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Oracle® Enterprise Manager Cloud管理ガイド
12c リリース5 (12.1.0.5)
B70509-13
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39 JVM診断セルフ・サービス・ポータルの使用

39.1 JVM診断クラウド・セルフ・サービス・ポータル

JVM診断クラウド・セルフ・サービス・ポータルでは、セルフ・サービス・ユーザーは割り当てられたJVMを表示および監視できます。このページを表示するには、次の手順に従います。

  1. JDAAS_USERロールを持つユーザーとして、Enterprise Managerにログインします。クラウド・セルフ・サービス・ポータル・ページが表示されます。

  2. JVM診断クラウド・セルフ・サービス・ポータル・ページが表示されます。次のリージョンが含まれます。

    • サマリー: このリージョンには、セルフ・サービス・ユーザーに割り当てられたJVMの合計数が表示されます。使用可能なJVMおよび非アクティブ化されたJVMの数も表示されます。

    • はじめに: このリージョンには、概念的なトピックへのリンクが含まれています。

    • JVM診断: このリージョンには、セルフ・サービス・ユーザーに割り当てられたJVMプールのリストが表示されます。次のアクションが実行できます。

      • エージェントのダウンロード: JVMを監視する前に、「エージェントのダウンロード」をクリックしてJVM診断エージェントWARファイルをダウンロードし、監視対象のアプリケーション・サーバーにデプロイします。


        注意:

        セルフ・サービス・ユーザーに割り当てられた割当て制限は0より大きい必要があります。

      • アクティブ化: WARファイルがデプロイされたら、JVMを選択して「アクティブ化」をクリックし、監視を開始します。

      • 非アクティブ化: JVMを選択して「非アクティブ化」をクリックし、JVMの監視を停止します。


      • 注意:

        JVMを削除する前に、アプリケーション・サーバーからJVM診断エージェントをアンデプロイする必要があります。アンデプロイされていない場合は、JVM診断エージェントは再接続して、JVMの監視を再度開始します。

      • 「名前」リンクをクリックすると、Java仮想マシン・ホームページにドリルダウンします。Java仮想マシン・ホームページには、JVMのサマリー・ビューが表示され、リアル・タイムのスレッドの状態が表示されます。「JVM診断」リンクをクリックすると、JVM診断クラウド・セルフ・サービス・ポータル・ページに戻ります。

39.2 JVMのホーム・ページ

JVMホームページに次の詳細が表示されます。

  • サマリー: JVMが属するJVMプール、ホスト、JVMバージョン、ベンダー、ヒープ・サイズ、エージェント最適化レベル、およびエージェントのログ・レベルの詳細などのJVMに関する詳細を表示します。

  • リアルタイムのスレッドの状態: 色分けされた列で、JVM内の様々なスレッドの状態を表示します。JVMの現在のアクティビティ(CPU使用率、メモリー、データベース・レスポンス、ネットワーク・レスポンスを待機しているスレッドの数、同期ロックを待機しているスレッドの数、アイドル・スレッドの数を含む)が表示されます。JVMをクリックすると、JVM内のスレッドのリストと各スレッドの詳細が表示されます。

  • アクティブ・スレッド: 過去24時間におけるJVM内のアクティブ・スレッドの数です。

  • 上位リクエスト: 過去24時間における上位リクエストが表示されます。

このページから、次のページにナビゲートできます。

  • JVMパフォーマンス診断: JVMのパフォーマンス診断データが表示されます。

  • ライブ・スレッド分析: 選択したJVMのリアルタイムJVMデータが表示されます。

  • クラウド・セルフ・サービス・ポータル: JVM診断クラウド・セルフ・サービス・ポータルに戻ります。