する必要があります。これがデフォルトです。

「自動的に名前の前に付ける接頭辞」/「自動採番接頭辞」フィールド

(AutoNumberPrefix)

自動コンテンツID生成が有効になっている場合は、このフィールドで指定した文字列が6桁のシーケンス番号に接頭辞として追加されます。
「メジャー・リビジョンのラベル・シーケンス」フィールド

(MajorRevSeq)

リビジョン番号の最初の数値または文字の増分方法を指定します。
「マイナー・リビジョンのラベル・シーケンス」フィールド

(MinorRevSeq)

リビジョン番号の省略可能な2つ目の数値または文字の増分方法を指定します。
「Java Server Page(JSP)の有効化」チェック・ボックス

(IsJspServerEnabled)

選択: JSPサポートがOracle Content Serverインスタンスで有効になります。

選択解除: 内部JSPサポートが無効になります。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

このチェック・ボックスは「管理サーバー」: 一般構成ページに表示されますが、「システム・プロパティ」: 「オプション」タブには表示されません。「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブを参照してください。

「JSPを有効にするグループ」フィールド

(JspEnabledGroups)

内部JSPサポートに対して有効にするセキュリティ・グループを指定します。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

このフィールドは「管理サーバー」: 一般構成ページに表示されますが、「システム・プロパティ」: 「オプション」タブには表示されません。「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブを参照してください。

「追加の構成変数」フィールド

(N/A)

Oracle Content Server構成ファイルの変数を編集するために使用します。
  • このフィールドで行った変更は、Oracle Content Serverインスタンスを再起動したときにIntradocDir/config/config.cfgファイルに反映されます。

  • 行の先頭に#記号を配置すると、その行がコメント・アウトされます。


A.1.2.3 コンテンツ・セキュリティの構成

「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブまたは管理サーバー: コンテンツ・セキュリティ・ページで、コンテンツ・セキュリティ・オプションを設定できます。

構成の変更内容を反映するには、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

A.1.2.3.1 「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブ

「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブでコンテンツ・セキュリティ・オプションを設定できます。このアプリケーションは、Oracle Content Serverインスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・モードで実行できます。これらのプログラムを起動するのに必要な方法は、WindowsインストールとUNIXインストールとで若干異なります。

「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブ
要素 説明
「読取り権限を持つユーザーである場合にコピーを許可する」チェック・ボックス

(GetCopyAccess)

選択: コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して読取り権限のみを持つユーザーは、ネイティブ・ファイルのコピーを取得できます。

選択解除: コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して読取り権限のみを持つユーザーは、ネイティブ・ファイルのコピーを取得できません。

「元のコントリビュータにのみチェックアウトを許可する」チェック・ボックス

(ExclusiveCheckout)

選択: 作成者またはコンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して管理権限を持つユーザーにかぎり、コンテンツ・アイテムをチェックアウトできます。

選択解除: コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して書込み権限を持つユーザーは誰でも、コンテンツ・アイテムをチェックアウトできます。

「作成者にリビジョンの削除を許可する」チェック・ボックス

(AuthorDelete)

選択: コンテンツ・アイテムの作成者は、自分が作成したコンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して削除権限を持っていない場合でも、コンテンツ・アイテムを削除できます。

選択解除: ユーザーがコンテンツ・アイテムを削除するには、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して削除権限を持っている必要があります。

「既知のアカウントのみを表示する」チェック・ボックス

(ShowOnlyKnownAccounts)

選択: チェックイン・ページおよび検索ページの「アカウント」オプション・リストには、定義済アカウントのみが表示されます。

選択解除: チェックイン・ページおよび検索ページの「アカウント」オプション・リストには、ユーザー定義アカウントおよび定義済アカウントが表示されます。


A.1.2.3.2 「管理サーバー」: コンテンツ・セキュリティ・ページ

「管理サーバー」: コンテンツ・セキュリティの構成ページでは、コンテンツ・セキュリティ・オプションを設定できます。

このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイから「管理サーバー」をクリックします。インスタンスのオプション」メニューから「コンテンツ・セキュリティ」を選択します。

このページでは、「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブに表示される情報と同じ情報にアクセスできます。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

「管理サーバー」の「コンテンツ・セキュリティ・オプション」画面
要素 説明
「読取り権限を持つユーザーである場合にコピーを許可する」チェック・ボックス

(GetCopyAccess)

選択: コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して読取り権限のみを持つユーザーは、ネイティブ・ファイルのコピーを取得できます。

選択解除: コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して読取り権限のみを持つユーザーは、ネイティブ・ファイルのコピーを取得できません。

「元のコントリビュータにのみチェックアウトを許可する」チェック・ボックス

(ExclusiveCheckout)

選択: 作成者またはコンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して管理権限を持つユーザーにかぎり、コンテンツ・アイテムをチェックアウトできます。

選択解除: コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して書込み権限を持つユーザーは誰でも、コンテンツ・アイテムをチェックアウトできます。

「作成者にリビジョンの削除を許可する」チェック・ボックス

(AuthorDelete)

選択: コンテンツ・アイテムの作成者は、自分が作成したコンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して削除権限を持っていない場合でも、コンテンツ・アイテムを削除できます。

選択解除: ユーザーがコンテンツ・アイテムを削除するには、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して削除権限を持っている必要があります。

「既知のアカウントのみを表示する」チェック・ボックス

(ShowOnlyKnownAccounts)

選択: チェックイン・ページおよび検索ページの「アカウント」オプション・リストには、定義済アカウントのみが表示されます。

選択解除: チェックイン・ページおよび検索ページの「アカウント」オプション・リストには、ユーザー定義アカウントおよび定義済アカウントが表示されます。


A.1.2.4 インターネット情報の構成

「システム・プロパティ」: 「インターネット」タブまたは管理サーバー: インターネットの構成ページで、インターネット・オプションを設定できます。

構成の変更内容を反映するには、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

A.1.2.4.1 「システム・プロパティ」: 「インターネット」タブ

「システム・プロパティ」: 「インターネット」タブでは、インターネット・オプションを設定できます。このアプリケーションは、Oracle Content Serverインスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・モードで実行できます。これらのプログラムを起動するのに必要な方法は、WindowsインストールとUNIXインストールとで若干異なります。

前後の文は「システム・プロパティ」の「インターネット」タブについて説明しています。
要素 説明
「HTTPサーバー・アドレス」フィールド*

(HttpServerAddress)

Webサーバーの名前。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

「メール・サーバー」フィールド

(MailServer)

Oracle Content Serverインスタンスからの電子メール通知の送信に使用する電子メール・サーバー。これは通常、mail.company.comという形式になります。適用可能な場合は、ファイアウォールを介したメールの送信が可能であることを確認してください。
「管理者の電子メール・アドレス」フィールド

(SysAdminAddress)

Oracle Content Serverインスタンスが電子メール通知の送信に使用する電子メール・アドレス。配信に失敗した場合、返されたメッセージはこのアドレスに送られます。
「SMTPポート」フィールド*

(SmtpPort)

SMTP通信に使用するポート。通常は25ですが、変更する場合はネットワーク・システム管理者に問い合せてください。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

「HTTP相対Webルート」フィールド*

(HttpRelativeWebRoot)

WebサーバーがIntradocDir/weblayout/ディレクトリ内のファイルへのURLを解決するために使用する相対Webルート。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

「Secure Sockets Layerの使用」チェック・ボックス*

(UseSSL)

選択: Secure Sockets Layer (SSL)対応のWebサーバーが使用されています。

選択解除: Secure Sockets Layer(SSL)対応のWebサーバーは使用されていません。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。


A.1.2.4.2 管理サーバー: インターネットの構成ページ

管理サーバー: インターネットの構成ページからインターネット・オプションを設定できます。

このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイから「管理サーバー」をクリックします。次に、インスタンスのオプション」メニューから「インターネットの構成」を選択します。

このページでは、「システム・プロパティ」: 「インターネット」タブに表示される情報と同じ情報にアクセスできます。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

「管理サーバー」の「インターネットの構成」画面
要素 説明
「HTTPサーバー・アドレス」フィールド*

(HttpServerAddress)

Webサーバーのホスト名およびポート。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーを使用して変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

「メール・サーバー」フィールド

(MailServer)

Oracle Content Serverインスタンスからの電子メール通知の送信に使用する電子メール・サーバー。これは通常、mail.company.comという形式になります。適用可能な場合は、ファイアウォールを介したメールの送信が可能であることを確認してください。
「管理者の電子メール・アドレス」フィールド

(SysAdminAddress)

Oracle Content Serverインスタンスが電子メール通知の送信に使用する電子メール・アドレス。配信に失敗した場合、返されたメッセージはこのアドレスに送られます。
「SMTPポート」フィールド*

(SmtpPort)

SMTP通信に使用するポート。通常は25ですが、変更する場合はネットワーク・システム管理者に問い合せてください。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

「HTTP相対Webルート」フィールド*

(HttpRelativeWebRoot)

WebサーバーがIntradocDir/weblayout/ディレクトリ内のファイルへのURLを解決するために使用する相対Webルート。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

「Secure Sockets Layerの使用」フィールド*

(UseSSL)

True: Secure Sockets Layer (SSL)対応のWebサーバーが使用されます。

False: Secure Sockets Layer (SSL)対応のWebサーバーは使用されません。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。


A.1.2.5 「システム・プロパティ」: 「データベース」タブ

「システム・プロパティ」: 「データベース」タブでは、JDBC (Java Database Connectivity)構成オプションを設定できます。セキュリティ上の理由から、管理サーバーはデータベースの構成に使用できません。データベースを構成するには、スタンドアロン・アプリケーションを使用する必要があります。

構成の変更内容を反映するには、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

「システム・プロパティ」の「データベース」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「JDBC(Java Database Connectivity) の使用」チェック・ボックス

(IsJdbc)

選択: JDBCは有効になっており、オプションはアクティブです。これがデフォルトです。

選択解除: JDBCは無効になります。

JDBCオプション

(N/A)

データベース・ドライバのタイプ。
  • 「その他のJDBCドライバ」以外のオプションではいずれも、JDBCドライバ名とJDBC接続文字列が自動的に入力されます。

  • 「その他のJDBCドライバ」オプションの場合は、適切なJDBCドライバ名とJDBC接続文字列を入力する必要があります。

「データベース内で大文字と小文字の区別を保持する」チェック・ボックス

(DatabasePreserveCase)

選択: データベースで大文字と小文字が区別されます(OracleやInformixなど)。

選択解除: データベースで大文字と小文字は区別されません。

「データベース・ドライバ・クラスパスの指定」チェック・ボックス 選択: データベース接続をサポートするために、「データベース・ドライバ・クラスパス」フィールドにデータベース・ドライバ・クラスパスを指定する必要があります。

選択解除: データベース・ドライバ・クラスパスを指定する必要はありません。

「データベース・ドライバ・クラスパス」フィールド データベース・ドライバのクラスパス。
「JDBCドライバ名」フィールド

(JdbcDriver)

JDBCドライバの名前。
  • 「その他のJDBCドライバ」以外のオプションではいずれも、適切な名前が自動的に入力されます。

  • 「その他のJDBCドライバ」オプションの場合は、適切なドライバ名を入力する必要があります。

「JDBC接続文字列」フィールド

(JdbcConnectionString)

JDBCドライバの接続文字列。
  • 「その他のJDBCドライバ」以外のオプションではいずれも、適切な接続文字列が自動的に入力されます。

  • 「その他のJDBCドライバ」オプションの場合は、適切な接続文字列を入力する必要があります。

接続文字列の書式は、JDBC:ODBC:name(nameはシステム・データ・ソース名)です。Windowsシステムでこの名前を調べるには、次の手順を実行します。

  1. 「スタート」メニューで「プログラム」をクリックします。

  2. 「プログラム」メニューで「管理ツール」をクリックします。

  3. 「管理ツール」で「データ ソース」をクリックして、ODBC画面を開きます。

  4. 「ODBC データ ソース アドミニストレータ」画面の「システムDSN」タブを選択します。このタブにシステム・データ・ソース名が表示されています。

「JDBCユーザー名」フィールド

(JdbcUser)

データベース内部に表を所有するユーザー名。
「JDBCユーザー・パスワード」フィールド

(JdbcPassword)

データベース内部に表を所有するユーザー名のパスワード。

A.1.2.6 「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブ

Oracle Content Serverのオプションは「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブで設定できます。セキュリティ上の理由から、管理サーバーはこれらのオプションの構成に使用できません。オプションを構成するには、スタンドアロン・アプリケーションを使用する必要があります。

構成の変更内容を反映するには、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

「システム・プロパティ」の「サーバー」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「システム・ロケール」リスト

(SystemLocale)

ユーザー・インタフェースの言語、ステミング・ルール、ソート順、日付/時刻形式などのさまざまな言語固有の問題をOracle Content Serverインスタンスがどのように処理するかを指定します。
「システム・タイムゾーン」リスト

(SystemTimeZone)

Oracle Content Serverインスタンスが配置されているタイム・ゾーン。指定したタイムゾーンは、たとえば、夏時間を補正したり、北米のOracle Content Serverインスタンスにあるコンテンツ・アイテムの日時をヨーロッパのユーザー向けに表示する場合など、他のタイムゾーンを基準にした時刻を表す場合に使用できます。

タイムゾーンの自動検出オプションを選択した場合、タイムゾーンは構成ファイルでは指定されず、コンピュータのオペレーティング・システムに対して設定されたタイムゾーンが、Oracle Content Serverインスタンスによって使用されます。

「インスタンス・メニュー・ラベル」フィールド

(InstanceMenuLabel)

Windowsの「スタート」メニューに表示されるインスタンス名。
「インスタンスの説明」フィールド

(InstanceDescription)

現在は使用されていません。
「IPアドレス・フィルタ」フィールド

(SocketHostAddressSecurity Filter)

Oracle Content Server インスタンスへのアクセスを特定のIPアドレスを持つコンピュータに制限します。
  • デフォルトでは、このフィールドにはローカル・ホストのIPアドレス(127.0.0.1)が事前に入力されています。

  • パイプ(|)で区切って、複数のIPアドレスを指定できます。パイプ文字の両側には空白を入れないでください(例: 127.0.0.1|10.10.50.143)

  • このフィールドではワイルドカードを使用できます。(例: 10.10.3.*)

  • 一般に、「IPアドレス・フィルタ」フィールドと「ホスト名フィルタ」フィールドの一方のみを使用し、両方は使用しません(「IPアドレス・フィルタ」のほうが、より一般的に使用されます)。

「プロキシ・パスワード」フィールド プロキシのパスワードを指定します。
パスワードの確認フィールド パスワードを確認します。
「Java Server Page(JSP) の実行」チェック・ボックス

(IsJspServerEnabled)

選択: JSPサポートがOracle Content Serverインスタンスで有効になります。

選択解除: 内部JSPサポートが無効になります。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

管理サーバーでは、このチェック・ボックスは「管理サーバー」: 一般構成ページに表示されます。

「JSPを有効にするグループ」フィールド

(JspEnabledGroups)

内部JSPサポートに対して有効にするセキュリティ・グループを指定します。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

管理サーバーでは、このフィールドは「管理サーバー」: 一般構成ページに表示されます。


A.1.2.7 「システム・プロパティ」: 「パス」タブ

「システム・プロパティ」: 「パス」タブでは、ヘルプ・ブラウザの場所、Javaクラスパスおよび共有ディレクトリ・パスを変更できます。セキュリティ上の理由から、管理サーバーはパス・オプションの構成に使用できません。この構成には、スタンドアロン・アプリケーションを使用する必要があります。

構成の変更内容を反映するには、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

次の表でカッコ内の語は、DomainHome/ucm/cs/bin/intradoc.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

、「システム・プロパティ」: 「パス」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「ブラウザ実行可能ファイルのパス」フィールド

(WebBrowserPath)

スタンドアロンの管理ユーティリティおよびアプレットの概要からオンライン・ヘルプを表示するために使用されるブラウザ実行可能ファイルの場所。
  • Windows 2000システムの場合、デフォルトはc:/Program Files/Internet Explorer/iexplore.exeです。

  • UNIXシステムの場合、Webブラウザのパスはインストール時に指定します。

「参照」ボタン

(N/A)

ヘルプ・ブラウザの実行可能ファイルにナビゲートし、選択するために使用します。
「Javaクラスパス」カスタム・フィールド

(BASE_JAVA_CLASSPATH_custom)

Javaクラス・ファイルへのパスを指定します。
  • デフォルトでは、CLASSPATHはclasses/、shared/classes/およびshared/classes/server.zipを指します。

  • OracleデータベースまたはInformixデータベースを使用する場合、クラスパスにはshared/classes/classes111.zipなどのJDBCドライバzipファイルが含まれます。

「共有ディレクトリ・パス」フィールド

(IdcHomeDir)

共有ディレクトリへのパスを定義します。
  • このディレクトリには、Oracle Content Serverインスタンスの共有ファイル、たとえばリソース・ファイル、テンプレート・ファイル、mkvdkなどのバイナリが含まれています。

  • Inbound Refineryがインストールされている場合、このディレクトリには変換エンジンが含まれており、Inbound Refineryのすべての一時的作業がこのディレクトリとそのサブディレクトリで行われます。

  • デフォルトはIdcHomeDir/resources/です。


A.1.3 索引作成とコンテンツ検索のインタフェース

次の画面は、Oracle Query Optimizerコンポーネントを使用して検索索引の処理、ゾーン・テキスト・フィールドの構成およびコンテンツの検索を行う場合に使用します。

A.1.3.1 リポジトリ・マネージャ: 「インデクサ」タブ

リポジトリ・マネージャ・アプリケーションの「インデクサ」タブは、インデクサ更新サイクルおよびコレクション再構築サイクルを監視、実行および構成する場合に使用します。このタブを使用して、高速再構築を実行するためのOracleTextSearch機能にアクセスすることもできます。リポジトリ・マネージャ・アプリケーションにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーで「管理」トレイを選択し、次に「管理アプレット」「リポジトリ・マネージャ」の順に選択します。インデクサ機能にアクセスするには、「リポジトリ・マネージャ」ウィンドウの「インデクサ」タブをクリックします。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Content Serverアプリケーション管理者ガイド』の「リポジトリ・コンテンツの管理」を参照してください。

、リポジトリ・マネージャの「インデクサ」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「自動更新サイクル」ペイン イベント(ファイル・チェックインなど)によってインデクサがトリガーされたかどうかに関係なく、約5分ごとに索引データベースが自動的に増分更新されます。
「コレクション再構築サイクル」ペイン 検索索引が完全に再構築され、再構築が完了すると古い索引コレクションは新しい索引コレクションに置き換えられます。
「状態」フィールド 索引作成サイクルの現在の段階:

初期化: 索引作成サイクルの初期化中です。

コレクションに追加中です...: リビジョンの索引作成中です。

終了: 索引作成サイクルが完了したか、または取り消されました。

「ステータス」フィールド 索引作成サイクルのステータス:

アイドル: 処理中の索引作成サイクルはありません。

アクティブ: 索引作成サイクルは現在実行中です。

割込み: 中断または予期しないイベント(電源、データベースまたはファイル・システムの障害など)によって、索引作成サイクルに割込みが発生しました。

中断中: 索引作成サイクルは中断中です。

取消し中: 索引作成サイクルは取消し中です。

「開始日」フィールド 最終索引作成サイクルが開始された日時。
「終了日」フィールド 最終索引作成サイクルが終了した日時。
「稼働日時」フィールド 索引作成サイクルが現在アクティブの場合、そのサイクルがアクティブになった日時。
「インデクサ・カウンタ」フィールド 現在の索引作成サイクルのカウンタ値。

合計: 索引作成されたドキュメント数の合計。

全文: フルテキスト索引が作成されたドキュメント数。

メタデータのみ: メタデータのみが索引作成されたドキュメント数。

削除: 検索索引から削除されたドキュメント数。

「起動」/「再起動」ボタン 索引作成サイクルを開始するか、中断または割込みされたサイクルを再起動します。「管理」トレイの「アクション」セクションの「索引更新の開始」および「索引再構築の開始」リンクに対応しています。これらのリンクを使用して、索引作成機能をリモート管理できます。
「中断」ボタン 索引作成サイクルを停止します。再起動できます。「管理」トレイの「アクション」セクションの「索引更新の中断」および「索引再構築の中断」リンクに対応しています。これらのリンクを使用して、索引作成機能をリモート管理できます。
「取消」 ボタン 索引作成サイクルを停止します。ただし、再起動できません。「管理」トレイの「アクション」セクションの「索引更新の取消」および「索引再構築の取消」リンクに対応しています。これらのリンクを使用して、索引作成機能をリモート管理できます。
「構成」ボタン 「自動更新サイクル」画面または「コレクション再構築サイクル」画面を表示します。バッチごとのファイル数、チェックポイントおよびデバッグ・レベルを調整できます。

A.1.3.2 自動更新サイクル画面

「自動更新サイクル」画面は、インデクサで自動的に新規のファイルおよびリビジョンに索引が付けられる方法を構成するために使用します。この画面にアクセスするには、「リポジトリ・マネージャ」: 「インデクサ」タブの「自動更新サイクル」ペインで「構成」をクリックします。

自動更新サイクル画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「1度のインデクサ・バッチで処理されるコンテンツ・アイテム数」フィールド 検索索引で同時に処理されるファイルの最大数。デフォルトは25です。たとえば、25ファイルがまとめて索引付けされた後、次の25ファイルが索引付けされます。ただし、1つのアイテムが失敗すると、バッチが再び処理されます。

このため、この値を2000に設定した場合、1つのドキュメントに失敗すると、バッチ全体が再処理されます。この場合は、デフォルト設定で1つのアイテムが失敗した場合よりも長い時間がかかります。ただし、バッチ内でエラーがない場合は、この値を高く設定したほうが処理が高速になります。

この設定を1に変更するのは、サイズの大きい複雑なファイルを検索エンジンで索引付けすることに伴う問題が発生している場合のみです。

「チェックポイントごとのコンテンツ・アイテム数」フィールド 関連するすべての索引付け状態を一度に通過するファイルの数。チェックポイントごとに、複数のファイル・バッチを索引付けできます。チェックポイントに到達した後、次のバッチが処理される前にコレクションのマージが実行されます。

この値が高く設定されている場合、再構築サイクルまたは更新サイクルを取り消そうとすると、リポジトリ・マネージャはチェックポイントに到達するまで処理を停止しません。しかし、値の設定が低すぎると、索引付けプロセスの速度が下がります。

「インデクサのデバッグ・レベル」リスト インデクサのデバッグ・レベル。サーバー・ウィンドウ内にリストされたデバッグ情報が多いほど、索引付けの速度は下がります。次のリストに、デバッグ・レベルを(デバッグ情報の少ない順に)示します。

なし: 各ファイル・アクセスの情報は表示されず、ログは生成されません。

詳細: アクセスされた各ファイルの情報が表示されます。「索引付け」、無視または「失敗」が示され、完全なレポートが生成されます。

デバッグ: 中間レベルの情報、特に機能的なものが表示されます。

トレース: 実行された各アクティビティの最低レベルの情報が表示されます。

すべて: 最高レベルのデバッグ情報が表示されます。

「インデクサの自動更新」チェック・ボックス 選択: 索引データベースは自動的に更新されます。

選択解除: 索引データベースは自動的に更新されません。


A.1.3.3 コレクション再構築サイクル画面

「コレクション再構築サイクル」画面は、インデクサで検索コレクションを再構築する方法を構成するために使用します。この画面にアクセスするには、「リポジトリ・マネージャ」: 「インデクサ」タブの「コレクション再構築サイクル」ペインで「構成」をクリックします。

コレクション再構築サイクル画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「1度のインデクサ・バッチで処理されるコンテンツ・アイテム数」フィールド 検索索引で同時に処理されるファイルの最大数。デフォルトは25です。たとえば、25ファイルがまとめて索引付けされた後、次の25ファイルが索引付けされます。ただし、1つのアイテムが失敗すると、バッチが再び処理されます。

このため、この値を2000に設定した場合、1つのドキュメントに失敗すると、バッチ全体が再処理されます。この場合は、デフォルト設定で1つのアイテムが失敗した場合よりも長い時間がかかります。ただし、バッチ内でエラーがない場合は、この値を高く設定したほうが処理が高速になります。

この設定を1に変更するのは、サイズの大きい複雑なファイルを検索エンジンで索引付けすることに伴う問題が発生している場合のみです。

「チェックポイントごとのコンテンツ・アイテム数」フィールド 関連するすべての索引付け状態を一度に通過するファイルの数。チェックポイントごとに、複数のファイル・バッチを索引付けできます。チェックポイントに到達した後、次のバッチが処理される前にコレクションのマージが実行されます。

この値が高く設定されている場合、再構築サイクルまたは更新サイクルを取り消そうとすると、リポジトリ・マネージャはチェックポイントに到達するまで処理を停止しません。しかし、値の設定が低すぎると、索引付けプロセスが速度が下がります。

「インデクサのデバッグ・レベル」リスト インデクサのデバッグ・レベル。サーバー・ウィンドウ内にリストされたデバッグ情報が多いほど、索引付けの速度は下がります。次のリストに、デバッグ・レベルを(デバッグ情報の少ない順に)示します。

なし: アクセスされた各ファイルの情報は表示されません。

詳細: アクセスされた各ファイルの情報が表示されます。「索引付け」、無視、「失敗」のいずれかが示されます。

デバッグ: 中レベルの情報が表示されます。

トレース: 最低レベルの情報が表示されます。

すべて: 最高レベルの情報が表示されます。

データベース検索およびデータベース・フルテキスト検索では、インデクサのデバッグ・レベルをサポートしていないため、検索および索引にデータベースを使用する場合は、「なし」オプションのみが表示されます。


A.1.3.4 インデクサの再構築画面

OracleTextSearchを検索および索引作成エンジンとして使用すると、「リポジトリ・マネージャ」: 「インデクサ」タブ「コレクション再構築サイクル」画面を使用する場合に、インデクサの再構築機能を使用できます。インデクサの再構築を使用すると、検索エンジンによって新しい情報が検索コレクションに追加されるため、コレクションを完全に再構築する必要がなくなります。すべての情報(メタデータおよびフルテキスト)の索引が再作成されるわけではありません。

「コレクション再構築サイクル」画面「起動」をクリックすると、「インデクサの再構築」画面が表示されます。この機能を使用する場合は「OK」をクリックします。この機能を使用しない場合は、「高速再構築の使用」の選択を解除して「OK」をクリックします。

前後の文はインデクサの再構築画面について説明しています。

A.1.3.5 管理アクション・ページ

管理アクション・ステータス・ページを使用して、ステータスをリモート表示したり、ローカライズ索引付け機能、自動更新サイクル機能およびコレクション再構築サイクル機能の基本的な管理タスクを実行できます。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「管理アクション」をクリックします。

管理アクション画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「Webレイアウト公開」領域 Webレイアウト公開について、ステータス情報およびアクションを表示します。リンクをクリックして、動的なレイアウト・ファイルのパブリッシュ、静的なレイアウト・ファイルのパブリッシュ、および進行状況のトレースの表示を実行できます。
「スキーマのパブリッシュ」領域 スキーマのパブリッシュについて、ステータス情報およびアクションを表示します。リンクをクリックして、スキーマ構成のパブリッシュ、スキーマの構成とデータのパブリッシュ、および進行状況のトレースの表示を実行できます。
「ローカライズ索引付け」領域 ローカライズ索引付けについて、ステータス情報およびアクションを表示します。リンクをクリックして、文字列索引を作成できます。
「自動更新サイクル」領域 ドキュメント索引の更新サイクルについて、ステータス情報およびアクションを表示します。リンクをクリックして、更新サイクルを開始、一時停止および取消しできます。
「コレクション再構築サイクル」領域 ドキュメント索引の再構築サイクルについて、ステータス情報およびアクションを表示します。リンクをクリックして、再構築サイクルを開始、一時停止および取消しできます。

A.1.3.6 ゾーン・フィールドの構成ページ

ゾーン・フィールドの構成ページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイから「ゾーン・フィールドの構成」を選択します。

ゾーン・フィールドの構成画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「検索エンジン」ドロップダウン・リスト ゾーン・テキスト・フィールドの検索に使用する検索エンジン(DatabaseまたはDatabaseFullText)を選択します。
「ゾーン・テキスト・フィールド」リスト 選択した検索エンジンのゾーン・テキスト・フィールドを表示します。キーボードの[Ctrl]キーおよび[Shift]キーを使用して、複数のフィールドを選択できます。
「テキスト・フィールド」リスト 選択した検索エンジンに使用可能なテキスト・フィールドを表示します。

デフォルトでは、フィールド長が20文字以下のテキスト・フィールドは「テキスト・フィールド」リストに掲載されません。この設定を変更するには、MinFullTextFieldLength構成変数を変更します。

左右の矢印ボタン 選択したフィールドを「ゾーン・テキスト・フィールド」リストと「テキスト・フィールド」リスト間で移動します。
「更新」ボタン 「ゾーン・テキスト・フィールド」リストのテキスト・フィールドをゾーン・テキスト・フィールドとして有効化し、「テキスト・フィールド」リストのテキスト・フィールドを無効化します。すべてのゾーン・テキスト・フィールド内のテキストを解析し、Contains検索演算子を使用して問い合せることができるフルテキスト索引を作成します。

テキスト・フィールドをゾーン・テキスト・フィールドに変更すると、非常に時間がかかる場合があります。この処理で、テキストを解析し、フルテキスト索引を作成するのに要する時間は、Oracle Content Serverインスタンスにあるコンテンツ・アイテムの数と、テキスト・フィールドに格納されているテキストの量によって異なります。ただし、テキスト・フィールドに索引が付けられている場合は、コンテンツ・アイテムを更新および追加するとき、パフォーマンスが大幅に低下することはありません。

「リセット」 ボタン 「ゾーン・テキスト・フィールド」リストおよび「テキスト・フィールド」リストを前回保存したリストに戻します。


注意:

カスタム・テキスト・フィールド(「コメント」テキスト・フィールドおよびカスタマ作成のテキスト・フィールド)がDatabase検索エンジンとDatabaseFullText検索エンジンとの間で共有されるため、一方の検索エンジンでこれらのテキスト・フィールドのステータスを変更すると、その変更がもう一方の検索エンジンにも適用されます。標準テキスト・フィールド(作成者、コンテンツID、コンテンツ・タイプ、タイトルなど)は、検索エンジンごとに有効化または無効化できます。

A.1.3.7 Oracle Query Optimizerページ

Oracle Query Optimizerユーティリティでは、問合せを最適化する複数の方法が提供されます。Oracle Query Optimizerページにアクセスするには、管理ページ「Oracle Query Optimizer」を選択します。

Oracle Query Optimizer画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「ヒント・ルールの構成」リンク ヒント・ルールの構成ページを表示します。
「問合せコンバータ」リンク 問合せコンバータ・ページを表示します。
「ヒント・キャッシュ更新機能」リンク ヒント・キャッシュ更新機能ページを表示します。

A.1.3.8 ヒント・ルールの構成ページ

ヒント・ルール表には、問合せ最適化プロセスで問合せオプティマイザがヒントの選択に使用するルールが記載されています。この表のヒント・ルールは、ヒント・ルールの構成ページに表示されます。「ヒント・ルール・フォームの編集」を使用すると、ヒント・ルール表に対してルールを追加、削除、有効化または無効化できます。

このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「Oracle Query Optimizer」「ヒント・ルールの構成」を選択します。

、ヒント・ルールの構成画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
ヒント・ルール構成表の列 キー: ルールを識別する一意の名前。

: 特定のデータベース表を識別します。

: 「表」列に記載されているデータベース表内の特定の列を識別します。

演算子: 許容演算子のカンマ区切りリスト。

索引: 条件がヒント・ルール要件を満たしている場合に、最適化された問合せで使用される特定の索引を識別します。

順序: ヒント・ルール表にルールが記載されている場合に使用される優先順序です。

: この列はIdocスクリプト作成可能です。この列を定義できるのは、「演算子」列に2つの特定の値のいずれかを含める場合のみです。

AllowMultiple: 定義した索引を他の索引とともに使用するかどうかを示します。

無効: ヒント・ルールが無効になっているかどうかを示します。

「キー」フィールド ヒント・ルールを識別する一意名。
「表」フィールドおよびメニュー ヒント・ルールに関連付けられているデータベース表を識別します。メニューには、現在のデータベース表がリストされます。メニューから表を選択すると、「列」フィールド、「列」メニュー・オプション、索引フィールドおよび索引メニュー・オプションが自動的に移入されます。
「列」フィールドおよびメニュー ヒント・ルールに関連付けられているデータベース表の列を識別します。メニューから列を選択すると、索引フィールドおよび索引メニュー・オプションが自動的に移入されます。
「索引」フィールドおよびメニュー ヒント・ルールに関連付けられている索引を識別します。
「演算子」フィールドおよびメニュー ヒント・ルールに関連付けられている特定の演算子を識別します。有効なオプションは、次のとおりです。

equal: レコードを比較して等しい値を見つけます。

like: レコードを比較して類似する値を見つけます。

in: レコードを比較して、指定された項目のいずれかのメンバーと等しい値を見つけます。この演算子を使用する場合は、「値」フィールドを定義できます。

greater: レコードを比較して、左の方が大きい値を見つけます。

ge: (より大きいか等しい)レコードを比較して、左の方が大きいか等しい値を見つけます。

le: (より小さいか等しい)レコードを比較して、左の方が小さいか等しい値を見つけます。

less: レコードを比較して、右の方が大きい値を見つけます。

notEqual: レコードを比較して異なる値を見つけます。

notIn: レコードを比較して、指定された項目のいずれかのメンバーと等しくない値を見つけます。この演算子を使用する場合は、「値」フィールドを定義できます。

notLike: レコードを比較して、類似していない値を見つけます。

generic: この演算子は、条件で複数の演算子が使用され、OR論理和で連結されている場合に必要です。たとえば、dIndexerState IS NULL OR dIndexerState IN ('N', 'Y')などです。

range: この演算子は、整数フィールドまたは日付フィールドに適用できます。この演算子は、「値」フィールドに、ヒントが適用される原因となる有効な値範囲が定義されている場合に必要です。この演算子を使用する場合は、「値」フィールドを定義できます。

「順序」メニュー 5から1までの降順で、ヒント・ルールのプリファレンス値を示します。最適化プロセス中に、条件の要件を満たす最高ランクのヒント・ルールが選択されます。
「値」フィールド in、notIn、rangeの各演算子とともに使用される場合に適用される数量を指定します。「演算子」フィールドを参照してください。
「AllowMultiple」メニュー 使用可能なオプションは次のとおりです。

はい: 定義された索引を他の索引とともに使用できます。

いいえ: 定義された索引は単独で使用する必要があります。

「追加」ボタン ヒント・ルールを追加するため、あるいは無効になっているヒント・ルールをアクティブにするために使用します。
「無効化」ボタン 選択したルールを非アクティブにします。

