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Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
パート II ネットワークファイルシステムへのアクセス (トピック)
6. ネットワークファイルシステムへのアクセス (リファレンス)
/etc/ppp/options. ttyname 構成ファイル
/etc/ppp/options.ttyname のダイアルインサーバーでの使用
/etc/ppp/options.ttyname のダイアルアウトマシンでの使用
/etc/ppp/options.ttyname ファイルの例 (参照先)
/etc/ppp/peers/myisp.tmpl テンプレートファイル
/etc/ppp/peers/peer-name ファイルの例 (参照先)
/etc/ppp/myisp-chat.tmpl chat スクリプトテンプレート
UNIX 方式ログイン用に拡張された基本の chat スクリプト
/etc/ppp/pap-secrets での login オプションの使用
アクセスサーバー構成のための PPPoE および PPP ファイルの使用
アクセスサーバーピアを定義するための /etc/ppp/peers/peer-name ファイル
この節では、ダイアルインサーバー上でユーザーを設定する方法について詳細に説明します。
$HOME/.ppprc ファイルは、独自の PPP オプションを設定するユーザーを対象としています。管理者が、ユーザーのために $HOME/.ppprc を設定することもできます。
$HOME/.ppprc 内のオプションは、ファイルを呼び出しているユーザーに特権がある場合だけ、特権を与えられます。
呼び出し元が pppd コマンドを使って呼び出しを開始した場合、pppd デーモンは、.ppprc ファイルを 2 番目に確認します。
ダイアルインサーバーで $HOME/.ppprc を設定する手順については、「ダイアルインサーバーのユーザーを設定する」を参照してください。
$HOME/.ppprc ファイルは、ダイアルアウトマシン上で Solaris PPP 4.0 が正常に動作するのに必要ではありません。ダイアルアウトマシンでは、特別な場合を除いて $HOME/.ppprc も必要ありません。次を行う場合は、1 つ以上の .ppprc ファイルを作成します。
通信のニーズが異なる複数のユーザーが同じマシンからリモートピアを呼び出すのを許可する場合。このような場合は、ダイアルアウトする必要がある各ユーザーのホームディレクトリに個別の .ppprc ファイルを作成します。
Van Jacobson 圧縮を無効にするなど、接続に固有の問題を制御するオプションを指定する必要がある場合。接続に関する問題のトラブルシューティングについては、James Carlson による『PPP Design, Implementation, and Debugging』および pppd(1M) のマニュアルページを参照してください。
.ppprc ファイルは、ダイアルインサーバーを構成するときにもっとも頻繁に使用されるため、.ppprc の構成手順について 「ダイアルインサーバーのユーザーを構成する方法」 を参照してください。