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Oracle® Enterprise Managerライセンス情報ユーザー・マニュアル
12c リリース5 (12.1.0.5)
B66197-15
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2 エンタープライズ・データベース管理

この章では、Oracle DatabaseのためにEnterprise Managerによって提供される管理パックについて説明します。次の管理パックが含まれています。

これらの管理パックはEnterprise Editionでのみ購入できます。これらのパックに含まれる機能へは、Oracle Enterprise Manager Database Control、Oracle Enterprise Manager Cloud Control、Oracle Enterprise Manager Database Express、およびOracle DatabaseソフトウェアのAPIからアクセスできます。


注意:

Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12cは、Oracle Database Standard Edition One、Oracle Database Standard EditionおよびOracle Database Enterprise Editionの管理をサポートします。Oracle Databaseのその他のエディション(Oracle Database Personal Editionなど)は、単一ユーザーのデプロイメントとデプロイメント環境を提供しますが、Oracle Enterprise Managerではサポートされていません。Oracle Database製品ファミリの詳細は、次のURLを参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E16655_01/license.121/e17614/editions.htm#DBLIC110

2.1 Oracle Diagnostics Pack

Oracle Diagnostics Packは、自動パフォーマンス診断および高度なシステム監視機能を備えています。次の各項で、Enterprise Managerによって提供されるこの管理パックについて説明します。

2.1.1 Oracle Diagnostics Packの機能

Oracle Diagnostics Packには次の機能が含まれています。

機能 説明
パフォーマンスの監視および診断 パフォーマンスを測定し、パフォーマンスに関する問題を診断します。
自動ワークロード・リポジトリ(AWR) スナップショット・データ、アクティブ・セッション履歴データおよびワークロード・レポートなどの統計を自動的に取得します。
AWR Warehouse アクティブ・セッション履歴(ASH)分析、AWRおよび期間比較レポートを使用して、デフォルトの保存期間を超えてAWRデータをシームレスに保持し、履歴パフォーマンス分析タスクを実行します。
自動データベース診断モニター(ADDM) AWRデータに基づいた自動パフォーマンス分析を実行します。
期間比較ADDM 2つの期間のパフォーマンス分析を比較します。
リアルタイムADDM 一時的なパフォーマンスの問題およびハングしたデータベースを分析できます。
アクティブ・セッション履歴(ASH) セッション状態の毎秒サンプリングを使用してデータベースのパフォーマンス・アクティビティを常時取得します。
ASH分析 ASHデータを使用して様々なパフォーマンス・ディメンションにおけるデータベースのワークロード・プロファイルを把握できます。
パフォーマンス・ハブ 同じ画面でADDM、SQLチューニング、リアルタイムSQL監視、ASH分析にアクセスし、データベースのパフォーマンスを単一のビューに表示できます。
期間比較レポートのリプレイ 取得/リプレイ・セッション用のASHインフラストラクチャを使用して正確なパフォーマンス分析を提供します。
Exadataセル・グリッド管理 次の情報を提供します。
  • IORM設定

  • ディスク目標の傾向

  • ディスクI/Oの平均抑制時間: 全データベースおよび個々のデータベース

  • 全データベースによるディスク使用率

Exadataセル・グリッド・パフォーマンス 次の傾向情報を提供します。
  • IOPS、スループット、セル・ディスクのI/O負荷

  • すべてのCPU、メモリーおよびネットワークの使用率

  • フラッシュ・キャッシュの使用量

すべてのハード・ディスクおよびフラッシュ・ディスクに関する平均レスポンス時間の情報を提供します。全データベースにわたるワークロード分散の情報を提供します。

Exadataセルのグループの状態の概要ページ データベース・インスタンスのパフォーマンス・ページから、状態の概要をまとめて表示します。また、可用性の履歴傾向について、次の情報を提供します。
  • ASMディスク・グループの状態

  • セルの状態

  • ネットワークの状態

  • セル構成の状態

Exadataリソースの使用率 次に示すCompute Nodeのリソース情報を提供します。
  • データベースのCPU使用率

  • データベース配置

  • クラスタの配置

次に示すストレージ・サーバーのリソース情報を提供します。

  • データベースI/O使用率

  • ディスク・グループ領域割当て

ブラックアウト ターゲットの監視を一時停止して、スケジュールされたメンテナンス期間に対応します。
通知 様々な通知メソッド(電子メール、カスタムOSスクリプトの実行、PL/SQLプロシージャ、SNMPトラップなど)、繰返し通知、インシデント・ルール・セットを使用した通知関連のアクション、管理者の通知スケジュールを定義および使用します。
メトリックおよびアラート/イベント履歴 メトリックとアラート/イベントの履歴、それに関連する詳細を表示します。
ユーザー定義メトリックおよびメトリック拡張 新しいメトリックを作成して、ユーザー環境に固有の状況を監視します。
管理コネクタ ヘルプデスク(チケット)コネクタでは、Enterprise Managerで発生したインシデントに対してヘルプデスク・チケットを発行します。イベント・コネクタでは、イベント情報を他の管理システムと共有します。
動的メトリック・ベースラインおよび適応メトリックしきい値 通常のパフォーマンス時のワークロード・パフォーマンス・メトリックのベースラインを取得し、不良パフォーマンス時の同じメトリックと比較して原因を診断します。システムのワークロードが予想どおりに変化する場合にアラート条件を正確に検出するには、事前定義済ベースラインを使用して適応しきい値を設定します。
監視テンプレートとテンプレート・コレクション 監視テンプレートでは、ターゲットの監視設定をカプセル化し、後で複数のターゲットに適用できます。管理グループでテンプレート・コレクションを使用すれば、ターゲットをグループに追加する際、管理設定が自動的にデプロイされます。
ボトルネック検出およびコンポーネントの上位待機イベント分析 ストリームごとのボトルネック検出およびコンポーネントごとの上位待機イベント分析を実行する機能をサポートします。
メモリー・アクセス・モード パフォーマンス統計を共有グローバル領域(SGA)から直接取得します。

前述の機能を使用するには、Oracle Diagnostics Packのライセンスを購入する必要があります。CONTROL_MANAGEMENT_PACK_ACCESS初期化パラメータは、Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Packへのアクセスを制御します。このパラメータは、3つの値のいずれかに設定できます。

  • DIAGNOSTIC+TUNING: Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Packの機能がデータベース・サーバーで有効になります。

  • DIAGNOSTIC: Oracle Diagnostics Packの機能のみがサーバーで有効になります。

  • NONE: Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Packの機能がデータベース・サーバーで無効になります。

Oracle Diagnostics Pack機能にアクセスするすべての方法で(Enterprise Manager Console、デスクトップ・ウィジェット、コマンドラインAPIまたは基礎となるデータへの直接アクセスのいずれの方法でも)、Oracle Diagnostics Packライセンスが必要です。

2.1.2 Oracle Diagnostic Packのライセンスが必要なリンクへのアクセス

Oracle Diagnostics Packのライセンスが必要なEnterprise Manager内のリンクを確認するには、Enterprise Managerホームページの右上にある「設定」リンクをクリックします。

  • 「設定」リンクをクリックすると、ナビゲーション・バーに「Management Packのアクセス権」リンクが含まれます。このリンクをクリックします。

  • これにより、すべての管理パックに対してアクセス権を付与または削除できる「Management Packのアクセス権」ページに移動します。

    • Enterprise Manager Database Controlの場合、Diagnostics Packの「アクセス権の削除」オプションをクリックし、「適用」をクリックします。

    • Enterprise Manager Cloud Controlの場合は、Diagnostics Packの適切なチェック・ボックスをクリックして「適用」をクリックします。

この手順により、Enterprise Manager内のOracle Diagnostics Packに関連付けられたすべてのリンクとタブが無効になります。つまり、無効になったすべてのリンクとタブが、Oracle Diagnostics Packのライセンスを必要とする機能ということになります。

2.1.3 コマンドラインAPIからのOracle Diagnostic Pack機能へのアクセス

Oracle Diagnostic Pack機能は、次のデータベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースを使用してもアクセスできます。

  • DBMS_WORKLOAD_REPOSITORYパッケージは、このパックのライセンスを必要とします。

  • DBMS_ADDMパッケージは、このパックのライセンスを必要とします。

  • DBMS_ADVISORパラメータの値としてADDMを指定した場合、またはadvisor_nameパラメータの値にADDM接頭辞で始まる値を指定した場合、task_nameパッケージはこのパックのライセンスを必要とします。

  • DBMS_WORKLOAD_REPLAY.COMPARE_PERIOD_REPORT機能は、このパックのライセンスを必要とします。

  • V$ACTIVE_SESSION_HISTORY動的パフォーマンス・ビューとその基礎となる表X$ASHは、このパックのライセンスを必要とします。

  • DBA_STREAMS_TP_PATH_BOTTLENECKビューは、このパックのライセンスを必要とします。

  • DBA_ADDM_で始まるすべてのビューは、このパックのライセンスを必要とします。

  • DBA_STREAMS_TP_COMPONENT_STAT内の一部のデータは、Oracle Diagnostics Packを必要とします。DBA_STREAMS_TP_COMPONENT_STATへの問合せに対する次のフィルタ句は、Diagnostics Packに依存するデータを表示します。

    where STATISTIC_UNIT  = 'PERCENT'
    