A.1.3.9 問合せコンバータ・ページ

問合せコンバータ・ページには、変換済の問合せの結果が表示されます。このページでは、WHERE句に条件を追加したり、WHERE句の条件を編集または削除することにより、変換済の問合せを変更できます。変換済の問合せを変更すると、問合せが発行されたときに実際にどのような処理が実行されるかがわかります。オプションで、変換済の問合せにデータ・ソースを含めることもできます。問合せコンバータ・ページにアクセスするには、ヒント・ルールの構成ページで、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイ→「Oracle Query Optimizer」「問合せコンバータ」を選択します。

次の各図に、2つのタイプの問合せコンバータ・ページを示します。1つはデータ・ソースを使用するページで、もう1つはデータ・ソースを使用しないページです。

データ・ソースを使用する問合せコンバータ画面
データ・ソースを使用しない問合せコンバータ画面
要素 説明
「データ・ソースの使用」チェック・ボックス このチェック・ボックスは、データ・ソースの変換に関連するフィールドの表示と非表示を切り替えるトグルとして使用します。

選択: 問合せコンバータ・ページには、すべてのフィールドが表示されます。

選択解除: 問合せコンバータ・ページには、ヒント・キャッシュ更新機能ページの「DS名」メニューとテキスト領域、および「その他のパラメータ」フィールドは表示されません。

DS名メニューとテキスト領域 このメニューには、使用可能なデータ・ソース名がリストされます。データ・ソース名を選択すると、テキスト領域にデータ・ソース問合せの現在の内容が表示されます。
「その他のパラメータ」フィールド 特定の環境に関連する問合せの生成に使用されるデータ・ソースに対して評価される1つ以上の変数。
「WHERE句」/「問合せ」フィールド WHERE句: このフィールドは、「データ・ソースの使用」チェック・ボックスが選択されている場合に表示されます。このフィールドでは、データ・ソース内の既存のWHERE句に追加する別の条件を入力できます。既存のWHERE句をコピーして貼り付けることも、手動で入力することもできます。

問合せ: このフィールドは、「データ・ソースの使用」チェック・ボックスが選択されていない場合に表示されます。このフィールドには、評価される問合せ全体を入力できます。既存の問合せをコピーして貼り付けることも、手動で入力することもできます。

「問合せの変換」ボタン 問合せ最適化プロセスを使用して評価されるデータ・ソースまたは問合せの情報を送信します。送信されたデータ・ソースまたは問合せは、標準問合せから、カスタマイズされたヒントを使用する最適化済の問合せに変換されます。

A.1.3.10 ヒント・キャッシュ更新機能ページ

ヒント・キャッシュ更新機能ページでは、問合せヒントの調整を可能にする新規エントリの追加、既存のエントリの編集または既存のエントリの削除を行うことができます。また、実行時にヒント・キャッシュ内のエントリを監視および編集し、特定の問合せ用にカスタマイズできます。ヒント・キャッシュ更新機能ページにアクセスするには、ヒント・ルールの構成ページから、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイ→「Oracle Query Optimizer」「ヒント・キャッシュ更新機能」を選択します。

次の各図に、2つのタイプの問合せコンバータ・ページを示します。1つはデータ・ソースを使用するページで、もう1つはデータ・ソースを使用しないページです。

データ・ソースを使用するヒント・キャッシュ更新機能画面
データ・ソースを使用しないヒント・キャッシュ更新機能
要素 説明
「データ・ソースの使用」チェック・ボックス このチェック・ボックスはトグル・スイッチの役割を果たし、ヒント・キャッシュ内のデータ・ソースに基づくエントリの管理に関連するフィールドが表示または非表示になります。

選択: ヒント・キャッシュ更新機能ページに、すべてのフィールドが表示されます。

選択解除: ヒント・キャッシュ更新機能ページで、「DS名」メニューとテキスト領域、および「その他のパラメータ」フィールドが非表示になります。

DS名メニューとテキスト領域 このメニューには、使用可能なデータ・ソース名がリストされます。データ・ソース名を選択すると、テキスト領域にデータ・ソース問合せの現在の内容が表示されます。
「その他のパラメータ」フィールド 特定の環境に関連する問合せの生成に使用されるデータ・ソースに対して評価される1つ以上の変数。
「WHERE句」/「問合せ」フィールド WHERE句: このフィールドは、「データ・ソースの使用」チェック・ボックスが選択されている場合に表示されます。このフィールドでは、データ・ソース内の既存のWHERE句に追加する別の条件を入力できます。既存のWHERE句をコピーして貼り付けることも、手動で入力することもできます。

問合せ: このフィールドは、「データ・ソースの使用」チェック・ボックスが選択されていない場合に表示されます。このフィールドには、評価される問合せ全体を入力できます。既存の問合せをコピーして貼り付けることも、手動で入力することもできます。

「ヒント」フィールド データ・ソースまたは問合せの追加ヒントを入力します。1つ以上のコンテンツ・サーバー・ヒントを入力した場合、Oracle Query Optimizerコンポーネントでは、それらはデフォルトのヒントとみなされ、問合せ最適化プロセスの対象となりません。複数のヒントを入力した場合、この機能によって最適なヒントが検索され、可能であれば、複数のヒントが選択されます。
「キャッシュのチェック」ボタン 送信された問合せが評価され、ヒント・キャッシュがチェックされて、一致するヒントがすでに存在するかどうかが判別されます。存在する場合は、それらのヒントが返されます。存在しない場合は、メッセージヒントがキャッシュ内に存在しません。が表示されます。

データ・ソースあり: 評価のために問合せが送信される前に、WHERE句とヒントが結合され、追加パラメータが適用されます。

データ・ソースなし: 評価のために問合せが送信される前に、問合せとヒントが結合されます。

「キャッシュの更新」ボタン ヒント・キャッシュが更新されるため、指定したヒントがデータ・ソースまたは問合せによって常に使用されるようになります。そのため、このボタンをクリックすると、以前に定義したヒント・キャッシュは手動で上書きされます。これ以降、この特定の問合せでは新しいヒントが使用されます。
「削除」ボタン 指定した問合せのフィールドに入力した情報は削除されます。

A.1.4 ファイル・ストアの管理インタフェース

ファイル・ストア・システムをサポートするために、デフォルトでFileStoreProviderコンポーネントがインストールされて有効化されます。このコンポーネントにより、Oracle Content Serverインスタンスに以下のページが追加されます。

A.1.4.1 パーティション・リスト・ページ

パーティション・リスト・ページには、現在のすべてのパーティションのリストが表示され、パーティションのルートとステータスが示されます。パーティション・リスト・ページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーで「管理」トレイを選択し、次に「ファイル・ストアの管理」を選択します。表示される各パーティションの要素は、「パーティションの追加/編集」ページで変更でき、値はIntradocDir/data/filestore/configディレクトリにあるfsconfig.hdaファイルのPartitionListリソース表に保存されます。

パーティション・リスト画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
パーティション名 「パーティションの追加/編集」ページを使用してパーティションを作成したときに定義されたパーティション名を表示します。パーティション名は、Oracle Content Serverインスタンスがコンテンツの格納時に使用したパス式の一部です。
パーティション・ルート コンテンツが格納されているこのパーティションのルート・レベルを表示します。これはOracle Content Serverインスタンスがコンテンツの格納場所を選択するために使用するアルゴリズムに渡される引数の1つです。この値は、C:/vaultなどの静的文字列、$#env.VauldDir$などの式、$HttpWebRoot$などのIdocスクリプト変数のいずれかです。
アクティブ パーティションがアクティブ(TRUE)またはアクティブでない(FALSE)かを表示します。アクティブなパーティションは、コンテンツの保存に使用できます。
アクション パーティションを編集または削除するために選択できる、各パーティションのアイテムのアクション・メニューを表示します。
パーティションの追加 「パーティションの追加」をクリックすると、Oracle Content Serverインスタンスで使用する新しいパーティションを追加またはアクティブ化できる「パーティションの追加/編集」ページが表示されます。

A.1.4.2 パーティションの追加/編集ページ

「パーティションの追加/編集」ページは、Oracle Content Serverインスタンスがコンテンツの格納に使用するパーティションを作成または変更するために使用します。「パーティションの追加/編集」ページにアクセスするには、パーティション・リスト・ページ「パーティションの追加」をクリックします。ここで入力した値は、IntradocDir/data/filestore/config/ディレクトリにあるfsconfig.hdaファイルのパーティション・リスト表に保存されます。

、「パーティションの追加/編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
パーティション名 パーティションの一意の名前を定義します。パーティション・リスト・ページにパーティション名が表示されます。これはOracle Content Serverインスタンスがコンテンツの格納に使用するパス式の一部です。このため、作成するパーティションごとに一意のパーティション名を付ける必要があり、パーティション名にはIdocスクリプトおよびHTMLパス式と同じ文字制限があります。
パーティション・ルート このパーティションにコンテンツを格納するパスのルート・レベルを定義します。これはOracle Content Serverインスタンスがコンテンツの格納場所の選択に使用するアルゴリズムに渡される引数の1つです。
容量チェックの間隔 このパーティションに使用可能なディスク領域を算出する際に使用する間隔を指定します。秒単位で指定します。この引数は、すべてのプラットフォームで機能するわけではありません。
遊びバイト パーティションがいっぱいで、これ以上コンテンツを格納できない状態とする基準を指定します。パーティションで使用可能な領域が指定の遊びバイト数より低い場合、パーティションにはこれ以上新しいコンテンツを格納できません。
複製方法 Web表示可能レンディションに変換されないネイティブ・ファイルをどのように扱うかを指定します。たとえば、多くのイメージ・ファイルでは、レンディションをWeb表示可能にする必要がありません。ネイティブ・ファイルをWebパスにコピーするのではなく、ネイティブ・ファイルへのリンクを作成すると、記憶領域が管理しやすくなります。

コピー(デフォルト): ネイティブ・ファイルをWebパスにコピーします。

リンク: Webパスをボールトのネイティブ・ファイルに解決します。

アクティブ パーティションがアクティブであり、新しいコンテンツに使用できるかどうかを指定します。
更新 指定した情報を送信し、パーティションを作成または更新します。
リセット パーティションを更新する前に、情報を以前の状態にリセットします。

A.1.4.3 ファイル・ストア・プロバイダ情報ページ

ファイル・ストア・プロバイダのファイル・ストア・プロバイダ情報ページには、接続状態、最終アクティビティの日付、プロバイダ・タイプ、クラス、接続を含む、選択したプロバイダについての情報が表示されます。

ファイル・ストア・プロバイダ情報ページを表示するには、プロバイダ・ページのファイル・ストア・プロバイダの横にある「情報」をクリックします。

ファイル・ストア・プロバイダの詳細を変更できるファイル・ストア・プロバイダの編集ページを表示するには、ファイル・ストア・プロバイダ情報ページで「編集」をクリックします。

ファイル・ストア・プロバイダ情報画面

A.1.4.4 ファイル・ストア・プロバイダの編集ページ

ファイル・ストア・プロバイダの編集ページは、既存のファイル・ストア構成を修正するために使用します。このページにアクセスするには、ファイル・ストア・プロバイダ情報ページ「編集」をクリックします。

このページで入力した情報は、IntradocDir/data/providers/defaultfilestoreディレクトリのprovider.hdaファイルに保存されます。ほとんどのストレージ・シナリオはデフォルト値で処理されることになります。

ファイル・ストア・プロバイダの編集ページ
要素 説明
プロバイダ名 プロバイダの名前を定義します。
プロバイダの説明 プロバイダ・ページに表示される、プロバイダを識別するためのわかりやすい語句。
プロバイダ・クラス プロバイダの機能を制御するJavaクラス・ファイルのパス。デフォルトのクラス・ファイルは、BaseFileStoreです。
接続クラス これはOracle Content Serverインスタンスに適用できないJavaクラス・ファイルへのパスです。値を入力しないでください。
構成クラス ファイル・ストア・プロバイダの機能を構成するために使用されるJavaクラス・ファイルのパス。
アクセス・インプリメンタ コンテンツにアクセスするために呼び出されるJavaクラス・ファイルのパス。
記述子インプリメンタ コンテンツを記述する場合に呼び出されるJavaクラス・ファイルのパス。
イベント・インプリメンタ 索引作成や検索などのイベントを実装する場合に呼び出されるJavaクラス・ファイルのパス。
メタデータ・インプリメンタ コンテンツに関する情報を必要とする場合に呼び出されるJavaクラス・ファイルのパス。
ストレージ・ルール プロバイダで使用されるストレージ・ルールを表示します。編集するルールを選択するか、「ルールの追加」を選択して追加のルールを作成します。
ルールの編集 ストレージ・ルールを追加または変更するために「ストレージ・ルール名」ダイアログにアクセスします。

A.1.4.5 ストレージ・ルール名ダイアログ

ストレージ・ルール名ダイアログは、各プロバイダがOracle Content Serverインスタンスにチェックインされたコンテンツを格納する方法と場所を構成するために使用します。このダイアログ・ボックスでは、コンテンツ・アイテムがファイル・システムまたはデータベースのどちらに格納されるか、Webレンディションを作成するかどうか、およびコンテンツへのパスを構成する方法を定義します。


注意:

「パスの情報」のすべてのフィールドは編集可能ですが、$dispersion$および$endDispMarker$は「Web表示可能パス」または「Web URLファイル・パス」フィールドで編集しないでください。分散ルール式は「分散ルール」フィールドで編集可能ですが、$endDispMarker$は変更できません。

ストレージ・ルール名ダイアログにアクセスするには、ファイル・ストア・プロバイダの編集ページ「ストレージ・ルール」ドロップダウン・リストの横にある「ルールの編集」をクリックします。

この図はストレージ・ルール名のデフォルト・ページを示しています。
要素 説明
ファイル・システムのみ Oracle Content Serverインスタンスにチェックインされたコンテンツが、データベースではなく特定のファイル・システム上にのみ格納されるように指定します。「Web表示非対応のファイル・ストア」オプションが有効になっていない場合、これにはネイティブ・ファイルとWeb表示可能ファイルの両方が含まれます。
JDBCストレージ Oracle Content Serverインスタンスにチェックインされたコンテンツが、ファイル・システム上ではなくデータベースにのみ格納されるように指定します。「レンディション」選択リストからオプションが選択されていない場合、これにはネイティブ・ファイルとWeb表示可能ファイルの両方が含まれます。
レンディション 「JDBCストレージ」が有効になっている場合、レンディションをファイル・システムに格納することを指定します。

選択なし(デフォルト): ネイティブ・レンディションとWeb表示可能レンディションの両方がデータベースに格納されます。

Webファイル: Web表示可能レンディションをファイル・システムに格納し、ネイティブ・ファイルをデータベースに格納します。

ボールト・ファイル: ネイティブ・ファイルをファイル・システムに格納し、Web表示可能ファイルをデータベースに格納します。

Web表示非対応のファイル・ストア Web表示可能レンディション・コンテンツを作成しないことを指定します。
パス・メタデータの表示 プロバイダが使用するパスを構築するために使用されるメタデータの詳細を表示する画面を展開します。
ボールト・パス このルールを使用するプロバイダに対してOracle Content Serverサーバーにチェックインされたネイティブ・コンテンツを格納するボールト場所へのパスを定義する式。
Webレイアウト・ディレクトリ Webレイアウト・ディレクトリへのファイル・システム上のパスを定義する式。
分散ルール ファイル・システム上のコンテンツの分散を定義する式。$endDispMarker$は変更できません。

: ファイル・システムがOracle Content Serverの以前のリリースからアップグレードされたものである場合は、既存の構成をサポートするためにフィールドはデフォルトで空白になっています。ファイル・システムに既存のドキュメントがある場合、分散は空白(空)のままになります。

Web表示可能パス Web表示可能レンディションへのファイル・システム上のパスを定義する式。このパス内の$dispersion$および$endDispMarker$は編集しないでください。
HttpWebRootおよびURL接頭辞 コンテンツがパーティション用に保存されているルート・レベルのWebレイアウト・ディレクトリおよびURL接頭辞を定義する式。
Web URLファイル・パス ブラウザでWeb表示可能レンディションにアクセスするために使用するURL。このパス内の$dispersion$および$endDispMarker$は編集しないでください。


重要:

記憶域ルール内に定義されているWeb URLファイル・パスで使用されているWebルートが、Oracle Content Serverインスタンスに定義されているデフォルトのweblayoutディレクトリ以外にある場合は、記憶域ルール内に使用されているWebルートのWebサーバーに別名または仮想ディレクトリを追加する必要があります。そうしないと、Oracle Content Serverインスタンスはファイルにアクセスする場所がわかりません。仮想ディレクトリをWebサーバーに追加する手順の詳細は、Webサーバーに付属のドキュメントを参照してください。

A.1.4.6 パスの情報画面

「パスの情報」画面には、ファイル・ストア・プロバイダのパスを構築するために使用できるパス・メタデータの現在の構成に関する情報が表示されます。「パスの情報」画面を表示するには、「ストレージ・ルール名」ダイアログ「パス・メタデータの表示」をクリックします。

パスの情報画面の表示
要素 説明
フィールド名 現在のパス・メタデータ構成のフィールド名。
説明 フィールドの機能の簡単な説明。
生成アルゴリズム フィールドに関連付けられているアルゴリズム。

A.1.5 Webサーバーのインタフェース

この項には、次の項目が含まれます。

A.1.5.1 Webサーバー・フィルタの構成ページ

Webサーバー・フィルタの構成ページは、Webサーバー・フィルタのOracle Content Serverインスタンスとの通信を構成およびトラブルシューティングするために使用します。Oracle WebLogic Server管理サーバーがWebサーバー通信を扱うため、このページの大多数のオプションはGZIPエンコーディング・オプションを除いて関係ありません。このOracle Content Serverインスタンスのアクセス・ポイントとして個別のWebサーバーを使用する場合でも、設定を修正して関連付けることができます。

このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・メニューの「管理」トレイから「フィルタ管理」リンクをクリックします。

Webサーバー・フィルタの構成画面
一般オプション 説明
「キャッシュのタイムアウト」フィールド Webサーバーがユーザー資格証明を保持する時間を分単位で設定します。Oracle Content Serverのユーザー資格証明をメンテナンスするには、Webサーバーがユーザー・データをキャッシュする有限時間を選択する必要があります。
「デフォルトの認証」フィールド ユーザーがOracle Content Serverインスタンスに初めてログインしたときに、フィルタにクッキーが送信されます。デフォルトの認証をデフォルトの「基本」から「NTLM」に変更した場合は、資格証明が自動的に認証されるため、ユーザーがOracle Content Serverインスタンスに初めてログインするときに、再度ログインすることを要求するプロンプトは表示されません
GZIP圧縮を無効にする 最適なパフォーマンスを得るために、Oracle Content ServerインスタンスはHTMLレスポンス・ページを圧縮します。このオプションは、デバッグの目的に役立ちます。

TRUE = Oracle Content ServerインスタンスがHTMLレスポンス・ページを圧縮しないようにします。

FALSE = Oracle Content ServerインスタンスがHTMLレスポンス・ページを圧縮するように設定します。これはデフォルトの設定です。


いずれかのロギング・オプションを選択すると、Webサーバー・フィルタ・ログ・ファイルが次のように作成されます。

  • Apache: IntradocDir/data/users/authfilt.log

ロギング・オプション 説明
CGI_DEBUGチェック・ボックス Webサーバー・フィルタを通じて渡される上位レベルの情報のロギングを有効にします。これは、パスワードとユーザー認証の問題を判別する場合に役立ちます。
CGI_SEND_DUMPチェック・ボックス Webサーバー・フィルタを通じて渡されるすべての受信データのロギングを有効にします。
CGI_RECEIVE_DUMPチェック・ボックス Webサーバー・フィルタを通じて渡されるすべての送信データのロギングを有効にします。
FILTER_DEBUGチェック・ボックス Webサーバー・フィルタ内部で発生するイベントのロギングを有効にします。
PLUGIN_DEBUGチェック・ボックス このフラグを認識するWebサーバー・プラグイン・フィルタ内部で発生するイベントのロギングを有効にします。

次のボタンおよびその他のオプションも使用可能です。

その他のオプション 説明
「更新」ボタン Webフィルタ構成設定への変更を保存します。
「リセット」 ボタン Webフィルタ構成設定を前回保存された値に戻します。

A.1.5.2 Web URLマップ画面

「Web URLマップ」画面を使用して、URLマッピング・エントリを追加または編集します。これはOracle WebLogic Serverドメイン内のマッピングを行います。この画面にアクセスするには、「管理」「Web URLマップ」を選択します。このオプションはデフォルトでOracle Content Serverデプロイメントによりインストールされて有効になっています。

Web URLマップ画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「テキスト」ペイン Web URLマップ機能の概要と一般的な情報が表示されます。すべてのテキストを表示するには、サイド・スクロール・バーを使用します。
「接頭辞」フィールド 定義済マッピング・スクリプトを使用してURLを処理するかどうかを評価するためのフィルタとして使用する接頭辞。
「マップ」フィールド 適用可能なURLを処理し、生成されるURLにマップするために使用するスクリプト。
「更新」ボタン 「接頭辞」フィールドと「マップ」フィールドに対する変更内容を保存します。
「リセット」 ボタン 「接頭辞」フィールドと「マップ」フィールドの値を以前保存した設定に戻します。入力したが保存していない値はフィールドから削除されます。

A.1.6 プロバイダ情報

以下の画面は、Oracle Content Serverプロバイダを管理する場合に使用します。

A.1.6.1 プロバイダ・ページ

プロバイダ・ページは、プロバイダ情報の検索、プロバイダのテスト、プロバイダの追加と編集を行うために使用します。このページにアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

  • ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイから「プロバイダ」リンクをクリックします。

  • 管理サーバー・ページのサイド・ナビゲーション・バーで「プロバイダの表示」をクリックします。

プロバイダ画面については周囲のテキストで説明しています。
プロバイダ表 説明
「プロバイダ」列 外部エンティティとの接続を確立するプロバイダの名前。
「説明」列 外部エンティティとの接続を確立するプロバイダの説明。
「タイプ」列 プロバイダのタイプ。incoming、outgoing、database、preview、ldapuser、keepaliveincoming、keepaliveoutgoing、sslincoming、ssloutgoing、jpsuser、httpoutgoing、FileStoreなどがあります。
「接続状態」列 考えられる状態は次のとおりです。
  • 構成ミス

  • 良好

  • ダウン

  • 再起動が必要

「最終アクティビティの日付」列 プロバイダがアクティブであった最終日時。
「アクション」列 「情報」リンクを選択すると、プロバイダのプロバイダ情報ページが表示されます。

テストリンクを選択すると、プロバイダの「接続状態」列と「最終アクティビティの日付」列がリフレッシュされます。


新規プロバイダ表 説明
「プロバイダ・タイプ」列 プロバイダのタイプ。次のタイプを指定できます。
「説明」列 プロバイダ・タイプの説明。
「アクション」列 「追加」ボタンをクリックすると、行に表示されたプロバイダ・タイプの「プロバイダの追加/編集」ページが表示されます。

A.1.6.2 プロバイダ情報ページ

プロバイダ情報ページは、既存のプロバイダ情報を確認、編集、無効化、削除するために使用します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページでプロバイダに対応する行の「アクション」列にある「情報」リンクをクリックします。


注意:

自分で作成したプロバイダのみを編集、無効化または削除できます。Oracle Content Serverインスタンスでインストールされたプロバイダを編集、無効化または削除することはできません。

プロバイダ情報画面については周囲のテキストで説明しています。
プロバイダ情報画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「情報」フィールド プロバイダに関する情報が表示されます。表示される情報は、プロバイダのタイプとOracle Content Serverの構成によって異なります。各フィールドの説明は、「プロバイダの追加/編集」ページを参照してください。
「編集」ボタン プロバイダの「プロバイダの追加/編集」ページを表示します。このボタンは、デフォルトのシステム・プロバイダでは表示されません。
「無効化」/「有効化」ボタン プロバイダを無効化または有効化します。プロバイダを有効化または無効化すると、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

このボタンは、デフォルトのシステム・プロバイダでは表示されません。

「削除」ボタン プロバイダを削除します。このボタンは、デフォルトのシステム・プロバイダでは表示されません。

A.1.6.3 「プロバイダの追加/編集」ページ

「プロバイダの追加/編集」ページは、プロバイダを作成または編集するために使用します。

  • プロバイダの追加ページにアクセスするには、プロバイダ・ページで、作成するプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックします。

  • プロバイダの編集ページにアクセスするには、プロバイダ情報ページで、プロバイダ・タイプに対応する行の「編集」をクリックします。

「プロバイダの追加/編集」ページ上のフィールドは、作成または編集するプロバイダのタイプに応じて異なります。

その他のプロバイダは、Oracle Content Serverの構成に応じてリストされます。

A.1.6.4 送信ソケット・プロバイダ・ページ

送信ソケット・プロバイダ・ページは、送信ソケット・プロバイダを作成または編集するために使用します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。

送信ソケット・プロバイダの編集画面
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。
「プロバイダの説明」フィールド プロバイダのわかりやすい説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド プロバイダのJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketOutgoingProviderなどです。
「接続クラス」フィールド プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketOutgoingConnectionなどです。
「構成クラス」フィールド 追加構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。
「サーバー・ホスト名」フィールド 他のOracle Content Serverインスタンスのサーバー・ホスト名(IDC_Name)。
「HTTPサーバー・アドレス」フィールド 他のOracle Content ServerインスタンスのHTTPアドレス。たとえば、intradoc:90などです。
「サーバー・ポート」フィールド プロバイダが他のOracle Content Serverインスタンスと通信するポート。
「インスタンス名」フィールド 他のOracle Content Serverインスタンスの名前。
「相対Webルート」フィールド 他のOracle Content Serverインスタンスの関連するWebルート。たとえば、/_install_dir__instance_dir__2/など。
「接続パスワードの使用」チェック・ボックス 選択すると、ターゲット・サーバーに接続するためにパスワードが必要になります。ターゲット・サーバーは、グローバル・プロキシ・パスワードを使用して接続を許可することも、名前付きパスワード接続を用意することもできます。
「接続パスワード名」フィールド 接続パスワードの名前。名前は空白(グローバル・パスワードを選択)にすることも、特定の名前を指定してターゲットのプロキシ接続のいずれかを選択することもできます。
「接続パスワード」フィールド 接続パスワード。
「クライアントのIPフィルタ」フィールド ターゲット・サーバーへの接続を使用できるクライアントIPアドレス。
「Inbound Refinery変換ジョブの処理」チェック・ボックス 選択すると、このプロバイダでInbound Refineryが使用されます。
「Inbound Refineryの読取り専用モード」チェック・ボックス 選択した場合は、Oracle Content Serverインスタンスがこのプロバイダで新しい変換ジョブをInbound Refineryに送信するのを防ぎます。
「追加」/「更新」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.5 データベース・プロバイダ・ページ

データベース・プロバイダの追加/データベース・プロバイダの編集ページは、データベース・プロバイダを作成または編集するために使用します。


注意:

システム・データベース・プロバイダは、Oracle WebLogic Serverデータ・ソースを使用して、実際のデータベース認証および通信を処理します。

このページにアクセスするには、プロバイダ・ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。

データベース・プロバイダの追加画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。
「プロバイダの説明」フィールド プロバイダのわかりやすい説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド プロバイダのJavaクラスの名前。(たとえば、intradoc.jdbc.JdbcWorkspace)。
「接続クラス」フィールド プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。(たとえば、intradoc.jdbc.JdbcConnection)。
「構成クラス」フィールド 追加構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。
「データベース・タイプ」メニュー データベースのタイプ。ORACLE、MSSQLSERVER、DB2、SYBASEなどのタイプがあります。
「JDBCドライバ」フィールド データベース・タイプに対応するJDBCドライバ名。データベース・タイプを選択すると、適切なドライバが自動的に入力されます。
「JDBC接続文字列」フィールド データベース・タイプに対応するJDBC接続文字列。データベース・タイプを選択すると、適切な文字列が自動的に入力されます。
「データ・ソースの使用」チェック・ボックス 選択すると、プロバイダがデータ・ソースを使用することが指定されます。
「データ・ソース」フィールド データ・ソースを指定します。
「問合せのテスト」フィールド プロバイダ・ページの「テスト」リンクをクリックすると、プロバイダをテストするためにテスト問合せが使用されます。データベース・タイプを選択すると、テスト問合せが自動的に入力されます。別のテスト問合せを入力するように選択することもできます。
「データベース・ディレクトリ」フィールド Oracle Content Serverデータベース情報を含むディレクトリ。(たとえば、IntradocDir/database)。DAOデータベースでのみ使用されます。
「データベース名」フィールド DAOデータベースでのみ使用されます。
「JDBCユーザー」フィールド 使用するJdbcUser。
「JDBCパスワード」フィールド 使用するJdbcPassword。
「接続の数」フィールド プロバイダが保持するデータベース接続の数。この数は、JDBCデータベースでのみ使用されます。
「追加のストレージ・キー」フィールド 接続に必要な追加のストレージ・キー。システムのストレージ・キーが自動的に入力されます。
「追加設定」フィールド データベース・プロバイダの追加構成設定。
「追加」/「更新」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.6 受信プロバイダ・ページ

受信プロバイダの追加/受信プロバイダの編集ページは、受信プロバイダを作成または編集するために使用します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。

受信プロバイダの追加画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。
「プロバイダの説明」フィールド プロバイダのわかりやすい説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド プロバイダのJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketIncomingProvider
「接続クラス」フィールド プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。たとえば、idc.provider.SocketIncomingConnection
「構成クラス」フィールド 追加構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。
「サーバー・ポート」フィールド プロバイダが受信接続をリスニングするポート。たとえば、受信システム・プロバイダは、デフォルトではポート4444でリスニングします。
「追加」/「更新」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.7 プレビュー・プロバイダ・ページ

プレビュー・プロバイダの追加/プレビュー・プロバイダの編集ページは、プレビュー・プロバイダを作成または編集するために使用します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。

プレビュー・プロバイダの追加画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。
「プロバイダの説明」フィールド プロバイダのわかりやすい説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド プロバイダのJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketOutgoingProviderなどです。
「接続クラス」フィールド プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketOutgoingConnectionなどです。
「構成クラス」フィールド 追加構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。
「サーバー・ホスト名」フィールド 他のOracle Content Serverインスタンスのサーバー・ホスト名。たとえば、localhostなどです。
「HTTPサーバー・アドレス」フィールド 他のOracle Content ServerインスタンスのHTTPアドレス。構成情報ページの「HTTPサーバー」にリストされた値を使用します。たとえば、intradoc:90などです。
「サーバー・ポート」フィールド プロバイダがOracle Content Publisherと通信するポート。通常は4441です。
「追加」/「更新」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.8 LDAPプロバイダ・ページ

LDAPプロバイダの追加ページは、LDAPプロバイダを作成または編集し、Oracle Content ServerのLDAPセキュリティとの統合を構成するために使用します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページldapuserプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページldapuserプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。


注意:

JPSユーザー・プロバイダはOracle WebLogic Serverとともに使用することをお薦めします。JPSユーザー・プロバイダ・ページを参照してください。

次の表の第1列でカッコ内の語は、IntradocDir/data/providers/provider_name/provider.hdaファイル内の対応する構成設定です。

前後の文はLDAPプロバイダの追加画面について説明しています。
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。
「プロバイダの説明」フィールド* プロバイダのわかりやすい説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド*

(ProviderClass)

プロバイダを実装するJavaクラスの名前。
  • デフォルトはintradoc.provider.LdapUserProviderです。

「接続クラス」フィールド

(ProviderConnection)

LDAPサーバーへの接続を実装するJavaクラスの名前。デフォルトはintradoc.provider.LdapConnectionです。
「構成クラス」フィールド

(ProviderConfig)

追加構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダとなっているデータベース・プロバイダに対して役立ちます。
「ソース・パス」フィールド*

(SourcePath)

LDAPプロバイダを識別する一意の文字列。ユーザーが最初にプロバイダを通じて証明書をリクエストするときに、この文字列がユーザー情報とともに格納されます。そのため、ユーザーが次に証明書をリクエストするときに、この文字列を使用してユーザーとプロバイダをマッピングすることができるようになります。ソース・パスにはプロバイダの名前を使用してください。
「LDAPサーバー」フィールド*

(LdapServer)

LDAPサーバーのホスト名。
「LDAP接尾辞」フィールド*

(LdapSuffix)

o=company.comdc=company,dc=comなど、すべてのLDAP操作に使用するルート接尾辞(ネーミング・コンテキスト)。LDAPグループのOracle Content Serverロールおよびアカウントへのすべてのマッピングは、このルートから開始します。

カンマの前後にスペースを入れないでください。

「LDAPポート」フィールド*

(LdapPort)

LDAPサーバーがリスニングするポート。デフォルトは389です。SSLを使用している場合は、この設定を636にする必要があります。
「接続の数」フィールド

(NumConnections)

プロバイダが維持するLDAPサーバー接続の数。
「接続タイムアウト」フィールド LDAPサーバーへのプロバイダ接続がクローズされて再びオープンされる前に、その接続がオープンされた状態で保持される時間(分単位)。

最良の結果を得るには、この時間を15分未満に設定します。15分以上に設定すると、JNDIレイヤーで接続のオープンが保持されない問題が起きる可能性があります。

「優先度」フィールド

(Priority)

ユーザー資格証明をチェックするLDAPプロバイダの順序を指定します。
  • このフィールドは、ユーザーが以前Oracle Content Serverインスタンスにログインしたことがない場合にのみ使用します。ユーザーがこれまでに資格証明をリクエストしたことがある場合は、そのユーザーのソース・パスが格納されているため、このソース・パスによって指定されるLDAPプロバイダが使用されます。

  • Oracle Content Serverインスタンスの各LDAPプロバイダは、固有の優先順位番号を持つ必要があります。

「資格証明マップ」フィールド 資格証明マップを指定します。
「SSLを使用」チェック・ボックス

(UseSecureLdap)

このチェック・ボックスを選択した場合は、適切な証明書をLDAPサーバーにインストールする必要があります。SSLを起動すると、LDAPサーバーとOracle Content Serverインスタンス間の通信が証明書によって保護されます。

LDAPサーバーに対して自己署名付き証明書を使用し、SSLを使用するように選択した場合、状況に応じてLDAPサーバーの証明書をJVMの信頼できる証明書キーストアに追加し、LDAPポート636での通信エラーを回避する必要があります。証明書をJVMキーストアにインポートする基本コマンドは次のとおりです。

%JAVA_HOME%\bin\keytool -import -file 
server certificate file -alias server alias -keypass changeit -keystore
%JAVA_HOME%/jre/lib/security/cacerts
「グループ・フィルタリングを使用」チェック・ボックス

(UseGroupFilter)

選択: ロール接頭辞とアカウント接頭辞定義を使用して、Oracle Content ServerのロールとアカウントにマップされるLDAPグループを選択します。

選択解除: すべてのLDAPグループはOracle Content Serverのロールとアカウントにマップされます。これがデフォルトです。

「フル・グループ・ネームの使用」チェック・ボックス

(UseFullGroupName)

選択: LDAPグループの階層全体(指定した接頭辞、つまりネーミング・コンテキストまで)が、Oracle Content Serverのロールまたはアカウントへのマッピングに含まれます。

