Oracle® Enterprise Manager Oracle Database Plug-inメトリック・リファレンス・マニュアル プラグイン・リリース12.1.0.7 B69689-08 |
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この章では、データベース・インスタンス・メトリックに関する情報を提供します。
各メトリックの次の情報を提供します。
説明
メトリック表
メトリック表は、次のメトリック(ターゲット・バージョン、デフォルトの収集頻度、デフォルトの警告のしきい値、デフォルトのクリティカルのしきい値、およびアラート・テキスト)のすべて、または一部を含めることができます。
注意: 「アラート・ログ」のメトリックのかわりに、「DBアラート・ログ」のメトリックを使用することをお薦めします。DBアラート・ログのメトリックの詳細は、第5.25項「DBアラート・ログ」を参照してください。 |
このカテゴリのメトリックは、データ・ブロック破損、セッション終了などの、データベース・アラート・ログを解析してアラートを作成するために使用されます。「アラート・ログ」のメトリックはエラー・テキストを含むアラートを生成します。また、関連性のある場合は、「メトリックとポリシー設定」で定義したメトリックが返した各エラーのカテゴリに定義された警告またはクリティカルのしきい値に一致するが、アラート・ログのフィルタ式には一致しないアラート・ログで報告された各ORAエラーのトレース・ファイルへのリンクを生成します。
注意: 「アラート・ログ」および「アラート・ログ・エラー・ステータス」メトリックはアラート・ログからORAエラーのみを返します。エラーがORAエラーではない場合は、このメトリックでは認識されません。アラート・ログにORAエラー以外のエラーのアラートが必要な場合、その目的に応じたUDMを作成してください。詳細は、My Oracle Supportノート735137.1を参照してください。 |
アラート・ログのフィルタ式
アラート・ログのフィルタ式は、(ターゲットを担当するCloud Control管理者の判断で) Cloud Controlで生成されたアラートでエラーが無視されることを防ぐために使用します。この式はPerlの正規表現でアラート・ログ・メトリックが返したすべての行をフィルタするために使用します。
フィルタリングはアラート・ログからのエラーの検索中に実行されるため、「アラート・ログ」のメトリック、または定義上「アラート・ログ・エラー・ステータス」のメトリックでは、エラーは式に一致するとみなされません。アラート・ログのフィルタ式と一致しないエラーのみが「アラート・ログ」のメトリックのしきい値と比較されるか、「アラート・ログ・エラー・ステータス」のメトリックに含まれます。
各ターゲットに対してCloud Control内の複数の場所でアラート・ログのフィルタ式を構成できます。たとえば、アラート・ログのフィルタ式を構成するには、次のいずれかを実行します。
DBターゲット・ホームページから「診断サマリー」の下にある「アラート・ログ」の横のリンクをクリックし、「関連リンク」の下にある「一般的なアラート・ログ・エラーのモニタリング構成」をクリックします。
各メトリックの各カテゴリのしきい値を構成する「メトリックとポリシー設定」ページを使用します。
注意: アラート・ログのフィルタ式はターゲット・レベルで設定されます。どのページを使用して構成しても、同じ式が構成されます。 |
このメトリックは、ログに記録されたエラーに関連付けられたトレース・ファイル(ある場合)の名前を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 15分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、次のコマンドです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlog.pl
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、アラート・ログ・ファイルの名前を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 15分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、次のコマンドです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlog.pl
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、監視中のデータベースのアーカイバが、最後のサンプル時間以降一時停止していることを示します。
データベースがARCHIVELOGモードで稼働中の場合、アーカイブ停止(ORA-00257またはORA-16038)のメッセージがALERTファイルに書き込まれると、アラートが表示されます。ALERTファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 定義なし | ORA- | 時間/行番号: %timeLine%でアーカイバが停止しました。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、時間/行番号オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの時間/行番号オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
時間/行番号オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、次のコマンドです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlog.pl
ユーザーの処理
アラート・ログおよびアーカイバ・トレース・ファイルで詳細を確認します。ただし、ほとんどの場合は、アーカイブ先のデバイスでREDOログ・ファイルを格納する領域が不足していることが原因で、このメッセージが生成されます。初期化パラメータARCHIVE_LOG_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に適切に設定されているかどうか確認します。注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。
このメトリックは、最後のサンプル時間以降に、監視中のデータベースでALERTファイルに対して破損ブロックのエラーが生成されたことを示します。ALERTファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。データ・ブロック破損メッセージ(ORA-01157、ORA-01578およびORA-27048)がALERTファイルに書き込まれると、アラート・イベントがトリガーされます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 定義なし | ORA- | 時間/行番号: %timeLine%でデータ・ブロックが破損しました。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、時間/行番号オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの時間/行番号オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
時間/行番号オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、次のコマンドです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlog.pl
ユーザーの処理
追加情報がないかALERTログを調べます。注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。
このメトリックは、最後のサンプル時間以降に、監視中のデータベースでALERTログ・ファイルに対してエラーが生成されたことを示します。ALERTログ・ファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。Oracle例外(ORA-006xx)メッセージがALERTログ・ファイルに書き込まれると、アラート・イベントがトリガーされます。ALERTログ・ファイルにその他のORAメッセージが書き込まれると、警告が表示されます。
Enterprise Managerリリース10.2.0.4の管理エージェントによって監視されるすべてのサポート対象データベースの場合:
アラート・ログ・フィルタ - 最大1024文字
警告またはクリティカルのしきい値 - 最大256文字
Enterprise Managerリリース10.2.0.5の管理エージェントによって監視されるすべてのサポート対象データベースの場合:
アラート・ログ・フィルタ - 最大4000文字
警告またはクリティカルのしきい値 - 最大4000文字
アーカイブ停止(ORA-00257)およびデータ・ブロック破損(ORA-01578)のメッセージが別々のメトリックとして送信されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | ORA-0*(600?|7445|4[0-9][0-9][0-9])[^0-9] | 定義なし | %alertLogName%でORA-エラー・スタック(%errCodes%)が記録されました。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、時間/行番号オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの時間/行番号オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
時間/行番号オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、次のコマンドです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlog.pl
ユーザーの処理
追加情報がないかALERTログを調べます。注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。
このメトリックは、メディア障害のアラート・ログ・エラーを示します。メッセージORA-01242およびORA-01243がALERTファイルに書き込まれると、アラート・イベントがトリガーされます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 定義なし | ORA- | 時間/行番号: %timeLine%でメディア障害が検出されました。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、時間/行番号オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの時間/行番号オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
時間/行番号オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、最後のサンプル時間以降に、セッションが突然終了したことを示します。ALERTファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。予期しないセッション終了(ORA-00603)のメッセージがALERTファイルに書き込まれると、アラートが表示されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | ORA- | 定義なし | 時間/行番号: %timeLine%でセッションが終了しました。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、時間/行番号オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの時間/行番号オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
時間/行番号オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlog.plです(ここで、$ORACLE_HOMEは、Oracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
ALERTログおよびセッション・トレース・ファイルに追加情報がないか調べます。注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。
注意: 「アラート・ログ・エラー・ステータス」のメトリックのかわりに、「DBアラート・ログ・エラー・ステータス」のメトリックを使用することをお薦めします。DBアラート・ログ・エラー・ステータスのメトリックの詳細は、第5.26項「DBアラート・ログ・エラー・ステータス」を参照してください。 |
アラート・ログのフィルタ式は考慮されたが、アラート・ログ・エラー・メトリックのしきい値は考慮されなかった場合、このカテゴリのメトリックは、アラート・ログ・エラー・メトリックにより各カテゴリに返されたエラーの数を合計し、この数が各カテゴリに指定した警告またはクリティカルのしきい値を超えた場合、アラートを生成します。このため、「アラート・ログ・エラー」メトリックによりエラーが生成されない可能性がありますが、(「アラート・ログ・エラー」メトリックに指定したしきい値と一致しない場合でも)「アラート・ログ・エラー・ステータス」メトリックがアラートを生成する可能性があります。アラート・ログのフィルタ式の詳細は、「アラート・ログのフィルタ式」を参照してください。
このメトリックは、Enterprise Managerで最後にアラート・ログをスキャンしたときに発見されたアーカイバ・ハングのアラート・ログ・エラーの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 0 | 定義なし | アラート・ログで、アーカイバ・ハング・エラーが見つかりました。 |
データ・ソース
このメトリックのソースは、アラート・ログ・メトリックです。
ユーザーの処理
アラート・ログを調べます。
このメトリックは、Enterprise Managerで最後にアラート・ログをスキャンしたときに発見されたデータ・ブロック破損のアラート・ログ・エラーの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 0 | 定義なし | アラート・ログで、データ・ブロック破損エラーが見つかりました。 |
データ・ソース
このメトリックのソースは、アラート・ログ・メトリックです。
ユーザーの処理
アラート・ログを調べます。
このメトリックは、Enterprise Managerで最後にアラート・ログをスキャンしたときに発見された一般的なアラート・ログ・エラーの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 0 | 定義なし | アラート・ログで%value%の明確なORA-エラーが検出されました。 |
データ・ソース
このメトリックのソースは、アラート・ログ・メトリックです。
ユーザーの処理
アラート・ログを調べます。
このメトリック・カテゴリには、アーカイブ領域の使用状況を示すメトリックが含まれます。
データベースがARCHIVELOGモードで稼働中の場合、これらのメトリックにより使用可能なREDOログの保存先がないか調べます。データベースがARCHIVELOGモードで稼働していない場合、これらのメトリックは登録されません。各保存先について、このメトリック・カテゴリは、合計領域、使用済領域および空き領域を返します。
Archive Full (%)メトリックは、アーカイブ領域保存先で使用されている領域の割合を返します。使用済領域がしきい値引数で指定したしきい値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
データベースがARCHIVELOGモードで稼働中の場合、これらのメトリックにより、使用可能なローカルのREDOログ領域をチェックします。データベースがARCHIVELOGモードで稼働していない場合、これらのメトリックは適用されません。ローカルの各保存先について、このメトリック・カテゴリは、合計領域、使用済領域および空き領域を返します。
注意: 「高速リカバリ領域」にアーカイブするよう構成されたデータベースの場合、「アーカイブ領域」メトリックを適用することはできません(つまり、「アーカイブ領域使用率(%)」、「アーカイブ領域使用量」(KB)、「空きアーカイブ領域」(KB)および「合計アーカイブ領域」(KB)を適用できません)。かわりに、「高速リカバリ領域」の使用を監視する「リカバリ領域空き領域(%)」メトリックを使用します。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 80 | 定義なし | アーカイブ領域%archDir%の%value%%が使用されています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、アーカイブ領域保存先オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告のしきい値またはクリティカルのしきい値が設定されているアーカイブ領域保存先オブジェクトがある場合は、このメトリックの「メトリック詳細」ページでそれらのしきい値を表示できます。
アーカイブ領域保存先オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
アーカイブ領域に割当て制限が設定されていない場合、割合はUNIXのdf -k
コマンドを使用して計算されます。
割当て制限が設定されている場合は、次の計算式が使用されます。
archive area used (%) = (total area used / total archive area) * 100
ユーザーの処理
初期化パラメータLOG_ARCHIVE_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に正しく設定されていることを確認します。
アーカイブ先の指定に使用できる方法が2つあります。これらのアーカイブ先は、Enterprise Managerを使用して設定できます。データベース・ターゲットごとに、データベースの「可用性」タブまでドリルダウンして「リカバリ設定」ページにアクセスできます。
最初の方法は、LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータ(nは1から10の整数)を使用して、1から10個の異なるアーカイブ先を指定します。数値の接尾辞が付いたそれぞれのパラメータは、たとえばLOG_ARCHIVE_DEST_1、LOG_ARCHIVE_DEST_2などのように、個々のアーカイブ先を一意に識別します。
2つ目の方法は、最大2つの場所を指定でき、LOG_ARCHIVE_DESTパラメータを使用して1次アーカイブ先を指定し、LOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTパラメータを使用してオプションの2次アーカイブ先を指定します。
LOG_ARCHIVE_DEST初期化パラメータが正しく設定されていて、このメトリックがトリガーされた場合、アーカイブ先のパラメータにより指定された宛先でより多くの領域を解放します。
このメトリックは、アーカイブ先ディレクトリのあるデバイスでの合計使用済領域(KB単位)を示します。
注意: 「高速リカバリ領域」にアーカイブするよう構成されたデータベースの場合、「アーカイブ領域」メトリックを適用することはできません(つまり、「アーカイブ領域使用率(%)」、「アーカイブ領域使用量」(KB)、「空きアーカイブ領域」(KB)および「合計アーカイブ領域」(KB)を適用できません)。かわりに、「高速リカバリ領域」の使用を監視する「リカバリ領域空き領域(%)」メトリックを使用します。 |
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 15分ごと |
データ・ソース
アーカイブ領域に割当て制限が設定されていない場合、これはUNIXのdf -k
コマンドを使用して計算されます。
total area used = quota_used * db_block_size (in KB)
ユーザーの処理
初期化パラメータLOG_ARCHIVE_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に正しく設定されていることを確認します。
アーカイブ先の指定に使用できる方法が2つあります。これらのアーカイブ先は、Enterprise Managerを使用して設定できます。データベース・ターゲットごとに、データベースの「可用性」タブまでドリルダウンして「リカバリ設定」ページにアクセスできます。
最初の方法は、LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータ(nは1から10の整数)を使用して、1から10個の異なるアーカイブ先を指定します。数値の接尾辞が付いたそれぞれのパラメータは、たとえばLOG_ARCHIVE_DEST_1、LOG_ARCHIVE_DEST_2などのように、個々のアーカイブ先を一意に識別します。
2つ目の方法は、最大2つの場所を指定でき、LOG_ARCHIVE_DESTパラメータを使用して1次アーカイブ先を指定し、LOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTパラメータを使用してオプションの2次アーカイブ先を指定します。
LOG_ARCHIVE_DEST初期化パラメータが正しく設定されていて、このメトリックがトリガーされた場合、アーカイブ先のパラメータにより指定された宛先でより多くの領域を解放します。
データベースがARCHIVELOGモードで稼働中の場合、オンラインREDOログのアーカイブが使用可能です。オンラインREDOログがいっぱいになったグループは、デフォルトではLOG_ARCHIVE_DEST初期化パラメータで指定した保存先にアーカイブされます。このアーカイブ先のデバイスがいっぱいになると、ディスク領域が使用可能になるまで、データベース操作が一時停止します。
データベースがARCHIVELOGモードで稼働中の場合、このメトリックにより使用可能なREDOログの保存先のデバイスがないか調べます。
データベースがARCHIVELOGモードで稼働していない場合、このメトリックは登録されません。
注意: 「高速リカバリ領域」にアーカイブするよう構成されたデータベースの場合、「アーカイブ領域」メトリックを適用することはできません(つまり、「アーカイブ領域使用率(%)」、「アーカイブ領域使用量」(KB)、「空きアーカイブ領域」(KB)および「合計アーカイブ領域」(KB)を適用できません)。かわりに、「高速リカバリ領域」の使用を監視する「リカバリ領域空き領域(%)」メトリックを使用します。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | アーカイブ領域%archDir%には、%value%KBの空きがあります。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、アーカイブ領域保存先オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告のしきい値またはクリティカルのしきい値が設定されているアーカイブ領域保存先オブジェクトがある場合は、このメトリックの「メトリック詳細」ページでそれらのしきい値を表示できます。
アーカイブ領域保存先オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
データベースがNOARCHIVELOGモードである場合は、何も収集されません。
データベースがARCHIVELOGモードである場合は、アーカイブ・ログの保存先の現行リストを取得するために、v$parameterのlog_archive_destinationに対して問合せを行います。結果は、ディスク使用量を直接調べること(df -kl)で得られます。
ユーザーの処理
初期化パラメータLOG_ARCHIVE_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に正しく設定されていることを確認します。
アーカイブ先の指定に使用できる方法が2つあります。これらのアーカイブ先は、Enterprise Managerを使用して設定できます。データベース・ターゲットごとに、データベースの「可用性」タブまでドリルダウンして「リカバリ設定」ページにアクセスできます。
最初の方法は、LOG_ARCHIVE_DEST_nパラメータ(nは1から10の整数)を使用して、1から10個の異なるアーカイブ先を指定します。数値の接尾辞が付いたそれぞれのパラメータは、たとえばLOG_ARCHIVE_DEST_1、LOG_ARCHIVE_DEST_2などのように、個々のアーカイブ先を一意に識別します。
2つ目の方法は、最大2つの場所を指定でき、LOG_ARCHIVE_DESTパラメータを使用して1次アーカイブ先を指定し、LOG_ARCHIVE_DUPLEX_DESTパラメータを使用してオプションの2次アーカイブ先を指定します。
LOG_ARCHIVE_DEST初期化パラメータが正しく設定されていて、このメトリックがトリガーされた場合、アーカイブ先のパラメータにより指定された宛先でより多くの領域を解放します。
このメトリックは、アーカイブ先ディレクトリのあるデバイスでの合計領域(KB単位)を示します。
注意: 「高速リカバリ領域」にアーカイブするよう構成されたデータベースの場合、「アーカイブ領域」メトリックを適用することはできません(つまり、「アーカイブ領域使用率(%)」、「アーカイブ領域使用量」(KB)、「空きアーカイブ領域」(KB)および「合計アーカイブ領域」(KB)を適用できません)。かわりに、「高速リカバリ領域」の使用を監視する「リカバリ領域空き領域(%)」メトリックを使用します。 |
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 15分ごと |
データ・ソース
アーカイブ領域に割当て制限が設定されていない場合、データはUNIXのdf -k
コマンドを使用して計算されます。
割当て制限が設定されている場合は、次の計算式が使用されます。
total archive area = quota_size * db_block_size (in KB)
ユーザーの処理
異なるディスクにわたり複数のアーカイブ・ログの保存先を構成することをお薦めします。少なくとも1つのアーカイブ・ログの保存先がいっぱいになった場合には、次のことをお薦めします。
テープを使用している場合は、アーカイブ・ログをテープにバックアップし、アーカイブ・ログを削除します。
テープを使用していない場合は、データベースをバックアップし、不要なファイルを削除します。この方法でも、データベース保存ポリシーに基づいて、不要になったアーカイブ・ログは削除されます。
アーカイブ・ログの保存先quota_sizeが使用されている場合は、quota_sizeを増やします。
Enterprise Managerは、このカテゴリのメトリックを使用して、アラート・ログに報告されたチェッカ障害を通知します。検出されたチェッカ障害の数を含みます。また、これらの問題がアラート・ログで見つかった場合は、デフォルトでクリティカル・アラートが生成されます。
アラート・ログ・ファイルはこのデータを提供します。Perlスクリプト$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlog.plを使用して収集されます。ここで、$ORACLE_HOMEは管理エージェントのホームです。
このメトリックは、アラート・ログ・ファイルの名前を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、データベース・ヘルス・チェッカが1つ以上の永続データ障害を検出したことを示します。データ障害の例として、欠落ファイル、破損ファイル、不整合ファイル、破損ブロックなどがあります。アラートには、チェッカ実行によって検出されたデータ障害の数が表示されます。個々のデータ障害の詳細には、Enterprise Managerの「リカバリの実行」ページからアクセスできます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .脚注 1 | チェッカ実行によって%numberOfFailures%の新規永続データ障害が見つかりました。 |
脚注 1 このメトリックに対してアラートがトリガーされた場合、後で手動で消去する必要があります。
しきい値の設定
次のいずれかのメトリックのしきい値を編集するには、Cloud Control UIから、ターゲット名を右クリックし、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。次に、可能な設定の例をいくつか示します。
警告のしきい値:定義されていません; クリティカルのしきい値:.*
この場合、管理エージェントは、データ障害が発生したときにEnterprise Managerにクリティカル・エラー・アラートを生成します。
警告のしきい値:.*; クリティカルのしきい値:定義されていません
この場合、管理エージェントは、データ障害が発生したときにEnterprise Managerに警告アラートを生成します。
警告のしきい値:定義されていません; クリティカルのしきい値:定義されていません
この場合、管理エージェントは、データ障害が発生したときにEnterprise Managerに警告アラートを生成しません。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
個々のデータ障害の詳細には、Enterprise Managerの「リカバリの実行」ページからアクセスできます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このカテゴリのメトリックは、Data Guard構成のデータベースについて、ステータス、未受信のデータ、および未適用のデータを調べます。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
Data Guard構成の各データベースのステータスを調べるには、「Data Guardステータス」メトリックを使用します。
デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリック列に設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
表5-1 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11g、12c |
5分ごと |
警告 |
エラー |
%dg_name%のData Guardステータスは%value%です。 |
ユーザーの処理
詳細は、プライマリ・データベースおよびスタンバイ・データベースの「プロパティの編集」ページの「一般」を調べてください。
追加情報は、データベース・アラート・ログおよびData Guard Brokerのログを調べます。
このカテゴリのメトリックは、Data Guard構成のデータベースについて、ステータス、未受信のデータ、および未適用のデータを調べます。このメトリックはプライマリ・データベースで実行し、プライマリおよびすべての物理および論理スタンバイ・データベースを含むData Guard構成のすべてのデータベースの状態に対応します。ブローカおよびブローカ以外のData Guard構成の両方に適用できます。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
ブローカは最大の適用済SCNを計算し、その値を使用してスタンバイ・データベースに正常にアーカイブされた連続するログの最後のログを見つけます。すべての後続のログ・ファイルのREDOデータは、未適用のログとみなされます。プライマリ・データベースがこの時点で停止すると、これらのログ・ファイルのREDOデータはスタンバイ・データベースに適用されます。スタンバイ・データベースで受信されたログ・ファイルにギャップがある場合、ギャップ後に受信されたログ・ファイルは適用されません。
たとえば、ログ・ファイル1、2、3、6、7および9がスタンバイ・データベースで受信され、ログ適用サービスが現在ログ1を適用している場合、ログ適用サービスはログ3まで続けて適用できます。しかし、ログ4が欠落しているため、ログ適用サービスはそれ以上のログ・ファイルを適用できません。
ログ・ファイル6、7および9は、受信されていても適用できず、未適用のデータとみなされません。
スタンバイ・データベースのアーカイブ・ログ・ファイルがすべて連続している場合にスタンバイREDOログ・ファイルが使用されると、リアルタイム適用が実行され、ログ適用サービスがすでにスタンバイREDOログ・ファイルを操作している場合を除き、そのスタンバイREDOログ・ファイルも未適用のデータとみなされます。
スタンバイREDOログ・ファイルがマルチスレッド化されている場合、ブローカは、スレッドごとに最大の適用済SCNを計算し、その番号を合計します。複数のインカネーションがあり、スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースとは異なるインカネーションに存在する場合、各インカネーションが別個に計算されてその結果が合計されます。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
ブローカは最大の適用済SCNを計算し、その値を使用してスタンバイ・データベースに正常にアーカイブされた連続するログ・ファイルの最後のログ・ファイルを見つけます。すべての後続のログ・ファイルのREDOデータは、現行のオンラインREDOログ・ファイルも含め、潜在的データ損失のログ・ファイルとみなされ、プライマリ・データベースがこの時点で停止するとリカバリ不能となります。
たとえば、ログ・ファイル1、2、3、6、7および9がスタンバイ・データベースで受信され、ログ10が現行のオンライン・ログ・ファイルであるときに、ログ適用サービスが現在ログ1を適用している場合、最大の適用済SCNの後の連続するログの最後のログはログ3です。ログ3の後のログ・ファイル(ログ・ファイル4から10)はすべて未受信のデータとみなされます。プライマリ・データベースがこの時点で停止すると、ログ・ファイル4から10のREDOデータはすべてスタンバイ・データベースでは失われます。
プライマリ・データベースが(RACデータベースで)マルチスレッド化されている場合、ブローカは、スレッドごとに最大の適用済SCNを計算し、その番号を合計します。プライマリ・データベースに(フラッシュバック操作などにより)複数のインカネーションがあり、スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースとは異なるインカネーションに存在する場合、インカネーションごとに計算が行われてその結果が合計されます。
このカテゴリのメトリックは、Data Guard構成のデータベースについて、ステータス、未受信のデータ、および未適用のデータを調べます。このメトリックはプライマリ・データベースで実行し、プライマリおよびすべての物理および論理スタンバイ・データベースを含むData Guard構成のすべてのデータベースの状態に対応します。ブローカおよびブローカ以外のData Guard構成の両方に適用できます。
ブローカ以外の構成の場合は、このメトリックはプライマリ・データベースのREDO転送宛先エラー(v$archive_destのERRORS列を反映)の監視のみに制限されています。
ブローカ構成の場合は、このメトリックはより広範な問題に対応するData Guardブローカのヘルス・チェックに基づいています。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
Data Guard構成の各データベースのステータスを調べるには、「Data Guardステータス」メトリックを使用します。
デフォルトでは、クリティカルおよび警告のしきい値がこのメトリック列に設定されています。しきい値に達すると、アラートが生成されます。必要に応じて、しきい値を編集できます。
表5-5 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR1 |
5分ごと |
警告 |
エラー |
%dg_name%のData Guardステータスは%value%です。 |
データ・ソース
データのソースは次のとおりです。
ブローカ以外: プライマリ・データベースのv$archive_dest
ブローカ: プライマリ・データベースのData Guardブローカ
ユーザーの処理
詳細は、プライマリ・データベースおよびスタンバイ・データベースの「プロパティの編集」ページの「一般」を調べてください。
追加情報は、データベース・アラート・ログおよびData Guard Brokerのログを調べます。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
ブローカは最大の適用済SCNを計算し、その値を使用してスタンバイ・データベースに正常にアーカイブされた連続するログの最後のログを見つけます。すべての後続のログ・ファイルのREDOデータは、未適用のログとみなされます。プライマリ・データベースがこの時点で停止すると、これらのログ・ファイルのREDOデータはスタンバイ・データベースに適用されます。スタンバイ・データベースで受信されたログ・ファイルにギャップがある場合、ギャップ後に受信されたログ・ファイルは適用されません。
たとえば、ログ・ファイル1、2、3、6、7および9がスタンバイ・データベースで受信され、ログ適用サービスが現在ログ1を適用している場合、ログ適用サービスはログ3まで続けて適用できます。しかし、ログ4が欠落しているため、ログ適用サービスはそれ以上のログ・ファイルを適用できません。ログ・ファイル6、7および9は、受信されていても適用できず、未適用のデータとみなされません。
スタンバイ・データベースのアーカイブ・ログ・ファイルがすべて連続している場合にスタンバイREDOログ・ファイルが使用されると、リアルタイム適用が実行され、ログ適用サービスがすでにスタンバイREDOログ・ファイルを操作している場合を除き、そのスタンバイREDOログ・ファイルも未適用のデータとみなされます。
スタンバイREDOログ・ファイルがマルチスレッド化されている場合、ブローカは、スレッドごとに最大の適用済SCNを計算し、その番号を合計します。複数のインカネーションがあり、スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースとは異なるインカネーションに存在する場合、各インカネーションが別個に計算されてその結果が合計されます。
表5-6 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR1 |
5分ごと |
1 |
3 |
スタンバイ・データベース%dg_name%は、受信した最後の%value%のログを適用していません。 |
データ・ソース
データのソースは次のとおりです。
ブローカ以外: プライマリ・データベースのv$archive_dest
ブローカ: プライマリ・データベースのData Guardブローカ
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
ブローカは最大の適用済SCNを計算し、その値を使用してスタンバイ・データベースにアーカイブされた連続するログの最後のログを見つけます。すべての後続のログ・ファイルのREDOデータのサイズは、未適用のデータとみなされます。プライマリ・データベースがこの時点で停止すると、これらのログ・ファイルのREDOはスタンバイ・データベースに適用されます。スタンバイ・データベースで受信されたログ・ファイルにギャップがある場合、ギャップ後に受信されたログ・ファイルは適用されません。
たとえば、ログ・ファイル1、2、3、6、7および9がスタンバイ・データベースで受信され、ログ適用サービスが現在ログ1を適用している場合、ログ適用サービスはログ3まで続けて適用できます。しかし、ログ4が欠落しているため、ログ適用サービスはそれ以上のログ・ファイルを適用できません。ログ・ファイル6、7および9は、受信されていても適用できず、未適用のデータとみなされません。この場合、ログ・ファイル1、2および3の合計サイズが「未適用のデータ」のサイズとなります。
スタンバイ・データベースのアーカイブ・ログ・ファイルがすべて連続している場合にスタンバイREDOログ・ファイルが使用されると、リアルタイム適用が実行され、ログ適用サービスがすでにスタンバイREDOログ・ファイルを操作している場合を除き、そのスタンバイREDOログ・ファイルも未適用のデータとみなされます。アーカイブ・ログ・ファイルのサイズはそのファイル・サイズです。しかし、スタンバイREDOログ・ファイルのサイズはログの実際のREDOのサイズであり、ファイル・サイズではありません。
スタンバイREDOログ・ファイルがマルチスレッド化されている場合、ブローカは、スレッドごとに最大の適用済SCNを計算し、その番号を合計します。複数のインカネーションがあり、スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースとは異なるインカネーションに存在する場合、各インカネーションが別個に計算されてその結果が合計されます。
表5-7 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR1 |
5分ごと |
定義なし |
定義なし |
スタンバイ・データベース%dg_name%は、受信したデータの最後の%value%MBを適用していません。 |
データ・ソース
データのソースは次のとおりです。
ブローカ以外: プライマリ・データベースのv$archive_dest
ブローカ: プライマリ・データベースのData Guardブローカ
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
ブローカは最大の適用済SCNを計算し、その値を使用してスタンバイ・データベースに正常にアーカイブされた連続するログ・ファイルの最後のログ・ファイルを見つけます。すべての後続のログ・ファイルのREDOデータは、現行のオンラインREDOログ・ファイルも含め、潜在的データ損失のログ・ファイルとみなされ、プライマリ・データベースがこの時点で停止するとリカバリ不能となります。
たとえば、ログ・ファイル1、2、3、6、7および9がスタンバイ・データベースで受信され、ログ10が現行のオンライン・ログ・ファイルであるときに、ログ適用サービスが現在ログ1を適用している場合、最大の適用済SCNの後の連続するログの最後のログはログ3です。ログ3の後のログ・ファイル(ログ・ファイル4から10)はすべて未受信のデータとみなされます。プライマリ・データベースがこの時点で停止すると、ログ・ファイル4から10のREDOデータはすべてスタンバイ・データベースでは失われます。
プライマリ・データベースが(RACデータベースで)マルチスレッド化されている場合、ブローカは、スレッドごとに最大の適用済SCNを計算し、その番号を合計します。プライマリ・データベースに(フラッシュバック操作などにより)複数のインカネーションがあり、スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースとは異なるインカネーションに存在する場合、インカネーションごとに計算が行われてその結果が合計されます。
表5-8 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR1 |
5分ごと |
1 |
3 |
スタンバイ・データベース%dg_name%は、プライマリ・データベースから最後の%value%のログを受信していません。 |
データ・ソース
データのソースは次のとおりです。
ブローカ以外: プライマリ・データベースのv$archive_dest
ブローカ: プライマリ・データベースのData Guardブローカ
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
ブローカは最大の適用済SCNを計算し、その値を使用してスタンバイ・データベースに正常にアーカイブされた連続するログ・ファイルの最後のログ・ファイルを見つけます。すべての後続のログ・ファイルのREDOデータのサイズは、現行のオンラインREDOログ・ファイルも含め、潜在的データ損失のデータとみなされ、プライマリ・データベースがこの時点で停止するとリカバリ不能となります。アーカイブ・ログ・ファイルのサイズはそのファイル・サイズですが、オンラインREDOログ・ファイルのサイズは、オンライン・ログ・ファイルの実際のREDOのサイズであり、オンラインREDOログ・ファイルのファイル・サイズではありません。
たとえば、ログ・ファイル1、2、3、6、7および9がスタンバイ・データベースで受信され、ログ10が現行のオンライン・ログ・ファイルであるときに、ログ適用サービスが現在ログ1を適用している場合、最大の適用済SCNの後の連続するログの最後のログはログ3です。ログ3の後のログ・ファイル(ログ・ファイル4から10)はすべて未受信のデータとみなされ、これらのログ・ファイルのREDOデータの合計サイズが「未受信のデータ」のサイズとなります。
プライマリ・データベースが(RACデータベースで)マルチスレッド化されている場合、ブローカは、スレッドごとに最大の適用済SCNを計算し、その番号を合計します。プライマリ・データベースに(フラッシュバック操作などにより)複数のインカネーションがあり、スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースとは異なるインカネーションに存在する場合、インカネーションごとに計算が行われてその結果が合計されます。
表5-9 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR1 |
5分ごと |
定義なし |
定義なし |
スタンバイ・データベース%dg_name%は、プライマリ・データベースから最後の%value%MBのデータを受信していません。 |
データ・ソース
データのソースは次のとおりです。
ブローカ以外: プライマリ・データベースのv$archive_dest
ブローカ: プライマリ・データベースのData Guardブローカ
このカテゴリのメトリックは、データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、これらのメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
このカテゴリのメトリックは、ファスト・スタート・フェイルオーバー・オブザーバの状態を監視します。
このメトリックは、ファスト・スタート・フェイルオーバー(FSFO)構成が監視されていない状態である場合、プライマリ・データベースに対して、FSFOが現在使用不可能であることを示すクリティカル・アラートを生成します。
表5-11 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c |
1分ごと |
定義なし |
エラー |
Data Guardファスト・スタート・フェイルオーバー・オブザーバのステータスは%value%です。 |
ユーザーの処理
自動オブザーバ再起動機能を使用するようにData Guard構成がCloud Controlで構成されている場合は、新しいオブザーバ・プロセスの再起動後にアラートは消去されます。それ以外の場合は、監視されていない状態の原因を特定し、必要に応じてオブザーバ・プロセスを再起動します。
このカテゴリのメトリックは、ファスト・スタート・フェイルオーバー・オブザーバの状態を監視します。
このメトリックは、ファスト・スタート・フェイルオーバー(FSFO)構成が監視されていない状態である場合、プライマリ・データベースに対して、FSFOが現在使用不可能であることを示すクリティカル・アラートを生成します。
表5-12 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2 |
5分ごと |
定義なし |
エラー |
Data Guardファスト・スタート・フェイルオーバー・オブザーバのステータスは%value%です。 |
ユーザーの処理
自動オブザーバ再起動機能を使用するようにData Guard構成がCloud Controlで構成されている場合は、新しいオブザーバ・プロセスの再起動後にアラートは消去されます。それ以外の場合は、監視されていない状態の原因を特定し、必要に応じてオブザーバ・プロセスを再起動します。
このカテゴリのメトリックは、Data Guardのパフォーマンスを報告します。
このメトリックは、スタンバイがプライマリからどのくらい遅れているかを(秒単位で)示します。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
表5-13 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c |
5分ごと |
定義なし |
定義なし |
スタンバイ・データベースはプライマリ・データベースから約%value%秒遅れています。 |
データ・ソース
データのソースは、v$dataguard_stats ('apply lag')ビューです。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
このメトリックは、スタンバイ・データベースへのフェイルオーバーに必要なおおよその秒数を示します。この値には、起動時間と、必要に応じて、スタンバイですべての使用可能なREDOを適用するのに必要な残り時間が計上されます。バウンスが不要な場合は、残りの適用時間のみです。
表5-14 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c |
5分ごと |
定義なし |
定義なし |
推定フェイルオーバー時間は約%value%秒です。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
v$dataguard_stats ('estimated startup time','apply finish time','standby has been open')
このメトリックは、スタンバイでのREDO適用率をKB/秒で示します。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
このカテゴリのメトリックは、Data Guardのパフォーマンスを報告します。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
このメトリックは、スタンバイ・データベースへのフェイルオーバーに必要なおおよその秒数を示します。この値には、起動時間と、必要に応じて、スタンバイですべての使用可能なREDOを適用するのに必要な残り時間が計上されます。バウンスが不要な場合は、残りの適用時間のみです。
このメトリックは、スタンバイがプライマリからどのくらい遅れているかを(秒単位で)示します。
データベース・レベルのメトリックです。クラスタ・データベースの場合、このメトリックは、メンバー・インスタンスによってではなく、クラスタ・データベース・ターゲット・レベルで監視されます。
このカテゴリのメトリックは、データベース・ファイルの平均ファイル読取り時間および平均ファイル書込み時間を示します。
このメトリックは、平均ファイル読取り時間を100分の1秒単位で測定して示します。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
複数のしきい値
このメトリックでは、ファイル名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのファイル名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
ファイル名オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、平均ファイル書込み時間を100分の1秒単位で測定して示します。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
複数のしきい値
このメトリックでは、ファイル名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのファイル名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
ファイル名オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このカテゴリのメトリックは、DBMS_SCHEDULERインタフェースにより登録されたデータベース・ジョブの状態を表します。
Oracleサーバー・ジョブ・キューは、ローカル・ジョブに関する情報(ジョブを実行する時期などの、ジョブのために実行するPL/SQLコールなど)を格納したデータベース表です。データベース・レプリケーションも、Oracleジョブ・キューのメカニズムを使用して管理されます。このメカニズムでは、遅延トランザクションをリモート・マスター・サイトに送信するジョブ、適用済トランザクションを遅延トランザクション・キューからパージするジョブ、またはスナップショット・リフレッシュ・グループをリフレッシュするジョブが使用されます。
ジョブは次の2つの状態で中断する可能性があります。
ジョブに定義されている指定された数の試行後にジョブを正常に実行できなかった場合。
ジョブに、DBMS_ JOB.BROKENプロシージャを使用して、明示的に中断のマークが付けられている場合。
このメトリックでは、中断したDBMSジョブがないか調べます。中断したジョブの数が、しきい値引数で指定した値を超えると、クリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 5分ごと | 0 | 定義なし | %value%ジョブが破損しています。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
SUM(broken) FROM (SELECT DECODE(broken, 'N', 0, 1) broken FROM dba_jobs UNION ALL SELECT DECODE(STATE, 'BROKEN', 1, 0) broken FROM dba_scheduler_jobs
ユーザーの処理
Cloud Controlコンソールから、スケジューラ・ジョブ履歴ページを確認するか、エラー情報をALL_SCHEDULER_JOB_RUN_DETAILSビューに問い合せます。
ジョブの実行を妨げている問題を修正します。DBMS_SCHEDULER.RUNをコールして、ジョブを強制的に即時に再実行します。
Oracleサーバー・ジョブ・キューは、ローカル・ジョブに関する情報(ジョブを実行する時期などの、ジョブのために実行するPL/SQLコールなど)を格納したデータベース表です。データベース・レプリケーションも、Oracleジョブ・キューのメカニズムを使用して管理されます。このメカニズムでは、遅延トランザクションをリモート・マスター・サイトに送信するジョブ、適用済トランザクションを遅延トランザクション・キューからパージするジョブ、またはスナップショット・リフレッシュ・グループをリフレッシュするジョブが使用されます。
Oracleでジョブの実行を試行中に、ジョブからエラーが返されると、ジョブは失敗します。Oracleでは、試行の間隔を2倍にしながら、ジョブを実行するために試行を繰り返します。ジョブ定義で指定されている指定された回数の実行後にジョブが失敗した場合、ジョブが自動的に中断とマークされ、実行を試行しなくなります。
このメトリックでは、失敗したDBMSジョブがないか調べます。失敗したジョブの数が、しきい値引数で指定した値を超えると、アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 5分ごと | 0 | 定義なし | %value%ジョブが破損しています。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
SELECT SUM(failed) FROM ( DECODE(NVL(failures,0), 0, 0, 1) failed FROM dba_jobs UNION ALL SELECT DECODE(NVL(failure_count,0), 0, 0, 1) failed FROM dba_scheduler_jobs
ユーザーの処理
Cloud Controlコンソールから、スケジューラ・ジョブ履歴ページを確認するか、エラー情報をALL_SCHEDULER_JOB_RUN_DETAILSビューに問い合せます。ジョブの実行を妨げている問題を修正します。
このカテゴリのメトリックは、稼働しているOracleサーバーのリソース制限の割合を示します。
このメトリックは、現在のログオン数を示します。
注意: しきい値を実数として受け入れる大部分のメトリックとは異なり、このメトリックは整数のみをしきい値として受け入れます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、現在のログオンから導出されます。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、現在のオープン・カーソル数を示します。
注意: しきい値を実数として受け入れる大部分のメトリックとは異なり、このメトリックは整数のみをしきい値として受け入れます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、現在のオープン・カーソルから導出されます。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
