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Oracle Solaris Studio 12.3 の概要 Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
Oracle Solaris Studio 12.3 の概要
Oracle Solaris Studio ソフトウェアの概要
Oracle Solaris Studio での開発者ワークフロー
大量の計算を行うプログラムのための Sun Performance Library
er_print ユーティリティーでパフォーマンスデータを調べる
Oracle Solaris Studio コンパイラは、オペレーティングシステムのネイティブライブラリを利用します。Oracle Solaris オペレーティングシステムは、C 実行時ライブラリ libc や C++ 実行時ライブラリ libCrun を含む多数のシステムライブラリを備えており、これらは /usr/lib にインストールされています。intro(3) のマニュアルページでは、各ライブラリについて説明し、各ライブラリの詳細情報を示す追加のマニュアルページの参照先を示しています。このページを表示するには man intro.3 と入力します。
/usr/lib のライブラリのほとんどは C インタフェースを持っています。libc ライブラリおよび libm ライブラリは、デフォルトで cc および CC コンパイルシステムによってリンクされるため、明示的にリンクする必要はありません。その他の /usr/lib システムライブラリをリンクするには、コンパイラで適切な -l オプションを使用します。たとえば、libmalloc ライブラリをリンクするには、リンク時に cc および CC コマンド行で -lmalloc を指定します。
Fortran 実行時ライブラリは、オペレーティングシステムではなく Oracle Solaris Studio で提供されます。
Fortran プログラムでは、C インタフェースを持つ Oracle Solaris の /usr/lib ライブラリも使用できます。C-Fortran インタフェースの詳細は、『Fortran プログラミングガイド』を参照してください。
ライブラリのリンクについての詳細は、Oracle Solaris ドキュメントの『リンカーとライブラリ』を参照してください。