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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal開発者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.6.0)
B72084-01
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3 開発環境の準備

この章では、開発環境を設定するために実行する必要があるタスクについて説明します。


ヒント:

開始したばかりの場合は、まず、第1.1項「WebCenter Portal開発者向けFAQ」を参照することをお薦めします。


この章の内容は、次のとおりです。

3.1 Oracle JDeveloperのインストール

Oracle JDeveloperは、WebCenter Portal: Frameworkアプリケーションの開発のために、統合された開発環境を提供します。Oracle JDeveloperの取得およびインストールの詳細は、次に示すOTNのOracle JDeveloperに関するページを参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/jdev/overview/index.html

3.2 WebCenter PortalのOracle JDeveloper用拡張機能のインストール

Frameworkアプリケーションの開発を開始する前に、WebCenter PortalのOracle JDeveloper用拡張機能をインストールする必要があります。WebCenter Portalの拡張機能は、JDeveloper Studio EditionにWebCenter機能の完全セットを提供するJDeveloperのアドインです。

WebCenter Portalの拡張機能をインストールする手順は次のとおりです。

  1. Oracle JDeveloperを起動します。

  2. 「デフォルトのロールの選択」ダイアログが表示される場合は、「デフォルトのロール」を選択してすべてのテクノロジを有効にし、「OK」をクリックします。

  3. 以前のバージョンから設定を移行するかどうかを尋ねるダイアログが開く場合は、「いいえ」をクリックします。

  4. 「ヘルプ」メニューから「更新のチェック」を選択します。

  5. 更新のチェック・ウィザードの「ようこそ」ページで、「次へ」をクリックします。

  6. 「ソース」ページの「更新センターの検索」で、WebCenter Portalの拡張機能を検索して選択し、「終了」をクリックします。

  7. 要求されたら、JDeveloperを再起動します。

これでJDeveloperは、WebCenter Portal: Frameworkアプリケーションおよびポートレット・プロデューサ・アプリケーションを作成するように構成されます。

Oracle WebCenter Portal: Frameworkの取得およびインストールの詳細は、次に示すOTNのOracle WebCenter Portalに関するページを参照してください。

http://webcenter.oracle.com

3.3 ユーザー・ホーム・ディレクトリ環境変数の設定

JDeveloperで参照するユーザー・ホーム・ディレクトリの環境変数を設定することを強くお薦めします。この変数を設定することで、状況次第で発生することが確認されている、長いパス名のエラーを受け取らずに済みます。

この変数の、Windows、Linux、UNIXおよびMac OS Xオペレーティング・システムでの設定の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle JDeveloperインストレーション・ガイド』のユーザー・ホーム・ディレクトリの設定に関する項を参照してください。

3.4 統合WebLogic Serverの使用

Oracle WebCenter Portal: Frameworkのインストールでは、JDeveloperの統合WebLogic Server (WLS)のドメインを再構成して、追加のライブラリといくつかの構築済ポートレットを含めます。この項では、統合WLSについて、その起動方法と停止方法も含めて説明します。また、統合WLSに用意されている事前構成ポートレット・プロデューサと事前構築ポートレットの一部についても説明します。この項の内容は、次のとおりです。

3.4.1 統合WLSの起動方法と停止方法

統合WLSを起動するためのオプションは、Oracle JDeveloperの「実行」メニューで使用できます。

  • 統合WLSをデバッグ・モードで起動するには、「実行」メニューで「サーバー・インスタンスのデバッグ」を選択します。

    サービスをデバッグ・モードで実行すると、サービスのデバッグに役立ちます。

  • 統合WLSを標準モードで起動するには、「実行」メニューで「サーバー・インスタンスの起動」を選択します。

統合WLSが実行中かどうかを判断したり、停止する方法はいくつかあります。

  • 実行中のサーバーおよびデプロイされたアプリケーションがある場合は、「終了」メニューにそのリストが表示されます(図3-1)。サーバーを停止(またはアプリケーションをアンデプロイ)するには、このメニューでそのサーバーを選択します。