    たとえば、次の問合せは、Diagnostics Packに依存するデータのみを表示します。

    SELECT * FROM DBA_STREAMS_TP_COMPONENT_STAT
       where STATISTIC_UNIT = 'PERCENT';
    
  • 接頭辞DBA_HIST_で始まるすべてのデータ・ディクショナリ・ビューおよびその基礎となる表は、このパックのライセンスを必要とします。例外は、DBA_HIST_SNAPSHOT, DBA_HIST_DATABASE_INSTANCE, DBA_HIST_SNAP_ERROR, DBA_HIST_SEG_STAT, DBA_HIST_SEG_STAT_OBJ,およびDBA_HIST_UNDOSTATビューです。これらは、Oracle Diagnostics Packライセンスなしで、またはStandard Editionライセンスとともに使用できます。

  • 接頭辞がDBA_ADVISOR_であるすべてのデータ・ディクショナリ・ビューは、これらのビューに対する問合せによりADDM列に値ADVISOR_NAMEADDM*列または対応するTASK_NAMEに値TASK_IDを含む行が返される場合、このパックのライセンスを必要とします。

2.1.4 Oracle Diagnostic Packのライセンスが必要なレポート

Oracleホーム・ディレクトリの/rdbms/admin/ディレクトリに保存されている次のレポートは、Oracle Diagnostic Packのライセンスを必要とします。

awrrpt.sql
awrrpti.sql
awrgrpt.sql
awrgrpti.sql
awrgdrpt.sql
awrgdrpi.sql
addmrpt.sql
addmrpti.sql
ashrpt.sql
ashrpti.sql
awrddrpt.sql
awrddrpi.sql
awrsqrpi.sql
awrsqrpt.sql
awrextr.sql
awrload.sql
awrinfo.sql
spawrrac.sql

2.1.5 Oracle Diagnostic Packのライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、Diagnostics Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

監視ビュー
MGMT$ALERT_ANNOTATIONS
MGMT$ALERT_CURRENT
MGMT$ALERT_HISTORY
MGMT$ALERT_NOTIF_LOG
MGMT$AVAILABILITY_CURRENT
MGMT$AVAILABILITY_HISTORY
MGMT$BLACKOUT_HISTORY
MGMT$BLACKOUTS
MGMT$METRIC_COLLECTIONS
MGMT$METRIC_CURRENT
MGMT$METRIC_DAILY
MGMT$METRIC_DETAILS
MGMT$METRIC_HOURLY
MGMT$TARGET_METRIC_COLLECTIONS
MGMT$TARGET_METRIC_SETTINGS

テンプレート・ビュー
MGMT$TEMPLATES
MGMT$TEMPLATE_METRIC_COLLECTION
MGMT$TEMPLATE_METRIC_SETTINGS
MGMT$TEMPLATE_POLICY_SETTINGS

2.2 Oracle Tuning Pack

Oracle Tuning Packは、SQLチューニングや記憶域の最適化など、Oracle環境の専門的なパフォーマンス管理をデータベース管理者に提供します。Oracle Diagnostics Packは、Oracle Tuning Packの前提条件となる製品です。したがって、Oracle Tuning Packを使用するには、Oracle Diagnostics Packも必要です。

次の各項で、Enterprise Managerによって提供されるこの管理パックについて説明します。

2.2.1 Oracle Tuning Packの機能

Oracle Tuning Packには次の機能が含まれています。

機能 定義
インメモリー・アドバイザ データベースのワークロードを分析し、最適なデータベース・パフォーマンスのためにDatabase In-Memory Storeに配置するデータベース・オブジェクトを推奨します。
SQLアクセス・アドバイザ データベース・パフォーマンスの向上に必要なスキーマ変更を推奨します。
SQLチューニング・アドバイザ SQL文を分析して、より適切な実行を推奨します。メンテナンス・タスクとしてシステム・メンテナンス・ウィンドウ中に実行する自動モードを備えています。
SQLチューニング・セット SQLワークロードを取得および管理するデータベース・オブジェクトです。
自動SQLチューニング 自動的にシステム内における高負荷のSQL問合せを選択し、それに対するチューニング方法の推奨事項を生成します。システム・メンテナンス・ウィンドウ中に実行します。
SQLプロファイル アプリケーションを変更することなく問合せの透過的なチューニングを可能にします。
リアルタイム・データベース操作監視 ビジネス活動に関連するSQLおよびPL/SQL問合せの進捗状況を追跡する視覚的なライブ表示を提供します。
リアルタイムSQLおよびPL/SQL監視 長時間実行SQL文またはパラレルSQL文の実行をリアルタイムで監視します。
オブジェクトの再編成 オブジェクトまたは表領域のデータベース領域使用量を再編成し、パフォーマンスを向上させます。

前述の機能を使用するには、Oracle Tuning Packのライセンスを購入する必要がありますが、次の2つの例外があります。

  1. Oracle Tuning PackまたはOracle Real Application Testingのいずれかのライセンスを所有している場合は、SQLチューニング・セットを使用できます。

  2. 「Database In-Memory」オプションがデプロイされていないデータベースにインメモリー・アドバイザを使用する場合、Oracle Tuning Packライセンスは必要ありません。

新規の初期化パラメータCONTROL_MANAGEMENT_PACK_ACCESSが、データベース・サーバー内のOracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Packへのアクセスを制御するために導入されています。このパラメータは、3つの値のいずれかに設定できます。

  • DIAGNOSTIC+TUNING: Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Packの機能がデータベース・サーバーで有効になります。

  • DIAGNOSTIC: Oracle Diagnostics Packの機能のみがサーバーで有効になります。

  • NONE: Oracle Diagnostics PackおよびOracle Tuning Packの機能がデータベース・サーバーで無効になります。

Oracle Tuning Pack機能にアクセスするすべての方法で(Enterprise Manager Console、デスクトップ・ウィジェット、コマンドラインAPIまたは基礎となるデータへの直接アクセスのいずれの方法でも)、Oracle Tuning Packライセンスが必要です。

2.2.2 Oracle Tuning Packのライセンスが必要なリンクへのアクセス

Oracle Tuning Packのライセンスが必要なEnterprise Manager内のリンクを確認するには、Enterprise Managerホームページの右上にある「設定」リンクをクリックします。

  • 「設定」リンクをクリックすると、ナビゲーション・バーに「Management Packのアクセス権」リンクが含まれます。このリンクをクリックします。

  • これにより、すべての管理パックに対してアクセス権を付与または削除できる「Management Packのアクセス権」ページに移動します。

    • Enterprise Manager Database Controlの場合、Tuning Packの「アクセス権の削除」オプションをクリックし、「適用」をクリックします。

    • Enterprise Manager Cloud Controlの場合は、Tuning Packの適切なチェック・ボックスをクリックして、「適用」をクリックします。

この手順により、Enterprise Manager内のOracle Tuning Packに関連付けられたすべてのリンクとタブが無効になります。つまり、無効になったすべてのリンクとタブが、Oracle Tuning Packのライセンスを必要とする機能ということになります。

2.2.3 コマンドラインAPIからのOracle Tuning Pack機能へのアクセス

Oracle Tuning Pack機能は、次のデータベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースを使用してもアクセスできます。

  • DBMS_ADVISOR (advisor_nameパラメータの値がSQL Tuning AdvisorまたはSQL Access Advisorのいずれかである場合)

  • DBMS_SQLTUNE

  • V$SQL_MONITOR

  • V$SQL_PLAN_MONITOR

2.2.4 Oracle Tuning Packのライセンスが必要なレポート

Oracleホーム・ディレクトリのsqltrpt.sqlディレクトリにある/rdbms/admin/レポートは、このパックのライセンスを必要とします。

2.3 Database Lifecycle Management Pack for Oracle Database

Database Lifecycle Management Packは、Oracle Database Lifecycleの管理に必要なプロセスを自動化して、データベース、システム、アプリケーション管理者を支援する包括的なソリューションです。検出、初期プロビジョニング、パッチ適用、構成管理および継続的な変更管理に関連した時間のかかる手動タスクが削減されます。また、Database Lifecycle Management Packはコンプライアンス・フレームワークを備え、業界標準および法的コンプライアンス標準の管理とレポート作成にも対応します。

Database Lifecycle Managementには、データベースのライフサイクル全体を網羅した、次の機能が含まれています。

  • 検出およびインベントリ追跡: 資産を検出して追跡する機能。

  • 初期プロビジョニング: データベースを分単位でロールアウトする機能。

  • 継続的な変更管理: パッチ、アップグレード、スキーマおよびデータ変更のエンドツーエンド管理。

  • 構成管理: インベントリ追跡、構成のずれの検出および構成の詳細検索。

  • コンプライアンス管理: 業界標準および法的コンプライアンス標準の管理とレポート作成。

Database Lifecycle Management Packは、Oracle Cloud Management Pack for Oracle Databaseの前提条件でもあります。次の各項で、Enterprise Managerによって提供されるこの管理パックについて説明します。

2.3.1 Oracle Database Lifecycle Management Packの機能

Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseには次の機能が含まれており、これらは、ライセンスを購入することで使用が許可されます。