DML_LOCKS初期化パラメータは、DMLロックの最大数を指定します。DMLロックの目的は、複数のユーザーが同時にアクセスするデータの整合性を保証することです。DMLロックは、同時に競合するDML操作とDDL操作の相殺的な干渉を防止します。
このメトリックでは、しきい値引数により指定した値(パーセント)に対する、ロック・リソースの使用率を調べます。DML_LOCKS初期化パラメータで設定した制限に対するすべてのアクティブDMLロックの割合が、しきい値引数で指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
DML_LOCKSが0の場合、このテストは登録できません。0の値は、エンキューが使用不可であることを示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | %target%がロック制限の%value%%に達しました。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
SELECT resource_name name, 100*DECODE(initial_allocation, ' UNLIMITED', 0, current_utilization / initial_allocation) usage FROM v$resource_limit WHERE LTRIM(limit_value) != '0' AND LTRIM(initial_allocation) != '0' AND resource_name = 'dml_locks'
ユーザーの処理
DML_LOCKSインスタンス・パラメータを10%増やします。
PROCESSES初期化パラメータは、1つのデータベースに同時に接続できるオペレーティング・システム・ユーザー・プロセスの最大数を指定します。この数には、そのインスタンスで利用されるバックグラウンド・プロセスも含まれます。
このメトリックでは、しきい値引数により指定した値(パーセント)に対するプロセス・リソースの使用率を調べます。PROCESSES初期化パラメータで設定した制限に対するすべての現行プロセスの割合が、しきい値引数で指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | %target%がプロセス制限の%value%%に達しました。 |
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
リリースに応じて、次のいずれかがデータを導出します。
Oracle 9iリリース2以前
SELECT usage FROM (select RESOURCE_NAME name, 100*DECODE(initial_allocation,' UNLIMITED',0, current_utilization / initial_allocation) usage from v$resource_limit where LTRIM(limit_value) != '0' and LTRIM(initial_allocation) != '0' and resource_name in ('dml_locks', 'processes', 'sessions') union all select 'user' name ,100* DECODE(sessions_max,0,0,sessions_current/sessions_max) usage from v$license ) order by name
Oracle 10g以降
5番目の列はプロセス使用量を示します。プラグイン・インストール・ディレクトリ(plugins/oracle.sysman.db.agent.plugin_version/metadata)にあるinst_perf.xmlpファイルからこの情報を取得できます。
SELECT /*+ ORDERED */ TO_CHAR( FROM_TZ( CAST(m.end_time AS TIMESTAMP), TO_CHAR(systimestamp, 'tzr') ) AT TIME ZONE sessiontimezone, 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS'), SUM(CASE WHEN a.internal_metric_name = 'logons' THEN m.value ELSE 0 END) logons, SUM(CASE WHEN a.internal_metric_name = 'opencursors' THEN m.value ELSE 0 END) opencursors, SUM(CASE WHEN a.internal_metric_name = 'user_limit' THEN m.value ELSE 0 END) user_limit, SUM(CASE WHEN a.internal_metric_name = 'process_usage' THEN m.value ELSE 0 END) process_usage, SUM(CASE WHEN a.internal_metric_name = 'session_usage' THEN m.value ELSE 0 END) session_usage FROM v$alert_types a, v$threshold_types t, v$sysmetric m WHERE a.internal_metric_category = 'Database_Resource_Usage' AND a.reason_id = t.alert_reason_id AND t.metrics_id = m.metric_id AND m.group_id = 2 AND :1 != 'BASIC' AND m.end_time <= SYSDATE GROUP BY m.end_time ORDER BY m.end_time ASC
ユーザーの処理
現在のPROCESSESインスタンス・パラメータの設定が、オペレーティング・システム依存の最大値を超えていないことを確認します。プロセスの数を、少なくともそのインスタンスにログインすると予想される同時ユーザーの最大数+6になるように増やします。
SESSIONS初期化パラメータは、データベースで許可される同時接続の最大数を指定します。
このメトリックでは、しきい値引数により指定した値(パーセント)に対する、セッション・リソースの使用率を調べます。SESSIONS初期化パラメータで設定した制限に対する、バックグラウンド・プロセスを含むセッション数の割合が、しきい値引数で指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | %target%がセッション制限の%value%%に達しました。 |
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
SELECT resource_name name, 100*DECODE(initial_allocation, ' UNLIMITED', 0, current_utilization) != '0' AND resource_name = 'sessions'
ユーザーの処理
SESSIONSインスタンス・パラメータを増やします。XA環境の場合、SESSIONSが少なくとも2.73×PROCESSESであることを確認します。共有サーバー環境の場合、SESSIONSが少なくとも1.1×接続の最大数であることを確認します。
LICENSE_MAX_SESSIONS初期化パラメータは、同時に許可される同時ユーザー・セッションの最大数を指定します。
このメトリックは、ログオン・ユーザー数が、ライセンス制限に達しているかどうかを調べます。LICENSE_MAX_SESSIONS初期化パラメータで設定した制限に対する、同時ユーザー・セッション数の割合が、しきい値引数で指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。LICENSE_MAX_SESSIONSに値が明示的に設定されていない場合、テストはトリガーされません。
注意: このメトリックは、セッション・ライセンスが有効な場合に、最も役立ちます。LICENSE_MAX_SESSIONSおよびLICENSE_MAX_USERSの詳細は、Oracle Databaseリファレンスを参照してください。
注意: しきい値を実数として受け入れる大部分のメトリックとは異なり、このメトリックは整数のみをしきい値として受け入れます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | %target%がユーザー制限の%value%%に達しました。 |
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
SELECT 'user' name, 100*DECODE(session_max, 0, 0, sessions_current/session_max) usage FROM v$license
ユーザーの処理
これは通常、データベースのライセンス制限に達していることを示します。追加のライセンスを取得し、LICENSE_MAX_ SESSIONSの値を増やして新しい値を反映させる必要があります。
このカテゴリのメトリックは、データベース・ワークロードの取得およびリプレイの現行のステータス(オン/オフ)を示します。
このカテゴリのメトリックは、データベース・ワークロードのリプレイ中のリプレイ・クライアントのリソース使用率を表示します。
このメトリックは、データベース・リプレイ・クライアントの単一I/Oに対する平均レスポンス時間を示します。
次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
11gR2、12c | null |
データ・ソース
データのソースは、リプレイ・クライアントで警戒すべき状態が検出されるとターゲット・データベースによってトリガーされる、サーバーで生成されたアラートです。
ユーザーの処理
リプレイ・クライアントの測定ユーティリティを実行し、必要な容量を備えたマシン間で分散されるリプレイ・クライアントの提案数を使用してリプレイを再開します。
このメトリックは、I/O操作を同時に実行するリプレイ・クライアント接続数を示します。
この項の残りの情報は、Enterprise Manager Cloud ControlまたはEnterprise Manager Database Controlのいずれかに表示されるとき、このメトリックに対してのみ有効です(該当する場合)。次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
11gR2、12c | null |
データ・ソース
データのソースは、リプレイ・クライアントで警戒すべき状態が検出されるとターゲット・データベースによってトリガーされる、サーバーで生成されたアラートです。
ユーザーの処理
リプレイ・クライアントの測定ユーティリティを実行し、必要な容量を備えたマシン間で分散されるリプレイ・クライアントの提案数を使用してリプレイを再開します。
このカテゴリのメトリックには、サービスCPU時間およびサービス・レスポンス時間があります。
このメトリックは、特定のデータベース・サービスへのコールの平均CPU時間(マイクロ秒単位)を示します。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分 | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
複数のしきい値
このメトリックでは、サービス名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのサービス名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
サービス名オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、特定のデータベース・サービスへのコールの平均経過時間(マイクロ秒単位)を示します。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分 | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
複数のしきい値
このメトリックでは、サービス名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのサービス名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
サービス名オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このカテゴリのメトリックは、Database Vaultデータベースに対する違反行為を監視します。
このメトリックは、Database Vaultデータベースに対する違反行為をDatabase Vault Security Analystが監視するよう設定するために使用されます。Database Vault Security Analystは、通知を受けて違反が発生するSQLコマンドと一致する別のしきい値を示すことで異なるタイプの試行に基づいてさらにフィルタ処理できるコマンド・ルールを選択できます。
このメトリックは、初期状態では有効になっていません。メトリックおよびポリシーの設定ページで有効化する必要があります。デフォルトでは、このメトリックは1時間ごとに収集されますが、収集頻度を変更することもできます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 1時間ごと | 定義なし | 定義なし | %VIOLATIONTIMESTAMP%で%ACTION_OBJECT_NAME%の違反がありました |
複数のしきい値
このメトリックでは、Database Vaultコマンド・ルール・オブジェクトと違反時間オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、Database Vaultコマンド・ルール・オブジェクトと違反時間オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
Database Vaultコマンド・ルール・オブジェクトと違反時間オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
違反未遂は、ターゲットのDatabase Vault監査証跡から取得されます。SQLの実行に失敗した試行を示す、コマンド・ルールに関連する監査エントリのみが選択されます。指定されたしきい値は、コマンド・ルール違反が発生するSQLコマンドと一致する必要があります。
ユーザーの処理
違反が検出されたコマンドや、違反をトリガーしたデータベース・ユーザー、違反をトリガーしたアクション、違反の発生時刻など、違反の詳細を確認するには、ターゲットのDatabase Vaultホームページにログインし、違反未遂グラフを使用します。
このカテゴリのメトリックは、Database Vaultデータベースに対する違反行為を監視します。
このメトリックは、Database Vaultデータベースに対する違反行為をDatabase Vault Security Analystが監視するよう設定するために使用されます。Database Vault Security Analystは、通知を受けて違反が発生するSQLコマンドと一致する別のしきい値を示すことで異なるタイプの試行に基づいてさらにフィルタ処理できるレルムを選択できます。
このメトリックは、初期状態では有効になっていません。メトリックおよびポリシーの設定ページで有効化する必要があります。デフォルトでは、このメトリックは1時間ごとに収集されますが、収集頻度を指定することもできます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 1時間ごと | 定義なし | 定義なし | %VIOLATIONTIMESTAMP%で%ACTION_OBJECT_NAME%の違反がありました |
複数のしきい値
このメトリックでは、Database Vaultレルム・オブジェクトと違反時間オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、Database Vaultレルム・オブジェクトと違反時間オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
Database Vaultレルム・オブジェクトと違反時間オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
違反未遂は、ターゲットのDatabase Vault監査証跡から取得されます。SQLの実行に失敗した試行を示す、レルムに関連する監査エントリのみが選択されます。指定されたしきい値は、コマンド・ルール違反が発生するSQLコマンドと一致する必要があります。
ユーザーの処理
違反が起こったレルムや、違反をトリガーしたデータベース・ユーザー、違反をトリガーしたアクション、違反の発生時刻など、違反の詳細を確認するには、ターゲットのDatabase Vaultホームページにログインし、違反未遂グラフを使用します。
このカテゴリのメトリックは、ユーザー・アクションを追跡し、管理者の注意を必要とする構成ミスがコマンド・ルールに存在する場合、アラートを生成します。
データベースを保護するようにDatabase Vaultポリシーを定義および構成した後のユーザー・アクションによって、時間とともにこれらの構成が侵害される場合があります。このメトリックは、ユーザー・アクションを追跡し、管理者の注意を必要とする構成ミスがコマンド・ルールに存在する場合、アラートを生成します。このメトリックは、初期状態で有効です。デフォルトでは、このメトリックは1時間ごとに収集されますが、収集頻度を変更することもできます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 1時間ごと | 定義なし | 0 | %ACTION_OBJECT_NAME%には構成の問題があります。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、Database Vaultコマンド・ルール・オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのDatabase Vaultコマンド・ルール・オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
Database Vaultコマンド・ルール・オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
構成の問題は、レルムおよびコマンド・ルールの定義をスキャンして取得されます。
ユーザーの処理
コマンド・ルールの構成ミスの原因を把握するには、ターゲットのDatabase Vaultのホームページにナビゲートし、Database Vault Administratorを起動して「Database Vault構成の問題のレポート」を表示します。これらのアラートは、構成の問題が解決すると自動的に消去されます。
このカテゴリのメトリックは、ユーザー・アクションを追跡し、管理者の注意を必要とする構成ミスがレルムに存在する場合、アラートを生成します。
データベースを保護するようにDatabase Vaultポリシーを定義および構成した後のユーザー・アクションによって、時間とともにこれらの構成が侵害される場合があります。このメトリックは、ユーザー・アクションを追跡し、管理者の注意を必要とする構成ミスがレルムに存在する場合、アラートを生成します。このメトリックは、初期状態で有効です。デフォルトでは、このメトリックは1時間ごとに収集されますが、収集頻度を変更することもできます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 1時間ごと | 定義なし | 0 | %ACTION_OBJECT_NAME%には構成の問題があります。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、Database Vaultレルム・オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのDatabase Vaultレルム・オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
Database Vaultレルム・オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスの詳細は、「しきい値の編集」を参照してください。
データ・ソース
構成の問題は、レルムおよびルール・セットの定義をスキャンして取得されます。
ユーザーの処理
レルムの構成ミスの原因を把握するには、ターゲットのDatabase Vaultのホームページにナビゲートし、Database Vault Administratorを起動して「Database Vault構成の問題のレポート」を表示します。これらのアラートは、構成の問題が解決すると自動的に消去されます。
このカテゴリのメトリックは、Database Vaultポリシーを追跡します。
Database Vaultポリシーの定義後のポリシーへの追加変更は、このメトリックで追跡されます。Database Vaultポリシーに対するすべての変更について、このメトリックはアラートを生成します。このメトリックは、初期状態で有効です。デフォルトでは、このメトリックは1時間ごとに収集されますが、収集頻度を変更することもできます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 1時間ごと | 定義なし | 0 | %POLICY_CATEGORY_NAMES%にはポリシー変更があります |
複数のしきい値
このメトリックでは、DVポリシー変更カテゴリ・オブジェクトとDVポリシー変更時間オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、DVポリシー変更カテゴリ・オブジェクトとDVポリシー変更時間オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
DVポリシー変更カテゴリ・オブジェクトとDVポリシー変更時間オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。しきい値の編集ページへのアクセス方法の詳細は、「しきい値の編集」を参照してください
データ・ソース
ポリシー変更は、Database Vaultスキーマに関連するデータベース監査証跡のレコードをスキャンして取得されます。
ユーザーの処理
変更されたオブジェクト、ポリシーを変更したデータベース・ユーザー、ユーザー・アクションの内容、このポリシーが変更された時間など、ポリシー変更の詳細を把握するには、ターゲットのDatabase Vaultのホームページにログインしてポリシー変更レポートを表示します。
このカテゴリのメトリックは、データ・ブロック破損、セッション終了などの、データベース・アラート・ログを解析してアラートを作成するために使用されます。「DBアラート・ログ」のメトリックはエラー・テキストを含むアラートを生成します。また、関連性のある場合は、「メトリックとポリシー設定」で定義したメトリックが返した各エラーのカテゴリに定義された警告またはクリティカルのしきい値に一致するが、アラート・ログのフィルタ式には一致しないアラート・ログで報告された各ORAエラーのトレース・ファイルへのリンクを生成します。
注意: 同じエラー・コードの1つ以上のORA-エラーまたは1つの収集にエラー・コードの組合せがある場合、1つのエラーのみがアップロードされます。重複は削除されます。単一イベントへの収集間の同じ問題の繰返しイベントの重複排除がこのメトリックに対してのみ実行されます。 |
アラート・ログのフィルタ式
アラート・ログのフィルタ式は、(ターゲットを担当するCloud Control管理者の判断で) Cloud Controlで生成されたアラートでエラーが無視されることを防ぐために使用します。この式はPerlの正規表現で「アラート・ログ」メトリックが返したすべての行をフィルタするために使用します。
フィルタリングはアラート・ログからのエラーの検索中に実行されるため、「アラート・ログ」のメトリック、または定義上「アラート・ログ・エラー・ステータス」のメトリックでは、エラーは式に一致するとみなされません。アラート・ログのフィルタ式と一致しないエラーのみが「アラート・ログ」のメトリックのしきい値と比較されるか、「アラート・ログ・エラー・ステータス」のメトリックに含まれます。
各ターゲットに対してCloud Control内の複数の場所でアラート・ログのフィルタ式を構成できます。アラート・ログのフィルタ式を構成するには、次のいずれかを実行します。
DBターゲット・ホームページから「診断サマリー」の下にある「アラート・ログ」の横のリンクをクリックし、「関連リンク」の下にある「一般的なアラート・ログ・エラーのモニタリング構成」をクリックします。
各メトリックの各カテゴリのしきい値を構成する「メトリックとポリシー設定」ページを使用します。
このメトリックは、監視中のデータベースのアーカイバが、最後のサンプル時間以降一時停止していることを示します。
データベースがARCHIVELOGモードで稼働中の場合、アーカイブ停止(ORA-00257またはORA-16038)のメッセージがALERTファイルに書き込まれると、アラートが表示されます。ALERTファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 定義なし | ORA- | 時間/行番号: %timeLine%でアーカイバが停止しました。 |
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlog.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
アラート・ログおよびアーカイバ・トレース・ファイルで詳細を確認します。ただし、ほとんどの場合は、アーカイブ先のデバイスでREDOログ・ファイルを格納する領域が不足していることが原因で、このメッセージが生成されます。初期化パラメータARCHIVE_LOG_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に適切に設定されているかどうか確認します。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、最後のサンプル時間以降に、監視中のデータベースでALERTファイルに対して破損ブロックのエラーが生成されたことを示します。ALERTファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。データ・ブロック破損メッセージ(ORA-01157、ORA-01578およびORA-27048)がALERTファイルに書き込まれると、アラート・イベントがトリガーされます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 定義なし | ORA- | 時間/行番号: %timeLine%でデータ・ブロックが破損しました。 |
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlog.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
追加情報がないかALERTログを調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、最後のサンプル時間以降に、監視中のデータベースでALERTログ・ファイルに対してエラーが生成されたことを示します。ALERTログ・ファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。Oracle例外(ORA-006xx)メッセージがALERTログ・ファイルに書き込まれると、アラート・イベントがトリガーされます。ALERTログ・ファイルにその他のORAメッセージが書き込まれると、警告が表示されます。
Enterprise Managerリリース10.2.0.4の管理エージェントによって監視されるすべてのサポート対象データベースの場合:
アラート・ログ・フィルタ - 最大1024文字
警告またはクリティカルのしきい値 - 最大256文字
Enterprise Managerリリース10.2.0.5の管理エージェントによって監視されるすべてのサポート対象データベースの場合:
アラート・ログ・フィルタ - 最大4000文字
警告またはクリティカルのしきい値 - 最大4000文字
アーカイブ停止(ORA-00257)およびデータ・ブロック破損(ORA-01578)のメッセージが別々のメトリックとして送信されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | ORA-0*(600?|7445|4[0-9][0-9][0-9])[^0-9] | 定義なし | %alertLogName%でORA-エラー・スタック(%errCodes%)が記録されました。 |
アラート・ログのフィルタ式は考慮されたが、DBアラート・ログ・エラーのメトリックのしきい値は考慮されなかった場合、このカテゴリのメトリックはDBアラート・ログ・エラーのメトリックにより各カテゴリに返されたエラーの数を合計し、この数が各カテゴリに指定した警告またはクリティカルのしきい値を超えた場合、アラートを生成します。このため、DBアラート・ログ・エラー・カテゴリのメトリックによりエラーが生成されない可能性がありますが、(DBアラート・ログ・エラーのメトリックに指定したしきい値と一致しない場合でも)DBアラート・ログ・エラー・ステータスのメトリックがアラートを生成する可能性があります。
このメトリックは、Enterprise Managerで最後にアラート・ログをスキャンしたときに発見されたアーカイバ・ハングのアラート・ログ・エラーの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 0 | 定義なし | アラート・ログで%value%の明確なORA-エラーが検出されました。 |
このメトリックは、Enterprise Managerで最後にアラート・ログをスキャンしたときに発見されたデータ・ブロック破損のアラート・ログ・エラーの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 0 | 定義なし | アラート・ログで、データ・ブロック破損エラーが見つかりました。 |
このメトリックは、Enterprise Managerで最後にアラート・ログをスキャンしたときに発見された一般的なアラート・ログ・エラーの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | 0 | 定義なし | アラート・ログで%value%の明確なORA-エラーが検出されました。 |
このカテゴリのメトリックは、この分散データベースの遅延トランザクションに関連するメトリックです。
Oracleでは、アドバンスト・レプリケーション・システムのマスター・サイト間で、および更新可能なスナップショットからそのマスター表へ、データ・レベルの変更を非同期的に伝播するために、遅延トランザクションを使用します。
このメトリックでは、遅延トランザクションの数を調べます。遅延トランザクションの数が、しきい値引数で指定した値を超えると、アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 5分ごと | 100 | 定義なし | 遅延トランザクション数は%value%です。 |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
SELECT count(*) FROM sys.deftran
ユーザーの処理
アドバンスト・レプリケーション機能では、リモート・サイトに遅延トランザクションを送信すると、分散トランザクションを使用して、遅延トランザクションがローカル・サイトのキューで削除される前に、リモート・サイトで正しくコミットされていることを保証します。トランザクションが指定したリモート・サイトに送信されていない場合、トランザクションの宛先が正しく指定されているかどうか確認します。DBLINKパラメータを使用してDBMS_DEFER_SYS.SCHEDULE_EXECUTIONをコールする際またはDESTINATIONパラメータを使用してDBMS_DEFER_SYS.EXECUTEをコールする際に宛先データベースを指定する場合、完全なデータベース・リンクが指定されていることを確認してください。
誤ったビューの宛先は、誤った遅延トランザクション動作の原因になる可能性があります。DEFCALLESTビューおよびDEFTRANDESTビューは、CATREPC.SQLからの定義で、CATDEFER.SQLからの定義ではないことを確認します。
Oracleでは、アドバンスト・レプリケーション・システムのマスター・サイト間で、および更新可能なスナップショットからそのマスター表へ、データ・レベルの変更を非同期的に伝播するために、遅延トランザクションを使用します。トランザクションのリモート・サイトへの伝播が失敗した場合、Oracleではトランザクションをロールバックし、リモートの宛先データベース内のSYS.DEFERRORビューにそのトランザクションを記録します。
このメトリックでは、SYS.DEFERRORビュー内のトランザクション数を調べ、しきい値引数で指定した値を超えると、アラートを生成します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 5分ごと | 0 | 定義なし | エラーのあった遅延トランザクション数は%value%です。 |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
SELECT count(*) FROM sys.deferror
ユーザーの処理
遅延トランザクションを適用する際のエラーは、表の使用可能領域不足を更新する必要があるなどのデータベースの問題、あるいは未解決の挿入、更新または削除の競合に原因がある可能性があります。SYS.DEFERRORビューには、適用できなかったトランザクションのIDが表示されます。このIDを使用して、キューに入っているそのトランザクション関連のコールを検索します。これらのコールは、SYS.DEFCALLビューに格納されています。DBMS_DEFER_QUERYパッケージ内のプロシージャを使用して、SYS.DEFCALLビューのリストに表示されたプロシージャに対する引数を確認できます。
このカテゴリのメトリックは、ダンプ先デバイスの使用済領域の割合をチェックします。
このメトリックは、メトリック索引のダンプ先で示されるディレクトリを報告します。
各サーバーおよびバックグラウンド・プロセスでは、メッセージやエラーを記録するために、関連のトレース・ファイルへの書込みができます。
バックグランド・プロセスおよびALERTファイルが、BACKGROUND_DUMP_DESTで指定した宛先に書き込まれます。サーバー・プロセスのトレース・ファイルは、USER_DUMP_DESTで指定した宛先に書き込まれます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 30分ごと |
データ・ソース
データのソースは、v$parameterビューです。
ユーザーの処理
初期化パラメータBACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に正しく設定されていることを確認します。
BACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DEST初期化パラメータが正しく設定されていて、このメトリックがトリガーされた場合、ダンプ先のパラメータにより指定された宛先でより多くの領域を解放します。
このメトリックは、ダンプ領域保存先の使用済領域の割合を返します。
使用済領域がしきい値引数で指定したしきい値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
該当なし | 30分ごと | 95 | 定義なし | %dumpType%ダンプ領域の%value%%が使用されています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、ダンプ領域のタイプ・オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのダンプ領域のタイプ・オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
ダンプ領域のタイプ・オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
UNIXのdf -k
コマンドを使用して計算されます。
クリティカルのしきい値: クリティカル・アラートのための、空き領域の割合のしきい値。
警告のしきい値: 警告アラートのための、空き領域の割合のしきい値。
ユーザーの処理
初期化パラメータBACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に正しく設定されていることを確認します。
BACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DEST初期化パラメータが正しく設定されていて、このメトリックがトリガーされた場合、ダンプ先のパラメータにより指定された宛先でより多くの領域を解放します。
このメトリックは、ダンプ先ディレクトリのあるデバイスでの合計使用済領域(KB単位)を示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 30分ごと |
データ・ソース
データは、UNIXのdf -k
コマンドを使用して計算されます。
ユーザーの処理
初期化パラメータBACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に正しく設定されていることを確認します。
BACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DEST初期化パラメータが正しく設定されていて、このメトリックがトリガーされた場合、ダンプ先のパラメータにより指定された宛先でより多くの領域を解放します。
各サーバーおよびバックグラウンド・プロセスでは、メッセージやエラーを記録するために、関連のトレース・ファイルへの書込みができます。バックグランド・プロセスおよびALERTファイルが、BACKGROUND_DUMP_DESTで指定した宛先に書き込まれます。
サーバー・プロセスのトレース・ファイルは、USER_DUMP_DESTで指定した宛先に書き込まれます。
このメトリックでは、これらのダンプ先デバイスに使用可能な空き領域がないか調べます。使用可能な領域がしきい値引数で指定したしきい値より少ない場合、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %dumpType%ダンプ領域には、%value%KBの空きがあります。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、ダンプ領域のタイプ・オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのダンプ領域のタイプ・オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
ダンプ領域のタイプ・オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
データは、UNIXのdf -k
コマンドを使用して計算されます。
ユーザーの処理
初期化パラメータBACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に正しく設定されていることを確認します。
BACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DEST初期化パラメータが正しく設定されていて、このメトリックがトリガーされた場合、ダンプ先のパラメータにより指定された宛先でより多くの領域を解放します。
このメトリックは、ダンプ先ディレクトリのあるデバイスで使用可能な合計領域(KB単位)を示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 30分ごと |
データ・ソース
データは、UNIXのdf -k
コマンドを使用して計算されます。
ユーザーの処理
初期化パラメータBACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に正しく設定されていることを確認します。
BACKGROUND_DUMP_DEST、USER_DUMP_DESTおよびCORE_DUMP_DEST初期化パラメータが正しく設定されていて、このメトリックがトリガーされた場合、ダンプ先のパラメータにより指定された宛先でより多くの領域を解放します。
このメトリック・カテゴリには、従来リソースの効率を示すとみなされてきたメトリックが含まれます。待機インタフェースの解釈は、効率を測定するためのはるかに正確な方法と一般に認められており、これらのヒット率にかわる方法としてお薦めします。
このメトリックは、データ・ブロック・バッファ・キャッシュ効率を示し、問合せにより要求されたデータ・ブロックがメモリー内にある回数の割合で測定されます。
バッファ・キャッシュの効率的な使用により、データベースでのI/O負荷を大幅に減らすことができます。バッファ・キャッシュが小さすぎると、頻繁にアクセスされるデータがバッファ・キャッシュからすぐにフラッシュされてしまい、情報がディスクから再フェッチされることになります。ディスク・アクセスはメモリー・アクセスよりもはるかに低速であるため、アプリケーションのパフォーマンスが低下します。さらに、I/Oサブシステムに余分な負荷がかかるため、1つ以上のデバイスでボトルネックが発生する可能性があり、それによりさらにパフォーマンスが低下します。
このテストでは、すでにバッファ・キャッシュにあるバッファ・リクエストの割合を調べます。値がしきい値引数で指定したしきい値以下で、発生数が発生数パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | バッファ・キャッシュ・ヒット率は%value%%です。 |
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、((DeltaLogicalGets - (DeltaPhysicalReads - DeltaPhysicalReadsDirect)) / DeltaLogicalGets) * 100の計算式(各変数の意味は次のとおり)で導出されます。
DeltaLogicalGets: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='session logical reads'の差
DeltaPhysicalReads: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='physical reads'の差
DeltaPhysicalReadsDirect: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='physical reads direct'の差(Oracle8i)
ユーザーの処理
低いバッファ・キャッシュ・ヒット率は、問合せに応じるために必要なバッファを取得しに、サーバーが何度もディスクにアクセスする必要があることを意味します。最も多くの物理読取りを実行する問合せは、この統計の数値を低下させます。通常、全表スキャンを実行する問合せでは、大量のバッファが強制的にキャッシュに読み込まれ、後から他の問合せで必要になる可能性のある他のバッファが古いものとして削除されてしまいます。「物理読取り」でソートした「上位セッション」ページでは、最も多くの読取りを実行しているセッションが表示され、さらにドリルダウンすることで、それらに関連する問合せを特定できます。同様に、「物理読取り」でソートした「上位SQL」ページでは、最も多くの物理読取りを実行しているSQL文が表示されます。最も多くのI/Oを実行する文は、チューニングのために観察する必要があります。
2つのページの違いは、「上位セッション」のグラフには、いつでも物理読取りの原因であるセッションが表示されるのに対し、「上位SQL」ビューには、キャッシュにまだ残っているすべてのSQLが表示される点です。「上位SQL」ビューは、キャッシュ内にまだ存在しているすべてのSQLを示します。上位の文は現在実行されていない場合があるため、現在のバッファ・キャッシュ・ヒット率の低下の原因ではない可能性があります。
問合せが適切にチューニングされているように思われる場合は、バッファ・キャッシュのサイズにより、バッファをディスクからフェッチする必要のある頻度も決まります。DB_BLOCK_BUFFERS初期化パラメータは、バッファ・キャッシュで使用可能なデータベース・バッファの数を決定します。このパラメータは、インスタンス上のSGAの合計メモリー要件に関係するプライマリ・パラメータの1つです。DB_BLOCK_BUFFERSパラメータおよびDB_BLOCK_SIZEパラメータでは、バッファ・キャッシュの合計サイズを制御します。DB_BLOCK_SIZEは、データベースが最初に作成される際にのみ指定できるため、通常、バッファ・キャッシュ・サイズはDB_BLOCK_BUFFERSパラメータを使用して制御されます。
バッファ・キャッシュのサイズを増やすために、DB_BLOCK_BUFFERS初期化パラメータを増やすことを検討します。このパラメータを増やすと、Oracleサーバーではメモリーに保存できる情報が増え、現行のキャッシュ・サイズを使用して同等の量の作業を実行するために必要なI/O操作の数が削減されます。
このメトリックは、データベース・プロセスによる1秒当たりのCPU使用率を、100分の1秒単位で測定して示します。データベースによって実行されているワークロード・ミックスまたはワークロード・スループットのいずれかが変わることで、メトリックの値が変わる可能性があります。このメトリックには正しい値というものはありませんが、システムの動作における変化を検出するために使用できます。たとえば、データベースCPUの使用量が500から750に増えると、データベースでのCPUの使用が50%増えていることを示します。(正しい値がないとは、任意のデータベースに適用できる単一の値がないという意味です。この値は、システムや、システムで実行されるアプリケーションに特有のものです。)
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。ADDMは、CPUを消費しているデータベース操作の特定に役立ちます。ADDMレポートは、データベースのホームページおよびセントラル・アドバイザを含む多くの場所から入手できます。
このメトリックは、1トランザクション当たりの平均CPU使用率を示し、CPU時間の秒数で表されます。システムでのワークロードの変更(新規モジュールの追加など)、またはデータベースでワークロードが実行される方法の変更(SQL文の計画での変更など)のいずれかが原因で、このメトリックの値が変わる場合があります。このメトリックのしきい値は、システムで観察された実際の値に基づいて設定する必要があります。
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。ADDMでは、どの操作がCPUリソースを使用しているかの情報が提供されます。
このメトリックは、セッション・カーソル・キャッシュ内で満たされたソフト解析の割合を示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
session cursor cache hits / (parse count (total) - parse count (hard))
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、ディクショナリ・キャッシュ効率を表します。これは、メモリー内にすでに存在するディクショナリ・データに対する要求の割合で測定されます。データ・ディクショナリのミスが実際にOracleサーバーのパフォーマンスに影響しているかどうか判断することが重要です。共有プールは、共有SQL要求のライブラリ・キャッシュ、ディクショナリ・キャッシュおよび特定のインスタンス構成に固有のその他のキャッシュ構造を含むSGA内の領域です。
場合によっては、データ・ディクショナリ・キャッシュ上でミスが発生します。インスタンス起動直後には、データ・ディクショナリ・キャッシュにデータはなく、その結果、発行されたSQL文はすべてキャッシュ・ミスとなる可能性があります。キャッシュに読み取られるデータが増えるに従い、キャッシュ・ミスの可能性は低くなります。最終的にデータベースは、最も頻繁に使用されるデータがキャッシュに入っているという安定した状態になります。この時点では、キャッシュ・ミスはほとんど発生しません。キャッシュをチューニングするには、アプリケーションの実行後にのみ、アクティビティを検査します。
このテストでは、共有プールで見つかったリクエストのデータ・ディクショナリに対する割合を調べます。値がしきい値引数で指定したしきい値以下で、発生数が発生数パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i、 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | データ・ディクショナリ・ヒット率は%value%%です。 |
ターゲットのリリース | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、(1 - Misses/Gets) * 100で、各変数の意味は次のとおりです。
Misses: select sum(getmisses) from v$rowcache
Gets: select sum(gets) from v$rowcache
ユーザーの処理
取得の割合が90%未満から85%までならば、SHARED_POOL_SIZEを増やして、新規データに場所を空けるために共有プールからディクショナリ・データがフラッシュされる頻度を減らすことを検討します。キャッシュに使用可能なメモリーを増やすには、SHARED_POOL_SIZE初期化パラメータの値を増やします。
このメトリックは、CPUで費やされるデータベース・コール時間の割合を示します。このメトリックには正しい値というものはありませんが、システムの動作における変化(データベースCPU時間が50%から25%に低下など)を検出するために使用できます。(正しい値がないとは、任意のデータベースに適用できる単一の値がないという意味です。この値は、システムや、システムで実行されるアプリケーションに特有のものです。)
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
「自動データベース診断モニター(ADDM)」を使用して、CPU使用率の変化があるかどうかを調べます。ADDMレポートは、データベースのホームページおよびセントラル・アドバイザを含む多くの場所から入手できます。待機イベントで費やされる時間が増えていないか、レポートで調べます。
このメトリックは、ライブラリ・キャッシュ効率を示し、完全に解析またはコンパイルされた表現のPL/SQLブロックおよびSQL文がすでにメモリー内に存在している回数の割合により測定されます。
共有プールとは、共有SQLリクエストのライブラリ・キャッシュ、ディクショナリ・キャッシュ、および特定のインスタンス構成に固有のその他のキャッシュ構造体が含まれるSGA内の領域です。
共有プールのメカニズムにより、少なくとも次の3つの点で、システム・リソースの消費を大幅に減らすことができます。SQL文がすでに共有プールにある場合は、解析時間は不要になります。
すべてのアプリケーションが、同じプールの共有SQL文およびディクショナリ・リソースを使用するため、アプリケーション・メモリーのオーバーヘッドが少なくなります。
共有プールのディクショナリ要素はアクセスが不要であるため、I/Oリソースが節約されます。
共有プールが小さすぎる場合、ユーザーはデータベース操作を完了するために、その他のリソースを消費することになります。ライブラリ・キャッシュ・アクセスの場合、オーバーヘッドは主に、SQL文を再解析するために必要な追加のCPUリソースです。
このテストでは、カーソルがすでにキャッシュ内にある解析要求の割合を調べます。値がしきい値引数で指定したしきい値以下で、発生数が発生数パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ライブラリ・キャッシュ・ヒット率は%value%%です。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、(DeltaPinHits / DeltaPins) * 100の計算式で、各変数の意味は次のとおりです。
DeltaPinHits: サンプル期間の終了時と開始時のselect sum(pinhits) from v$librarycacheの差
DeltaPins: サンプル期間の終了時と開始時のselect sum(pins) from v$librarycacheの差
ユーザーの処理
「ハード解析」でソートした「上位セッション」ページには、最も多くのハード解析が発生するセッションのリストが表示されます。ハード解析は、サーバーで問合せを解析し、ライブラリ・キャッシュに問合せの完全一致が見つからない場合に発生します。ハード解析は、SQL文を効率的に共有することにより回避できます。問合せでリテラルのかわりにバインド変数を使用することは、共有を増やすための1つの方法です。
最も多くのハード解析が発生しているセッションが表示されることで、このページでSQLのリライトの最有力候補であるアプリケーションまたはプログラムを特定できます。
また、共有SQLプール・メモリーの使用を最適化するために変更可能なSQL文を調べ、文の不要な再解析を回避します。この種の問題は、一般にスペース、大/小文字、あるいは両方が違う類似のSQL文が書かれていることが原因で発生します。可能であれば、文で明示的に指定された定数ではなくバインド変数を使用することを検討してもかまいません。
SHARED_POOL_SIZE初期化パラメータは、共有プールの合計サイズを制御します。SHARED_POOL_SIZEを増やして、新規リクエストに場所を空けるために共有プールからSQLリクエストをフラッシュする頻度を減らすことを検討します。
共有SQL領域に使用可能な追加メモリーを利用するには、セッションごとに許可されるカーソル数を増やすことも必要になる可能性があります。この制限は、初期化パラメータOPEN_CURSORSの値を増やすことで増加できます。
このメトリックは、カーソルがキャッシュにない解析リクエストの割合を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
The source of the data is the following formula: 1 - pinhits / pins
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、パラレル実行が要求され、パラレル実行サーバーが不十分なために、並列度が低下した1秒当たりの回数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
(parallel operations downgraded 1 to 25 percent + parallel operations downgraded 25 to 50 percent + parallel operations downgraded 50 to 75 percent + parallel operations downgraded 75 to 99 percent) / time
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
パラレル実行が要求され、パラレル実行サーバーが不十分なために、並列度が25%以上低下した1秒当たりの回数。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
(parallel operations downgraded 25 to 50 percent + parallel operations downgraded 50 to 75 percent + parallel operations downgraded 75 to 99 percent) / time
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、パラレル実行が要求され、パラレル実行サーバーが不十分なために並列度が50%以上低下した、1秒当たりの回数を報告します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
(parallel operations downgraded 50 to 75 percent + parallel operations downgraded 75 to 99 percent) / time
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、パラレル実行が要求され、パラレル実行サーバーが不十分なために並列度が75%以上低下した、1秒当たりの回数を報告します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
