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Sun Fire X4800 M2 サーバー設置マニュアル
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ドキュメントの情報

このマニュアルの使用法

設置の概要

フロントおよび背面の機能と部品

サーバーのラックへの設置

ラックからのサーバーの取り外し

配線と電源

サーバーのサービスの利用

サーバー管理方針の決定

プリインストールされている Solaris オペレーティングシステムの設定

Oracle ILOM およびシステムコンソールとの通信

I/O と割り込みリソースの割り当て

Option ROM と I/O スペースの割り当て

Option ROM と I/O スペースを割り当てる必要があるかどうかを判定する方法

Option ROM と I/O スペース割り当ての構成方法

MSI 割り込みスペースの割り当て (Oracle Solaris OS のみ)

割り込みリソースの不足を識別して修正する方法

Sun Fire X4800 M2 サーバーの仕様

索引

Option ROM と I/O スペースの割り当て

ボード上の I/O や PCIe Express Module などの起動デバイスには、起動時に Option ROM と I/O スペースが必要です。ただし、システムの Option ROM と I/O スペースの合計は PC アーキテクチャーにより制限され、システム起動時に自動的に割り当てられます。システムに起動デバイスが潜在的に多く含まれている場合には、起動するデバイスを決定し、BIOS を設定してこれらのリソースを割り当てる必要があります。

Option ROM は、LSI RAID などの構成ユーティリティーを実行する場合にも必要になります。REM に存在するこのユーティリティには Option ROM と I/O スペースがデフォルトで割り当てられています。


注 - これらの制限は、8 ソケットシステムにのみ適用されます。4 ソケットシステムでは、Option ROM や I/O スペースの制限は通常発生しません。


Oracle Solaris OS が搭載されたシステムでは、追加の制限によって EM スロット 4 と 5 のデバイスをホットプラグする能力が制限される場合があります。

Option ROM の割り当て

PC アーキテクチャーによって、合計 128K バイトの Option ROM スペースが提供されます。

I/O スペースの割り当て

PC アーキテクチャーによって、合計 64K バイトの I/O スペースが提供されます。デフォルトでは、「デフォルトの I/O 割り当て」の表に示すように、BIOS によって I/O スペースが割り当てられます。

表 2 デフォルトの I/O 割り当て

CPU モジュールスロット
最大割り当て
EM および FEM 用の空きスペース
EM スロット
3
16 k
12k
3.1, 3.0
2
8k
4k
2.1, 2.0
1
16k
12k
1.1, 1.0
0 (マスター)
24k
8k
0.1, 0.0