Oracle® Real User Experience Insightユーザーズ・ガイド 12c リリース6 (12.1.0.7) for Linux x86-64 E61771-02 |
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この付録では、Oracle WebCenter PortalおよびOracle WebCenter Sitesのアプリケーションの正確な監視のために使用可能なサポートについて詳しく説明します。
WebCenterベースのアプリケーションのスイート定義は、サポートされている他のOracle Enterpriseアーキテクチャの場合と同様の方法で作成できますが、WebCenterスイートには次の2つのタイプがあります。
WebCenter Portal
WebCenter Sites
スイートを作成する手順の詳細は、10.1.1項「スイート定義の作成」に記載されています。
WebCenter Portalスイートの動作は、ADFスイートの動作と似ています(付録I「Oracle ADFのサポート」を参照)。
WebCenter Sitesスイートを使用するには、WebCenterクイック・スタート・ガイドの説明に従って、WebCenterとともに提供されるテンプレート、または次のようなデモンストレーション・アプリケーションから提供されるテンプレートを適用する必要があります。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/webcenter/avitek-sample-portal-086834.html
以前のリリースのRUEIでは、(PortalまたはSitesの指定ではなく) WebCenterスイートの作成がサポートされていました。このオプションは引き続き使用可能ですが、使用しても同じレベルのレポートは提供されません。
すべてのWebCenter Sitesディメンションのレポートを確実に行うには、要素/Head_MPテンプレートを編集して次の行を追加します。
<render:callelement elementname="Utilities/RUEI/HttpHeaders" args="c,cid,site,siteLocale,d"/>
この行は、<render:calltemplate tname='Head${args.sitepfx}'args="c,cid,p,siteLocale,d,deviceid,packedargs" style="element"/>
を含む行の前に追加する必要があり、この要素の最後の部分は次のようになります。
<render:callelement elementname="Utilities/RUEI/HttpHeaders" args="c,cid,site,siteLocale,d"/> <render:calltemplate tname='Head${args.sitepfx}' args="c,cid,p,siteLocale,d,deviceid,packedargs" style="element"/> </cs:ftcs>
Oracle WebCenter Portalアプリケーションを監視する場合は、adf-faces-databinding-rt.jar
ファイルによってExecutionContextProvider(oracle.adfinternal.view.faces. context.AdfExecutionContextProvider)
クラスのDMSベース実装が提供されることに注意してください。実装クラスは.jar
ファイルで事前に定義されていますが、機能が有効になるのは、次のアプリケーション・コンテキスト・パラメータをweb.xml
ファイルに指定したときです。
<context-param> <description>This parameter notifies ADF Faces that the ExecutionContextProvider service provider is enabled. When enabled, this will start monitoring and aggregating user activity information for the client initiated requests. By default, this param is not set or is false. </description> <param-name>oracle.adf.view.faces.context.ENABLE_ADF_EXECUTION_CONTEXT_PROVIDER</param-name> <param-value>true</param-value> </context-param>
Oracle WebCenterはJavaテクノロジに基づいているため、Oracle WebCenterアプリケーションは多くの場合JSESSIONID
状態Cookieを使用します。また、RUEIによって、完了したセッションのユーザーを監視および追跡するには、Cookieのパスを「/」に設定する必要があります。Oracle WebCenterアプリケーションが、状態の追跡のために別のCookie名を使用する場合は、それを反映するようにアプリケーション定義を更新する必要があります。また、ユーザー名の認識はj_username
構造に基づくことに注意してください。Cookie構成の詳細は、12.2項「セッション・トラッキング・メカニズムの指定」を参照してください。
WebCenter固有のデータ・アイテムの詳細は、表V-13「WebCenterアプリケーション」を参照してください。
詳細情報
Oracle ADFのアーキテクチャおよび機能の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework Fusion開発者ガイド』を参照してください。これは次の場所から入手できます。
http://download.oracle.com/docs/cd/E12839_01/web.1111/b31974/title.htm