(parallel operations downgraded 75 to 99 percent) / time
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、パラレル実行が要求されたにもかかわらず、パラレル実行サーバーが不十分なために実行がシリアルになった、1秒当たりの回数を報告します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
シリアルまで低下したパラレル操作/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、パラレル実行が要求されたにもかかわらず、パラレル実行サーバーが不十分なために実行がシリアルとなった、1トランザクション当たりの回数を報告します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
シリアルまで低下したパラレル操作/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、PGAで処理された合計バイト数と、処理されたバイトにその他のパスで読取り/書込みが行われた追加のバイトを加えた合計バイト数との比較を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
REDOログ・エントリには、データベース・ブロック・バッファに加えられた変更の記録が含まれています。ログ・ライター・プロセス(LGWR)では、REDOログ・エントリをログ・バッファからREDOログ・ファイルに書き込みます。ログ・バッファは、REDOログへのアクセスが多いときでも、ログ・バッファに新規エントリ用の領域があるように、サイズを設定する必要があります。ログ・バッファのサイズが小さい場合、LGWRによりREDOログ・バッファで領域が解放されるまで待機するため、ユーザー・プロセスが遅れます。
ヒット率で測定されるREDOログ・バッファ効率は、LGWRによりREDOログ・バッファで領域が解放されるまでユーザーが待機する必要のなかった回数の割合を記録します。
このメトリックは、しきい値引数により指定した値に対するREDOログ・バッファ・ヒット率(成功の割合)を監視します。発生数が指定した値より少ないと、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i、 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | REDOログ割当てヒット率は%value%%%です。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
100 * (redo_entries_delta - redo_space_requests_delta) /redo_entries_delta where:
redo_enties_delta: 間隔の最初と最後でのSELECT value FROM v$sysstat WHERE name = 'redo entries'の差
redo_space_requests_delta: 間隔の最初と最後でのSELECT value FROM v$sysstat WHERE name = 'redo log space requests'の差
ユーザーの処理
LOG_BUFFER初期化パラメータにより、REDOエントリをREDOログ・ファイルにバッファリングするときに使用されるメモリー量が決まります。
REDOログ・バッファのサイズを増やすために、LOG_BUFFER初期化パラメータを増やすことを検討します。REDOログ・エントリには、データベース・ブロック・バッファに加えられた変更の記録が含まれています。ログ・ライター・プロセス(LGWR)では、REDOログ・エントリをログ・バッファからREDOログに書き込みます。REDOログ・バッファは、REDOログへのアクセスが多いときでも、ログ・バッファに新規エントリ用の領域があるように、サイズを設定する必要があります。
注意: Oracle Management Agentリリース9iでは、このメトリックは廃止されました。待機なしREDO率のメトリックを使用することをお薦めします。このメトリックは、旧リリースの管理エージェントとの下位互換性を保つために保持されています。
このメトリックは、データベース操作に要する1トランザクション当たりの時間を表します。データベースでユーザー・コールに要した時間(データベース時間)の合計、およびコミットおよびロールバックの実行回数から算出されます。この値が変化した場合、ワークロードが変更されたか、リソース制約またはリソース競合が原因でデータベースにおけるワークロードの処理能力に変化があったことを示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。1トランザクション当たりのレスポンス時間の変化は、CPUまたは待機イベントのいずれかで、データベースで費やされた時間の増加として現れ、ADDMでは、ハードウェアおよびソフトウェアの両リソースについて、競合するソースが報告されます。
このメトリックは、行キャッシュ・ミス率の割合を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・メッセージを生成します。 |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、ソート効率を示し、ディスクに対してではなく、メモリー内で実行されたソートの回数の割合で測定されます。
最良のパフォーマンスの場合、ディスクに対するソートは効率が悪いため、ほとんどのソートがメモリー内で行われます。ソート領域が小さすぎると、ソート操作中に、余分なソートの実行が必要になります。その結果、CPUおよびI/Oリソースの消費が増えます。
このテストでは、ディスクに対してではなく、メモリー内で実行されたソートの割合を調べます。値がしきい値引数で指定したしきい値以下で、発生数が発生数パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ソートの%value%%はメモリー内で実行されます。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、(DeltaMemorySorts / (DeltaDiskSorts + DeltaMemorySorts)) * 100で、各変数の意味は次のとおりです。
DeltaMemorySorts: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='sorts (memory)'の差
DeltaDiskSorts: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='sorts (disk)'の差
ユーザーの処理
最も多くのソートを実行しているセッションを特定することで、さらにそれらのセッションで実行されているSQLを特定できます。データベースのソート領域のサイズが正しく設定されていて、アプリケーションのSQLが不要あるいは過剰なソートを実行している可能性があります。最も多くのソートを実行しているセッションは、「ディスク・ソート」でソートした「上位セッション」ページに表示されます。
「現行のSQL」ページで最も多くのディスク・ソートを実行しているセッションをさらにドリルダウンすると、ディスク・ソートの原因であるSQL文が表示されます。
「ソート」でソートした「上位SQL」ページは、キャッシュ内のSQL文を、それらのソート操作数によるソート順で素早く表示する仕組みになっています。これは、現在のセッションのソートを表示する別の方法です。SQL文を介してソート・アクティビィを表示し、その文のすべての実行の累積統計を含めることができます。
ディスク上で過剰なソートが実行されており、問合せが正しい場合は、SORT_AREA_SIZE初期化パラメータの値を増やして、ソート領域のサイズを拡張することを検討します。ソート領域を広げると、Oracleサーバーではメモリーでソートを維持でき、現行のソート領域サイズを使用して同等の量の作業を実行するために必要なI/O操作の数が削減されます。
このカテゴリのメトリックは、ターゲット・データベースの失敗したログインの数をチェックします。このチェックは収集頻度で指定された間隔で実行され、過去30分間に失敗したログインの数を戻します。このメトリックは、audit_trail初期化パラメータがDBまたはXMLに設定されており、セッションが監査対象であるデータベースに対してのみ機能します。
このメトリックでは、ターゲット・データベースでの失敗したログインの数を調べます。このチェックは収集頻度で指定された間隔で実行され、過去30分間に失敗したログインの数を戻します。このメトリックは、audit_trail初期化パラメータがDBまたはXMLに設定されており、セッションが監査対象であるデータベースに対してのみ機能します。
失敗したログイン数が、しきい値引数で指定した値に達すると、警告またはクリティカルのアラートが生成されます。失敗したログインのかなりの数がシステムで発生するたびに認識することが重要であるため、収集ごとに、このメトリックは過去30分間で失敗したログイン試行の数を決定し、新しいアラートのかわりに現在のアラートをオーバーライドします。これらのアラートは手動で消去できます。次の収集の後に自動的に消去されることはありません。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 30分ごと | 150 | 300 | 過去%failed_login_interval_min%分に失敗したログイン試行回数は%value%です。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、時間オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの時間オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
時間オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
データベースでは、audit_trail設定に基づいてログイン情報を異なるビューに保存します。使用されるデータベース・ビューは次のとおりです。
DBまたはDB_EXTENDED: DBA_AUDIT_SESSION
XML(10gリリース2のみ): DBA_COMMON_AUDIT_TRAIL
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
「高速リカバリ」メトリックは、高速リカバリ領域に関連するメトリックです。
以前はフラッシュ・リカバリ領域と呼ばれていたこのカテゴリのメトリックは、リカバリ関連のファイル(制御ファイルおよびオンラインREDOログのコピー、アーカイブREDOログ・ファイル、フラッシュバック・ログおよびRMANバックアップ)の格納に使用できる任意のディスクの場所を返します。
高速リカバリ領域内のファイルは、Oracle DatabaseおよびRMANによって自動的に管理されます。高速リカバリ領域の最大サイズは、ディスク割当て制限で指定できます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g | 15分ごと |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
SELECT value FROM v$parameter WHERE name='db_recovery_file_dest';
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、高速リカバリ領域のサイズを返します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g | 15分ごと |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
SELECT value INTO 1_fast_recovery_size FROM v$parameter WHERE name='db_recovery_file_dest_size';
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、フラッシュバック・ロギングが有効かどうか(YES、NOまたはRESTORE POINT ONLY)を返します。RESTORE POINT ONLYオプションの場合、フラッシュバックはONですが、保証付きリストア・ポイントにしかフラッシュバックできません。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g | 15分ごと |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
SELECT flashback_on FROM v$database;
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、データベースのログ・モード(ARCHIVELOGまたはNOARCHIVELOG)を返します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g | 15分ごと |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
SELECT log_mode FROM v$database;
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、高速リカバリ領域の再生不可能な領域(使用済領域 - 再生可能領域)の割合を示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g | 15分ごと |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
Non-reclaimable = space used - space reclaimable Space Used: SELECT SUM(PERCENT_SPACE_USED FROM v$fast_recovery_area_usage; Space Reclaimable: SELECT SUM(PERCENT_SPACE_RECLAIMABLE) FROM v$fast_recovery_area_usage;
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、データベースをフラッシュバックできる最も古いPoint-in-Timeを返します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g | 15分ごと |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
SELECT to_char(oldest_flashback_time, 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS') FROM v$flashback_database_log;
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、高速リカバリ領域の再生可能な領域の割合を示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g | 15分ごと |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
Space Reclaimable: SELECT SUM(PERCENT_SPACE_RECLAIMABLE) FROM v$fast_recovery_area_usage;
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、高速リカバリ領域の使用可能な領域の割合を示します。使用可能な領域は、空き領域と再利用可能領域から構成されます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g | 15分ごと |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
SELECT (CASE WHEN PERCENT_USED > 100 THEN 0 ELSE (100-PERCENT_USED) END) PERCENT_FREE FROM (SELECT (SUM(PERCENT_SPACE_USED)-SUM(PERCENT_SPACE_RECLAIMABLE)) PERCENT_USED FROM V$FAST_RECOVERY_AREA_USAGE);
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このカテゴリのメトリックは、グローバル・キャッシュ統計に関連するメトリックです。
このメトリックは、平均変換時間を100分の1秒単位で測定して示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと | 0.3 | 0.6 | グローバル・キャッシュ変換時間は、%value%センチ秒です。 |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
グローバル・キャッシュ変換時間×10/グローバル・キャッシュ変換数
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、CRブロック受信の平均時間を100分の1秒単位で測定して示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 0.5 | 1 | グローバル・キャッシュCRブロック・リクエスト時間は、%value%センチ秒です。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと | 1 | 2 | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
グローバル・キャッシュCRブロック受信時間×10/受信済グローバル・キャッシュ現行ブロック
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、現行ブロックを取得する平均時間を100分の1秒単位で測定して示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 0.5 | 1 | グローバル・キャッシュ現行ブロック・リクエスト時間は、%value%センチ秒です。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと | 1 | 2 | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
グローバル・キャッシュ現行ブロック送信時間×10/処理済グローバル・キャッシュ現行ブロック
ユーザーの処理
必要なアクションはサイト固有です。
このメトリックは、平均取得時間を100分の1秒単位で測定して示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 0.3 | 0.6 | グローバル・キャッシュ取得時間は、%value%センチ秒です。 |
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
グローバル・キャッシュ取得時間×10/グローバル・キャッシュ取得数
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、ユーザー定義の監視期間の相互接続中に、破損またはチェックサム障害が発生したブロックの数を示します。
注意: しきい値を実数として受け入れる大部分のメトリックとは異なり、このメトリックは整数のみをしきい値として受け入れます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 0 | 0 | グローバル・キャッシュ・ブロック破損の合計は%value%です。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと | 0 | 0 | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、次の計算式です。
破損したグローバル・キャッシュ・ブロック
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、ユーザー定義の監視期間に損失したグローバル・キャッシュ・ブロックの数を表します。
注意: しきい値を実数として受け入れる大部分のメトリックとは異なり、このメトリックは整数のみをしきい値として受け入れます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9.0.1.x、9.2.0.x | 5分ごと | 1 | 3 | グローバル・キャッシュ・ブロック損失の合計は%value%です。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと | 1 | 3 | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データのソースは、損失したグローバル・キャッシュ・ブロックです。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリック・カテゴリには、一般的な内部エラー、アクセス違反など、データベース・アラート・ログ・ファイルに記録されるインシデントを示すメトリックが含まれます。インシデントは、自動診断リポジトリ(ADR)インシデントが作成される問題を参照します。これらのタイプの問題では、調査や診断データ収集が通常は必要になり、また、解決するためにOracleサポートとのやり取りもおそらく必要になります。アラート・ログ・ファイルには、メッセージやエラーの発生順のログが含まれます。
各メトリックは、最後のサンプル時間以降に、監視中のデータベースでデータベースに関するクリティカル・エラー状態が検出され、アラート・ログ・ファイルに対してインシデントが生成されたことを示します。Enterprise Managerのサポート・ワークベンチには、生成された各インシデントに関する詳細が含まれます。
注意: 「インシデント」メトリックおよび「操作エラー」メトリックの詳細は、My Oracle Supportにログインし、次のOracle Supportノートを検索してください。12cのデータベース・アラート・ログ監視の説明(ドキュメントID 1538482.1)
|
次のいずれかのメトリックのしきい値を編集するには、Cloud Control UIから、ターゲット名を右クリックし、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。次に、可能な設定の例をいくつか示します。
警告のしきい値:定義されていません; クリティカルのしきい値:.*
この場合、管理エージェントは、インシデントが発生したときにEnterprise Managerにクリティカル・エラー・アラートを生成します。
警告のしきい値:.*; クリティカルのしきい値:定義されていません
この場合、管理エージェントは、インシデントが発生したときにEnterprise Managerに警告アラートを生成します。
警告のしきい値:定義されていません; クリティカルのしきい値:定義されていません
この場合、管理エージェントは、インシデントが発生したときにEnterprise Managerに警告アラートを生成しません。
このメトリックは、なんらかのメモリー・アクセス違反のためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージ(ORA-3113やORA-7445など)に関連しています。また、データベースでSIGSEGVシグナルまたはSIGBUSシグナルが検出されると、このタイプのインシデントが生成されることがあります。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %tmeLine%でアクセス違反が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、ログに記録されたインシデントに関連付けられたトレース・ファイル(ある場合)の名前を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、アラート・ログ・ファイルの名前を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、クラスタ・データベースのメンバーによってグループから削除されたメンバーのためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージORA-29740に関連しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でクラスタ・エラーが%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、ライブラリ・オブジェクトをロックしようとした際に検出されたデッドロックのためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージORA-4020に関連しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でデッドロックが$alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、その時点でファイルの読取りに失敗したためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でファイル・アクセス・エラーが%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、データベース・エラーが発生したためデータベースがインシデントを生成したことを示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でインシデント(%adr_problemKey%)が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、内部データベース・エラーのためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージORA-600またはORA-0060*に関連しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%で内部エラー(%adr_problemKey%)が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、インシデントの影響を報告します。「一般的な内部エラー」インシデントでは、影響はインシデントがデータベースにどの程度影響を及ぼすかを示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、インシデントを識別する番号を報告します。Enterprise Managerのサポート・ワークベンチでは、このIDを使用してインシデントを指定します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、無効な行IDなど、データベースの不整合状態のためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージORA-1410に関連しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でDBの不整合状態が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、内部SQLエラーのためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージORA-604に関連しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%で内部SQLエラーが%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、Oracleのデータ・ブロックの破損のためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージORA-1578に関連しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でOracleのデータ・ブロック破損が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、メモリーの割当てに失敗したためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージORA-4030またはORA-4031に関連しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でメモリー不足が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、REDOログのエラーのためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージORA-353、ORA-355またはORA-356に関連しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLome%でREDOログの破損が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、予期しないセッション終了のためにデータベースでインシデントが生成されたことを示します。このタイプのインシデントは通常、Oracle例外メッセージORA-603に関連しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でセッション終了が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのインシデントを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してインシデントの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このカテゴリのメトリックは、ノード間通信でクラスタ・データベース・インスタンスにより使用されるネットワーク・インタフェースに関する情報を収集します。
クラスタ・データベース・インスタンスは、ノード間通信にプライベート・インターコネクトを使用する必要があります。このメトリックは、クラスタ・インスタンスで使用されるネットワーク・インタフェースがプライベートかどうかを監視します。ネットワーク・インタフェースがパブリックと認識された場合は、クリティカル・アラートが生成されます。ネットワーク・インタフェース・タイプが不明である場合は、警告アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11g、12c | 12時間ごと | 不明 | パブリック | インスタンスが、タイプ''%value%''のインタフェース''%if_name%''を使用しています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、インタフェース名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのインタフェース名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
インタフェース名オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
データは、次のビューから導出されます。
V$CLUSTER_INTERCONNECTS
V$CONFIGURED_INTERCONNECTS
ユーザーの処理
CRSホームでoifcfgを使用し、OCRでプライベート・インタフェースを正しく構成します。
このカテゴリのメトリックは、クラスタ・データベース・インスタンスのノード間データ転送レートを監視します。
このメトリックは、クラスタ・データベース・インスタンスのノード間通信トラフィックを収集します。これは、次の計算式を使用して概算されます。
(gc cr blocks received/sec + gc current blocks received/sec + gc cr blocks served/sec + gc current blocks served/sec) * db_block_size + ( messages sent directly/sec + messages send indirectly/sec + messages received/sec ) * 200 bytes
デフォルトでは、このメトリックのクリティカルおよび警告のしきい値は設定されていません。これらの値は、クラスタのインターコネクトの速度に応じて設定できます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11g、12c | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
複数のしきい値
このメトリックでは、インスタンス名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのインスタンス名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
インスタンス名オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
データは、次のビューから導出されます。
V$SYSSTAT
V$DLM_MISC
V$PARAMETER
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このカテゴリのメトリックは、無効オブジェクト関連のメトリックを示します。
このカテゴリのメトリックは、各スキーマ内の無効オブジェクトの数を示します。
このメトリックは、所有者ごとに無効オブジェクト数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと | 定義なし | 定義なし | %value%オブジェクトは、%owner%スキーマ内で無効です。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、無効オブジェクト所有者オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの無効オブジェクト所有者オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
無効オブジェクト所有者オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
データは、SYS.OBJ$表およびSYS.USER$表から導出されます。
ユーザーの処理
「無効オブジェクト所有者」メトリックで識別されたスキーマ内のデータベース・オブジェクトのステータスを表示します。必要に応じてオブジェクトを再コンパイルします。
このカテゴリのメトリックは、システム・キューを除くデータベース内の各バッファ・キューの最初(キューの一番上)のメッセージの有効期間と状態を監視します。SYS、SYSTEM、DBSNMPおよびSYSMANのスキーマ内にあるキューは、システム・レベルのキューとして定義されます。
このメトリックは、データベースのシステム・キュー以外のすべてのキューについて、バッファ・キュー内の平均メッセージ有効時間(ミリ秒単位)を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内のメッセージの平均有効時間は%value%秒です。 |
このメトリックは、データベースのシステム・キュー以外のすべてのキューについて、バッファ・キュー内の最初のメッセージの有効時間を(秒単位で)示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%バッファ・キュー内の最初のメッセージの有効時間は%value%秒です。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックは、キューのすべてのサブスクライバ内の最初のメッセージの有効時間を検出して計算された後、すべての中で最も古いものが取得されます。
計算には次のビューおよび表が使用されます。
<SCHEMA>.AQ$<QUEUE_TABLE>
v$buffered_queues
ユーザーの処理
メッセージの保存および伝播にバッファ・キューを使用している場合、このメトリックを監視して、キュー内の最初のメッセージの有効時間を取得します。
このメトリックは、メトリックの最後の収集間隔でバッファ・キューごとに処理した1分当たりのメッセージの割合を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | キュー%schema%.%queue_name%で処理されたメッセージは%value%パーセントです。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
これは、バッファ・キューごとの最後の収集間隔で処理した1分当たりのメッセージの合計数および受信した1分当たりのメッセージの合計数の割合として計算されます。
ユーザーの処理
メッセージの保存または伝播にキューを使用している場合、このメトリックを監視して、キューの最後の収集間隔で処理した1分当たりのメッセージの割合(またはスループット)を取得します。
このメトリックは、メトリックの最後の収集間隔でバッファ・キューごとに最後の間隔に処理された1分当たりのメッセージの割合を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | キュー%schema%.%queue_name%で最後の間隔に処理されたメッセージ/分は%value%です |
このメトリックは、バッファ・キューからディスクに収容されたオーバーフロー・メッセージの現在の数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | バッファ・キュー%schema%からディスクにオーバーフローしたメッセージの現在の数。%queue_name%は%value%です |
このメトリックのカテゴリは、データベースのサブスクライバ当たりのバッファ・キューのメッセージを監視します。
このメトリックは、キュー当たりのバッファ・キューの平均メッセージ有効時間(秒)を表示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内のサブスクライバ%subs_name% %subs_address%のメッセージの平均有効時間は%value%秒です。 |
このメトリックは、サブスクライバごとのキュー当たりのバッファ・キューの最初のメッセージの有効時間(秒)を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内のサブスクライバ%subs_name% %subs_address%のメッセージで、最初のメッセージの経過時間は%value%秒です。 |
このメトリックは、バッファ・キューについて、サブスクライバ当たりの処理したメッセージの割合を示します。処理したメッセージの割合は、受信またはエンキューしたメッセージの合計数に対する処理またはデキューしたメッセージの合計数の割合として計算されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内のサブスクライバ%subs_name% %subs_address%のメッセージで、処理済のメッセージは%value%パーセントです。 |
このメトリックは、メトリックの最後の収集間隔でバッファ・キュー・サブスクライバごとに処理した1分当たりのメッセージの合計数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内でサブスクライバ%subs_name% %subs_address%のメッセージで、最後の間隔で1分間に処理されたメッセージは%value%です。 |
このカテゴリのメトリックは、システム・キューを除くデータベース内の各永続キューの最初(キューの一番上)のメッセージの有効期間と状態を監視します。SYS、SYSTEM、DBSNMPおよびSYSMANのスキーマ内にあるキューは、システム・レベルのキューとして定義されます。
このメトリックは、データベースのシステム・キュー以外のすべてのキューについて、永続キュー内の最初のメッセージの有効時間を(秒単位で)示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内の最初のメッセージの有効時間は%value%秒です。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックは、キューのすべてのサブスクライバ内の最初のメッセージの有効時間を検出して計算された後、すべての中で最も古いものが取得されます。
計算には次のビューまたは表が使用されます。
<SCHEMA>.AQ$_<QUEUE_TABLE>_S
<SCHEMA>.AQ$_<QUEUE_TABLE>_I
<SCHEMA>.AQ$<QUEUE_TABLE>
ユーザーの処理
メッセージの保存および伝播に永続キューを使用している場合、このメトリックを監視して、キュー内の最初のメッセージの有効時間を取得します。
このメトリックは、キュー当たりの永続キューの平均メッセージ有効時間(秒)を表示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内のメッセージの平均有効時間は%value%秒です。 |
このメトリックは、永続キューについて、処理したメッセージの割合を示します。処理したメッセージの割合は、受信またはエンキューしたメッセージの合計数に対する処理またはデキューしたメッセージの合計数の割合として計算されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | キュー%schema%.%queue_name%で処理されたメッセージは%value%パーセントです。 |
このメトリックは、メトリックの最後の収集間隔における永続キューごとに処理した1分当たりのメッセージの割合を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | キュー%schema%.%queue_name%で、最後の間隔で1分間に処理されたメッセージは%value%です。 |
このカテゴリのメトリックは、システム・キューを除くデータベース内のキュー・サブスクライバごとの各永続キューで、最初(キューの一番上)のメッセージの有効期間と状態を監視します。SYS、SYSTEM、DBSNMPおよびSYSMANのスキーマ内にあるキューは、システム・レベルのキューとして定義されます。
このメトリックは、キュー当たりの永続キューの平均メッセージ有効時間(秒)を表示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内のサブスクライバ%subs_name% %subs_address%のメッセージの平均有効時間は%value%秒です。 |
このメトリックは、データベースのシステム・キュー以外のすべてのキューについて、サブスクライバ当たりの永続キュー内の最初のメッセージの有効時間を(秒単位で)示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内のサブスクライバ%subs_name% %subs_address%のメッセージで、最初のメッセージの経過時間は%value%秒です。 |
このメトリックは、永続キューについて、サブスクライバ当たりの処理したメッセージの割合を示します。処理したメッセージの割合は、受信またはエンキューしたメッセージの合計数に対する処理またはデキューしたメッセージの合計数の割合として計算されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キュー内のサブスクライバ%subs_name% %subs_address%のメッセージで、処理済のメッセージは%value%パーセントです。 |
このメトリックは、メトリックの最後の収集間隔で永続キュー・サブスクライバごとに処理した1分当たりのメッセージの割合を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %schema%.%queue_name%キューでサブスクライバ%subs_name% %subs_address%に対して最後の間隔に処理されたメッセージ/分は%value%です |
このカテゴリのメトリックは、データベースがOracle Configuration Manager (OCM)でインスツルメントされたかどうかを判断します。Oracle Configuration Managerは、構成情報を体系的に収集してOracleリポジトリにアップロードすることで、サポート内容をパーソナライズするために使用します。顧客の構成データが定期的にアップロードされている場合、カスタマ・サポート担当者はこのデータを分析して顧客によりよいサービスを提供できます。たとえば、顧客がサービス・リクエストを記録すると、構成データをそのサービス・リクエストに直接関連付けます。カスタマ・サポートでは、顧客に関連付けられているシステムのリストを表示し、適宜問題を解決します。
このメトリックは、データベースがOracle Configuration Managerによってインスツルメントされているかどうかを特定します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと |
データ・ソース
このメトリックは、ORACLE_OCMユーザーが所有するMGMT_DB_LL_METRICSパッケージ本体の有無をテストします。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、データベースでOracle Configuration Managerをインスツルメントする必要があることを特定します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと | 1 | 定義なし | データベースにOCMインスツルメンテーションをインストールする必要があります。$ORACLE_HOME/ccr/admin/scripts/installCCRSQLスクリプトをcollectconfigパラメータとともに使用してください。 |
データ・ソース
このメトリックは、$ORACLE_HOME/ccr/bin/ディレクトリのemCCR実行可能ファイルの有無をテストします。emCCR実行可能ファイルが存在する場合、Enterprise Managerは、ORACLE_OCMユーザーが所有するMGMT_DB_LL_METRICSパッケージ本体が管理リポジトリに存在するかどうかを確認します。
emCCR実行可能ファイルが存在するがMGMT_DB_LL_METRICSパッケージ本体が見つからない場合、このメトリックは、データベースをインスツルメントする必要があることを示す1を戻します。
ユーザーの処理
データベースにOracle Configuration Manager(OCM)をインストールします。
このメトリック・カテゴリには、アーカイバ・ハング、メディア障害など、データベース・アラート・ログ・ファイルに記録される、データベースの動作に影響を及ぼす可能性があるエラーを示すメトリックが含まれます。これらのエラーは、ADRインシデントによってトリガーされることはありませんが、Oracleサポートとやり取りすることなく処理できる日常的な問題です。アラート・ログ・ファイルには、メッセージやエラーの発生順のログが含まれます。
各メトリックは、最後のサンプル時間以降に、監視中のデータベースでデータベースの標準動作に影響を及ぼす可能性があるクリティカル・エラー状態が検出され、アラート・ログ・ファイルに対してエラー・メッセージが生成されたことを示します。Enterprise Managerのサポート・ワークベンチには、エラーに関する詳細が含まれる場合があります。
注意: 「インシデント」メトリックおよび「操作エラー」メトリックの詳細は、My Oracle Supportにログインし、次のOracle Supportノートを検索してください。12cのデータベース・アラート・ログ監視の説明(ドキュメントID 1538482.1)
|
「操作エラー数」のしきい値の設定
次のいずれかのメトリックのしきい値を編集するには、Cloud Control UIから、ターゲット名を右クリックし、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。次に、可能な設定の例をいくつか示します。
警告のしきい値:定義されていません; クリティカルのしきい値:.*
この場合、管理エージェントは、エラーが発生したときにEnterprise Managerにクリティカル・エラー・アラートを生成します。
警告のしきい値:.*; クリティカルのしきい値:定義されていません
この場合、管理エージェントは、エラーが発生したときにEnterprise Managerに警告アラートを生成します。
警告のしきい値:定義されていません; クリティカルのしきい値:定義されていません
この場合、管理エージェントは、エラーが発生したときにEnterprise Managerに警告アラートを生成しません。
このメトリックは、ログに記録されたエラーに関連付けられたトレース・ファイル(ある場合)の名前を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、アラート・ログ・ファイルの名前を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、監視中のデータベースのアーカイバが、最後のサンプル時間以降一時停止していることを示します。
データベースがARCHIVELOGモードで稼働中の場合、アーカイブ停止(ORA-00257またはORA-16038)のメッセージがアラート・ファイルに書き込まれると、アラートが表示されます。アラート・ファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でアーカイバ・ハングが%alertLogName% で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのエラーを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してエラーの詳細を調べます。ただし、ほとんどの場合は、アーカイブ先のデバイスでREDOログ・ファイルを格納する領域が不足していることが原因で、このメッセージが生成されます。初期化パラメータARCHIVE_LOG_DESTで指定されているデバイスが、アーカイブ用に適切に設定されているかどうか確認します。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、最後のサンプル時間以降に、監視中のデータベースでアラート・ファイルに対して破損ブロックのエラー(ORA-01157またはORA-27048)が生成されたことを示します。アラート・ファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。データ・ブロック破損メッセージがアラート・ファイルに書き込まれると、アラート・イベントがトリガーされます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でデータ・ブロック破損が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのエラーを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「インシデント」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してエラーの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、最後のサンプル時間以降に、監視中のデータベースでアラート・ファイルに対してデータベースの標準動作に影響を及ぼす可能性があるなんらかのエラーが生成されたことを示します。アラート・ファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。データ・ブロック破損メッセージがアラート・ファイルに書き込まれると、アラート・イベントがトリガーされます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%で操作エラー(%errorCodes%)が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのエラーを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「操作エラー」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してエラーの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、最後のサンプル時間以降に、監視中のデータベースでアラート・ファイルに対してメディア障害のエラー(ORA-01242またはORA-01243)が生成されたことを示します。アラート・ファイルは、メッセージやエラーの発生順のログが含まれる特殊なトレース・ファイルです。データ・ブロック破損メッセージがアラート・ファイルに書き込まれると、アラート・イベントがトリガーされます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | .* | 時間/行番号: %timeLine%でメディア障害が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
デフォルトでは、Enterprise Managerはクリティカルとしてこのタイプのエラーを報告します。しきい値の変更の詳細は、「「操作エラー」メトリックのしきい値の設定」を参照してください。
データ・ソース
このデータのソースは、$ORACLE_HOME/sysman/admin/scripts/alertlogAdr.plです(ここで、$ORACLE_HOMEはOracle Management Agentのホームを指します)。
ユーザーの処理
Enterprise Managerのサポート・ワークベンチを使用してエラーの詳細を調べます。
注意: 問題がいつ解決したかを自動的に確認する方法がないため、このイベントは自動的には消去されません。したがって、問題が修正されたら、イベントを手動で消去する必要があります。 |
このメトリックは、ユーザー定義のエラーを示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 時間/行番号: %timeLine%でエラー(%errorCodes%)が%alertLogName%で検出されました。 |
このメトリックは、ユーザー定義のテキストを示します。このメトリックを使用して、XMLアラート・ログにあるカスタム・テキストのアラートを生成できます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 時間/行番号: %timeLine%で一致テキスト(%errorCodes%)が%alertLogName%で検出されました。 |
複数のしきい値
しきい値を使用して、カスタム・テキスト(正規表現)を定義します。ここで入力したカスタム・テキストと一致するテキストを使用したXMLアラート・ログのエントリに対してアラートが生成されます。
このカテゴリのこのメトリックは、ターゲット・データベースのOS監査証跡ファイルを確認します。ユーザー構成場所またはデフォルトの場所のいずれかでaud、binおよび.xmlファイル拡張子を確認します。
このカテゴリのメトリックは、データベース・リカバリに関連します。
このメトリックは、破損データ・ブロックの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i、10g | 15分ごと | 定義なし | 0 | 破損データ・ブロックの数は%value%です。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
SELECT nvl(sum(blocks), 0) FROM v$database_block_corruption;
ユーザーの処理
データベース・リカバリを実行します。
このメトリックは、リカバリが必要なデータ・ファイルの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i、10g | 15分ごと | 定義なし | 0 | メディア・リカバリが必要なデータファイルの数は%value%です。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
SELECT count(file#) INTO 1_datafiles_need_recovery FROM v$datafile_header WHERE recover ='YES';
ユーザーの処理
データベース・リカバリを実行します。
このメトリックは、欠落したメディア・ファイルの数を返します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i、10g | 15分ごと | 定義なし | 0 | 欠落したメディア・ファイルの数は%value%です。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