    図3-1 「終了」メニューでの実行されているものの表示

    図3-1の説明が続きます
    「図3-1 「終了」メニューでの実行されているものの表示」の説明

  • 「実行」メニューで「終了」を選択し、停止するサーバーを選択します。

  • ブラウザから統合WLSのコンソールにアクセスします。

    http://localhost:7101/console
    

注意:

WebLogic Serverはアクセスできない状態になることがあります(シャットダウンが正常終了する前に、ユーザーがWebLogic Serverの再起動を試みた場合など)。この場合は、Javaプロセスを手動でシャットダウンまたは停止してください。


3.4.2 統合WLSに関する必要な知識

統合WebLogic Server (統合WLS)は事前構成済のWebLogic Serverであり、完全なJava 2 Enterprise Edition (Java EE) 1.4準拠の環境が提供されます。これはすべてJavaで記述されており、標準Java Development Kit (JDK)のJava仮想マシン(JVM)で実行されます。WebLogic Serverは、オペレーティング・システムに用意されている標準JDKでも、Oracle JDeveloperに用意されているJDKでも実行できます。

統合WLSは、Oracle JDeveloperからアプリケーション・サーバー接続を確立することで、Frameworkアプリケーションのデプロイをローカル・コンピュータ上で事前テストするためのプラットフォームとして使用できます。統合WLSでアプリケーションを実行すると、実際にそのアプリケーションは、アプリケーション・サーバーのWebLogic Serverインスタンスにデプロイしているようにデプロイされます。統合WLSの詳細は、第70.3項「WebLogic管理対象サーバーへのFrameworkアプリケーションのデプロイ」を参照してください。


注意:

次の場所にあるsetDomainEnv.shスクリプトで、Java仮想マシン(JVM)の設定を、統合WLSで実行するFrameworkアプリケーション用に指定できます。

JDEV_SYSTEM_DIRECTORY/DefaultDomain/bin/

デフォルトのメモリー値は、次のとおりです。

-Xmx512m -XX:PermSize=128m -XX:MaxPermSize=512m

JDEV_SYSTEM_DIRECTORYを作成または参照する場合、Windowsプラットフォームでは、WebCenterのドメイン名に空白を含めたり、パスに空白が含まれるフォルダ内にドメインを作成することはできないことに注意してください。また、Oracle JDeveloperのシステム・ディレクトリへのパスに空白があると、Frameworkアプリケーションのページはレンダリングされません。したがって、DOMAIN_HOMEパスおよびJDEV_SYSTEM_DIRECTORYパスには、空白を含めないでください。


3.4.3 WebCenter事前構成サーバーのReadmeファイル

WebCenter事前構成サーバーのReadmeファイルには、統合WLSの使用方法に関する有用な情報が含まれています。また、事前構成ポートレット・プロデューサへのリンクも含まれています。Oracle JDeveloperの「ヘルプ」メニューで「WebCenter事前構成サーバーのReadme」を選択すると、事前構成サーバーのReadmeファイルにアクセスできます。

3.4.4 事前構成ポートレット・プロデューサに関する必要な知識

WebCenter Preconfigured Serverには、すぐに使用できる各種のポートレットが用意されています。このポートレットは、アプリケーション・ページに追加できます。デフォルトのサーバーに含まれているプロデューサをFrameworkアプリケーションに登録し、プロデューサのポートレットをOracle JDeveloperの「アプリケーション・リソース」パネルから選択するだけで使用できます。

この項では、事前構成プロデューサと、これらのプロデューサで提供されるポートレットの一部について簡単に説明します。この項の内容は、次のとおりです。

ポートレット・プロデューサの登録の詳細は、第64.2項「WebCenter Portal: Frameworkアプリケーションへのポートレット・プロデューサの登録」を参照してください。ページへのポートレットの追加の詳細は、第64.3項「ページへのポートレットの追加」を参照してください。

