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JD Edwards EnterpriseOne Application Pack for Oracle Enterprise Manager Cloud Control実装ガイド
リリース9.1
B72801-01
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6 管理サーバーへのJDE AppPackのデプロイ

この章の内容は次のとおりです。

6.1 管理サーバーにJDE AppPackをデプロイするための前提条件

次をインストールすると、JDE AppPackをEnterprise Manager管理サーバーにインストールできます。

また、このガイドの第4章「EMCC内のソフトウェア・ライブラリの設定」に従って、ソフトウェア・ライブラリが設定済である必要があります。

さらに、このガイドの第5章「JD Edwards Application Pack OPARのインポート」に従って、JDE AppPackがインポート済である必要があります。

JDE AppPackは、EMCCを使用してデプロイされます。前提条件として、既存のEMCCおよびOracleデータベース・インストールが必要です。JDE AppPackは、既存の各EMCC管理サーバーにデプロイする必要があります。

6.2 管理サーバーへのJDE AppPackのデプロイ

JDE AppPackを管理サーバー(OMSとも呼ばれます)にデプロイするには、この項の手順に従う必要があります。

この図については周囲のテキストで説明しています。
図deploy_oms_plugins.gifの説明

  1. Oracle EMCCで、「設定」→「拡張性」→「プラグイン」に移動します。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図deploys_oms_icon.gifの説明

  2. プラグインのリストで、次の項目を「名前」列で検索します。

    Oracle JD Edwards EnterpriseOne

    項目がデプロイされてない場合は、EMCCで「ダウンロード済」列にアイコンが表示されます。アイコンが存在する場合は、テキストの上にマウスを置くと、次のメッセージが表示されます。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図hover_text.gifの説明

    プラグインをデプロイできるのは、前述のアイコンが表示される場合のみです。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図deploy_oms_man_server.gifの説明

  3. アンデプロイされたプラグインを選択して、右クリックし、「デプロイ先」→「管理サーバー」を選択します。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図deploy_oms_general.gifの説明

  4. 「管理サーバー上のプラグインをデプロイします」の「一般」で、EMリポジトリのSYSユーザーのパスワードを入力します。

  5. 「続行」ボタンをクリックします。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図deploy_oms_checks.gifの説明

    進捗パネルが表示され、前提条件チェックが実行中であることが表示されます。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図deploy_oms_checks_done.gifの説明

  6. 「管理サーバー上のプラグインをデプロイします」の「前提条件チェック」で、チェックが正常に完了したことを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図deploy_oms_review.gifの説明

    「管理サーバー上のプラグインをデプロイします」の「確認」で、管理サーバー上のプラグインのデプロイメントにはダウンタイムが必要になことを示す警告がパネルに表示されます。現在接続中のすべてのユーザーはEnterprise Managerから切断されます。ダウンタイム期間中、ユーザーはEnterprise Managerに接続できなくなり、Enterprise Managerはどのターゲットも監視しません。

  7. リポジトリをバックアップするか、プラグインをアンデプロイする前に適切なリカバリ計画が整っていることを確認することをお薦めします。次の手順に進むには、次のチェック・ボックスをクリックする必要があります。

    リポジトリをバックアップしましたか。

  8. 「デプロイ」ボタンをクリックします。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図deploy_oms_show_status.gifの説明

  9. 「管理サーバー上のプラグインをデプロイします」の「確認」で、「ステータスの表示」ボタンをクリックします。この「確認」画面では、デプロイメントが開始されることが示されます。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図deploy_oms_status.gifの説明

    EMインタフェースに、デプロイメントの開始の進行状況が表示されます。

    ただし、デプロイメント・プロセス中はOMSが停止しているため、デプロイメントの特定の時点の後は、EMユーザー・インタフェースを使用してステータスをチェックしたり、デプロイメントの完了およびOMSのバックアップを確認することはできません。

    簡単なステータスおよびOMSの稼働の有無を確認するには、次のライン・コマンドを使用します。

    ./emctl status oms

    デプロイメントの詳細を表示するには、次のライン・コマンドを使用して-detailsフラグを追加します。

    ./emctl status oms -details


    注意:

    -detailsフラグでチェック・ステータス・コマンド発行すると、次のサンプルに示すように、EMデータベースのSYSユーザー・パスワードを指定するように求められます。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図prompt_sys_password.gifの説明

    デプロイメントが進行し、ステータスを確認すると、一連のステップが実行されています。デプロイメントが完了したことを示すステップの名前は、次のサンプルに示すように、「OMSの起動中」です。

    この図については周囲のテキストで説明しています。
    図deploy_oms_status_done.gifの説明

    この時点で、OMSは起動中です。これは、デプロイメントが完了したことを意味し、実際の起動が完了するまで時間に応じて、EMコンソールがすぐに使用可能になることを示します。