「Preboot」メニューコマンドの概要
「Preboot」メニューには次のコマンドがあります。
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boot |
Oracle ILOM をブートします。「Preboot」メニューが終了し、Oracle ILOM がブートします。
注 - このコマンドにより、変更された起動処理が実行されます。このとき、診断レベルを選択したり、起動処理に割り込んで「Preboot」メニューに戻ったりすることはできません。通常の起動処理を実行するには、代わりに reset warm コマンドを使用してください。
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vers |
ハードウェアのタイプ、ボードのリビジョン、Oracle ILOM のバージョン、PBSW のリビジョン、復旧 U-Boot
などのバージョン情報を表示します。イメージのチェックサム整合性、および冗長イメージの設定を表示します。 |
help |
コマンドおよびパラメータのリストを表示します。 |
show |
SP の設定のリストを表示します。 |
edit |
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diag |
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net |
{ config | dhcp | ping | flash }
config – Oracle ILOM のネットワーク設定を変更できるダイアログを開始します。
dhcp – ネットワークアドレス指定を静的指定から DHCP に変更します。
注 - 最初に net config コマンドを使用して ipdiscovery = dhcp に設定する必要があります。
ping – ping を送信します。
flash – Oracle ILOM ファームウェアイメージをダウンロードします。「SP ファームウェアイメージを復元する方法」を参照してください。 help net コマンドを入力すると、これらのコマンドの詳細を確認できます。
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reset |
{[ warm ]| cold }. SP およびホストをリセットします。
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unconfig |
{ ilom_conf | most | all }Oracle ILOM
の設定情報を消去し、次回の ILOM ブート時にデフォルト値に戻します。
ilom_conf – 構成設定をリセットします。ただし、SP ネットワーク、baudrate、preferred、および check_physical_presence の設定は維持されます。
most – SP のデータ記憶領域をリセットします。ただし、ネットワーク設定、baudrate、preferred、および check_physical_presence の設定は維持されます。
all – SP のすべてのデータ記憶領域および設定をリセットします。 Oracle ILOM をブートするとその他のデフォルト値が復元されます。
注 - これらのオプションを指定することによって、動的 FRU PROM の内容が消去されることはありません。
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関連項目