選択解除: LDAPグループの最下位レベル単位のみがOracle Content Serverのロールまたはアカウントにマップされます。これがデフォルトです。

「アカウント権限のデリミタ」セクション

(AcctPermDelim)

LDAPグループ名において、アカウント名とアカウント権限を区切る文字列。
  • LDAPグループ名がアカウントにマップされ、この部分文字列が含まれる場合、この部分文字列の左側の文字列がアカウント名になり、右側の文字列がアカウント権限になります。

  • たとえば、+(プラス記号)をデリミタとして定義すると、グループ名Acct1+rwは、読取り/書込み権限を備えたAcct1というアカウントにマップされます。_(アンダースコア)をデリミタとして定義すると、グループ名Acct1+rwは、デフォルトで、RWDA権限を備えたAcct1+rwというアカウントにマップされます。

  • デフォルトは_(アンダースコア)です。

  • このフィールドは、Oracle Content Serverインスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

「デフォルト・ネットワーク・ロール」フィールド このプロバイダを介して接続するユーザーに割り当てられるデフォルト・ロール。たとえば、コントリビュータなどです。
「デフォルト・ネットワーク・アカウント」フィールド

(DefaultNetworkAccounts)

LDAP資格証明を使用してOracle Content Server インスタンスにログインするユーザーに対するデフォルトのアカウント権限を定義します。
  • アカウントのカンマ区切りリストを使用する必要があります。アカウントを区切るカンマの前後に空白を入力しないでください。

  • 各アカウントに対する権限は、account(RWDA)のようにアカウント名の後にカッコで囲んで指定します。権限を指定しない場合は、RWDA権限がデフォルトで付与されます。

  • #noneを入力すると、アカウントが割り当てられていないドキュメントに対するアクセス権が付与されます。

  • #allエントリでは、すべてのアカウントに権限が与えられます。

  • デフォルトは#none(RWDA)です。

  • この設定は、匿名ユーザーには適用されません。

  • この設定により、最小限のアカウント権限が定義されます。外部ユーザー・ベースにより定義されたアカウント権限は、この権限に追加されます。たとえば、デフォルトが#none(RW),Project(R)の場合に、ユーザーのグループがProject(RWD)権限にマップされると、このユーザーの権限は#none(RW),Project(RWD)になります。

  • このフィールドは、Oracle Content Serverインスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

「ロール接頭辞」フィールド LDAPグループ名のどこからをOracle Content Serverのロール名に一致させるかを指定する文字列。
ロール接頭辞の深さフィールド LDAPグループ名が有効なロールとみなされるために、グループ名のロール接頭辞の後に含めることができるレベル数を指定する数値。特定の接頭辞の深さパラメータにアスタリスク(*)を配置すると、この接頭辞によってマップされるすべてのグループのショート名が使用されます。
ロール接頭辞の追加ボタン ロール接頭辞の文字列および深さを「ロール接頭辞」ボックスに句として追加します。
「ロール接頭辞」ボックス

(RolePrefix)

グループ・フィルタリング・チェック・ボックスを選択したときにLDAPグループの選択に使用されるロール接頭辞句が一覧表示されます。このボックスは直接編集できます。

接頭辞の各単位を分割しているカンマの前後に空白を入力しないでください。

「アカウント接頭辞」フィールド LDAPグループ名のどこからをOracle Content Serverのアカウント名に一致させるかを指定する文字列。

このフィールドは、Oracle Content Serverインスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

アカウント接頭辞の深さフィールド LDAPグループ名が有効なアカウントとみなされるために、グループ名のアカウント接頭辞の後に含めることができるレベル数を指定する数値。

このフィールドは、Oracle Content Serverインスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

特定の接頭辞の深さパラメータにアスタリスク(*)を配置すると、この接頭辞によってマップされるすべてのグループのショート名が使用されます。

アカウント接頭辞の追加ボタン アカウント接頭辞の文字列および深さを「アカウント接頭辞」ボックスに句として追加します。

このボタンは、アカウントがOracle Content Serverインスタンスで有効である場合にのみ表示されます。

「アカウント接頭辞」ボックス

AcctPrefix()

グループ・フィルタリング・チェック・ボックスを選択したときにLDAPグループの選択に使用されるアカウント接頭辞句が一覧表示されます。このボックスは直接編集できます。

接頭辞の各単位を分割しているカンマの前後に空白を入力しないでください。

このボックスは、アカウントがOracle Content Serverインスタンスで有効である場合のみ表示されます。

「LDAP属性」フィールド Oracle Content Serverのユーザー情報フィールドにマップされるLDAPユーザー属性を入力します。
「ユーザー属性」フィールド 「LDAP属性」フィールドからマッピングされるOracle Content Serverのユーザー情報フィールドを選択します。
  • 値を変更できるすべてのOracle Content Serverユーザー情報フィールドがリストされます。

  • 標準ユーザー情報フィールドは、「d」で始まります。

  • カスタム・ユーザー情報フィールドは、「u」で始まります。

ユーザー属性追加ボタン LDAP属性およびユーザー属性を、コロンで区切られた句として「属性マップ」ボックスに追加します。
「属性マップ」ボックス

(AttributeMap)

LDAPユーザー属性をOracle Content Serverの情報フィールドにマップするために使用される属性マップ句が一覧表示されます。
  • このボックスは直接編集できます。

  • このフィールドを空白のままにした場合、デフォルトは次のとおりです。

    mail:dEmail
    cn:dFullName
    title:dUserType
    
「LDAP管理者DN」フィールド

(LdapAdminDN)

LDAPサーバーをコールするユーザー名。
  • このユーザーには、LDAPサーバーに対する読取り権限が必要です。

  • ユーザー名を空白のままにすると、プロバイダはLDAPサーバーに匿名で接続します。

「LDAP管理者パスワード」フィールド

(LdapAdminPassword)

LDAPサーバーをコールするユーザーのパスワード。
「追加」/「更新」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.9 キープアライブ受信プロバイダ・ページ

キープアライブ受信機能の「プロバイダの追加/編集」ページは、キープアライブ・ソケット受信プロバイダを作成または変更するために使用します。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「プロバイダ」リンクを選択してプロバイダ・ページを表示します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。

keepalivesocketの「受信プロバイダの追加」画面
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド (必須)プロバイダの名前。
「プロバイダの説明」フィールド (必須)プロバイダの説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド (必須)プロバイダのJavaクラスの名前。(idc.provider.ExtendedSocketIncomingProviderなど)。
「接続クラス」フィールド プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。(idc.provider.KeepaliveSocketIncomingConnectionなど)。
「構成クラス」フィールド 追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。
「サーバー・スレッド・クラス」フィールド キープアライブ・サーバー・スレッドのJavaクラスの名前(idc.provider.KeepaliveIdcServerThreadなど)。
「サーバー・ポート」フィールド (必須)プロバイダが受信接続をリスニングするポート。たとえば、Universal Content Managementの受信システム・プロバイダは、デフォルトではポート4444でリスニングします。
「追加」/「更新」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.10 キープアライブ送信プロバイダ・ページ

キープアライブ送信機能の送信ソケット・プロバイダの追加/送信ソケット・プロバイダの編集ページは、キープアライブ・ソケット送信プロバイダを作成または変更するために使用します。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「プロバイダ」リンクを選択してプロバイダ・ページを表示します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。送信ソケット・プロバイダ・ページが表示されます。このページを使用して、キープアライブ送信のパラメータを指定します。

次の2つの画像は、キープアライブ送信プロバイダ・ページ全体を示しています。

keepalivesocketの「送信プロバイダの追加」画面
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド (必須)プロバイダの名前。
「プロバイダの説明」フィールド (必須)プロバイダの説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド (必須)プロバイダのJavaクラスの名前。(idc.provider.KeepaliveSocketOutgoingProviderなど)。
「接続クラス」フィールド プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。(idc.provider.KeepaliveSocketOutgoingConnectionなど)。
「構成クラス」フィールド 追加の構成を実行するJavaクラスの名前。
「リクエストのクラス」フィールド サーバー・リクエストを実装するJavaクラスの名前。例: idc.provider.KeepaliveServerRequest
「接続の数」フィールド 最大接続数。たとえば、3などです。
「サーバー・ホスト名」フィールド (必須)他のOracle Content Serverインスタンスのサーバー・ホスト名。たとえば、localhostなどです。
「HTTPサーバー・アドレス」フィールド 他のOracle Content ServerインスタンスのHTTPアドレス。
「サーバー・ポート」フィールド (必須)プロバイダが他のOracle Content Serverインスタンスと通信するために使用するポート。
「インスタンス名」フィールド (必須)他のOracle Content Serverインスタンスの名前。
「相対Webルート」フィールド (必須)他のOracle Content Serverインスタンスの相対Webルート。
「接続パスワードの使用」チェック・ボックス 選択すると、ターゲット・サーバーに接続するためにパスワードが必要になります。ターゲット・サーバーは、グローバル・プロキシ・パスワードを使用して接続を許可することも、名前付きパスワード接続を用意することもできます。
「接続パスワード名」フィールド 接続パスワードの名前。名前は空白(グローバル・パスワードを選択)にすることも、特定の名前を指定してターゲットのプロキシ接続のいずれかを選択することもできます。
「接続パスワード」フィールド 接続パスワード。
「クライアントのIPフィルタ」フィールド ターゲットへのこの接続を使用できるクライアントIPアドレス。
「変換」オプション プロバイダでInbound Refineryを使用する場合は、該当するオプションを選択します。
「追加」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.11 SSL受信プロバイダ・ページ

SSL受信機能の受信プロバイダの追加/受信プロバイダの編集ページでは、管理者がSSLソケット受信プロバイダを作成または変更できます。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「プロバイダ」リンクを選択してプロバイダ・ページを表示します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。

keepalivesocketの「受信プロバイダの追加」画面
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド (必須)プロバイダの名前。
「プロバイダの説明」フィールド (必須)プロバイダの説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド (必須)プロバイダのJavaクラスの名前。(idc.provider.ssl.SSLSocketIncomingProviderなど)。
「接続クラス」フィールド プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。(idc.provider.KeepaliveSocketIncomingConnectionなど)。
「構成クラス」フィールド 追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。
サーバー・スレッドフィールド 受信接続用のサーバー・スレッドの名前(idc.provider.KeepaliveIdcServerThreadなど)。
「サーバー・ポート」フィールド (必須)プロバイダが受信接続をリスニングするポート。たとえば、受信システム・プロバイダは、デフォルトではポート4444でリスニングします。
「クライアント認証をリクエスト」チェック・ボックス プロバイダが受信接続からのクライアント認証をリクエストするようにする場合は、このオプションを有効にします。
「クライアントの認証が必要」チェック・ボックス プロバイダで受信接続からのクライアント認証を必要とするようにする場合は、このオプションを有効にします。
「キーストア・ファイル・パス」フィールドおよび「デフォルトの使用」チェック・ボックス キーストア・ファイル・パス。デフォルトのキーストア・ファイル・パスを使用するには、「デフォルトの使用」チェック・ボックスを選択します。
「キーストア・パスワード」フィールド キーストア・パスワード。
「エイリアス」フィールド エイリアス名。
「エイリアスのパスワード」フィールド エイリアスのパスワード。
「トラストストア・ファイル・パス」フィールド トラストストア・ファイル・パス。デフォルトのトラストストア・ファイル・パスを使用するには、「デフォルトの使用」チェック・ボックスを選択します。
「トラストストア・パスワード」 トラストストア・パスワード。
「追加」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.12 SSL送信プロバイダ・ページ

SSL発信機能の送信ソケット・プロバイダの追加/送信ソケット・プロバイダの編集ページでは、管理者がSSLソケット発信プロバイダを作成または変更できます。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「プロバイダ」リンクを選択してプロバイダ・ページを表示します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。

keepalivesocketの「送信ソケット・プロバイダの追加」画面
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド (必須)プロバイダの名前。
「プロバイダの説明」フィールド (必須)プロバイダの説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド (必須)プロバイダのJavaクラスの名前。例: idc.provider.KeepaliveSocketOutgoingProvider
「接続クラス」フィールド プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。例: idc.provider.KeepaliveSocketOutgoingConnection
「構成クラス」フィールド 追加の構成を実行するJavaクラスの名前。
「リクエストのクラス」フィールド サーバー・リクエストを実装するJavaクラスの名前。例: idc.provider.KeepaliveServerRequest
「接続の数」フィールド 最大接続数。たとえば、3などです。
「サーバー・ホスト名」フィールド (必須)他のOracle Content Serverインスタンスのサーバー・ホスト名。たとえば、localhostなどです。
「HTTPサーバー・アドレス」フィールド 他のOracle Content ServerインスタンスのHTTPアドレス。
「サーバー・ポート」フィールド (必須)プロバイダが他のOracle Content Serverインスタンスと通信するために使用するポート。
「インスタンス名」フィールド (必須)他のOracle Content Serverインスタンスの名前。
「相対Webルート」フィールド (必須)他のOracle Content Serverインスタンスの相対Webルート。
「キーストア・ファイル・パス」フィールドおよび「デフォルトの使用」チェック・ボックス キーストア・ファイル・パス。デフォルトのキーストア・ファイル・パスを使用するには、「デフォルトの使用」チェック・ボックスを選択します。
「キーストア・パスワード」フィールド キーストア・パスワード。
「エイリアス」フィールド エイリアス名。
「エイリアスのパスワード」フィールド エイリアスのパスワード。
「トラストストア・ファイル・パス」フィールド トラストストア・ファイル・パス。デフォルトのトラストストア・ファイル・パスを使用するには、「デフォルトの使用」チェック・ボックスを選択します。
「トラストストア・パスワード」 トラストストア・パスワード。
「接続パスワードの使用」チェック・ボックス ターゲット・サーバーがパスワード接続を必要とする場合は、このチェック・ボックスを選択します。
「接続パスワード名」フィールド ターゲット・サーバーでは、名前付きパスワード接続が提供されることがあります。空の値を使用してグローバル・パスワードを選択します。または、固有の名前を使用してターゲットのプロキシ接続の1つを選択します。
「接続パスワード」フィールド 接続パスワード。
「クライアントのIPフィルタ」フィールド ターゲットへの接続を使用できるクライアントIPアドレスを入力します。ワイルドカード記号* = match 0 or manyおよび| = match either orを使用して、使用可能な複数のクライアントと照合できます。
「変換」オプション プロバイダにInbound Refineryを使用させる場合は、該当するオプションを選択します。
  • Inbound Refinery変換ジョブの処理: このプロバイダがInbound Refineryの場合のみ選択します。

  • Inbound Refineryの読取り専用モード: このOracle Content Serverインスタンスが新しい変換ジョブをこのInbound Refineryに送信しないようにする場合に、このオプションを選択します。

「追加」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.13 JPSユーザー・プロバイダ・ページ

JPSユーザー・プロバイダの追加/JPSユーザー・プロバイダの編集ページは、Oracle JPSと統合するユーザー・プロバイダを作成または編集するために使用します。このページにアクセスするには、プロバイダ・ページJPSユーザー・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。

JpsUserProvider画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。
「プロバイダの説明」フィールド プロバイダのわかりやすい説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド プロバイダを実装するJavaクラスの名前。
「接続クラス」フィールド LDAPサーバーへの接続を実装するJavaクラスの名前。
「構成クラス」フィールド 追加構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダとなっているデータベース・プロバイダに対して役立ちます。
「ソース・パス」フィールド プロバイダを識別する一意の文字列。ユーザーが初めてプロバイダを介して資格証明を要求すると、この文字列がユーザー情報とともに格納されるため、次回にユーザーが資格証明を要求したとき、プロバイダとユーザーの照合にこの文字列を使用できます。ソース・パスにはプロバイダの名前を使用してください。
「JPSコンテキスト」フィールド Oracle JPSサーバーのホスト名。
「JPS属性」リスト Oracle Content Serverのユーザー情報フィールドにマップされるJPS属性を選択します。
「ユーザー属性」リスト 「JPS属性」フィールドからマッピングされるOracle Content Serverのユーザー情報フィールドを選択します。
  • 値を変更できるすべてのOracle Content Serverユーザー情報フィールドがリストされます。

  • 標準ユーザー情報フィールドは、「d」で始まります。

  • カスタム・ユーザー情報フィールドは、「u」で始まります。

ユーザー属性追加ボタン 「属性マップ」ボックス内に、JPS属性とユーザー属性をコロン区切りの句として追加します。
「属性マップ」ボックス ユーザー属性をOracle Content Serverの情報フィールドにマップするために使用される属性マップ句が一覧表示されます。
  • このボックスは直接編集できます。

  • このフィールドを空白のままにした場合、デフォルトは次のとおりです。

    mail:dEmail
    cn:dFullName
    title:dUserType
    
「デフォルト・ネットワーク・ロール」フィールド このプロバイダを介して接続するユーザーに割り当てられたデフォルトのロール(contributorguestなど)。
「アカウント権限のデリミタ」セクション
「デフォルト・ネットワーク・アカウント」フィールド このプロバイダを介してアクセスするデフォルト・ネットワーク・アカウント。デフォルト値は#noneです。
「アカウント接頭辞」フィールド このプロバイダを介してアクセスするアカウントで使用する接頭辞。デフォルトは@(アットマーク)です。
「追加」/「更新」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.6.14 送信Httpプロバイダ・ページ

送信Httpプロバイダの追加/送信Httpプロバイダの編集ページでは、管理者が送信HttpプロバイダをOracle Content Serverのマスター・インスタンスに追加できます。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「プロバイダ」をクリックします。プロバイダ・ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」リンクをクリックするか、プロバイダ情報ページでプロバイダに対応する行の「編集」リンクをクリックします。

前後の文は「送信Httpプロバイダの編集」画面について説明しています。
要素 説明
「プロバイダ名」フィールド* プロバイダの名前。
「プロバイダの説明」フィールド* プロバイダのわかりやすい説明。
「プロバイダ・クラス」フィールド* プロバイダのJavaクラスの名前。たとえば、proxyconnections.HttpOutgoingProviderなどです。
「接続クラス」フィールド プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。たとえば、proxyconnections.HttpOutgoingConnectionなどです。
「構成クラス」フィールド 追加構成を実行するJavaクラスの名前。このフィールドは空白のままにします。
「CGI URL」フィールド* プロキシ・サーバーのURL。
「インスタンス名」フィールド* プロキシOracle Content Serverインスタンスのインスタンス名
「相対Webルート」フィールド* Oracle Content Serverインスタンスの相対Webルート。
「接続パスワード名」フィールド パスワード接続の名前(これは既存の名前またはプロキシ・サーバーに作成するパスワード接続の名前にすることができます)。名前では、ターゲット・マスター・サーバーのプロキシ接続の1つを指定する必要があります。ターゲット・サーバーは名前付きのパスワードを要求します。
「接続パスワード」フィールド 名前付きパスワード接続のパスワード。
「クライアントのIPフィルタ」フィールド ターゲット・サーバーへのこの接続を使用できる1つまたは複数のクライアントIPアドレス。
変換オプション Inbound Refineryの変換オプションを指定します。事前変換されたキューで許可されるジョブ数を入力します。デフォルトは100です。
  • Inbound Refinery変換ジョブの処理: Oracle Content Serverインスタンスが新しい変換ジョブをこのInbound Refineryに送信しないようにする場合に、このチェック・ボックスを選択します。このInbound Refineryは、変換ジョブが終了するとそのジョブを返します。

  • Inbound Refineryの読取り専用モード: このチェックボックスを選択すると、このOracle Content ServerインスタンスがこのInbound Refineryに新しい変換ジョブを送信できないようにします。

「追加」ボタン プロバイダ情報を保存します。
「リセット」 ボタン プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。

A.1.7 バッチ・ローダー・インタフェース

バッチ・ロード操作では次の画面を使用します:

A.1.7.1 「バッチ・ローダー」画面

バッチ・ローダー・アプリケーションは、Oracle Content Serverインスタンスでバッチ・ロード・ファイルを操作するために使用する管理アプリケーションです。この画面にアクセスするには、スタンドアロン・モードで管理アプリケーションを実行する手順に従います。

「バッチ・ローダー」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「オプション」メニュー 構成の保存: 現在のバッチ・ローダー設定をDomainHome/ucm/cs/bin/intradoc.cfgファイルに保存します。

バッチ・ファイルのビルド: 「バッチビルダー」画面を表示します。

終了: 「バッチ・ローダー」画面を閉じます。

「ヘルプ」メニュー コンテンツ: Oracle Content Serverのオンライン・ヘルプを表示します。

コンテンツ・サーバーについて: Oracle Content Serverインスタンスのバージョン、ビルドおよび著作権情報を表示します。

「バッチロード・ファイル」フィールド バッチ・ロード・ファイルのパスおよびファイル名。設定がintradoc.cfgファイルに保存されていない場合、デフォルトはIntradocDir/samples/Batchloader/batchinsert.txtとなります。
「参照」ボタン バッチ・ロード・ファイルにナビゲートし、選択できます。
「許容最大エラー数」フィールド エラーの数がこの値を超えると、バッチ・ローダーはバッチ・ロード・ファイルのレコードの処理を停止します。デフォルトは50です。

夜間に大量のファイルをバッチ・ローダーで処理する場合は、処理が完了前に停止しないようにこの数を増やすことを検討してください。

バッチ・ローダーを厳重に監視する場合は、エラーが発生と同時に通知されるように、この数を減らすことを検討してください。

「チェックインが成功した後でファイルをクリーン・アップします。」チェック・ボックス 正常にチェックインまたは更新された各ファイルをハード・ドライブから削除します。
「失敗したリビジョン・クラスに対してエラー・ファイルを有効にします。」チェック・ボックス テキスト・ファイルを作成し、バッチ・ロード中に失敗したファイル・レコードを保存します。このファイルに保存されたエラーを修正し、修正後のファイルをバッチ・ロード・ファイルとして再実行できます。
進行状況バー バッチ・ロード処理の進行状況を表示します。
「バッチ・ファイルをロードします。」ボタン バッチ・ロード処理を開始します。

A.1.7.2 「バッチビルダー」画面

「バッチビルダー」画面は、バッチ・ロード・ファイルを作成するために使用します。この画面にアクセスするには、バッチ・ローダー画面「オプション」「バッチ・ファイルのビルド」を選択します。

バッチ・ビルダー画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 必須 説明
オプション: 構成の保存 なし 現在のバッチビルダー設定をDomainHome/ucm/cs/bin/intradoc.cfgファイルに保存します。
オプション: バッチ・ローダーのロード なし バッチ・ローダー画面を表示します。
「ディレクトリ」フィールド はい バッチ・ロード・ファイルに含めるコンテンツが保存されているディレクトリを入力します。また、このディレクトリのサブディレクトリにあるファイルも、すべてバッチ・ロード・ファイルに含められます。
「バッチロード・ファイル」フィールド はい 作成するバッチ・ロード・ファイルのパスおよびファイル名を入力します。既存のファイルの名前を入力すると、該当するファイルが新しいバッチ・ロード・ファイルに置き換えられます。
「参照」ボタン なし フォルダにナビゲートして選択し、バッチ・ロード・ファイルのファイル名を入力できます。
「マッピング」リスト はい メタデータ値を指定するために使用するマッピング・ファイルを選択します。
「編集」ボタン なし バッチビルダー・マッピング・リスト画面を表示します。
「ファイル・フィルタ」フィールドおよび「外部フィルタ」チェック・ボックス いいえ バッチ・ロード・ファイルに含めるか、またはバッチ・ロード・ファイルから除外するファイルを入力します。

このフィールドが空白である場合は、指定したディレクトリおよびサブディレクトリにあるすべてのファイルが含められます。

このフィールドにファイルを指定し、「外部フィルタ」チェック・ボックスの選択を解除すると、指定したファイルのみがバッチ・ロード・ファイルに含められます。

このフィールドにファイルを指定し、「外部フィルタ」チェック・ボックスを選択すると、指定したファイル以外のすべてのファイルがバッチ・ロード・ファイルに含められます。

ファイル名全体またはファイル拡張子を指定できます。

ファイル名と拡張子はカンマで区切ります。

拡張子は、*.ext、.ext、extというように入力できます。

「ビルド」ボタン なし 指定したパラメータを使用してバッチ・ロード・ファイルを作成します。

A.1.7.3 バッチビルダー・マッピング・リスト画面

バッチビルダー・マッピング・リスト画面は、バッチロード・ファイルのマッピング・リストを作成するために使用します。この画面にアクセスするには、「バッチビルダー」画面で「マッピング」フィールドの横にある「編集」をクリックします。

バッチビルダー・マッピング・リスト画面
要素 説明
「名前」列 使用可能なマッピング・ファイルが表示されます。
「説明」列 各マッピング・ファイルの簡単な説明。
「追加」ボタン バッチビルダー・マッピングの追加画面が表示されます。
「編集」ボタン バッチビルダー・マッピングの編集画面が表示されます。
「削除」ボタン 選択したマッピング・ファイルを削除します。
「閉じる」ボタン バッチビルダー・マッピング・リスト画面を閉じます。

A.1.7.4 バッチビルダー・マッピングの追加画面

バッチビルダー・マッピングの追加画面は、新規マッピング・ファイルに名前を付けるために使用します。この画面にアクセスするには、バッチビルダー・マッピング・リスト画面「追加」をクリックします。

バッチビルダー・マッピングの追加画面
要素 説明
「名前」 フィールド マッピング・ファイルの一意の名前。最大フィールド長は30文字です。次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ^ ? : @ & + " # % < * ~ |
「説明」 フィールド マッピング・ファイルの簡単な説明。
「OK」 ボタン バッチビルダー・マッピングの編集画面が表示されます。
「取消」 ボタン 新規マッピング・ファイルを作成せずにバッチビルダー・マッピングの追加画面を閉じます。

A.1.7.5 バッチビルダー・マッピングの編集画面

バッチビルダー・マッピングの編集画面は、マッピング・ファイルを編集するために使用します。この画面にアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

バッチビルダー・マッピングの編集画面
要素 説明
「説明」 フィールド マッピング・ファイルの簡単な説明。
「フィールド」列 マッピング・ファイルに定義されている値を持つメタデータ・フィールドが一覧表示されます。
「値」列 バッチ・ロード・ファイルのメタデータ・フィールドに割り当てられる値が表示されます。
「追加」ボタン バッチビルダー・マッピング・フィールドの追加/バッチビルダー・マッピング・フィールドの編集画面を表示します。
「編集」ボタン バッチビルダー・マッピング・フィールドの追加/バッチビルダー・マッピング・フィールドの編集画面を表示します。
「削除」ボタン 選択したメタデータ・フィールドがマッピング・ファイルから削除されます。
「OK」 ボタン 現在の設定をマッピング・ファイルに保存します。
「取消」 ボタン 変更内容を適用せずにバッチビルダー・マッピングの編集画面を閉じます。

A.1.7.6 バッチビルダー・マッピング・フィールドの追加/バッチビルダー・マッピング・フィールドの編集画面

バッチビルダー・マッピング・フィールドの追加/バッチビルダー・マッピング・フィールドの編集画面は、メタデータ・フィールドのマッピング値を定義するために使用します。この画面にアクセスするには、バッチビルダー・マッピングの編集画面「追加」または「編集」をクリックします。

バッチビルダー・マッピング・フィールドの追加画面
要素 説明
「フィールド」フィールド 定義されるメタデータ・フィールドの名前をdDocTypexCommentsなどのように入力します。
バッチ・ロード・ファイルで使用される値を入力します。このフィールドに直接入力するか、または右の列から事前定義済の値を挿入できます。
「<<」ボタン 右の列で選択した変数を「値」フィールドに挿入します。
「変数」列 バッチ・ロード・ファイルで値として使用できる事前定義済の変数が一覧表示されます。
「OK」 ボタン フィールドと値の設定をマッピング・ファイルに適用します。
「取消」 ボタン 変更内容を保存せずにバッチビルダー・マッピング・フィールドの追加/バッチビルダー・マッピング・フィールドの編集画面を閉じます。

A.1.8 Content Serverアナライザ・インタフェース

次の画面は、ファイル・システム、データベース、検索索引を含むOracle Content Serverリポジトリ・コンポーネントの整合性を確認するために使用します。また、リポジトリ・コンポーネントで検出された問題をシステム管理者が修正する場合にも役立ちます。

Content Serverアナライザには、次の2つのタブが含まれています。

Content Serverアナライザの起動方法は、オペレーティング・システムに応じて異なります。

  • (Windows)「スタート」「プログラム」「Oracle Content Server」instance_name「Content Serverアナライザ」を選択します。

  • (UNIX/Linux)DomainHome/ucm/cs/binディレクトリに移動して、Content Serverアナライザ・プログラムを実行します。

「Content Serverアナライザ」画面については周囲のテキストで説明しています。

A.1.8.1 「Content Serverアナライザ」: 「構成」タブ

Content Serverアナライザ構成表の「構成」タブは、分析オプションを構成し、カスタマイズしたロギング・ディレクトリ構造を指定するために使用します。

オプション 説明
データベースのチェック データベースに対してあらゆるチェックを実行し、データベース列の整合性を確保し、DocMeta表、Revisions表、Documents表の各表間でデータの一貫性を実現します。
RevClassIDのチェック dRevClassID表とdDocName表との間で正確なデータ同期を実現します。
データベースのクリーン 一貫性のない行をデータベースから削除します。DocMeta表では余分なエントリが削除され、Documents表では不適切に定義されたエントリが削除され、リビジョン表では対応する参照がないエントリが削除されます。
検索索引のチェック 検索索引を分析して整合性を確保します。データ・レコードが重複している索引付きドキュメントおよび検索コレクションから欠落しているドキュメントがないかチェックします。
検索索引のクリーン 検索索引を再構築し、除外されたドキュメントの欠落データ・レコードを置換します。
ファイル・システムのチェック ファイル・システム(Webレイアウトおよびボールト・ファイルのリポジトリ)を分析して、必要なファイルがすべて存在していることを確認します。
削除 ファイル・システム分析中に見つかった余分なファイルを完全に削除します。
安全な削除 logs/ディレクトリに安全な削除用のディレクトリを作成し、ファイル・システム分析中に見つかった余分なファイルをそのディレクトリにコピーします。
追加ファイルのチェック ファイル・システムに存在する余分なファイルを特定します。
レポートの生成 コンソール・ウィンドウを使用して、リポジトリ内のコンテンツ・アイテムに関する統計をレポートします。レポートには、ファイル・システム内のコンテンツ・アイテムのステータス、リリースおよび処理状態に関する情報が記載され、以前の合計と現在の合計が示されます。進行状況メッセージおよびエラー・メッセージも、コンソール・ウィンドウに記録されます。
範囲 条件分析の先頭と末尾を指定します。
ログ・ディレクトリ Content Serverアナライザが使用するデフォルト・ディレクトリはDomainHome/ucm/cs/bin/logs/です。必要に応じて、カスタム・ディレクトリ名を入力することもできます。「安全な削除」オプションを選択している場合は、このディレクトリにファイルが移動します。

A.1.8.2 「Content Serverアナライザ」: 「進行状況」タブ

Content Serverアナライザの「進行状況」タブには、解析プロセスの進行状況および生成されるすべての情報が表示されます。このタブにアクセスするには、Content Serverアナライザ・アプリケーションでこのタブをクリックするか、またはContent Serverアナライザ・アプリケーションの「解析の開始」をクリックします。

要素 説明
「タスクの進行状況」バー 「構成」タブで選択したすべての解析タスクの進行状況が組み合されて表示されます。
「全体の進行状況」バー 解析プロセス全体の進行状況が表示されます。
コンソール領域 解析プロセス中に収集されまとめられた情報が表示される領域。選択した各オプションに該当する情報が表示されます。また、解析プロセス中に生成された進捗状況やエラーに関するメッセージも表示されます。
「解析の開始」ボタン Oracle Content Server解析を開始します。

A.1.9 エラーおよびステータス情報インタフェース

この項には、エラーおよびステータス情報に関するユーザー・インタフェースの画像および説明の参照先が記載されています。

A.1.9.1 「Content Serverログ」画面

Oracle Content Serverのログ・ファイルは、日時順にリストされます。1日に1ファイルが生成されます。エントリは、イベントの発生に従って終日にわたりファイルに追加されます。この画面にアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーから「管理」「ログ・ファイル」を選択し、次に「Content Serverログ」を選択します。特定のログ・ファイルにアクセスするには、そのページのログ日時リンクをクリックします。

「コンテンツ・サーバーのログ・ファイル」画面
「コンテンツ・サーバーのログ・ファイル」画面
要素 説明
「タイプ」列 ログ・ファイル・エントリのタイプを表示します。
  • 情報: 基本的なステータス情報を表示します。

  • エラー: 発生してもソフトウェアの機能が停止しないエラーを表示します。

  • 致命的: 発生するとソフトウェアの機能が停止するエラーを表示します。

「時間」列 ログ・ファイル・エントリの日時を表示します。
「説明」列 ログ・ファイル・エントリに関する情報を表示します。詳細レベルはエントリのタイプによって異なります。

A.1.9.2 「アーカイバ・ログ」画面

アーカイバ・ログ・ファイルには、インポート、エクスポートおよびレプリケーションに関する情報が表示されます。このログ・ファイルは、日時に従って表示されます。1日に1ファイルが生成されます。エントリは、イベントの発生に従って終日にわたりファイルに追加されます。この画面にアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーから「管理」「ログ・ファイル」を選択し、次に「アーカイバ・ログ」を選択します。

「アーカイバのログ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。
「アーカイバのログ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「タイプ」列 ログ・ファイル・エントリのタイプを表示します。
  • 情報: 基本的なステータス情報を表示します。

  • エラー: 発生してもソフトウェアの機能が停止しないエラーを表示します。

  • 致命的: 発生するとソフトウェアの機能が停止するエラーを表示します。

「時間」列 ログ・ファイル・エントリの日時を表示します。
「説明」列 ログ・ファイル・エントリに関する情報を表示します。詳細レベルはエントリのタイプによって異なります。

A.1.9.3 「データベース・ログ」画面

データベース・ログ・ファイルが日時に従って一覧表示されます。1日に1ファイルが生成されます。エントリは、イベントの発生に従って終日にわたりファイルに追加されます。この画面にアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーから「管理」「ログ・ファイル」「データベース・ログ」を選択します。特定のログ・ファイルにアクセスするには、そのページのログ日時リンクをクリックします。

「データベースのログ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。
「データベースのログ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「タイプ」列 ログ・ファイル・エントリのタイプを表示します。
  • 情報: 基本的なステータス情報を表示します。

  • エラー: 発生してもソフトウェアの機能が停止しないエラーを表示します。

  • 致命的: 発生するとソフトウェアの機能が停止するエラーを表示します。

「時間」列 ログ・ファイル・エントリの日時を表示します。
「説明」列 ログ・ファイル・エントリに関する情報を表示します。詳細を確認するには「詳細」をクリックします。

A.1.9.4 構成情報ページ

構成情報ページには、Oracle Content Serverインスタンスの構成詳細が表示されます。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」をクリックし、次に 「インスタンスの構成」をクリックします。

