ヘッダーをスキップ
Oracle® Real User Experience Insightユーザーズ・ガイド
12c リリース6 (12.1.0.7) for Linux x86-64
E61771-02
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

B Cookieの構造

この付録では、RUEIでサポートされるCookieテクノロジの概要を示します。

RUEIによってユーザーのWeb環境を正確に監視するには、RUEIがユーザーのWebサイトで使用されているCookieテクノロジを把握している必要があります。Cookieテクノロジの指定方法の詳細は、12.2項「セッション・トラッキング・メカニズムの指定」を参照してください。

表B-1に、サポートされているCookieテクノロジの構造を示します。

表B-1 Cookieの構造

テクノロジ 構造脚注1

ADF脚注2

JSESSIONID=%

Apache

Apache=%

ASP

ASPSESSIONID*=%

ASP.NET_SessionId*=%

ColdFusion

CFTOKEN=%

Google

__utma=%

JD Edwards脚注2

JSESSIONID=%

Oracle脚注3

OraTrack=%

MfTrack=%

mf_sess=%

Oracle Access Manager(OAM)

ObSSOcookie脚注4

Oracle FLEXCUBE Universal BankingおよびDirect Banking

PHPSESSID=%

PeopleSoft脚注2

ps_token=%

PHP

PHPSESSID=%

Siebel脚注2

_sn=%

WebLogic Portal(WLP)脚注2

JSESSIONID=%

WebSphere

JSESSIONID=%

(カスタム)

CUSTOMNAME脚注5=%

(URL引数)

URLARGUMENT脚注6=%


脚注1 *は0(ゼロ)個以上の任意の種類の文字です。%は文字列の一致部分です。

脚注2 これらは事前定義済カスタムCookieとして実装されています。

脚注3 タグ・ベースのアプリケーションに使用されます。非推奨となったMoniforceのCookieも含まれます。これは、すべてのOracle製品で自動的に動作するわけではありません。

脚注4 デフォルトのCookie名です。

脚注5 CUSTOMNAMEはCookie名です。

脚注6 URLARGUMENTはURLの引数名です。この詳細は、次の項に記載されています。

B.1 URL引数を使用したセッションの追跡

URL引数をユーザー・セッションの追跡に使用するように指定すると、指定された引数について最初にオブジェクトのURLがチェックされます。見つからない場合、指定された引数が親ページのURLで検索されます。

オブジェクトのURLと親ページのURLの両方で、次の例のURL構文が仮定されます。

www.domainname.com/sitename/shop;URLARGUMENT=blabla?......

指定されたURL引数が見つからない場合は、次のURL構文が仮定されます。

www.domainname.com/sitename/shop?URLARGUMENT=blabla&......