SELECT count(file#) INTO 1_missing_media_files FROM v$datafile_header WHERE error is not null AND error is 'OFFLINE NORMAL';
ユーザーの処理
データベース・リカバリを実行します。
このカテゴリのメトリックは、クライアントに対するOracleサーバーの応答性を示します。
このメトリックは、データベースの状態を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15秒ごと | MOUNTED | DOWN|UNKNOWN.* | データベース・ステータスは%value%です。 |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
必要なアクションはサイト固有です。必要なアクションはサイト固有です。
このメトリックでは、データベースに新規接続を確立できるかどうか調べます。ユーザーが最大数を超えているか、リスナーが停止している場合、このテストがトリガーされます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15秒ごと | 定義なし | 0 | データベース・インスタンス%oraerr%への接続に失敗しました。 |
データ・ソース
Perlでは、データベースに接続できた場合は(接続の詳細を監視している管理エージェントを使用して)1を返し、接続できなかった場合は0を返します。
ユーザーの処理
リスナーのステータスを調べ、イベントがトリガーされたノード上でリスナーが稼働していることを確認します。リスナーが稼働している場合は、ユーザー数がセッション制限に達しているかどうかを調べます。注意: 「プローブ」メトリックに対するユーザー資格証明の選択を検討する必要があります。優先ユーザーにRESTRICED SESSION権限がある場合、ユーザーは、たとえLICENSE_MAX_SESSIONS制限に達していても、データベースに接続できます。
このメトリック・カテゴリは、データベース環境内のシステム変更番号(SCN)に関する情報を示し、データベース内のSCNの増加の状態を報告します。
このメトリックは、現行のSCNの状態の値を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 1時間ごと | 定義なし | 定義なし | 現在のSCNは%current_scn%です |
このメトリックは、データベースの現行のSCNの互換性を表示します。
注意: これは内部の顧客専用です。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 60分ごと |
このメトリックは、16k/32kなどのSCNの増加を計算する割合を表示します。
注意: このメトリックは内部ユーザーによって使用されます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 60分ごと |
このメトリックは、データベースの最大SCNの互換性を表示します。
注意: これは内部の顧客専用です。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 60分ごと |
このメトリックは、データベースが現在のSCN消費率でSCN不足になる前のデータベースのSCNの状態(つまり、ヘッドルームまたは日数)を表示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 1時間ごと | 62 | 10 | SCNの状態は%scn_health%です |
このメトリックは、過去24時間のSCNの合計増加率を示します。
SCNは直線的に増加する順序(つまり、各SCNは1つ前の値より大きいか同じものとなる)で発生します。Oracle Databaseで使用できるSCNの数には非常に大きな上限値があります。上限値があるため、Oracle DatabaseがSCNを使い果たさないようにすることが重要です。このため、SCN増加率を監視することが重要です。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 1時間ごと | 定義なし | 定義なし | 合計SCN増加率/秒(過去24時間)は%scn_total_growth%です |
このカテゴリのメトリックは、セグメント・アドバイザ推奨を提供します。Oracleでは、メンテナンス・ウィンドウ内で、自動セグメント・アドバイザ・ジョブを使用して定期的にセグメントの問題を検出します。セグメントに解放可能な未使用領域があるかどうかを判断します。推奨の数は、再生可能領域を含むセグメントの数です。推奨は、自動セグメント・アドバイザ・ジョブと、ユーザーが任意にスケジュールしたセグメント・アドバイザ・ジョブのすべての実行に基づいて取得されます。
Oracleでは、メンテナンス・ウィンドウ内で、自動セグメント・アドバイザ・ジョブを使用して定期的にセグメントの問題を検出します。セグメントに解放可能な未使用領域があるかどうかを判断します。推奨の数は、再生可能領域を含むセグメントの数です。推奨は、自動セグメント・アドバイザ・ジョブと、ユーザーが任意にスケジュールしたセグメント・アドバイザ・ジョブのすべての実行に基づいて取得されます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10gR2、11g、12c | 60分ごと |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
これらのセグメントを縮小または再編成して、未使用領域を解放することをお薦めします。
このカテゴリのメトリックは、修正可能なエラーが原因で一時停止している再開可能なセッション数を示します。
このメトリックは、データ・オブジェクト制限により一時停止したセッションを示します。
このメトリックは、ターゲットの10gおよび11gについて収集されます。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、割当て制限により一時停止したセッションを示します。
このメトリックは、ターゲットの10gおよび11gについて収集されます。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このカテゴリのメトリックは、SGA内で消費されている様々なプールの割合を示します。
このメトリックは、現在空きのマークが付いているJavaプールの割合を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | Javaプールの%value%%が空いています。 |
10g、11g、12c | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | Javaプールの%value%%が空いています。 |
データ・ソース
データは、計算式((Free/Total)*100) (各変数の意味は次のとおり)から導出されます。
Free: select sum(decode(name,'free memory',bytes)) from v$sgastat where pool = 'java pool'
Total: select sum(bytes) from v$sgastat where pool = 'java pool'
ユーザーの処理
このプール・サイズが小さすぎる場合、データベースJava Virtual Machine(JVM)に、将来のコールを処理するのに十分なメモリーがなく、データベースで予期しないリクエストの失敗の原因となる可能性があります。
このメトリックは、現在空きのマークが付いているラージ・プールの割合を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | Javaプールの%value%%が空いています。 |
10g、11g、12c | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | Javaプールの%value%%が空いています。 |
データ・ソース
データは、計算式((Free/Total)*100) (各変数の意味は次のとおり)から導出されます。
Free: select sum(decode(name,'free memory',bytes)) from v$sgastat where pool = 'large pool'
Total: select sum(bytes) from v$sgastat where pool = 'java pool'
ユーザーの処理
ラージ・プールを拡張するか、使用を少なくすることを検討します。これにより、共有プールの使用可能なメモリーが必要になった場合に、ラージ・メモリー領域がライブラリ・キャッシュおよびディクショナリ・キャッシュと競合する可能性が低下します。
このメトリックは、現在空きのマークが付いている共有プールの割合を示します。
このテストでは、現在空いている共有プールの割合を調べます。値がしきい値引数で指定したしきい値以下で、発生数が発生数パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | 共有プールの%value%%が空いています。 |
10g、11g、12c | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
データ・ソース
データは、計算式((Free/Total)*100) (各変数の意味は次のとおり)から導出されます。
Free: select sum(decode(name,'free memory',bytes)) from v$sgastat where pool = 'shared pool'
Total: select sum(bytes) from v$sgastat where pool = 'shared pool'
ユーザーの処理
「共有プール」の「空きメモリー」の割合が50%を超える場合、共有プールに割り当てられたメモリーが多すぎます。この余分なメモリーは、マシン上のその他のアプリケーションでより有効に利用できます。この場合、「共有プール」のサイズを減らす必要があります。これは、shared_pool_size初期化パラメータを変更することで実行できます。
このカテゴリのメトリックは、ロールバック・セグメント制限または表領域制限のために古くなりすぎたスナップショットを示します。
このカテゴリのメトリックは、ストリーム・プール・サイズに対するバッファ・キューの領域使用率を監視します。
このメトリックは、すべてのメッセージおよびメタデータに割り当てられた合計バイト数(MB)であるバッファ・キューのサイズを表示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | バッファ・キュー%schema%.%queue_name%のサイズは%value% MBです |
複数のしきい値
このメトリックでは、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
データは、GV$INSTANCEビューのINSTANCE_NAME列から導出されます。
ユーザーの処理
メッセージの保存または伝播にキューを使用している場合、このメトリックを監視して、バッファ・キューが使用できるインスタンスを取得します。
このメトリックは、バッファ・キュー当たりのストリーム・プール・サイズに対するバッファ・キューの領域使用率を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11gR2、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | バッファ・キュー%schema%.%queue_name%は、ストリーム・プール・サイズの%value%%を消費しました |
複数のしきい値
このメトリックでは、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
スキーマ名オブジェクトとキュー名オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
データは、GV$BUFFERED_QUEUESビューおよびGV$SGA_DYNAMIC_COMPONENTSビューのQUEUE_SIZE列およびCURRENT_SIZE列から導出されます。
ユーザーの処理
メッセージの保存または伝播にバッファ・キューを使用している場合、このメトリックを監視して、割り当てられたストリーム・プール・サイズに対するバッファ・キューの領域使用率を取得します。
このカテゴリのメトリックは、SQLのレスポンス時間を概算します。
このメトリックには、ベースラインのレスポンス時間が含まれます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックには、最新の収集のレスポンス時間が含まれます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 5分ごと |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
SQLレスポンス時間は、一連の代理SQL文の1実行当たりの平均経過時間をベースラインと比較して表したものです。パーセントで表されます。
このメトリックは、リリース8.1.7以下では使用できません。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | SQLレスポンス時間はベースラインの%value%%です。 |
データ・ソース
データは、PL/SQLパッケージ・プロシージャmgmt_response.get_metric_curs
から導出されます。
ユーザーの処理
「SQLレスポンス時間(SQL Response Time)」が100%未満の場合、SQL文の実行時間はベースラインと比較して短くなります。100%を超える「SQLレスポンス時間(SQL Response Time)」は、データベースのパフォーマンスがベースラインと比較してよくないことを示しています。
SQLレスポンス時間は単純な割合ではなく、ベースラインに対する割合です。たとえば、ベースラインに対して100%である場合、SQLレスポンス時間がベースラインと同じであることを意味します。ベースラインに対して200%である場合は、SQLレスポンス時間がベースラインの2倍であることを意味します。ベースラインに対して50%である場合は、SQLレスポンス時間がベースラインの1/2であることを意味します。警告のしきい値に対して200%である場合は、データベースがベースラインの1/2の速度であることを意味します。また、クリティカルのしきい値に対して500%である場合は、データベースがベースラインの1/5の速度であることを意味します。
代理文は、2つのV$SQLスナップショットの取得時に選択されます。計算はすべて、これら2つのスナップショット間のデルタに基づいています。まず、2つのスナップショットの時間間隔に実行されたすべての文についてのelapsed_time/executionの平均値が計算されます。次に、elapsed_time/execution > median elapsed_time/executionを持つすべての文が取得され、最も頻繁に実行された上位25の文が表示されます。
「SQLレスポンス時間(SQL Response Time)」監視の前提条件
複数の表と1つのPL/SQLパッケージが、監視対象のデータベース上にインストールされている必要があります。これは、データベース・ターゲットのページに移動し、データベースの「構成」ボタンを押すと実行できます。データベースがまだ構成されていない場合は、SQLレスポンス時間に未構成というメッセージが表示されます。
ベースラインの構成
ベースラインは、リクエストごとに自動的に構成されます。メトリックの値を取得するため、エージェントにより初めてストアド・プロシージャがコールされると、V$SQLのスナップショットが取得されます。2回目には、もう1つのスナップショットが取得されます。その後、代理文が選択され、表に格納されます。次回、エージェントがそのメトリック値をリクエストすると、相対的なSQL時間が計算されて返されます。
ベースライン構成のため、データベースが構成される時間と、メトリック値が表示される時間の間にずれが生じます。この期間中に、「SQLレスポンス時間(SQL Response Time)」に収集ステータスのメッセージが表示されます。
Enterprise Managerでは、比較される「SQLレスポンス時間(SQL Response Time)」に対して、自動的にベースラインが構成されます。ただし、「SQLレスポンス時間(SQL Response Time)」メトリックを本当の代理にするために、DBAは、データベース上の負荷が標準であるときに、ベースラインを再構成する必要があります。
ベースラインを再構成するには、データベースのホームページで、SQLレスポンス時間値の隣にある参照収集の編集というリンクをクリックします。「SQLレスポンス時間(SQL Response Time)」とベースラインの値の追跡に使用されるSQL文が表示されます。「参照収集のリセット」をクリックします。これにより、文とベースライン値のリストが消去されます。数分以内に、ベースラインが自動的に再構成されます。
ベースラインの取得時に、データベースの負荷が軽かった場合、メトリックは、通常の負荷の場合に、データベースのパフォーマンスが低いことを示す可能性があります。この場合、DBAはベースラインをリセットする必要があります。DBAがベースラインを手動でリセットしなかった場合、メトリック値は典型的な値になりません。
このカテゴリのメトリックは、Streams適用プロセスをチェックします。
注意: これはサーバーで生成されたアラートです。 |
このメトリックは、このデータベースで構成されたStreams適用プロセスがいつ中断されたかを検出します。このメトリックはクリティカル・エラーを示します。
データ・ソース
適用プロセスが中断された場合、DBA_APPLYビューのSTATUS列はABORTEDを示します。
ユーザーの処理
dba_applyの正確なエラー・メッセージを取得し、このエラーに対する適切な処理を行ってから、dbms_apply_adm.start_applyを使用して適用プロセスを再開します。
DBA_APPLY_ERRORビューを使用して、失敗したトランザクション内でエラーが発生した特定の変更レコード(MESSAGE_NUMBER)および完全なエラー・メッセージ(ERROR_MESSAGE)を確認します。トランザクションの詳細は、Enterprise Managerまたは「適用エラー」の詳細情報の表示に関するドキュメントに記載されているスクリプトを使用して検出できます。
DBA_APPLYエラー・メッセージがORA-26714の場合は、DISABLE_ON_ERROR適用パラメータを「N」に設定して、その後のユーザー・エラーによる中断を回避することを検討します。
このカテゴリのメトリックは、各適用プロセスのコーディネータ・プロセスによって処理されたトランザクションに関する統計を示します。「受信されたトランザクションの合計数」フィールドは、コーディネータ・プロセスによって受信されたトランザクションの合計数を表示します。「割り当てられたトランザクション数」フィールドは、サーバーに適用するためにコーディネータ・プロセスによって割り当てられたトランザクションの合計数を表示します。「適用されたトランザクションの合計数」フィールドは、適用プロセスによって正常に適用されたトランザクションの合計数を表示します。
適用プロセスが再起動されると、適用プロセスの値は0(ゼロ)にリセットされます。
このメトリックは、適用プロセスが最後に起動されてからの、サーバーに適用するためにコーディネータ・プロセスによって割り当てられたトランザクションの合計数に関する統計を表示します。ターゲットのリリースが10gR1の場合、このメトリックの収集頻度は10分ごとです。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
データは、適用プロセスに対するこのメトリックを示す、次の問合せのTOTAL_ASSIGNED列から導出されます。
SELECT APPLY_NAME, TOTAL_RECEIVED, TOTAL_ASSIGNED, TOTAL_APPLIED FROM V$STREAMS_APPLY_COORDINATOR;
ユーザーの処理
適用プロセスが有効である場合、このメトリックを監視して、サーバーに適用するために適用プロセスがトランザクションを割り当てていることを確認します。
このメトリックは、適用プロセスによってトランザクションが適用される(1秒当たりの)割合を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
データは、ターゲット・データベース、gv%streams_apply_coordinator表から導出されます。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、適用サーバーにトランザクションが割り当てられる(1秒当たりの)割合を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
データは、ターゲット・データベース、gv%streams_apply_coordinator表から導出されます。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、適用コーディネータがトランザクションを受信する(1秒当たりの)割合を報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
データは、ターゲット・データベース、gv%streams_apply_coordinator表から導出されます。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、適用プロセスが最後に起動されてからの、適用プロセスによって適用されたトランザクションの合計数に関する統計を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
次の問合せのTOTAL_APPLIED列が、適用プロセスに対するこのメトリックを示します。
SELECT APPLY_NAME, TOTAL_RECEIVED, TOTAL_ASSIGNED, TOTAL_APPLIED FROM V$STREAMS_APPLY_COORDINATOR;
ユーザーの処理
適用プロセスが有効である場合、このメトリックを監視して、適用プロセスがトランザクションを適用していることを確認します。
このメトリックは、適用プロセスが最後に起動されてからの、コーディネータ・プロセスによって受信されたトランザクションの合計数に関する統計を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
次の問合せのTOTAL_RECEIVED列が、適用プロセスに対するこのメトリックを示します。
SELECT APPLY_NAME, TOTAL_RECEIVED, TOTAL_ASSIGNED, TOTAL_APPLIED FROM V$STREAMS_APPLY_COORDINATOR;
ユーザーの処理
適用プロセスが有効である場合、このメトリックを監視して、適用プロセスがトランザクションを受信していることを確認します。
このカテゴリのメトリックは、Apply ErrorsおよびErrorトランザクションに関する情報を収集します。
このメトリックは、トランザクションによって発生したエラーのエラー・メッセージを報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10gR2、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、dba_apply_error表です。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、トランザクションによって発生したエラーのエラー・コードを報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10gR2、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、dba_apply_error表です。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、エラー・トランザクションのローカル・トランザクションIDを報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10gR2、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、dba_apply_error表です。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このカテゴリのメトリックは、バッファ・キュー内の各適用プロセスによってデキューされるメッセージの現在の合計数、および各適用プロセスによってデキューされるメモリーから永続キュー表にオーバーフローしたメッセージの合計数を示します。
通常、このメトリックは、トランザクションがメモリー内に長く残っていることを示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 適用プロセス[%APPLY_NAME%]のキューでオーバーフローしたメッセージは%value%パーセントです。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、適用名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの適用名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
適用名オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、gv$buffered_queues表、gv$buffered_subscribers表です。
ユーザーの処理
「Streamsプール・サイズ」または「適用並列性」、あるいはその両方を増やして、適用処理を高速化します。
このカテゴリのメトリックは、各適用プロセスについて、READY状態およびWAITING状態の永続キュー内のメッセージ数を示します。
このメトリックは、待機状態のメッセージの割合を表示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 適用プロセス[%APPLY_NAME%]のキューを待機しているメッセージは%value%パーセントです。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、適用名オブジェクトとメッセージ配信モード・オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、適用名オブジェクトとメッセージ配信モード・オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
適用名オブジェクトとメッセージ配信モード・オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベースおよび適用キューです。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
適用プロセスのリーダー・サーバーによって、メッセージはキューからデキューされます。リーダー・サーバーは、LCR間の依存性を計算してメッセージをトランザクションにアセンブルします。リーダー・サーバーは、アセンブルされたトランザクションをコーディネータに返し、コーディネータはそれらをアイドル状態の適用サーバーに割り当てます。
このカテゴリのメトリックは、適用プロセスが最後に起動されてからの、適用プロセスのリーダー・サーバーによってデキューされたメッセージの合計数を示します。
適用プロセスのリーダー・サーバーによって、メッセージはキューからデキューされます。リーダー・サーバーは、LCR間の依存性を計算してメッセージをトランザクションにアセンブルします。リーダー・サーバーは、アセンブルされたトランザクションをコーディネータに返し、コーディネータはそれらをアイドル状態の適用サーバーに割り当てます。
このメトリックは、適用プロセスが最後に起動されてからの、適用プロセスのリーダー・サーバーによってメッセージがオーバーフローされる(1秒当たりの)割合を表示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 適用プロセス[%APPLY_NAME%]でオーバーフローしたメッセージの合計数は%value%です。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、適用名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの適用名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
適用名オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、gv$streams_apply_readerビューです。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
適用プロセスのリーダー・サーバーによって、メッセージはキューからデキューされます。リーダー・サーバーは、LCR間の依存性を計算してメッセージをトランザクションにアセンブルします。リーダー・サーバーは、アセンブルされたトランザクションをコーディネータに返し、コーディネータはそれらをアイドル状態の適用サーバーに割り当てます。
このメトリックは、適用プロセスが最後に起動されてからの、適用プロセスのリーダー・サーバーによってデキューされたメッセージの合計数を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
次の問合せのTOTAL_MESSAGES_DEQUEUED列が、適用プロセスに対するこのメトリックを示します。
SELECT APPLY_NAME, TOTAL_MESSAGES_DEQUEUED FROM V$STREAMS_APPLY_READER;
ユーザーの処理
適用プロセスが有効である場合、このメトリックを監視して、適用プロセスがメッセージをデキューしていることを確認します。
適用プロセスのリーダー・サーバーによって、メッセージはキューからデキューされます。リーダー・サーバーは、LCR間の依存性を計算してメッセージをトランザクションにアセンブルします。リーダー・サーバーは、アセンブルされたトランザクションをコーディネータに返し、コーディネータはそれらをアイドル状態の適用サーバーに割り当てます。
このメトリックは、適用プロセスが最後に起動されてからの、適用プロセスのリーダー・サーバーによってオーバーフローされたメッセージの合計数を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、gv$streams_apply_readerビューです。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このカテゴリのメトリックは、取得プロセスが最後に起動してから取得されたメッセージ数および各取得プロセスによりエンキューされたメッセージ数を示します。
「取得された合計メッセージ数」フィールドには、詳細ルールの評価のためにLogMinerから取得プロセスに渡された、REDOエントリの合計数が表示されます。取得プロセスではREDOエントリがメッセージに変換され、取得プロセスの事前フィルタ処理でREDOエントリを廃棄できない場合には、メッセージの詳細ルールの評価が行われます。詳細なルール評価の後、取得プロセスのルール・セットを満たしている場合、メッセージはエンキューされます。取得プロセスのルール・セットを満たしていない場合、メッセージは廃棄されます。「エンキューされた合計メッセージ数」フィールドには、エンキューされたメッセージの合計数が表示されます。取得されたメッセージ数は、エンキューされたメッセージ数よりも多くなることがあります。
エンキューされたメッセージの合計数には、データ操作言語(DML)およびデータ定義言語(DDL)の変更をカプセル化した、エンキューされた論理変更レコード(LCR)が含まれます。また、エンキューされたメッセージの合計数には、トランザクション制御文を含むメッセージが含まれます。これらのメッセージには、COMMITやROLLBACKなどのディレクティブが含まれます。したがって、エンキューされたメッセージの合計数は、取得プロセスによりエンキューされた行変更数およびDDL変更数よりも多くなります。
このメトリックは、取得プロセスが最後に起動されてからの、各取得プロセスによって取得されたメッセージ数を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、gv$streams_captureビューです。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、取得プロセスが最後に起動されてからの、各取得プロセスによってエンキューされたメッセージ数を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
必要なアクションはサイト固有です。
このメトリックは、詳細なルール評価のために、LogMinerによって取得プロセスに渡されたREDOエントリ数に関する情報を表示します。取得プロセスの事前フィルタ処理で変更を廃棄できない場合、取得プロセスはREDOエントリをメッセージに変換し、そのメッセージに対して詳細なルール評価を実行します。
詳細なルール評価の後、取得プロセスのルール・セットを満たしている場合、メッセージはエンキューされます。取得プロセスのルール・セットを満たしていない場合、メッセージは廃棄されます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
次の問合せのTOTAL_MESSAGES_CAPTURED列が、取得プロセスに対するこのメトリックを示します。
SELECT CAPTURE_NAME, TOTAL_MESSAGES_CAPTURED, TOTAL_MESSAGES_ENQUEUED FROM V$STREAMS_CAPTURE;
ユーザーの処理
取得プロセスが有効である場合、このメトリックを監視して、取得プロセスがREDOエントリをスキャンしていることを確認します。
このメトリックは、取得プロセスによってエンキューされたメッセージ数に関する情報を示します。エンキューされたメッセージ数には、データ操作言語(DML)およびデータ定義言語(DDL)の変更をカプセル化した、論理変更レコード(LCR)が含まれます。また、エンキューされたメッセージ数には、トランザクション制御文を含むメッセージが含まれます。これらのメッセージには、COMMITやROLLBACKなどのディレクティブが含まれます。したがって、エンキューされたメッセージ数は、取得プロセスによりエンキューされた行変更数およびDDL変更数よりも多くなります。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
次の問合せのTOTAL_MESSAGES_ENQUEUED列が、取得プロセスに対するこのメトリックを示します。
SELECT CAPTURE_NAME, TOTAL_MESSAGES_CAPTURED, TOTAL_MESSAGES_ENQUEUED FROM V$STREAMS_CAPTURE;
ユーザーの処理
取得プロセスが有効である場合、このメトリックを監視して、取得プロセスがメッセージをエンキューしていることを確認します。取得プロセスによって取得される必要があるソース・データベースの変更があることがわかっていて、取得プロセスがそれらの変更を取得していない場合は、取得プロセスで使用されるルールに問題がある可能性があります。
このカテゴリのメトリックは、各取得プロセスによってエンキューされたバッファ・キュー内の現在のメッセージの合計数と、メモリーからキュー・オーバーフロー表にオーバーフローした、各取得プロセスによってエンキューされたメッセージの合計数を示します。
取得プロセス以外のキュー・パブリッシャによってメッセージがバッファ・キューにエンキューされる場合、表示される値にはこれらの他のキュー・パブリッシャからのメッセージが含まれます。
このメトリックは、取得プロセスによってエンキューされたバッファ・キュー内のメッセージの累積数に関する情報を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
必要なアクションはサイト固有です。
このメトリックは、取得プロセスによってエンキューされたバッファ・キュー内のオーバーフローしたメッセージの累積数に関する情報を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
必要なアクションはサイト固有です。
このメトリックは、取得プロセスによってエンキューされたバッファ・キュー内のメッセージ数に関する情報を表示します。この数には、メモリー内のメッセージとメモリーからオーバーフローしたメッセージの両方が含まれます。
取得プロセス以外のキュー・パブリッシャによってメッセージがバッファ・キューにエンキューされる場合、表示される値にはこれらの他のキュー・パブリッシャからのメッセージが含まれます。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
次の問合せのNUM_MSGS列が、取得プロセスに対するこのメトリックを示します。
SELECT CAPTURE_NAME, P.NUM_MSGS NUM_MSGS, Q.SPILL_MSGS SPILL_MSGS FROM V$BUFFERED_PUBLISHERS P, V$BUFFERED_QUEUES Q, DBA_CAPTURE C WHERE C.QUEUE_NAME = P.QUEUE_NAME AND C.QUEUE_OWNER = P.QUEUE_SCHEMA AND C.QUEUE_NAME = Q.QUEUE_NAME AND C.QUEUE_OWNER = Q.QUEUE_SCHEMA AND C.CAPTURE_NAME = P.SENDER_NAME AND P.SENDER_ADDRESS IS NULL AND P.SENDER_PROTOCOL = 1;
ユーザーの処理
取得プロセスが有効である場合、このメトリックを監視して、取得プロセスがメッセージをエンキューしていることを確認します。
このメトリックは、メモリーからキュー・オーバーフロー表にオーバーフローした、取得プロセスによってエンキューされたメッセージ数に関する情報を表示します。バッファ・キュー内のメッセージは、一定期間デキューされることなくバッファ・キューにステージングされていた場合、またはメモリー内にすべてのメッセージを保持するための十分な領域がない場合は、メモリーからキュー・オーバーフロー表にオーバーフローします。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
次の問合せのSPILL_MSGS列が、取得プロセスに対するこのメトリックを示します。
SELECT CAPTURE_NAME, P.NUM_MSGS NUM_MSGS, Q.SPILL_MSGS SPILL_MSGS FROM V$BUFFERED_PUBLISHERS P, V$BUFFERED_QUEUES Q, DBA_CAPTURE C WHERE C.QUEUE_NAME = P.QUEUE_NAME AND C.QUEUE_OWNER = P.QUEUE_SCHEMA AND C.QUEUE_NAME = Q.QUEUE_NAME AND C.QUEUE_OWNER = Q.QUEUE_SCHEMA AND C.CAPTURE_NAME = P.SENDER_NAME AND P.SENDER_ADDRESS IS NULL AND P.SENDER_PROTOCOL = 1;
ユーザーの処理
最高のパフォーマンスのためには、オーバーフローするメッセージの数をできるかぎり少なく保つ必要があります。次の場合に、オーバーフローしたメッセージ数は高くなることがあります。
取得プロセスによって取得されたメッセージを伝播する伝播、または取得プロセスによって取得されたメッセージを適用する適用プロセスに問題がある可能性がある場合。問題があると、メッセージが消費されないために、キュー内のメッセージ数が増加します。このような場合は、該当する伝播および適用プロセスが有効であるかを確認し、これらの伝播および適用プロセスの問題を修正します。
取得されたメッセージを保持するには、Streamsプールが小さすぎる可能性がある場合。このような場合は、Streamsプールのサイズを増やします。データベースがOracle Database 10gリリース2(10.2)以上の場合は、自動共有メモリー管理を構成して、Streamsプールのサイズを自動的に管理するようにできます。自動共有メモリー管理を使用するには、SGA_TARGET初期化パラメータを設定します。
オーバーフローしたメッセージの累積割合は、メッセージがメモリー内に長く残っていることを示します。また、伝播プロセスまたは適用プロセスでのエンキューされたメッセージの処理に時間がかかっていることを示す場合もあります。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、gv$buffered_queues表です。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
キューのオーバーフローは、メッセージがメモリー内に長く残っていることを示します。また、伝播プロセスまたは適用プロセスでのエンキューされたメッセージの処理に時間がかかっていることを示す場合もあります。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 取得プロセス%CAPTURE_NAME%のキューでオーバーフローしたメッセージは、%value%パーセントです。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、取得名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの取得名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。取得名オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、gv$buffered_queues表です。
ユーザーの処理
「Streamsプール・サイズ」を増やして、キュー・オーバーフローを回避します。
このカテゴリのメトリックは、データベースの取得、伝播および適用の各コンポーネントについて、待機時間とスループットに関する情報を収集します。待機時間とスループットは、ストリーム・パスの全体のパフォーマンスについての重要な指標です。
このメトリックは、待機時間を報告します。待機時間が長い場合、コンポーネントの速度が遅くなっていることを示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | Streams %streams_process_type%のプロセス%streams_process_name%の待機時間は%value%秒です。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、gv$streams_captureビュー、gv$propagation_senderビューおよびgv$streams_apply_serverビューです。
ユーザーの処理
Streams構成でパフォーマンスが最も低いコンポーネントを特定して修正します。
このメトリックは、データベース内の取得、伝播および適用の各コンポーネントのスループットに関する情報を収集します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | Streams %streams_process_type%のプロセス%streams_process_name%のスループットは%value%メッセージ/秒です。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
必要なアクションはサイト固有です。
このカテゴリのメトリックは、Streamsプールのメモリー使用量をチェックします。
このカテゴリのメトリックは、ローカル・データベースでのストリーム取得プロセス、伝播および適用プロセスの合計数を示します。また、エラーが発生した取得プロセス、伝播および適用プロセスの数も表示します。
このメトリックは、ローカル・データベースでのエラーが発生した適用プロセスの数を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このメトリックの情報は、DBA_APPLYデータ・ディクショナリ・ビューにあります。
ユーザーの処理
適用プロセスでエラーが発生した場合は、エラーの原因となる状況を修正します。
このメトリックは、ローカル・データベースでのエラーが発生した取得プロセスの数を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このメトリックの情報は、DBA_CAPTUREデータ・ディクショナリ・ビューにあります。
ユーザーの処理
取得プロセスでエラーが発生した場合は、エラーの原因となる状況を修正します。
このメトリックは、ローカル・データベースでの適用プロセスの数を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このメトリックの情報は、DBA_APPLYデータ・ディクショナリ・ビューにあります。
ユーザーの処理
このメトリックを使用して、ローカル・データベースでの適用プロセスの合計数を決定します。
このメトリックは、ローカル・データベースでの取得プロセスの数を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このメトリックの情報は、DBA_CAPTUREデータ・ディクショナリ・ビューにあります。
ユーザーの処理
このメトリックを使用して、ローカル・データベースでの取得プロセスの合計数を決定します。
このメトリックは、ローカル・データベースでの伝播の数を表示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 5分ごと |
データ・ソース
このメトリックの情報は、DBA_PROPAGATIONデータ・ディクショナリ・ビューにあります。
ユーザーの処理
このメトリックを使用して、ローカル・データベースでの伝播の合計数を決定します。
このカテゴリのメトリックは、データベースの取得、伝播および適用の各プロセスについて、現在のステータスとエラー数を収集します。
このメトリックは、データベース内の取得、伝播および適用の各コンポーネントのエラー数を収集します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | 0 | 定義なし | Streamsコンポーネント%streams_process_name%に%value%件のエラーがあります。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
必要なアクションはサイト固有です。
このメトリックは、データベース内の取得、伝播および適用の各コンポーネントの現行のステータスおよびエラー数を収集します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | DISABLED | ABORTED | Streamsプロセス%streams_process_name%のステータスは%streams_process_status%です。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
Streamsプロセス名オブジェクトとStreamsプロセスのタイプ・オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、DBA_CAPTUREビュー、dba_propagationビュー、dba_applyビューです。
ユーザーの処理
ステータス変更理由を分析し、無効なコンポーネントまたは中断されたコンポーネントを有効にします。
このカテゴリのメトリックは、各伝播プロセスの「準備完了」および「待機中」状態のメッセージ数を収集します。
このメトリックは、各伝播プロセスの「準備完了」状態のメッセージ数を収集します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、ソース・キューおよび宛先キューです。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、各伝播プロセスの「待機中」状態のメッセージ数を収集します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、ソース・キューおよび宛先キューです。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、各伝播プロセスの「待機中」状態のメッセージの割合を収集します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9iR2、10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | %PROPAGATION_NAME%キューを待機しているメッセージは%value%パーセントです。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、伝播名オブジェクトとメッセージ配信モード・オブジェクトの一意の組合せごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、伝播名オブジェクトとメッセージ配信モード・オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
伝播名オブジェクトとメッセージ配信モード・オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース、ソース・キューおよび宛先キューです。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このカテゴリのメトリックは、各伝播プロセスによって伝播されたメッセージ数およびKB数に関する伝播の統計を収集します。
このメトリックは、各伝播プロセスによって伝播されたメッセージの割合に関する伝播の統計を収集します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10gR2、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース - DBA_PROPAGATIONです。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、各伝播プロセスによって伝播されたKBの割合に関する伝播の統計を収集します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10gR2、11g、12c | 30分ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、ターゲット・データベース - DBA_PROPAGATIONです。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このカテゴリのメトリックは、Streams伝播プロセスをチェックします。
注意: これはサーバーで生成されたアラートです。 |
このメトリック・カテゴリには、修正可能なエラーが原因で一時停止している再開可能なセッション数を示すメトリックが含まれます。
このメトリックは、現在データベースで一時停止中の再開可能なセッションの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9i | 5分ごと | 0 | 定義なし | %value%セッションが一時停止しています。 |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、次の計算式です。
SELECT count(*) FROM v$resumable WHERE status = 'SUSPENDED' and enabled = 'YES'
ユーザーの処理
一時停止の原因となっている修正可能なエラーが何かを調べるために、v$resumableビューを問い合せます。各エラーを修正する方法は、エラーの性質によって異なります。
このカテゴリのメトリックは、システム・レスポンス時間を示します。
このメトリックは、データベース内で各コール(ユーザー・コールと再帰コールの両方)にかかる平均時間を示します。この値の変化は、ワークロードが変化したか、リソース制約または競合のいずれかが原因で、データベースのワークロード処理能力が変化したことを示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このカテゴリのメトリックは、待機中のセッション数を示します。
このメトリックは、サンプル時間での待機中セッションの数を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | %value%セッションが待機しています。 |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、次の計算式です。
SELECT count(*) FROM v$session_wait WHERE wait_time = 0 and event not in IdleEvents
ユーザーの処理
この数が多い場合、システムは他より多くの待機をしています。Enterprise Managerのリアルタイムおよび履歴パフォーマンス監視機能を使用して、様々なタイプの待機アクティビティを評価します。
このカテゴリのメトリックでは、使用済領域の量および各表領域に割り当てられた領域の量を調べます。使用済領域と割当て済領域の量を比較すると、表領域での未使用領域の量が特定できます。このメトリックの目的は、アラートの生成ではありません。むしろ、レポートの作成を目的としています。DBAは、未使用の割当て済空き領域の履歴ビューを使用し、無駄な領域をなくして表領域のサイズを正しく設定できます。
表領域の割当て済領域は、そのデータ・ファイルの現行サイズの合計です。この割当て済領域には、データの保存に使用される部分と空き領域の部分があります。セグメントが表領域に追加された場合または既存のセグメントが増えた場合は、割当て済空き領域が使用されます。割当て済空き領域は、表領域内のセグメントにのみ使用できます。一定期間、表領域内のセグメントがこの空き領域を使用していないと、割当て済空き領域は未使用となります。
このメトリックは、各表領域に割り当てられた領域を計算します。アラートの生成には使用しません。むしろ、使用されている割当済領域(MB)メトリックと併用し、各表領域の使用済領域および未使用領域の容量の履歴表示を作成するために使用します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと |
データ・ソース
DBA_TABLESPACES、DBA_UNDO_EXTENTS、DBA_DATA_FILES、DBA_FREE_SPACEおよびDBA_TEMP_FILESデータ・ディクショナリ・ビューを問い合せて、表領域の割当て済領域(MB)を計算します。
ユーザーの処理
サイト固有です。
表領域の割当て済領域は、そのデータ・ファイルの現行サイズの合計です。この割当て済領域には、データの保存に使用される部分と空き領域の部分があります。セグメントが表領域に追加された場合または既存のセグメントが増えた場合は、割当て済空き領域が使用されます。割当て済空き領域は、表領域内のセグメントにのみ使用できます。一定期間、表領域内のセグメントがこの空き領域を使用していないと、割当て済空き領域は浪費となります。
このメトリックは、各表領域で使用する領域を計算します。アラートの生成には使用しません。むしろ、「表領域の割当て済領域(MB)」メトリックと併用し、各表領域の使用済領域および未使用領域の容量の履歴表示を作成するために使用します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと |
データ・ソース
表領域の使用済領域(MB)は、表領域の割当て済領域(MB) - 表領域の割当て済空き領域(MB)です。
表領域の割当て済領域(MB)は、表領域のデータ・ファイルをループしてデータ・ファイルのサイズを合計することによって算出されます。
表領域の割当て済空き領域(MB)は、表領域のデータ・ファイルをループして各データ・ファイルの空き領域のサイズを合計することによって算出されます。
ユーザーの処理
サイト固有です。
このカテゴリのメトリックでは、各表領域によって使用されている領域の量を調べます。使用済領域と使用可能な空き領域の量を比較すると、表領域がフルかどうかが判別できます。使用可能な空き領域には、データ・ファイルの最大サイズと使用可能なディスク領域が計上されます。つまり、データ・ファイルが拡張でき、拡張に使用できるディスク領域が十分にある場合、表領域にはフルのフラグが付けられません。
表領域内のセグメントが増えるに従い、使用可能な空き領域は減ります。使用可能な空き領域がなくなると、つまり、データ・ファイルが最大サイズに達した場合やディスク領域がない場合は、新しいセグメントの作成や既存のセグメントの拡張は失敗します。
このメトリックでは、各表領域の使用可能な空き領域の合計を調べます。このメトリックは、「使用可能な領域使用率(%)」メトリックが意味のない比較的大きな表領域を対象としています。使用可能な空き領域がしきい値引数で指定したサイズを下回ると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