3.4.4.1 OmniPortletおよびWebクリッピング

統合WLSには、実行時に設計のOmniPortletとWeb Clippingポートレットへのアクセスを提供する、PortalToolsが含まれています。「実行時に設計」とは、ポートレットがアプリケーション・ページ上に配置されてページが実行された後で、ユーザーがポートレット・コンテンツを定義するという意味です。この概念は、第58.2.6項「ポートレット作成スタイル」に詳しく記載されています。

OmniPortletおよびWebクリッピング・ポートレット・プロデューサにアクセスする手順は次のとおりです。

  1. 統合WLSを起動します(第3.4.1項を参照)。

  2. 「ヘルプ」メニューから「WebCenter事前構成サーバーのReadme」を選択します。

  3. Readmeファイルで、見出し「Preconfigured Portlet Producers」に移動し、「PortalTools Portlet Producers」の下の「PortalTools Welcome Page」リンクをクリックします。

    これによってPortalToolsの「ようこそ」ページが開きます。

  4. PortalToolsの「ようこそ」ページで、「Webクリッピング・プロデューサ」リンク、「OmniPortletプロデューサ」リンクまたは「サンプル・ポートレット・プロデューサ」リンクをコピーし、これをOracle PDK-Javaポートレット・プロデューサの登録ウィザードでプロデューサURLとして使用します。


    注意:

    ポートレット・プロデューサの登録の詳細は、第64.2項「WebCenter Portal: Frameworkアプリケーションへのポートレット・プロデューサの登録」を参照してください。


プロデューサを登録すると、そのポートレットがOracle JDeveloperの「アプリケーション・リソース」パネルで使用可能になります。「アプリケーション・リソース」パネルの「接続」ノードで、プロデューサ名を選択してそのポートレットをリスト表示し、Frameworkアプリケーション・ページにポートレットをドラッグします。(ページへのポートレットの追加の詳細は、第64.3項「ページへのポートレットの追加」を参照してください。)

PortalToolsの「ようこそ」ページには、3つのプロデューサのプロデューサURLが含まれています。

  • Webクリッピング・プロデューサには、Webクリッピング・ポートレットが用意されています。これは、他のWebソースからのコンテンツの動的再利用を可能にするブラウザ・ベースの宣言型ツールです。ソースに変更があると、Webクリッピング・ポートレットのコンテンツも変更されます。Webクリッピング・ポートレットでは、Webブラウザを使用して目的のコンテンツを含むWebページに移動します。ポートレットからアクセスするWebクリッピング・スタジオを使用して、ターゲット・ページのビジュアル・レンダリングをドリルダウンし、目的のコンテンツを選択します。Webクリッピング・ポートレットの詳細は、第66章「Webクリッピングを使用したコンテンツ・ベースのポートレットの作成」を参照してください。

  • OmniPortletプロデューサにはOmniPortletが用意されています。これは、XMLファイル、特定文字で値を区切ったファイル(スプレッドシートなど)、Webサービス、データベース、Webページ、SAPデータソースなどの様々なデータソースに対するポートレットの構築を可能にする宣言型のポートレット作成ツールです。OmniPortletのユーザーは、データに対して事前に作成されたレイアウトを選択することもできます。事前作成レイアウトには、表形式、ニュース、箇条書き、フォーム、チャート、HTMLがあります。OmniPortletの詳細は、第65章「OmniPortletを使用したポートレットの作成」を参照してください。

  • サンプル・ポートレット・プロデューサは、OmniPortletの機能を例証する際に有用です。サンプル・プロデューサはデモ用のため、実際のポートレット・インスタンスの作成には使用しないでください。

3.4.4.2 WSRPのサンプル・ポートレット・プロデューサおよびポートレット

統合WLSには、アプリケーションで使用できるサンプルのWSRPポートレット・プロデューサとポートレットが含まれています。WSRPポートレット・プロデューサの詳細は、第58.2.3.2項「WSRPプロデューサ」を参照してください。


注意:

次のEARファイルに、サンプル・ポートレット用のソース・コードがあります。

JDEV_HOME/jdeveloper/webcenter/modules/oracle.portlet.server_11.1.1/wsrp-samples.ear

JDEV_HOMEは、マシンにJDeveloperをインストールした場所です。


WSRPサンプル・ポートレット・プロデューサにアクセスする手順は次のとおりです。

  1. 統合WLSを起動します(第3.4.1項を参照)。

  2. 「ヘルプ」メニューから「WebCenter事前構成サーバーのReadme」を選択します。

  3. Readmeファイルで、「Preconfigured Portlet Producers」という見出しに移動し、「WSRP Portlet Producers」の下の「WSRP Tools Portlet Producer」または「Sample Portlet Producer」のリンクをクリックします。

    これらのリンクでは、異なるWSRPプロデューサ・テスト・ページが開きます。一方のページにはパラメータ・フォーム・ポートレットとパラメータ表示ポートレットがあり、もう一方はサンプル・ポートレットの各種WSRPプロデューサ用のページです。

  4. WSRP v1 WSDLまたはWSRP v2 WSDLの、いずれかのWSRPプロデューサのWeb Services Description Language (WSDL) URLをコピーします。

    WSRPプロデューサの登録ウィザードで、コピーしたリンクをプロデューサURLとして使用します。


    注意:

    ポートレット・プロデューサの登録の詳細は、第64.2項「WebCenter Portal: Frameworkアプリケーションへのポートレット・プロデューサの登録」を参照してください。


ポートレット・プロデューサ接続の登録先に応じて、そのポートレットは「アプリケーション・リソース」または「リソース・パレット」に表示されます。ここから、各種ポートレットをFrameworkアプリケーション・ページにドラッグ・アンド・ドロップできます。

3.4.4.3 PDK-Javaのサンプル・ポートレット・プロデューサおよびポートレット

統合WLSには、アプリケーションで使用できるサンプルのPDK-Javaポートレット・プロデューサとポートレットが含まれています。PDK-Javaポートレットで使用できる機能のタイプは、PDK-Javaサンプル・ポートレットを使用して確認できます。

PDK-Javaサンプル・ポートレット・プロデューサにアクセスする手順は次のとおりです。

  1. 統合WLSを起動します(第3.4.1項を参照)。

  2. 「ヘルプ」メニューから「WebCenter事前構成サーバーのReadme」を選択します。

  3. Readmeファイルで、「Preconfigured Portlet Producers」という見出しに移動し、「PDK-Java Portlet producers」の下の「PDK-Java Sample Producer」または「PDK-Java Struts Sample Producer」リンクの場所をコピーします。

    Oracle PDK-Javaポートレット・プロデューサの登録ウィザードで、コピーしたリンクをプロデューサURLとして使用します。


    注意:

    ポートレット・プロデューサの登録の詳細は、第64.2項「WebCenter Portal: Frameworkアプリケーションへのポートレット・プロデューサの登録」を参照してください。


ポートレット・プロデューサ接続の登録先に応じて、そのポートレットは「アプリケーション・リソース」または「リソース・パレット」に表示されます。ここから、各種ポートレットをFrameworkアプリケーション・ページにドラッグ・アンド・ドロップできます。

3.5 データベース・スキーマのインストール

特定のOracle WebCenter Portalコンポーネントを使用するには、スキーマがサポート対象データベースにインストールされている必要があります。この項では、Oracle、SQL Server、およびDB2データベースに対するスキーマのインストールについて説明します。

WebCenterがサポートしているデータベースの詳細は、OTNのドキュメント、Oracle Fusion Middlewareのサポート対象システムの構成を参照してください。

表3-1は、WebCenterで使用するスキーマと、スキーマのインストール方法のリストです。すべてのスキーマに対して、リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用する方法をお薦めします。ただし、WebCenter Portalのスキーマには、後述するSQLスクリプトを使用したインストール・オプションがあります。