機能 定義
変更アクティビティ計画 データ・センター全体での変更アクティビティを計画し、リアルタイムに追跡し、実行する機能を提供します。アクティビティには、PSUパッチのロールアウト、データベースのExadataへの統合などがあります。
クライアント・システム・アナライザ システム管理者が、エンドユーザー・システムから構成情報とデータを収集して分析できます。事前インストールされたアプリケーションを使用することで、Webサーバーを個別に設定することなく、エンド・ユーザーの構成情報を収集できます。管理エージェントは、エンド・ユーザーの構成情報を収集および分析して、管理リポジトリにアップロードします。
コンプライアンス 業界要件および法的コンプライアンス要件に対応したコンプライアンス・フレームワーク、標準および拡張性を提供します。
構成収集の拡張性 カスタム構成収集を作成して、現在の構成収集を拡張します。
構成比較 構成を比較します(1対1、1対多)。
構成履歴 特定の時間枠における構成または関係の変更についてレポートおよび通知を行います。
構成インスタンス・ブラウザ 構成アイテムおよびターゲットに関連付けられているアソシエーションを表示します。
構成の保存 構成を保存し、参照、ベースラインまたはゴールド・スタンダードに使用します。
構成検索 特定のターゲットまたは関係全体を対象に構成アイテムを検索します。
構成トポロジ 特定のターゲットと、それに依存している他のターゲットとの依存関係のトポロジを表示します。
オブジェクトのコピー データベース・オブジェクトをデータ付き、データのサブセット付きまたはデータなしでコピーします。
データベースのパッチ Oracle DatabaseおよびReal Application Cluster (RAC)のエンドツーエンドなパッチ適用を自動化します。
データベースのプロビジョニング Oracle Database and Real Application Cluster (RAC)をプロビジョニングします。
エンタープライズ・データ・ガバナンス エンタープライズ内の機密データベースを自動的に検出、スキャンおよび識別します。管理者は、フラグが設定されたデータベースを深くスキャンし、機密アーティファクトがデータベースのどこにあるかを特定できます。
既存のOracle DatabaseまたはOracle Grid Infrastructure(あるいはその両方)のアップグレード メジャー・リリース・バージョン間(11.2.0.xから12.1.0.1や、11.2.0.xから他の11.2.0.xバージョンなど)のデータベースのアップグレードをサポートします。

スタンドアロンのデータベース、RAC (Grid InfrastructureおよびRACデータベースを含む)、およびDataGuardデータベースをアップグレードします。プライマリおよびスタンバイの両方のDataGuardデータベースが、Transient Logical Standby方式を使用して、ローリング・アップグレードされます。

サイト・ガードを介した障害時リカバリ Oracle Fusion MiddlewareとOracle Databaseの完全なサイト・フェイルオーバーを自動化し、他のデータ・センター・コンポーネントを含むように拡張します。

注意:

サイト・ガードを使用するには、WebLogic Server Management Pack Enterprise EditionまたはDatabase Lifecycle Management Packのいずれかのライセンスが必要です。

ファイルの同期 比較中に、構成ファイルの差異を同期します。
通知 構成の変更または違いについての通知。
RACのスケール・バック 単一インスタンス・データベースのRACからの削除またはスケール・バックを行います。
RACのスケール・アウト 単一インスタンス・データベースをRACに拡張します。
高速ホーム・プロビジョニング OracleホームのテンプレートをOracleソフトウェア(データベース、ミドルウェアおよびアプリケーションなど)のイメージとして作成、保存および管理している単一のクラスタから、クラウド・コンピューティング環境のノードにソフトウェア・ホームをデプロイする方法です。

詳細は、この後の「機能上の注意: 高速ホーム・プロビジョニング」を参照してください。

リアルタイムな構成変更の検出 変更管理コネクタを使用して、構成変更のリアルタイムの検出、コンプライアンス・フレームワークの自動化および自動化された監視の認可を行います。
リアルタイムなスキーマ変更の検出 リアルタイムでスキーマ変更を追跡し、不適切な変更または計画外の変更を識別します。
スキーマとデータの比較 データベースまたは保存済のベースライン全体で、データベース・スキーマとデータを自動的に比較します。
スキーマとデータの同期 データベース・オブジェクトおよびスキーマをデータ付きまたはデータなしで伝播し、データベース・オブジェクト定義を更新します。
スキーマ変更計画 開発者は、計画にスキーマ変更を追加して、複数のデータベースに適用できます。
スキーマの比較 Enterprise ManagerまたはSQL Developerで、2つのデータベースまたはベースラインのデータベース・オブジェクトを比較します。
ソフトウェア標準化アドバイザ 標準化するソフトウェア構成を推奨します。この機能により、既存のデータベース・フリート全体でパッチ・レベルに基づくソフトウェアの差異の拡大を削減できます。
ユーザー定義デプロイメント・プロシージャ(UDDP) 必要なフェーズ、ステップおよび変数を挿入して最初からプロシージャを作成し、カスタム・プロセスを自動化します。
プラガブル・データベース(PDB)の作成、接続、切断 シードからPDBを作成し、切断されたPDBからPDBを接続し、PDBを切断します(複数ターゲットの操作またはカスタマイズされているデプロイメント・プロシージャを使用して実行された操作)。
PDBのクローニング 既存のPDBのクローンを作成します。
PDBの移行 非コンテナ・データベース(CDB)データベースをPDBに移行します。

2.3.1.1 機能上の注意: 高速ホーム・プロビジョニング

  • この機能では、複数のクラスタに渡ってデプロイする場合、またはリモート・クラスタ上のプロビジョニングのためにホーム・サーバーへアクセスする場合に、リモート・クラスタに対するDatabase Lifecycle Managementのライセンスが必要です。

    注意: リモート・クラスタは、異なるクラスタをホーム・サーバーとして参照しているクライアントがインストールされたサーバーと考えられます。

  • Enterprise Manager Cloud Controlを使用すると、デプロイメント・プロシージャとパッチ計画が、高速ホーム・プロビジョニング・サーバーで次の用途に使用されます。

    • プロビジョニング

    • クラスタまたはOracleホームへのパッチ適用

2.3.1.2 ライセンスが必要なその他の機能

Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseを購入すると、次に示す機能も使用できます。これらの機能は、ライセンスの対象となっているCPUのOracleデータベース・ホームおよびプラットフォーム(ハードウェアおよびオペレーティング・システム)のOracle Databaseターゲットに限定されます。

  • Application Configuration Console

  • oplanユーティリティ(基本的なOPlan機能は、Oracle Support契約のあるユーザーであれば無償で使用できます。OPlanメタデータを使用したEnterprise Managerまたはカスタム/サード・パーティ・スクリプトのいずれかからの統合ロジックの実行は、Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseの一部です。)

  • ASMに移行

  • 自己更新

2.3.2 Oracle Database Lifecycle Management Packのライセンスが必要なパラメータ

init.oraパラメータのENABLE_DDL_LOGGINGは、TRUEに設定して使用する場合、Database Lifecycle Management Packのライセンスが必要です。TRUEに設定すると、データベースによってデータベース・アラート・ログのメッセージ・グループschema_ddlの下に、スキーマ変更がリアルタイムでレポートされます。デフォルトの設定はFALSEです。

2.3.3 Oracle Database Lifecycle Management Packのライセンスが必要なリンクへのアクセス

次に示すライセンスが必要なリンクおよび機能は、Oracle DatabaseターゲットおよびOracle Databaseがデプロイされている関連ホストのみに適用されます。Oracle Database以外のターゲットを管理するには、適切な管理パックを購入する必要があります。

次に示すページおよびリンクは、使用するのにDatabase Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

ライセンスが必要なページ/リンク アクセス方法
データベース・プロビジョニング・プロシージャ Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースのクローニングまたはプロビジョニングを行うすべてのプロシージャは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「データベースのプロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

Oracleコンテナ・データベースのホームページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プラガブル・データベースのプロビジョニング」の順にクリックします。「プラガブル・データベースのプロビジョニング」ページの、データベース管理の基本機能に関するセクションに明示的に示される操作以外のすべての操作は、ライセンスを必要とします。

データベース・アップグレード Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースのアップグレードを行うすべてのプロシージャは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページ(プライマリおよびスタンバイ・データベースを含む)で、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

ユーザー定義デプロイメント・プロシージャ(UDDP) Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。プロビジョニング・ライブラリ・ページのアクション・リストの「新規作成」オプションは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
RACのスケール・アウトおよびスケール・バック Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースやRACの拡張またはスケールを行うすべてのプロシージャは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「データベースのプロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

Oracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

データベースのパッチ Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベース、クラスタウェアまたはReal Application Clustersのパッチ適用を行うすべてのプロシージャは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
オフライン・パッチ Enterprise Managerのホームページで、「設定」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「オフライン・パッチ」の順にクリックします。「オンライン設定とオフライン設定」タブにある「接続」「オフライン」設定は、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
構成インスタンス・ブラウザ Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」の順にクリックします。このメニューにある、トポロジー以外のすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」の順にクリックします。このメニューにある、トポロジー以外のすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

構成検索 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「検索」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
構成履歴 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「履歴」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
構成比較 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「比較」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
構成の保存 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「保存」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
構成トポロジ ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」「トポロジ」の順にクリックします。「ビュー」ドロップダウンにある「使用者」は、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」「トポロジ」「カスタマイズ」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

  • ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」「トポロジ」の順にクリックします。「ビュー」ドロップダウンにある「使用者」は、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

  • ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」「トポロジ」「カスタマイズ」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

構成収集の拡張性 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「カスタム」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
変更アクティビティ計画 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」の順にクリックします。「変更アクティビティ計画」「マイ・タスク」の項目は、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
ファイルの同期 「構成比較」の機能で説明されているように、比較結果の差異を表示しているときに左側のツリーで特定の構成を選択します。「ファイルの同期の有効化」を選択します。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。
スキーマの比較 Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

スキーマとデータの比較 Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

スキーマとデータの同期 Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

ソフトウェア標準化アドバイザ Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」メニューをクリックし、「データベース」 (Enterprise Manager環境内で監視されるすべてのデータベースを表します)を選択します。データベースのホームページで、「メンテナンス」メニューをクリックし、「データベース」を選択します。「データベースのメンテナンス」ページで、このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。
オブジェクトのコピー Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

リアルタイムなスキーマ変更の検出 Enterprise Managerのホームページの「ターゲット」メニューから、「データベース」を選択します。「データベース」ページで、「検索リスト」ビューまたは「データベース・ロードマップ」ビューからデータベースを選択します。「データベース」ホームページで、「管理」「初期化パラメータ」の順に選択します。「初期化パラメータ」ページで、enable_ddl_loggingオプションをTRUEに変更してこの機能を有効にします(この機能は、Database Lifecycle Management Packの一部としてライセンスが必要です)。
リアルタイムな構成変更の検出およびコンプライアンス Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「コンプライアンス」の順にクリックします。「ライブラリ」ページ、「リアルタイム監視」ページおよび「結果」ページに関連するすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

2.3.4 Oracle Database Lifecycle Management Packのライセンスが必要なレポート

次のレポートは、Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。これらの各セクションにあるレポートはすべて、このパックのライセンスを必要とします。レポートにアクセスするには、Enterprise Managerのホームページに移動し、「レポート」をクリックして、「情報パブリッシャ・レポート」または「BI Publisher Enterpriseレポート」を選択します。

次に示す「情報パブリッシャ・レポート」のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

  • コンプライアンス

  • デプロイと構成

  • 「サンプル・ホスト」レポート、「構成」レポート

  • セキュリティ

次に示す「BI Publisher Enterpriseレポート」のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Database Lifecycle Management Packのライセンスを必要とします。

  • コンプライアンス

  • デプロイと構成

  • 「サンプル・ホスト」レポート、「構成」レポート

  • セキュリティ

2.3.5 Oracle Database Lifecycle Management Packのライセンスが必要なCLI動詞

次のEnterprise Managerコマンドライン・インタフェース(CLI)は、使用するのにDatabase Lifecycle Management Packのライセンスが必要です。

associate_cs_targets
config_compare
config_db_service_target
configure_log_archive_locations
confirm_instance
clone_database
create_database
create_dbprofile
describe_instance
describe_procedure_input
disable_config_history
enable_config_history
export_compliance_group
export_compliance_standard_rule
export_facet
export_standard
fix_compliance_state
get_config_searches
get_config_templates
get_executions
get_instance_data
get_instance_status
get_instances
get_oms_config_property
get_procedure_types
get_procedure_xml
get_procedures
get_retry_argument
get_saved_configs
ignore_instance
import_compliance_object
list_oms_config_properties
remove_cs_target_association
reschedule_instance
resume_instance
run_config_search
save_procedure
set_config_history_retention_period
stop_instance
submit_procedure
suspend_instance
update_and_retry_step
update_procedure_input
upgrade_database

2.3.6 Oracle Database Lifecycle Management Packのライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

コンプライアンス・ビュー
MGMT$CCC_ALL_OBS_BUNDLES
MGMT$CCC_ALL_OBSERVATIONS
MGMT$CCC_DIAG_ANALYTICS
MGMT$CCC_DIAG_QUEUEBACKLOG
MGMT$COMPLIANCE_STANDARD
MGMT$COMPLIANCE_STANDARD_GROUP
MGMT$COMPLIANCE_STANDARD_RULE
MGMT$COMPOSITE_CS_EVAL_SUMMARY
MGMT$CS_ASM_DISKGRP_SETTINGS
MGMT$CS_DB_CONTROL_FILE_COUNT
MGMT$CS_DB_INIT_PARAMS
MGMT$CS_DB_RBS_IN_SYSTEM
MGMT$CS_DB_REC_SEG_SETTINGS
MGMT$CS_DB_REC_TS_SETTINGS
MGMT$CS_DB_REC_USER_SETTINGS
MGMT$CS_DB_REDO_LOG_COUNT
MGMT$CS_DB_REDO_LOGS
MGMT$CS_DB_TABLESPACES
MGMT$CS_DB_TBSP_SEGSPACE_MGMT
MGMT$CS_EVAL_SUMMARY
MGMT$CS_FEATURE_USAGE
MGMT$CS_GROUP_EVAL_SUMMARY
MGMT$CS_GROUP_KEYWORD
MGMT$CS_HA_INFO
MGMT$CS_HIERARCHY
MGMT$CS_KEYWORD
MGMT$CS_RQS_HIERARCHY
MGMT$CS_RULE_ATTRS
MGMT$CS_RULEFOLDER
MGMT$CS_RULE_EVAL_SUMMARY
MGMT$CS_TARGET_ASSOC
MGMT$CS_TGT_ASSOC_TXF_REQ
MGMT$CSG_HIERARCHY
MGMT$CSG_SUBGROUP
MGMT$CSR_CURRENT_VIOLATION
MGMT$CSR_TARGET_ASSOC
MGMT$CSR_VIOLATION_CONTEXT
MGMT$CSRF_TARGET_ASSOC
MGMT$EM_CS_RULE_EVENT_ERROR
MGMT$EM_RULE_VIOL_CTXT_DEF
MGMT$ICS_TARGET_ASSOC
MGMT$REPOSITORY_RULE_PARAMS
MGMT$REPOSITORY_RULE_BIND_VARS
MGMT$REPO_RULE_CHK_DETAILS
MGMT$RULE_KEYWORD

プロビジョニングおよびパッチ適用ビュー
EM$PROV_APPTYPES
EM$PROVAPP_METADATA
EM$PROVAPP_METADATA_VERSION
EM$PROVAPP_TAGS
EM$PROVAPP_TAG_PROPERTIES
MGMT$PA_RECOM_METRIC_SOURCE

パッチ適用ビュー
GC$EM_PC_PLAN_PATCHES
GC$EM_PC_PLANS
GC$EM_PC_PLAN_TARGETS
GC_PC_EXECUTION_INSTANCES
GC_PC_PLAN_ANALYSIS_RS
GC_PC_PLAN_REMEDY
GC_PC_PLAN_REMEDY_DETAILS
GC_PC_PLAN_USERS
GC_PC_TARGETS
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
MGMT$ARU_FAMILY_PRODUCT_MAP
MGMT$ARU_LANGUAGES
MGMT$ARU_PATCH_RECOMMENDATIONS
MGMT$ARU_PLATFORMS
MGMT$ARU_PRODUCT_RELEASE_MAP
MGMT$ARU_PRODUCTS
MGMT$ARU_RELEASES
MGMT$ARU_TARGETS
MGMT$PA_AFFTED_HOST_GUID_OH
MGMT$PA_AFFTED_HOST_OH
MGMT$PA_AFFTED_TARGETS
MGMT$PA_FINAL_PATCH_LIST
MGMT$PA_TARGET_MAPPING
MGMT$PR_APPL_PATCHES_TO_OH
MGMT$PR_APPL_PATCHES_TO_OH_TGT
MGMT$PR_HOME_INFO
MGMT$PR_HOMES_AFFECTED_COUNT
MGMT$RECOM_METRIC_SOURCE

構成ビュー
GC$ECM_CONFIG_SUMMARY
GC$ECM_COMP_PROPERTIES
GC$ECM_CURR_CONFIG
GC$ECM_CURR_CONFIG_FLAT_MEMS
GC$ECM_CURR_CONFIG_SNAPSHOTS
GC$ECM_CURR_TARGET_SNAPSHOTS
GC$ECM_DATA_RETENTION_TIME
GC$ECM_GEN_SNAPSHOT
GC$ECM_SAVED_CONFIG
GC$ECM_SAVED_CONFIG_FLAT_MEMS
GC$ECM_SAVED_CONFIG_SNAPSHOTS
GC$ECM_SAVED_CONFIG_TARGETS
GC$ECM_SAVED_TARGET_SNAPSHOTS
MGMT$CCS_DATA
MGMT$CCS_DATA_SOURCE
MGMT$CCS_DATA_SOURCE_VISIBLE
MGMT$CCS_DATA_VISIBLE
MGMT$DB_CONTROLFILES
MGMT$DB_DATAFILES
MGMT$DB_DBNINSTANCEINFO
MGMT$DB_FEATUREUSAGE
MGMT$DB_INIT_PARAMS
MGMT$DB_LICENSE
MGMT$DB_OPTIONS
MGMT$DB_REDOLOGS
MGMT$DB_ROLLBACK_SEGS
MGMT$DB_SGA
MGMT$DB_TABLESPACES
MGMT$DB_TABLESPACES_ALL
MGMT$ECM_CMP_JOB_LAST_RESULTS
MGMT$ECM_CMP_JOBS
MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS
MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_DS_DTLS
MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_ALL
MGMT$ECM_CMP_RPT_CCS_PD_DIFFS
MGMT$ECM_CMP_RPT_CI_DIFFS
MGMT$ECM_CMP_VISIBLE_CONFIGS
MGMT$ECM_CURRENT_SNAPSHOTS
MGMT$ECM_VISIBLE_SNAPSHOTS
MGMT$SERVICETAG_INSTANCES
MGMT$SERVICETAG_REGISTRY
MGMT$UNPATCHABLE_DB_TARGETS