注意: このメトリックは、ローカル管理永続表領域のみのデータを収集します。「表領域の空き領域」(MB) (一時)メトリックは、一時表領域のデータを収集します。「表領域の空き領域」(MB) (UNDO)メトリックは、UNDO表領域のデータを収集します。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 表領域[%name%]には[%value%MB]の空きがあります |
10gR2、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 表領域[%name%]の空き領域は[%value% Mバイト]のみです |
複数のしきい値
このメトリックでは、表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
独自に定義されたしきい値を持たないすべての表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
「表領域フル」メトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」にアクセスします。
データ・ソース
このメトリックのデータは、MaximumSize - Total Used Spaceの計算式(各変数の意味は次のとおり)で導出されます。
TotalUsedSpace: 表領域の合計使用済領域(MB)。
MaximumSize: 表領域の最大サイズ(MB)。最大サイズは、表領域のデータ・ファイルのループと、データ・ファイルが自動拡張された場合に表領域で使用可能になるディスク上のその他の空き領域によって決まります。
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
別の表領域にセグメントを再配置して、この表領域内の空き領域を増やします。
その表領域でセグメント・アドバイザを実行します。
表領域内のセグメントが増えるに従い、使用可能な空き領域は減ります。使用可能な空き領域がなくなると、つまり、データ・ファイルが最大サイズに達した場合やディスク領域がない場合は、新しいセグメントの作成や既存のセグメントの拡張は失敗します。
注意: このメトリックは、ローカル管理永続表領域のみのデータを収集します。「表領域使用率(%) (一時)」メトリックは、一時表領域のデータを収集します。「表領域使用率(%) (UNDO)」メトリックは、UNDO表領域のデータを収集します。 |
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 30分ごと | 85 | 97 | 表領域[%name%]は[%value%パーセント]フル |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 30分ごと | 85 | 97 | 管理エージェントはアラート・メッセージを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
複数のしきい値
このメトリックでは、表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。独自に定義されたしきい値を持たないすべての表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
必要なメトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」ページにアクセスします。
データ・ソース
このメトリックのデータは、(TotalUsedSpace / MaximumSize) * 100の計算式(各変数の意味は次のとおり)で導出されます。
TotalUsedSpace: 表領域の合計使用済領域(MB)。
MaximumSize: 表領域の最大サイズ(MB)。最大サイズは、表領域のデータ・ファイルのループによって決まります。
データ・ソースの詳細は、sysman/admin/scriptsディレクトリ(Oracle 8iおよび9i用)にあるfullTbsp.pl PerlスクリプトまたはDBA_TABLESPACE_USAGE_METRICSディクショナリ・ビュー(Oracle 10g以降用)を参照してください。
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
別の表領域にセグメントを再配置して、この表領域内の空き領域を増やします。
その表領域でセグメント・アドバイザを実行します。
このカテゴリのメトリックでは、各表領域によって使用されている領域の量を調べます。使用済領域と使用可能な空き領域の量を比較すると、表領域がフルかどうかが判別できます。使用可能な空き領域には、データ・ファイルの最大サイズと使用可能なディスク領域が計上されます。つまり、データ・ファイルが拡張でき、拡張に使用できるディスク領域が十分にある場合、表領域にはフルのフラグが付けられません。
表領域内のセグメントが増えるに従い、使用可能な空き領域は減ります。使用可能な空き領域がなくなると、つまり、データ・ファイルが最大サイズに達した場合やディスク領域がない場合は、新しいセグメントの作成や既存のセグメントの拡張は失敗します。
このメトリックでは、各表領域の使用可能な空き領域の合計を調べます。このメトリックは、「使用可能な領域使用率(%)」メトリックが意味のない比較的大きな表領域を対象としています。使用可能な空き領域がしきい値引数で指定したサイズを下回ると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 表領域[%name%]には[%value%MB]の空きがあります |
複数のしきい値
このメトリックでは、表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。独自に定義されたしきい値を持たないすべての表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
必要なメトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」ページにアクセスします。
データ・ソース
このメトリックのデータは、MaximumSize - Total Used Spaceの計算式(各変数の意味は次のとおり)で導出されます。
TotalUsedSpace: 表領域の合計使用済領域(MB)
MaximumSize: 表領域の最大サイズ(MB)。最大サイズは、表領域のデータ・ファイルのループと、データ・ファイルが自動拡張された場合に表領域で使用可能になるディスク上のその他の空き領域によって決まります。
注意: データ・ソースの追加情報は、sysman/admin/scriptsディレクトリにあるfullTbsp.pl Perlスクリプトを参照してください。 |
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
別の表領域にセグメントを再配置して、この表領域内の空き領域を増やします。
その表領域でセグメント・アドバイザを実行します。
表領域内のセグメントが増えるに従い、使用可能な空き領域は減ります。使用可能な空き領域がなくなると、つまり、データ・ファイルが最大サイズに達した場合やディスク領域がない場合は、新しいセグメントの作成や既存のセグメントの拡張は失敗します。
このメトリックでは、各表領域の使用可能な領域使用率(%)を調べます。使用済領域の割合がしきい値引数で指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | 85 | 97 | 表領域[%name%]は[%value%パーセント]フル |
複数のしきい値
このメトリックでは、表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。独自のしきい値を定義していないすべての表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
必要なメトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」ページにアクセスします。
データ・ソース
このメトリックのデータは、Total Used Space / MaximumSize * 100の計算式(各変数の意味は次のとおり)で導出されます。
TotalUsedSpace: 表領域の合計使用済領域(MB)。
MaximumSize: 表領域の最大サイズ(MB)。最大サイズは、表領域のデータ・ファイルのループによって決まります。
注意: データ・ソースの追加情報は、sysman/admin/scriptsディレクトリにあるfullTbsp.pl Perlスクリプトを参照してください。 |
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
別の表領域にセグメントを再配置して、この表領域内の空き領域を増やします。
その表領域でセグメント・アドバイザを実行します。
このカテゴリのメトリックでは、各ローカル管理一時表領域によって使用されている領域の量を調べます。使用済領域と使用可能な空き領域の量を比較すると、表領域がフルかどうかが判別できます。使用可能な空き領域には、データ・ファイルの最大サイズと使用可能なディスク領域が計上されます。つまり、データ・ファイルが拡張でき、拡張に使用できるディスク領域が十分にある場合、表領域にはフルのフラグが付けられません。
注意: 一時表領域は、通常安定した方法で増えるのではなく、急激に使用量が増える可能性があります。このため、表領域の空き領域(MB) (一時)および表領域使用率(%) (一時)のしきい値が定義されません。これらのメトリックのしきい値を設定して不要なアラートを回避する場合に注意してください。 |
表領域内のセグメントが増えるに従い、使用可能な空き領域は減ります。使用可能な空き領域がない、つまり、データ・ファイルが最大サイズに達した場合やディスク領域がない場合は、新しいセグメントの作成や既存のセグメントの拡張は失敗します。
このメトリックでは、各一時表領域の使用可能な空き領域の合計を調べます。このメトリックは、「使用可能な領域使用率(%)」メトリックが意味のない比較的大きな一時表領域を対象としています。使用可能な空き領域がしきい値引数で指定したサイズを下回ると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 表領域[%name%]には[%value%MB]の空きがあります |
複数のしきい値
このメトリックでは、ローカル管理一時表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
独自に定義されたしきい値を持たないすべてのローカル管理一時表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
必要なメトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」ページにアクセスします。
データ・ソース
このメトリックのデータは、DBA_TABLESPACE_USAGE_METRICSデータ・ディクショナリ・ビューから取得されます。
空き領域(MB): TABLESPACE_SIZE (表領域の合計サイズ) - USED_SPACE (表領域によって使用される合計領域)
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
追加の一時表領域を作成します。
表領域内のセグメントが増えるに従い、使用可能な空き領域は減ります。使用可能な空き領域がない、つまり、データ・ファイルが最大サイズに達した場合やディスク領域がない場合は、新しいセグメントの作成や既存のセグメントの拡張は失敗します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | [%name%]は[%value% percent]フルです |
複数のしきい値
このメトリックでは、ローカル管理一時表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。独自に定義されたしきい値を持たないすべてのローカル管理一時表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
必要なメトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」ページにアクセスします。
データ・ソース
このメトリックのデータは、DBA_TABLESPACE_USAGE_METRICSデータ・ディクショナリ・ビューから取得されます。
使用率: 可能な最大表領域サイズのファンクションとして使用される領域の割合USED_PERCENT
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
追加の一時表領域を作成します。
このカテゴリのメトリックでは、各UNDO表領域によって使用されている領域の量を調べます。使用済領域と使用可能な空き領域の量を比較すると、表領域がフルかどうかが判別できます。使用可能な空き領域には、データ・ファイルの最大サイズと使用可能なディスク領域が計上されます。つまり、データ・ファイルが拡張でき、拡張に使用できるディスク領域が十分にある場合、表領域にはフルのフラグが付けられません。
注意: UNDO表領域は、通常安定した方法で増えるのではなく、急激に使用量が増える可能性があります。このため、表領域の空き領域(MB) (UNDO)および表領域使用率(%) (UNDO)のしきい値が定義されません。これらのメトリックのしきい値を設定して不要なアラートを回避する場合に注意してください。 |
表領域内のセグメントが増えるに従い、使用可能な空き領域は減ります。使用可能な空き領域がない、つまり、データ・ファイルが最大サイズに達した場合やディスク領域がない場合は、新しいセグメントの作成や既存のセグメントの拡張は失敗します。
このメトリックでは、各UNDO表領域の使用可能な空き領域の合計を調べます。このメトリックは、「使用可能な領域使用率(%)」メトリックが意味のない比較的大きなUNDO表領域を対象としています。使用可能な空き領域がしきい値引数で指定したサイズを下回ると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 表領域[%name%]には[%value%MB]の空きがあります |
複数のしきい値
このメトリックでは、UNDO表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
独自に定義されたしきい値を持たないすべてのUNDO表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
必要なメトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」ページにアクセスします。
データ・ソース
このメトリックのデータは、DBA_TABLESPACE_USAGE_METRICSデータ・ディクショナリ・ビューから取得されます。
空き領域(MB): TABLESPACE_SIZE (表領域の合計サイズ) - USED_SPACE (表領域によって使用される合計領域)
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
UNDOアドバイザ(自動UNDO管理)を使用して、サイズ指定のアドバイスを取得してUNDO表領域を管理します。
表領域内のセグメントが増えるに従い、使用可能な空き領域は減ります。使用可能な空き領域がなくなると、つまり、データ・ファイルが最大サイズに達した場合やディスク領域がない場合は、新しいセグメントの作成や既存のセグメントの拡張は失敗します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 30分ごと | 定義なし | 定義なし | 表領域[%name%]は[%value%パーセント]フル |
複数のしきい値
このメトリックでは、UNDO表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。独自に定義されたしきい値を持たないすべてのUNDO表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
必要なメトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」ページにアクセスします。
データ・ソース
このメトリックのデータは、DBA_TABLESPACE_USAGE_METRICSデータ・ディクショナリ・ビューから取得されます。
使用率: 可能な最大表領域サイズのファンクションとして使用される領域の割合USED_PERCENT
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
UNDOアドバイザ(自動UNDO管理)を使用して、サイズ指定のアドバイスを取得してUNDO表領域を管理します。
このカテゴリのメトリックでは、次のことを調べます。
表領域内のチャンクなしの最大領域。表領域内のどの表、索引、クラスタまたはロールバック・セグメントでも、追加エクステントを1つも割り当てることができないと、アラートが生成されます。
表領域で最大エクステント数に近づいているセグメントがあるかどうか。どのセグメントについても、最大エクステント数から既存エクステント数を引いた数が2未満になると、アラートが生成されます。
障害セグメントのある表領域からのみ、結果が返されます。
このメトリックは、最大エクステントの上限に近づいているセグメントを報告します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータは、表領域内でMaxExtentに近づいている最初の10セグメントの名前から導出されます。
ユーザーの処理
可能な場合は、セグメントのMAXEXTENTS記憶域パラメータの値を増やします。
不可能な場合は、より大きなエクステント・サイズでセグメントを再構築し、STORAGEパラメータでNEXT=INITIALとPCTINCREASE=0に指定することで、必ず1セグメント内のエクステントが同じサイズになるようにします。
直線的にスキャンされるセグメントには、各マルチブロック読取り時に読み取られたブロック数の倍数であるエクステント・サイズを選択します。これにより、Oracleのマルチブロック読取り機能が効率的に使用されることが保証されます。
このメトリックでは、最大エクステント数の上限に近づいているセグメントがないか調べます。セグメント数がしきい値引数で指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと | 0 | 定義なし | %name%表領域の%value%セグメントは最大エクステントに近づいています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。独自に定義されたしきい値を持たないすべての表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
必要なメトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」ページにアクセスします。
データ・ソース
このメトリックのデータは、最大エクステント数から既存エクステント数を引いた数が2未満のセグメント数を計算して導出されます。
データ・ソースの追加情報は、sysman/admin/scriptsディレクトリにあるproblemTbsp.pl Perlスクリプトを参照してください。
ユーザーの処理
可能な場合は、セグメントのMAXEXTENTS記憶域パラメータの値を増やします。
不可能な場合は、より大きなエクステント・サイズでセグメントを再構築し、ローカルで管理されている表領域を使用して、必ず1セグメント内のエクステントが同じサイズになるようにします。ディクショナリ管理表領域の場合は、STORAGEパラメータでNEXT=INITIALとPCTINCREASE=0に指定します。
このメトリックは、追加エクステントを割り当てられないセグメントを識別します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと |
データ・ソース
このメトリックのデータ・ソースは、表領域内で追加エクステントを割り当てられない最初の10セグメントの名前です。
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
このメトリックでは、追加エクステントを割り当てられないセグメントがないか調べます。セグメント数がしきい値引数で指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 24時間ごと | 0 | 定義なし | %name%表領域の%value%セグメントを拡張できません。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、表領域名オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。独自に定義されたしきい値を持たないすべての表領域に使用されるデフォルトの警告およびクリティカルのしきい値も設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの表領域名オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
「表領域名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、次の手順を実行します。
任意のターゲットのホームページ・メニューで、「監視」、「メトリックと収集設定」の順に選択します。「メトリックと収集設定」ページが表示されます。
必要なメトリックの鉛筆アイコンをクリックし、「詳細設定の編集」ページにアクセスします。
データ・ソース
表領域の最大のチャンク空き領域を調べた後は、追加エクステントを割り当てられないセグメントの数です。
データ・ソースの追加情報は、sysman/admin/scriptsディレクトリにあるproblemTbsp.pl Perlスクリプトを参照してください。
ユーザーの処理
次のいずれかを実行します。
既存データ・ファイルの1つに対する自動拡張の有効化、既存データ・ファイルの1つの手動によるサイズ変更、または新規データ・ファイルの追加により、表領域のサイズを増やします。
表領域に空き領域のフラグメンテーションの問題がある場合、表領域全体の再編成を検討します。
別の表領域にセグメントを再配置して、この表領域内の空き領域を増やします。
このカテゴリのメトリックは、一時ファイルの名前およびステータスを提供します。
このメトリックは、一時ファイルのステータスを示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
9i、10g、11g、12c | 30分ごと | OFFLINE | 定義なし | 一時ファイル%NAME%は%STATUS%です。 |
ユーザーの処理
Cloud Controlコンソールの「データファイル」ページから「オンラインに設定」アクションを選択して、オフラインの一時ファイルをオンラインに設定できます。
「データファイル」ページにアクセスするには、データベース・ターゲットのホームページから、「管理」、「記憶域」、「データファイル」の順に選択します。
このカテゴリのメトリックは、リソース使用率(またはスループット)を示します。
このメトリックは、ある時点での平均アクティブ・セッションを表します。実行中または待機中のセッションの数です。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
同期単一ブロック読取りの平均待機時間(ミリ秒単位)。同期単一ブロック読取りは、ストレージ・サブシステムのパフォーマンスを適度に正確に評価する方法です。長い待機時間は通常、高いI/Oリクエスト負荷が原因です。非常に高いCPU負荷も待機時間が長くなる原因となります。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 定義なし | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
データ・ソース
データのソースは、v$sysmetricビューです。
ユーザーの処理
最初に、ディスク障害、ネットワーク障害、HBA障害などのコンポーネント障害で、ストレージ・サブシステムが動作していないことを確認します。問題が見つからない場合は、ストレージ・サブシステムのアップグレードを検討します。
このメトリックは、1秒当たりのBGチェックポイントを示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
必要なアクションはサイト固有です。
追加の値の挿入のために、索引ブランチ・ブロックが分割された1秒当たりの回数。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
ブランチ・ノード分割/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
追加の値の挿入のために、索引ブランチ・ブロックが分割された1トランザクション当たりの回数。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
ブランチ・ノード分割/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、読取り一貫性(CR)ブロック作成のためにクローニングされた1秒当たりの現行ブロックの数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
作成済CRブロック/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、読取り一貫性(CR)ブロック作成のためにクローニングされた1トランザクション当たりの現行ブロックの数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
作成済CRブロック/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、ブロックで読取り一貫性を実行するために、ユーザー・プロセスでロールバック・エントリを適用した1秒当たりの回数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
変更一貫性/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、ブロックで読取り一貫性を実行するために、ユーザー・プロセスでロールバック・エントリを適用した1トランザクション当たりの回数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
変更一貫性/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、読取り一貫性が1ブロックに対してリクエストされた1秒当たりの回数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
整合性取得/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、読取り一貫性が1ブロックに対してリクエストされた1トランザクション当たりの回数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
整合性取得/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、読取り一貫性に1秒当たりに適用されたUNDOレコードの数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
読取り一貫性に対して変換済の現行ブロック/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりに適用された読取り一貫性UNDOレコード数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりのログオン数を示します。
このテストでは、サンプル期間中の1秒当たりに発生したログオン数を示します。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 100 | 定義なし | 累積ログオン率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 100 | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 累積ログオン率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
DeltaLogons / Seconds
DeltaLogons: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='logons cumulative'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
高いログオン率は、アプリケーションのデータベースへのアクセスが効率的でないことを示している可能性があります。データベース・ログオンは、負荷のかかる操作です。アプリケーションでSQLアクセスごとにログオンを実行していると、そのアプリケーションのパフォーマンスが低下するだけでなく、データベース上のその他のアプリケーションのパフォーマンスにも影響を及ぼします。高いログオン率がある場合は、ログオンを実行しているアプリケーションの特定を試み、そのセッションの接続をプール、再利用または共有できるようにアプリケーションを再設計できるかどうか確認します。
このメトリックは、サンプル期間中の1トランザクション当たりのログオン数を示します。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、1トランザクション当たりに発生したログオン数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 累積ログオン率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 累積ログオン率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
DeltaLogons/Transactions
DeltaLogons: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='logons cumulative'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
高いログオン率は、アプリケーションのデータベースへのアクセスが効率的でないことを示している可能性があります。データベース・ログオンは、負荷のかかる操作です。アプリケーションでSQLアクセスごとにログオンを実行していると、そのアプリケーションのパフォーマンスが低下するだけでなく、データベース上のその他のアプリケーションのパフォーマンスにも影響を及ぼします。高いログオン率がある場合は、ログオンを実行しているアプリケーションの特定を試み、そのセッションの接続をプール、再利用または共有できるようにアプリケーションを再設計できるかどうか確認します。
このメトリックは、SGA内のすべてのブロックに対して実行された更新または削除操作の一部である変更の、1秒当たりの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
データベース・ブロックの変更/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、SGA内のすべてのブロックに対して実行された更新または削除操作の一部である変更の、1トランザクション当たりの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
データベース・ブロックの変更/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、現行ブロックがリクエストされた1秒当たりの回数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
データベース・ブロックの取得/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、現行ブロックがリクエストされた1トランザクション当たりの回数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
データベース・ブロックの取得/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、データベース時間を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11g、12c | 定義なし | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10gR2、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
データ・ソース
該当なし。
ユーザーの処理
必要なアクションはサイト固有です。
このメトリックは、このサンプル期間中に、キャッシュをスキャンし、チェックポイント用にマークの付いたすべてのブロックを書き込むために、DBWnがリクエストされた1秒当たりの回数を示します。
データベース・ライター・プロセス(DBWn)では、バッファの内容をデータファイルに書き込みます。DBWnプロセスには、データベース・バッファ・キャッシュ内の変更された(使用済)バッファをディスクに書き込む役割があります。
データベース・バッファ・キャッシュ内のバッファには、変更されると使用済のマークが付けられます。DBWnプロセスの主な役割は、使用済のバッファをディスクに書き込み、バッファ・キャッシュをきれいに保つことです。ユーザー・プロセスがバッファを使用するに従い、空きバッファの数は減ります。空きバッファの数が低下しすぎると、ディスクから読み取ってキャッシュに入れる必要のあるユーザー・プロセスが空きバッファを見つけられません。DBWnは、ユーザー・プロセスが常に空きバッファを見つけられるように、バッファ・キャッシュを管理します。
Oracleサーバー・プロセスでは、バッファのしきい値のスキャン後に、きれいな再利用可能なバッファを見つけることができない場合、DBWnに書込みを指示します。空きバッファ作成のリクエストを受信すると、DBWnでは使用頻度が最も低い(LRU)バッファをディスクに書き込みます。使用頻度の最も低い使用済バッファをディスクに書き込むことにより、DBWnでは、最近使用されたバッファをメモリーに常駐させておく一方、空きバッファを見つけるパフォーマンスを向上させます。たとえば、頻繁にアクセスされる小さな表や索引の一部であるブロックがキャッシュに残されるため、ディスクから再度読み取る必要がありません。LRUアルゴリズムでは、アクセス頻度の高いブロックをバッファ・キャッシュに保持するため、バッファがディスクに書き込まれるときに、すぐに役立つと思われるデータが含まれる可能性はほとんどありません。
また、DBWnではバッファを定期的に書き込み、クラッシュからのリカバリまたはインスタンス・リカバリを開始する必要のあるREDOログ・ファイル内の位置である、チェックポイントを進めます。
このテストでは、DBWRがチェックポイントを進めるよう要求された回数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | DBWRチェックポイント率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | DBWRチェックポイント率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
DeltaCheckpoints/Seconds
DeltaCheckpoints: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='DBWR checkpoints'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
チェックポイントからDBWRに対して、変更済のバッファをすべてディスクに書き込むように指示がでます。この書込み操作は、変更済のバッファがDBWRプロセスによって空きのマークが付けられていない点で、空き作成リクエストと異なります。使用済バッファも、この時点でディスクに書き込まれ、解放される可能性があります。
書込みサイズは、db_block_checkpoint_batchパラメータにより指定します。書込みと、その後のチェックポイント完了までの待機に問題がある場合、チェックポイント完了イベントが、「待機時間」でソートした上位待機ページ、またはこの「イベント」ページの「待機中セッション」に表示されます。
データベースでチェックポイントの完了を頻繁に待機する場合は、select name, value, is default from v$parameter where name = db_block_checkpoint_batchでinit.oraパラメータdb_block_checkpoint_batchをチェックして、チェックポイントの間隔を長くすることが必要な場合があります。この値は、パラレル書込みを利用できるよう十分に大きく設定する必要があります。DBWRは、(db_files * db_file_simultaneous_writes)/2で計算された書込みバッチを使用します。write_batchは、次の2つの要素でも制限されます。
I/O数に対するポート固有の制限(コンパイル時間定数)。
SGA内のバッファ数の1/4
db_block_checkpoint_batchは、常にdb_block_write_batch以下です。チェックポイント・プロセスの有効化を検討することもできます。
このメトリックは、2つのバッファの交換時に、プロセスによって潜在的なデッドロックが検出され、再起動可能な内部エラーが発生した1秒当たりの回数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
エンキュー・デッドロック/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、2つのバッファの交換時に、プロセスによって潜在的なデッドロックが検出され、再起動可能な内部エラーが発生した1トランザクション当たりの回数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
エンキュー・デッドロック/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1秒当たりに取得された表ロックまたは行ロックの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
エンキュー・リクエスト/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりに取得された表ロックまたは行ロックの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
エンキュー・リクエスト/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、取得および変換の完了前にタイムアウトになった表ロックおよび行ロックの1秒当たりの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
エンキュー・タイムアウト/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、取得および変換の完了前にタイムアウトになった表ロックおよび行ロックの1トランザクション当たりの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
エンキュー・タイムアウト/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、エンキューの変換または取得中に、エンキュー取得の遅延のために発生した待機の1秒当たりの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
エンキュー待機/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、エンキューの変換または取得中に、取得の遅延のために発生した待機の1トランザクション当たりの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
エンキュー待機/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、サンプリング間隔中のSQLコマンド実行率を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10gR2、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
DeltaExecutions / Seconds
DeltaExecutions: 「select value from v$sysstat where name='execute count'」の、サンプル期間終了時と開始時の差分
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、対応する解析を必要としない文の実行の割合を示します。完全なシステムでは、すべての文を一度解析すると、解析済の文は解析しなおすことなく何度も実行されます。この割合は、文の全体的な実行率と比較して、アプリケーションで文の解析がどのくらいの頻度で行われているかを判定する指標となります。値が高いほど、よい状態です。
このテストでは、解析が不要な実行の割合を調べます。値がしきい値引数で指定したしきい値以下で、発生数が発生数パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 解析なしの実行は%value%%のみです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 解析なしの実行は%value%%のみです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
((DeltaExecuteCount - (DeltaParseCountTotal)) / DeltaExecuteCount) * 100
DeltaParseCountTotal: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='parse count (total)'の差
DeltaExecuteCount: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='execute count'の差
ユーザーの処理
解析に対する実行の割合が70%未満の場合は、アプリケーションで必要以上に文を解析している可能性があることを示しています。文の再解析は、たとえソフト解析であっても、以前にコンパイルした文をキャッシュ内で探す処理時間が必要なだけでなく、アプリケーションからデータベースまでのネットワーク・ラウンド・トリップが必要です。ネットワーク・ラウンド・トリップと不要な処理を減らすことにより、アプリケーションのパフォーマンスがよくなります。
「解析」でソートした「上位セッション」ページを使用して、データベース内で解析アクティビティの大部分の原因となっているセッションを特定します。これらのセッションから、アプリケーションを修正して、カーソルをより効率的に使用できるかどうかの確認を開始します。
このメトリックは、1秒当たりの高速全索引スキャン数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
高速全索引スキャン(フル)/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりの高速全索引スキャン数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
高速全索引スキャン(フル)/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりのハード解析数を示します。SQL文を共有プールにロードする必要がある場合、ハード解析が発生します。この場合、Oracleサーバーでは共有プールにメモリーを割り当て、文を解析する必要があります。
特定のSQLカーソルが解析されるたびに、この数は1つずつ増えます。SQLカーソルの解析の原因となるいくつかの操作があります。SQL文の解析では、カーソルの実行計画の生成時にオプティマイザにより評価される基本ステップに文を分解します。
このテストでは、まだキャッシュに存在しなかった文の解析数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ハード解析率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ハード解析率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
DeltaParses / Seconds
DeltaParses: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='parse count (hard)'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
過度に時間のかかる解析があると思われる場合は、SQL文を評価して、共有SQLプール・メモリーの使用を最適化し、文の不要な再解析を回避するために、変更可能な文を確認します。この種の問題は、一般にスペース、大/小文字、あるいは両方が違う類似のSQL文が書かれていることが原因で発生します。可能であれば、文で明示的に指定された定数ではなくバインド変数を使用することを検討してもかまいません。
「ハード解析」でソートした「上位セッション」ページには、最も多くのハード解析が発生しているセッションが表示されます。ハード解析は、サーバーで問合せを解析し、ライブラリ・キャッシュに問合せの完全一致が見つからない場合に発生します。ハード解析は、SQL文を効率的に共有することにより回避できます。問合せでリテラルのかわりにバインド変数を使用することは、共有を増やすための1つの方法です。
最も多いハード解析が発生しているセッションが表示されることで、このページではSQLのリライトの最有力候補であるアプリケーションまたはプログラムを特定できます。
また、共有SQLプール・メモリーの使用を最適化するために変更可能なSQL文を調べ、文の不要な再解析を回避します。この種の問題は、一般にスペース、大/小文字、あるいは両方が違う類似のSQL文が書かれていることが原因で発生します。可能であれば、文で明示的に指定された定数ではなくバインド変数を使用することを検討してもかまいません。
SHARED_POOL_SIZE初期化パラメータは、共有プールの合計サイズを制御します。SHARED_POOL_SIZEを増やして、新規リクエストに場所を空けるために共有プールからSQLリクエストをフラッシュする頻度を減らすことを検討します。
共有SQL領域に使用可能な追加メモリーを利用するには、セッションごとに許可されるカーソル数を増やすことも必要になる可能性があります。この制限は、初期化パラメータOPEN_CURSORSの値を増やすことで増加できます。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりのハード解析数を示します。SQL文を共有プールにロードする必要がある場合、ハード解析が発生します。この場合、Oracleサーバーでは共有プールにメモリーを割り当て、文を解析する必要があります。
特定のSQLカーソルが解析されるたびに、この数は1つずつ増えます。SQLカーソルの解析の原因となるいくつかの操作があります。SQL文の解析では、カーソルの実行計画の生成時にオプティマイザにより評価される基本ステップに文を分解します。この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、このサンプル期間中の1秒当たりのハード解析数をチェックします。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ハード解析率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ハード解析率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 演算子 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | > | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、次の計算式から導出されます。
DeltaParses/Transactions
DeltaParses: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='parse count (hard)'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
過度に時間のかかる解析があると思われる場合は、SQL文を評価して、共有SQLプール・メモリーの使用を最適化し、文の不要な再解析を回避するために、変更可能な文を確認します。この種の問題は、一般にスペース、大/小文字、あるいは両方が違う類似のSQL文が書かれていることが原因で発生します。可能であれば、文で明示的に指定された定数ではなくバインド変数を使用することを検討してもかまいません。
「ハード解析」でソートした「上位セッション」ページには、最も多くのハード解析が発生しているセッションが表示されます。ハード解析は、サーバーで問合せを解析し、ライブラリ・キャッシュに問合せの完全一致が見つからない場合に発生します。ハード解析は、SQL文を効率的に共有することにより回避できます。問合せでリテラルのかわりにバインド変数を使用することは、共有を増やすための1つの方法です。
最も多いハード解析が発生しているセッションが表示されることで、このページではSQLのリライトの最有力候補であるアプリケーションまたはプログラムを特定できます。
また、共有SQLプール・メモリーの使用を最適化するために変更可能なSQL文を調べ、文の不要な再解析を回避します。この種の問題は、一般にスペース、大/小文字、あるいは両方が違う類似のSQL文が書かれていることが原因で発生します。可能であれば、文で明示的に指定された定数ではなくバインド変数を使用することを検討してもかまいません。
SHARED_POOL_SIZE初期化パラメータは、共有プールの合計サイズを制御します。SHARED_POOL_SIZEを増やして、新規リクエストに場所を空けるために共有プールからSQLリクエストをフラッシュする頻度を減らすことを検討します。
共有SQL領域に使用可能な追加メモリーを利用するには、セッションごとに許可されるカーソル数を増やすことも必要になる可能性があります。この制限は、初期化パラメータOPEN_CURSORSの値を増やすことで増加できます。
読取りと書込みの両方の、1秒当たりのデータベースの合計I/Oスループット(MB単位)。値が非常に大きいと、データベースが大容量のI/Oデータを生成していることを示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 定義なし | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
データ・ソース
データのソースは、v$sysmetricビューです。
ユーザーの処理
高いI/Oスループット値は、それ自体問題ではありません。ただし、長いI/O待機時間(同期単一ブロック読取りの待機時間など)がパフォーマンス問題の原因となっている場合は、合計I/Oスループットの軽減が役立つことがあります。I/Oスループットのソースは、コンポーネントまたはリソース・コンシューマ・グループによるブレークダウンを表示して調べることができます。
このメトリックは、データベースのI/O読取りおよび書込みリクエストの合計率を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 定義なし | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
データ・ソース
データのソースは、v$sysmetricビューです。
ユーザーの処理
高いI/Oリクエスト率は、それ自体問題ではありません。ただし、長いI/O待機時間(同期単一ブロック読取りの待機時間など)がパフォーマンス問題の原因となっている場合は、合計I/Oリクエスト率の軽減が役立つことがあります。I/Oリクエストのソースは、コンポーネントまたはリソース・コンシューマ・グループによるブレークダウンを表示して調べることができます。
追加の値の挿入のために、索引リーフ・ノードが分割された1秒当たりの回数。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
リーフ・ノード分割/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、追加の値の挿入のために、索引リーフ・ノードが分割された1トランザクション当たりの回数を報告します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
リーフ・ノード分割/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、SQL*Netレイヤーを介してデータベースで送受信されるバイトの合計数を示します。
このテストでは、ネットワークの1秒当たりの読取り/書込みを調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | SQL*Net経由で転送されたバイトは%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | SQL*Net経由で転送されたバイトは%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(DeltaBytesFromClient+DeltaBytesFromDblink+DeltaBytesToClient+DeltaBytesToDblink) / Seconds
DeltaBytesFromClient: サンプル期間の終了時と開始時のselect s.value from v$sysstat s, visitation n where n.name='bytes received via SQL*Net from client' and n.statistic#=s.statistic#の差
DeltaBytesFromClient: 「select s.value from v$sysstat s, v$statname n where n.name='bytes received via SQL*Net from dblink' and n.statistic#=s.statistic#」の、サンプル期間終了時と開始時の差分
DeltaBytesFromClient: 「select s.value from v$sysstat s, v$statname n where n.name='bytes sent via SQL*Net to client' and n.statistic#=s.statistic#」の、サンプル期間終了時と開始時の差分
DeltaBytesFromClient: 「select s.value from v$sysstat s, v$statname n where n.name='bytes sent via SQL*Net to dblink' and n.statistic#=s.statistic#」の、サンプル期間終了時と開始時の差分
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
このメトリックは、データベースで送受信されるネットワーク通信量を示します。この数値は、特定のデータベース関連のネットワーク通信量を把握するために、これまでのレベルを比較するときにのみ役立ちます。
このメトリックは、このサンプル期間中に実行されたコミットおよびロールバックの合計数を示します。
このテストでは、サンプル期間中に実行されたコミットおよびロールバックの数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | トランザクション率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | トランザクション率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaCommits + DeltaRollbacks
DeltaCommits: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='user commits'の差
DeltaRollbacks: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='user rollbacks'の差
ユーザーの処理
この統計値は、データベース内でどれだけの作業が実行されているかを示します。トランザクション率の急上昇は、必ずしも悪い状態とはかぎりません。レスポンス時間が正常に近いままならば、システムによりその追加の負荷が処理可能なことを意味しています。実際には、トランザクション率の低下やレスポンス時間の増加は、問題の指標と考えられます。アプリケーションに応じて、トランザクションの負荷は1日の異なる時間帯で大きく変化します。