前後の文は「構成情報」画面について説明しています。
要素 説明
サーバー名 Oracle Content Server instanceインスタンスがデプロイされているサーバーの名前。ビルド、OS名、インスタンス名、サーバー・ポート、HTTP Webルートなどのサーバー情報を表示するには、「サーバーの構成」をクリックします。
バージョン Oracle Content Serverソフトウェアのリリース番号およびビルド番号。
ClassLoader ClassLoaderのタイプ。ロード順およびクラスパスを表示するには、「クラスパス詳細」をクリックします。
インスタンス・ディレクトリ Oracle Content Serverインスタンスのインストール・ディレクトリ・パス。詳細を確認するには「ディレクトリの詳細」をクリックします。
データベース・タイプ Oracle Content Serverインスタンスで使用するために構成したデータベースのタイプ名。詳細を確認するには「データベース接続の詳細」をクリックします。
データベース・バージョン Oracle Content Serverインスタンスで使用するために構成したデータベースのバージョン番号とタイプ。
HTTPサーバー・アドレス Oracle Content ServerインスタンスのHTTPサーバーのアドレス。詳細を確認するには「インターネットの構成」をクリックします。
メール・サーバー Oracle Content Serverのメール・サーバーに固有の名前(router.name.suffix)。
検索エンジン名 Oracle Content Serverインスタンスで使用するために構成した検索エンジンの名前。
索引エンジン名 Oracle Content Serverインスタンスで使用するように構成した索引エンジンの名前。
インストール済の機能の数 Oracle Content Serverインスタンスにインストールされている機能の数。機能名、バージョン、レベルおよび関連するコンポーネント名を表示するには、「機能の詳細」をクリックします。
有効なコンポーネントの数 Oracle Content Serverインスタンスで有効になっているコンポーネントの数。コンポーネント名、バージョン、場所、機能拡張、追加コンポーネント、クラスパスおよびライブラリパスを表示するには、「有効なコンポーネントの詳細」をクリックします。

構成設定を変更するには、詳細が表示されているときに、特定のコンポーネントの「構成」をクリックします(サポートされている場合)。

無効なコンポーネントの数 Oracle Content Serverインスタンスで無効になっているコンポーネントの数。コンポーネント名、バージョン、場所、機能拡張、追加コンポーネント、クラスパスおよびライブラリパスを表示するには、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックします。
自動採番接頭辞 自動的に採番された接頭辞。詳細を確認するには「サーバー・オプション」をクリックします。
アカウントを使用 Oracle Content Serverインスタンスでアカウントを使用している場合は「True」に設定します。アカウントを使用していない場合は「False」に設定します。
NTLMセキュリティは有効です NTLMセキュリティが有効な場合は「True」に設定します。NTLMセキュリティが無効な場合は「False」に設定します。
読取り特権を持つユーザーである場合にコピーを許可する 読取り特権を持つユーザーがコンテンツ・アイテムのコピーを取得できる場合は「True」に設定します。読取り特権を持つユーザーがコンテンツ・アイテムのコピーを取得できない場合は「False」に設定します。詳細を確認するには「コンテンツ・セキュリティの詳細」をクリックします。
元のコントリビュータにのみチェックアウトを許可する 元のコントリビュータ(ユーザー)のみがコンテンツ・アイテムをチェックアウトできる場合は「True」に設定します。元のコントリビュータ(ユーザー)以外もコンテンツ・アイテムをチェックアウトできる場合は「False」に設定します。
Javaバージョン Oracle Content Serverインスタンスで使用するJavaソフトウェア・バージョンの番号。詳細を確認するには「Javaプロパティ」をクリックします。

A.1.9.5 システム監査情報ページ

システム監査情報ページには、Oracle Content Serverインスタンスの監査詳細が表示されます。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」をクリックし、次に「システム監査情報」をクリックします。

システム監査情報画面については周囲のテキストで説明しています。
システム監査情報画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「一般的な情報」領域 次の情報が表示されます。
  • Oracle Content Serverインスタンスが起動して稼働した期間。

  • 処理されたサービス・リクエスト数、およびシステムがサービス・リクエストを正常に処理したかどうか。

  • JVMメモリー容量の合計、および使用可能なJVMメモリーの合計。詳細を確認するには「メモリーの詳細」をクリックします。

  • スレッド数の合計。詳細を確認するには「スレッドの詳細」をクリックします。

  • アクティブなデータベース接続の合計数。詳細を確認するには「データベース接続の詳細」をクリックします。

  • 監査メッセージの合計数。

「ローカライズ情報」領域 次の情報が表示されます。
  • 文字列キー・カウント数。

  • ローカライズ・システムが文字列索引を使用しているかどうか。

  • ローカライズ・テスト実行時間数。

  • ローカライズ・テスト1秒当たりの参照数。

「トレース・セクション情報」領域 次の情報およびオプションが表示されます。
  • 「完全な詳細トレース」チェック・ボックス。完全な詳細トレースを実施する場合に選択します。

  • 「保存」チェック・ボックス。トレース情報を保存する場合に選択します。

  • 「アクティブなセクション」フィールド。トレースするアクティブなセクションを指定します。

  • 「イベント捕捉テキスト」フィールド。トレースで捕捉するテキストを指定します。

  • 「スレッド・ダンプの追加」チェック・ボックス。スレッド・ダンプをトレースに追加する場合に選択します。

  • 「更新」ボタン。この領域で行った選択内容を取得します。

  • 「リセット」ボタン。この領域で行った選択内容をクリアします。

「キャッシュ情報」領域 次の情報が表示されます。
  • 永続的にロードされたページ数およびリソース・ファイル数。

  • キャッシュが一時的に制限される数。

  • 一時アイテムがロードされるかどうか。

  • 実行する個別検索問合せの合計数。詳細を確認するには「検索キャッシュの詳細」をクリックします。

  • キャッシュ内にあるアイテムの合計数。

  • スキーマ・キャッシュに格納されているアイテムの合計数。詳細を確認するには「スキーマ・キャッシュの詳細」をクリックします。

  • 許可されたバイト数から使用されたバイト数。

  • バッファ・キャッシュのサマリー。詳細を確認するには「バッファ・プールの詳細」をクリックします。

「構成エントリ情報」領域 次の情報が表示されます。
  • 環境キーの数。詳細を確認するには「表示」をクリックします。

  • オーバーライドされた構成値の数。詳細を確認するには「表示」をクリックします。

  • 無視された設定の数。詳細を確認するには「表示」をクリックします。

  • 削除された設定の数。詳細を確認するには「表示」をクリックします。

「コンポーネント・レポート」領域 サーバー・コンポーネントが名前に従って一覧表示されます。詳細を確認するには、コンポーネントの名前をクリックします。詳細には、コンポーネントの場所、バージョン番号、ステータスなどが表示されます。

A.1.9.6 スケジュールされたジョブの管理インタフェース

次の画面は、Oracle Content Serverインスタンスでシステム・コンポーネントによって実行される、スケジュールされたジョブを監視する場合に使用します。

A.1.9.6.1 アクティブなスケジュールされたジョブ画面

この画面により、管理者はOracle Content Serverインスタンスでシステム・コンポーネントによって実行される、アクティブなスケジュールされたジョブを表示できます。この画面にアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーから「管理」を選択し、「スケジュールされたジョブの管理」を展開して、「アクティブなスケジュールされたジョブ」をクリックします。

アクティブなスケジュールされたジョブ画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「ジョブ名」列 アクティブなジョブの名前。
「ジョブの説明」列 アクティブなジョブの目的の説明。
「処理済」列 ジョブが処理された日時、または処理を開始した日時。
「ステータス」 列 ジョブの現在のステータス。各アイコンが表すステータスの簡単な説明が表示するには、そのアイコン上にカーソルを移動します。
  • 高優先度

  • 非アクティブ

  • 繰返し

  • 短い

「アクション」 列 「アクション」メニューを使用して、ジョブに対して次の操作を実行できます。
  • 情報

  • 編集

  • 取消

  • 削除

「情報」アイコンを使用して、ジョブ情報ページを表示します。


A.1.9.6.2 スケジュールされたジョブの履歴画面

この画面では、管理者はOracle Content Serverインスタンスでシステム・コンポーネントによって実行されるスケジュールされたジョブ履歴を表示できます。この画面にアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーから「管理」を選択し、「スケジュールされたジョブの管理」を展開して、「スケジュールされたジョブの履歴」をクリックします。

「スケジュールされたジョブの履歴」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「ジョブ名」列 スケジュールされたジョブの名前。
「ジョブの説明」列 ジョブの目的の説明。
「最終処理」列 ジョブが最後に処理された日時。
「最終ステータス」列 ジョブの最終ステータス(「正常に終了しました」、「失敗」)。
「アクション」 列 「情報」アイコンを使用して、スケジュールされたジョブの情報ページを表示します。

A.1.9.6.3 スケジュールされたジョブの情報画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスでシステム・コンポーネントによって実行される、スケジュールされたジョブに関する情報を表示するために使用します。この画面にアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーから「管理」を選択し、「スケジュールされたジョブの管理」を展開します。次に、「アクティブなスケジュールされたジョブ」画面または「スケジュールされたジョブの履歴」画面のいずれかを選択し、「情報」アイコンをクリックしてジョブ情報を表示します。編集可能なスケジュールされたジョブの情報画面を表示するには、「アクティブなスケジュールされたジョブ」画面の「アクション」メニューから「編集」を選択します。

「ジョブ情報ページ」については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「名前」 フィールド スケジュールされたジョブの名前。
「説明」 フィールド スケジュールされたジョブの説明。
「カテゴリ」フィールド スケジュールされたジョブのカテゴリ。
「例外の親ジョブ」フィールド このフィールドは編集できません。例外の親ジョブがない場合は何も表示されません。
「初期ユーザー」フィールド スケジュールされたジョブを所有するユーザーのタイプ。
「キュー・タイプ」フィールド キューのタイプ(「短い」または「長い」)。
「タイプ」 フィールド スケジュールのタイプ(「即時」、「1回のみ」、「繰返し」)。
「状態」フィールド スケジュールされたジョブの現在の状態。
「優先度」フィールド スケジュールされたジョブの優先順位。
「時間間隔」フィールド 処理対象のスケジュールされたジョブに指定される間隔(「1時間」、「2時間」、「1日」、「1週間」)。
「開始トークン」フィールド スケジュールされたジョブの処理開始をトリガーするトークン。
「進行状況」フィールド スケジュールされたジョブの進行状況。
「作成日」フィールド スケジュールされたジョブが作成された日時。
「更新日」フィールド スケジュールされたジョブが更新された日時。
「プロセス日付」フィールド スケジュールされたジョブが処理された日時。
「最終処理日」フィールド スケジュールされたジョブが最後に処理された日時。
「最終処理ステータス」フィールド スケジュールされたジョブが最後に処理されたときのステータス。
「更新」ボタン 編集済の変更で画面設定を更新します。
「リセット」 ボタン 画面設定を元の表示にリセットします。

A.1.9.7 環境パッケージャ・ページ

環境パッケージャは、必要な状態ディレクトリ、ログ・ファイル、および他のコンポーネントやリソースのディレクトリのzipファイルを作成する診断ツールです。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」をクリックし、次に「環境パッケージャ」をクリックします。

「環境パッケージャ」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「Unix 'etc'ログ・ディレクトリ」チェック・ボックス Unix 'etc'ログ・ディレクトリ情報をzipファイルに格納する場合は、このボックスを選択します。
「サーバー・データ状態ディレクトリ」チェック・ボックス サーバー・データ状態ディレクトリ情報をzipファイルに格納する場合は、このボックスを選択します。
「検索エンジン状態ディレクトリ」チェック・ボックス 検索エンジン状態ディレクトリ情報をzipファイルに格納する場合は、このボックスを選択します。
「スキーマ・リソース・ディレクトリ」チェック・ボックス スキーマ・リソース・ディレクトリ情報をzipファイルに格納する場合は、このボックスを選択します。
「Content Serverログ」チェック・ボックス Oracle Content Serverのログ情報をzipファイルに格納する場合は、このボックスを選択します。
「アーカイバ・ログ」チェック・ボックス アーカイバ・ログ情報をzipファイルに格納する場合は、このボックスを選択します。
「Verityログ」チェック・ボックス Verityログ情報をzipファイルに格納する場合は、このボックスを選択します。
「データベース・ログ」チェック・ボックス データベース・ログ情報をzipファイルに格納する場合は、このボックスを選択します。
「カスタム・コンポーネント・ディレクトリ」チェック・ボックス カスタム・コンポーネント・ディレクトリをzipファイルに格納する場合は「すべてのファイル」を選択します。カスタム・コンポーネント・ディレクトリの要約のみをzipファイルに格納する場合は「要約のみ」を選択します。
「クラス・ディレクトリ」チェック・ボックス クラス・ディレクトリのすべてのファイルをzipファイルに格納する場合は「すべてのファイル」を選択します。クラス・ディレクトリの要約のみをzipファイルに格納する場合は「要約のみ」を選択します。
「アプレット用のWebレイアウト共通ディレクトリ」チェック・ボックス アプレットのWebレイアウト共通ディレクトリのすべてのファイルをzipファイルに格納する場合は「すべてのファイル」を選択します。アプレットのWebレイアウト共通ディレクトリ・ファイルの要約のみをzipファイルに格納する場合は「要約のみ」を選択します。
「レイアウトとスキンWebリソース」チェック・ボックス レイアウトとスキンWebリソースをzipファイルに格納する場合は「すべてのファイル」を選択します。レイアウトとスキンWebリソースの要約のみをzipファイルに格納する場合は「要約のみ」を選択します。
wwResourcesDirチェック・ボックス wwResourcesDirをzipファイルに格納する場合は「すべてのファイル」を選択します。wwResourcesDirの要約のみをzipファイルに格納する場合は「要約のみ」を選択します。
「パッケージングの起動」ボタン 選択したアイテムの環境パッケージング処理を起動します。
「リセット」 ボタン 選択したアイテムをデフォルト設定にリセットします。

A.2 セキュリティおよびユーザー・アクセスのインタフェース

この項では、セキュリティおよびユーザー・アクセスを管理するためのユーザー・インタフェースおよび参照情報について説明します。

A.2.1 セキュリティ管理インタフェース

セキュリティを管理する場合、主に次の画面を使用します。

A.2.1.1 「ユーザー管理」画面

ユーザー管理アプリケーションは、ユーザー、セキュリティ・グループおよびアカウントを設定するために使用する管理アプリケーションです。ブラウザ・インタフェースまたはスタンドアロン・モードを使用してこのアプリケーションにアクセスし、実行できます。

この画面にアクセスするには、「管理」「管理アプレット」「ユーザー管理」をクリックします。

ユーザー管理アプリケーションにスタンドアロン・モードでアクセスして実行すると、ADSI認証済ユーザーが資格証明を失う可能性があります。

「ユーザー管理」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「オプション」メニュー トレース: システム全体のトレースの関連機能を実行できる「トレース構成」画面を開きます。

終了: ユーザー管理アプリケーションを閉じます。

「セキュリティ」メニュー 設定するオプションを表示します。

グループの権限: 「グループの権限」画面を表示します。

ロールの権限: 「ロールの権限」画面を表示します。

定義済アカウント: 「定義済アカウント」画面を表示します。このオプションは、アカウントが有効な場合にのみ使用できます。

「アプリケーション」 メニュー 他の管理アプリケーションを開くために使用します。他のアプリケーションは、現在のアプリケーションと同じモード(アプレットまたはスタンドアロン)で開きます。
「ヘルプ」メニュー コンテンツ: Oracle Content Serverのオンライン・ヘルプを表示します。

コンテンツ・サーバーについて: Oracle Content Serverインスタンスのバージョン、ビルドおよび著作権情報を表示します。

「ユーザー」タブ ユーザー・ログインを追加、編集および削除するために使用します。「ユーザー管理」画面: 「ユーザー」タブを参照してください。
「エイリアス」タブ ユーザー・エイリアスを追加、編集および削除するために使用します。「ユーザー管理」画面: 「エイリアス」タブを参照してください。
「情報フィールド」タブ ユーザー情報フィールドを追加、編集および削除するために使用します。「ユーザー管理」画面: 「ユーザー情報」タブを参照してください。

A.2.1.2 「フィルタの定義」画面

「フィルタの定義」画面は、複数の管理アプリケーション画面に表示される情報リストを絞り込むために使用します。「フィルタの定義」画面には、管理アプリケーション画面に適用可能な一連のフィールドが表示されます。フィールドの横にあるボックスを選択すると、そのフィールドがフィルタとしてアクティブ化されます。

この画面には、他の様々な管理画面からアクセスできます。たとえば、「ユーザー管理」画面の「ユーザー」タブには、「フィルタの定義」ボタンが表示されます。

「フィルタの定義」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
チェック・ボックス 1つ以上のチェック・ボックスを選択して、フィルタ・フィールドをアクティブにします。
フィールド 入力した条件に基づいて、元の画面の「ユーザー」リストがフィルタリングされます。これらのフィールドには、次のワイルドカードを使用できます。
  • MS AccessまたはMSDEの場合:

    *: 1つ以上の文字

    ?: 1文字

  • それ以外のデータベースの場合:

    %: 1つ以上の文字

    _: 1文字

「ユーザー名」フィールド ユーザー・ログイン。
「フル・ネーム」フィールド ユーザー・ログインに対応するフル・ネーム。
「ユーザー・タイプ」フィールド システム管理者がユーザーの分類方法として定義した属性。
「認可のタイプ」フィールド ローカル、グローバル、外部のいずれかのユーザー認可タイプ。
「電子メール・アドレス」フィールド ユーザーに関連付けられている電子メール・アドレス。これは、ワークフロー通知およびサブスクリプション通知に使用します。
「ユーザー・ロケール」フィールド ユーザーのロケール。ユーザー・インタフェースの言語および日付/時間フォーマットを指定します。
「組織」フィールド ユーザーの組織パスの値。システム管理者がグローバル・ユーザーの分類方法として定義できます。
「ソース」フィールド ユーザー情報の取得に使用するLDAPユーザー・プロバイダ。また、このフィールドでは、値MSNを使用して、ユーザーがNTLMまたはADSI統合で認証されたユーザーであるかどうかを指定します。
「カスタム」フィールド カスタム・ユーザー情報フィールドはどれも、フィルタ・フィールドとして使用できます。

A.2.1.3 「列の表示」画面

「列の表示」画面は、いくつかの管理アプリケーション画面に表示される列を指定するために使用します。「列の表示」画面には、管理アプリケーション画面に適用される一連のフィールドが表示されます。フィールドの横にあるボックスを選択すると、そのフィールドは管理画面に列として表示されます。

この画面には、他の様々な管理画面からアクセスできます。たとえば、「ユーザー管理」画面の「ユーザー」タブ部分には、「列の表示」ボタンが表示されます。

「列の表示」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「列の表示」のチェック・ボックス 選択: フィールドは元の画面の「ユーザー」リストに表示されます。

選択解除: フィールドは「ユーザー」リストに表示されません。

フィールドの説明は、「フィルタの定義」画面を参照してください。

「設定の保存」チェック・ボックス 選択: 列の設定は、元の画面が表示されるたびに適用されます。

選択解除: 列の設定は、元の画面が閉じるまでの間のみ適用されます。


A.2.2 グループ、ロールおよび権限インタフェース

グループやロールを作成したり、権限を設定したりする場合、次の画面を使用します。

A.2.2.1 「グループの権限」画面

「グループの権限」画面は、セキュリティ・グループの追加、セキュリティ・グループの削除および既存のセキュリティ・グループに関連付けられている権限の編集を実行するために使用します。この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面「セキュリティ」「グループの権限」を選択します。

グループによる権限画面については周囲のテキストで説明しています。

注意:

セキュリティ・グループ名に大カッコは使用できません。これは、検索エンジン・テクノロジの制限に起因するものです。

要素 説明
「グループ」リスト 既存のセキュリティ・グループが一覧表示されます。
「ロール」リスト 既存のセキュリティ・グループに関連付けられているロールが一覧表示されます。
「アクセス権の編集」ボタン セキュリティ・グループの権限を編集できます。
「グループの追加」ボタン 「新しいグループの追加」画面を表示します。
「グループの削除」ボタン 既存のセキュリティ・グループの削除を有効にします(コンテンツが存在しているセキュリティ・グループを削除することはできません)。

A.2.2.2 「新しいグループの追加」画面

「新しいグループの追加」画面は、新しいセキュリティ・グループの名前と説明を定義するために使用します。この画面にアクセスするには、「グループの権限」画面「グループの追加」をクリックします。

「新しいグループの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「グループ名」フィールド
  • グループ名は30文字以内にする必要があります。
  • 次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ; : ^ ? & + " # % < * ~ |

  • アクセント記号付きの大文字は使用できません。アクセント記号付きの小文字は使用できます(たとえば、Alvdalsanは不可、alvdalsanは可)。

「説明」 フィールド セキュリティ・グループの簡単な説明です。

A.2.2.3 「ロールの権限」画面

「ロールの権限」画面は、ロールの追加、ロールの削除およびロールに関連付けられた権限の編集を実行するために使用します。この画面にアクセスするには、「セキュリティ」をクリックして、「ユーザー管理」画面のメイン・メニューから「ロールの権限」を選択します。

「ロールの権限」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「ロール」リスト 既存のロールを表示します。
「グループ/権限」リスト 選択したロールに関連付けられたセキュリティ・グループと権限を表示します。
「アクセス権の編集」ボタン セキュリティ・グループおよびロールのアクセス権の編集を有効にします。このボタンは、ロールを選択しグループまたは権限を選択した場合に使用できます。
「アプレット権限の編集」ボタン ロールの権限の編集を有効にします。このボタンは、ロールを選択した場合に使用できます。
「新しいロールの追加」ボタン ユーザーに対して新しいロールを設定できる「新しいロールの追加」画面を表示します。ロール名を追加し、「OK」をクリックします。
「ロールの削除」ボタン 選択したロールの削除を有効にします(そのロールにユーザーが割り当てられている場合は、削除できません)。

A.2.2.4 「新しいロールの追加」画面

「新しいロールの追加」画面は、新しいロールの名前を定義するために使用します。この画面にアクセスするには、「ロールの権限」画面「新しいロールの追加」をクリックします。

「新しいロールの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「ロール名」フィールド
  • ロール名は30文字以内にする必要があります。
  • 次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ; : ^ ? & + " # % < * ~ |

  • 最初、ロールにはパブリック・セキュリティ・グループに対する読取り(R)権限が割り当てられており、その他のセキュリティ・グループに対する権限は割り当てられていません。


A.2.2.5 「アクセス権の編集」画面

「アクセス権の編集」画面は、特定のロールの特定のセキュリティ・グループに対するアクセス権を変更するために使用します。この画面にアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

  • 「グループの権限」画面で、セキュリティ・グループを選択し、ロールを選択して「アクセス権の編集」をクリックします。

  • 「ロールの権限」画面で、ロールを選択し、セキュリティ・グループを選択して「アクセス権の編集」をクリックします。

「アクセス権の編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「読取り」チェック・ボックス ユーザーにファイルの表示を許可します。
「書込み」チェック・ボックス ユーザーにファイルの表示、チェックイン、チェックアウトおよびコピーを許可します。
「削除」チェック・ボックス ユーザーにファイルの表示、チェックイン、チェックアウト、コピーおよび削除を許可します。
「管理者」チェック・ボックス ユーザーにファイルの表示、チェックイン、チェックアウト、コピー、削除、他のユーザーのファイルのチェックインを許可します。さらに、ワークフロー権限があるユーザーは、ワークフローを開始または編集できます。

A.2.3 アカウント・インタフェース

アカウントを管理する場合、次の画面を使用します。

A.2.3.1 「定義済アカウント」画面

「定義済アカウント」画面は、定義済アカウントを追加および削除するために使用します。この画面は、システムでアカウントが有効になっている場合にのみ使用できます。この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面「セキュリティ」「定義済アカウント」を選択します。

「定義済アカウント」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「定義済アカウント」リスト 定義済アカウントを表示します。
「追加」ボタン 有効化アカウントが表示されます。
「削除」ボタン 選択したアカウントを削除します。

アカウントを含むコンテンツが存在する場合にもアカウントを削除できます。アカウント値はコンテンツ・アイテムに割り当てられたままですが、ユーザー定義のアカウントとみなされるようになります。


A.2.3.2 「新しい定義済アカウントの追加」画面

「新しい定義済アカウントの追加」画面は、新しい定義済アカウントに名前を付けるために使用します。この画面にアクセスするには、「定義済アカウント」画面「追加」をクリックします。

「新しい定義済アカウントの追加」画面
要素 説明
「定義済アカウント」フィールド 追加するアカウントの名前を入力します。名前は簡潔で一貫性のあるものにします。たとえば、すべてのアカウントを、保存場所や部門に基づく3文字の省略形(MSP、NYCなど)で設定します。アカウント名は30文字を超えないようにします。次のものは使用できません。空白、タブ、行送り、改行および記号の; ^ ? : & + " # % < > * ~。

A.2.3.3 アカウント権限の追加/アカウント権限の編集画面

「新しいアカウントの追加」/アカウントのアクセス権の編集画面は、ユーザーにアカウント権限を割り当てるために使用します。この画面にアクセスするには、「ユーザーの追加/編集」画面: 「アカウント」タブ「追加」または「編集」をクリックします。

「新しいアカウントの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「アカウント」リスト リストから事前定義済アカウントを選択するか、またはユーザー定義アカウントを入力します。
「権限」チェック・ボックス ユーザーがアカウントにアクセスするための事前定義済の権限を設定します。

A.2.4 ユーザー・ログインおよびエイリアス・インタフェース

次の画面は、ユーザー・ログインとエイリアスを作成および編集する場合に使用します。

A.2.4.1 「ユーザー管理」画面: 「ユーザー」タブ

「ユーザー管理」画面の「ユーザー」タブは、ユーザー・ログインを追加、編集および削除するために使用します。このタブにアクセスするには、「ユーザー管理」画面を表示します。

「ユーザー管理」画面の「ユーザー」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「フィルタの使用」チェック・ボックス このチェック・ボックスを選択すると、「ユーザー」リストが「フィルタの定義」画面の定義に従って絞り込まれます。
「フィルタの定義」ボタン 「フィルタの定義」画面を表示します。
「列の表示」ボタン 「列の表示」画面を表示します。
「ユーザー」リスト フィルタ設定に一致するユーザーを表示します。ユーザーをダブルクリックすると、そのユーザーの「ユーザーの追加/編集」画面が表示されます。
「追加」ボタン 「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面を表示します。
「類似を追加」ボタン ユーザーをハイライトして「類似を追加」をクリックすると、一部のフィールドが移入された「ユーザーの追加/編集」画面が表示されます。
「編集」ボタン 選択したユーザーの「ユーザーの追加/編集」画面を表示します。
「変更」ボタン 選択したユーザーの「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面を表示します。
「削除」ボタン ユーザー・ログインの削除を有効にします。

A.2.4.2 「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面

「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面は、新しいユーザーを追加する場合または選択されたユーザーの認可タイプを変更する場合に、ユーザー認可タイプを指定するために使用します。この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面: 「ユーザー」タブ「追加」をクリックするか、「ユーザー管理」画面: 「ユーザー」タブでユーザー名を選択してから「変更」をクリックします。

外部ユーザーは、外部ユーザー・リポジトリを使用してOracle Content Serverへのアクセスが付与されると自動的に作成されます。Oracle Content Serverへのアクセスが付与されている外部ユーザーのユーザー・パスワードは、管理者が最初に設定する必要があります。

「認可タイプの選択」画面
要素 説明
「認可タイプ」リスト ユーザーのタイプ。

ローカル: Oracle Content Serverインスタンス内で管理者によって定義されたユーザー。管理者はユーザーに1つ以上のロールを割り当て、これにより、ユーザーがセキュリティ・グループにアクセスできるようになります。未定義のユーザーにはguestロールが割り当てられます。

グローバル: 管理が軽いユーザー。ローカル・ユーザーおよびグローバル・ユーザーの資格証明は、複数のOracle Content Serverインスタンスにまたがることができます。

「OK」 ボタン 選択された「認可タイプ」に応じて、「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(ローカル・ユーザー)または「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(グローバル・ユーザー)が表示されます。

A.2.4.3 「ユーザーの追加/編集」画面

「ユーザーの追加/編集」画面は、ユーザー情報の定義、ロールの割当ておよびユーザーのアカウント権限の割当てを実行するために使用します。この画面にアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

カスタム・メタデータ・フィールドが追加されていると、この画面に表示される情報がシステムの情報と異なる場合があります。このスクリーンショットに表示されているフィールドは、Oracle Content Serverインスタンスとともにインストールされたデフォルトです。

この画面に表示されるタブは、どのユーザー・タイプが選択されているか、およびアカウントが有効かどうかによって異なります。

A.2.4.4 「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(ローカル・ユーザー)

「ユーザーの追加/編集」画面は、ユーザーを追加するために使用します。ローカル・ユーザー用のこのタブにアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

「ユーザーの追加」画面の「情報」タブ(ローカル・ユーザー)
要素 説明
「名前」 フィールド 新規ユーザーの名前。
  • このフィールドは50文字までです。

  • ユーザー名は大文字と小文字が区別されます。

「フル・ネーム」フィールド 新規ユーザーの名前の全情報。このフィールドは50文字までです。
「パスワード」フィールド 新規ユーザー・ログインのパスワード。
  • このフィールドは50文字までです。

  • パスワードは大文字と小文字が区別されます。

パスワードの確認フィールド スペルを確認するために、前のフィールドからのパスワードを再入力します。
「電子メール・アドレス」フィールド ユーザーに関連付けられている電子メール・アドレス。これは、ワークフロー通知およびサブスクリプション通知に使用します。
「ユーザー・タイプ」リスト 属性のリストからユーザー・タイプを選択します。システム管理者は、ユーザーを分類する手段としてこのリストを定義できます。
「リスト」ボタン 「オプション・リスト」画面を表示します。
「ユーザー・ロケール」フィールド ユーザーのロケール。ユーザー・インタフェースの言語および日付/時間フォーマットを指定します。システム管理者がロケール・オプションを有効にしている必要があります。

sysmanagerロールを持つユーザーのユーザー・ロケールを変更する場合は、管理サーバー・サービスを再起動して、そのユーザーのロケール言語で管理サーバー・インタフェースが表示されるようにする必要があります。

「ユーザーのタイムゾーン」フィールド メニューからユーザーのタイムゾーンを選択します。

A.2.4.5 「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(グローバル・ユーザー)

「ユーザーの追加/編集」画面は、ユーザーを追加するために使用します。グローバル・ユーザー用のこのタブにアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

「ユーザーの追加」画面の「情報」タブ(グローバル・ユーザー)
要素 説明
「名前」 フィールド 新規ユーザーの名前。このフィールドは50文字までです。
「組織パス」リスト システム管理者がユーザーの分類方法として定義できるリスト。
「リスト」ボタン 「オプション・リスト」画面を表示します。
「パスワード」フィールド 新規ユーザー・ログインのパスワード。このフィールドは50文字までです。
パスワードの確認フィールド スペルを確認するために、前のフィールドからのパスワードを再入力します。同じ制限が適用されます。
「フル・ネーム」フィールド 新規ユーザーの名前の全情報。このフィールドは50文字までです。
「電子メール・アドレス」フィールド ユーザーに関連付けられている電子メール・アドレス。これは、ワークフローおよびサブスクリプションで使用されます。
「ユーザー・タイプ」フィールド システム管理者がユーザーの分類方法として定義できる属性リスト。
「ユーザー・ロケール」フィールド ユーザーのロケール。ユーザー・インタフェースの言語および日付/時間フォーマットを指定します。システム管理者がロケール・オプションを有効にしている必要があります。

sysmanagerロールを持つユーザーのユーザー・ロケールを変更する場合は、管理サーバー・サービスを再起動して、そのユーザーのロケール言語で管理サーバー・インタフェースが表示されるようにする必要があります。

「ユーザーのタイムゾーン」フィールド メニューからユーザーのタイムゾーンを選択します。
「オーバーライド」チェック・ボックス これらの設定は、ユーザーがグローバル・ユーザーから外部ユーザーに変更された場合や、ユーザー情報がカスタム・プラグインによってOracle Content Serverインスタンスに自動的に割り当てられた場合にのみ適用されます。

選択: 「ユーザーの追加/編集」画面で割り当てられたユーザー情報が、外部で割り当てられたユーザー情報(LDAPサーバーからのユーザー属性など)をオーバーライドします。

選択解除: Oracle Content Serverインスタンスで割り当てられたユーザー情報は、外部で割り当てられたユーザー情報でオーバーライドされます。


A.2.4.6 「ユーザーの追加/編集」画面: 「ロール」タブ

「ユーザーの追加/編集」画面の「ロール」タブは、ロールをユーザーに割り当てるために使用します。このタブにアクセスするには、「ユーザーの追加/編集」画面「ロール」をクリックします。

「ユーザーの追加」画面の「ロール」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「ロール」リスト これらのロールは「ロール」フィールドに表示されます。
「グループ/権限」リスト 選択したロールに関連付けられているセキュリティ・グループ権限が一覧表示されます。
「ロールの追加」ボタン 「ロールの追加」画面が表示され、ドロップダウン・リストからロールを選択できます。
「ロールの削除」ボタン 選択したロールをユーザー・ログインから削除します。

A.2.4.7 「ロールの追加」画面

「ロールの追加」画面は、ユーザーにロールを割り当てるために使用します。この画面にアクセスするには、「ユーザーの追加/編集」画面: 「ロール」タブ「ロールの追加」をクリックします。

「ロールの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「ロール名」フィールド ユーザーに割り当てるロールをリストから選択します。

A.2.4.8 「ユーザーの追加/編集」画面: 「アカウント」タブ

「ユーザーの追加/編集」画面の「アカウント」タブは、ユーザーにアカウントを割り当てるために使用します。このタブにアクセスするには、「ユーザーの追加/編集」画面「アカウント」をクリックします。

このタブは、アカウントが有効になっている場合にのみ使用できます。

Usserユーザー画面の「アカウント」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「アカウント」リスト このユーザー・ログインに割り当てられているアカウントが表示されます。デフォルトでは、すべての新規ユーザーには、アカウントにないドキュメントに対する読取り、書込み、削除および管理権限が割り当てられています。
「追加」ボタン アカウント権限の追加または編集の画面を表示します。
「編集」ボタン アカウントの事例を表示します。
「削除」ボタン 新規アカウントを削除できます。
「デフォルトのアカウント」リスト このユーザーのコンテンツ・チェックイン・フォーム・ページにデフォルト値として入力するアカウントを選択します。ユーザーが少なくとも読取り/書込み権限を持っているすべてのアカウントが表示されます。

A.2.4.9 「オプション・リスト」画面

「オプション・リスト」画面は、ユーザーのグループ化に使用できるオプションのリストを作成するために使用します。この画面には、様々なインタフェースからアクセスできます。ユーザーをグループ化する場合は、「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(ローカル・ユーザー)および「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(グローバル・ユーザー)にある「ユーザー・タイプ」メニューからこの画面にアクセスできます。