Oracleホーム・パッチ適用ビュー
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET
MGMT$CPF_ADVISORY_INFO
MGMT$CPF_HOMES_INFO
MGMT$CPF_PATCH_INFO
MGMT$EM_HOMES_PLATFORM
MGMT$HOMES_AFFECTED
MGMT$OH_CLONE_PROPERTIES
MGMT$OH_COMP_DEP_RULE
MGMT$OH_COMP_INST_TYPE
MGMT$OH_COMPONENT
MGMT$OH_CRS_NODES
MGMT$OH_DEP_HOMES
MGMT$OH_FILE
MGMT$OH_HOME_INFO
MGMT$OH_INSTALLED_TARGETS
MGMT$OH_INV_SUMMARY
MGMT$OH_PATCH
MGMT$OH_PATCHED_COMPONENT
MGMT$OH_PATCHED_FILE
MGMT$OH_PATCH_FIXED_BUG
MGMT$OH_PATCHSET
MGMT$OH_VERSIONED_PATCHV
MGMT$PATCH_ADVISORIES

セキュリティ・ビュー
MGMT$ESA_ALL_PRIVS_REPORT
MGMT$ESA_ANY_DICT_REPORT
MGMT$ESA_ANY_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_AUDIT_SYSTEM_REPORT
MGMT$ESA_BECOME_USER_REPORT
MGMT$ESA_CATALOG_REPORT
MGMT$ESA_CONN_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_CREATE_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_DBA_GROUP_REPORT
MGMT$ESA_DBA_ROLE_REPORT
MGMT$ESA_DIRECT_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_EXMPT_ACCESS_REPORT
MGMT$ESA_KEY_OBJECTS_REPORT
MGMT$ESA_OH_OWNERSHIP_REPORT
MGMT$ESA_OH_PERMISSION_REPORT
MGMT$ESA_POWER_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_PUB_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_SYS_PUB_PKG_REPORT
MGMT$ESA_TABSP_OWNERS_REPORT
MGMT$ESA_TRC_AUD_PERM_REPORT
MGMT$ESA_WITH_ADMIN_REPORT
MGMT$ESA_WITH_GRANT_REPORT

クライアント構成ビュー
MGMT$CSA_COLLECTIONS
MGMT$CSA_FAILED
MGMT$CSA_HOST_COOKIES
MGMT$CSA_HOST_CPUS
MGMT$CSA_HOST_CUSTOM
MGMT$CSA_HOST_IOCARDS
MGMT$CSA_HOST_NICS
MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS
MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS
MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES
MGMT$CSA_HOST_RULES
MGMT$CSA_HOST_SW
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY

2.4 Oracle Data Masking and Subsetting Pack for Oracle and Non-Oracle Databases

Oracle Data Masking and Subsetting Packを使用すると、本番データを現実に近い架空の値に置き換えることで、非本番環境で本番のようなデータを簡単に作成できるようになります。架空データの生成は、エクスポート時または別のステージング・サーバーで実行できます。サブセット機能では、元のデータの一部分をマスクすることができます。サブセット機能では、マスキングなしで元のデータの一部分を抽出することもできます。

Oracle Data Masking and Subsetting Packには、次のコンポーネントおよび機能が含まれています。

  1. アプリケーション・データ・モデリング

  2. データ・マスキング・フォーマット

  3. データ・マスキング定義

  4. データ・サブセット定義

  5. アプリケーション・データ・モデリング、データ・マスキングおよびサブセットEnterprise Managerコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

  6. Oracle E-Business Suiteのバージョンを選択するためのアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

  7. Oracle Fusion Applicationのバージョンを選択するためのアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

  8. Oracle Fusion Applicationsのバージョンを選択するためのデータ・マスキング・テンプレート

  9. Oracle E-Business Suiteのバージョンを選択するためのデータ・マスキング・テンプレート

Oracle Data Masking and Subsetting Pack for non-Oracle Databasesには、次の使用制限付きライセンスが含まれています。

  • Database Gateway for APPC

  • Database Gateway for DRDA

  • Database Gateway for Informix

  • Database Gateway for SQL Server

  • Database Gateway for Sybase

  • Database Gateway for Teradata

Oracle Data Masking and Subsetting Packの目的以外でも前述のOracle Database Gatewayを使用する場合は、Oracle Database Gatewayの完全ライセンスを購入する必要があります。Oracle Data Masking and Subsetting Pack for non-Oracle Databasesを使用する場合、Oracle Database Gatewaysは、ライセンスが必要なOracle Databaseとは別にデータをステージングします。Oracle Data Masking and Subsettingの機能は、Oracle以外のデータベースに対して直接除外することはできません。

Oracle Data Masking and Subsetting Packには、次のライセンスが必要です。

  1. ソース・データベース・サーバー(データの元となるデータベース)

  2. マスキングとサブセット操作が実行されるステージング・データベース・サーバー

2.4.1 Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスが必要なリンクへのアクセス

次に、Oracle Enterprise Manager内部でOracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスが必要なページおよびリンクを示します。

ライセンスが必要なページ/リンク アクセス方法
アプリケーション・データ・モデリング 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「アプリケーション・データ・モデリング」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニュー、「アプリケーション・データ・モデリング」の順にクリックします。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスを必要とします。

データ・マスキング定義 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「データ・マスキング定義」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニュー、「データ・マスキング定義」の順にクリックします。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスを必要とします。ただし、「クローニングとマスキング」オプションは、Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

データ・マスキングのフォーマット 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「データ・マスキングのフォーマット」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニュー、「データ・マスキングのフォーマット」の順にクリックします。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスを必要とします。

データ・サブセッティング定義 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「データ・サブセッティング定義」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニューをクリックし、「Data Masking and Subsetting」「データ・サブセッティング定義」の順に選択します。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスを必要とします。



注意:

  1. Oracle Data Masking and Subsetting Packには、以前のData Masking PackおよびTest Data Management Packが組み込まれています。

  2. アプリケーション・データ・モデリングは、以前はデータ検出およびモデリングと呼ばれていました。


2.5 旧ライセンス: Configuration Management Pack for Oracle Database

Enterprise Manager Cloud ControlでConfiguration Management Pack for Oracle Databaseは提供されなくなりました。Configuration Management Pack for Oracle Databaseを購入したEnterprise Manager 10gおよび11gのお客様は、次の各項で説明するようにEnterprise Manager Cloud ControlでConfiguration Management Packの機能を使用できます。

2.5.1 Oracle Configuration Management Packの機能

以前に購入したConfiguration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスで次の機能を使用できます。

機能 定義
コンプライアンス 業界要件および法的コンプライアンス要件に対応したコンプライアンス・フレームワーク、標準および拡張性を提供します。
構成収集の拡張性 カスタム構成収集を作成して、現在の構成収集を拡張します。
構成比較 構成、1対1、1対多、ファイル同期を比較します。
構成履歴 特定の時間枠における構成または関係の変更についてレポートを作成します。
構成インスタンス・ブラウザ 構成アイテムおよびターゲットに関連付けられているアソシエーションを表示します。
構成の保存 構成を保存し、参照、ベースラインまたはゴールド・スタンダードに使用します。
構成検索 特定のターゲットまたは関係全体を対象に構成アイテムを検索します。
構成トポロジ 特定のターゲットと、それに依存している他のターゲットとの依存関係のトポロジを表示します。
Exadata Database Machineの構成 ストレージ・セル、データベースおよびインフィニバンド・スイッチなどのDB Machineのすべてのコンポーネントの構成情報を提供します。
Exadata Database Machine構成アクション 比較と検索を行えます。履歴とコンプライアンス情報を提供します。
ファイルの同期 比較中に、構成ファイルの差異を同期します。
リアルタイムな構成変更の検出 リアルタイムに構成変更を検出し、コンプライアンス・フレームワークを自動化します。

2.5.1.1 ライセンスが必要なその他の機能

Configuration Management Pack for Oracle Databaseを以前に購入していた場合、次の項に記載されている機能も使用できます。これらの機能は、ライセンスの対象となっているCPUのOracleデータベース・ホームおよびプラットフォーム(ハードウェアおよびオペレーティング・システム)のOracle Databaseターゲットに限定されます。

ライセンスが必要な機能 説明
Application Configuration Console インフラストラクチャの構成を管理するための自動化されたゴールド・マスターな手法をITインフラストラクチャ・チームに提供します。

Application Configuration Consoleには、Oracle Database (Enterprise Edition)に対する使用制限付きライセンスが含まれており、Application Configuration Consoleサーバーの実行用途にのみ使用できます。

