プリインストールされている Solaris オペレーティングシステムの設定
Option ROM と I/O スペース割り当ての構成方法
4 つのスロットすべての CPU モジュールが付属する 8 ソケットシステムに PCIe Express Module またはファブリック拡張モジュールを追加すると、システム起動時に、BIOS ではすべてのデバイスに対して必要な Option ROM または I/O スペースを割り当てることができない場合があります。
このような場合、起動時に POST によってエラーメッセージが生成されます。Option ROM または I/O スペースが割り当てられていなかったデバイスは、これらのメッセージで識別します。
Option ROM の場合は、次のようなメッセージが表示されます。
Warning: Out of option ROM space for device EM0.1 [04:00:01]
I/O スペースの場合は、次のようなメッセージが表示されます。
Warning: Not enough IO address space allocated for device EM0.0 [0A:00:01] Warning: Not enough IO address space allocated for device EM0.0 [0A:00:00] Warning: Not enough IO address space allocated for device EM0.1 [05:00:01] Warning: Not enough IO address space allocated for device EM0.1 [05:00:00] Warning: Not enough IO address space allocated for device EM0.1 [04:00:01] Warning: Not enough IO address space allocated for device EM0.1 [04:00:00]
各スロットで複数のメッセージが生成されることがあります。これは正常なことです。
他のデバイスの分を減らして、ユーザーが追加したデバイスに Option ROM または I/O、あるいはその両方が割り当てられている可能性があります。その場合、ユーザーが追加したデバイスはリストに表示されず、元のデバイスが表示されます。これは、検索順序での各デバイスの位置によって異なります。
起動するデバイスに Option ROM または I/O スペース、あるいはその両方が割り当てられていないというエラーメッセージが表示される。
Option ROM が割り当てられていないデバイスに LSI RAID ユーティリティーなどの構成ユーティリティーを実行できるようにする。
(省略可能) エラーメッセージを解決する。
注 - Option ROM と I/O スペースによって提供される機能が必要な場合を除いて、これらのメッセージのためだけに Option ROM または I/O スペースの割り当てを構成する必要はありません。
参照