このメトリックは、1秒当たりのオープン・カーソルの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
累積オープン・カーソル/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりのオープン・カーソルの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
累積オープン・カーソル/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1秒当たりの解析の合計失敗数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
解析数(失敗)/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりの解析の合計失敗数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
解析数(失敗)/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、このサンプル期間中の1秒当たりのディスクからのデータ・ブロック読取り数を示します。ユーザーがSQL問合せを実行すると、Oracleでは、まずデータベース・バッファ・キャッシュ(メモリー)からデータの取得を試み、まだメモリーにない場合は、ディスクを検索します。ディスクからのデータ・ブロックの読取りは、メモリーからのデータ・ブロックの読取りよりはるかに非効率的です。Oracleでは、メモリー使用率を常に最大にすることを目標としています。
このテストでは、ディスクから読み取られる1秒当たりのデータ・ブロック数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 物理読取りは%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 物理読取りは%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaPhysicalReads/Seconds
DeltaPhysicalReads: サンプル期間の終了時と開始時のselect s.value from v$sysstat s, v$statname n where n.name='physical reads' and n.statistic#=s.statistic#の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
ブロック読取りは避けられないため、不要なI/Oを最小限に抑えることを目標にする必要があります。これは、優れたアプリケーション設計と、効率的な実行計画により最良の結果が得られます。実行計画の変更が、パフォーマンスに大きな変化をもたらす可能性があります。システム・レベルでの微調整では、通常パフォーマンスはあまり改善しません。
物理読取りの原因となっているセッションを特定するために、セッションごとにI/Oを表示するには、「物理読取り」でソートした「上位セッション」ページに移動する必要があります。この方法により、問題のセッションを特定し、それらの現行のSQL文までドリルダウンして、そこからチューニングできます。
物理読取りの最大の部分の原因となっているSQLを特定するために、「物理読取り」でソートした「上位SQL」ページに移動します。このページでは、I/Oアクティビティの原因となっているSQL文をすぐに特定できます。このページから、そのSQL文の全文を表示できます。
問題のSQLを特定する2つの方法の違いは、「上位セッション」ページには、その時点で最も多くの物理読取りを実行しているセッションが表示される点です。「上位SQL」ページには、SQLキャッシュ内に残っている文で、存続期間中に最も多くのI/Oを実行したSQL文が表示されます。「上位SQL」ページには、現在実行されていないSQL文が表示される可能性があります。
SQL文が適切にチューニングおよび最適化されている場合は、次の提案を検討してください。より大きなバッファ・キャッシュが役立つことがあります。これは、DB_BLOCK_BUFFERSの値を実際に増やしてテストします。DB_BLOCK_LRU_EXTENDED_STATISTICSは、他のパフォーマンスの問題を発生させることがあるため使用しません。システムで追加のページングまたはスワッピングを発生させる可能性がある場合は、SGAサイズを増やさないでください。
あまり目立たないが、I/Oレートに影響を及ぼす可能性のある問題は、データが物理的にクラスタ化される際の適切さです。たとえば、索引スキャンにより、列が2つの値の間にある表から、頻繁に行をフェッチすると想定します。各索引ブロックに100行ある場合は、次のような2つの極端な状態になります。1. 表の各行が別の物理ブロック内にあります(各索引ブロックに対して100ブロックを読み取る必要があります)。2. 表の行がすべて少数の隣接ブロック内にあります(各索引ブロックに対して読み取る必要のあるブロックの数はわずかです)。
データの事前ソートまたは再編成により、深刻な状況でもこの問題を改善できます。
このメトリックは、サンプル期間中の1トランザクション当たりのディスク読取り数を示します。ユーザーがSQL問合せを実行すると、Oracleでは、まずデータベース・バッファ・キャッシュ(メモリー)からデータの取得を試み、まだメモリーにない場合は、ディスクに移動します。ディスクからのデータ・ブロックの読取りは、メモリーからのデータ・ブロックの読取りよりはるかに負荷がかかります。Oracleでは、メモリー使用率を常に最大にすることを目標としています。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、ディスクから読み取られる1トランザクション当たりのデータ・ブロック数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 物理読取りは%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 物理読取りは%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaReads/Transactions
DeltaReads: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='physical reads'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
ブロック読取りは避けられないため、不要なI/Oを最小限に抑えることを目標にする必要があります。これは、優れたアプリケーション設計と、効率的な実行計画により最良の結果が得られます。実行計画の変更が、パフォーマンスに大きな変化をもたらす可能性があります。システム・レベルでの微調整では、通常パフォーマンスはあまり改善しません。
物理読取りの最大の部分の原因となっているSQLを特定するために、「物理読取り」でソートした「上位SQL」ページに移動します。このページでは、I/Oアクティビティの原因となっているSQL文をすぐに確認できます。このページから、そのSQL文の全文を表示できます。
物理読取りの原因となっているセッションを特定するために、セッションごとにI/Oを表示するには、「物理読取り」でソートした「上位セッション」ページに移動します。この方法により、問題のセッションを特定し、それらの現行のSQL文までドリルダウンして、チューニングできます。
SQL文が適切にチューニングおよび最適化されている場合は、次の提案が役立つことがあります。より大きなバッファ・キャッシュが役立つことがあります。これは、DB_BLOCK_BUFFERSの値を実際に増やし、DB_BLOCK_LRU_EXTENDED_STATISTICSを使用せずにテストします。システムで追加のページングまたはスワッピングを発生させる可能性がある場合は、SGAサイズを増やさないでください。
あまり目立たないが、I/Oレートに影響を及ぼす可能性のある問題は、データが物理的にクラスタ化される際の適切さです。たとえば、索引スキャンにより、列が2つの値の間にある表から、頻繁に行をフェッチすると想定します。各索引ブロックに100行ある場合、次の両極端の状態になります。1.表の各行が異なる物理ブロックにあります(索引ブロックごとに、100ブロックの読取りが必要)。2.表の行が、すべて少数の隣接ブロックにあります(索引ブロックごとに、一部のブロックの読取りが必要)。
データの事前ソートまたは再編成により、深刻な状況でもこの問題に取り組むのに役立ちます。
このメトリックは、1秒当たりの直接物理読取り数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
直接物理読取り/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりの直接物理読取り数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
直接物理読取り/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1秒当たりの直接ラージ・オブジェクト(LOB)物理読取り数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
直接物理読取り(LOB)/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりの直接ラージ・オブジェクト(LOB)物理読取り数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
直接物理読取り(LOB)/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりのディスク書込み数を示します。この統計値は、DBWRによりキャッシュ内のSGAバッファからディスクに書き込まれたデータベース・ブロックの率と、直接書込みを実行するプロセスによりPGAから書き込まれたデータベース・ブロックの率を示します。
このテストでは、ディスクに書き込まれた1秒当たりのデータ・ブロック数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 物理書込みは%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 物理書込みは%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaWrites/Seconds
DeltaWrites: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='physical writes'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
この統計値は、DBWR書込みと直接書込みをセッションごとに示すため、書込みアクティビティが実際にどこで発生しているかを確認するには、物理書込みを直接表示する必要があります。直接物理書込み値が書込みの大部分を占める場合、一時表領域におそらく多くのソートまたは書込みがあります。
書込みの大部分が直接ではない場合、それらはDBWR書込みプロセスにより実行されています。これは、ログ・ライターまたはREDOの待機が、イベント待機中のセッションのページか、「待機時間」でソートした上位待機ページに表示されている場合のみ、問題になります。
このメトリックは、サンプル期間中の1トランザクション当たりのディスク書込み数を示します。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、ディスクに書き込まれる1トランザクション当たりのデータ・ブロック数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 物理書込みは%value% /トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 物理書込みは%value% /トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
DeltaWrites/Transactions
DeltaWrites: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='physical writes'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
この統計値は、DBWR書込みと直接書込みをセッションごとに示すため、書込みアクティビティが実際にどこで発生しているかを確認するには、物理書込みを直接表示する必要があります。直接物理書込み値が書込みの大部分を占める場合、一時表領域におそらく多くのソートまたは書込みが発生しています。
書込みの大部分が直接ではない場合、それらはDBWR書込みプロセスにより実行されています。これは通常、ログ・ライターまたはREDOの待機が、イベント待機中のセッションのページか、「待機時間」でソートした上位待機ページに表示されている場合のみ、問題になります。
このメトリックは、1秒当たりの直接物理書込み数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
直接物理書込み/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」からADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりの直接物理書込み数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
直接物理書込み/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1秒当たりの直接ラージ・オブジェクト(LOB)物理書込み数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
直接物理書込み(LOB)/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりの直接ラージ・オブジェクト(LOB)物理書込み数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
直接物理書込み(LOB)/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりの再帰コール数を示します。
ユーザーが発行したSQL文を実行するために、Oracleサーバーで追加文の発行が必要になる場合があります。そのような文は、再帰コールまたは再帰的SQL文と呼ばれます。たとえば、行を保持する十分な領域がない表に行を挿入した場合、Oracleサーバーでは、ディクショナリ管理表領域が使用されていれば、再帰コールを作成して、動的に領域を割り当てます。次の場合には、再帰コールも生成されます。
データ・ディクショナリ情報がデータ・ディクショナリ・キャッシュになく、ディスクから取得する必要がある場合
データベース・トリガーの起動中
DDL文の実行中
ストアド・プロシージャ、ファンクション、パッケージおよび無名PL/SQLブロック内でのSQL文の実行中
参照整合性制約の実行中
このテストでは、1秒当たりの再帰SQLコールの数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 再帰コール率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 再帰コール率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaRecursiveCalls/Seconds
DeltaRecursiveCalls: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='recursive calls'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
アプリケーションの実行中に、Oracleサーバーで過度の再帰コールが作成されていると思われる場合、これらの再帰コールの原因となっているアクティビティを特定します。再帰コールが動的拡張に起因していることを確認したら、より大きなエクステントを割り当てることで拡張の頻度を減らすか、Oracle8iを使用している場合には、ローカルで管理される表領域を利用することを検討します。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりの再帰コール数を示します。
ユーザーが発行したSQL文を実行するために、Oracleサーバーで追加文の発行が必要になる場合があります。そのような文は、再帰コールまたは再帰的SQL文と呼ばれます。たとえば、行を保持する十分な領域がない表に行を挿入した場合、Oracleサーバーでは、ディクショナリ管理表領域が使用されていれば、再帰コールを作成して、動的に領域を割り当てます。次の場合には、再帰コールも生成されます。
データ・ディクショナリ情報がデータ・ディクショナリ・キャッシュになく、ディスクから取得する必要がある場合
データベース・トリガーの起動中
DDL文の実行中
ストアド・プロシージャ、ファンクション、パッケージおよび無名PL/SQLブロック内でのSQL文の実行中
参照整合性制約の実行中
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、内部表に対する変更という結果になるコールの数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 再帰コール率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 再帰率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaRecursiveCalls/Transactions
DeltaRecursiveCalls: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='recursive calls'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
アプリケーションの実行中に、Oracleサーバーで過度の再帰コールが作成されていると思われる場合、これらの再帰コールの原因となっているアクティビティを特定します。再帰コールが動的拡張に起因していることを確認したら、より大きなエクステントを割り当てることで拡張の頻度を減らすか、Oracle8iを使用している場合には、ローカルで管理される表領域を利用することを検討します。
このメトリックは、サンプル期間中に生成された1秒当たりのREDOの量をバイトで示します。
REDOログ・バッファは、データベースに加えられた変更についての情報を保持するSGA内の循環バッファです。この情報はREDOエントリに格納されています。REDOエントリには、INSERT、UPDATE、DELETE、CREATE、ALTERまたはDROP操作によりデータベースに加えられた変更の再構築または再実行に必要な情報が含まれています。REDOエントリは、必要に応じて、データベース・リカバリに使用できます。
このテストでは、1秒当たりに生成されたバイト単位のREDOの量を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | REDOの生成は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | REDOの生成は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaRedoSize/Seconds
DeltaRedoSize: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='redo size'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
LOG_BUFFER初期化パラメータにより、REDOエントリをREDOログ・ファイルにバッファリングするときに使用されるメモリー量が決まります。
待機が問題ならば、LOG_BUFFER初期化パラメータを増やして、REDOログ・バッファのサイズを拡張することを検討します。REDOログ・エントリには、データベース・ブロック・バッファに加えられた変更の記録が含まれています。ログ・ライター・プロセス(LGWR)では、REDOログ・エントリをログ・バッファからREDOログに書き込みます。REDOログ・バッファは、REDOログへのアクセスが多いときでも、ログ・バッファに新規エントリ用の領域があるように、サイズを設定する必要があります。
このメトリックは、サンプル期間中に生成された1トランザクション当たりのREDOの量をバイトで示します。
REDOログ・バッファは、データベースに加えられた変更についての情報を保持するSGA内の循環バッファです。この情報はREDOエントリに格納されています。REDOエントリには、INSERT、UPDATE、DELETE、CREATE、ALTERまたはDROP操作によりデータベースに加えられた変更の再構築または再実行に必要な情報が含まれています。REDOエントリは、必要に応じて、データベース・リカバリに使用されます。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、1トランザクション当たりに生成されたバイト単位のREDOの量を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | REDOの生成は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | REDOの生成は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaRedoSize/DeltaTransactions
DeltaRedoSize: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='redo size'の差
Transactions: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name = 'user commits'の差
ユーザーの処理
LOG_BUFFER初期化パラメータにより、REDOエントリをREDOログ・ファイルにバッファリングするときに使用されるメモリー量が決まります。
待機が問題ならば、LOG_BUFFER初期化パラメータを増やして、REDOログ・バッファのサイズを拡張することを検討します。REDOログ・エントリには、データベース・ブロック・バッファに加えられた変更の記録が含まれています。ログ・ライター・プロセス(LGWR)では、REDOログ・エントリをログ・バッファからREDOログに書き込みます。REDOログ・バッファは、REDOログへのアクセスが多いときでも、ログ・バッファに新規エントリ用の領域があるように、サイズを設定する必要があります。
このメトリックは、このサンプル期間中の1秒当たりのREDO書込み操作数を示します。
REDOログ・バッファは、データベースに加えられた変更についての情報を保持するSGA内の循環バッファです。この情報はREDOエントリに格納されています。REDOエントリには、INSERT、UPDATE、DELETE、CREATE、ALTERまたはDROP操作によりデータベースに加えられた変更の再構築または再実行に必要な情報が含まれています。REDOエントリは、必要に応じて、データベース・リカバリに使用できます。
ログ・ライター・プロセス(LGWR)では、REDOログ・バッファ管理(ディスク上のREDOログ・ファイルへのREDOログ・バッファの書込み)を行います。
このテストでは、LGWRによるREDOログ・ファイルへの1秒当たりの書込み数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | REDO書込み率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | REDO書込み率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaRedoWrites/Seconds
DeltaRedoWrites: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='redo writes'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
LOG_BUFFER初期化パラメータにより、REDOエントリをREDOログ・ファイルにバッファリングするときに使用されるメモリー量が決まります。
待機が問題ならば、LOG_BUFFER初期化パラメータを増やして、REDOログ・バッファのサイズを拡張することを検討します。REDOログ・エントリには、データベース・ブロック・バッファに加えられた変更の記録が含まれています。ログ・ライター・プロセス(LGWR)では、REDOログ・エントリをログ・バッファからREDOログに書き込みます。REDOログ・バッファは、REDOログへのアクセスが多いときでも、ログ・バッファに新規エントリ用の領域があるように、サイズを設定する必要があります。
このメトリックは、このサンプル期間中の1秒当たりのREDO書込み操作の回数を表します。
REDOログ・バッファは、データベースに加えられた変更についての情報を保持するSGA内の循環バッファです。この情報はREDOエントリに格納されています。REDOエントリには、INSERT、UPDATE、DELETE、CREATE、ALTERまたはDROP操作によりデータベースに加えられた変更の再構築または再実行に必要な情報が含まれています。REDOエントリは、必要に応じて、データベース・リカバリに使用されます。
ログ・ライター・プロセス(LGWR)では、REDOログ・バッファ管理(ディスク上のREDOログ・ファイルへのREDOログ・バッファの書込み)を行います。
このテストでは、LGWRによるREDOログ・ファイルへの1トランザクション当たりの書込み数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | REDO書込み率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | REDO書込み率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaRedoWrites/(DeltaCommits+DeltaRollbacks)
DeltaRedoWrites: サンプル期間の終了時と開始時のselect s.value from v$sysstat s, v$statname n where n.name='redo writes' and n.statistic#=s.statistic#の差
DeltaCommits: サンプル期間の終了時と開始時のselect s.value from v$sysstat s, v$statname n where n.name='user commits' and n.statistic#=s.statistic#の差
DeltaRollbacks: サンプル期間の終了時と開始時のselect s.value from v$sysstat s, v$statname n where n.name='user commits' and n.statistic#=s.statistic#の差
ユーザーの処理
LOG_BUFFER初期化パラメータにより、REDOエントリをREDOログ・ファイルにバッファリングするときに使用されるメモリー量が決まります。
待機が問題ならば、LOG_BUFFER初期化パラメータを増やして、REDOログ・バッファのサイズを拡張することを検討します。REDOログ・エントリには、データベース・ブロック・バッファに加えられた変更の記録が含まれています。ログ・ライター・プロセス(LGWR)では、REDOログ・エントリをログ・バッファからREDOログに書き込みます。REDOログ・バッファは、REDOログへのアクセスが多いときでも、ログ・バッファに新規エントリ用の領域があるように、サイズを設定する必要があります。
このメトリックは、このサンプル期間中の1ソート当たりの平均行数を示します。
このテストでは、サンプル期間中の1ソート当たりの平均行数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 平均ソート・サイズは%value%行です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 平均ソート・サイズは%value%行です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(DeltaSortRows/(DeltaDiskSorts + DeltaMemorySorts)) * 100
DeltaSortRows: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='sorts (rows)'の差
DeltaMemorySorts: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='sorts (memory)'の差
DeltaDiskSorts: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='sorts (disk)'の差
ユーザーの処理
この統計値は、1ソート当たりに処理されている平均行数を示します。そのサイズは、データベースのソート・サイズに関する情報を提供します。これは、SORT_AREA_SIZEを適切に指定するのに役立ちます。1ソート当たりの行数が多い場合、最も多くのソートを実行しているセッションとSQL文を調べ、これらのSQL文をチューニングして、ソート・サンプル・セットのサイズを縮小できないか確認する必要があります。
最も多くのソートを実行しているセッションを特定することで、さらにそれらのセッションで実行されているSQLを特定できます。データベースのソート領域のサイズが正しく設定されていて、アプリケーションのSQLが不要あるいは過剰なソートを実行している可能性があります。最も多くのソートを実行しているセッションは、「ディスク・ソート」でソートした「上位セッション」ページに表示されます。
「現行のSQL」ページで最も多くのディスク・ソートを実行しているセッションをさらにドリルダウンすると、ディスク・ソートの原因であるSQL文が表示されます。
ソート数でソートした場合の上位SQLのページには、キャッシュ内のSQL文をソート操作数でソートされた順序で高速に表示するメカニズムがあります。これは、現在のセッションのソートを表示する別の方法です。SQL文を介してソート・アクティビィを表示し、その文のすべての実行の累積統計を含めることができます。
ディスク上で過剰なソートが実行されており、問合せが正しい場合は、SORT_AREA_SIZE初期化パラメータの値を増やして、ソート領域のサイズを拡張することを検討します。ソート領域を広げると、Oracleサーバーではメモリーでソートを維持でき、現行のソート領域サイズを使用して同等の量の作業を実行するために必要なI/O操作の数が削減されます。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりの長い表スキャン数を示します。表がキャッシュされていない場合や、その最大値が5ブロックを超えている場合、表は長いとみなされます。
このテストでは、1秒当たりの長い表スキャンを調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 長い表スキャンの率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 長い表スキャンの率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaScans/Seconds
DeltaScans: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='table scans (long tables)'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
表スキャンとは、問合せに応じるために、表全体がレコードごとにスキャンされることです。バッファ・キャッシュへの読取りや保存が簡単にできる小さな表の場合には便利です。しかし、大きな表の場合は、多数の物理読取りが必要になり、その他の必要なバッファがキャッシュから消去される可能性があります。物理読取り数と論理読取り数が多いSQL文は、表スキャンの候補です。これらのSQL文は、「物理読取り」でソートした「上位SQL」ページか、「物理読取り」でソートした「上位セッション」ページで、セッションの現行SQLまでドリルダウンすることにより特定できます。
このメトリックは、サンプル期間中の1トランザクション当たりの長い表スキャン数を示します。表がキャッシュされていない場合や、その最大値が5ブロックを超えている場合、表は長いとみなされます。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、1トランザクション当たりの長い表スキャンの数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 長い表スキャンの率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 長い表スキャンの率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaScans/Transactions
DeltaScans: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='table scans (long tables)'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
表スキャンとは、問合せに応じるために、表全体がレコードごとにスキャンされることです。バッファ・キャッシュへの読取りや保存が簡単にできる小さな表の場合には便利です。しかし、大きな表の場合は、多数の物理読取りが必要になり、その他の必要なバッファがキャッシュから消去される可能性があります。物理読取り数と論理読取り数が多いSQL文は、表スキャンの候補です。これらのSQL文は、「物理読取り」でソートした「上位SQL」ページか、「物理読取り」でソートした「上位セッション」ページで、セッションの現行SQLまでドリルダウンすることにより特定できます。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりの論理読取り数を示します。論理読取りとは、SGAからのデータ・ブロックの読取りリクエストです。論理読取りは、リクエストされたブロックがバッファ・キャッシュにない場合、結果的に物理読取りになることがあります。
このテストでは、1秒当たりの論理(DBブロック取得+一貫性読取り)読取りを調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | セッション論理読取りは%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | セッション論理読取りは%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
LogicalReads/Seconds
LogicalReads: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='session logical reads'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
過剰な論理読取りは、たとえ結果的に物理読取りにならなくても、パフォーマンス・チューニングが必要と考えられる領域を示している可能性があります。通常、この統計の大きな値は、全表スキャンが実行されていることを示します。最も多くの論理読取り(バッファ読取り)を実行しているSQLを特定するには、「バッファ読取り」でソートした「上位SQL」ページを使用します。これにより、論理読取りの大部分の原因となっているSQLがすぐに特定されます。ドリルダウンにより、これらのSQLをさらに詳しく調べることができます。これらのSQL文をチューニングすると、バッファ・キャッシュ・アクセスが減ります。
このメトリックは、サンプル期間中の1トランザクション当たりの論理読取り数を示します。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、1トランザクション当たりの論理(DBブロック取得+一貫性読取り)読取りを調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | セッション論理読取りは%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | セッション論理読取りは%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaReads/Transactions
DeltaReads: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='session logical reads'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
過剰な論理読取りは、たとえ結果的に物理読取りにならなくても、パフォーマンス・チューニングが必要と考えられる領域を示している可能性があります。通常、この統計の大きな値は、全表スキャンが実行されていることを示します。最も多くの論理読取り(バッファ読取り)を実行しているSQLを特定するには、「バッファ読取り」でソートした「上位SQL」ページを使用します。これにより、論理読取りの大部分の原因となっているSQLがすぐに特定されます。
Oracleサーバーにより共有プールにSQL文がないか調べられ、再使用可能なバージョンの文が見つかった場合に、ソフト解析が記録されます。
このメトリックは、カーソルがすでにカーソル・キャッシュにある解析要求を、合計解析数と比較した割合を示します。この割合は、アプリケーションが、キャッシュにない文のハード解析と比べて、すでにキャッシュにある文を解析する頻度についての指標となります。
このテストでは、解析リクエスト全体に対するソフト解析リクエストの割合を調べます。値がしきい値引数で指定したしきい値以下で、発生数が発生数パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ソフト解析されるのは%value%%のみです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ソフト解析されるのは%value%%のみです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
((DeltaParseCountTotal - DeltaParseCountHard) / DeltaParseCountTotal) * 100
DeltaParseCountTotal: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='parse count (total)'の差
DeltaParseCountHard: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='parse count (hard)'の差
ユーザーの処理
ソフト解析のリソース消費はハード解析より少ないため、この項目の値は大きいほどよいということになります。しかし、ソフト解析が多いのは、アプリケーションでSQLが効率的に使用されていないことを示しています。文の再解析は、たとえソフト解析であっても、以前にコンパイルした文をキャッシュ内で探す処理時間が必要なだけでなく、アプリケーションからデータベースまでのネットワーク・ラウンド・トリップが必要です。ネットワーク・ラウンド・トリップと不要な処理を減らすことにより、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。
このメトリック値が80%を下回った場合、「ハード解析」でソートした「上位セッション」ページを調べる必要があります。このページには、現在最も多くのハード解析を実行しているセッションのリストが表示されます。これらのセッションとそこで実行されているSQL文から、どのアプリケーションおよび対応するSQL文が非効率的に使用されているかがわかります。
メトリックが現在高い値を示している場合、負荷の大きなハード解析は発生していませんが、アプリケーションは、ソフト解析の量を減らすことにより、さらにチューニングできます。「解析」でソートした「上位SQL」ページに移動し、最も多く解析が実行されているSQL文を特定します。これにより、不必要に再解析が実行されているSQLをすぐに特定できます。まずこれらの文に、カーソルが一度オープンされると、何回も実行やフェッチが行われるような、アプリケーション・ロジックの変更が可能か調べます。
このメトリックは、このサンプル期間中の1秒当たりのディスクに対するソート数を示します。最良のパフォーマンスの場合、ディスクに対するソートは実行するには負荷が大きいため、ほとんどのソートがメモリー内で行われます。ソート領域が小さすぎると、ソート操作中に、余分なソートの実行が必要になります。その結果、CPUおよびI/Oリソースの消費が増えます。
このテストでは、ディスクに対して実行される1秒当たりのソート数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ディスクへのソートの率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ディスクへのソートの率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaDiskSorts/Seconds
DeltaDiskSorts: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='sorts (disk)'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
最も多くのソートを実行しているセッションを特定することで、さらにそれらのセッションで実行されているSQLを特定できます。データベースのソート領域のサイズが正しく設定されていて、アプリケーションのSQLが不要または過剰なソートを実行している可能性があります。最も多くのソートを実行しているセッションは、「ディスク・ソート」でソートした「上位セッション」ページに表示されます。
「現行のSQL」ページで最も多くのディスク・ソートを実行しているセッションをさらにドリルダウンすると、ディスク・ソートの原因であるSQL文が表示されます。
「ソート」でソートした「上位SQL」ページは、キャッシュ内のSQL文を、それらのソート操作数によるソート順で素早く表示する仕組みになっています。これは、現行セッションのソートの表示にかわる方法で、SQL文によるソート・アクティビティを表示でき、その文の全実行に関する累積統計が含まれます。
ディスク上で過剰なソートが実行されており、問合せが正しい場合は、SORT_AREA_SIZE初期化パラメータの値を増やして、ソート領域のサイズを拡張することを検討します。ソート領域を広げると、Oracleサーバーではメモリーでソートを維持でき、現行のソート領域サイズを使用して同等の量の作業を実行するために必要なI/O操作の数が削減されます。
このメトリックは、このサンプル期間中の1トランザクション当たりのディスクに対するソート数を示します。最良のパフォーマンスの場合、ディスクに対するソートは実行するには負荷が大きいため、ほとんどのソートがメモリー内で行われます。ソート領域が小さすぎると、ソート操作中に、余分なソートの実行が必要になります。その結果、CPUおよびI/Oリソースの消費が増えます。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、ディスクに対して実行される1トランザクション当たりのソート数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ディスクへのソートの率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ディスクへのソートの率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaDiskSorts/Transactions
DeltaDiskSorts: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='sorts (disk)'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
最も多くのソートを実行しているセッションを特定することで、さらにそれらのセッションで実行されているSQLを特定できます。データベースのソート領域のサイズが正しく設定されていて、アプリケーションのSQLが不要または過剰なソートを実行している可能性があります。最も多くのソートを実行しているセッションは、「ディスク・ソート」でソートした「上位セッション」ページに表示されます。
「現行のSQL」ページで最も多くのディスク・ソートを実行しているセッションをさらにドリルダウンすると、ディスク・ソートの原因であるSQL文が表示されます。
「ソート」でソートした「上位SQL」ページは、キャッシュ内のSQL文を、それらのソート操作数によるソート順で素早く表示する仕組みになっています。これは、現行セッションのソートの表示にかわる方法で、SQL文によるソート・アクティビティを表示でき、その文の全実行に関する累積統計が含まれます。
ディスク上で過剰なソートが実行されており、問合せが正しい場合は、SORT_AREA_SIZE初期化パラメータの値を増やして、ソート領域のサイズを拡張することを検討します。ソート領域を広げると、Oracleサーバーではメモリーでソートを維持でき、現行のソート領域サイズを使用して同等の量の作業を実行するために必要なI/O操作の数が削減されます。
このメトリックは、1秒当たりの索引スキャンの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
索引スキャンkdiixs1/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、1トランザクション当たりの索引スキャンの合計数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
索引スキャンkdiixs1/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、ハードおよびソフト解析の1秒当たりの合計数を示します。SQL文を共有プールにロードする必要がある場合、ハード解析が発生します。この場合、Oracleサーバーでは共有プールにメモリーを割り当て、文を解析する必要があります。Oracleサーバーにより共有プールにSQL文がないか調べられ、再使用可能なバージョンの文が見つかった場合に、ソフト解析が記録されます。
特定のSQLカーソルが解析されるたびに、この数は1つずつ増えます。SQLカーソルの解析の原因となるいくつかの操作があります。SQL文の解析では、カーソルの実行計画の生成時にオプティマイザにより評価される基本ステップに文を分解します。
このテストでは、1秒当たりの解析コール数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 合計解析率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 合計解析率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaParses/Seconds
DeltaParses: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='parse count (total)'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
過度に時間のかかる解析があると思われる場合は、SQL文を評価して、共有SQLプール・メモリーの使用を最適化し、文の不要な再解析を回避するために、変更可能な文を確認します。この種の問題は、一般にスペース、大/小文字、あるいは両方が違う類似のSQL文が書かれていることが原因で発生します。可能であれば、文で明示的に指定された定数ではなくバインド変数を使用することを検討してもかまいません。
「ハード解析」でソートした「上位セッション」ページには、最も多くのハード解析が発生しているセッションが表示されます。ハード解析は、サーバーで問合せを解析し、ライブラリ・キャッシュに問合せの完全一致が見つからない場合に発生します。ハード解析は、SQL文を効率的に共有することにより回避できます。問合せでリテラルのかわりにバインド変数を使用することは、共有を増やすための1つの方法です。
最も多いハード解析が発生しているセッションが表示されることで、このページではSQLのリライトの最有力候補であるアプリケーションまたはプログラムを特定できます。
また、共有SQLプール・メモリーの使用を最適化するために変更可能なSQL文を調べ、文の不要な再解析を回避します。この種の問題は、一般にスペース、大/小文字、あるいは両方が違う類似のSQL文が書かれていることが原因で発生します。可能であれば、文で明示的に指定された定数ではなくバインド変数を使用することを検討してもかまいません。
SHARED_POOL_SIZE初期化パラメータは、共有プールの合計サイズを制御します。SHARED_POOL_SIZEを増やして、新規リクエストに場所を空けるために共有プールからSQLリクエストをフラッシュする頻度を減らすことを検討します。
共有SQL領域に使用可能な追加メモリーを利用するには、セッションごとに許可されるカーソル数を増やすことも必要になる可能性があります。この制限は、初期化パラメータOPEN_CURSORSの値を増やすことで増加できます。
このメトリックは、ハードおよびソフト解析の1トランザクション当たりの合計数を示します。SQL文を共有プールにロードする必要がある場合、ハード解析が発生します。この場合、Oracleサーバーでは共有プールにメモリーを割り当て、文を解析する必要があります。Oracleサーバーにより共有プールにSQL文がないか調べられ、再使用可能なバージョンの文が見つかった場合に、ソフト解析が記録されます。
特定のSQLカーソルが解析されるたびに、この数は1つずつ増えます。SQLカーソルの解析の原因となるいくつかの操作があります。SQL文の解析では、カーソルの実行計画の生成時にオプティマイザにより評価される基本ステップに文を分解します。
このテストでは、1トランザクション当たりの解析コール数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 合計解析率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 合計解析率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaParses/Transactions
DeltaParses: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='parse count (total)'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
過度に時間のかかる解析があると思われる場合は、SQL文を評価して、共有SQLプール・メモリーの使用を最適化し、文の不要な再解析を回避するために、変更可能な文を確認します。この種の問題は、一般にスペース、大/小文字、あるいは両方が違う類似のSQL文が書かれていることが原因で発生します。可能であれば、文で明示的に指定された定数ではなくバインド変数を使用することを検討してもかまいません。
「ハード解析」でソートした「上位セッション」ページには、最も多くのハード解析が発生しているセッションが表示されます。ハード解析は、サーバーで問合せを解析し、ライブラリ・キャッシュに問合せの完全一致が見つからない場合に発生します。ハード解析は、SQL文を効率的に共有することにより回避できます。問合せでリテラルのかわりにバインド変数を使用することは、共有を増やすための1つの方法です。
最も多いハード解析が発生しているセッションが表示されることで、このページではSQLのリライトの最有力候補であるアプリケーションまたはプログラムを特定できます。
また、共有SQLプール・メモリーの使用を最適化するために変更可能なSQL文を調べ、文の不要な再解析を回避します。この種の問題は、一般にスペース、大/小文字、あるいは両方が違う類似のSQL文が書かれていることが原因で発生します。可能であれば、文で明示的に指定された定数ではなくバインド変数を使用することを検討してもかまいません。
SHARED_POOL_SIZE初期化パラメータは、共有プールの合計サイズを制御します。SHARED_POOL_SIZEを増やして、新規リクエストに場所を空けるために共有プールからSQLリクエストをフラッシュする頻度を減らすことを検討します。
共有SQL領域に使用可能な追加メモリーを利用するには、セッションごとに許可されるカーソル数を増やすことも必要になる可能性があります。この制限は、初期化パラメータOPEN_CURSORSの値を増やすことで増加できます。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりの長い表スキャンおよび短い表スキャンの数を示します。表がキャッシュされていない場合や、その最大値が5ブロックを超えている場合、表は長いとみなされます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 合計表スキャン率は%value%/秒です。 |
10g、11g、12c | 定義なし | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 合計表スキャン率は%value%/秒です。 |
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(DeltaLongScans + DeltaShortScans)/Seconds
DeltaLongScans: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='table scans (long tables)'の差
DeltaShortScans: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='table scans (short tables)'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
表スキャンとは、問合せに応じるために、表全体がレコードごとにスキャンされることです。バッファ・キャッシュへの読取りや保存が簡単にできる小さな表の場合には便利です。しかし、大きな表では、多数の物理読取りが必要になり、その他の必要なバッファがキャッシュから消去される可能性があります。物理読取り数と論理読取り数が多いSQL文は、表スキャンの候補です。これらのSQL文は、2つの異なる方法により特定できます。「物理読取り」でソートした「上位セッション」ページには、現行I/Oアクティビティの原因となっているセッションが表示されます。「物理読取り」でソートした「上位SQL」ページには、キャッシュ内のSQL文のリストが実行したI/Oの量別に表示されます。これらのSQL文にはI/O数が高いものがありますが、現行のI/O負荷の原因となるわけではありません。
このメトリックは、サンプル期間中の1トランザクション当たりの長い表スキャンおよび短い表スキャンの数を示します。表がキャッシュされていない場合や、その最大値が5ブロックを超えている場合、表は長いとみなされます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | 合計表スキャン率は{0}/トランザクションです。 |
10g、11g、12c | 定義なし | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 合計表スキャン率は{0}/トランザクションです。 |
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(DeltaLongScans + DeltaShortScans)/Transactions
DeltaLongScans: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='table scans (long tables)'の差
DeltaShortScans: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='table scans (short tables)'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
表スキャンとは、問合せに応じるために、表全体がレコードごとにスキャンされることです。バッファ・キャッシュへの読取りや保存が簡単にできる小さな表の場合には便利です。しかし、大きな表では、多数の物理読取りが必要になり、その他の必要なバッファがキャッシュから消去される可能性があります。物理読取り数と論理読取り数が多いSQL文は、表スキャンの候補です。これらのSQL文は、2つの異なる方法により特定できます。「物理読取り」でソートした「上位セッション」ページには、現行I/Oアクティビティの原因となっているセッションが表示されます。「物理読取り」でソートした「上位SQL」ページには、キャッシュ内のSQL文のリストが実行したI/Oの量別に表示されます。これらのSQL文にはI/O数が高いものがありますが、現行のI/O負荷の原因となるわけではありません。