これらのオプション・リストはOracle Content Serverインスタンスでのセキュリティ機能はなく、単にユーザーをグループ化する手段となります。

「ユーザー・タイプのオプション・リスト」画面
要素 説明
オプション・リスト ここに入力した値は、「ユーザー・タイプ」または「組織パス」で選択できるようになります。各値の間には改行を入力し、1行ごとに1つの値を指定する必要があります。
「昇順」オプション リストをアルファベット順にソートします。
「降順」オプション リストを逆方向のアルファベット順にソートします。
「大文字小文字を区別しない」チェック・ボックス 選択: 大文字と小文字に関係なく、リストをアルファベット順にソートします。

選択解除: 大文字で開始する値が、小文字で開始する値とは別にグループ化されます。

「今すぐソートする」ボタン 「昇順」、「降順」および「大文字小文字を区別しない」の各オプションで指定された方法でリストをソートします。

A.2.4.10 「ユーザー管理」画面: 「エイリアス」タブ

「ユーザー管理」画面の「エイリアス」タブは、エイリアスを追加、編集および削除するために使用します。このタブにアクセスするには、「ユーザー管理」画面を表示し、「エイリアス」をクリックします。

「ユーザーの追加」画面の「エイリアス」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「名前」列 エイリアス名が表示されます。
「説明」列 各エイリアスの説明。
「追加」ボタン 「新しいエイリアスの追加」/「エイリアスの編集」画面が表示されます。
「編集」ボタン 「新しいエイリアスの追加」/「エイリアスの編集」画面が表示されます。
「削除」ボタン 選択したエイリアスを削除できます。

A.2.4.11 「新しいエイリアスの追加」/「エイリアスの編集」画面

「新しいエイリアスの追加」/「エイリアスの編集」画面は、エイリアスのユーザー・ログインを追加、編集および削除するために使用します。この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面: 「エイリアス」タブ「追加」または「編集」をクリックします。

ユーザー・エイリアスの追加画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「エイリアス名」フィールド エイリアス名は30文字以内にする必要があります。次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ; : ^ ? @ & + " # % < * ~ |
「別名の表示名」フィールド ディスプレイに表示されるエイリアス名。
「説明」 フィールド 最大で80文字です。
「ユーザー」リスト エイリアスに含まれているユーザー・ログインが一覧表示されます。
「追加」ボタン 「ユーザーの選択」画面を表示します。
「削除」ボタン 選択したユーザー・ログインがエイリアスから削除されます。

A.2.4.12 「ユーザーの選択」画面

「ユーザーの選択」画面は、エイリアスにユーザー・ログインを追加するために使用します。この画面にアクセスするには、「新しいエイリアスの追加」/「エイリアスの編集」画面「追加」をクリックします。

「ユーザーの選択」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「フィルタの使用」チェック・ボックス このチェック・ボックスを選択すると、「ユーザー」リストが「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面の定義に従って絞り込まれます。
「フィルタの定義」ボタン 「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面を表示します。
「列の表示」ボタン 「列の表示」画面を表示します。
「ユーザー」リスト フィルタ設定に一致するユーザーを表示します。列の説明は、「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面を参照してください。

A.2.4.13 サブ管理インタフェース: 「権限の編集」画面

「権限の編集」画面は、ロールにサブ管理権限を割り当てるために使用します。この画面にアクセスするには、ロールを選択し、「ロールの権限」画面「アプレット権限の編集」をクリックします。

「権限の編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「権限.アプレット.ユーザー管理」チェック・ボックス ユーザー管理アプリケーションにサブ管理権限を割り当てます。
「権限.アプレット.Webレイアウト」チェック・ボックス Webレイアウト・エディタ・アプリケーションにサブ管理権限を割り当てます。
「権限.アプレット.リポジトリ・マネージャ」チェック・ボックス リポジトリ・マネージャ・アプリケーションにサブ管理権限を割り当てます。
「権限.アプレット.ワークフロー」チェック・ボックス ワークフロー管理アプリケーションにサブ管理権限を割り当てます。

A.2.4.14 「ユーザー管理」画面: 「情報フィールド」タブ

「ユーザー管理」画面の「情報フィールド」タブは、ユーザー情報フィールドを追加、編集および削除するために使用します。このタブにアクセスするには、「ユーザー管理」画面を表示し、「情報フィールド」をクリックします。

  • 「情報フィールド」タブでフィールドを追加すると、そのフィールドは「ユーザー」タブのユーザー情報にも追加されます。

  • 新規ユーザー・フィールドを追加した後で、検索索引を再構築する必要はありません。

「ユーザー管理」画面の「情報フィールド」タブ
要素 説明
「上へ」ボタン リストで選択したユーザー情報フィールドを上に移動します。
「下へ」ボタン リストで選択したユーザー情報フィールドを下に移動します。
「名前」列 ユーザー情報フィールドの名前。
「カスタム」列 いいえ: システム(定義済)ユーザー情報フィールドを示します。はい: カスタム・ユーザー情報フィールドを示します。
「タイプ」列 フィールドのタイプ:

テキスト: 30文字。

ロング・テキスト: 200文字。

日付: 日付フォーマット(たとえば、English-USロケールの場合、dd/mm/yyyyまたはdd/mm/yy)。

メモ: 255文字。

整数: -231から2 31(-20億から+20億)。デフォルトでは、整数は自然数であるため、小数値およびカンマは使用できません。

「キャプション」列 Oracle Content Serverページに表示されるフィールド・ラベル。
「オプション・リスト」列 False: ユーザー情報フィールドには、オプション・リストがありません。

True: ユーザー情報フィールドにはオプション・リストがあります。

「追加」ボタン 「メタデータ・フィールド名の追加」画面を表示します。ここでは、新しいフィールド名を追加できます。
「編集」ボタン メタデータ・フィールドの編集画面を表示します。
「削除」ボタン 選択したカスタム・ユーザー情報フィールドを削除します(システム・ユーザー情報フィールドは削除できません)。
「データベース設計の更新」ボタン 「データベース設計の更新」画面を表示します。

A.2.4.15 「メタデータ・フィールド名の追加」画面

メタデータ・フィールドの追加画面は、カスタム・ユーザー情報フィールドの名前を定義するために使用します。この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面: 「情報フィールド」タブ「追加」をクリックします。

「メタデータ・フィールド名の追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「フィールド名」フィールド 重複する名前は使用できません。最大フィールド長は29文字です。次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ^ ? : @ & + " # % < * ~ |

カスタム・ユーザー情報フィールドを追加すると、名前を確実に一意にし、予約名との競合を防ぐために、自動的に「u」という接頭辞が名前に付加されます。ただし、ユーザー・ログイン表の列に、制限付きの名前を誤って使用しないように注意する必要があります。これは、データベース内の予約名と競合する可能性があるためです。

たとえば、新しいカスタム・ユーザー情報フィールドの名前として「ID」を使用すると、接頭辞を追加した結果が「UID」となり、エラーの原因になります。これは、UIDが予約されたデータベース名であるためです。

同様に、カスタム・メタデータ・フィールドを定義すると、名前を確実に一意にし、予約名との競合を防ぐために、自動的に「x」という接頭辞が名前に付加されます。

「OK」 ボタン メタデータ・フィールドの編集画面を表示します。

A.2.4.16 「メタデータ・フィールドの編集」画面

メタデータ・フィールドの編集画面は、ユーザー情報フィールドを定義するために使用します。この画面にアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

「メタデータ・フィールドの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「フィールド・キャプション」フィールド Oracle Content Serverページに表示されるフィールドのラベル。
フィールド・タイプ テキスト: 30文字。

ロング・テキスト: 100文字。

日付: 日付フォーマット(たとえば、English-USロケールの場合、dd/mm/yyyyまたはdd/mm/yy)。

メモ: 255文字。

整数: -231から231(-20億から+20億)。デフォルトでは、整数は自然数であるため、小数値およびカンマは使用できません。

ビット・フラグのオーバーライド 内部使用。
「管理者のみ編集可」チェック・ボックス 選択: フィールドはユーザー・プロファイル・ページに表示されません。ただし、このフィールドは「ユーザー管理」アプレットを介して管理ユーザーに表示されます。

選択解除: フィールドはユーザー・プロファイル・ページに表示されます。

「表示専用フィールド」チェック・ボックス 選択: フィールドはユーザー・プロファイル・ページに表示されますが、ユーザーはこのフィールドを編集できません。

選択解除: 「管理者のみ編集可」チェック・ボックスが選択解除されている場合、ユーザーはユーザー・プロファイル・ページで「表示専用」フィールドを編集できます。

「オプション・リストの有効化」チェック・ボックス 選択すると、フィールドにオプション・リストが表示されます。このリストは「オプション・リスト・タイプ」および「オプション・リスト・キー」によって定義されます。「情報フィールド」タブの「オプション・リスト」には、TrueまたはFalseの値が表示されます。

A.2.4.17 「データベース設計の更新」画面

「データベース設計の更新」画面は、Oracle Content Serverデータベースのユーザー情報フィールドを追加または削除するために使用します。この画面にアクセスするには、「メタデータ・フィールドの編集」画面でユーザー情報フィールドを追加または削除し、「データベース設計の更新」をクリックします。

「データベース設計の更新」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
追加する情報フィールド データベースの最終更新時以降に追加されたユーザー情報フィールドが表示されます。
削除する情報フィールドのチェック・ボックス データベースの最終更新時以降に削除されたユーザー情報フィールドが表示されます。

選択: ユーザー情報フィールドはデータベースから削除されます。

選択解除: ユーザー情報フィールドはデータベースから削除されません。フィールドは、「ユーザー管理」画面とユーザー・プロファイル・ページには表示されませんが、データベースには存在しています。


A.2.5 プロキシ接続インタフェース

プロキシ接続を作成する場合、次の画面を使用します。

A.2.5.1 「資格証明マップ」画面

資格証明マップでは、管理者が特定のユーザーの資格証明を作成し、Oracle Content Serverのマスター・インスタンスとOracle Content Serverのプロキシ・インスタンス間のアクセスをユーザーが制御できるようにマップできます。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」を選択し、次に「資格証明マップ」を選択します。

「資格証明マップの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「マップ識別子」フィールド 資格証明マップの一意の識別子を入力します。
「値」フィールド 資格証明値を2列単位で入力します。列のセパレータとしてはカンマを、行のセパレータとしては改行を使用します。最初の列には入力値を指定します。2 番目の列には出力値を指定します。
「更新」ボタン 資格証明マップページに指定されている資格証明値を入力します。

A.2.5.2 「プロキシ接続の認証/認可情報」画面

この画面では、管理者が名前付きパスワードを作成できます。名前付きパスワードは、名前によって特定のプロキシ接続に割り当てられるパスワードです。このページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、次に「接続パスワード」を選択します。

プロキシ接続の認証/認可情報
要素 説明
「プロキシ接続名」フィールド プロキシ接続の名前。
「説明」 フィールド プロキシ接続の簡単な説明。
「パスワード」フィールド プロキシ接続に割り当てるパスワード。
パスワードの確認フィールド プロキシ接続に割り当てるパスワード。
「IPアドレス・フィルタ」フィールド クライアントのOracle Content ServerインスタンスのIPアドレス番号。
「HTTP IPフィルタ」フィールド クライアントのOracle Content ServerインスタンスのIPアドレスに適用される、HTTP IPアドレス・フィルタ。
「更新」ボタン 変更された情報を使用してページを更新します。

A.3 コンポーネント・インタフェース

この項では、Oracle Content Serverのコンポーネントおよびサーバー機能で使用されるインタフェースについて説明します。この付録には、次の項があります。

コンポーネント・ウィザードを表示するには、次の操作を実行します。

「コンポーネント・リスト」画面およびコンポーネント・ウィザードのメイン画面が表示されます。

A.3.1 「コンポーネント・リスト」画面

「コンポーネント・リスト」画面は、最初にコンポーネント・ウィザードにアクセスしたときに表示されます。現在インストールされているすべてのコンポーネントが一覧表示されます。この画面にアクセスするには、コンポーネント・ウィザードを起動するか、またはコンポーネント・ウィザードのメイン画面「オプション」から「開く」を選択します。

「コンポーネント・リスト」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 関数
「タグのフィルタリングの有効化」チェック・ボックス カスタム・コンポーネントのタグのフィルタリングを有効にします。
「フィルタの更新」ボタン タグのフィルタリングに使用されるフィルタを更新します。
「挿入タグ・フィルタ」メニュー 使用可能な挿入タグ・フィルタのメニューを表示します。
「除外タグ・フィルタ」メニュー 使用可能な除外タグ・フィルタのメニューを表示します。
「カスタム・コンポーネント」リスト Oracle Content Serverインスタンスにインストールされたコンポーネントごとに、名前、ステータス(有効または無効)、場所、コンポーネント定義ファイルのタイプを表示します。
「追加」ボタン 「コンポーネントの追加」画面を表示します。
「開く」ボタン 選択されたコンポーネントをコンポーネント・ウィザードで開きます。
「インストール」ボタン 「インストール」画面を表示します。
「アンインストール」ボタン 選択されたコンポーネントをOracle Content Serverインスタンスから削除します(コンポーネント・ファイルはファイル・システムに残りますが、コンポーネントのリストには表示されなくなります)。
「有効化」ボタン 選択されたコンポーネントを有効にします。
「無効化」ボタン 選択されたコンポーネントを無効にします。
「ヘルプ」ボタン 「コンポーネント・リスト」画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.2 コンポーネント・ウィザードのメイン画面

コンポーネント・ウィザードのメイン画面は、Oracle Content Serverのコンポーネントを管理するために使用します。

「コンポーネント・ウィザード」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「オプション」メニュー
コンポーネントおよび設定を使用するためのオプションを表示します。
「ビルド」メニュー
コンポーネント・ファイルをzipファイルにパッケージするために使用します。
「ヘルプ」メニュー
オンライン・マニュアルへのリンクを提供します。
「サマリー」フィールド コンポーネントの名前、コンポーネント定義ファイルの場所とファイル名、およびコンポーネントのステータス(有効または無効)を表示します。
「エディタの起動」ボタン(右最上部) デフォルトのテキスト・エディタにコンポーネント定義ファイル(glueファイル)を表示します。
「リソースの定義」タブ コンポーネントに定義されているカスタム・リソース定義を表示します。特定のカスタム・リソース定義を選択すると、その定義のカスタムHTMLインクルードおよびカスタム・データ・インクルードを表示できるようにタブが拡張されます。
「カスタム・リソース定義」リスト コンポーネントに定義されているカスタム・リソース定義を表示します。各定義は、タイプ別およびファイル名別に表示されます。
「追加」ボタン

(「カスタム・リソース定義」タブ)

新しいリソース・ファイルをコンポーネントに追加するために使用する「リソースを追加します。」画面を表示します。
「削除」ボタン 選択したリソースをコンポーネントから削除します。
「エディタの起動」ボタン

(「リソースの定義」タブ)

選択したリソース・ファイルをデフォルトのテキスト・エディタに表示します。
「再ロード」ボタン 選択したリソースのコンポーネント定義ファイルを再ロードします。
カスタム・リソース・ペイン 「カスタム・リソース定義」リストで選択したリソースのカスタム・パラメータを表示します。このペインはリソースのタイプごとに異なり、HTMLインクルード、データ・インクルード、カスタム文字列、カスタム環境パラメータ、表名などを表示できます。カスタム・リソースを追加、編集または削除できます。
「Javaコード」タブ コンポーネントに定義されているカスタムJavaコードを表示します。
「インストール/アンインストール設定」タブ コンポーネントにインストール・フィルタまたはアンインストール・フィルタがあるかどうか、コンポーネントにプリファレンス・リソースおよびプリファレンス・プロンプトが設定されているかどうかなど、カスタム・インストール・パラメータを表示します。設定を追加、編集または削除できます。

A.3.2.1 「オプション」メニュー

「オプション」メニューには、コンポーネントおよび設定の操作に使用するオプションが用意されています。

メニュー項目 説明
追加 「コンポーネントの追加」画面を表示します。
開く 「コンポーネント・リスト」画面を表示します。
閉じる 開いているコンポーネントが閉じます。
インストール 「インストール」画面を表示します。
有効化 コンポーネント・ウィザードで開かれているコンポーネントを有効にします。
無効化 コンポーネント・ウィザードで開かれているコンポーネントを無効にします。
構成 「コンポーネントの構成」画面を表示します。
Readmeファイルの編集 開かれているコンポーネントのreadme.txtファイルがデフォルトのテキスト・エディタに表示されます。コンポーネントにreadme.txtファイルがない場合は、空のreadme.txtファイルが作成されます。
HTMLエディタの設定 「HTMLエディタの構成」画面が表示されます。この画面は、HTMLエディタ・パスの入力に使用します。
終了 コンポーネント・ウィザードを終了します。

A.3.2.2 「ビルド」メニュー

「ビルド」メニューは、コンポーネント・ファイルをzipファイルにパッケージ化するために使用します。

メニュー項目 説明
ビルドの設定 「ビルドの設定」画面が表示されます。この画面は、コンポーネントzipファイルのビルド時に使用される設定を指定するために使用します。
ビルド 「ビルド」画面が表示されます。この画面は、コンポーネントzipファイルをビルドするために使用します。

A.3.2.3 「ヘルプ」メニュー

この画面には、オンライン・ドキュメントへのリンクが表示されます。

メニュー項目 説明
目次 システム管理者用のオンライン・ヘルプを表示します。
コンテンツ・サーバーについて Oracle Content Serverインスタンスのバージョン、ビルドおよび著作権情報を表示します。

A.3.3 コンポーネント作成画面

次の画面は、カスタム・コンポーネントをビルドするために使用します。

A.3.3.1 「コンポーネントの追加」画面

「コンポーネントの追加」画面は、新しいコンポーネントをOracle Content Serverインスタンスに追加するために使用します。この画面にアクセスするには、コンポーネント・ウィザードのメイン画面「オプション」「追加」を選択するか、または「コンポーネント・リスト」画面「追加」をクリックします。

「コンポーネントの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 関数
「新規コンポーネントを作成します。」オプション Oracle Content Serverインスタンスにカスタム・コンポーネントを作成するには、このオプションを選択します。
「名前」 フィールド わかりやすいコンポーネント名を割り当てます。名前に空白を含めることはできません。
「ディレクトリ」フィールド コンポーネント定義ファイルの保存先となる、Oracle Content Serverのインストール・ディレクトリを基準にした相対ディレクトリを入力します。一般的に、カスタム・コンポーネントはカスタム・ディレクトリに保存されます。
「既存のものをコピー」チェック・ボックス 選択: 新しいコンポーネントは、すべてのリソースと他のコンポーネント・ファイルを含め、既存のコンポーネントのコピーとなります。既存のコンポーネント定義ファイル(.hda)のパスおよびファイル名を入力します。新しいコンポーネントは一意の名前である必要があります。

選択解除: 新しいコンポーネントは、リソース・ファイルが1つも含まれないまま作成されます。

「参照」ボタン 既存のコンポーネント定義ファイルにナビゲートし、選択するために使用します。
「既存のコンポーネントを使用します。」オプション 既存のコンポーネントをOracle Content Serverインスタンスに追加するには、このオプションを選択します。
「ファイル・パス」フィールド 既存のコンポーネントのパスおよびファイル名。
「参照」ボタン 既存のコンポーネント定義ファイルにナビゲートし、選択するために使用します。
「OK」 ボタン コンポーネントをOracle Content Serverインスタンスに追加します。
「取消」 ボタン コンポーネントを追加しないで画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「コンポーネントの追加」画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.2 「インストール」画面

「インストール」画面は、Oracle Content Serverインスタンスにコンポーネントのzipファイルをインストールするために使用します。この画面にアクセスするには、コンポーネント・ウィザードのメイン画面「オプション」「インストール」を選択するか、「コンポーネント・リスト」画面「インストール」をクリックします。

「インストール(コンポーネント)」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「選択」ボタン 展開するZipファイルまでナビゲートして選択するために使用します。
「エントリ・タイプ」列 コンポーネントzipファイルに含まれている項目を表示します。
「現在のルート接頭辞」列 関連コンポーネント・ファイルがインストールされるルート・ディレクトリ。
「場所」列 コンポーネント・ファイルのサブディレクトリまたはファイル名。
「OK」 ボタン コンポーネントのパッケージをOracle Content Serverインスタンス上に展開します。
「取消」 ボタン コンポーネントのパッケージを展開せずに画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン パッケージの展開画面のヘルプ・ページが表示されます。

A.3.3.3 「コンポーネントの構成」画面

「コンポーネントの構成」画面は、コンポーネント・ウィザード内からコンポーネント・ファイルの編集に使用するプログラムを指定するために使用します。この画面にアクセスするには、コンポーネント・ウィザード・アプリケーションの「オプション」から「構成」を選択します。

FrontPageなどのグラフィカルなHTMLエディタではなく、ワードパッドなどのテキスト・エディタを指定します。グラフィカル・エディタでは、HTMLタグを挿入または変更できますが、IdocスクリプトのタグがOracle Content Serverインスタンスで認識されない文字列に変換される可能性があります。

「コンポーネントの構成」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「HTMLエディタのパス」フィールド 編集プログラムの実行可能ファイルのパスとファイル名。たとえば、c:/Program Files/Windows NT/accessories/wordpad.exe
「参照」ボタン ファイルにナビゲートして選択するために使用します。
「OK」 ボタン 指定したファイルを編集プログラムとして設定します。
「取消」 ボタン 編集プログラムを変更しないで画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「コンポーネントの構成」画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.4 「アクションの追加」/「アクションの編集」画面

「アクションの追加」/「アクションの編集」画面は、新規に定義したコンポーネント・サービスに関連付けられているアクションを指定するために使用します。

「アクションの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「タイプ」リスト アクションのタイプを選択します。定義済のアクション・タイプを参照してください。
「アクション」リスト リストからアクションを選択するか、またはカスタム・アクションを入力します。オプション・リストには、「タイプ」リストから選択したオプションに関連付けられている定義済のアクションが表示されます。
「パラメータ」フィールド アクションでパラメータが必要になる場合は、そのパラメータをカンマ区切りリストとして入力します。
  • アクション・タイプが問合せの選択およびキャッシュ問合せの選択である場合、第1パラメータは問合せから返されたResultSetにアクションが割り当てる名前となります。このResultSetは、テンプレート・ページで参照できます。

  • アクション・タイプが「オプション・リストのロード」の場合、パラメータはオプションです。ただし、パラメータを指定する場合、第1パラメータはオプション・リストがロードされるキー、第2パラメータはHTMLページに表示するために選択した値となります。

「制御マスク」チェック・ボックス 制御マスクは、データベースへの問合せ結果を制御します。
「エラー・メッセージ」フィールド このアクションで表示するエラー・メッセージを入力します。このアクション・エラー・メッセージは、サービスの属性として用意されているエラー・メッセージをオーバーライドします。
  • アクション・エラー・メッセージは、空でない場合、アクティブなエラー・メッセージになります。

  • アクション・エラー・メッセージが空の場合、エラー・メッセージは前のアクションから変わりません。

「OK」 ボタン 「サービスの追加」/「サービスの編集」画面の「アクション」リストにアクションを保存します。
「取消」 ボタン サービス・アクションを作成しないで「アクションの追加」/「アクションの編集」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「アクションの追加」/「アクションの編集」画面のこのヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.4.1 事前定義済アクション・タイプ

サービスには次のアクション・タイプを指定できます。

  • 問合せの選択: このアクション・タイプは、問合せを選択し、即時に破棄するために使用します。

  • 問合せの実行: このアクション・タイプは、問合せを実行するために使用します。

  • Javaメソッド: このアクション・タイプは、サービスを実装するJavaクラスの一部であるメソッドを適用するために使用します。次のJavaメソッド・アクションを「アクション」リストから選択できます。


    注意:

    定義済の問合せの詳細は、IdcHomeDir/resources/core/tablesディレクトリにあるquery.htmworkflow.htmおよびindexer.htmの各ファイルを参照してください。

    Javaメソッドのアクション 説明
    checkSecurity このメソッドは、チェックイン、チェックアウト、削除など、特定のドキュメントに対するアクションのセキュリティを検証するために使用します。この場合、ログインしたユーザーのセキュリティ・グループとアカウント権限と、指定されたアクションを実行するためのサービスのアクセス・レベルを比較してチェックします。

    パラメータを使用しないか、またはResultSetの名前を示す1つのパラメータを使用します。

    createResultSetSQL このメソッドは、指定されたパラメータではなく、データ・バインダから取得するパラメータ(dataSourceおよびwhereClauseローカル・データ)で問合せを実行します。また、データ・バインダに見つかった結果セット名(resultName)を使用して、ローカル・データに結果を配置します。

    パラメータは取りません。

    doSubService このメソッドは、サブサービスを実行します。

    サブサービスの名前である1つのパラメータを使用します。

    loadDefaultInfo このメソッドは、チェックインの作成およびページの更新を行うために使用します。最初にloadDefaultInfoフィルタを実行してから、環境情報、コンテンツ・タイプ、フォーマットおよびアカウントをロードします。

    パラメータは取りません。

    loadMetaOptionsLists このメソッドは、最初にloadMetaOptionsListsフィルタを実行し、DocMetaDefinition表で参照されるすべてのオプション・リストをロードします。

    パラメータは取りません。

    loadSharedTable このメソッドは、サーバー・キャッシュされた表をテンプレートで使用可能にするために使用します。このメソッドは、データがすでにサーバーにキャッシュされている場合に、問合せを実行するかわりに使用します。

    2つのパラメータを使用します。最初のパラメータは、サーバーのキャッシュされている表で検索する表の名前です。2つ目のパラメータは、その表がデータに追加される場合に表に付けられる名前です。

    loadSharedTableRow このメソッドは、特定のユーザーに関するデータなど、キャッシュされている情報を取得するために使用します。リクエスト・データ内のキーの値は、キャッシュされている表の行を検索するために使用します。行の値は、列の名前をキーとして使用してローカル・データにマップされます。

    2つのパラメータを使用します。最初のパラメータは、サーバーのキャッシュされている表で検索する表の名前です。2つ目のパラメータは、データベースの列を指定する引数とリクエスト・データの検索キーです。

    mapResultSet このメソッドは、サービスで結果セットの最初の行の一部のみ格納する必要がある場合にタイプ5のアクションを置換するために使用します。指定された問合せを実行し、結果セットの最初の行の指定された列をローカル・データにマップします。

    少なくとも3つのパラメータを使用します。最初のパラメータは、選択問合せの名前です。その後に指定するパラメータは、カンマ区切りのペアにする必要があります。ペアの最初のメンバーは列名であり、2つ目のメンバーは行値をローカル・データに挿入するために使用されるキーです。

    refreshCache このメソッドは、指定されたサブジェクトのリフレッシュを実行します。

    1つ以上のパラメータを使用し、パラメータはサブジェクトのカンマ区切りリストとして指定します。

    renameValues このメソッドは、ある変数から別の変数に値を割り当てます。

    パラメータ・セットを1つ以上使用し、パラメータ・セットはカンマ区切りのペアである必要があります。ペアの最初のメンバーはデータ・バインダで検索される変数名であり、2つ目のメンバーは見つかった値をローカル・データに格納する変数名です。

    setConditionVars このメソッドは、条件変数を真(1)または偽(0)に設定します。これらの値はHTMテンプレート・ページでのみテストできます。これらはローカル・データには挿入されません。

    パラメータ・セットを1つ以上使用し、パラメータ・セットはカンマ区切りのペアである必要があります。ペアの最初のメンバーは条件変数の名前であり、2つ目のメンバーは値(1または0)です。

    setLocalValues このメソッドは、名前/値のペアをローカル・データに配置します。

    パラメータ・セットを1つ以上使用し、パラメータ・セットはカンマ区切りのペアである必要があります。ペアの最初のメンバーは変数名であり、2つ目のメンバーは値です。


  • オプション・リストのロード: このアクション・タイプは、システムに格納されているオプション・リストをロードするために使用します。

  • キャッシュ問合せの選択: このアクション・タイプは、問合せを選択し、問合せ結果をキャッシュするために使用します。

A.3.3.5 「追加」画面

「追加」画面は、ビルド・プロセス中に、コンポーネントzipファイルにインクルードする内容を指定するために使用します。

「追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「エントリ・タイプ」リスト コンポーネントzipファイルにインクルードするアイテムのタイプを選択します。各エントリ・タイプには、変更不可のデフォルトの場所(現在のルート接頭辞)があります。「コンポーネント・クラス」オプションにより、コンポーネントおよび関連ファイルはコンポーネント・ディレクトリに配置されます。

コンポーネントでOracle Content Serverソフトウェアの旧バージョン(リリース7.0以前)が必要になる場合、「エントリ・タイプ」オプションのうち、「コンポーネント・クラス」、「コンポーネント・ライブラリ」、「Bin」、「データ」、「Webレイアウト」および「リソース」には互換性がありません。

「現在のルート接頭辞」フィールド コンポーネントzipファイルを展開したときに、指定したファイルがコピーされるディレクトリを表示します。
「サブディレクトリまたはファイル」フィールド 選択したタイプのコンポーネント・ファイルが保存されているサブディレクトリを入力するか、または個々のファイル名を入力します。個々のファイルが現在のルート接頭辞のサブディレクトリに保存されている場合は、ファイル名とともにそのサブディレクトリも入力します。たとえば、new_custom/new_component.htmと入力します。
「Jarの作成」チェック・ボックス 選択: Jarファイルが作成され、manifestファイルにインクルードされます。このオプションを選択すると、「Javaソースのインクルード」オプションが有効になります。

選択解除: Jarファイルは作成されません。

「Javaソースのインクルード」チェック・ボックス 選択: Javaソース・コードをコンポーネントに同梱できるようにソース・ファイルをインクルードします。このオプションは、「Jarの作成」チェック・ボックスを選択している場合にのみ使用可能になります。

選択解除: ソース・ファイルはインクルードされません。

「OK」 ボタン 指定したアイテムをコンポーネントzipファイル・リストに追加します。
「取消」 ボタン アイテムをコンポーネントzipファイル・リストに追加しないで「追加」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「追加」画面のこのヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.6 「問合せ表情報の追加」画面

「問合せ表情報を追加します。」画面は、コンポーネントの問合せとともに使用するデータベース表を指定するために使用します。

「問合せ表情報を追加します。」画面
要素 説明
「表名」フィールド 新しいリソース用に作成される問合せ表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント、アンダースコア、文字列Queriesがこの順に連結された値となります。
「戻る」ボタン 「リソースを追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン 「問合せの追加」画面を表示します。
「終了」ボタン 新しい問合せリソースを作成します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。
「取消」 ボタン 新しいリソースを作成せずに「問合せ表情報を追加します。」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「問合せ表情報を追加します。」画面に関する、このヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.7 「サービス表情報の追加」画面

「サービス表情報を追加します。」画面は、コンポーネントのサービスによって使用されるデータベースを指定するために使用されます。

「サービス表情報を追加します。」画面
要素 説明
「表名」フィールド 新しいリソース用に作成されるサービス表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント名、アンダースコア、文字列Servicesがこの順に連結された値となります。
「戻る」ボタン 「リソースを追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン 「サービスの追加」画面を表示します。
「終了」ボタン 新しいサービス・リソースを作成します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。
「取消」 ボタン 新しいリソースを作成せずに「サービス表情報を追加します。」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「サービス表情報を追加します。」画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.8 「動的リソース情報表の追加」画面

「動的リソース情報表の追加」画面は、カスタム・コンポーネントで使用される動的表を作成するために使用します。

「動的リソース情報表を追加します。」画面
要素 説明
「表名」フィールド 新しいリソース用に作成される動的表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント名の後にアンダースコアが連結された値となります。
「マージ先」チェック・ボックスおよびフィールド 新しい動的表に対してマージ・ルールを作成するために使用します。このチェック・ボックスを選択し、事前定義動的表のリストからターゲット表を選択するか、またはカスタム表の名前を入力します。
「戻る」ボタン 「リソースを追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン 非アクティブ(動的リソース表を定義する他の画面はありません)。
「終了」ボタン 「列情報」画面を表示します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。
「取消」 ボタン 新しいリソースを作成せずに「動的リソース情報表の追加」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「動的リソース情報表の追加」画面に関する、このヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.8.1 事前定義された動的表

次の動的リソース表は、Oracle Content Serverインスタンスで事前定義されています。

表名 マージ列 説明
IgnoredFlexFields templatename、flexareaname、fields 特定のテンプレート・ページから、任意のカスタム・メタデータ・フィールドを除外するために使用します。templatename列およびflexareaname列の両方でワイルドカードがサポートされています。

A.3.3.9 「静的リソース表情報の追加」画面

「静的リソース表情報を追加します。」画面は、コンポーネントの静的リソースを指定するために使用します。

「静的リソース表情報の追加」画面。
要素 説明
「表名」フィールド 新しいリソース用に作成される静的表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント名の後にアンダースコアが連結された値となります。
「マージ先」チェック・ボックスおよびフィールド 新しい静的表に対してマージ・ルールを作成します。このチェック・ボックスを選択し、事前定義静的表のリストからターゲット表を選択するか、またはカスタム表の名前を入力します。
「戻る」ボタン 「リソースを追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン 非アクティブ(静的リソース表を定義する他の画面はありません)。
「終了」ボタン 「列情報」画面を表示します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。
「取消」 ボタン 「静的リソース表情報を追加します。」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「静的リソース表情報を追加します。」画面に関する、このヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.9.1 事前定義静的表

次の静的リソース表は、Oracle Content Serverインスタンスで事前定義されています。

表名 マージ列 表の場所(IdcHomeDir/resources/ core/tables/内) 説明
ColumnTranslation upper_clmns_map.htm 大文字のデータベース・フィールドが変換後のフィールド名とともに含まれます。この表は、すべての大文字を使用するデータベース(Oracleなど)に必要です。
DataSources name、dataSource、useMaxRows std_resources.htm Webレイアウト・エディタでレポートを作成するために実行される問合せが含まれます。
IdocScriptExtensions name、class、loadOrder std_resources.htm ScriptExtensionsAdaptorの特殊化が含まれます。新しいIdocスクリプト関数と変数を作成するために使用します。
ServiceHandlers serviceName、handler、searchOrder std_resources.htm ServiceHandlerのベース・クラスの特殊化が含まれます。サーバー・スクリプトのJava関数を処理するJavaメソッドを定義します。
SubscriptionTypes type、fields、description std_resources.htm ドキュメントのサブスクリプション・タイプが含まれます。デフォルトのサブスクリプションは、ドキュメント名別です。この表では、ドキュメントの条件サブスクリプションを定義できます。
UserMetaDefinition umdName、umdType、umdCaption、umdIsOptionList、umdOptionListType、umdOptionListKey、umdIsAdminEdit、umdOverrideBitFlag std_resources.htm 補助ユーザー・メタデータ・フィールドの定義が含まれます。umdOverrideBitFlagの値は、16 (0x10)以上で開始する必要があります。これらのフィールドの適切な内容の説明は、DocMetaDefinitionデータベース表の設計を参照してください。