自己更新 Enterprise Managerのホームページで、「設定」メニュー、「拡張性」、「自己更新」の順にクリックします。構成およびコンプライアンス関連の更新をダウンロードして適用するには、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

2.5.2 Oracle Configuration Management Packのライセンスが必要なリンクへのアクセス

次に示すライセンスが必要なリンクおよび機能は、Oracle DatabaseターゲットおよびOracle Databaseがデプロイされている関連ホストのみに適用されます。Oracle Database以外のターゲットを管理するには、適切な管理パックを購入する必要があります。

以前に購入したConfiguration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスで次の機能を使用できます。

ライセンスが必要なページ/リンク アクセス方法
構成インスタンス・ブラウザ Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」の順にクリックします。このメニューにある、トポロジー以外のすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」の順にクリックします。このメニューにある、トポロジー以外のすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

構成検索 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「検索」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。
構成履歴 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「履歴」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。
構成比較 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「比較」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。
ファイルの同期 「構成比較」の機能で説明されているように、比較結果の差異を表示しているときに左側のツリーで特定の構成を選択します。「ファイルの同期の有効化」を選択します。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。
構成の保存 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「保存」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。
構成トポロジ ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」「トポロジ」の順にクリックします。「ビュー」ドロップダウンにある「使用者」は、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」「トポロジ」「カスタマイズ」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

  • ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」「トポロジ」の順にクリックします。「ビュー」ドロップダウンにある「使用者」は、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

  • ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」「構成」「トポロジ」「カスタマイズ」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

構成収集の拡張性 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「構成」、「カスタム」の順にクリックします。このページにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。
リアルタイムな構成変更の検出およびコンプライアンス Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「コンプライアンス」の順にクリックします。「ライブラリ」ページ、「結果」ページおよび「リアルタイム監視」ページに関連するすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

2.5.3 Oracle Configuration Management Packのライセンスが必要なレポート

Configuration Management Pack for Oracle Databaseの既存のライセンスで次のレポートを使用できます。次に示すレポートと関連機能は、Oracle DatabaseターゲットおよびOracle Databaseがデプロイされている関連ホストのみに適用されます。Oracle Database以外のターゲットを管理するには、適切な管理パックを購入する必要があります。

これらの各セクションにあるデータベース・レポートはすべて、このパックのライセンスを必要とする機能です。レポートにアクセスするには、Enterprise Managerのホームページに移動し、「レポート」をクリックして、「情報パブリッシャ・レポート」または「BI Publisher Enterpriseレポート」を選択します。

次に示す「情報パブリッシャ・レポート」のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

  • コンプライアンス

  • 構成

次に示す「BI Publisher Enterpriseレポート」のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Configuration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

  • コンプライアンス

  • 構成

2.5.4 Oracle Configuration Management Packのライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、以前に購入したConfiguration Management Pack for Oracle Databaseのライセンスに含まれています。

構成ビュー
MGMT$CCS_DATA
MGMT$CCS_DATA_SOURCE
MGMT$CCS_DATA_SOURCE_VISIBLE
MGMT$CCS_DATA_VISIBLE
MGMT$CS_ASM_DISKGRP_SETTINGS
MGMT$CS_DB_CONTROL_FILE_COUNT
MGMT$CS_DB_INIT_PARAMS
MGMT$CS_DB_RBS_IN_SYSTEM
MGMT$CS_DB_REC_SEG_SETTINGS
MGMT$CS_DB_REC_TS_SETTINGS
MGMT$CS_DB_REC_USER_SETTINGS
MGMT$CS_DB_REDO_LOG_COUNT
MGMT$CS_DB_REDO_LOGS
MGMT$CS_DB_TABLESPACES
MGMT$CS_DB_TBSP_SEGSPACE_MGMT
MGMT$CS_FEATURE_USAGE
MGMT$CS_HA_INFO
MGMT$DB_CONTROLFILES
MGMT$DB_DATAFILES
MGMT$DB_DBNINSTANCEINFO
MGMT$DB_FEATUREUSAGE
MGMT$DB_INIT_PARAMS
MGMT$DB_LICENSE
MGMT$DB_OPTIONS
MGMT$DB_REDOLOGS
MGMT$DB_ROLLBACK_SEGS
MGMT$DB_SGA
MGMT$DB_TABLESPACES
MGMT$DB_TABLESPACES_ALL
MGMT$ECM_CURRENT_SNAPSHOTS
MGMT$ECM_VISIBLE_SNAPSHOTS
MGMT$HW_CPU_DETAILS
MGMT$HW_IO_DEVICES
MGMT$HW_NIC_BONDS
MGMT$J2EE_APPLICATION
MGMT$J2EEAPP_EJBCOMPONENT
MGMT$J2EEAPP_JRFWS
MGMT$J2EEAPP_JRFWSOPER
MGMT$J2EEAPP_JRFWSPOLICY
MGMT$J2EEAPP_JRFWSPORT
MGMT$J2EEAPP_WEBAPPCOMPONENT
MGMT$J2EEAPP_WSCONFIG

コンプライアンス・ビュー
MGMT$CCC_ALL_OBS_BUNDLES
MGMT$CCC_ALL_OBSERVATIONS
MGMT$CCC_DIAG_ANALYTICS
MGMT$CCC_DIAG_QUEUEBACKLOG
MGMT$COMPLIANCE_STANDARD
MGMT$COMPLIANCE_STANDARD_GROUP
MGMT$COMPLIANCE_STANDARD_RULE
MGMT$COMPOSITE_CS_EVAL_SUMMARY
MGMT$CS_EVAL_SUMMARY
MGMT$CS_GROUP_EVAL_SUMMARY
MGMT$CS_RULE_EVAL_SUMMARY
MGMT$CS_TARGET_ASSOC
MGMT$J2EEAPP_WSPORTCONFIG
MGMT$OS_INIT_SERVICES
MGMT$OS_KERNEL_PARAMS
MGMT$OS_LIMITS
MGMT$OS_MODULES
MGMT$OS_PROPERTIES
MGMT$SERVICETAG_INSTANCES
MGMT$SERVICETAG_REGISTRY
MGMT$UNPATCHABLE_DB_TARGETS
MGMT$WEBLOGIC_APPLICATIONS
MGMT$WEBLOGIC_CLUSTER
MGMT$WEBLOGIC_DOMAIN
MGMT$WEBLOGIC_EJBCOMPONENT
MGMT$WEBLOGIC_JDBCDATASOURCE
MGMT$WEBLOGIC_JDBCMULTIDS
MGMT$WEBLOGIC_JMSCONNFACTORY
MGMT$WEBLOGIC_JMSQUEUE
MGMT$WEBLOGIC_JMSTOPIC
MGMT$WEBLOGIC_JOLTCONNPOOL
MGMT$WEBLOGIC_MACHINE
MGMT$WEBLOGIC_NETWORK_CHANNELS
MGMT$WEBLOGIC_NODEMANAGER
MGMT$WEBLOGIC_RACONFIG
MGMT$WEBLOGIC_RAOUTBOUNDCONFIG
MGMT$WEBLOGIC_RESOURCECONFIG
MGMT$WEBLOGIC_SERVER
MGMT$WEBLOGIC_STARTSHUTCLASSES
MGMT$WEBLOGIC_VIRTUALHOST
MGMT$WEBLOGIC_WEBAPPCOMPONENT
MGMT$WEBLOGIC_WORKMANAGER
MGMT$WEBLOGIC_WSCONFIG

Oracleホーム・パッチ適用ビュー
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET
MGMT$CPF_ADVISORY_INFO
MGMT$CPF_HOMES_INFO
MGMT$CPF_PATCH_INFO
MGMT$EM_HOMES_PLATFORM
MGMT$HOMES_AFFECTED
MGMT$OH_CLONE_PROPERTIES
MGMT$OH_COMP_DEP_RULE
MGMT$OH_COMP_INST_TYPE
MGMT$OH_COMPONENT
MGMT$OH_CRS_NODES
MGMT$OH_DEP_HOMES
MGMT$OH_FILE
MGMT$OH_HOME_INFO
MGMT$OH_INSTALLED_TARGETS
MGMT$OH_INV_SUMMARY
MGMT$OH_PATCH
MGMT$OH_PATCHED_COMPONENT
MGMT$OH_PATCHED_FILE
MGMT$OH_PATCHSET
MGMT$OH_PATCH_FIXED_BUG
MGMT$OH_VERSIONED_PATCHV 
MGMT$PATCH_ADVISORIES

セキュリティ・ビュー
MGMT$ESA_ALL_PRIVS_REPORT
MGMT$ESA_ANY_DICT_REPORT
MGMT$ESA_ANY_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_AUDIT_SYSTEM_REPORT
MGMT$ESA_BECOME_USER_REPORT
MGMT$ESA_CATALOG_REPORT
MGMT$ESA_CONN_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_CREATE_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_DBA_GROUP_REPORT
MGMT$ESA_DBA_ROLE_REPORT
MGMT$ESA_DIRECT_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_EXMPT_ACCESS_REPORT
MGMT$ESA_KEY_OBJECTS_REPORT
MGMT$ESA_OH_OWNERSHIP_REPORT
MGMT$ESA_OH_PERMISSION_REPORT
MGMT$ESA_POWER_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_PUB_PRIV_REPORT
MGMT$ESA_SYS_PUB_PKG_REPORT
MGMT$ESA_TABSP_OWNERS_REPORT
MGMT$ESA_TRC_AUD_PERM_REPORT
MGMT$ESA_WITH_ADMIN_REPORT
MGMT$ESA_WITH_GRANT_REPORT

