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Oracle Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス) Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
パート II ネットワークファイルシステムへのアクセス (トピック)
6. ネットワークファイルシステムへのアクセス (リファレンス)
ダイアルアップリンクはもっともよく使用される PPP リンクです。この節では、次の内容について説明します。
ダイアルアップリンクの計画情報
第 17 章ダイアルアップ PPP リンクの設定 (手順)で使用されるリンク例の説明
通常は、マシンをダイアルアップ PPP リンク、ダイアルアウトマシン、またはダイアルインサーバーの一方の端に構成するだけです。ダイアルアップ PPP の概要については、「ダイアルアップ PPP の概要」を参照してください。
ダイアルアウトマシンを構成する前に、次の表に示されている情報を収集します。
注 - この節の計画情報には、認証や PPPoE について収集する情報は含まれていません。認証計画については、「リンクへの認証計画」を参照してください。PPPoE 計画については、「PPPoE トンネルを介した DSL サポートの計画」を参照してください。
表 16-2 ダイアルアウトマシンの情報
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ダイアルインサーバーを構成する前に、次の表に示されている情報を収集します。
注 - この節の計画情報には、認証や PPPoE について収集する情報は含まれていません。認証計画については、「リンクへの認証計画」を参照してください。PPPoE 計画については、「PPPoE トンネルを介した DSL サポートの計画」を参照してください。
表 16-3 ダイアルインサーバーの情報
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第 17 章ダイアルアップ PPP リンクの設定 (手順)で紹介する作業では、従業員に週に 2、3 日在宅勤務させるための小企業の要件を実行します。一部の従業員は、ホームマシンに Oracle Solaris OS が必要になります。また、社内イントラネット上にある作業マシンにリモートログインすることも必要になります。
作業では、次のような基本的なダイアルアップリンクを設定します。
ダイアルアウトマシンが、社内イントラネットを呼び出す従業員の自宅に存在する。
ダイアルインサーバーは、従業員からの着呼を受信するように構成された社内イントラネット上のマシンである。
UNIX スタイルのログインを使用して、ダイアルアウトマシンを認証する。Solaris PPP 4.0 の強力な認証方法は、この会社のセキュリティーポリシーには必要ない。
次の図は、第 17 章ダイアルアップ PPP リンクの設定 (手順)で設定されているリンクを示します。
図 16-1 ダイアルアップリンクの例
この図では、リモートホストが電話回線上のモデルを介して Big Company 社のイントラネットにダイアルアウトしています。もう 1 台のホストが Big Company 社にダイアルアウトするように構成されていますが、現在アクティブではありません。Big Company 社のダイアルインサーバーに接続されているモデムが、リモートユーザーからの呼び出しに順に応答しています。PPP 接続はピア間で確立しています。ダイアルアウトマシンは、イントラネット上のホストマシンにリモートログインできます。
次を参照してください。
ダイアルアウトマシンを設定する手順については、表 17-2 を参照してください。
ダイアルインマシンを設定する手順については、表 17-3 を参照してください。
ダイアルアップリンクの概要については、「ダイアルアップ PPP の概要」を参照してください。
PPP のファイルとコマンドの詳細については、「ファイルおよびコマンド行での PPP オプションの使用」を参照してください。