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Oracle Solaris 11 システムのインストール Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
パート I Oracle Solaris 11 のインストールオプション
6. Oracle Solaris インスタンスの構成解除または再構成
AI インストールサービスを作成すると、クライアントのプロビジョニング方法を指定したデフォルトの AI マニフェストが用意されます。AI マニフェストとは、オペレーティングシステムのインストール場所とインストールするソフトウェアパッケージを指定した XML ファイルです。ストライプ化、ミラー化、パーティション分割などのディスク構成を指定することもできます。AI マニフェストの XML 要素については、ai_manifest(4) のマニュアルページおよび AI マニフェストの例 install_service_image_path/auto_install/manifest/ai_manifest.xml を参照してください。
この章では、特定のクライアントのカスタム AI マニフェストを作成する方法について説明します。
カスタムの XML AI マニフェストファイルを作成します。この方法は、カスタムのプロビジョニングを必要とするシステムがほとんどない環境にもっとも適しています。インストールされるほとんどのシステムは同一または類似したハードウェアを備えており、同じようにプロビジョニングされます。
インストール時にクライアントごとに動的に AI マニフェストを作成するスクリプトを記述します。この方法は、インストール時に検出されるクライアント特性に基づいてクライアントごとにカスタムインストールを作成する場合に使用します。
任意のインストールサービスに XML マニフェストファイルと、マニフェストファイルを生成するためのスクリプトの両方を含めることができます。どのクライアントでも、静的な、またはスクリプトによって生成された AI マニフェストを 1 つしか使用しません。特定のクライアントがどのマニフェストまたはスクリプトを使用するかは、そのマニフェストまたはスクリプトをインストールサービスに追加するときに指定する条件によって決まります。クライアントがカスタムのマニフェストまたはスクリプトの使用条件に一致しない場合は、デフォルトのマニフェストが使用されます。サービス内の任意のマニフェストまたはスクリプトをそのサービスのデフォルトになるように指定できます。