5 JD Edwards Application Pack OPARのインポート

この項では、ソフトウェア・ライブラリを設定して、JD Edwards Application OPARをOracle Enterprise Manager Cloud Control (EMCC)およびEMCCエージェントにインポートおよびデプロイする手順について説明します。

注意: この手順では、このガイドの1.5項「Oracle Software Delivery CloudからのOracleソフトウェア・コンポーネントの入手」の説明に従って、JD Edwards Application Pack OPAR for Oracle EMCCを入手していることを前提とします。 この手順では、このガイドの第4章「EMCC内のソフトウェア・ライブラリの設定」の説明に従って、ソフトウェア・ライブラリが設定済であることも前提とします。

JD Edwards Application Pack OPARをインポートするには、ライン・コマンドの次のシーケンスを使用します。

1. EMCCインストールのoms/binディレクトリに変更します。例:

   cd /u01/app/emgc12/oms/bin/
   

2. 次のコマンドを入力して、EMCCへのJD Edwards EnterpriseOne Application Packのインポートを設定します。

   ./emcli setup -url=https://denlx01:7799/em -username=sysman -password=Oracle123 -trustall
   

3. 次の例のように、コマンドが成功したことがコンソール表示に示されていることを確認します。

   Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Release 12.1.0.0.0.
   Copyright (c) 1996, 2011 Oracle Corporation and/or its affiliates. All rights reserved.
    
   Emcli setup successful
   

4. 次のコマンドを実行して、EMCCへのJD Edwards EnterpriseOne Application Pack OPARのインポートを実行します。

   ./emcli import_update -file=/u01/app/AddOnDevKitWork/jde_plugin/plugin_opar/12.1.0.0.0_oracle.apps.jded_2000_0.opar -omslocal
   

5. 次の例のように、コマンドが成功したことがコンソール表示に示されていることを確認します。

   Processing update: Plug-in - Oracle Jdedwards EnterpriseOne Plugin consists of monitoring and management for Oracle Jdedwards EnterpriseOne system.
   Operation completed successfully. Update has been uploaded to Enterprise Manager. Please use the Self Update Home to manage this update.
   

   この時点で、EMCCへのJD Edwards EnterpriseOne Application Pack OPARのインポートが完了します。