注意: この章は、2システム・アップグレード方式のみに適用されます。 |
Oracle Management Agent(管理エージェント)をEnterprise Manager Cloud Controlにスイッチオーバーした後、前のリリースの管理エージェントをアンインストールできます。管理エージェントを手動でアンインストールするかわりに、管理エージェントごとに発生データ移行プロセス(ADMP)を正規にサインオフし、アップグレード後のコンソールによって管理エージェントを自動的にアンインストールすることができます。
管理エージェントごとにADMPプロセスをサインオフするには、次の手順に従います。
Cloud Controlで、「設定」メニューから「アップグレード後のタスク」をクリックします。
アップグレード後のタスク・ページで、サインオフ・タブをクリックします。
このページで、次の処理が可能です。
ADMPプロセスのサインオフが処理済、未処理または処理中である管理エージェントを検索するには、次の手順を実行します。
(i) 「検索基準」リストから適切なオプションを選択します。
(ii) 「エージェント名」フィールドで、管理エージェントの名前を入力します。特定のサインオフ・ステータスをもつすべての管理エージェントを検索する場合、このフィールドは空白のままでかまいません。また、名前の一部を入力し、ワイルドカードを使用して同じ名前をもつ管理エージェントを検索することもできます。
(iii) 「検索」をクリックします。
注意: 管理エージェントに対して発生データ移行ジョブを実行していない場合は、その管理エージェントを検索してサインオフできません。検索条件を指定して検索しても、その管理エージェントは表示されません。 |
管理エージェントを選択し、管理エージェントごとにADMPプロセスを正規にサインオフするには、次の手順を実行します。
(i) 表内で、サインオフする管理エージェントを選択します。すべての管理エージェントを選択するには、「すべて選択」を選択します。
(ii) 「移行のサインオフ」をクリックします。
(iii) 選択した管理エージェントが実行されていたホストにアクセスするための資格証明を指定します。
(iv) 「OK」をクリックします。
注意: サインオフすると、選択した古い管理エージェントは自動的にアンインストールされ、削除されるため、リカバリする方法はありません。そのため、サインオフする前に、管理エージェントが正常にスイッチオーバーされて完全に機能していること、およびそれらのターゲットがEnterprise Manager Cloud Controlで正常に監視されていることを確認してください。 |
表の列の表示/非表示を切り替えるには、「表示」リストから適切なオプションを選択します。
画面から表をデタッチするには、「デタッチ」をクリックします。