A.3.3.10 「テンプレート表情報の追加」画面

「テンプレート表情報を追加します。」画面は、コンポーネントで使用されるテンプレート用に、アクセスする表を指定するために使用します。

「テンプレート表情報の追加」画面。
要素 説明
「表名」フィールド 新しいリソース用に作成されるテンプレート表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント名の後にアンダースコアが連結された値となります。
「マージ表」リスト 新しい動的表に対してマージ・ルールを作成します。事前定義テンプレート表のリストからターゲット表を選択します。
「戻る」ボタン 「リソースを追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン 選択したマージ表に応じて、Intradocテンプレートの追加画面または検索結果テンプレートの追加画面を表示します。
「終了」ボタン 新しいテンプレート・リソースを作成します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。
「取消」 ボタン 新しいリソースを作成せずに「テンプレート表情報を追加します。」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「テンプレート表情報を追加します。」画面に関する、このヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.10.1 事前定義されたテンプレート表

Oracle Content Serverインスタンスでは、次のテンプレート表が事前定義されています。

表名 マージ列 説明
IntradocTemplates name、class、formtype、filename、description これは、Oracle Content Serverインスタンスで使用されるテンプレートを定義するResultSet表です。
SearchResultTemplates name、formtype、filename、outfilename、flexdata、description この表は、検索エンジンから返される結果で使用する結果テンプレートをメモリー内に作成するために使用します。

A.3.3.11 「HTMLリソース・インクルード/文字列の追加」/HTMLリソース・インクルード/文字列の編集画面

「HTMLリソース・インクルード/文字列の追加」/HTMLリソース・インクルード/文字列の編集画面は、カスタマイズしたHTMLリソースまたはカスタマイズした文字列リソースをコンポーネントに指定するために使用します。

「HTMLリソース・インクルード/文字列の追加」画面。
要素 説明
「リソース・タイプ」オプション インクルード: リソースにはHTMLインクルードを定義します。

文字列: リソースにはロケール依存文字列を定義します。

「名前」 フィールド 作成するインクルードまたは文字列の名前を入力するか、または「選択」をクリックして定義済インクルードから始めます。

文字列名を入力する場合は、次の接頭辞表記規則に従います。

syStringName: システム・レベルのメッセージおよびエラー。

csStringName: Oracle Content Serverメッセージおよびログ・メッセージ(これは、最もよく使用される文字列タイプです)。

wwStringName: Webページで使用する文字列。

apStringName: アプレットに使用する文字列。

「選択」ボタン 定義済インクルードを表示する「リソース選択ダイアログ」画面を表示します。このボタンは、「インクルード」オプションを選択しているときにのみ使用可能になります。
コードフィールド このフィールドで直接編集できるインクルードまたは文字列のコードを表示します。定義済インクルードを選択した場合、コードは自動的にこのフィールドに追加されます。
「戻る」ボタン 「リソースを追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン 非アクティブ(インクルードまたは文字列を定義するための画面は、これで最後です)。
「終了」ボタン/「OK」ボタン インクルードまたは文字列リソースを保存し、その保存したテキスト・ファイルを開いて編集するように求めます。
「取消」 ボタン インクルードまたは文字列を保存しないで「HTMLリソース・インクルード/文字列の追加」/HTMLリソース・インクルード/文字列の編集画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「HTMLリソース・インクルード/文字列の追加」/HTMLリソース・インクルード/文字列の編集画面のこのヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.12 「パラメータの追加/編集」画面

「パラメータの追加/編集」画面は、定義済のリソースに渡されるパラメータを定義するために使用します。

「パラメータの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「名前」 フィールド パラメータの名前を入力します。パラメータ名に空白は使用できません。
「タイプ」 フィールド パラメータのタイプを選択します。
「OK」 ボタン 該当するパラメータを保存します。
「取消」 ボタン パラメータの作成または変更を行わずに「パラメータの追加/編集」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「パラメータの追加/編集」画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.13 「問合せの追加」/「問合せの編集」画面

「問合せの追加」/「問合せの編集」画面は、コンポーネントに定義されている問合せリソースに対するSQL問合せを指定するために使用します。

、「問合せの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「名前」 フィールド リソースに対して作成される問合せの名前を入力するか、または「選択」をクリックして定義済の問合せから開始します。
「選択」ボタン 定義済の問合せを表示する「リソース選択ダイアログ」画面を表示します。定義済の問合せの詳細は、IdcHomeDir/resources/core/tablesディレクトリにあるquery.htmworkflow.htmおよびindexer.htmの各ファイルを参照してください。
「問合せ」フィールド このフィールドで直接編集できるSQL問合せ式を表示します。既存の問合せを選択すると、問合せ式が自動的にこのフィールドに追加されます。
「パラメータ」リスト 問合せに定義する各パラメータの名前および型を表示します。パラメータは、問合せ式に指定する順に表示する必要があります。
「上へ」ボタンと「下へ」ボタン 「パラメータ」リストで選択したパラメータを上下に移動します。
「追加」ボタン 「パラメータの追加」画面を表示します。
「編集」ボタン 選択したパラメータの「パラメータの編集」画面を表示します。
「削除」ボタン 選択したパラメータを「パラメータ」リストから削除します。
「戻る」ボタン 「問合せ表情報を追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン 非アクティブ(問合せを定義するための画面は、これで最後です)。
「終了」ボタン/「OK」ボタン 問合せリソースに問合せを保存します。リソースに対して最低限の指定が定義されていない場合、「終了」ボタンは使用できません。
「取消」 ボタン 問合せリソースの作成も変更も行わずに、「問合せの追加」/「問合せの編集」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「問合せの追加」/「問合せの編集」画面のこのヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.14 「リソースを追加します。」画面

「リソースを追加します。」画面は、コンポーネントで使用するリソースのタイプを選択するために使用します。様々なリソースを選択できます。

「リソースを追加します。」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「リソース・タイプ」オプション 「リソース・タイプ」リストからオプションを選択します。
「ファイル名」フィールド 新しいリソースのパスとファイル名を選択するか、または入力します。
「ロード順」フィールド リソースのロード順を示す数値を入力します。この値が小さいリソースが最初にロードされます。ロード順を示す数値が同じリソースは、コンポーネント定義(glue)ファイル内での出現順にロードされます。
「戻る」ボタン リソース定義画面の前のページ(存在する場合)を表示します。
「次へ」ボタン リソース定義画面の次のページ(存在する場合)を表示します。
「終了」ボタン 新しいリソースを作成します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。
「取消」 ボタン 新しいリソースを作成しないで「リソースを追加します。」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「リソースを追加します。」画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.15 「リソース選択ダイアログ」画面

「リソース選択ダイアログ」画面は、使用する既存のリソースを選択したり、コンポーネント用に編集するために使用します。

「リソース選択ダイアログ」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「すべて表示」チェック・ボックス 選択: すべての事前定義済アイテムが表示されます。

選択解除: 通常使用される事前定義済アイテムが表示されます。

「名前」列 事前定義済アイテムが表示されます。
「説明」列 各事前定義済アイテムについて説明します。
「OK」 ボタン 選択したオプションが選択され、関連する「追加」画面のフィールドに追加されます。
「取消」 ボタン リソース・アイテムを選択せずに「リソース選択ダイアログ」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「リソース選択ダイアログ」画面のこのヘルプ・ページが表示されます。

A.3.3.16 「サービスの追加」/「サービスの編集」画面

「サービスの追加」/「サービスの編集」画面は、コンポーネントによって作成されるサービスの情報を入力するために使用します。

「サービスの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「名前」 フィールド 作成されるサービスの名前を入力するか、または「選択」をクリックして事前定義済サービスから開始します。
「選択」ボタン 定義済のサービスがリストされた「リソース選択ダイアログ」画面を表示します。
「サービス・クラス」フィールド リストからサービス・クラスを選択するか、またはカスタム・サービス・クラスの名前を入力します。サービス・クラスによって、サービスで実行できるアクションが決定されます。すべてのサービスで共有されるアクションもありますが、サービス・クラスに固有のアクションもあります。
「テンプレート」フィールド サービスの結果を表示するテンプレートを選択します。サービスの結果にページ表示が必要ない場合は、このフィールドは空白にします。たとえば、アプレットから呼び出されるPageHandlerServiceではテンプレート・ページは指定されません。
「サービス・タイプ」フィールド サービスが別のサービス内で実行される場合は、サブサービスを選択します。
「アクセス・レベル」チェック・ボックス 1つ以上のチェック・ボックスを選択して、ユーザー・アクセス・レベルをサービスに割り当てます。
「通知された件名」フィールド サービスによって通知されるサブジェクト(サブシステム)をカンマ区切り文字列として入力します。サービスによって1つ以上のサブジェクトが変更される場合、影響を受けるサブジェクトは変更について通知される必要があります。たとえば、ADD_USERサービスでは、新しいユーザーがシステムに追加され、userlistサブジェクトが変更されたことがシステムに通知されます。
「エラー・メッセージ」フィールド このサービスによって表示されるエラー・メッセージを入力します。アクション・エラー・メッセージによってオーバーライドされない場合、このエラー・メッセージがサービスによって返されます。

エラー・メッセージは、プレーン・テキスト文字列か、または言語文字列で参照されるパラメータ(たとえば、!csUnableToBuildCheckInForm)です。

「アクション」リスト サービスに対して定義されている各アクションの名前およびタイプが一覧表示されます。アクションは、SQL文の実行、問合せの実行、コードの実行、問合せの結果のキャッシュまたはオプション・リストのロードを行うために使用されます。リストの順序によって、アクションが実行される順序が指定されます。
「上へ」ボタンと「下へ」ボタン 選択したアクションを「アクション」リスト内で上下に移動します。
「追加」ボタン 「アクションの追加」画面を表示します。
「編集」ボタン 「アクション」リストで選択したアクションの「アクションの編集」画面を表示します。
「削除」ボタン 選択したアクションを「アクション」リストから削除します。
「戻る」ボタン 「サービス表情報を追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン 非アクティブ(サービスを定義するその他の画面はありません)
「終了」ボタン/「OK」ボタン サービスをサービス・リソースに保存します。リソースに対して最低限の指定が定義されていない場合、「終了」ボタンは使用できません。
「取消」 ボタン サービスの作成または変更を行わないで、「サービスの追加」画面または「サービスの編集」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「サービスの追加」画面または「サービスの編集」画面のこのヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.16.1 サブジェクト

サブジェクトは、Oracle Content Serverインスタンス内のサブシステムです。サービスによって次のサブジェクトのいずれかが変更された場合(追加、編集、削除など)は、サブジェクトに対する通知が行われる必要があります。

  • アカウント

  • エイリアス

  • コレクション

  • docformats

  • doctypes

  • ドキュメント

  • dynamicqueries

  • indexerwork

  • メタデータ

  • metaoptlists

  • subscriptiontypes

  • テンプレート

  • userlist

  • usermetaoptlists

  • wfscripts

  • wftemplates

  • ワークフロー

A.3.3.17 「サービスの情報をプレビュー」画面

サービスの情報のプレビュー画面は、サービス・リソースとして使用するためにサービスを選択する前に、サービスの詳細を表示するために使用します。この画面にアクセスするには、「サービスの追加」/「サービスの編集」画面でサービスをハイライトして、「プレビュー」をクリックします。

サービスで使用されるアクションの詳細を表示するには、アクションをハイライトして、「プレビュー」をクリックします。アクション情報のプレビュー画面が表示されます。

サービス情報の参照を終了後、「閉じる」をクリックします。

サービスおよびアクションの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Universal Content Managementサービス・リファレンス・ガイド』を参照してください。

「サービスの情報をプレビュー」画面。

A.3.3.18 アクション情報のプレビュー画面

アクション情報のプレビュー画面は、サービス・アクションの詳細を表示するために使用します。この画面にアクセスするには、サービスの情報のプレビュー画面でアクションをハイライトして、「プレビュー」をクリックします。アクション詳細の参照が終わった後、「閉じる」をクリックします。

サービスおよびアクションの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Universal Content Managementサービス・リファレンス・ガイド』を参照してください。

アクション情報のプレビュー画面。

A.3.3.19 「検索結果テンプレートの追加/編集」画面

「検索結果テンプレートの追加/編集」画面は、コンポーネントに使用するテンプレートを検索するために使用します。

検索結果テンプレートの追加画面。
要素 説明
「名前」 フィールド リソースに作成するテンプレートの名前を入力するか、または「選択」をクリックして定義済のテンプレートで開始します。
「選択」ボタン 「リソース選択ダイアログ・ボックス」画面を表示します。ここには、定義済の標準結果テンプレートが表示されます。
「コピー元」チェック・ボックスおよびフィールド 選択: 新規のテンプレート・リソースは、既存のテンプレートがコピーされたものになります。既存のテンプレート・ファイル(.htm)の完全なパスおよびファイル名を入力してください。

選択解除: 新規のテンプレート・リソース・ファイルが作成されます。

「参照」ボタン 目的のテンプレート・ファイルにナビゲートして選択するために使用します。
「表示」ボタン テンプレート・ファイルを読取り専用のテキスト・ウィンドウ内に表示します。
「フォーム・タイプ」フィールド テンプレート・フォーム・タイプ(ページに適用する特定の機能タイプ)を選択します。
「ファイル名」 フィールド テンプレート・リソースのファイル名。絶対パスで指定することも、相対パス(component_template.hdaリソース・ファイルの場所からの相対パス)で指定することもできます。
「出力ファイル名」フィールド 将来使用する予定の列。このフィールドは空白のままにしておきます。
「Flexデータ」フィールド 検索結果ページの各行に表示するメタデータを定義します。
「説明」 フィールド テンプレート・ファイルの説明を入力します。
「戻る」ボタン 「テンプレート表情報を追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン アクティブになっていません(テンプレートを定義する画面はこれ以上ありません)。
「終了」ボタン/「OK」ボタン テンプレート・ファイルをテンプレート・リソース内に保存します。リソースに対して最低限の指定が定義されていない場合、「終了」ボタンは使用できません。
「取消」 ボタン テンプレート・リソースの作成も変更も行わずに、「検索結果テンプレートの追加/編集」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「検索結果テンプレートの追加/編集」画面のこのヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.20 「列情報」画面

「列情報」画面は、新しい表を作成する場合にのみ表示されます。表を編集するには、テキスト・エディタでファイルを開く必要があります。

「列情報」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「列名」フィールド 「列」リストの末尾に追加する列名を入力します。
「挿入」ボタン 「列」リストの末尾に「列名」エントリを追加します。
「削除」ボタン 「列」リストで選択した列を削除します。
「列」リスト 表に定義されている列が一覧表示されます。
「OK」 ボタン 列リストを保存します。
「取消」 ボタン 列リストを保存せずに「列情報」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「列情報」画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.21 「Intradocテンプレートの追加/編集」画面

「Intradocテンプレートの追加/編集」画面は、コンポーネントのテンプレートの構築を開始するために使用します。

Intradocテンプレートの追加画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「名前」 フィールド リソースに作成するテンプレートの名前を入力するか、または「選択」をクリックして定義済のテンプレートで開始します。

Oracle Content Server CGI URLおよびコード内では、一意のテンプレート名を使用してテンプレートが参照されます。カスタム・テンプレート・ファイル・エントリを「テンプレート」表にマージする場合は、この名前がマージ・キーとして使用されます。

「選択」ボタン 定義済のテンプレートがリストされた「リソース選択ダイアログ」画面を表示します。
「コピー元」チェック・ボックスおよびフィールド 選択: 新規のテンプレート・リソースは、既存のテンプレートがコピーされたものになります。既存のテンプレート・ファイル(.htm)の完全なパスおよびファイル名を入力してください。

選択解除: 新規のテンプレート・リソース・ファイルが作成されます。

「参照」ボタン 目的のテンプレート・ファイルにナビゲートして選択するために使用します。
「表示」ボタン テンプレート・ファイルを読取り専用のテキスト・ウィンドウ内に表示します。
「クラス」フィールド テンプレート・クラス・タイプ(テンプレートの一般カテゴリ)を選択します。テンプレート・クラスは、標準のOracle Content Server機能に対しては使用されませんが、特定のテンプレート・クラスに固有の機能を作成するためにコンポーネント内で使用できます。
「フォーム・タイプ」フィールド テンプレート・フォーム・タイプ(ページに適用する特定の機能タイプ)を選択します。
「ファイル名」 フィールド テンプレート・リソースのファイル名。絶対パスで指定することも、相対パス(component_template.hdaリソース・ファイルの場所からの相対パス)で指定することもできます。
「説明」 フィールド テンプレート・ファイルの説明を入力します。
「戻る」ボタン 「テンプレート表情報を追加します。」画面を表示します。
「次へ」ボタン アクティブになっていません(テンプレートを定義する画面はこれ以上ありません)。
「終了」ボタン/「OK」ボタン テンプレート・ファイルをテンプレート・リソース内に保存します。リソースに対して最低限の指定が定義されていない場合、「終了」ボタンは使用できません。
「取消」 ボタン テンプレート・リソースの作成および変更を行うことなく「Intradocテンプレートの追加/編集」画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン 「Intradocテンプレートの追加/編集」画面のこのヘルプ・ページを表示します。

A.3.3.22 プリファレンスの追加/プリファレンスの編集画面

プリファレンスの追加/プリファレンスの編集画面は、カスタム・インストール・パラメータを指定するために使用します。

「プリファレンス・プロンプトの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「名前」 フィールド カスタム・インストール・パラメータの名前。
「ラベル」フィールド パラメータのラベル。
「メッセージ・タイプ」フィールド メッセージ・タイプを選択します。
「プロンプト・タイプ」フィールド プロンプト・タイプを選択します。このフィールドは、「メッセージ・タイプ」として「プロンプト」を選択している場合にのみ使用可能になります。
「オプション・リスト名」フィールド Oracle Content Serverインスタンスからの結果セット名を入力します。このフィールドは、「プロンプト・タイプ」フィールドで「オプション・リスト」を選択すると使用可能になります。
「オプション・リスト表示列」フィールド 「オプション・リスト名」フィールドに指定されている結果セットからフィールド名を入力します。このフィールドは、選択リストを作成するために使用します。このフィールドは、「プロンプト・タイプ」フィールドで「オプション・リスト」を選択すると使用可能になります。
「メッセージ」 フィールド ただし、できればプロンプトまたはメッセージに関連付けられているキー(「インストール/アンインストール設定」タブのインストール文字列保持チェック・ボックスに対応するコード・テンプレート・ファイルを使用して作成されたキー)を入力します。キーを入力すると、インストール文字列ファイルが参照され、(ローカライゼーション要件に応じて編集できる)実際のテキストが取得されます。
「デフォルト値」フィールド プロンプトのデフォルト値を入力します。
「インストール時に常にデフォルト値を使用」チェック・ボックス 選択: コンポーネントのインストール時に常に入力されたデフォルト値を使用します。

選択解除: コンポーネントのインストール時にデフォルト値を使用しません。

「無効化」チェック・ボックス 選択: インストール・パラメータ構成が無効になります。

選択解除: インストール・パラメータ構成が有効になります。

「OK」 ボタン インストール・パラメータをコンポーネントに追加します。
「取消」 ボタン インストール・パラメータをコンポーネントに追加しないで画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン プリファレンスの追加画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.4 「ビルド」画面

次の画面は、カスタム・コンポーネントをパッケージ化およびビルドするために使用します。

A.3.4.1 「インストール/アンインストール設定」タブ

「インストール/アンインストール設定」タブは、プリファレンス・データ・パラメータを含めることができる、カスタマイズ・インストール・コンポーネントを作成するために使用します。これらのパラメータは、ユーザー・プロンプトおよびユーザー・メッセージにすることができます。特定のコンポーネント用に作成したユーザー・プロンプトおよびユーザー・メッセージは、インストール・プロセス時にのみユーザーに表示されます。

コンポーネント・ウィザードのインストール/アンインストール設定タブ
要素 説明
「インストール/アンインストール・フィルタの保持」チェック・ボックス 選択: 追加のカスタム・インストール・フィルタまたはアンインストール・フィルタをコンポーネント・リソース定義ファイルにインクルードします。また、このオプションを選択すると、テンプレートJavaソースが存在しない場合は作成されます。component_nameInstallFilter.javaファイルは、component_name/classes/component_nameディレクトリに作成されます。

選択解除: 追加のカスタム・インストール・プロシージャはインクルードされません。

「エディタの起動」ボタン コード・テンプレート・ファイルをデフォルトのテキスト・エディタで表示します。コンポーネントのカスタム・インストール・プロシージャまたはアンインストール・プロシージャ(メタ・フィールドの作成、サービス・スクリプトの実行など)を定義するには、テンプレートJavaソースを編集します。
インストール文字列保持チェック・ボックス 選択: コンポーネント・インストール・プロセス時にプロンプトまたはメッセージをインクルードします。これらのプロンプトまたはメッセージは、インストール文字列ファイルに格納され、ローカライズ要件に応じて編集できます。また、このオプションを選択すると、install_strings.htmファイルがcomponent_nameディレクトリに存在していない場合は作成されます。

選択解除: プロンプトまたはメッセージはインクルードされません。

「エディタの起動」ボタン コード・テンプレート・ファイルをデフォルトのテキスト・エディタで表示します。コンポーネントにプロンプトまたはメッセージを定義するには、テンプレートを編集します。
プリファレンス・データ設定リスト カスタム・インストール・パラメータの「名前」フィールド、「タイプ」フィールドおよび「プロンプト」フィールドを表示します。1つ以上のカスタム・インストール・パラメータが定義およびインクルードされている場合は、preference.hdaファイルがコンポーネント・ディレクトリに作成されます。
「追加」ボタン カスタム・インストール・パラメータの設定を定義するために使用するプリファレンスの追加画面を表示します。
「編集」ボタン カスタム・インストール・パラメータの設定を編集するために使用するプリファレンスの編集画面を表示します。
「削除」ボタン 選択したパラメータをコンポーネントから削除します。

A.3.4.2 メインの「ビルド」画面

コンポーネント・マネージャのメインの「ビルド」画面は、ビルド・プロセスで、カスタム・コンポーネントのzipファイルを作成するときに使用します。画面には、zipファイルに含まれることになるファイルが表示されます。

「ビルド」画面(コンポーネント)については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
manifestのパス コンポーネントzipファイルの展開手順が記載されているmanifest.hdaファイルのパスおよびファイル名を表示します。
「バージョン」フィールド コンポーネントのバージョニングをサポートします。デフォルトでは、ビルド番号とともに日付がカッコで表示されますが、この値はオーバーライドできます。参照用であり、検証されません。
「プリファレンス・プロンプトのインクルード」チェック・ボックス 選択: 「インストール/アンインストール設定」タブで行ったパラメータ・オプション設定(プリファレンス・データ)は、コンポーネントのmanifestファイルに記載されます。このオプションを選択すると、プリファレンス・データ設定を保持するpreference.hdaファイルがインクルードされます。

選択解除: プリファレンス・データは、コンポーネントのmanifestファイルに含められません。

「詳細なビルド表示設定」/「詳細」ボタン 「詳細なビルド設定」画面で設定したフィールド値が示された「詳細なビルド設定」の「レビュー」画面を表示します。
「エントリ・タイプ」列 コンポーネントzipファイルに含まれている項目を表示します。
「現在のルート接頭辞」列 コンポーネント・ファイルが保存されているルート・ディレクトリ。
「場所」列 コンポーネント・ファイルのサブディレクトリまたはファイル名(あるいはその両方)
「OK」 ボタン コンポーネントzipファイルをビルドします。
「取消」 ボタン コンポーネントのZIPファイルをビルドしないで画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン この画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.4.3 「ビルドの設定」画面

「ビルドの設定」画面では、インストール設定およびコンポーネントzipファイルに含めるファイルを定義します。コンポーネントzipファイルに含まれるファイルのリストはコンポーネント・ビルド・ファイル(manifest.hda)に保存され、インストール設定はコンポーネント定義ファイル(component_name.hda)に保存されます。

「ビルドの設定」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「バージョン」フィールド コンポーネントのバージョニングをサポートします。デフォルトでは、ビルド番号とともに日付がカッコで表示されますが、この値はオーバーライドできます。参照用であり、検証されません。
「プリファレンス・プロンプトのインクルード」チェック・ボックス 選択: 「インストール/アンインストール設定」タブで行ったパラメータ・オプション設定(プリファレンス・データ)は、コンポーネントのmanifestファイルに記載されます。このオプションを選択すると、プリファレンス・データ設定を保持するpreference.hdaファイルがインクルードされます。

選択解除: プリファレンス・データは、コンポーネントのmanifestファイルに含められません。

「詳細なビルド設定の構成」/「詳細」ボタン 詳細なビルド設定フィールドの値を入力するために使用される「詳細なビルド設定」画面を表示します。構成した値を参照するには、詳細なビルド設定レビュー画面を使用します。
「エントリ・タイプ」列 コンポーネントzipファイルに含まれている項目を表示します。
「現在のルート接頭辞」列 コンポーネント・ファイルが保存されているルート・ディレクトリ。
「場所」列 コンポーネント・ファイルのサブディレクトリまたはファイル名(あるいはその両方)
「追加」ボタン 「追加」画面を表示します。
「削除」ボタン 選択したアイテムをリストから削除します。
「OK」 ボタン ビルド設定を保存します。
「取消」 ボタン ビルド設定を変更しないで画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン この画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.4.4 「詳細なビルド設定」画面

「詳細なビルド設定」画面は、コンポーネントのZIPファイルのビルド設定を追加指定するために使用します。この画面にアクセスするには、メインの「ビルド」画面の「詳細」ボタンを選択します。

「詳細なビルド設定」画面。
要素 説明
「コンテンツ・サーバーの互換ビルド」フィールド コンポーネントが互換性を持つ必要のあるOracle Content Serverインスタンスの最小ビルド番号です。このフィールドは、コンポーネントが他のOracle Content Serverバージョンと互換でない場合に使用します。ビルド番号は、アプリケーションの「バージョン情報」画面および構成情報ページに表示されます。

コンポーネントは、このフィールドで指定した値より古いビルド番号のOracle Content Serverにはインストールされません。ビルド番号が指定されていない場合は、Oracle Content Serverのビルド番号をチェックせずにコンポーネントがインストールされます。

ビルド番号は、小数点で区切られた4桁の数字で構成されます。ビルド番号を指定する場合、検証時にバージョンのいずれかの値が欠落していると、これらの値にゼロが埋め込まれます。たとえば、7.0は7.0.0.0になります。たとえば、コンポーネントの互換ビルド番号が7.0に設定されている場合に、リリース7.5.1のOracle Content Serverインスタンスに対してインストールされると、サーバーは7.1.2.169 > 7.0.0.0であることをチェックし、コンポーネントをロードします。

「インストールID」フィールド 「インストール/アンインストール設定」タブを使用してプリファレンス・データが定義されている場合は必須です。このフィールド値は、コンポーネントのインストール・プロセス中に、構成ファイルに格納されているプリファレンス・データにアクセスするために使用されます。config.cfg(インストール後に再構成できるパラメータを含みます)およびinstall.cfg(プリファレンス・データ定義とプロンプトへの回答を含みます)という2つの構成ファイルにプリファレンス・データが保持されます。
「カスタム・クラス・パス」フィールド コンポーネントが機能するために必要な、クラスパスに含める必要のある追加のクラス・ファイルまたはjarファイルへのクラス・パスを追加します。Oracle Content Serverインスタンスを基準にした相対パスを使用し、コンポーネント関連のクラス・ファイルまたはjarファイルをcomponent_name/classesディレクトリに配置することをお薦めします。
「カスタム・ライブラリ・パス」フィールド コンポーネントに必要なライブラリ・ファイルまたはその他の実行可能ファイルのパスを入力します。Oracle Content Serverインスタンスを基準にした相対パスを使用し、コンポーネント関連のライブラリ・ファイルまたは実行可能ファイルをcomponent_name/classesディレクトリに配置することをお薦めします。
「機能拡張」フィールド コンポーネントが提供する特定のタイプの機能を入力します。複数入力するときはカンマで区切ります。このフィールドはオプションです(必須ではありません)。
「追加コンポーネント」フィールド このフィールドでは、インストール・コンポーネントで個々のアドオン・コンポーネントをインストールしたり、複数のコンポーネントを1つのインストール・パッケージにグループ化できます。次のフォーマットを使用して、このコンポーネントとともにインストールする必要のある追加コンポーネントを入力します。

component_name:component.zip:preference_data_parameter_name

preference_data_parameter_nameはオプションです。パラメータ名が指定されていない場合、コンポーネントはデフォルトでインストールされます。プリファレンス・データ・パラメータは、「インストール/アンインストール設定」タブのプリファレンス・データ設定セクションで定義する必要があります。

preference_data_parameter_nameを含めない場合もcomponent.zipの後にコロン(:)を含める必要があります。preference_data_parameter_nameを除外する場合、フォーマットはcomponent_name:component.zip:のようになります。複数のエントリは、component_name:component.zip:,component_name:component.zip:のようにカンマで区切ります。

「OK」 ボタン 前の画面に戻ります。
「取消」 ボタン コンポーネントのZIPファイルをビルドしないで画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン この画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.4.5 詳細なビルド設定の確認画面

詳細なビルド設定の確認画面は、「ビルドの設定」画面「OK」をクリックすると表示されます。この画面には、指定されているオプションが表示されます。

詳細なビルド設定の確認画面。
要素 説明
「インストールID」フィールド コンポーネントのインストール時に指定されたユーザーのプリファレンス設定が表示されます。
「カスタム・クラス・パス」フィールド コンポーネントの動作に必要なクラスパスに含まれている追加クラスまたはjarファイルのクラスパスが表示されます。
「カスタム・ライブラリ・パス」フィールド コンポーネントに必要なライブラリまたはその他の実行可能ファイルのパスが表示されます。
「機能拡張」フィールド コンポーネントに用意されている特定のタイプの機能が表示されます。
「追加コンポーネント」フィールド コンポーネントとともにインストールする必要がある追加コンポーネントが表示されます。
「OK」 ボタン フィールド値を受け入れ、画面を閉じます。
「取消」 ボタン 画面を閉じます。
「ヘルプ」ボタン この画面のヘルプ・ページを表示します。

A.3.5 コンポーネント・マネージャ・ページ

コンポーネント・マネージャ・ページは、サーバー・コンポーネントを有効または無効にするために使用します。コンポーネント・マネージャ・ページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」を選択し、「管理サーバー」をクリックします。次に、管理サーバー・ページのナビゲーション・バーで「コンポーネント・マネージャ」をクリックします。

「コンポーネント・マネージャ」画面、パート1。
「コンポーネント・マネージャ」画面、パート2。
「コンポーネント・マネージャ」画面のパート3については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「コンポーネント・マネージャ」チェック・ボックス アイテムを選択して、機能別にグループ化されたサーバー・コンポーネントの特定のセットを表示します。次のオプションがあります。
  • すべての機能

  • フォルダ

  • ドキュメント管理

  • Inbound Refinery

  • Webコンテンツ管理

  • 統合

コンポーネントの制御の詳細は、最初の段落の「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックして拡張コンポーネント・マネージャ・ページを表示します。Oracle URMがインストールされている場合は、該当するリンクをクリックしてOracle URMコンポーネントを表示して制御します。

「コンポーネント」チェック・ボックス 使用可能なサーバー・コンポーネントが短い説明付きで機能グループごとに一覧表示されます。コンポーネントを有効にするには、目的のコンポーネント名の横にあるチェック・ボックスを選択します。コンポーネントを無効にするには、目的のコンポーネント名の横にあるチェック・ボックスの選択を解除します。
「更新」ボタン 選択した変更でサーバー・コンポーネントのリストを更新し、1つまたは複数のコンポーネントを有効または無効にします。変更内容を反映するには、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります(管理サーバー・ページを参照)。
「リセット」 ボタン サーバー・コンポーネントのリストを前の状態(有効または無効)にリセットします。

A.3.6 拡張コンポーネント・マネージャ・ページ

「拡張コンポーネント・マネージャ」画面は、サーバー・コンポーネントの構成を有効化、無効化、インストール、アンインストールまたは変更するために使用します。拡張コンポーネント・マネージャ・ページにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「管理サーバー」をクリックします。次に、コンポーネント・マネージャ・ページの最初の段落で「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックします。

「拡張コンポーネント・マネージャ」画面
要素 説明
「追加コンポーネント」チェック・ボックス ページ上の「有効なコンポーネント」リストおよび「無効なコンポーネント」リストのコンポーネントをカテゴリでフィルタします。次のオプションがあります。
  • Oracleコンポーネントの表示

  • カスタム・コンポーネントの表示

  • システム・コンポーネントの表示

「その他のフィルタリング」ラジオ・ボタン ページに表示されるサーバー・コンポーネントのその他のフィルタリングを実行します。次のオプションがあります。
  • すべてのコンポーネント

  • フォルダ

  • ドキュメント管理

  • Inbound Refinery

  • Webコンテンツ管理

  • 統合

「タグ・フィルタ」メニュー メニューから選択して、タグに基づいてコンポーネントを含めるように、コンポーネントの表示をフィルタ処理します。
「有効なコンポーネント」リスト 現在有効になっているサーバー・コンポーネントが表示されます。コンポーネントを選択すると、そのコンポーネントの情報が「有効なコンポーネント情報」ペインに表示されます。
「無効化」ボタン 選択したコンポーネントを「有効なコンポーネント」リストから「無効なコンポーネント」リストに移動します。
「無効なコンポーネント」リスト インストールされているが現在無効になっているコンポーネントが表示されます。コンポーネントを選択すると、そのコンポーネントの情報が「無効なコンポーネント情報」ペインに表示されます。
「有効化」ボタン 選択したコンポーネントを「無効なコンポーネント」リストから「有効なコンポーネント」リストに移動します。
「新規コンポーネントのインストール」フィールド Oracle Content ServerインスタンスにインストールするコンポーネントZipファイルのパスを入力するか、対応する「参照」ボタンを使用します。
「参照」ボタン 既存のコンポーネントZipファイルにナビゲートし、選択するために使用します。
「インストール」ボタン 「新規コンポーネントのインストール」フィールドで指定したコンポーネントZipファイルをインストールします。
「リセット」 ボタン 「新規コンポーネントのインストール」フィールドをクリアします。
「コンポーネントのダウンロード」フィールド メニューを使用して、コンポーネントZipファイルにダウンロードするコンポーネントをリストから選択します。
「ダウンロード」ボタン 選択したコンポーネントをコンポーネントZipファイルとして保存するためのファイル・ダウンロード画面を表示します。
「コンポーネントのアンインストール」フィールド メニューを使用して、Oracle Content Serverインスタンスからアンインストールするコンポーネントを選択します。リストされるコンポーネントは、「無効なコンポーネント」リストから導出されます。
「アンインストール」ボタン 「コンポーネントのアンインストール」フィールド内のリストから選択したコンポーネントをアンインストールします。
「コンポーネント構成の更新」フィールド コンポーネント構成パラメータを更新するコンポーネントを選択します。変更を加えた後にOracle Content Serverインスタンスを再起動する必要はありません。
「更新」ボタン 選択したコンポーネントの「コンポーネント構成の更新」画面を表示します。この画面は、コンポーネント構成を変更するために使用します。

A.3.7 コンポーネント構成の更新インタフェース

コンポーネント構成の更新インタフェースは、Oracle Content Serverコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