表3-1 データベース・スキーマのサマリー

スキーマ 説明 インストール方法

WebCenter

タグ、リンク、リスト、投票およびピープル・コネクションのサービスを使用するには、データベースにWebCenter Portalのスキーマがインストールされている必要があります。

  • RCU (推奨)

  • SQLスクリプト(Oracleデータベースのみ。詳細は下記を参照。)

ポートレット

ポートレット・プロデューサでのカスタマイズ内容の格納用。

RCUのみ

アクティビティ

アクティビティ・グラフおよび分析製品用。

RCUのみ

ディスカッション/WebCenter Portalディスカッション・クローラ

ディスカッションおよびお知らせサービスのバックエンドとして使用します。

RCUのみ


3.5.1 RCUを使用したスキーマのインストール

WebCenterのデータベース・スキーマは、すべてRCUを使用してインストールすることをお薦めします。詳細は、Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティ・ユーザー・ガイドのスキーマの作成に関する項を参照してください。

3.5.2 SQLスクリプトを使用したWebCenter Portalのスキーマのインストール

タグ、リンクおよびピープル・コネクションのサービスを使用するには、データベースにWebCenter Portalのスキーマがインストールされている必要があります。これは、前の手順で使用した組込みSQLワークシート・ユーティリティを使用して実行できます。

WebCenter Portalスキーマをインストールする手順は次のとおりです。

  1. 「ツール」メニューから「SQLワークシート」を選択します。

  2. 「接続の選択」ダイアログで鉛筆のアイコンをクリックして接続を編集します。

  3. 管理者(たとえばSYS)のユーザー名とパスワードを使用するように接続を変更して(SYSDBAロールを使用)、「OK」をクリックします。

  4. 「OK」をクリックして「接続の選択」ダイアログを閉じます。

  5. 「ツール」メニューから「SQLワークシート」を選択します。

  6. 「SQLワークシート」パネルで次のSQL文を入力します。

    @@JDEV_HOME/jdeveloper/jdev/extensions/oracle.webcenter.install/sql/oracle/wc_schema.sql
    

    JDEV_HOMEは、マシンにJDeveloperをインストールした場所です。

  7. 「文を実行」アイコンをクリックするか、[F9]を押してスクリプトを実行します。

  8. プロンプトから、スキーマの名前としてwebcenterを入力し、パスワードにwelcome1などを入力します。スキーマの名前は、必ずwebcenterにします。

  9. 「デフォルト表領域」と「一時表領域」の入力を求められた場合は、デフォルト値のusersおよびtempを再入力してこれらを受け入れます。

3.6 SharePoint用Oracle WebCenterアダプタのインストール

第27.2.3項「SharePoint用Oracle WebCenterアダプタに基づいてコンテンツ・リポジトリ接続を作成する方法」で説明するように、SharePoint用Oracle WebCenter Portalアダプタを構成する前に、これをJDeveloperにインストールする必要があります。

アダプタのファイルはOracle WebCenter PortalコンパニオンDVDに収録されているofm_wc_generic_jcr_sharepoint_adapter_11.1.1.4.0.zipファイルの中にあります。このZIPファイルを一時的な場所に抽出すると、TEMP_LOCATION/WebCenter/services/content/adaptersディレクトリ内にアダプタのファイルが見つかります。

アダプタをインストールする手順は次のとおりです。

  1. Oracle JDeveloperを起動します(まだ起動していない場合)。

  2. 「ヘルプ」メニューから「更新のチェック」を選択します。

  3. 更新のチェック・ウィザードの「ようこそ」ページで、「次へ」をクリックします。

  4. 「ソース」ページで、「ローカル・ファイルからインストール」を選択し、TEMP_LOCATION/WebCenter/services/content/adaptersディレクトリからoracle.webcenter.content.jcr.sharepoint.earを選択します。これは、Oracle WebCenter PortalのコンパニオンDVDからofm_wc_generic_jcr_sharepoint_adapter_11.1.1.4.0.zipファイルの内容を抽出した一時ディレクトリです。

  5. 「終了」をクリックします。要求されたら、JDeveloperを再起動します。