クライアント構成ビュー
MGMT$CSA_COLLECTIONS
MGMT$CSA_FAILED
MGMT$CSA_HOST_COOKIES
MGMT$CSA_HOST_CPUS
MGMT$CSA_HOST_CUSTOM
MGMT$CSA_HOST_IOCARDS
MGMT$CSA_HOST_NICS
MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS
MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES
MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS
MGMT$CSA_HOST_RULES
MGMT$CSA_HOST_SW
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY1
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY2
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY3
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY4
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY5
MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY6
MGMT$HW_NIC
MGMT$OS_COMPONENTS
MGMT$OS_FS_MOUNT
MGMT$OS_HW_SUMMARY
MGMT$OS_HW_SUMMARY
MGMT$OS_PATCHES
MGMT$OS_SUMMARY
MGMT$SOFTWARE_COMPONENT_ONEOFF
MGMT$SOFTWARE_COMPONENTS
MGMT$SOFTWARE_COMP_PATCHSET
MGMT$SOFTWARE_DEPENDENCIES
MGMT$SOFTWARE_HOMES
MGMT$SOFTWARE_ONEOFF_PATCHES
MGMT$SOFTWARE_OTHERS
MGMT$SOFTWARE_PATCHES_IN_HOMES
MGMT$SOFTWARE_PATCHSETS

2.6 旧ライセンス: Change Management Pack for Oracle Database

Enterprise Manager Cloud ControlでChange Management Pack for Oracle Databaseは提供されなくなりました。Change Management Pack for Oracle Databaseを購入したEnterprise Manager 10gおよび11gのお客様は、次の各項で説明するようにEnterprise Manager Cloud ControlでChange Managementの機能を使用できます。

2.6.1 Oracle Change Management Packの機能

Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスで次の機能を使用できます。

機能 説明
スキーマの比較 Enterprise ManagerまたはSQL Developerで、2つのデータベースまたはベースラインのデータベース・オブジェクトを比較します。
スキーマとデータの比較 データベースまたは保存済のベースライン全体で、データベース・スキーマとデータを自動的に比較します。
スキーマとデータの同期 データベース・オブジェクトおよびスキーマをデータ付きまたはデータなしで伝播し、データベース・オブジェクト定義を更新します。
オブジェクトのコピー データベース・オブジェクトをデータ付き、データのサブセット付きまたはデータなしでコピーします。
リアルタイムなスキーマ変更の検出 リアルタイムでスキーマ変更を追跡し、不適切な変更または計画外の変更を識別します。

2.6.1.1 ライセンスが必要なその他の機能

Change Management Pack for Oracle Databaseを以前に購入していた場合、次の項に記載されている機能も使用できます。これらの機能は、ライセンスの対象となっているCPUのOracleデータベース・ホームおよびプラットフォーム(ハードウェアおよびオペレーティング・システム)のOracle Databaseターゲットに限定されます。

ライセンスが必要な機能 説明
自己更新 Enterprise Managerのホームページで、「設定」メニュー、「拡張性」、「自己更新」の順にクリックします。Database Change Management関連の更新をダウンロードして適用するには、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

2.6.2 Oracle Change Management Packのライセンスが必要なリンクへのアクセス

次に示すライセンスが必要なリンクおよび機能は、Oracle DatabaseターゲットおよびOracle Databaseがデプロイされている関連ホストのみに適用されます。Oracle Database以外のターゲットを管理するには、適切な管理パックを購入する必要があります。

次に示すページ、リンクおよび各機能は、既存のChange Management Pack for Oracle Databaseのライセンスで使用できます。

ライセンスが必要なページ/リンク アクセス方法
スキーマの比較 Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

スキーマとデータの比較 Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

スキーマとデータの同期 Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

オブジェクトのコピー Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

リアルタイムなスキーマ変更の検出 Enterprise Managerのホームページで、「ターゲット」「データベース」の順にクリックし、データベースを選択します。データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

ターゲットのホームページに直接または別の方法でアクセスしている場合は、次の手順を実行します。

データベースのホームページで、「スキーマ」「変更の管理」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。


2.6.3 Oracle Change Management Packのライセンスが必要なレポート

次のレポートは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。これらの各セクションにあるOracle Databaseレポートはすべて、このパックのライセンスを必要とする機能です。レポートにアクセスするには、Enterprise Managerのホームページに移動し、「レポート」をクリックして、「情報パブリッシャ・レポート」または「BI Publisher Enterpriseレポート」を選択します。

次に示す「情報パブリッシャ・レポート」のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

  • データベース変更管理

次に示す「BI Publisher Enterpriseレポート」のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

  • データベース変更管理

2.6.4 Oracle Change Management Packのライセンスが必要なパラメータ

init.oraパラメータのENABLE_DDL_LOGGINGは、TRUEに設定して使用する場合、Change Management Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。デフォルトはFALSEです。

2.7 旧ライセンス: Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Database

Enterprise Manager Cloud ControlでProvisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseは提供されなくなりました。Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseを購入したEnterprise Manager 10gおよび11gのお客様は、次の各項で説明するようにEnterprise Manager Cloud ControlでProvisioning and Patch Automationsの機能を使用できます。

2.7.1 Oracle Provisioning and Patch Automation Packの機能

以前に購入したProvisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスで次の機能を使用できます。

機能 説明
データベースのパッチ Oracle DatabaseおよびRACのエンドツーエンドなパッチ適用を自動化します。
データベースのプロビジョニング データベースおよびOracleホームをプロビジョニングします。
データベース・アップグレード 既存のOracle Databaseをアップグレードします。
パッチ推奨 My Oracle Supportのクリティカル・パッチを推奨します。
パッチ適用計画 My Oracle Supportのパッチ適用計画、パッチ検証およびダウンロードを行います。
プロビジョニング・プロシージャ オペレーティング・システム、Oracle DatabaseおよびReal Application Clustersをデプロイします。
RACのスケール・アウトおよびスケール・バック 単一インスタンス・データベースをRACに拡張します。

2.7.1.1 ライセンスが必要なその他の機能

Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseを以前に購入していた場合、次の項に記載されている機能も使用できます。これらの機能は、ライセンスの対象となっているCPUのOracleデータベース・ホームおよびプラットフォーム(ハードウェアおよびオペレーティング・システム)のOracle Databaseターゲットに限定されます。

  • oplanユーティリティ(基本的なOPlan機能は、Oracle Support契約のあるユーザーであれば無償で使用できます。OPlanメタデータを使用したEnterprise Managerまたはカスタム/サード・パーティ・スクリプトのいずれかからの統合ロジックの実行は、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseの一部です。)

  • ASMに移行

  • 自己更新

2.7.2 Oracle Provisioning and Patch Automation Packのライセンスが必要なリンクへのアクセス

次に示すライセンスが必要なリンクおよび機能は、Oracle DatabaseターゲットおよびOracle Databaseがデプロイされている関連ホストのみに適用されます。Oracle Database以外のターゲットを管理するには、適切な管理パックを購入する必要があります。

ライセンスが必要なページ/リンク アクセス方法
プロビジョニング・プロシージャ Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースのクローニング、プロビジョニング、パッチ適用およびアップグレードを行うすべてのプロシージャは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「データベースのプロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

データベース・アップグレード Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースのアップグレードを行うすべてのプロシージャは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「データベースのプロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

データベースのプロビジョニングとパッチ適用 Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースのクローニングおよびプロビジョニングを行うすべてのプロシージャは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「データベースのプロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

RACのスケール・アウトおよびスケール・バック Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベースやRACの拡張またはスケールを行うすべてのプロシージャは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「データベースのプロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

Oracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「Oracleデータベース」メニュー、「プロビジョニング」の順にクリックします。このメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

データベースのパッチ Enterprise Managerのホームページで、「Enterprise」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「プロシージャ・ライブラリ」の順にクリックします。データベース、クラスタウェアまたはReal Application Clustersのパッチ適用を行うすべてのプロシージャは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。
オフライン・パッチ Enterprise Managerのホームページで、「設定」メニュー、「プロビジョニングとパッチ適用」「オフライン・パッチ」の順にクリックします。「オンライン設定とオフライン設定」タブにある「接続」「オフライン」 設定は、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

2.7.3 Oracle Provisioning and Patch Automation Packのライセンスが必要なレポート

次のレポートは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。次に示すレポートと関連機能は、Oracle DatabaseターゲットおよびOracle Databaseがデプロイされている関連ホストのみに適用されます。Oracle Database以外のターゲットを管理するには、適切な管理パックを購入する必要があります。

これらの各セクションにあるレポートはすべて、このパックのライセンスを必要とする機能です。レポートにアクセスするには、Enterprise Managerのホームページに移動し、「レポート」をクリックして、「情報パブリッシャ・レポート」または「BI Publisher Enterpriseレポート」を選択します。

