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Oracle® Enterprise Manager Cloud管理ガイド
12c リリース5 (12.1.0.5)
B70509-13
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41 Testing as a Serviceの設定

この章では、Testing as a Service (TaaS)の設定に関連する手順の概要を示します。

これらの設定タスクの多くは、Infrastructure as a Serviceを使用する場合にも必要です。IaaSの設定が完了している場合は、これらのタスクの多くをすでに完了したことになります。この章の内容は次のとおりです。

41.1 はじめに

下の表に、TaaSの設定タスクの概要を示します。

表41-1 TaaSの開始

手順 作業 ロール

1

TaaSプラグインのインストール

第3.2項「必要なプラグインのデプロイ」を参照してください

スーパー管理者

2

テスト実施者の作成

第41.2項「テスト管理者の作成」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

3

必要なアセンブリZipファイルを使用した仮想化(VT)アセンブリの作成

第41.3項「アセンブリ・コンポーネントの作成」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

4

Oracle VM Manager (OVM)のインストール

これは、クラウド・インフラストラクチャの設定の一部です。第3章「クラウド管理インフラストラクチャの設定」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

5

Enterprise ManagerからのVTプラグインのインストール

第3.2項「必要なプラグインのデプロイ」を参照してください

CLOUD_ADMIN

6

OVMの登録

第5.3項「Oracle VM Managerの登録」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

7

Oracle VM Server (OVS)の登録

手順のイメージの再適用

第5.5項「仮想サーバーの検出」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

8

記憶域の追加

第5.10項「記憶域リポジトリの作成」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

9

マウント位置のリフレッシュ

CLOUD_ADMIN

10

記憶域リポジトリの追加

第5.10.1項「記憶域リポジトリでの管理操作の実行」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

11

サーバーの提示

第5.11項「記憶域リポジトリの提示」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

12

サーバー・プールの作成

第5.14項「仮想サーバー・プールの作成」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

13

ゾーンの作成

第5.15項「ゾーンの作成」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

14

記憶域リポジトリへのアセンブリのインポート

第5.12項「記憶域リポジトリへのアセンブリ、テンプレートおよび仮想ディスクのインポート」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

15

ネットワークの設定

第5.7項「ネットワークの設定」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

16

MACアドレスの生成

第5.7.1項「MACアドレスの生成」を参照してください。

CLOUD_ADMIN

17

デプロイメント・プランの作成

第41.4項「デプロイメント・プランの作成」を参照してください。

CLOUD_ADMIN


41.2 テスト管理者の作成

テスト管理者を作成するには、次の手順に従います。

  1. スーパー管理者として、または新規管理者の作成権限のあるユーザーとして、Enterprise Managerにログインします。

  2. 「設定」メニューから、「セキュリティ」「管理者」の順に選択します。

  3. EM_SSA_ADMINISTRATORロールを持つTAASADMIN管理者を作成します。

  4. EM_TAAS_DESIGNERロールを持つTAASDESIGNER管理者を作成します。

  5. EM_SSA_ROLEを持つTAASUSER管理者を作成します。

41.3 アセンブリ・コンポーネントの作成

VTアセンブリを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「エンタープライズ」メニューから、「プロビジョニングとパッチ適用」を選択し、「ソフトウェア・ライブラリ」を選択します。

  2. ルート・ディレクトリを選択します。「アクション」「フォルダの作成」の順に選択します。

  3. 書込みアクセス権のあるディレクトリを選択します。「アクション」メニューから、「エンティティの作成」「仮想化」の順に選択します。

  4. タイプとして「アセンブリ」を選択し、「OK」をクリックします。

  5. 必要な値を指定し、「次へ」をクリックします。

  6. アップロード・メカニズムを選択します。「OK」をクリックします。

  7. 「追加」ボタンをクリックしてファイル名を入力し、「OK」をクリックします。

  8. 「確認」ページが表示されるまで「次へ」を繰り返しクリックし、「保存とアップロード」をクリックします。

    OMSまたはエージェントからファイルをアップロードする場合は、ファイルのアップロード先にファイルをアップロードする必要があります。

41.4 デプロイメント・プランの作成

デプロイメント・プランを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「エンタープライズ」メニューから、「クラウド」「インフラストラクチャ・ホーム」の順に選択します。

  2. 右パネルで、ゾーンを選択して右クリックします。

    注意: サポートされているオプションは、ゾーンから作成するデプロイメント・プランのみです。(デプロイメント・プランをサーバー・プールまたはOracle VM Serverから作成した場合、そのデプロイメント・プランはTaaSに表示されません。)

  3. 「アセンブリのデプロイ」を選択します。ソフトウェア・ライブラリ内に作成されたアセンブリ、または記憶域リポジトリに直接インポートされたアセンブリを選択します。「次」をクリックします。

  4. アセンブリ・デプロイメント: ネットワークとエージェント・ページで、エージェント・プッシュ構成の有効化を選択します。プッシュとは、OVMの作成後にEnterprise ManagerエージェントがEnterprise Managerからプッシュされることを意味します。

  5. 「インストールのベース・ディレクトリ」、「プラットフォーム」、「ユーザー名」および「パスワード」を指定します。

  6. 「プランとして保存」をクリックします。計画の名前を指定し、ソフトウェア・ライブラリ・フォルダを選択します。指定する他の情報は、インストールするアセンブリによって異なります。