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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer Plusユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
E51907-01
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「パラメータ」ダイアログ

このダイアログを使用して、パラメータを作成するワークシート・アイテムを選択できます。これによって、選択したワークシートでエンド・ユーザーにパラメータ値の入力を要求できます。たとえば、アクティブな「City」パラメータを持つワークシートへのリンクを作成する場合は、かわりに「Region」パラメータを有効にします。この場合、エンド・ユーザーは、リンクを選択すると「City」ではなく「Region」に対して入力を要求されます。

また、リンクを使用して2つのワークシートを接続するとき、表示されるワークシートを調整するために使用するデフォルトのパラメータ値を変更できます。たとえば、リンクを使用して「Month」アイテムのパラメータを含む「Sales」ワークシートを表示する場合、デフォルトの月を「January」から「February」に変更できます。

注意: 「パラメータ」フィールドに選択可能な値をすべて入力すると、エンド・ユーザーは、リンクを使用したときにパラメータ値の指定を要求されません。たとえば、月のパラメータを持つワークシートを表示するリンクを作成し、「パラメータ」フィールドに12か月すべてを指定した場合、エンド・ユーザーは月の指定を要求されず、すべての月のデータが表示されます。

また、各ワークシート・セルの値に応じて異なるデータが表示される動的なリンクを作成できます。たとえば、「Year」というワークシート・アイテム上のリンクをクリックすると、特定の年の販売情報が表示されます。ワークシート・セルの値は、ワークシート・パラメータを使用してターゲット・ワークシートに渡されます。詳細は「Discovererワークシートへのドリル・リンクの作成方法」を参照してください。

詳細は、次の項目を参照してください。

「ユーザー定義のドリル・リンク」

「Discovererワークシートにおけるドリルの概要」

「パラメータの概要」

パラメータ

このフィールドを使用して、次のいずれかの方法で、ターゲット・ワークシートに渡すデフォルトのパラメータ値を変更できます。

<下矢印ボタン>

このボタンをクリックすると、ターゲット・ワークシートに渡すことができる値を持つワークシート・アイテムのリストが表示され、ワークシート・アイテムを選択できます。

たとえば、「Year」というワークシート・アイテムに、年のアクティブなパラメータを持つターゲット・ワークシートへのリンクを作成する場合は、ドロップダウン・リストから「Year」を選択します。各セルの値(2005、2006など)がパラメータ値としてターゲット・ワークシートに渡され、そのパラメータ値を使用してワークシート・データがフィルタ処理されます。つまり、ワークシート値「2005」でリンクを選択すると、2005年のデータにフィルタ処理されたワークシートが表示されます。また、ワークシート値「2006」でリンクを選択すると、2006年のデータにフィルタ処理されたワークシートが表示されます。

説明

この読取り専用フィールドには現行のパラメータの説明が表示され、パラメータを使用する際のヒントなどの追加情報が含まれます。