次に示す「情報パブリッシャ・レポート」のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

  • デプロイと構成

次に示す「BI Publisher Enterpriseレポート」のレポート領域、レポートおよびサブレポートは、Provisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

  • デプロイと構成

2.7.4 Oracle Provisioning and Patch Automation Packのライセンスが必要なCLI動詞

次のEnterprise Managerコマンドライン・インタフェース(CLI)は、使用するのにProvisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスが必要です。

clone_database
confirm_instance
create_database
describe_instance
describe_procedure_input
get_executions
get_instance_data
get_instance_status
get_instances
get_procedure_types
get_procedure_xml
get_procedures
get_retry_argument
ignore_instance
reschedule_instance
resume_instance
save_procedure
stop_instance
submit_procedure
suspend_instance
update_and_retry_step
update_procedure_inpu
upgrade_database

2.7.5 Oracle Provisioning and Patch Automation Packのライセンスが必要なリポジトリ・ビュー

次のリポジトリ・ビューは、以前に購入したProvisioning and Patch Automation Pack for Oracle Databaseのライセンスに含まれています。

プロビジョニングおよびパッチ適用ビュー
EM$PROV_APPTYPES
EM$PROVAPP_METADATA
EM$PROVAPP_METADATA_VERSION
EM$PROVAPP_TAG_PROPERTIES
EM$PROVAPP_TAGS
MGMT$PA_RECOM_METRIC_SOURCE

Oracleホーム・パッチ適用ビュー
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET
MGMT$CPF_ADVISORY_INFO
MGMT$CPF_HOMES_INFO
MGMT$CPF_PATCH_INFO
MGMT$EM_HOMES_PLATFORM
MGMT$HOMES_AFFECTED
MGMT$OH_CLONE_PROPERTIES
MGMT$OH_COMPONENT
MGMT$OH_COMP_DEP_RULE
MGMT$OH_COMP_INST_TYPE
MGMT$OH_CRS_NODES
MGMT$OH_DEP_HOMES
MGMT$OH_FILE
MGMT$OH_HOME_INFO
MGMT$OH_INSTALLED_TARGETS
MGMT$OH_INV_SUMMARY
MGMT$OH_PATCH
MGMT$OH_PATCHED_COMPONENT
MGMT$OH_PATCHED_FILE
MGMT$OH_PATCHSET
MGMT$OH_PATCH_FIXED_BUG
MGMT$OH_VERSIONED_PATCHV
MGMT$PATCH_ADVISORIES

パッチ適用ビュー
GC$EM_PC_PLAN_PATCHES
GC$EM_PC_PLAN_TARGETS
GC$EM_PC_PLANS
GC_PC_EXECUTION_INSTANCES
GC_PC_PLAN_ANALYSIS_RS
GC_PC_PLAN_REMEDY
GC_PC_PLAN_REMEDY_DETAILS
GC_PC_PLAN_USERS
GC_PC_TARGETS
MGMT$APPLIED_PATCHES
MGMT$APPLIED_PATCHSETS
MGMT$ARU_FAMILY_PRODUCT_MAP
MGMT$ARU_LANGUAGES
MGMT$ARU_PATCH_RECOMMENDATIONS
MGMT$ARU_PLATFORMS
MGMT$ARU_PRODUCTS
MGMT$ARU_PRODUCT_RELEASE_MAP
MGMT$ARU_RELEASES
MGMT$ARU_TARGETS
MGMT$PA_AFFTED_HOST_GUID_OH
MGMT$PA_AFFTED_HOST_OH
MGMT$PA_AFFTED_TARGETS
MGMT$PA_FINAL_PATCH_LIST
MGMT$PA_TARGET_MAPPING
MGMT$PR_APPL_PATCHES_TO_OH
MGMT$PR_APPL_PATCHES_TO_OH_TGT
MGMT$PR_HOMES_AFFECTED_COUNT
MGMT$PR_HOME_INFO
MGMT$RECOM_METRIC_SOURCE

2.8 旧ライセンス: Oracle Data Masking Pack for Oracle and non-Oracle Databases

Oracle Enterprise Manager Cloud ControlでOracle Data Masking Packは提供されなくなりました。旧ライセンスのOracle Data Masking Packを購入したユーザーは、Oracle Data Masking and Subsetting Packの次のコンポーネントおよび機能を使用できるように登録されます。

  1. アプリケーション・データ・モデリング

  2. データ・マスキング・フォーマット

  3. データ・マスキング定義

  4. 「表ルール」および「ルール・パラメータ」タブを除くデータ・サブセット定義

  5. アプリケーション・データ・モデリング、データ・マスキングEnterprise Managerコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

  6. Oracle E-Business Suiteのバージョンを選択するためのアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

  7. Oracle Fusion Applicationのバージョンを選択するためのアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

  8. Oracle Fusion Applicationsのバージョンを選択するためのデータ・マスキング・テンプレート

  9. Oracle E-Business Suiteのバージョンを選択するためのデータ・マスキング・テンプレート

Oracle Data Masking Pack for non-Oracle Databasesには、次の使用制限付きライセンスが含まれています。

  • Database Gateway for APPC

  • Database Gateway for DRDA

  • Database Gateway for Informix

  • Database Gateway for SQL Server

  • Database Gateway for Sybase

Oracle Data Masking Packの目的以外でも前述のOracle Database Gatewayを使用する場合は、Oracle Database Gatewayの完全ライセンスを購入する必要があります。Oracle Data Masking Pack for non-Oracle Databasesを使用する場合、Oracle Database Gatewaysは、ライセンスが必要なOracle Databaseとは別にデータをステージングします。Oracle Data Maskingの機能は、Oracle以外のデータベースに対して直接除外することはできません。

2.8.1 Oracle Data Masking Packのライセンスが必要なリンクへのアクセス

次に、Oracle Enterprise Manager内部でOracle Data Masking Packのライセンスが必要なページおよびリンクを示します。

ライセンスが必要なページ/リンク アクセス方法
アプリケーション・データ・モデリング 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「アプリケーション・データ・モデリング」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニュー、「アプリケーション・データ・モデリング」の順にクリックします。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking Packのライセンスを必要とします。

データ・マスキング定義 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「データ・マスキング定義」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニュー、「データ・マスキング定義」の順にクリックします。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスを必要とします。ただし、「クローニングとマスキング」オプションは、Database Lifecycle Management Pack for Oracle Databaseのライセンスを必要とします。

データ・マスキングのフォーマット 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「データ・マスキングのフォーマット」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニュー、「データ・マスキングのフォーマット」の順にクリックします。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスを必要とします。

データ・サブセッティング定義 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「データ・サブセッティング定義」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニューをクリックし、「Data Masking and Subsetting」「データ・サブセッティング定義」の順に選択します。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスを必要とします。


2.9 旧ライセンス: Oracle Test Data Management Pack for Oracle and non-Oracle Databases

Oracle Enterprise Manager Cloud ControlでOracle Test Data Management Packは提供されなくなりました。Oracle Test Data Management Packを購入したユーザーは、Oracle Data Masking and Subsetting Packの次のコンポーネントおよび機能を使用できるように登録されます。

  1. アプリケーション・データ・モデリング

  2. データ・サブセット定義

  3. アプリケーション・データ・モデル、データ・サブセットEnterprise Managerコマンドライン・インタフェース(CLI)動詞

  4. Oracle E-Business Suiteのバージョンを選択するためのアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

  5. Oracle Fusion Applicationのバージョンを選択するためのアプリケーション・データ・モデリング・アクセラレータ

Oracle Test Data Management Pack for non-Oracle Databasesには、次の使用制限付きライセンスが含まれています。

  • Database Gateway for APPC

  • Database Gateway for DRDA

  • Database Gateway for Informix

  • Database Gateway for SQL Server

  • Database Gateway for Sybase

Oracle Test Data Management Packの目的以外でも前述のOracle Database Gatewayを使用する場合は、Oracle Database Gatewayの完全ライセンスを購入する必要があります。Oracle Test Data Management Pack for non-Oracle Databasesを使用する場合、Oracle Database Gatewaysは、ライセンスが必要なOracle Databaseとは別にデータをステージングします。Oracle Test Data Managementの機能は、Oracle以外のデータベースに対して直接除外することはできません。

2.9.1 Oracle Test Data Management Packのライセンスが必要なリンクへのアクセス

次に、Oracle Enterprise Manager内部でOracle Test Data Management Packのライセンスが必要なページおよびリンクを示します。

ライセンスが必要なページ/リンク アクセス方法
アプリケーション・データ・モデリング 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「アプリケーション・データ・モデリング」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニュー、「アプリケーション・データ・モデリング」の順にクリックします。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Test Data Management Packのライセンスを必要とします。

データ・サブセッティング定義 「エンタープライズ・サマリー」ホームページで、「Enterprise」メニュー、「クオリティ管理」「データ・サブセッティング定義」の順にクリックします。

Oracleデータベース・ターゲットまたはOracleクラスタ・データベース・ターゲットのホームページで、「セキュリティ」メニューをクリックし、「Data Masking and Subsetting」「データ・サブセッティング定義」の順に選択します。

これらのメニューにあるすべての機能、リンク、ボタンおよびドリルダウンは、Oracle Data Masking and Subsetting Packのライセンスを必要とします。