IPMItool

コマンド行ユーティリティーである IPMItool は、センサーデータリポジトリ (SDR) を読み取って、センサーの値、システムイベントログ (SEL)、現場交換可能ユニット (FRU) インベントリ情報を表示したり、LAN 設定パラメータを取得および設定したり、サーバーのサービスプロセッサによりシャーシの電源制御処理を実行したりします。 IPMItool は追加ソフトウェアです。「必須デバイスドライバのインストール」で説明しているとおり、サーバーの Tools and Drivers CD/DVD または InstallPack _x_x_x.exe 実行可能ファイルを使用してインストールできます。

IPMItool をインストールすると、サーバーのサービスプロセッサや別の Oracle 製サーバーのサービスプロセッサに、次の方法でアクセスできるようになります。

• サーバーの Oracle Integrated Lights Out Manager インタフェース。ILOM の使用方法の詳細については、ご使用のサーバーの ILOM ドキュメントを参照してください。

• Windows オペレーティングシステムからコマンドプロンプトを使用して。Windows 用 IPMItool は、Microsoft の IPMI システム管理ドライバと連携して使用します。このドライバは、Windows Server 2008 R2 にバンドルされており、OS インストール時にインストールされます。

IPMItool の標準コマンドについては、次を参照してください。

• http://ipmitool.sourceforge.net/manpage.html

• 『Oracle Server CLI ツールおよび IPMItool ユーザーズガイド』

参照:

「Trusted Platform Module のサポートの設定」