次のいずれかの方法で、コンポーネントの「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 管理サーバー・ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストからコンポーネント名を選択して「更新」をクリックします。

  • ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」をクリックし、次に 「インスタンスの構成」をクリックします。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、構成するコンポーネントの名前の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

すべてのコンポーネントで構成設定を変更できるわけではありません。このインタフェースを使用した構成設定の変更がコンポーネントでサポートされていない場合は、メッセージが表示されます。

A.3.7.1 Folders_gの「コンポーネント構成の更新」画面

Folders_gの「コンポーネント構成の更新」画面コンポーネントは、Oracle Content Serverコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。ビジネスにおいて設定を変更する必要がないかぎり、デフォルト設定を維持することをお薦めします。

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 管理サーバー・ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「Folders_g」を選択して「更新」をクリックします。

  • ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」をクリックし、次に 「インスタンスの構成」をクリックします。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、Folders_gコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

Folders_gの「コンポーネント構成の更新」画面
要素 説明
ユーザーが、読取り権限のみを所有するコンテンツ・アイテムのコピーをダウンロードできるようにしますか。 GetCopyAccess環境変数を設定します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。
仮想フォルダまたはコンテンツ・アイテムの表示/非表示をユーザーが指定できるようにする場合は、仮想フォルダまたはコンテンツ・アイテムを表示するか非表示にするかを指定するための情報フィールドの名前を入力します。 CollectionHiddenMeta環境変数を設定します。デフォルト設定はxHiddenです。
仮想フォルダおよびそのコンテンツを読取り専用にするかどうかをユーザーが指定できるようにする場合は、仮想フォルダおよびそのコンテンツが読取り専用であるかどうかを指定するための情報フィールドの名前を入力します。 CollectionReadOnlyMeta環境変数を設定します。デフォルト設定はxReadOnlyです。
ユーザーがフォルダおよびコンテンツ・アイテムを他のフォルダに移動できるようにしますか。 CollectionMoveEnabled環境変数を設定します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。
ユーザーがフォルダおよびコンテンツ・アイテムを削除できるようにしますか。 CollectionDeleteEnabled環境変数を設定します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。
メタデータ伝播関数の禁止フィールドの名前を入力してください CollectionInhibitUpdateMeta環境変数を設定します。デフォルト設定はxInhibitUpdateです。
フォルダ・コンテンツに対するフォルダ・セキュリティの適用をフォルダ所有者に許可しますか。 CollectionForceFolderSecurityEnabled環境変数を設定します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。
フォルダ・セキュリティの適用を有効化するメタデータ・フィールドの名前を入力します CollectionForceFolderSecurityMeta環境変数を設定します。デフォルト設定はxForceFolderSecurityです。
オプションのごみ箱設定を設定しますか。 SetupTrashBinSettings環境変数を設定します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されていません。追加情報については、『Oracle Fusion Middleware Application Oracle Content Serverアプリケーション管理者ガイド』を参照してください。
なりすましや再生攻撃を回避するためにWebDAV Cookieの暗号化に使用するキーを指定します。 WebDAVSecretKey環境変数を設定します。デフォルト設定はfoldersWDAVKeyです。WebDAV Cookieを保護するには、デフォルト設定を一意の値に変更する必要があります。このフィールドを変更しないと、なりすましや再生攻撃を受けるリスクがあります。
仮想フォルダ当たりの最大フォルダ数を入力します 環境変数MaxFoldersを設定します。最大許容値は1000です。デフォルト設定は1000です。
仮想フォルダ当たりの最大コンテンツ・アイテム数を入力します 環境変数MaxContentを設定します。最大許容値は1000です。デフォルト設定は1000です。
このサーバーの初期フォルダの識別子を入力します:(百万単位) InitialFolderID環境変数を設定します。デフォルト設定は空白です。

このフィールドを空白にすると、初期フォルダIDはランダムに選択されます。このフィールドは設定しないことをお薦めします。

「更新」ボタン コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。
「リセット」 ボタン 変更したフィールド設定を前の値に戻します。
「インストール設定に戻る」ボタン コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。

A.3.7.2 PDF Watermarkの「コンポーネント構成の更新」画面

PDFWatermarkコンポーネントの「コンポーネント構成の更新」画面は、このOracle Content Serverコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 管理サーバー・ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「PDFWatermark」を選択して「更新」をクリックします。

  • ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」をクリックし、次に 「インスタンスの構成」をクリックします。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、PDFWatermarkコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

PDF Watermarkの「コンポーネント構成の更新」画面
要素 説明
PDFオプティマイザの使用 PDFオプティマイザを使用する場合に指定します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されていません。
オプティマイザ・コマンド・ライン・テンプレート オプティマイザ・コマンド・ライン・テンプレートを入力します。
「更新」ボタン コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。
「リセット」 ボタン 変更したフィールド設定を前の値に戻します。
「インストール設定に戻る」ボタン コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。

A.3.7.3 Content Trackerの「コンポーネント構成の更新」画面

ContentTrackerコンポーネントの「コンポーネント構成の更新」画面は、このOracle Content Serverコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 管理サーバー・ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「ContentTracker」を選択して「更新」をクリックします。

  • ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」をクリックし、次に 「インスタンスの構成」をクリックします。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、ContentTrackerコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

ContentTrackerの「コンポーネント構成の更新」画面
要素 説明
コンテンツ・アクセスのみ追跡 コンテンツ・アクセスのみ追跡する場合に指定します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。
アクセス・ログ列を移入しない 移入しないアクセス・ログ列を指定します。
ユーザー・エージェント文字列の簡素化 ユーザー・エージェント文字列を簡素化します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。
データを保持する最大日数 データを保持する最大日数を指定します。デフォルト設定は60です。
期限切れデータをアーカイブしない 期限切れデータをアーカイブしない場合に指定します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。
URLの最大長を入力してください URLの最大長(文字数)を入力します。デフォルト設定は3000です。
プロキシ名の最大長を入力してください プロキシ名の最大長(文字数)を入力します。デフォルト設定は50です。
削減後実行可能ファイル 削減後実行可能ファイルを指定します。デフォルトはありません。
WebビーコンIDリスト WebビーコンIDのリストを指定します。
「更新」ボタン コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。
「リセット」 ボタン 変更したフィールド設定を前の値に戻します。
「インストール設定に戻る」ボタン コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。

A.3.7.4 Content Trackerレポートの「コンポーネント構成の更新」画面

ontentTrackerReportsコンポーネントの「コンポーネント構成の更新」画面は、このOracle Content Serverコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 管理サーバー・ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「ContentTrackerReports」を選択して「更新」をクリックします。

  • ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」をクリックし、次に 「インスタンスの構成」をクリックします。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、ContentTrackerReportsコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

ContentTrackerReportsの「コンポーネント構成の更新」画面
要素 説明
問合せのセキュリティ・チェックの有効化 Content Trackerレポートの問合せのセキュリティ・チェックを有効にします。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されていません。
「更新」ボタン コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。
「リセット」 ボタン 変更したフィールド設定を前の値に戻します。
「インストール設定に戻る」ボタン コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。

A.3.7.5 Site Studioの「コンポーネント構成の更新」画面

SiteStudioコンポーネントの「コンポーネント構成の更新」画面は、このOracle Content Serverコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 管理サーバー・ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「SiteStudio」を選択して「更新」をクリックします。

  • ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」をクリックし、次に 「インスタンスの構成」をクリックします。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、SiteStudioコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、Oracle Content Serverインスタンスを再起動する必要があります。

Site Studioの「コンポーネント構成の更新」画面
要素 説明
フラグメント・ライブラリ・コンテンツ・タイプ フラグメント・ライブラリのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。
カスタム要素フォーム・コンテンツ・タイプ カスタム要素フォームのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。
検証スクリプト・コンテンツ・タイプ 検証スクリプトのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。
Webサイト・オブジェクト・コンテンツ・タイプ サンプルWebサイト・オブジェクトのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。
カスタム構成スクリプト・コンテンツ・タイプ カスタム構成スクリプトのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。
初期セクションID Webサイト・セクションに名前を付けるために使用される初期値。
「更新」ボタン コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。
「リセット」 ボタン 変更したフィールド設定を前の値に戻します。
「インストール設定に戻る」ボタン コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。

A.4 システム移行インタフェース

この項では、システム移行の管理に使用されるインタフェース画面について説明します。

A.4.1 構成の移行インタフェース画面

この項では、構成移行バンドルをエクスポートおよびインポートするために使用される画面について説明します。

A.4.1.1 移行オプション

移行オプションは、構成の移行に関する基本的な機能にアクセスするために使用します。これらのオプションにアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「構成の移行管理」をクリックします。「構成の移行管理」リンクの横にあるアイコンをクリックしてポータル・ナビゲーション・バーのメニューを展開し、個別の移行オプションへのリンクを表示することもできます。

構成の移行管理ページ。
要素 説明
「アップロード・バンドル」リンク 「構成のバンドルのアップロード」画面を表示します。この画面は、構成のバンドルにアクセスするために使用します。
「構成のバンドル」リンク 構成のバンドル・ページを表示します。このページは、アップロードされたバンドルから情報をインポートするために使用します。
「構成テンプレート」リンク 構成テンプレート・ページを表示します。このページは、テンプレートにアクセスするために使用します。
最新のアクション・リンク 「最新のアクション」画面を表示します。この画面には、インポートおよびエクスポートに関する詳細を表示します。
「アクションの履歴」リンク 「アクションの履歴」画面を表示します。この画面には、インポート・アクションおよびエクスポート・アクションの履歴を表示します。

A.4.1.2 「構成のバンドルのアップロード」画面

「アップロード・バンドル」画面は、インポート処理で使用するzipされたファイルを取得するため、またはテンプレート・ファイルを取得するために使用します。この画面にアクセスするには、移行オプションのリストから「アップロード・バンドル」を選択します。

「構成のバンドルのアップロード」画面。
要素 説明
バンドルの選択/参照 zipされたバンドルにアクセスするためにファイル・システムの内容を参照するために使用します。
エクスポート・テンプレートの作成 バンドルの作成に使用されたテンプレートに基づいてテンプレートを作成するために使用します。アップロードすると、テンプレート名が構成テンプレート・ページに表示されます。
上書きの強制 インポートされた任意の情報で既存のOracle Content Server構成情報を上書きすることを指定します。

A.4.1.3 構成のバンドル・ページ

「構成のバンドル・ページ」は、現在のOracle Content Serverインスタンスで使用する既存のバンドルを選択するために使用します。この画面にアクセスするには、移行オプションのリストから「構成のバンドル」を選択します。

構成のバンドル・ページ。
要素 説明
ページの「アクション」メニュー 次のオプションを含むページの「アクション」メニューを表示します。

すべて削除: 現在の構成のエクスポート・バンドルをすべて削除します。

名前 既存の構成のバンドル名を表示します。
ソース バンドルが取得された場所を表示します。
最終インポート バンドルを最後にインポートした日時を表示します。
エクスポート日付 バンドルを最後にエクスポートした日時を表示します。
「アクション」メニュー 各バンドルには、次のオプションを含む個別の「アクション」メニューがあります。

編集: インポートする構成情報を変更できる「構成の移行管理」画面を表示します。

プレビュー: 使用する構成情報を表示できる「プレビュー」画面を表示します。

削除: バンドルを削除するために使用します。

履歴: インポート・プロセスの詳細が表示されるアクションの履歴ページを表示します。この「アクション」メニューからアクセスすると、画面のタイトルが「履歴」に変わります。

ダウンロード: ZIPバージョンのバンドルを指定の場所に保存できようにするダイアログ・ボックス・プロンプトを表示します。


A.4.1.4 構成テンプレート・ページ

構成テンプレート・ページには、以前に定義されたテンプレートおよびそのエクスポート履歴が表示されます。この画面にアクセスするには、移行オプションのリストから「構成テンプレート」を選択します。

構成テンプレート・ページについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
ページの「アクション」メニュー 次のオプションを含む、ページの「アクション」メニューを表示します。

新規エクスポートの作成: 「構成の移行管理」画面を表示します。

すべて削除: 現在の構成エクスポート・テンプレートをすべて削除します。

名前 既存の構成テンプレートの名前を表示します。
説明 構成テンプレートの説明を表示します。この説明は、「エクスポート・ルールの編集」画面で入力したものです。
最終エクスポート このテンプレートを使用した最後のエクスポートの日時を表示します。
「アクション」メニュー 各テンプレートには、次のオプションを含む個別の「アクション」メニューがあります。

編集: 対象のテンプレートの構成情報を変更できる「構成の移行管理」画面を表示します。

プレビュー: 使用する構成情報を表示できる「プレビュー」画面を表示します。

削除: テンプレートの削除を有効にします。

履歴: エクスポート・プロセスの詳細が表示されるアクションの履歴ページを表示します(この「アクション」メニューからアクセスすると、この画面のタイトルが「履歴」に変わります)。


A.4.1.5 「構成の移行管理」画面

「構成の移行管理」画面は、エクスポートまたはインポートされるOracle Content Serverのセクションおよびエクスポートまたはインポート・アクションで発生するアクションを決定するために使用されます。この画面にアクセスするには、次のいくつかの方法があります。

この画面には、次の3つの主要な領域があります。

  • 「アクション」メニュー

  • アクションのオプション

  • 子セクション


注意:

構成情報を保存するには、「保存」または「別名保存」を選択する必要があります。アイテムをプレビュー、編集または再選択した場合、「アクション」メニューから「保存」または「別名保存」を選択するまで、その情報は保存されません。

「構成の移行管理」画面。
要素 説明
「アクション」メニュー 構成の移行管理ページにアクセスしたページに応じて、異なるメニュー・オプションが表示されます。

「保存」または「別名保存」: テンプレートの名前を入力できる「エクスポート・ルールの編集」画面を表示します。後述の注意を参照してください。

プレビュー: エクスポートまたはインポートされる構成を表示できる「プレビュー」画面を表示します。

「エクスポート」または「インポート」: アクション(エクスポートまたはインポート)を実行し、アクションのステータスを示す「最新のアクション」画面を表示します。

すべて選択: 構成に含めるために、すべてのコンテンツ・サーバー・セクションを選択します。

すべて選択解除: すべてのコンテンツ・サーバー・セクションを構成から選択解除します。


この画面には、次の「アクションのオプション」が表示されます。

要素 説明
エラー発生時に続行 エラーが発生した場合にもエクスポートまたはインポートが続行されることを指定します。エラーは、「最新のアクション」画面のエントリのステータス・ファイルにレポートされます。
電子メールの結果 エクスポートまたはインポートを開始したユーザーに結果がメールされます。
依存関係の追加 選択: エクスポートまたはインポート・バンドルに依存関係が追加されます。

選択解除: 依存関係はバンドルに追加されません。

依存関係の無視 選択: チェック・ボックスを選択した場合、依存関係は無視されます。

選択解除: 依存関係は無視されません。これにより、エクスポートまたはインポートが失敗する場合があります。「最新のアクション」画面のアクションの詳細は、ステータス・ファイルを参照してください。

カスタム名/重複の上書き 「構成テンプレート」画面からアクセスした場合、カスタム名フィールドが表示されます。このテンプレートを使用してバンドルが作成されるときに、一意の名前が生成されます。

「構成のバンドル」画面からアクセスした場合、「重複の上書き」名前フィールドが表示されます。このオプションを選択すると、インポートするテンプレートで既存の構成内の重複エントリを上書きできます。


この画面には次の子セクションが表示されます。

要素 説明
Content Serverセクション 子セクション名をクリックして、エクスポート・テンプレートに含めるOracle Content Serverの部分のリストを表示します。詳細は、Content Serverセクションを参照してください。

A.4.1.6 Content Serverセクション

「Content Serverセクション」リンクは、「構成の移行管理」画面.の「子セクション」部分に表示されます。「構成の移行管理」画面のこの部分は、Oracle Content Serverインスタンスのどの部分をエクスポート・テンプレートに含めるかを指定するために使用します。

この画面の各セクションをさらに開いて、そのセクションに関連付けられている固有のメタデータ・フィールドを表示できます。「Content Serverセクション」リンクにより、セクション名、説明、およびOracle Content Serverインスタンスのセクション内にあるアイテムの数が表示されます。セクション名をクリックすると、そのセクションの詳細を表示できます。

前後の文は画面の子セクション部分について説明しています。

「Content Serverセクション」画面の各セクション名は、そのセクションに関連付けられている固有のメタデータ・フィールドの詳細にリンクしています。セクション・メタデータ・フィールドをエクスポート・テンプレートに含めるには、チェック・ボックスを選択します。

前後の文は子セクションの項目とフィールドについて説明しています。

A.4.1.7 「プレビュー」画面

「プレビュー」画面は、エクスポートまたはインポート対象のOracle Content Serverアイテムを表示するために使用します。この画面にアクセスするには、次のいずれかの画面で「プレビュー」をクリックします。

画面タイトルは、プレビューがどこで起動されるかによって異なります。

この画面に関するその他の情報は、構成のバンドル・ページまたは構成テンプレート・ページで作成されたものです。

「エクスポートのプレビュー」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
ページの「アクション」メニュー 次のオプションを含む、ページの「アクション」メニューを表示します。

「編集」: 「構成の移行管理」画面を表示します。この画面では、構成情報を編集できます。

「エクスポート」または「インポート」: 選択したアクションが実行されます。


A.4.1.8 「エクスポート・ルールの編集」画面

「エクスポート・ルールの編集」画面は、エクスポート用のテンプレートの名前を指定するために使用します。この画面は、テンプレートの保存時または編集時に表示されます。

「エクスポート・ルールの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
名前 新しいテンプレートの名前です。名前には、空白や特殊文字(#、$、%など)を含めることはできません。
説明 テンプレートの説明を入力します。

A.4.1.9 「最新のアクション」画面

「最新のアクション」画面には、最新のアクションに関する情報が表示されます。この画面は、最新のアクションが表示されるように、ユーザーが選択可能な間隔で自動的にリフレッシュされます。この画面にアクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「構成の移行管理」「最新のアクション」をクリックします。

「最新のアクション」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「ページのリフレッシュ(秒数)」メニュー メニューから時間を選択して、ページのリフレッシュ・レートを秒数で指定します。
「時間」列 アクションが開始された日時が表示されます。
「セクション」列 アクションに使用されたContent Serverセクションが表示されます。
「メッセージ」列 アクションに関する情報が表示されます。

A.4.1.10 アクションの履歴ページ

「アクションの履歴」画面には、ページの「アクション」メニューの「履歴のクリア」オプションを使用して履歴ファイルを最後にクリアしてから行われた最近のアクションの履歴が表示されます。ページの「アクション」メニューを使用して、特定のアクションを選択したり、その履歴を表示することもできます。この画面は、最新のアクションが表示されるように、ユーザーが選択可能な間隔で自動的にリフレッシュされます。

この画面は、インポート処理またはエクスポート処理の終了後に表示されます。あるいは、任意の移行画面のトップ・メニューから「アクションの履歴」を選択し、この画面にアクセスすることもできます。この画面に直接アクセスするには、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイを選択し、「構成の移行管理」「アクションの履歴」をクリックします。

「アクションの履歴ページ」については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
ページの 「アクション」 メニュー 次のオプションを含むページの「アクション」メニューを表示します。

アクションの選択: 選択したアクションの履歴が表示されます。

履歴のクリア: 表示されているすべての履歴ファイルをクリアします。

「名前」列 アクション名が表示されます。
「ソース」列 アクション・コールのソースが表示されます。
「アクション」列 実行されたアクションが表示されます。
「起動」列 アクションが開始された日時が表示されます。
「ステータス」 列 アクションの最新のステータスが表示されます。

A.4.2 アーカイブ、コレクションおよびバッチ・インタフェース

この項では、アーカイブ、コレクション、バッチ・ファイルを作成および管理するために使用される画面について説明します。

A.4.2.1 アーカイバのメイン画面

この画面にアクセスするには、スタンドアロン・モードまたはブラウザのいずれかを使用して、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイをクリックし、次に「管理アプレット」「アーカイバ」をクリックします。

「アーカイバ」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「オプション」メニュー アーカイブ・コレクションを開く: コレクションを開くために使用します。

インスタンスの自動化の詳細を表示する: 自動的にエクスポート、インポートまたは転送されるアーカイブを表示し、削除するために使用します。

トレース: 「トレース構成」メニューを表示します。これらのトレース・レポートは、システム監査情報ページから使用できます。

「編集」メニュー 追加: 「アーカイブの追加」画面を表示します。

削除: 選択したアーカイブを削除します。

「アクション」メニュー エクスポート: エクスポートを開始するか、またはリビジョンを削除するために使用します。自動エクスポートを有効にしている場合には、このオプションは使用できません。

インポート: インポートを開始し、インポートするデータを指定するために使用します。

転送: 選択したアーカイブをターゲット・アーカイブに手動で転送します。ターゲット・アーカイブを指定していない場合、またはアーカイブからの自動転送を有効にしている場合には、このオプションは使用できません。

取消: 選択したアーカイブを対象とするアクティブなアーカイブ処理を取り消します。

「アプリケーション」 メニュー 他の管理アプリケーションを開くために使用します。他のアプリケーションは、現在のアプリケーションと同じモード(アプレットまたはスタンドアロン)で開きます。
「ヘルプ」メニュー コンテンツ: Oracle Content Serverのオンライン・ヘルプを表示します。

コンテンツ・サーバーについて: Oracle Content Serverインスタンスのバージョン、ビルドおよび著作権情報を表示します。

現在のアーカイブリスト 開いているコレクションにあるアーカイブを表示します。
「一般」タブ アーカイブ・アクティビティを表示し、エクスポート・オプションおよびインポート・オプションを設定するために使用します。詳細は、A.4.2.2項「アーカイバ(「一般」タブ)」を参照してください。
「データのエクスポート」タブ エクスポートを構成するために使用します。詳細は、A.4.3.1項「アーカイバ・エクスポートのメイン画面」を参照してください。
「インポート時の変更設定」タブ インポートを構成するために使用します。詳細は、A.4.4.1項「インポート時の変更設定メイン画面」を参照してください。
「レプリケーション」タブ レプリケーションを構成するために使用します。詳細は、A.4.5.1項「アーカイバ・レプリケーションのメイン画面」を参照してください。
「転送先」タブ 転送を構成するために使用します。詳細は、A.4.6.1項「アーカイバ転送のメイン画面」を参照してください。
ステータス・バー アーカイバまたはアクティブなアーカイブ処理のステータスを表示します。

A.4.2.2 アーカイバ(「一般」タブ)

「一般」タブは、アーカイブ・アクティビティを表示し、一部のエクスポート・オプションおよびインポート・オプションを設定するために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイバのメイン画面「一般」タブをクリックします。

「アーカイバ」画面の「一般」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「最終エクスポート」フィールド 最終エクスポートでエクスポートされたファイルの日付、時間および合計数を表示します。
「最終インポート」フィールド 最終インポートでインポートされたファイルの日付、時間および合計数を表示します。
「バッチ・ファイルの表示」ボタン バッチ・ファイルにアクセスするために使用する「バッチ・ファイルの表示」画面を表示します。

エクスポート・オプション:

要素 説明
「既存のエクスポート・ファイルを置換」フィールド 既存のエクスポート・ファイルを次回エクスポートで置き換えるかどうかを示します。
「表のみエクスポート」フィールド 表のみをエクスポートするか、またはコンテンツと表(エクスポート用に定義されている場合)の両方をエクスポートするかを示します。
「Webコンテンツをコピー」フィールド ネイティブのWeb表示可能(Webレイアウト)ファイルをエクスポートに含めるかどうかを示します。
「編集」ボタン 「エクスポート・オプションの編集」画面を表示します。ここでは、既存のエクスポートを置き換えるか、Webコンテンツをコピーするか、または表のみをエクスポートするかを指定できます。

インポート・オプション:

要素 説明
「アクションのオーバーライド」フィールド インポート中に、既存のリビジョンを処理するために使用するルールを表示します。
「有効なもののみインポート」フィールド 有効なオプション・リスト値を持つファイルのみをインポートするかどうかを示します。
「日付の変換」フィールド インポートするときに日付をターゲットのOracle Content Serverインスタンスのタイム・ゾーンに変換するかどうかを示します。
「編集」ボタン リビジョンの処理方法を指定するために使用する「インポート・オプションの編集」(「ルール」を選択)画面を表示します。

A.4.2.3 「アーカイブの追加」画面

この画面は、アーカイブを作成するために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイバのメイン画面「編集」メニューをクリックし、「追加」を選択します。

「アーカイブの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「アーカイブ名」フィールド 新しいアーカイブの名前。アーカイブ名に空白を含めることはできません。
「説明」 フィールド アーカイブの説明。
「コピー元」チェック・ボックス 選択: 新しいアーカイブには、「コピー元」フィールドで指定した既存のアーカイブと同じエクスポート問合せや追加データが含まれます。

選択解除: エクスポート問合せや追加データを含まない新しいアーカイブが作成されます。

このチェック・ボックスは、スタンドアロン・アーカイバでのみ表示されます。

「コピー元」フィールド コピー元の既存のアーカイブのディレクトリ・パスとファイル名。たとえば、C:/oracle/archives/my_archive/archive.hda

このフィールドは、スタンドアロン・アーカイバでのみ表示されます。

「参照」ボタン コピー元のアーカイブにナビゲートし、選択するために使用します。

このボタンは、スタンドアロン・アーカイバでのみ表示されます。


A.4.2.4 「コピー・アーカイブ」画面

この画面は、アーカイブを別のディレクトリまたはファイル・システムにコピーするために使用します。この画面にアクセスするには、スタンドアロン・モードのアーカイバを使用してアーカイブ名をハイライトし、次に、「編集」から「コピー先」を選択します。

「コピー・アーカイブ」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「名前」 フィールド 新しいアーカイブの名前。デフォルトはコピーされるアーカイブの名前です。
「次のディレクトリにアーカイブをコピー」フィールド 新しいアーカイブが作成されるディレクトリ・パス。このディレクトリは、コピーの前にファイル・システム上に存在している必要があります。


注意:

この手順により、アーカイブ内のファイルがコピーされます。アーカイブのコピー先がコレクション・ディレクトリの場合に、新しいコレクションが作成されたりcollection.hdaファイルが更新されることはありません。

A.4.2.5 「アーカイブ・コレクションを開く」画面

この画面は、一連のアーカイブ(コレクション)にアクセスするために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイバのメイン画面「オプション」を選択し、「アーカイブ・コレクションを開く」をクリックします。

「アーカイブ・コレクションを開く」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「コレクション」リスト Oracle Content Serverインスタンスで使用できるアーカイブ・コレクションを表示します。
「開く」ボタン 選択されたコレクションを開きます。選択されたコレクションがすでに開いていると、このボタンは無効になります。
「ローカルに参照」ボタン コレクションをローカル・システムで作成するために使用される「アーカイブ・コレクション定義ファイルの参照」画面を表示します。このボタンは、スタンドアロンのアーカイバでのみ有効です
「プロキシの参照」ボタン 別のOracle Content Serverインスタンスからコレクションを開くために使用される「プロキシ・コレクションの参照」画面を表示します。後述の注意を参照してください。
「削除」ボタン 選択されたコレクションをOracle Content Serverインスタンスから削除します。(コレクション・ファイルおよびアーカイブ・ファイルはファイル・システムに残るため、手動で削除する必要があります)。


注意:

アーカイバの場合、プロキシという用語はローカル・インスタンスが送信プロバイダ経由で接続されるOracle Content Serverインスタンスを指します。必ずしもマスターOracle Content Serverインスタンスのプロキシ・インスタンスである必要はありません。

A.4.2.6 「アーカイブ・コレクション定義ファイルの参照」画面

この画面は、スタンドアロン・モード時に新しいアーカイブ・コレクションのディレクトリおよびファイル名を指定するために使用します。この画面にアクセスするには、「アーカイブ・コレクションを開く」画面「ローカルに参照」をクリックします。

「アーカイブ・コレクション定義ファイルの参照」画面。
要素 説明
「検索場所」リスト 新しいアーカイブ・コレクションが作成されたディレクトリにナビゲートするために使用します。
「ファイル名」 フィールド コレクション定義(HDA)ファイルのファイル名。デフォルトはcollection.hdaです。
「開く」ボタン 「アーカイバ・コレクションの参照」画面が表示されます。

A.4.2.7 「アーカイバ・コレクションの参照」画面

この画面は、スタンドアロン・アーカイバの使用中に新しいアーカイブ・コレクションを定義するために使用します。この画面にアクセスするには、「アーカイブ・コレクション定義ファイルの検索」画面「開く」をクリックします。

「アーカイバ・コレクションの参照」画面。
要素 説明
「名前」 フィールド アーカイブ・コレクションの名前。

コレクション名には空白を使用できません。

わかりやすくするため、コレクション・ディレクトリと同じ名前にしてください。

「場所」フィールド 新しいコレクションへのパス。
「Webディレクトリ」フィールド Oracle Content Serverサーバーのweblayoutディレクトリへのパス。
「ボールト・ディレクトリ」フィールド Oracle Content Serverサーバーのvaultディレクトリへのパス。

A.4.2.8 「プロキシ・コレクションの参照」画面

この画面は、リモートのOracle Content Serverインスタンスから開くコレクションを選択するために使用します。この画面にアクセスするには、「アーカイブ・コレクションを開く」画面「プロキシの参照」をクリックします。


注意:

アーカイバの場合、プロキシという用語はローカル・インスタンスが送信プロバイダ経由で接続されるOracle Content Serverインスタンスを指します。

「プロキシ・コレクションの参照」画面。
要素 説明
「プロキシ・サーバー」リスト 各リモートのOracle Content Serverインスタンスの名前と相対Webルートが一覧表示されます。
「コレクション」リスト 選択したリモート・サーバー上の各コレクションの名前とディレクトリ・パスが一覧表示されます。

A.4.2.9 「バッチ・ファイルの表示」画面

この画面は、バッチ・ファイルを表示、編集および削除するために使用します。この画面にアクセスするには、「アーカイバ」(「一般」タブ)でアーカイブをハイライトし、「バッチ・ファイルの表示」をクリックします。


注意:

このオプションは、バッチ・ファイルが存在する場合にのみアクティブになります。

「現在のバッチ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「バッチ・ファイル」列 選択したアーカイブ内の各バッチ・ファイルのディレクトリとファイル名。
「インスタンス名」列 Oracle Content Serverインスタンスの名前。
「数」列 バッチ・ファイル内のコンテンツ・アイテムの数。
「状態」列 バッチ・ファイルの状態。

新規: バッチ・ファイルは手動でエクスポートされました。

自動挿入: バッチ・ファイルは自動的にエクスポートされました。

「インポート」ボタン 選択したバッチ・ファイルをインポートします。
「編集」ボタン 「エクスポート済コンテンツ・アイテムの表示」画面を表示します。この画面は、バッチ・ファイル内の特定のファイルをインポートまたは削除するために使用します。
「削除」ボタン 選択したバッチ・ファイルをアーカイブから削除します。

A.4.2.10 「エクスポート済コンテンツ・アイテムの表示」画面

この画面は、バッチ・ファイルから特定のリビジョンをインポートしたり、特定のリビジョンを削除するために使用します。この画面にアクセスするには、「バッチ・ファイルの表示」画面「編集」をクリックします。


ヒント:

同じコンテンツ・アイテムのリビジョンを複数インポートする場合は、各リビジョンを正しい順序でインポートしてください。誤った順序でリビジョンをインポートすると、エラーが発生します。

「エクスポート済コンテンツ・アイテムの表示」画面。
要素 説明
「フィルタの使用」チェック・ボックス このチェック・ボックスは、フィルタを使用して「コンテンツ」リストを絞り込む場合に選択します。
「フィルタの定義」ボタン 表示に含めるアイテムを選択できる「フィルタの定義」画面を表示します。
「列の表示」ボタン 表示する列を選択できる「列の表示」画面を表示します。
「コンテンツ」リスト フィルタ設定に一致する、バッチ・ファイル内のリビジョンを表示します。

リストには1ページに50リビジョンが表示されます。

リビジョンをダブルクリックすると、そのリビジョンの情報ページが表示されます。

リストの先頭ボタン コンテンツ・リストの先頭を表示します。
「前のページ」ボタン コンテンツ・リストの前のページを表示します。
「インポート」ボタン 選択したリビジョンをインポートします。ヒントを参照してください。
「削除」ボタン 選択したリビジョンをバッチ・ファイルから削除します。
「元に戻す」ボタン 最後に削除したリビジョンのステータスを「アーカイブ作成済」に戻します。
「適用」ボタン ステータスが「削除済」であるリビジョンをすべて削除します。
「リフレッシュ」ボタン すべての削除済リビジョンのステータスを「アーカイブ作成済」に戻します。
「閉じる」ボタン 画面を閉じます。
「次のページ」ボタン コンテンツ・リストの次のページを表示します。
リストの末尾ボタン コンテンツ・リストの末尾を表示します。

A.4.3 エクスポート・インタフェース画面

この項では、エクスポート処理の管理に使用される画面について説明します。

A.4.3.1 アーカイバ・エクスポートのメイン画面

アーカイバ・アプリケーションの「データのエクスポート」タブは、コンテンツ・アイテムおよび表のエクスポート条件を設定するために使用します。この機能にアクセスするには、アーカイバのメイン画面「データのエクスポート」タブをクリックします。

「アーカイバ」画面の「データのエクスポート」タブについては周囲のテキストで説明しています。

「データのエクスポート」画面には、次の2つのタブが表示されます。

要素 説明
「コンテンツ」タブ 「データのエクスポート(コンテンツ)」画面が表示されます。
「表」タブ アーカイバ・エクスポートのメイン画面(表)が表示されます。

A.4.3.2 「データのエクスポート」(コンテンツ)画面

「コンテンツ」タブは、コンテンツ・アイテムのエクスポート条件を設定するために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイバ・エクスポートのメイン画面「コンテンツ」タブをクリックします。

「アーカイバ」画面の「コンテンツ」タブについては周囲のテキストで説明しています。

「エクスポート問合せ」ペイン:

要素 説明
「エクスポート問合せ」フィールド エクスポートの対象となるコンテンツ・アイテムを選択するために使用されるエクスポート条件を表示します。
「編集」ボタン エクスポート条件を変更するために使用される「エクスポート問合せの編集」(コンテンツ)画面を表示します。
「プレビュー」ボタン エクスポートされるコンテンツを表示するエクスポート問合せのプレビュー(コンテンツ)画面を表示します。

「追加データ」ペイン:

要素 説明
「コンテンツ構成情報」フィールド コンテンツ・タイプがエクスポートされるかどうかを示します。
「ユーザー構成情報」フィールド ユーザー属性がエクスポートされるかどうかを示します。
「編集」ボタン コンテンツ構成情報またはユーザー構成情報をエクスポートするかどうかを指定できる画面を表示します。

A.4.3.3 「エクスポート問合せの編集」(コンテンツ)画面

「エクスポート問合せの編集」画面は、どのコンテンツ・アイテムをエクスポートするかを定義するエクスポート問合せを作成するために使用します。表の問合せを作成するには類似画面(「エクスポート問合せの編集(表)」画面)を使用します。

