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Oracle Solaris 11 システムのインストール Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
パート I Oracle Solaris 11 のインストールオプション
6. Oracle Solaris インスタンスの構成解除または再構成
Oracle Solaris 11 システムのインストール では、次のいずれかの方法を使用して Oracle Solaris オペレーティングシステム (OS) をインストールおよび構成する手順について説明します。
Oracle Solaris LiveCD インストーラ
Oracle Solaris 対話型テキストインストーラ
Oracle Solaris 自動インストーラ (AI) 機能
Oracle Solaris SCI ツールの対話型システム構成ツール
sysconfig(1M) コマンド行のシステム構成ツール
いずれの場合も、インストールを完了するには、ネットワーク上のパッケージリポジトリにアクセスできることが必要です。
このドキュメントは、Oracle Solaris 11 OS をインストールするシステム管理者を対象としています。
このドキュメントは、次に示すパートと章で構成されています。
パート I「Oracle Solaris 11 のインストールオプション」では、ユーザーのニーズにもっとも適した方法を選択するのに役立つ代替インストール方式について説明します。
パート II「インストールメディアを使用したインストール」:
パート III「インストールサーバーを使用したインストール」では、自動インストールとそれに関連するプロセスやツールについて説明します。
第 7 章複数のクライアントへの自動インストールでは、AI によって 1 つのネットワーク内の複数の SPARC および x86 クライアントシステムで手入力なしのインストールが実行される方法について説明します。
第 8 章インストールサーバーの設定では、クライアントインストールを管理するために個別のシステムを設定する方法について説明します。
第 9 章インストールのカスタマイズでは、クライアントの選択条件をさまざまなインストール手順やシステム構成手順に適用して、それぞれのクライアントシステムが異なる方法でインストールおよび構成されるようにする方法について説明します。
第 10 章クライアントシステムのプロビジョニングでは、各種クライアント用にカスタムのインストール手順を作成する方法について説明します。
第 11 章クライアントシステムの構成では、インストール後にクライアントシステムの構成に必要となる情報の指定方法について説明します。
第 12 章ゾーンのインストールと構成では、AI クライアントインストールの一環として非大域ゾーンのインストールと構成を指定する方法について説明します。
第 13 章初回ブート時のカスタムスクリプトの実行では、クライアントシステムの追加のインストールまたは構成を行うために初回ブート時に実行されるスクリプトの作成方法について説明します。
第 14 章AI クライアントシステムで使用するための Oracle Configuration Manager の設定では、Oracle Configuration Manager が AI クライアントインストールで機能するようにする方法について説明します。
第 15 章クライアントシステムのインストールでは、AI クライアントのシステム要件を提供し、各クライアントを適切なネットイメージやインストールおよび構成手順に関連付ける方法について説明します。
第 16 章自動インストールのトラブルシューティングでは、いくつかの考えられる障害とその回復方法について説明します。
『Oracle Solaris 11 インストールマニュアルページ』では、aimanifest(1M)、 distro_const(1M)、installadm(1M)、js2ai(1M)、ai_manifest(4)、および dc_manifest(4) のマニュアルページのコピーを提供しています。
『カスタム Oracle Solaris 11 インストールイメージの作成』では、Oracle Solaris ディストリビューションコンストラクタツールを使用してインストールイメージをカスタマイズする方法について説明します。
『Oracle Solaris 11 ブート環境の作成と管理』では、Oracle Solaris システムで複数のブート環境 (非大域ゾーンを含む) を管理する方法について説明します。
『Oracle Solaris の管理: 一般的なタスク』の第 6 章「サービスの管理 (概要)」では、Oracle Solaris サービス管理機構 (SMF) 機能について説明します。SMF プロファイルを使用して、システムを構成できます。
『Oracle Solaris 11 ソフトウェアパッケージの追加および更新』では、Oracle Solaris Image Packaging System (IPS) 機能および IPS パッケージの検索とインストール方法について説明しています。pkg(5) のマニュアルページでは、Image Packaging System について詳しく説明しています。pkg(1) のマニュアルページでは、IPS パッケージの検索、インストール、更新、確認の方法について詳しく説明しています。
『Oracle Solaris 11 パッケージリポジトリのコピーおよび作成』 では、Oracle IPS パッケージリポジトリのローカルコピーの作成方法、または独自のカスタムリポジトリの作成方法について説明しています。
Oracle Solaris 11 システムを管理する方法の詳細は、Oracle Solaris 11 システム管理ドキュメントを参照してください。
Internet Systems Consortium (ISC) の DHCP サーバーのダウンロードおよびドキュメントについては、isc.org Web サイトの DHCP セクションを参照してください。
『Oracle Solaris 10 JumpStart から Oracle Solaris 11 自動インストーラへの移行』では、JumpStart から AI に移行する際に役立つ情報を提供します。どちらも、Oracle Solaris の自動インストール機能です。
Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートを利用することができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info を参照してください。聴覚に障害をお持ちの場合は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs を参照してください。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P-1 表記上の規則
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Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX のデフォルトのシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例に示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なります。
C シェル
machine_name% command y|n [filename]
C シェルのスーパーユーザー
machine_name# command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$ command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェルのスーパーユーザー
# command y|n [filename]
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。