このメトリックは、再帰コールに対するユーザー・コールの割合を示します。
ユーザーが発行したSQL文を実行するために、Oracleサーバーで追加文の発行が必要になる場合があります。そのような文は、再帰コールまたは再帰的SQL文と呼ばれます。たとえば、行を保持する十分な領域がない表に行を挿入した場合、Oracleサーバーでは、ディクショナリ管理表領域が使用されていれば、再帰コールを作成して、動的に領域を割り当てます。次の場合には、再帰コールも生成されます。
データ・ディクショナリ情報がデータ・ディクショナリ・キャッシュになく、ディスクから取得する必要がある場合。
データベース・トリガーの起動中
DDL文の実行中
ストアド・プロシージャ、ファンクション、パッケージおよび無名PL/SQLブロック内でのSQL文の実行中
参照整合性制約の実行中
このメトリックは、再帰コールに対するユーザー・コールの割合を示します。値がしきい値引数で指定したしきい値以下で、発生数が発生数パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | コールの%value%%がユーザー・コールです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・コール率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(DeltaUserCalls/(DeltaRecursiveCalls + DeltaUserCalls)) * 100
DeltaRecursiveCalls: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='recursive calls'の差
DeltaUserCalls: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='user calls'の差
ユーザーの処理
このメトリックの値が低い場合、Oracleサーバーで多数の再帰コールが作成されていることを意味します。アプリケーションの実行中に、Oracleサーバーで過度の再帰コールが作成されていると思われる場合、これらの再帰コールの原因となっているアクティビティを特定します。再帰コールが動的拡張に起因していることを確認したら、より大きなエクステントを割り当てることで拡張の頻度を減らすか、Oracle8iを使用している場合には、ローカルで管理される表領域を利用することを検討します。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりのログイン、解析、または実行コール数を示します。
このテストでは、ログイン、解析、または実行コール数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・コール率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・コール率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaUserCalls/Seconds
DeltaUserCalls: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='user calls'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
この統計値は、データベース内でどれだけのアクティビティが進行中かを反映しています。合計ユーザー・コール率の急増は、基本的なコールのどれが実際に増加しているのかを確認するために調べる必要があります。解析、実行およびログインのコールは、それぞれ異なるタイプのユーザー・アクションまたはアプリケーション・アクションを意味し、個々に対処することが必要です。ユーザー・コールは、全体的なレベルのモニターです。
このメトリックは、サンプル期間中の1トランザクション当たりのログイン、解析、または実行コール数を示します。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、1秒当たりのログイン、解析または実行コール数をチェックします。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・コール率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・コール率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaUserCalls/Transactions
DeltaUserCalls: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='user calls'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
この統計値は、データベース内でどれだけのアクティビティが進行中かを反映しています。合計ユーザー・コール率の急増は、基本的なコールのどれが実際に増加しているのかを確認するために調べる必要があります。解析、実行およびログインのコールは、それぞれ異なるタイプのユーザー・アクションまたはアプリケーション・アクションを意味し、個々に対処することが必要です。ユーザー・コールは、全体的なレベルのモニターです。
このメトリックは、サンプル期間中の1秒当たりに実行されたユーザー・コミット数を示します。ユーザーがトランザクションをコミットすると、データベース・ブロックへの変更を反映するREDOが生成され、これをディスクに書き込む必要があります。コミットは、多くの場合ユーザー・トランザクション率に最も近い値を示します。
このテストでは、1秒当たりのユーザー・コミット数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・コミット率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・コミット率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaCommits/Seconds
DeltaCommits: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name = 'user commits'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
この統計値は、データベース内でどれだけの作業が実行されているかを示します。トランザクション率の急上昇は、必ずしも悪い状態とはかぎりません。レスポンス時間が正常に近いままならば、システムによりその追加の負荷が処理可能なことを意味しています。実際には、トランザクション率の低下やレスポンス時間の増加は、問題の指標と考えられます。アプリケーションに応じて、トランザクションの負荷は1日の異なる時間帯で大きく変化します。
このメトリックは、サンプル期間中の1トランザクション当たりに実行されたユーザー・コミット数を示します。ユーザーがトランザクションをコミットすると、データベース・ブロックへの変更を反映するREDOが生成され、これをディスクに書き込む必要があります。コミットは、多くの場合ユーザー・トランザクション率に最も近い値を示します。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、1トランザクション当たりのユーザー・コミット数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・コミット率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・コミット率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaCommits/Transactions
DeltaCommits: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name = 'user commits'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
この統計値は、データベース内でどれだけの作業が実行されているかを示します。トランザクション率の急上昇は、必ずしも悪い状態とはかぎりません。レスポンス時間が正常に近いままならば、システムによりその追加の負荷が処理可能なことを意味しています。実際には、トランザクション率の低下やレスポンス時間の増加は、問題の指標と考えられます。アプリケーションに応じて、トランザクションの負荷は1日の異なる時間帯で大きく変化します。
このメトリックは、ユーザー・リクエストのロールバック変更に適用された1秒当たりのUNDOレコード数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(変更のロールバック-適用されたUNDOレコード)/時間
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、ユーザー・リクエストのロールバック変更に適用された1トランザクション当たりのUNDOレコード数を示します。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(変更のロールバック-適用されたUNDOレコード)/トランザクション
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、サンプル期間中に、ユーザーが手動でROLLBACK文を発行、またはユーザーのトランザクション中に発生したエラーの1秒当たりの回数を示します。
このテストでは、1秒当たりのロールバック数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・ロールバック率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・ロールバック率は%value%/秒です。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaRollbacks/Seconds
DeltaRollbacks: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='user rollbacks'の差
Seconds: サンプル期間の秒数
ユーザーの処理
この値は、ユーザーがROLLBACK文を発行する、またはトランザクション中にエラーが発生する頻度を示します。ロールバックが、なんらかの欠陥のあるアプリケーション・ロジックの一部か、データベース・アクセスにより発生しているエラーが原因かを確認するために、さらに調査を行う必要があります。
このメトリックは、サンプル期間中に、ユーザーが手動でROLLBACK文を発行、またはユーザーのトランザクション中に発生したエラーの1トランザクション当たりの回数を示します。
この統計値は、最後のサンプル期間中にコミットまたはロール・バックされた書込みまたは更新トランザクションがなかった場合は、0になります。データベースに対する大量のアクティビティが読取り専用の場合、対応する同じ名前の1秒当たりのメトリックは、現行パフォーマンスのより効果的なインジケータになります。
このテストでは、1トランザクション当たりのロールバック数を調べます。値がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が「発生数」パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・ロールバック率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 定義なし | 定義なし | 定義なし | Database Serverによって生成されます。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | ユーザー・ロールバック率は%value%/トランザクションです。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 毎分 | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
DeltaRollbacks/Transactions
DeltaRollbacks: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='user rollbacks'の差
Transactions: サンプル期間のトランザクション数
ユーザーの処理
この値は、ユーザーがROLLBACK文を発行する、またはトランザクション中にエラーが発生する頻度を示します。ロールバックが、なんらかの欠陥のあるアプリケーション・ロジックの一部か、データベース・アクセスにより発生しているエラーが原因かを確認するために、さらに調査を行う必要があります。
このカテゴリのメトリックには、監査対象ユーザー(SYSなど)によるデータベースへのログオンを示すために使用されるメトリックが含まれます。
このメトリックでは、指定したデータベース・ユーザー接続を監視します。たとえば、ユーザー名フィルタ引数で指定したあるデータベース・ユーザー接続が検出されると、アラートが表示されます。
Database Controlのメトリック・サマリー
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
すべてのリリース | 15分ごと | SYS | 定義なし | ユーザー%value%が%machine%からログオンしました。 |
Cloud Controlのメトリック・サマリー
次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
該当なし | 15分ごと | SYS | - | ユーザー%value%が%machine%からログオンしました。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、Username_Machineオブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのUsername_Machineオブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
Username_Machineオブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
各メトリック索引のデータ・ソースは、次のコマンドです。
SELECT uname, mname, TO_CHAR(count(uname)) , concat(concat(uname,'_'), mname) username_machine FROM (SELECT TRIM(TRANSLATE(username,CHR(0),' ')) uname, TRIM(TRANSLATE(machine,CHR(0),' ')) mname FROM v$session where type != 'BACKGROUND' and lower(program) not like 'rman%' and username is not null ) GROUP by uname, mname
ユーザーの処理
ユーザー・アクションは、検出されるユーザー接続によって異なる場合があります。
このメトリックは、監査対象ユーザーのログインの送信元であるホスト・システムを示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 15分ごと |
データ・ソース
各メトリック索引のデータ・ソースは、次のコマンドです。
SELECT uname, mname, TO_CHAR(count(uname)) , concat(concat(uname,'_'), mname) username_machine FROM (SELECT TRIM(TRANSLATE(username,CHR(0),' ')) uname, TRIM(TRANSLATE(machine,CHR(0),' ')) mname FROM v$session where type != 'BACKGROUND' and lower(program) not like 'rman%' and username is not null ) GROUP by uname, mname
ユーザーの処理
このクライアント・マシンからデータベースへのアクセスを詳しく調べます。
このメトリックは、指定マシンからの監査対象ユーザーが行ったログオン数を示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
すべてのリリース | 15分ごと |
データ・ソース
各メトリック索引のデータ・ソースは、次のコマンドです。
SELECT uname, mname, TO_CHAR(count(uname)) , concat(concat(uname,'_'), mname) username_machine from (SELECT TRIM(TRANSLATE(username,CHR(0),' ')) uname, TRIM(TRANSLATE(machine,CHR(0),' ')) mname FROM v$session where type != 'BACKGROUND' and lower(program) not like 'rman%' and username is not null ) GROUP by uname, mname
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このカテゴリのメトリックには、特定のセッションが、他の複数セッションをどの範囲までどの程度連続してブロックしているかを示すメトリックが含まれます。
このメトリックは、データベース・ユーザーが、1人以上の他のユーザーによる表の更新などのアクションの実行を阻止していることを示します。連続したブロッキングの発生数が指定した値に達すると、アラートが生成されます。
注意: 「ユーザー・ブロック」テストを使用する前に、管理対象のデータベース上で、catblock.sqlスクリプトを実行する必要があります。このスクリプトにより、「ユーザー・ブロック」テストに必要ないくつかの追加の表、ビューおよびパブリック・シノニムが作成されます。
注意: しきい値を実数として受け入れる大部分のメトリックとは異なり、このメトリックは整数のみをしきい値として受け入れます。
Database Controlで使用可能なメトリックについて、データは収集されません。アラートのみが生成されます。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i | 5分ごと | 定義なし | 定義なし | セッション%sid%が他の%value%セッションをブロックしています。 |
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 15分ごと | 定義なし | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
複数のしきい値
このメトリックでは、ブロックしているセッションのIDオブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのブロックしているセッションのIDオブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
ブロックしているセッションのIDオブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
SELECT SUM(num_blocked) FROM (SELECT id1, id2, MAX(DECODE(block, 1, sid, 0)) blocking_sid, SUM(DECODE(request, 0, 0, 1)) num_blocked FROM v$lock WHERE block = 1 OR request>0 GROUP BY id1, id2) GROUP BY blocking SID
ユーザーの処理
他のユーザーをブロックしているユーザーにトランザクションをロールバックさせるか、ブロックしているトランザクションがコミットされるまで待つかのいずれかです。
このカテゴリのメトリックは、チェーンごとの累積DB時間、各チェーンでブロックされたセッション数などのロック・チェーン情報を収集します。
このメトリックは、チェーン内のブロックされたセッションの合計数を示します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
10g、11g、12c | 15分ごと |
データ・ソース
データは、v$lockビューおよびv$sessionビューから導出されます。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このメトリックは、チェーン内の現在累積されている合計DB時間を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | セッション(%blocker_session_info%)によってブロックされた%count%セッションで合計%value%秒のDB時間が消費されています。 |
データ・ソース
データは、v$lockビューおよびv$sessionビューから導出されます。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
このカテゴリのメトリックは、ユーザー・ロックに関する情報を示します。
Enterprise Managerでは、トランザクション・ロック(TM、TX、UL)の最大ブロック・セッション数または最大ブロックDB時間(秒)がしきい値に達すると、アラートが発行されます。
このメトリックは、指定したロック・チェーンで消費された最大時間を表すもので、任意のロック・チェーンですべての人が消費した合計時間を示すものではありません。
ターゲットのリリース | キー | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
9i、10g、11g、12c | lockType: "TM" | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | %lockType%ロックの待機に%value%秒のDB時間がかかっています。 |
9i、10g、11g、12c | lockType: "TX" | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | %lockType%ロックの待機に%value%秒のDB時間がかかっています。 |
9i、10g、11g、12c | lockType: "UL" | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | %lockType%ロックの待機に%value%秒のDB時間がかかっています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、ユーザー・ロック・タイプ・オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのユーザー・ロック・タイプ・オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
ユーザー・ロック・タイプ・オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、gv$sessionデータベース・ビューから取得されます。
ユーザーの処理
ユーザーは、「最大ブロックDB時間(秒)」に対して警告アラートまたはクリティカル・アラートのしきい値を設定できます。特定のロック・チェーンで消費された最大時間がしきい値に達すると、Enterprise Managerからアラートが発行されます。
このメトリックは、ロック・チェーンの最大長を表すもので、ロック・チェーン内のユーザーのスタックの合計数を示すものではありません。
ターゲットのリリース | キー | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
9i、10g、11g、12c | lockType: "TM" | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | %value%セッションが%lockType%ロックによってブロックされています。 |
9i、10g、11g、12c | lockType: "TX" | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | %value%セッションが%lockType%ロックによってブロックされています。 |
9i、10g、11g、12c | lockType: "UL" | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | %value%セッションが%lockType%ロックによってブロックされています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、ユーザー・ロック・タイプ・オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかのユーザー・ロック・タイプ・オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
ユーザー・ロック・タイプ・オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
このメトリックのデータは、gv$sessionデータベース・ビューから取得されます。
ユーザーの処理
ユーザーは、最大ブロック・セッション数に対して警告アラートまたはクリティカル・アラートのしきい値を設定できます。任意のロック・チェーンの最大長がしきい値に達すると、Enterprise Managerからアラートが発行されます。
このカテゴリのメトリックでは、独自のSQL文を実行できます。これらのSQL文によって返されたデータは、しきい値と比較され、定義済メトリックでのアラートと同様の重大度アラートが生成されます。
このメトリック・カテゴリには、ユーザー・セッションで待機に費やされた時間の割合を見積もるメトリックが含まれます。この概算には、システム全体の合計値が必要で、バックグラウンド・プロセスに属するセッションの影響は無視されます。
このメトリックは、I/Oを待つアクティブ・セッションを示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
このメトリックは、アイドル状態でもユーザーI/Oでもないすべての待機を示します。
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
10g、11g、12c | 10分ごと | 定義なし | 定義なし | 管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
この待機は、セッションでバッファ・キャッシュ内のデータベース・ブロックにアクセスを試みたものの、バッファがビジーであるためにアクセスできないときに発生します。別のセッションがブロックを変更中で、変更中はブロックの内容が流動的になっています。リーダーが、変更内容すべてを反映した状態またはまったく反映していない状態のブロックの一貫したイメージを持つようにするために、ブロックを変更しているセッションでは、ブロック・ヘッダーにフラグを付け、他のユーザーに、現在変更が行われていることを知らせ、変更が完全に適用されるまで待機させます。
この待機が発生する可能性のある主な例は、次の2つです。
別のセッションがバッファのブロックを読取り中
別のセッションが、こちらのリクエストと互換性のないモードでバッファを保持
ブロックの変更中は、他のセッションからは読めないことを示すマークが付けられます。現在実行されている変更の持続期間は、数百分の1秒未満です。ディスク読取りは20ミリ秒未満、ブロック変更は1ミリ秒未満です。したがって、問題が生じるまでには、多数のバッファ・ビジー待機を要します。
しかし、問題のある状況では、表の空きリスト上の最初のブロックのように、同時挿入が多いホット・ブロックがあるのが一般的です。ユーザー全員がそのブロックに同時に挿入を行い、いっぱいになると、リストの次の空きブロックへの挿入を始めるという具合になります。
もう1つの問題の例は、複数のユーザーが同じ大きな表で同時に全表スキャンを実行する場合です。実際にディスクからブロックの物理読取りをするユーザーは1人で、その他のユーザーは、「バッファ・ビジー待機」の状態で、物理I/Oが完了するまで待機します。
表5-22 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
毎分 |
定義なし |
定義なし |
''バッファ・ビジー待機''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(DeltaBufferBusyWaitsTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaBufferBusyWaitsTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'buffer busy waits' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
v$waitstat(またはバッファ・ビジー・ドリルダウン・ページ)を調べ、最も待機数の多いブロック・タイプを確認します。
ブロック・タイプとアクション:
UNDOヘッダー - 自動UNDO管理(AUM)の使用(またはRBSセグメントの追加)。
UNDOブロック - AUMの使用(またはRBSサイズの増加)。
データ・ブロック - まずI/Oの問題かどうかを判別します。「バッファ・ビジー待機」ドリルダウン・ページで、この情報が提供されます。情報がない場合は、次のようにv$session_waitをサンプリングします。
SELECT p3, count(*) FROM v$session_wait WHERE event='buffer busy wait' ;
p3が200未満の場合は、I/Oの問題です。I/Oパフォーマンスを改善するか、アプリケーションを変更します。同じ大きな表で全表スキャンを行う同時バッチ・ジョブを実行しているアプリケーションで、この問題が発生します。
空きリスト - ASSM (または空きリスト・グループ)を使用します。
このメトリックは、ある間隔中にCPUの使用している時間を表し、100分の1秒単位で測定します。
ターゲットのリリース | 収集頻度 |
---|---|
8i、9i、9i | 10分ごと |
データ・ソース
サンプル期間の終了時と開始時のsum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差。
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
これは、db file順次読取りと同じタイプのイベントですが、Oracleにより複数のデータ・ブロックが読み取られる点が異なります。マルチブロック読取りは、通常全表スキャンで使用されます。「散布読取り」という名前は、メモリー全体に分散しているデータベース・ブロック・バッファに、複数のブロックが読み取られることを指します。
表5-23 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''db file散布読取り''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(DeltaDbFileScatteredReadTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaDbFileScatteredReadTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'db file scattered read' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
マルチブロック読取りの待機時間が長い場合は、Oracleでどのセグメントに対して読取りを実行しているかを確認することが役立ちます。読取りが発生しているファイルは、BLKS_READ / READS > 1であるV$FILESTATビューを調べることで見つけられます。(1より大きい率は、いくつかのマルチブロック読取りが発生していることを示します。)
また、スキャンを実行しているセッションを調べ、そのセッションをトレースしてスキャンが予定されているかどうかを調べます。次の文は、どのセッションに追跡するかを調べるために使用できます。
SELECT sid, total_waits, time_waited FROM v$session_event WHERE event='db file scattered read' and total_waits>0 ORDER BY 3,2 ;
次のものを調べることもできます。
V$SQLビューでDISK_READSが高い文
V$SESSTATビューで取得された表スキャン・ブロックの多いセッション
このイベントは、データベースからのシーケンシャル読取りの実行中のフォアグラウンド・プロセスの待機を示します。一般的に、I/Oは1つのI/O要求としてOSに発行されます。I/O要求が完了するまで待機によるブロックが発生します。
表5-24 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''db file順次読取り''イベントでの待機により、サービス時間の{0}%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式から導出されます。
(DeltaDbFileSequentialReadTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaDbFileSequentialReadTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'db file sequential read' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
I/Oは正常なアクティビティなので、不要または遅いI/Oアクティビティに注意します。I/Oに対する待機時間が長い場合は、どのセグメントのためにOracleがディスクにアクセスする必要があるのかを確認できます。最も多くのI/Oリクエストを処理している表領域およびファイルに関する情報や、I/Oサブシステムの速度の目安を得るには、ESTATまたはSTATSPACKレポートの表領域I/Oのセクションおよび「ファイルI/O」セクションを参照してください。
読取りの待機時間が長い場合は、Oracleでどのセグメントに対して読取りを実行しているかを確認します。読取りが発生しているファイルは、V$FILESTATビューを調べることで見つけられます。
また、どのセッションで読取りが実行されているかを調べ、それらを追跡して、I/Oが予想されるかどうかを調べます。次の文は、追跡するセッションを調べるために使用できます。
SELECT sid, total_waits, time_waited FROM v$session_event WHERE event='db file sequential read' and total_waits>0 ORDER BY 3,2 ;
次のものを調べることもできます。
V$SQLビューでDISK_READSが高い文
V$SESSTATビューの物理読取り数が多いセッション
このイベントは、ファイル・ヘッダーの書込みに対する待機に使用されます。
表5-25 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''db file単一書込み''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaDbFileSingleWriteTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaDbFileSingleWriteTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'db file single write' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
セッションは、直接読取りが完了するまで待機しています。直接読取りとは、バッファ・キャッシュを迂回するデータ・ファイルからの物理I/Oで、データ・ブロックをプロセスのプライベート・メモリーに直接読み取ります。
非同期I/Oがサポートされていて、使用中の場合は、OracleからI/Oリクエストを送信し、処理を継続できます。Oracleでは、後からI/Oリクエストの結果を取得し、要求されたI/Oが完了するまで「ダイレクト・パス読取り」で待機できます。
非同期I/Oが使用されていない場合は、I/Oリクエストは完了するまでブロックされますが、これらはI/Oの発行時に待機として表示されません。セッションは後から戻って完了したI/Oデータを取得しますが、そのときに、たとえこの待機がすぐに元に戻っても、「ダイレクト・パス読取り」での待機を表示する場合があります。
この待機イベントは、次の理由のために誤解を招く可能性があります。
待機の合計数には、I/Oリクエストの数は反映されません。
ダイレクト・パス読取りで費やされる合計時間には、必ずしも実際の待機時間が反映されません。
このスタイルの読取りリクエストは、通常次の場合に使用されます。
I/Oのソート(ソートがメモリーに収まらない場合)
パラレル問合せスレーブ
先行読取り(プロセスで、近い将来必要となると予想されるブロックのI/Oリクエストを発行できる)
表5-26 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ダイレクト・パス読取り''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaDirectPathReadTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaDirectPathReadTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'direct path read' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
DSSタイプ・システムで、またはバッチの多い期間中は、「ダイレクト・パス読取り」での待機は正常です。しかし、OLTPスタイルのシステムで待機が多い場合は、問題があるものと考えられます。
次のことができます。
V$SESSION_EVENTビューを調べて、待機数の多いセッションを特定します。
V$SESSTATビューを調べて、直接物理読取り数が多いセッションを特定します(この統計はOracleの最近のリリースのみで使用できます)。
V$FILESTATビューを調べて、そのI/Oの発生場所を見つけます。
V$SQLAREAビューで、SORTSを使用した文およびDISK_READSが頻繁な文(直接読取りが原因のものもそうでないものも含む)を調べます。
ファイルが、予期しないディスク・ソート操作の有無を調べる一時表領域のチェックを示しているかどうかを確認します。
DISK_ASYNCH_IOパラメータがTRUEに設定されていることを確認します。これで待機イベントのタイミングから待機の回数が減る見込みはありませんが、セッションの経過時間は減る可能性があります(同期直接I/Oが待機イベントのタイミングに計上されていないため)。
OSの非同期I/Oが確実に正しく構成されるようにします。
I/Oの多いセッションおよびSQLがないか調べ、I/Oの量を減らせるかどうか調べます。
I/Oバウンドのディスクがないようにします。
セッションは、ラージ・オブジェクト(LOB)の直接読取りが完了するまで待機しています。直接読取りとは、バッファ・キャッシュを迂回するデータ・ファイルからの物理I/Oで、データ・ブロックをプロセスのプライベート・メモリーに直接読み取ります。
非同期I/Oがサポートされていて、使用中の場合は、OracleからI/Oリクエストを送信し、処理を継続できます。Oracleでは、後からI/Oリクエストの結果を取得し、要求されたI/Oが完了するまで「ダイレクト・パス読取り」で待機できます。
非同期I/Oが使用されていない場合は、I/Oリクエストは完了するまでブロックされますが、これらはI/Oの発行時に待機として表示されません。セッションは後から戻って完了したI/Oデータを取得しますが、そのときに、たとえこの待機がすぐに元に戻っても、「ダイレクト・パス読取り」での待機を表示する場合があります。
この待機イベントは、次の理由のために誤解を招く可能性があります。
待機の合計数には、I/Oリクエストの数は反映されません。
ダイレクト・パス読取りで費やされる合計時間には、必ずしも実際の待機時間が反映されません。
このスタイルの読取りリクエストは、通常次の場合に使用されます。
I/Oのソート(ソートがメモリーに収まらない場合)
パラレル問合せスレーブ
先行読取り(プロセスで、近い将来必要となると予想されるブロックのI/Oリクエストを発行できる)
表5-27 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ダイレクト・パス読取り(LOB)''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaDirectPathReadLobTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaDirectPathReadLobTime: サンプル期間終了時と開始時の'sum of time waited for sessions of foreground processes on the 'direct path read (lob)' event'の差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
キャッシュされていないLOBセグメントの場合、LOB SEGMENTSのあるデータ・ファイルをバッファ済ディスク、たとえばファイル・システム・ディスクに置くと便利です。この配置により、直接読取りは、データ読取り操作をOracle上ではなく、キャッシュで行えます。
セッションは、直接書込みが完了するまで待機しています。
ダイレクト・パス書込みにより、セッションではI/O書込みリクエストをキューに入れ、OSでそのI/Oが扱われている間に、処理を継続できます。未処理の書込みが完了したかどうかを知る必要がある場合、セッションはこの待機イベントを待ちます。これは、セッションに空きスロットがなくなり、空のバッファが必要(最も古いI/Oで待機)か、すべての書込みが確実にフラッシュされることが必要な場合に、発生する可能性があります。
非同期I/Oが使用されていない場合は、I/O書込みリクエストは完了するまでブロックされますが、これはI/Oの発行時に待機として表示されません。セッションは後から戻って完了したI/Oデータを取得しますが、そのときに、たとえこの待機がすぐに元に戻っても、「ダイレクト・パス書込み」での待機が表示される場合があります。
この待機イベントは、次の理由のために誤解を招く可能性があります。
待機の合計数には、I/Oリクエストの数は反映されません。
ダイレクト・パス書込みで費やされる合計時間には、必ずしも実際の待機時間が反映されません。
このスタイルの読取りリクエストは、通常次の場合に使用されます。
I/Oのソート(ソートがメモリーに収まらない場合)
オブジェクトを作成し、移入するためにパラレルDMLを発行
CREATE TABLE AS SELECT(CTAS)などの、ダイレクト・ロード操作
表5-28 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ダイレクト・パス書込み''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaDirectPathWriteTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaDirectPathWriteTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'direct path write' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
特定のジョブ以外でダイレクト・パス書込みの待機数が多い場合は問題があります。数値が待機時間全体の大きな割合を示す場合、書込みがどこから行われているのかを特定するのが最善策です。
次のことができます。
V$SESSION_EVENTビューを調べて、待機数の多いセッションを特定します。
V$SESSTATビューを調べて、直接物理書込み(Oracleの新しいリリースにのみ存在する統計値)の多いセッションを特定します。
V$FILESTATビューを調べて、そのI/Oの発生場所を見つけます。
ファイルが、予期しないディスク・ソート操作の有無を調べる一時表領域のチェックを示しているかどうかを確認します。
DISK_ASYNCH_IOパラメータがTRUEに設定されていることを確認します。これで待機イベントのタイミングから待機回数が減る見込みはありませんが、同期直接I/Oが待機イベントのタイミングに計上されていないため、セッションの経過時間は減る可能性があります。
OSの非同期I/Oが確実に正しく構成されるようにします。
I/Oバウンドのディスクがないようにします。
バラレルDMLの場合、ディスク全体のI/O分散を調べ、I/Oサブシステムが並列度に十分なサイズに設定されていることを確認します。
ラージ・オブジェクト(LOB)へのダイレクト・パス書込み。セッションは、オペレーティング・システム上で書込み操作の完了するまで待機しています。
表5-29 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ダイレクト・パス書込み(LOB)''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaDirectPathWriteLobTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaDirectPathWriteLobTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'direct path write (lob)' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
特定のジョブ以外でダイレクト・パス書込み(Lob)の待機数が多い場合は問題があります。数値が待機時間全体の大きな割合を示す場合、書込みがどこから行われているのかを特定するのが最善策です。
次のことができます。
V$SESSION_EVENTビューを調べて、待機数の多いセッションを特定します。
V$SESSTATビューを調べて、直接物理書込み(Oracleの新しいリリースにのみ存在する統計値)の多いセッションを特定します。
V$FILESTATビューを調べて、そのI/Oの発生場所を見つけます。
ファイルが、予期しないディスク・ソート操作の有無を調べる一時表領域のチェックを示しているかどうかを確認します。
DISK_ASYNCH_IOパラメータがTRUEに設定されていることを確認します。これで待機イベントのタイミングから待機回数が減る見込みはありませんが、同期直接I/Oが待機イベントのタイミングに計上されていないため、セッションの経過時間は減る可能性があります。
OSの非同期I/Oが確実に正しく構成されるようにします。
I/Oバウンドのディスクがないようにします。
バラレルDMLの場合、ディスク全体のI/O分散を調べ、I/Oサブシステムが並列度に十分なサイズに設定されていることを確認します。
エンキューは、様々なリソースへのアクセスをシリアライズするローカル・ロックです。この待機イベントは、リクエストされたモードと互換性のないモードで、別のセッションにより保持されているロックに対する待機を示します。
表5-30 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''エンキュー''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaEnqueueTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaEnqueueTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'enqueue' event, or any other 'enqueue:' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
実行する処理は、最も多くの問題の原因になっているロック・タイプによって異なります。最も一般的なロック待機は、通常、次のものに対する待機です。
TX: トランザクション・ロック。一般に、アプリケーションまたは表の設定問題(行レベルのロッキング競合など)が原因。
TM: DMLエンキュー。一般に、アプリケーションの問題が原因。特に、外部キー制約に索引が付いていない場合。
ST: 領域管理エンキュー。通常は、あまりに多くの領域管理が発生することが原因(小さなエクステント・サイズ、多数のソートなど)。
HW: 最高水位標。割り当てられた領域に対するセグメントの最高水位標の拡張を試みる同時ユーザー。
Oracle9i以下のリリースでは、すべてのエンキュー待機時間がこのアラートに含まれます。
システム全体で、最も多くの待機の原因となっているエンキューを特定するには、次のようにします。
Oracle9i以上では、V$ENQUEUE_STATビューを次のように調べます。
SELECT eq_type "Lock", total_req# "Gets", total_wait# "Waits", cum_wait_time FROM V$enqueue_stat WHERE Total_wait# > 0 ;
Oracle8i以下では、X$KSQSTビューを次のように調べます。
SELECT ksqsttyp "Lock", ksqstget "Gets", ksqstwat "Waits" FROM X$KSQST where KSQSTWAT>0 ;
これらの問合せにより、ロック・タイプごとにシステム全体の待機数が得られます。長い待機が1つあるだけで平均待機時間の数値が変化することを忘れないでください。
次の検査もできます。
V$SESSTATビューでエンキュー待機の多いセッション
待機中またはブロック中のセッションを見つけるためのV$LOCKビューのサンプリング
DML文による表参照時のトランザクション実行中に各表ロックのTMが取得されます。これにより、dml_locksパラメータが0以外の値である場合のみ、トランザクションの実行中にオブジェクトは削除または変更されません。
TMロックは、次の条件で、ベース表またはパーティションの操作のために保持されます。
参照制約の有効化
DIASABLE NOVALIDATEからDISABLE VALIDATEへの制約の変更
IOTの再構築
ビューの作成またはビューの変更操作
表計算統計の分析または構造体の妥当性チェック
パラレルDML操作
表5-31 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''エンキュー: DML - 競合''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaEnqueueDMLTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaEnqueueDMLTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'enqueue: DML - contention' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
「データベース・ロック」ページを調べ、別のユーザーをブロックしているユーザーとその理由を確認し、適切な処理を決めます。
HWエンキューは、オブジェクトで最高水位標を超えた領域の割当てをシリアライズするために使用されます。
このロックは、セグメントの最高水位標を移動したときに取得されます。通常、挿入の多い期間がこれに相当します。
表5-32 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''エンキュー: HW、セグメント最高水位標 - 競合''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaEnqueueHWTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaEnqueueHWTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'enqueue: Segment High Water Mark - contention' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ローカル管理表領域を使用します。
バージョン・ディクショナリ管理表領域の場合は、次のようにします。
オブジェクトを再作成し、ALTER TABLE...ALLOCATE EXTENT文によりエクステントを事前に割り当てます。
最高水位標の移動に加えて、空きリスト数を増やすことも役立つ可能性があります。これは、空きリストの数によります。
Oracleで領域管理操作(ソートのための一時セグメントの割当てなど)の実行が必要な場合、ユーザー・セッションでは、STエンキューと呼ばれる特殊なエンキューが取得されます。
表5-33 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''エンキュー: ST、領域トランザクション - 競合''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaEnqueueSTTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaEnqueueSTTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'enqueue: Space Transaction - contention' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
一時表領域が、一時タイプの適切な一時表領域であることを確認します。
2人のユーザーが、同じ行を変更しようとしています。
これらのロックはTXタイプです。
表5-34 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''エンキュー: TM、TX、トランザクション - 行ロック競合''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaEnqueueRowLockTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaEnqueueRowLockTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'enqueue: Transaction - row lock contention' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
「データベース・ロック」ページを調べ、別のユーザーをブロックしているユーザーとその理由を確認し、適切な処理を決めます。
Oracleでは、各データ・ブロックの先頭にある関連トランザクション・リストとして知られる領域に、どの行がどのトランザクションによりロックされているかを記録します。1つのオブジェクト内のすべてのブロックにおけるITLスロット数は、INITRANS属性およびMAXTRANS属性により制御されます。INITRANSは、ブロックが最初に使用されたときに、ブロック内に当初作成されるスロットの数であるのに対し、MAXTRANSは、許可されるエントリ数に上限を設定します。ブロックを変更する各トランザクションでは、ブロック内のこのITLリストにスロットが1つ必要です。
表5-35 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''エンキュー: TXモード4、トランザクション - ITLエントリの割当て''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaEnqueueAllocITLTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaEnqueueAllocITLTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'enqueue: TX mode 4, Transaction - allocate ITL entry' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ITLスロット数を増やすには、表を再作成し、競合のあるオブジェクトのINITRANSパラメータを増やします。ALTER TABLE文を実行してINITRANSの値を増やすことで、ITLスロットを増やすことはできますが、これは新規ブロックに対してのみ効果があります。