この画面にアクセスする手順を次に示します。

  1. アーカイブを選択します。

  2. アーカイバ・エクスポートのメイン画面および「コンテンツ」タブをクリックします。

  3. 「エクスポート問合せ」セクションで「編集」をクリックします。

「エクスポート問合せの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

「問合せ定義」ペイン:

要素 説明
「フィールド」リスト 各コンテンツ・アイテムについて評価されるメタデータ・フィールド。このフィールドに一致するアイテムがエクスポートされます。
「演算子」フィールド 各コンテンツ・アイテムの値の評価方法を指定します。使用可能な演算子は、選択したメタデータ・フィールドのタイプによって決まります。

次の値に等しいは、指定された値と厳密に一致するコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次の値に等しくないは、指定した値とは異なる値のコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次で始まるは、フィールドの先頭に指定された値があるコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次の語を含むは、フィールドの任意の場所に指定した値があるコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次の日付よりも古いは、指定した値より前の日付のコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次の日付よりも新しいは、指定した値より後の日付のコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

「値」フィールド 指定されたメタデータ・フィールドの値。「フィールド」リストで選択したオプションに応じて、このフィールドはテキスト入力フィールド、「選択」ボタンのあるテキスト入力フィールドまたは使用可能なオプションのリストになります。
「選択」ボタン 既存のアイテム(コンテンツ・アイテムやユーザーなど)のリストを表示します。このリストから、「値」フィールドの値を選択できます。このボタンは、特定のメタデータ・フィールドを選択しているときにのみ表示されます。
「追加」ボタン 指定したエクスポート問合せを「問合せ式」ボックス内に新しい行として追加します。
「更新」ボタン 「問合せ式」ボックス内で選択されている行を、指定したエクスポート問合せで置き換えます。
「問合せ式」ボックス 「追加」または「更新」ボタンで指定されたSQLエクスポート条件を表示します。
「削除」ボタン 選択した行を「問合せ式」ボックスから削除します。
「カスタム問合せ式」チェック・ボックス 選択: 問合せ式を直接編集できます。

選択解除: 問合せ式は、「フィールド」、「演算子」および「値」フィールド(前の説明を参照)で指定した条件に制限されます。後述の注意を参照してください。

「カスタム問合せ式」ボックス エクスポート時に各コンテンツ・アイテムに対して評価されるSQL式。デフォルトでは、条件が複数の場合、AND演算子が使用されます。


注意:

「カスタム問合せ式」チェック・ボックスの選択を解除すると、式は元の定義に戻り、変更内容はすべて失われます。


注意:

問合せ式内ではIdocスクリプトを使用できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Idocスクリプト・リファレンス・ガイド』を参照してください。

「問合せオプション」ペイン:

要素 説明
「リリース日が最終エクスポートの日付よりも新しいリビジョンをエクスポートする。」チェック・ボックス 選択: 最後のエクスポート以降にリリースされ、エクスポート条件を満たすリビジョンのみエクスポートします。

選択解除: エクスポート条件を満たすすべてのリビジョンをエクスポートします。

「パブリッシュ済のリビジョンのエクスポートを許可する」チェック・ボックス このチェック・ボックスは、Oracle Content Publisherで使用します。

選択: エクスポート条件を満たすすべてのリビジョンをエクスポートします。

選択解除: Oracle Content PublisherによってOracle Content Serverインスタンスにパブリッシュされたリビジョンはエクスポートしません。

「選択されたリビジョンすべて」オプション エクスポート条件を満たすコンテンツ・アイテムのすべてのリビジョンをエクスポートします。
「最新リビジョン」オプション エクスポート条件を満たすコンテンツ・アイテムの最新リビジョンのみエクスポートします。

レプリケーションを使用している場合は、このオプションを選択できません。

「最新リビジョン以外」オプション エクスポート条件を満たすコンテンツ・アイテムの、最新リビジョン以外のすべてのリビジョンをエクスポートします。

レプリケーションを使用している場合は、このオプションを選択できません。

「単一リビジョンのレプリケーション」オプション 問合せに一致する各アイテムの最新リビジョンをエクスポートします。このオプションは、アイテムの最新リビジョンをレプリケートしますが、ソース・サーバーでのリビジョン番号にかかわらず、レプリケーションの名前は宛先サーバーで常にrevision 1に変更されます。

注意 : 宛先サーバーにコンテンツ・アイテムのリビジョンがすでに複数ある場合は、「単一リビジョンのレプリケーション」に切り替えないでください。


A.4.3.4 「エクスポート・オプションの編集」画面

この画面は、エクスポートするファイルのコピーを指定したり、既存のバッチ・ファイルを上書きするかどうかを指定するために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイブを選択し、アーカイバの「一般」タブをクリックして「エクスポート・オプション」セクションで「編集」をクリックします。

「エクスポート・オプションの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「既存のエクスポート・ファイルを置換」チェック・ボックス 選択: エクスポートを開始すると、既存のバッチ・ファイルはアーカイブから削除されます。

選択解除: エクスポートを開始すると、新しいバッチ・ファイルが追加されますが、既存のバッチ・ファイルは削除されません。

「Webコンテンツをコピー」チェック・ボックス 選択: ネイティブ(ボールト)ファイルとWeb表示可能(Webレイアウト)ファイルがエクスポートされます。

選択解除: ネイティブ(ボールト)ファイルのみがエクスポートされます。

「表のみエクスポート」チェック・ボックス 選択: 表のみがエクスポートされます。コンテンツ・アイテムはエクスポートされません。

選択解除: コンテンツ・アイテムがエクスポートされ、定義されている表もエクスポートされます。


A.4.3.5 「エクスポート問合せのプレビュー(コンテンツ)」画面

「エクスポート問合せの条件を満たすコンテンツ」画面は、エクスポート条件を満たすリビジョンのリストを表示するために使用します。

この画面にアクセスする手順を次に示します。

  1. アーカイブを選択します。

  2. アーカイバ・エクスポートのメイン画面をクリックし、「コンテンツ」タブをクリックします。

  3. 「エクスポート問合せ」セクションで「プレビュー」をクリックします。

「エクスポート問合せの条件を満たすコンテンツ」画面。
要素 説明
「エクスポート問合せ」フィールド 「エクスポート問合せの編集」(「コンテンツ」)画面を使用して作成されたSQL問合せ式を表示します。
「フィルタの使用」チェック・ボックス このチェック・ボックスは、フィルタを使用して「コンテンツ」リストを絞り込む場合に選択します。
「フィルタの定義」ボタン 表示に含めるアイテムを選択できる「フィルタの定義」画面を表示します。
「列の表示」ボタン 表示する列を選択できる「列の表示」画面を表示します。
「リリース日以降」チェック・ボックスおよびフィールド 「コンテンツ」リストに表示されるリビジョンを、リリース日によって制限します。
「コンテンツ」リスト フィルタ設定と一致するOracle Content Serverリポジトリのリビジョンを表示します。

このリストには最大100個のリビジョンを表示できますが、エクスポート問合せを満たすリビジョンがすべてエクスポートされます。

リビジョンをダブルクリックすると、そのリビジョンの「情報」画面が表示されます。


A.4.3.6 アーカイバ・エクスポートのメイン画面(表)

アーカイバ・アプリケーションの「データのエクスポート」タブにある「表」タブは、新しい表の特性を追加および定義したり、選択されたアーカイブの既存の表を編集するために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイバ・エクスポートのメイン画面をクリックし、「表」タブをクリックします。

「アーカイバ」画面の「表」タブについては周囲のテキストで説明しています。

「表」ペイン:

要素 説明
「表」リスト 選択されたアーカイブに含まれる表を表示します。
「追加」ボタン 新規表の追加/「表の編集」画面を表示します。
「編集」ボタン アーカイブ・プロパティの編集画面を表示します。表の新規追加/「表の編集」画面を参照してください。
「削除」ボタン 選択された表をアーカイブから削除します。

「エクスポート問合せ」ペイン:

要素 説明
「エクスポート問合せ」フィールド エクスポートの対象となる表を選択するために使用されるエクスポート条件を表示します。
「編集」ボタン 「エクスポート問合せの編集」(表)画面を表示します。
「プレビュー」ボタン エクスポート問合せのプレビュー(表)画面を表示します。

A.4.3.7 新規表の追加/「表の編集」画面

表の新規追加/「表の編集」画面は、表のエクスポート特性を定義して、選択したエクスポート・アーカイブに追加するために使用します。

この画面にアクセスする手順を次に示します。

  1. アーカイバ・エクスポートのメイン画面をクリックします。

  2. 現在のアーカイブ・リストからアーカイブを選択し、「表」タブをクリックします。

  3. 「表」リストの「追加」ボタンをクリックします。

「アーカイブへの新規表の追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「表名」リスト 選択したアーカイブに追加できる使用可能なデータベース表がリストされます。
「親タイムスタンプの使用」チェック・ボックス 選択: 親表のタイムスタンプを使用して、この表がエクスポートされるかどうかを決定します。

選択解除: 現在のタイムスタンプを使用して、この表がエクスポートされるかどうかを決定します。

「作成のタイムスタンプ」リスト 表行の作成時に作成タイムスタンプが格納される列の候補がリストされます。
「変更のタイムスタンプ」リスト 表行の変更時に変更タイムスタンプが格納される列の候補がリストされます。
「親表」リスト 親表の選択項目がリストされます。
「表リレーション」フィールド このフィールドは、エクスポートされる情報を決定する親/子表関係を指定するために使用します。
存在しない場合、新しい表またはフィールドを作成チェック・ボックス 選択: 指定した表またはフィールドが現在存在しない場合は作成されます。

選択解除: 表もフィールドも作成されません。

「ソースIDの使用」チェック・ボックス 選択: 複数のインスタンス内で一致する表行のみがエクスポートされます。

選択解除: 表行は、インスタンス間での一致ステータスに関係なくエクスポートされます。

「削除された行をレプリケート」チェック・ボックス 選択: ソース表から削除された行は、ターゲット表でも削除されます。

選択解除: 行はターゲット表では削除されません。

「変更されたまたは削除された親を持つすべての子行を、インポートする前に削除」チェック・ボックス 選択: 親表の行が削除または変更された場合、インポートする子表から、それに対応する行を削除します。

選択解除: インポート前に子表の行は削除されません。

「アーカイバによる親表からの行削除を許可」チェック・ボックス 選択: エクスポート済の子表の行が削除された場合、対応する行を親表から削除します。

選択解除: 行は親表からは削除されません。

「関連する子が存在しない場合にのみ親行を削除」チェック・ボックス 選択: 子行が存在しない場合のみ、親表から行を削除します。

選択解除: 行は親表からは削除されません。


A.4.3.8 「エクスポート問合せの編集」(表)画面

「エクスポート問合せの編集」画面は、エクスポート対象となる表を定義するエクスポート問合せを作成するために使用します。これは、コンテンツのエクスポート問合せの作成に使用する画面(エクスポート問合せの編集(「コンテンツ」)画面)と似ています。

この画面にアクセスする手順を次に示します。

  1. アーカイブを選択します。

  2. アーカイバ・エクスポートのメイン画面および「表」タブをクリックします。

  3. 「エクスポート問合せ」セクションで「編集」をクリックします。

「エクスポート問合せの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「フィールド」リスト 各表に対して評価されるメタデータ・フィールド。
「演算子」フィールド 各表に対して値が評価される方法を指定します。使用可能な演算子は、選択したメタデータ・フィールドのタイプによって決まります。

「次の値に等しい」を選択すると、指定した値が含まれる表がエクスポートされます。

「次の値に等しくない」を選択すると、指定した値以外の値が含まれる表がエクスポートされます。

「次で始まる」を選択すると、指定した値がフィールドの最初の位置にある表がエクスポートされます。

次の語を含むを選択すると、指定した値がフィールド内の任意の位置にある表がエクスポートされます。

「次の日付よりも古い」を選択すると、指定した値よりも古い日付が含まれる表がエクスポートされます。

「次の日付よりも新しい」を選択すると、指定した値より新しい日付が含まれる表がエクスポートされます。

「値」フィールド 指定されたメタデータ・フィールドの値。
「追加」ボタン 指定したエクスポート問合せを「問合せ式」ボックス内に新しい行として追加します。
「更新」ボタン 「問合せ式」ボックス内で選択されている行を、指定したエクスポート問合せで置き換えます。
「問合せ式」フィールド エクスポート条件が表示されます。
「削除」ボタン 選択した行を「問合せ式」ボックスから削除します。
「カスタム問合せ式」チェック・ボックス 選択: 問合せ式を直接編集できます。

選択解除: 問合せ式は、「フィールド」、「演算子」および「値」フィールドで指定した条件に制限されます。後述の注意を参照してください。

「カスタム問合せ式」フィールド エクスポート時に各表に対して評価されるSQL式。デフォルトでは、条件が複数の場合、AND演算子が使用されます。


注意:

「カスタム問合せ式」チェック・ボックスの選択を解除すると、式は元の定義に戻り、変更内容はすべて失われます。


注意:

問合せ式内ではIdocスクリプトを使用できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Idocスクリプト・リファレンス・ガイド』を参照してください。

A.4.3.9 エクスポート問合せのプレビュー(表)画面

「エクスポート問合せの条件を満たすコンテンツ」画面は、エクスポート条件を満たす表のリストを表示するために使用します。この画面のフィールド、ボタンおよびチェック・ボックスは、選択されたエクスポート条件を満たすリビジョンのリストを表示するために使用される画面と同じです。

フィールドの説明は、エクスポート問合せのプレビュー(コンテンツ)画面を参照してください。

A.4.3.10 「アーカイブのエクスポート」画面

「アーカイブのエクスポート」画面は、エクスポートを開始し、エクスポートされたファイルを削除するかどうかを指定するために使用します。この画面にアクセスするには、「アクション」を選択して、「アーカイバ」メニュー・バーから「エクスポート」を選択します。

「アーカイブのエクスポート」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「アーカイブの正常終了後リビジョンを削除」チェック・ボックス 選択: エクスポートが正常に行われた場合に、エクスポートされたリビジョンをOracle Content Serverインスタンスから削除します。

選択解除: エクスポートされたリビジョンをOracle Content Serverインスタンスから削除しません。


A.4.4 インポート・インタフェース画面

この項では、インポート処理時に使用される画面について説明します。

A.4.4.1 インポート時の変更設定メイン画面

「マッピング」では、エクスポートしているコンテンツ・サーバー・インスタンスのメタデータ・フィールドと、インポートしているOracle Content Serverインスタンスのメタデータ・フィールドが相互にどのように関連するかが定義されます。

アーカイバ・アプリケーションの「インポート時の変更設定」タブは、コンテンツ・アイテムと表をインポートするメタデータ・フィールドおよび値マッピングを構成するために使用します。このタブにアクセスするには、アーカイバのメイン画面で「インポート時の変更設定」タブをクリックします。

メイン・マッピング画面に2つのタブが表示されます。

要素 説明
「コンテンツ」タブ 「インポート時の変更設定」(コンテンツ)画面が表示されます。
「表」タブ 「インポート時の変更設定」(表)画面が表示されます。

A.4.4.2 「インポート時の変更設定」(コンテンツ)画面

「インポート時の変更設定」画面の「コンテンツ」タブは、コンテンツ・アイテムのインポート条件を設定するために使用します。この画面にアクセスするには、「インポート時の変更設定」メイン画面で「コンテンツ」をクリックします。

「インポート時の変更設定画面の「コンテンツ」タブ
要素 説明
「フィールドの変更」ボックス メタデータ・フィールドのマッピングの式が表示されます。
「編集」ボタン 「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面が表示されます。
「値の変更」ボックス メタデータ値のマッピングの式が表示されます。
「編集」ボタン 「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面が表示されます。

A.4.4.3 「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面

「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面は、インポート中にメタデータ・フィールド間でフィールドおよび値をどのようにコピー(マップ)するかを設定するために使用します。

この画面にアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. 「インポート時の変更設定」メイン画面をクリックします

  2. 現在のアーカイブリストからアーカイブを選択します。

  3. 「インポート時の変更設定」(コンテンツ)画面をクリックし、「フィールドの変更」セクションまたは「値の変更」セクションの「編集」をクリックします。

「フィールドの変更の編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
「値の変更の編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「すべて」チェック・ボックス 「値の変更の編集」画面で、「すべて」チェック・ボックスを選択すると、インポートしたすべてのリビジョンについて、指定したフィールドが「出力値」に変更されます。
エクスポート・フィールド/入力値 インポート中に別のフィールドにコピーされるデータ、または値をマップするときに変更されるメタデータ値を含んでいるメタデータ・フィールド。dDocAuthorxCommentsなど、内部フィールド名を使用します。
「エクスポート・フィールド」/「入力値」リスト 既存のメタデータ・フィールドのリストから「エクスポート・フィールド」または「入力値」を選択できます。このリストにオプションを表示するには、「フィールドの参照」/「値の参照」画面からソースを選択する必要があります。
「フィールドの参照」/「値の参照」ボタン 「フィールドの参照」/「値の参照」画面を表示します。
「次に含まれる」フィールド 「値の変更の編集」画面で、入力値と出力値との間に追加のフィールドが表示されます。リストから、メタデータを変更する必要があるフィールドを選択します。
ターゲット・フィールド/出力値 インポート中に、アーカイブされたメタデータがコピーされるメタデータ・フィールド。リストには、Oracle Content Serverのローカル・インスタンスのすべてのメタデータ・フィールドが表示されます。
「追加」ボタン 指定した対応付けの式を「フィールドの変更」ボックスに追加します。
「更新」ボタン 「フィールドの変更」ボックスで選択されている対応付けの式を指定した対応付けの式に置き換えます。
「フィールドの変更」/「値の変更」ボックス 対応付けの式を表示します。
「削除」ボタン 選択した対応付けの式を「フィールドの変更」ボックスから削除します。

A.4.4.4 「フィールドの参照」/「値の参照」画面

「フィールドの参照」/「値の参照」画面は、メタデータ・フィールドのリストをOracle Content Serverのローカル・インスタンスまたは特定のバッチ・ファイルから取得するかどうかを指定するために使用します。この画面にアクセスするには、「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面「フィールドの参照」または「値の参照」をクリックします。

値の参照画面については周囲のテキストで説明しています。
フィールドの参照画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「次のバッチ・ファイルから」リスト 「値の参照」画面でバッチ・ファイルを選択すると、そのバッチ・ファイルに定義されているメタデータ・フィールドのリストが取得されます。
「次のフィールドから」リスト 「値の参照」画面でフィールドを選択すると、バッチ・ファイル内のそのフィールドに対して定義されているメタデータ値のリストが取得されます。
「ローカル・システム」オプション Oracle Content Serverのローカル・インスタンスからメタデータ・フィールドのリストを取得します。
「バッチ」オプション 選択したバッチ・ファイルからメタデータ・フィールドのリストを取得します。

A.4.4.5 「インポート時の変更設定」(表)画面

「インポート時の変更設定」画面の「表」タブは、表のインポートに必要なフィールドと値のマップを追加および定義するために使用します。この画面にアクセスするには、「インポート時の変更設定」メイン画面「表」タブをクリックします。

「インポート時の変更設定」画面の「表」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
アーカイブ・ファイル・リスト アーカイブ・ファイルのツリー・ビュー・リストを表示します。
「編集」ボタン アーカイブ・プロパティの編集画面を表示します。「編集」ボタンをクリックすると表示されるこの画面の構成設定は、グローバルな構成です。画面の最上部の設定は編集できません。「OK」をクリックすると、最下部のグローバルな設定に加えた変更が実装されます。これらの変更は、「ロード」ボタンを使用して加えた変更でオーバーライドできます。
「ロード」ボタン アーカイブ・プロパティの編集画面を表示します。「ロード」ボタンをクリックすると表示されるこの画面の構成設定は、アーカイブの作成時に定義された構成設定です。画面の最上部の設定は編集できません。「OK」をクリックすると、最下部の設定に加えた変更が実装されます。これらの変更は、「編集」ボタンを使用して加えた変更をオーバーライドします。
「リフレッシュ」ボタン 現在のアーカイブ・ファイル・リストを更新するために使用します。
「フィールドの変更」ボックス メタデータ・フィールドのマッピングの式が表示されます。
「編集」ボタン 「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面が表示されます。
「値の変更」ボックス メタデータ値のマッピングの式が表示されます。
「編集」ボタン 「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面が表示されます。

A.4.4.6 「表におけるアーカイブ・プロパティの編集」画面

アーカイブ・プロパティの編集画面は、表が作成されたときに割り当てられた元のチェック・ボックス値を編集するために使用します。上部セクションのフィールドは編集できなくなりました。下部セクションの構成設定のみ変更できます。この画面は、「インポート時の変更設定」タブ画面でアーカイブ・ファイル・リスト・セクションと関連付けられた「編集」および「ロード」ボタンを両方クリックすると表示されます。

構成設定は、画面を表示するためにどのボタンをクリックしたかによって異なります。「編集」ボタンをクリックした後に表示される設定はグローバル構成で、「ロード」ボタンをクリックした後に表示される設定は、アーカイブが作成されたときに定義された設定です。「編集」で生成された画面を使用して加えた変更は、「ロード」で生成された画面を使用して加えた変更でオーバーライドされることがあります。

この画面のフィールドおよびチェック・ボックスは、表をアーカイブに追加する場合に使用する画面のものと同じです。フィールドの説明を表示するには、A.4.3.7項「表の新規追加/「表の編集」画面」を参照してください。

この画面にアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. 「インポート時の変更設定」メイン画面をクリックします。

  2. 現在のアーカイブ・リストからアーカイブを選択します。

  3. 「インポート時の変更設定」(「表」)画面をクリックします。

  4. 「表」リストの「編集」ボタンをクリックします。

コンテンツの編集に使用する画面と似た画面が表示されます。

  • 「フィールドの変更の編集」画面は、表のインポート中に異なるメタデータ・フィールド間で値をコピーする方法を設定するために使用します。この画面のフィールドおよびボタンは、インポートされたコンテンツ・アイテムにメタデータ・マッピングを設定する場合に使用する画面のものと同じです。A.4.4.3項「「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面」を参照してください。

  • 「フィールドの参照」画面は、メタデータ・フィールドのリストをOracle Content Serverのローカル・インスタンスまたは特定のバッチ・ファイルから取得するかどうかを指定するために使用します。この画面のフィールドは、「インポート時の変更設定」の「コンテンツ」タブに関連付けられた画面のものと同じです。A.4.4.4項「「フィールドの参照」/「値の参照」画面」を参照してください。

  • 「値の変更の編集」画面は、表のインポート中にメタデータ値が変更(マップ)される方法を設定するために使用します。この画面のフィールドおよびボタンは、インポートされたコンテンツ・アイテムにメタデータ値を設定する場合に使用する画面のものと同じです。A.4.4.3項「「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面」を参照してください。

  • 「値の参照」画面は、バッチ・ファイルから取得するメタデータ値を選択するために使用します。この画面のフィールドは、「インポート時の変更設定」の「コンテンツ」タブに関連付けられた画面のものと同じです。A.4.4.4項「「フィールドの参照」/「値の参照」画面」を参照してください。

A.4.4.7 「インポート・オプションの編集」(ルールの選択)画面

「インポート・オプションの編集」画面は、インポート時にリビジョンを置換、追加または削除する方法を指定するために使用します。この画面にアクセスするには、「アーカイバ」(「一般」タブ)の「インポート・オプション」セクションで「編集」をクリックします。

「インポート・オプションの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「インポート・ルールのオーバーライド」リスト インポート時にリビジョンを置換、追加または削除する方法を定義するルールを選択します。オプションを選択すると、インポート・ルールの説明が表示されます。後述の注意を参照してください。
「有効なオプション・リストの値を持つリビジョンのみをインポート」チェック・ボックス 選択: 検証されたオプション・リストの値がチェックされ、有効なオプション・リストの値を持つリビジョンのみがインポートされます。

選択解除: インポート時に、オプション・リストの値は検証されません。

「日付をシステムの現在のタイムゾーンに変換」チェック・ボックス 選択: メタデータ日付フィールドの時刻が再計算され、ターゲット(インポート)のOracle Content Serverのタイムゾーンが反映されます。

選択解除: インポート時に、メタデータ日付フィールドの時刻は変更されずそのまま残ります。



注意:

インポート・ルール「更新」を適用すると、既存のリビジョンが既存のファイルに保存されずに置き換えられます。保持するコンテンツを誤って置き換えないように、インポート時には十分に注意してください。

A.4.4.8 「アーカイブのインポート」画面

「アーカイブのインポート」画面は、インポートを開始し、インポートする情報を指定するために使用します。この画面にアクセスするには、「アクション」を選択し、「アーカイバ」メニュー・バーで「インポート」をクリックします。

「アーカイブのインポート」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「バッチ化したリビジョンをインポート」チェック・ボックス 選択: コンテンツ・アイテムのリビジョンをインポートします。

選択解除: コンテンツ・アイテムのリビジョンをインポートしません。

「表のインポート」チェック・ボックス 選択: コンテンツ・アイテムのリビジョンと表を、これらの両方を含むアーカイブからインポートします。

選択解除: コンテンツ・アイテムのリビジョンと表を含むアーカイブから表をインポートしません。


A.4.5 レプリケーション・インタフェース画面

この項では、レプリケーション処理の管理に使用される画面について説明します。

A.4.5.1 アーカイバ・レプリケーションのメイン画面

アーカイバ・アプリケーションの「レプリケーション」タブは、エクスポートおよびインポートの自動化を構成するために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイバのメイン画面でこのタブをクリックします。

「アーカイバ」画面の「レプリケーション」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「エクスポートの自動化」フィールド 選択したアーカイブに対して自動エクスポートが有効かどうかが表示されます。
「登録済のエクスポータ」ボックス 選択したアーカイブに対して自動エクスポータとして現在登録されているコレクションが一覧表示されます。
「編集」ボタン 「登録済のエクスポータ」画面が表示されます。
「登録済のインポータ」フィールド 選択したアーカイブに対して自動インポータとして現在登録されているコレクションが一覧表示されます。
「ログオン・ユーザー名」フィールド インポータの登録時にログインしていたユーザーのユーザー名が表示されます。
「現在のインスタンスを登録」ボタン 選択したアーカイブを自動インポータとして登録します。
「登録解除」ボタン 登録済のインポータを登録解除します。

A.4.5.2 「登録済のエクスポータ」画面

「登録済のエクスポータ」画面は、現在のアーカイブに自動エクスポートされるコレクションを指定するため、および自動エクスポートの有効と無効を切り替えるために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイバ・レプリケーションのメイン画面「編集」をクリックします。

「登録済のエクスポータ」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「自動エクスポートを有効にする」チェック・ボックス 選択: エクスポート条件を満たすコンテンツ・アイテムの索引が作成されるたび、エクスポートが自動的に実行されます。

選択解除: 自動エクスポートは無効になります。

「登録済のエクスポータ」ボックス 選択したアーカイブの自動エクスポータとして登録されているコレクションが一覧表示されます。
「登録」ボタン 現在のコレクションを登録済のエクスポータのリストに追加します。このボタンは、自動エクスポートが無効の場合は使用できません。
「削除」ボタン 選択したコレクションを登録済のエクスポータのリストから削除します。このボタンは、自動エクスポートが無効の場合は使用できません。

A.4.5.3 自動化画面(エクスポータ)

自動化画面には、「エクスポータ」、「インポータ」および「転送」の3つのタブがあります。自動化画面にアクセスするには、コレクションをハイライトし、アーカイバのメイン画面「オプション」メニューから「インスタンスの自動化の詳細を表示する」を選択します。

インスタンスの自動化の詳細」画面の「エクスポータ」タブは、自動的にエクスポートされるアーカイブを表示および削除するために使用します。

自動化画面の「エクスポータ」タブについては周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「場所」列 自動的にエクスポートされる各アーカイブのコレクションおよびアーカイブが表示されます。
「ステータス」 列 自動エクスポートのステータス「接続」または「切断済」が表示されます。
「削除」ボタン 選択したアーカイブを登録済のエクスポータとして削除します。

A.4.5.4 自動化画面(インポータ)

自動化画面の「インポータ」タブは、自動的にインポートされるアーカイブを表示および削除するために使用します。

自動化画面の「インポータ」タブ
要素 説明
「場所」列 自動的にインポートされる各アーカイブのコレクションおよびアーカイブが一覧表示されます。
「ステータス」 列 自動インポートのステータス(「接続」または「切断済」)が表示されます。
「削除」ボタン 選択したアーカイブを登録済のインポータとして削除します。

A.4.5.5 自動化画面(転送)

自動化画面の「転送」タブは、自動的に転送されるアーカイブを表示および削除するために使用します。

自動化画面の「転送」タブ
要素 説明
「ソース」列 転送元のコレクションおよびアーカイブが一覧表示されます。
「ターゲット」列 転送先のコレクションおよびアーカイブが一覧表示されます。
「ステータス」 列 自動転送のステータス(「接続」または「切断済」)が表示されます。
「削除」ボタン 選択された転送を削除します。

A.4.5.6 自動化画面(問合せ)

「キューに入っている自動インポート」画面は、キュー内で実行待ちになっているインポートを表示するために使用します。

自動化画面の「キューに入っている自動インポート」タブ
要素 説明
「場所」列 転送元のコレクションおよびアーカイブが一覧表示されます。
「ステータス」 列 自動転送のステータスが表示されます。
「削除」ボタン 選択された転送を削除します。

A.4.6 転送インタフェース画面

この項では、アーカイブの転送に使用される画面について説明します。

A.4.6.1 アーカイバ転送のメイン画面

アーカイバ・アプリケーションの「転送先」タブは、アーカイブ間でのバッチ・ファイル転送を構成するために使用します。このタブにアクセスするには、アーカイバのメイン画面「転送先」タブをクリックします。

アーカイバのメイン画面の「転送先」タブ
要素 説明
「最終転送 (送信)」フィールド 選択したアーカイブからバッチ・ファイルが最後に転送された日時。
「最終転送 (受信)」フィールド 選択したアーカイブにバッチ・ファイルが最後に転送された日時。
「合計」フィールド 最終転送に含まれていたバッチ・ファイルおよびコンテンツ・アイテムの数。

「転送オプション」ペイン:

要素 説明
「転送可」フィールド 選択したアーカイブを転送ターゲットにできるかどうかを示します。
「転送を自動化」フィールド 選択したアーカイブを自動的に転送するかどうかを示します。
「編集」ボタン 「転送オプション」画面を表示します。

「転送先」ペイン:

要素 説明
「転送オーナー」フィールド 選択したアーカイブの転送を所有するOracle Content Serverインスタンス。
「ターゲット・アーカイブ」フィールド 選択したアーカイブの転送先となるコレクションおよびアーカイブ。
「削除」ボタン 転送先を削除します。
「編集」ボタン 「アーカイブ・コレクション」画面を表示します。

A.4.6.2 「転送オプション」画面

「転送オプション」画面は、アーカイブで転送を受信できるようにし、アーカイブからの転送を自動化するために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイバ転送のメイン画面の「転送オプション」セクションで「編集」をクリックします。

「転送オプション」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「転送可」チェック・ボックス 選択: 選択したアーカイブは他のアーカイブから転送を受信できます。

選択解除: 選択したアーカイブは他のアーカイブから転送を受信できません。

「転送を自動化」チェック・ボックス 選択: 選択したアーカイブの転送はアーカイブが更新されるたびに自動的に実行されます。

選択解除: 選択したアーカイブの転送を手動で開始する必要があります。


A.4.6.3 「アーカイブ・コレクション」画面

「アーカイブ・コレクション」画面は、転送を受信する転送先になれるアーカイブを指定するために使用します。この画面にアクセスするには、アーカイバ転送のメイン画面の「転送先」セクションで「編集」をクリックします。

「アーカイブ・コレクション」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
「コレクション」リスト Oracle Content Serverのローカル・インスタンスで使用可能なアーカイブ・コレクションの名前と場所が表示されます。
「アーカイブ」リスト 選択したコレクション内のアーカイブの名前および転送先になれるステータスが表示されます(転送先になれるアーカイブのみをリストから選択できます)。

A.4.7 フォルダ・アーカイブの構成ページ

このページは、フォルダ・アーカイブを管理および作成するために使用します。このページにアクセスするには、Oracle Content Serverインスタンスに管理者としてログインし、ポータル・ナビゲーション・バーの「管理」を選択し、次に「フォルダ・アーカイブの構成」を選択します。

「フォルダ・アーカイブの構成」画面
要素 説明
「コレクション名」リスト このリストには、Oracle Content Serverインスタンスで検出されたすべてのアーカイブ・コレクション(つまり、既知またはコンテンツ・サーバーのアーカイブ・ユーティリティで開かれたすべてのコレクション)が含まれています。

Oracle Content Serverの各インスタンスには少なくとも1つのアーカイブ・コレクションがあり、そのOracle Content Serverインスタンスと同じ名前を持ちます。

「アーカイブ名」フィールドおよびリスト ここでアーカイブの名前を指定できます。リストには、以前に作成された、Oracle Content Serverインスタンスで既知のすべてのアーカイブが含まれています。

アーカイブに含まれるフォルダを選択する前にアーカイブ名を指定してください。フォルダを選択してからアーカイブ名を指定すると、追加をクリックしても何も行われません(フォルダ・ツリーは完全に閉じて、フォルダ選択は失われます)。

フォルダ・ツリー この影付きの領域には、Oracle Content Serverインスタンスで検出されたフォルダ構造が表示されます。

デフォルトでは、ツリー全体が閉じられています(つまり、フォルダは表示されていません)。

フォルダの下にあるサブフォルダをすべて表示するにはプラス記号をクリックし、非表示にするにはマイナス記号をクリックします。

フォルダ構造アーカイブに含めるすべてのフォルダのチェック・ボックスを選択します。親フォルダのチェック・ボックスをクリックすると、その子フォルダもすべて自動的に選択されます。子フォルダを個別に選択および選択解除することもできます。親フォルダは、サブフォルダもすべて選択された場合にのみ選択されます。子フォルダのいずれかの選択を解除すると、その親フォルダの選択も自動的に解除されます。これは、子フォルダの仮想フォルダ・パスのプロパティには影響しません。

フォルダ・ツリーには、Collaboration Managerプロジェクト・フォルダおよびSite Studio Webサイト・フォルダが含まれます。フォルダ構造アーカイブ・コンポーネントでは、これらのフォルダをアーカイブすることは意図されていません。これらをアーカイブし、別のシステムに転送することもできますが、転送されたコラボレーション・プロジェクトおよびSite Studio Webサイトはターゲット・システム上で機能しません。

「追加」ボタン 指定したフォルダ・アーカイブを作成し、Oracle Content Serverインスタンスで使用できるようにするには、このボタンをクリックします。

アーカイブに含まれるフォルダを選択する前にアーカイブ名を指定してください。フォルダを選択してからアーカイブ名を指定すると、追加をクリックしても何も行われません(フォルダ・ツリーは完全に閉じて、フォルダ選択は失われます)。

「削除」ボタン 指定した既存のフォルダ・アーカイブを削除し、Oracle Content Serverインスタンスで処理に使用できないようにするには、このボタンをクリックします。