このメトリックは、LOCK TABLEから派生したコマンドを明示的に実行するアプリケーションによって発生した問題を報告します。
表5-36 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''エンキュー: UL: ユーザー定義 - 競合''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaEnqueueUserDefTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaEnqueueUserDefTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'enqueue: User-defined - contention' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
これはアプリケーションの問題です。アプリケーション・コードがオブジェクトをロックしている場所とその理由を確認します。必要に応じて、適切なアプリケーションの変更を行います。
「ブロックしているセッション」ページを使用して、ロックの保持および待機を見つけます。
このイベントは、主にサーバー・プロセスで新規バッファをバッファ・キャッシュに読み取ろうとするものの、固定されているか使用済かで、再利用できないバッファが多すぎる場合に発生します。セッションはDBWRに通知し、DBWRが使用済バッファをディスクにすべて書き込むことにより、空きバッファを作成するまで待機します。
DBWRは、次の状況では、使用済バッファの書込みに対応できません。
I/Oシステムが低速である。
ラッチなど、空くまで待機しているリソースがある。
バッファ・キャッシュが小さすぎて、DBWRではサーバー・プロセスのためにバッファをきれいにすることにほとんどの時間を費やす。
バッファ・キャッシュが大きすぎるため、1つのDBWRプロセスでは、リクエストの対応に十分なだけキャッシュ内のバッファを解放できない。
表5-37 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''空きバッファ待機''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaFreeBufferWaitsTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaFreeBufferWaitsTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'free buffer waits' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
より多くの空きブロックを準備するには、バッファ・キャッシュを増やすことが簡単な解決策になる場合があります。これは多くの場合に効果がありますが、アプリケーションで一様な量の使用済ブロックが生成されている場合は、バッファ・キャッシュの増加は、問題を改善するか遅らせることはできても、解決にはなりません。
このイベントが頻繁に発生する場合は、DBWRに対するセッション待機を調べ、DBWRを遅らせる原因があるかどうかを確認します。
次の問合せを実行して、I/Oが均等に分散されているかどうかを調べます。
SELECT name, phyrds, phywrts FROM v$filestat a, v$datafile b WHERE a.file# = b.file#
また、次の問合せを使用して、全表スキャンが行われるファイルを探します。
SELECT name, phyrds, phyblkrd, phywrts FROM v$filestat a, v$datafile b WHERE a.file# = b.file# AND phyrds != phyblkrd
ラッチとは、Oracleでメモリー構造を保護するために使用される低レベルの内部ロックです。ラッチは、重要なコードを保護する、持続期間の短いロックに似ています。この待機は、プロセスが、現在ビジーである(別のプロセスが保持)ラッチが解放されるのを待っていることを示します。
ラッチ解放イベントは、サーバー・プロセスがラッチの取得を試み、最初の試行でラッチを取得できないときに更新されます。
表5-38 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ラッチ解放''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLatchFreeTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLatchFreeTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'latch free' event, or any other 'latch:' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
最も多くの競合の原因となっているラッチを特定します。
データベースの起動以降の問題のラッチを見つけるには、次の問合せを実行します。
SELECT n.name, l.sleeps FROM v$latch l, v$latchname n WHERE n.latch#=l.latch# and l.sleeps > 0 order by l.sleeps ;
現在データベースで問題となっているラッチを調べるには、次の問合せを実行します。
SELECT n.name, SUM(w.p3) Sleeps FROM V$SESSION_WAIT w, V$LATCHNAME n WHERE w.event = `latch free' AND w.p2 = n.latch# GROUP BY n.name;
最もスリープ数の多いラッチを基準にした処理を行います。
キャッシュ・バッファ・チェーン・ラッチは、バッファ・キャッシュ内のバッファ・リストを保護するために使用されます。これらのラッチは、バッファの検索、追加、またはバッファ・キャッシュからの削除を行う際に使用されます。
バッファ・キャッシュ内のブロックは、ハッシュ表から連なるリンクされたリスト(キャッシュ・バッファ・チェーン)に配置されています。ブロックが配置されるハッシュ・チェーンは、ブロックのDBAおよびCLASSに基づいています。各ハッシュ・チェーンは、単一の子ラッチにより保護されます。プロセスでは、リンクされたリストが変更されないようにバッファのハッシュ・チェーンをスキャンするため、関連するラッチを取得する必要があります。
このラッチでの競合は、通常、競合が多いブロック(ホット・ブロック)があることを意味します。
表5-39 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ラッチ: キャッシュ・バッファ・チェーン''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLatchCacheBufferChainsTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLatchCacheBufferChainsTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'latch: cache buffer chains' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
アクセス数の多いバッファ・チェーンと、そのために発生したブロックの競合を特定するには、V$LATCH_CHILDRENビューを使用してラッチ統計でキャッシュ・バッファ・チェーン・ラッチを調べます。他の子ラッチと比較したとき、はるかに多くのGETS、MISSESおよびSLEEPSを持つ、特定のキャッシュ・バッファ・チェーン子ラッチがある場合、子ラッチが競合しています。
このラッチには、ADDR列によって識別されるメモリー・アドレスがあります。
SELECT addr, sleeps FROM v$latch_children c, v$latchname n WHERE n.name='cache buffers chains' and c.latch#=n.latch# and sleeps > 100 ORDER BY sleeps /
このラッチにより保護されているブロックを特定するには、V$BHビューと結合されたADDR列の値を使用します。たとえば、競合の多いラッチのアドレス(V$LATCH_CHILDREN.ADDR)の場合、次の問合せにより、ファイルおよびブロックの番号を問い合せます。
SELECT file#, dbablk, class, state, TCH FROM X$BH WHERE HLADDR='address of latch';
X$BH.TCHは、バッファのタッチ数です。X$BH.TCHの高い値は、ホット・ブロックを示します。
多くのブロックは、各ラッチにより保護されています。これらのバッファの1つは、おそらくホット・ブロックになります。高いTCH値を持つブロックは、潜在的なホット・ブロックです。この問合せを何度も実行し、出力に常に表示されるブロックを特定します。
ホット・ブロックを特定したら、セグメントを特定するために、ファイル番号とブロック番号を使用して、DBA_EXTENTSを問い合せます。
複数のライブラリ・キャッシュ・ラッチがあります。各ラッチは、一連のハッシュ・バケットを保護し、そのラッチはすべてのヒープを保護します。
表5-40 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ラッチ: ライブラリ・キャッシュ''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLatchLibraryCacheTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLatchLibraryCacheTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'latch: library cache' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ライブラリ・キャッシュ・ラッチの競合は、過剰なリテラルSQLの解析が原因で発生することがあります。できるかぎり、共有可能なSQLを使用することをお薦めします。
セッションREDOバッファがParameter: log_small_entry_max_sizeより大きい場合、カーネルではまず、REDOコピー・ラッチにより保護されているREDOコピー・バッファを割り当てます。
バッファは、ログ・バッファ上に領域が割り当てられ、ヘッダーが設定されるまで、使用されません。ただし、割当てラッチ内のコードを減らし、さらなる競合を防ぐために、REDOコピー・ラッチが取得されます。
表5-41 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ラッチ: REDOコピー''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLatchRedoCopyTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLatchRedoCopyTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'latch: redo copy' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
REDOコピー・ラッチの数は、init.oraのParameter:log_simultaneous_copiesにより制御されます。このパラメータが設定されない場合は、CPUの数にデフォルト設定されます。
ログ生成プロセスの場合、ラッチの取得は即時モードで行われるため、フォアグラウンド・プロセスの競合を減らすのに十分なREDOコピー・ラッチを持つと便利です。
ログ・バッファを完全にフラッシュする前に、LGWRでは、待機モードですべてのREDOコピー・ラッチを取得します。したがって、過剰な数のコピー・ラッチは、ログ・バッファ・フラッシュ・プロセスで競合を引き起こします。
LWGR REDOコピー・ラッチ割当て数は、REDO書込み * REDOコピー・ラッチ数です。
このラッチは、共有プールからのメモリー割当てを保護します。
このラッチで競合がある場合、共有プールのフラグメンテーションを示すことがよくあります。
表5-42 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ラッチ: 共有プール''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLatchSharedPoolTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLatchSharedPoolTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'latch: shared pool' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
共有プール・ラッチ競合は、多くの場合、通常、SQL文でのリテラル値使用により生じるハード分析が多いことを示します。そうではなく、バインド変数が使用された場合には、これらの文は共有できます。
Oracleサーバー、リリース8.1.6より前では、共有プールのフラグメンテーションは、大きすぎる共有プールにより助長される場合がありました。共有プールのサイズを縮小すると、このラッチの競合は減少します。
Oracleサーバー、リリース8.1.6以上の場合、共有プール・ラッチ競合はほとんどありません。競合がある場合は、おそらくリテラルを使用するアプリケーションの症状です。考えられる1つの解決策は、init.oraのパラメータcursor_sharing=FORCEの使用です。
Oracleでは、データベース・オブジェクトをロードできるように、データベース・オブジェクトのロード・ロックを見つけようとします。ロード・ロックは常に「排他」モードで取得されるため、他のプロセスでは同じオブジェクトをロードできません。ロード・ロックがビジーである場合、セッションはロックが使用可能になるまで、このイベントで待機します。
表5-43 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ライブラリ・キャッシュ・ロード・ロック''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLibraryCacheLoadLockTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLibraryCacheLoadLockTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'library cache load lock' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ロード・ロックの解除を待つということは、より高いレベルのあるいは互換性のないモードのブロッカが存在することを意味します。このイベントそれ自体は、パラレル・サーバーの影響は受けません。しかし、こうなる前に、ライブラリ・キャッシュ・ロックを取得しておく必要があります。キャッシュ・ロックはDFSロックです。
ライブラリ・キャッシュ・ロックは、オブジェクト・ハンドルでロックを取得することにより、ライブラリ・キャッシュのクライアント間の並行処理を制御し、1つのクライアントが、他のクライアントによる同一オブジェクトへのアクセスを阻止したり、クライアントが長時間依存性を維持(他のクライアントはオブジェクトを変更できない)したりできます。このロックは、ライブラリ・キャッシュでオブジェクトを見つけるためにも取得されます。
ブロック状態は、2つのセッションが同じPL/SQLパッケージをコンパイルするとき、または1つのセッションで索引の再作成中に、別のセッションがその索引に依存するSQL文を実行しようとするときに発生する可能性があります。
表5-44 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ライブラリ・キャッシュ・ロック''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLibraryCacheLockTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLibraryCacheLockTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'library cache lock' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ロード・ロックの解除を待つということは、より高いレベルのあるいは互換性のないモードのブロッカが存在することを意味します。ロックは、インスタンス・ロックにマップされます。
次の問合せにより、リソースの待機者と保持者が、リソース保持者の待っているイベントとともに表示されます。
column h_wait format A20 SELECT s.sid, waiter.p1raw w_p1r, waiter.p2raw w_p2r, holder.event h_wait, holder.p1raw h_p1r, holder.p2raw h_p2r, count(s.sid) users_blocked, sql.hash_value FROM v$sql sql, v$session s, x$kgllk l, v$session_wait waiter, v$session_wait holder WHERE s.sql_hash_value = sql.hash_value and l.KGLLKADR=waiter.p2raw and s.saddr=l.kgllkuse and waiter.event like 'library cache lock' and holder.sid=s.sid GROUP BY s.sid, waiter.p1raw , waiter.p2raw , holder.event , holder.p1raw , holder.p2raw , s ql.hash_value ;
ライブラリ・キャッシュ・ピンは、ライブラリ・キャッシュの同時処理の管理に使用されます。オブジェクトを確保すると、メモリーにロードされるヒープが発生します(まだロードされていない場合)。PINSは、NULL、SHAREまたはEXCLUSIVEモードで取得でき、特殊な形式のロックのようなものと考えることができます。ライブラリ・キャッシュ・ピンに対する待機は、他のセッションが互換性のないモードでそのPINを保持していることを意味します。
表5-45 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ライブラリ・キャッシュ・ピン''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLibraryCachePinTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLibraryCachePinTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'library cache pin' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
これらの待機を減らすための処置は、どんなブロック化のシナリオが発生しているかによって、大きく異なります。一般的な問題のシナリオは、PL/SQLプロシージャからのDYNAMIC SQLの使用によるもので、PL/SQLコードが再コンパイルされ、DYNAMIC SQLでコール側のプロシージャに依存するものをコールします。
一般的な広範囲に及ぶ待機がある場合、共有プールはチューニングが必要である可能性があります。
ブロック化のシナリオがある場合、次の問合せに記述されている証拠を収集し、オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
次の問合せにより、待機者とPINを保持するセッションが、保持者が待っている待機イベントとともに表示されます。
column h_wait format A20 SELECT s.sid, waiter.p1raw w_p1r, holder.event h_wait, holder.p1raw h_p1r, holder.p2raw h_p2r, holder.p3raw h_p2r, count(s.sid) users_blocked, sql.hash_value FROM v$sql sql, v$session s, x$kglpn p, v$session_wait waiter, v$session_wait holder WHERE s.sql_hash_value = sql.hash_value and p.kglpnhdl=waiter.p1raw and s.saddr=p.kglpnuse and waiter.event like 'library cache pin' and holder.sid=s.sid GROUP BY s.sid, waiter.p1raw , holder.event , holder.p1raw , holder.p2raw , holder.p3raw , sql.hash_value ;
この待機イベントは、切捨て操作により発生する可能性があります。切捨て操作により、DBWRは領域ヘッダーをフラッシュするように通知されます。
表5-46 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ローカル書込み待機''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLocalWriteWaitTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLocalWriteWaitTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'local write wait' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
待機時間: 1秒までで、その後ループ・バックし、そのバッファがクリーンであることを確認します。
パラメータ:
P1: 絶対ファイル番号
P2: ブロック番号
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
データがLGWRで書き出すより速くログ・バッファに書き込まれているため、システムはログ・バッファ内の領域が空くまで待機しています。
表5-47 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
毎分 |
定義なし |
定義なし |
''ログ・バッファ領域''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLogBufferSpaceTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLogBufferSpaceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'log buffer space' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ログ・バッファが小さい場合は拡張するか、またはログ・ファイルをストライプ・ディスクなどの高速ディスクに移動することを検討します。
このメトリックは、切替え中のログがまだアーカイブされていないため、ログ切替えが発生するまでシステムが待機していることを報告します。
表5-48 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ログ・ファイル切替え(要アーカイブ)''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLogFileSwitchArchTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLogFileSwitchArchTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'log file switch (archiving needed)' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
アラート・ファイルを調べ、アーカイブ書込みの障害が原因で、アーカイブが停止していないことを確認します。アーカイブの速度を上げるには、より多くのアーカイブ・プロセスを追加するか、アーカイブ・ファイルをストライプ・ディスクに移動することを検討します。
アーカイバが遅い場合は、アーカイバの読取りとLFWRの書込みを必ず分けるようにして、アーカイバ・プロセスとLGWRとのI/O競合を防止するのが賢明です。これは、ログを交互のドライブに置くことでアーカイブされます。
このメトリックは、ログのチェックポイントが完了していないために、システムが次のログにラップできず、ログが切り替えられるまで待機していることを報告します。
表5-49 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ログ・ファイル切替え(チェックポイント完了)''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLogFileSwitchCkptTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLogFileSwitchCkptTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'log file switch (checkpoint complete)' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
REDOログのサイズを増やします。
チェックポイントを高速化するには、バッファ・キャッシュを小さくするか、Parameter:DB_BLOCK_CHECKPOINT_BATCHを増やすか、より多くのDBWRプロセスを追加することを検討します。init.oraのParameter:CHECKPOINT_PROCESSをTRUEに設定して、チェックポイント・プロセスを有効にすることもできます。
このメトリックは、現在のログが一杯になったことにより、LGWRが現在のログへの書込みを完了して新規ログを開く必要があるため、または他のログ・ファイル切替え要求のため、システムがログ切替えを待機していることを報告します。
表5-50 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ログ・ファイル切替え完了''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLogFileSwitchCompleteTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLogFileSwitchCompleteTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'log file switch completion' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ログ・ファイル切替え(チェックポイン未完了)イベントの場合は、次のようにします。
REDOログが少なすぎないか、または小さすぎないかを調べます。REDOログが少ないまたは小さく、DBWRがチェックポイントを完了できる前に、すべてのログを循環するのに十分なREDOがシステムにより作成される場合は、REDOログのサイズを大きくするか、数を増やします。これは多くの場合最も簡単な解決策ですが、リカバリの時間が増える可能性があります。
DBWRが、I/Oシステムがオーバーロードしているか、低速のために遅くなっているのかどうかを調べます。DBWR書込み回数を調べ、I/Oシステムをチェックし、必要に応じてI/Oを分散させます。
このメトリックは、ユーザー・セッションのコミット時(またはロールバック時)に、セッションREDO情報がREDOログ・ファイルにフラッシュ(書出し)される必要があることを報告します。ユーザー・セッションでは、LGWRに必要なすべてのREDOをログ・バッファからREDOログ・ファイルに書き込むように通知します。LGWRは、書込みを終了すると、ユーザー・セッションに通知します。ユーザー・セッションは、LGWRからすべてのREDO変更が安全にディスクに保管されたことの確認通知がくるのを待つ間、この待機イベントで待機します。
表5-51 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
毎分 |
定義なし |
定義なし |
''ログ・ファイル同期''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLogFileSyncTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLogFileSyncTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'log file sync' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ログ・ファイル同期での待機を減らすには、主に次の3つの方法があります。
ディスクに対するスループットが向上するようにLGWRをチューニングします。
REDOログをRAID 5に置かないでください。
ログ・ファイルを専用のディスクに置きます。
ログ・ファイルをストライプ・ディスクに置くことを検討します。
短期間のトランザクションが多数ある場合は、トランザクションを一緒にバッチ処理し、個別のコミット操作を少なくすることが可能かどうかを調べます。各コミットは、関連のREDOがディスク上にあることを確認する必要があります。コミットはOracleによりまとめることができますが、トランザクションのバッチ処理によりコミットの全体数を減らす方法が、非常に効果的である場合があります。
すべてのアクティビティが、NOLOGGINGまたはUNRECOVERABLEオプションで安全に実行されるかどうかを確認します。
alter system archive log change scnコマンドの一部として使用されます。Oracleは基本的に、アーカイブされるユーザー自身のスレッド以外の、オープン・スレッドからの現行ログを待っています。
表5-52 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''ログ切替え/アーカイブ''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaLogSwitchArchTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaLogSwitchArchTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'log switch/archive' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ユーザーの処理は不要です。
セッションは、パイプ送信タイマーが期限切れになるか、パイプで領域が使用可能になるまで待機しています。
表5-53 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''パイプ出力''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaPipePutTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaPipePutTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'pipe put' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
ユーザーはパイプで解放される領域に依存しているため、実際にはどのセッションにも依存していません。X$KGLOBを問い合せて、パイプ名を見つけることができます。役に立つアドレスがないため、SQLを使用する以外に、パイプ名を見つける方法は事実上ありません。
このメトリックは、cache idで指定したデータ・ディクショナリ・キャッシュのロックを待機するために使用されます。共有モード(Parallel Server)で実行している場合、このイベントで待機しているフォアグラウンドに対して行キャッシュ・ロックを取得するよう、LCK0に通知されます。LCK0プロセスでは、非同期的にロックを取得します。排他的モードで、フォアグラウンド・プロセスはロックの取得を試みます。
表5-54 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''行キャッシュ・ロック''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaRowCacheLockTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaRowCacheLockTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'row cache lock' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
このイベントが多数出現した場合は、より多くのデータ・ディクショナリをキャッシュできるように、共有プールを拡張することを検討します。
サーバーは、ブレークを送信するか、クライアントへのメッセージをリセットします。サーバーで実行中のセッションは、クライアントからの応答を待ちます。
これらの待機は、アプリケーションが次の操作を試みることで発生します。
クローズ状態のカーソルから選択
最後の行がすでにフェッチ済で、データが返されなくなってから、カーソル上で選択
存在しない表での選択
一意に索引付けされた表に重複する行を挿入
無効な構文で問合せを発行
このパラメータv$session_wait.p2の値が0の場合、クライアントにリセットが送信されたことを意味します。0以外の値は、クライアントにブレークが送信されたことを意味します。
表5-55 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''クライアントへのSQL*Netブレーク/リセット''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaNetResetToClientTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaNetResetToClientTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'SQL*Net break/reset to client' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
待機時間: 1秒までで、その後ループ・バックし、そのバッファがクリーンであることを確認します。
パラメータ:
P1: 絶対ファイル番号
P2: ブロック番号
ユーザーの処理
これらの待機が多い場合は、エラーを引き起こすアプリケーション・ロジックを特定し、これらの待機を減らします。Oracle9i以上を使用している場合は、v$sysstatの"parse count (failures)"を調べ、列または表が不明な箇所で、文が解析されていることを確認します。統計値"parse count (failures)"は、無効な構成のSQLを送信した場合には増えません。
エラーの根本的な原因を突き止める最も明快な方法は、待機の発生したユーザーに対してトレースを実行することです。それらのトレース・ファイルには、失敗して、ブレークまたはリセット待機を生成するSQL文が含まれます。
サーバーは、ブレークを送信するか、クライアントへのメッセージをリセットします。サーバーで実行中のセッションは、クライアントからの応答を待ちます。
これらの待機は、アプリケーションが次の操作を試みることで発生します。
クローズ状態のカーソルから選択
最後の行がすでにフェッチ済で、データが返されなくなってから、カーソル上で選択
存在しない表での選択
一意に索引付けされた表に重複する行を挿入
無効な構文で問合せを発行
このパラメータv$session_wait.p2の値が0の場合、クライアントにリセットが送信されたことを意味します。0以外の値は、クライアントにブレークが送信されたことを意味します。
表5-56 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''dblinkへのSQL*NETブレーク/リセット''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaNetResetToDblinkTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaNetResetToDblinkTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'SQL*Net break/reset to dblink' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
これらの待機が多い場合は、エラーを引き起こすアプリケーション・ロジックを特定し、これらの待機を減らします。Oracle9i以上を使用している場合は、v$sysstatの"parse count (failures)"を調べ、列または表が不明な箇所で、文が解析されていることを確認します。統計値"parse count (failures)"は、無効な構成のSQLを送信した場合には増えません。
シャドウ・プロセスは、クライアント・プロセスへの送信の確認を待機しています。
表5-57 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''クライアントへのSQL*Netメッセージ''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaNetMsgToClientTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaNetMsgToClientTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'SQL*Net message to client' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
このイベントは、ネットワーク待機時間の問題を示している可能性があります。
シャドウ・プロセスは、クライアント・プロセスへの送信の確認を待機しています。
表5-58 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''dblinkへのSQL*Netメッセージ''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaNetMsgToDblinkTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaNetMsgToDblinkTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'SQL*Net message to dblink' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
詳細は、この章の「アイドル・イベント」の項を参照してください。
ユーザーの処理
このイベントは、ネットワーク待機時間の問題を示している可能性があります。
シャドウ・プロセスは、最初のネットワーク・パッケージで、クライアント・プロセス(SQL*Plus、Pro*CおよびJDBCなど)からのコールの一部を受信し、コールが完了するために必要な残りのデータを待機します。大きなSQLまたはPL/SQLブロックや、大量のデータを持つ挿入文がその例です。
表5-59 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''クライアントからのSQL*Net追加データ''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaNetMoreFromClientTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaNetMoreFromClientTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'SQL*Net more data from client' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
詳細は、この章の「アイドル・イベント」の項を参照してください。
ユーザーの処理
このイベントにより、次のことが示される可能性があります。
ネットワーク待機時間の問題
tcp_no_delay構成の問題
大きな配列の挿入
ソフト解析、SQLおよびPL/SQLテキストの送信。ストアド・プロシージャおよびパッケージの使用が、この問題の軽減に役立ちます。
シャドウ・プロセスは、最初のネットワーク・パッケージで、クライアント・プロセス(SQL*Plus、Pro*CおよびJDBCなど)からのコールの一部を受信し、コールが完了するために必要な残りのデータを待機します。大きなSQLまたはPL/SQLブロックや、大量のデータを持つ挿入文がその例です。
表5-60 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''dblinkからのSQL*Net追加データ''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaNetMoreFromDblinkTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaNetMoreFromDblinkTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'SQL*Net more data from dblink' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
このイベントにより、次のことが示される可能性があります。
ネットワーク待機時間の問題
tcp_no_delay構成の問題
大きな配列の挿入
多数の列または幅の広い列データ
シャドウ・プロセスでは、データベース・コールを完了し、クライアント・プロセス(SQL*Plusなど)にデータを返します。送信データの量は、クライアントに対して1送信以上必要です。シャドウ・プロセスは、クライアントが最後の送信を受信するのを待機します。たとえば、大量のデータを返すSQL文で発生します。
表5-61 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''クライアントへのSQL*Net追加データ''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaNetMoreToClientTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaNetMoreToClientTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'SQL*Net more data to client' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
このイベントにより、次のことが示される可能性があります。
ネットワーク待機時間の問題
tcp_no_delay構成の問題
大きな配列の挿入
多数の列または幅の広い列データ
シャドウ・プロセスでは、データベース・コールを完了し、クライアント・プロセス(SQL*Plusなど)にデータを返します。送信データの量は、クライアントに対して1送信以上必要です。シャドウ・プロセスは、クライアントが最後の送信を受信するのを待機します。たとえば、大量のデータを返すSQL文で発生します。
表5-62 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''dblinkへのSQL*Net追加データ''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaNetMoreToDblinkTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaNetMoreToDblinkTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'SQL*Net more data to dblink' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
このイベントにより、次のことが示される可能性があります。
ネットワーク待機時間の問題
tcp_no_delay構成の問題
大きな配列の挿入
多数の列または幅の広い列データ
このメトリックは、インスタンス全体で、このサンプル期間中にリソースまたはオブジェクトの待機時間の割合を示します。
このテストでは、インスタンス全体で、このサンプル期間中にリソースまたはオブジェクトの待機時間の割合を調べます。待機時間(%)がしきい値引数により指定したしきい値以上で、発生数が発生数パラメータで指定した値を超えると、警告アラートまたはクリティカル・アラートが生成されます。
表5-63 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
待機により、データベース・サービス時間の%value%%が消費されます。 |
表5-64 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c |
毎分 |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
DeltaTotalWait / (DeltaTotalWait + DeltaCpuTime)
DeltaTotalWait: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for all wait events in v$system_eventの差
DeltaCpuTime: サンプル期間の終了時と開始時のselect value from v$sysstat where name='CPU used by this sessionの差
ユーザーの処理
待機時間の大部分の原因となっている待機イベントをさらに調べます。個々の待機イベントによって、データベース内の固有の問題が特定される可能性があります。個々の待機イベントに固有のドリルダウンにより、必要に応じて目的に合った診断が作成されます。
セッションは、バッファが書き込まれるまで待機しています。書込みは、正常なエイジングまたはクロス・インスタンス・コールにより生じます。
ユーザーが、DBWRの現行書込みバッチの一部であるブロックを変更しようとします。DBWRでは、書き込むバッファを取得すると、書込み中のマークを付けます。収集されたすべてのバッファが、ディスクに書き込まれます。書込み完了待機は、このフラグが設定されているときにバッファを要求したことを意味します。フラグは、各バッファが書き込まれると消去されます。
表5-65 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
''書込み完了待機''イベントでの待機により、サービス時間の%value%%が消費されます。 |
データ・ソース
データは、次の計算式を使用して導出されます。
(DeltaWriteCompleteWaitsTime/DeltaServiceTime)*100
DeltaWriteCompleteWaitsTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on the 'write complete waits' eventの差
DeltaServiceTime: サンプル期間の終了時と開始時のsum of time waited for sessions of foreground processes on events not in IdleEvents + sum of 'CPU used when call started' for sessions of foreground processesの差
ユーザーの処理
複数のDBWR、ASYNC_IOまたはバッファ・キャッシュのサイズ拡張(あるいはこれらすべて)が、待機を減らすのに役立つ場合があります。
このメトリック・カテゴリには、非アイドル状態の待機イベントで待機中のセッション数を示すメトリックが含まれます。高い待機レベルは、競合が多いことで生じます。
このメトリックは、サンプル時間での特定の待機イベントで待機しているセッションの数を示します。
表5-66 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|
8i、9i |
5分ごと |
定義なし |
定義なし |
%value%セッションがイベント%event%を待機しています。 |
複数のしきい値
このメトリックでは、待機イベント・オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの待機イベント・オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
待機イベント・オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
データ・ソース
各メトリック索引のデータ・ソースは、次の計算式です。
select count (1)
ユーザーの処理
Enterprise Managerのリアルタイムおよび履歴パフォーマンス監視機能を使用して、様々なタイプの待機アクティビティを評価します。
このメトリック・カテゴリには、待機クラス順の待機のメトリックが含まれます。
このメトリックは、データベースに対するコールを行い、I/Oやロック・リクエストなどのイベントが完了するまで待機している平均ユーザー数を示します。イベントで待機中のユーザー数が増加した場合、実行しているユーザーの増加、ワークロードの増加、または待機時間が長くなる(最大I/O容量に達したときや、I/O回数が増えたとき)のいずれかを示します。
表5-67 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | キー | 評価および収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c |
クラス: "Administrative" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
定義なし |
10g、11g、12c |
クラス: "Application" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
定義なし |
10g、11g、12c |
クラス: "Cluster" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
定義なし |
10g、11g、12c |
クラス: "Commit" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
定義なし |
10g、11g、12c |
クラス: "Concurrency" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Configuration" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Network" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Other" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Scheduler" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "System I/O" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "User I/O" |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
複数のしきい値
このメトリックでは、待機クラス・オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの待機クラス・オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
待機クラス・オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。
このメトリックは、データベース・コールがイベントの待機に要した時間の割合を示します。このメトリックには正しい値というものはありませんが、システムの動作における変化(待機に要したデータベース時間が50%から75%に増加など)を検出するために使用できます。(正しい値がないとは、任意のデータベースに適用できる単一の値がないという意味です。この値は、システムや、システムで実行されるアプリケーションに特有のものです。)
表5-68 メトリック・サマリー表
ターゲットのリリース | キー | サーバー評価頻度 | 収集頻度 | デフォルトの警告のしきい値 | デフォルトのクリティカルのしきい値 | アラート・テキスト |
---|---|---|---|---|---|---|
10g、11g、12c |
クラス: "Administrative" |
毎分 |
10分ごと |
30 |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Application" |
毎分 |
10分ごと |
30 |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Cluster" |
毎分 |
10分ごと |
50 |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Commit" |
毎分 |
10分ごと |
50 |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Concurrency" |
毎分 |
10分ごと |
30 |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Configuration" |
毎分 |
10分ごと |
30 |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Network" |
毎分 |
10分ごと |
30 |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Other" |
毎分 |
10分ごと |
30 |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "Scheduler" |
毎分 |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "System I/O" |
毎分 |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
10g、11g、12c |
クラス: "User I/O" |
毎分 |
10分ごと |
定義なし |
定義なし |
管理エージェントはアラート・テキストを生成します。脚注1 |
脚注1 Oracle Databaseプラグイン・リリース12.1.0.6以前のリリースの場合、Database Serverがこのアラート・テキストを生成します。
複数のしきい値
このメトリックでは、待機クラス・オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。
警告またはクリティカルのしきい値が、いずれかの待機クラス・オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。
待機クラス・オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。
ユーザーの処理
最新のAutomatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)レポートを表示します。より詳細な分析を行うには、データベースのホームページで「セントラル・アドバイザ」リンクからADDMを実行します。ADDMでは、待機イベントで費やされる時間の増加の原因がハイライト表示されます。